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ワインで巡る世界ツアー ポルトガル編は芳醇な“マディラワイン”から [NHK文化センター青山教室]

2018年の新たな試み、それは世界のワイン探求
~もっと身近にマディラワインを~


快調なシャンパン講座に加え、今年から〝ワインで巡る世界ツアー〟と題した単発講座を2~3ヶ月に1回のペースで開催いたします。話題性を盛り込みながら、毎回数種類をテイスティングしていきます。初回は日本でも人気上昇中のポルトガルにフォーカス、皆さまをマディラ島にお誘いします。

世界三大アルコール強化ワインといえば、スペインのシェリー、ポルトガルのポート、そして“大西洋の真珠”と称されるポルトガル領マデイラ島で造られるマディラです。



講座前半でポルトガル&マディラワインについての基礎知識、後半のテイスティングでは芳醇な2アイテムと主要白ぶどう4種類(セルシアル、ヴェルデーニョ、ブアル、マルヴァジア)の各10年熟成タイプを利き比べながら、その奥深さを体感していただきます。
当日は、マディラのスペシャリスト、ゲストナビゲーターの輸入元木下インターナショナル(株)マーケティング本部の館農俊則次長がマディラ島およびワインの魅力を十分に披露してくださいますので、皆様には十分にご満足いただけるはずです。普段、味わう機会の少ないマディラを存分にお楽しみくださいませ。

日時:3月7日(水) 19時~21時
定員:20名
会員/受講料:4,492円、教材費:2,700円(税込)
一般 (入会不要) /受講料:5,173円、教材費:2,700円(税込)
詳細はNHK文化センター青山校のサイトで
>>> https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1144840.html

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初来日したノエリア・オーツが語るチリ最大の有機栽培ワイナリー『エミリアーナ・ヴィンヤーズ』 [チリ・アルゼンチン2017]

コンチャ・イ・トロを経営するギリサスティ家が設立した『エミリアーナ・ヴィンヤーズ』
昨年9月、4年ぶりにチリで再会したエミリアーナ・ヴィンヤーズ(以後エミリアーナ)のワインメーカーノエリア・オーツさん! 
訪問時、「秋に日本に行きます」と言っていたので、来日を楽しみにしていました。



スペイン出身のノエリアさんはヴァレンシア・ポリテクニック大学で栽培と醸造学の学位を取得。チリとのかかわりは2009年。収穫期のチリを訪れて、チリワインに魅了され、チリ大学大学院で栽培と醸造の修士学位を取得、2011年にエミリアーナに入社、現在、ビオディナミ農法の先駆者として知られているアルバロ・エスピノーサ氏とともに、『シグノス・デ・オリヘン』、『コヤム』等のワイン醸造を担当しています。

日本初上陸のシグノス・デ・オリヘンを紹介

7~8年前から生産 しているアイテムで、日本では2017年の秋から輸入元ワイン・イン・スタイルが取り扱いをを開始(左から)
#1:シグノス・デ・オリヘン ラ・ヴィーニャ ホワイト・ブレンド2016
#2:同 ラ・ケブラーダ シラー2014
#3:同 ロス・ロブレス カルメネール2015
#4:同 ロス・モロス カベルネ・ソーヴィニヨン2015
#5:コヤム2013


エミリアーナのワイン造り
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ノエリアさんが「スパゲッティカントリー」と表現するように、チリは南北4300km、東西の幅が177㎞という縦長の国。北にアタカマ砂漠、南に南氷洋、東にアンデス山脈、西に太平洋があり、四方を囲まれています。<br>
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エミリアーナはコンチャ・イ・トロを経営するギリサスティ家が1986年に設立したワイナリーでホセ・ギリサスティ氏(2015年逝去)が担当していました。
ぶどう畑1049㌶は有機栽培、538㌶はビオディナミ農法、157㌶は有機栽培に移行中。ビオディナミ農法では世界最大(仏最大のビオディナミワイン生産者は南仏のドメーヌ・カズで200㌶)の有機ワイン生産者。チリで初めてDemeter( ドイツ・バイオダイナミック農法認証機関)認定マークを受けたワイナリーです。


ビオディナミ農法を取り入れたきっかけは
創設当初、ホセ・ギリサスティ氏が畑作業をして帰宅した日は、必ずと言って良いほど体調がすぐれず、その原因は農薬にあると感じていました。役員会で、氏は「ぶどう畑を有機栽培に転換すべき」と主張。1997年、自社畑の一部(35㌶)を実験的に有機栽培に移行することにして、ビオディナミ農法の権威であるアルバロ・エスピノーサ氏をコンサルタントに招聘、指導を仰ぎます。結果、フラッグシップワイン『コヤム』が誕生。ワインズ・オブ・チリアワードで『赤ワインブレンド部門』および『ベストワイン』に選ばれ、これを機にエミリアーナではオーガニックに転換することに決めます。


熟成に使用する容器について

木樽 フレンチオーク225L ■木樽 フードル2000L
アロマはより複雑に
緩やかな酸化、タンニンはまろやかに
卵型コンクリートタンク
コンクリートの素材はローマ時代から存在していた
形状はコート・デュ・ローヌ地方のミシェル・シャプティエ氏の提案。卵はイースター(復活祭)の象徴、すべての生命の始まり


黄金比率はギリシャ語のΦ(ファイ)で表される


自然界、アート等で散見できます

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9月の訪問で印象的だった形状
ビオディナミ農法を導入している『Lapostolle ラポストール』の醸造所



卵型タンクの内部は冷たく、コンクリート素材には小さな穴があるので、緩やかな酸化が進み、ニュートラルなので香りがつかない。内部は常に対流、いつも循環

■ステンレスタンク
ステンレスは白ワインだけに使用
ワイン自体何の変化もない


5アイテムのテイスティング
コヤムを生んだエミリアーナ・ヴィンヤーズは、この地に古代の時代から自生していたオークの木(Roble)に因み、自社畑に広がるワイナリーに『ロス・ロブレス』と命名。畑はコルチャグア・ヴァレー全体に連なる山脈の麓の斜面に位置しています。
ロス・ロブレスのぶどう畑は152㌶、標高265m、南向き(北半球の北向き)なので、ぶどうをゆっくり熟させることで、アロマ豊かで、酸とアルコールのバランスが取れたワインを造ることができます。
標高の高いエリアは崩積土の石が多いので、シラーやカベルネ・ソーヴィニヨンに適しており、中程度の標高のエリアは粘土質で、養分も多く、保水性も高いので、熟すのが遅いカルメネールに最適。
シグノス・デ・オリヘンのラベルには各ワインを象徴する〝マーク〟があしらわれていて、すべてIMO(スイス有機栽培認証機関)認定ぶどうを使用


#1:ラ・ヴィーニャ ホワイト・ブレンド2016 ヴァレ・カサブランカ
シャルドネ72%、ヴィオニエ12%、マルサンヌ10%、ルーサンヌ6%
マークは〝風〟。コヤムの白ヴァージョン(ブレンドタイプ)、カサブランカを表現するワイン。
アルコール発酵はステンレスタンクで行い、熟成はフレンチオーク62%、フードル15%、卵型タンク19%、ステンレス4%の各容器使用で4ヶ月、生産量2775ケース、小売価格3000円(税別)
白い花、洋梨、アプリコット、スパイス、ソルティな余韻、時間の経過で甘やかさが広がる魅力あるワイン

#2:ラ・ケブラーダ シラー2014 ヴァレ・カサブランカ
冷涼エリアで育つシラーで太陽を必要としているので、マークは〝太陽。シラー96%、ヴィオニエ4%(年によって変わる)、フレンチオークの発酵槽を使い、アルコール発酵前に6日間低温浸漬(8度)、その後、天然酵母で発酵。ワインはフレンチオーク43%、フードル38%、卵型タンク19%で13ヶ月熟成、生産量1058ケース、小売価格3000円(税別)
バイオレットカラー、オリーブ、生ハム、ハーブ、スパイス、アーシーなニュアンス、中盤から酸のインパクト


#3:ロス・モロス カルメネール2015 ヴァレ・デ・コルチャグア
マークは〝月〟、コルチャグア・ヴァレーは最初にビオディナミをスタートさせたエリアなので、ビオの象徴である月を使用。畑は南向き斜面(北半球では北向き)、カルメネール100%、ぶどう樹はマサルセレクション、すべて自根ぶどう、ドライファーミング(灌漑なし)。カルメネールはタンニンがソフトなので、卵型タンクを多用。フレンチオーク59%、卵型タンク41%で13ヶ月熟成、生産量925ケース、小売価格3000円(税別)。
色調はルビーバイオレット、ヨーグルト似の甘やかな香り(MLF由来)、プラム、ブルーベリー、ゆで小豆、ソフトな酸、まるいタンニン、親しみやすいワイン

#4:ロス・モロス カベルネ・ソーヴィニヨン2015 ヴァレ・デル・マイポ
マークは〝アース(土地、大地)〟、アンデス山脈からの強い風の影響を受けている畑、カベルネ・ソーヴィニヨン100%、フレンチオーク48%、卵型タンク28%、フードル24%で12ヶ月熟成、生産量1578ケース、小売価格3000円(税別)
ルビーレッド、ブラックベリー、甘草、シダ、鉛筆の芯、若干青っぽさ、こなれたタンニン、余韻にボリューム感


#5:コヤム2013
エミリアーナのフラッグシップワイン。生産量18263ケースのうち、95%が海外に輸出されていますが、チリでも良く売れているワイン。
ホセ・ギリサスティ氏とアルバロ・エスピノーサ氏は7種のぶどうをブレンド。理由は「テロワールの表現」、エスピノーサ氏はフランスで醸造を学んだので〝ブレンド〟が基本。醸造・熟成には新樽と使用樽、フレンチオーク85%、アメリカンオーク15%で13ヶ月熟成。小売価格3500円(税別)、デメター認証ワイン
深みのあるバイオレットカラー、黒系果実、ヨーグルト似の香り、黒胡椒、ミント、レザー、フレッシュな酸味、熟度のある果実味、力強い余韻


[晴れ]昨秋に訪問したチリ&アルゼンチンの現地リポートは、アップした記事に続けて今月からまた書き進めてまいります。
昨年は日本・チリ外交締結120周年でしたし、本年は日本・アルゼンチン外交締結120周年。両国の現地情報をお伝えできることはとても光栄なことだと思っております。何卒よろしくお願いいたします。

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Arrivé au Japon Leroy45ans  髙島屋&≪ルロワ≫提携45周年記念テイスティング [来日したワイン生産者&関係者]

髙島屋とルロワ社

髙島屋のイメージフラワーは薔薇、1952年に包装紙に初登場したのが1本の薔薇でした!

ブルゴーニュの至宝ルロワ

(C)髙島屋
1868年、フランス中部オクセー・デュレスに創設され、ブルゴーニュの至宝と称されるルロワ

髙島屋がルロワの輸入・販売を開始したのは1972年。その16年後(1988年)には資本提携し、両社のつながりはより強固になりました。そして、昨年(2017年)11月21日、ルロワ日本登場45周年を記念した特別テイスティングセミナーが行われました。


赤いエチケット・ホルダーは2012年の40周年記念テイスティングの為に、マダム・ラルー・ビーズ・ルロワが用意してくださったもので、中には同日供出されたワインのラベルが入っています。この時はVTごとにマダムからのメッセージがあったので、お立ち寄りいただけると嬉しいです。


45周年はマダム厳選の12本
 
(左から)2007年から10年毎に遡ったVTで、1997年、1987年、1967年、1957年


マダムがセレクトした〝7〟に因んだワイン


ナビゲーターは40周年の時と同じく、今イベントの為だけに来日したフレデリック・ロメール取締役

第1フライトは2007年

#1:サヴィニレボーヌ プルミエ・クリュ レ・ナルバントン(ドメーヌ・ルロワ)


当日のベスト3だったサヴィニレボーヌ!
芳醇なアロマ、果実の凝縮感、ピュアな酸味、バランスの取れたエレガント系ワイン
#2:ヴォーヌ・ロマネ プルミエ・クリュ レ・ボーモン(ドメーヌ・ルロワ)
赤系果実の要素、果実由来の旨味、レザー、トリュフ、焙煎香、酸の広がり、長い余韻
#3:クロ・ド・ヴージョ グラン・クリュ(ドメーヌ・ルロワ)
香り閉じ気味で後半重厚&複雑味、カシス、ブラックチェリー、樹皮、黒蜜、芯のある酸、さらなる熟成に期待

ロメール:2007年はやや難しい年で、一部病害虫の発生もあったので収量は少な目。このヴィンテージ(VT)はバランス良く開いていて、この先30年、40年、50年の熟成に耐えることができます。2007年と前後するVTですが、2005年は強い凝縮感があり、2006年はポマールやサヴィニレヴォーヌとも今飲み頃。2008年は酸が強め、2009年は果実味、フルーティさがよく出ています。


ドメーヌ・ルロワの誕生は1988年。シャルル・ノエラが所有していたグラン・クリュ畑(リシュブール、ロマネ・サン・ヴィヴァン、クロ・ヴージョ、ヴォーヌ・ボー・モン、オー・ブリュレ等)、その後、ドメーヌ・フィリップ・レミーの畑(クロ・ドゥ・ラ・ロッシュ、ジュヴレ・シャンベルタン・レ・コンボット、ラトリシェール・シャンベルタン、シャンベルタン)を買収。
ビオディナミ農法への着手も1988年からで、当時ブルゴーニュで取り組んでいたのは1~2ヶ所だけでした。ビオディナミ農法を導入するとワインの品質については問題なしですが、収量は減ります。調剤は500(根に効果)、501(葉に効果)、マリアトゥーンの堆肥等を活用。1999年には完全に「芽かき」を止め、新芽はそのまま伸ばす。また、パリサージュ(枝の誘因・固定)をしないことで、樹は160~170cm の高さになり、これにより、ぶどう樹は地中からの養分をまっすぐに吸い上げることができるようになりました。
化学肥料を排除し、天体の動きを利用する自然農法。ルロワではこの農法が極めて有効な方法あると考えています。

醸造面では、2007年は18~19hl/ha、2008年はさらに少なく15~16hl/haで、過去最低の数字でしたが、作業は通常と同じ。すべて手摘みで、8~10kgの箱に入れて、温度調整した車で輸送。選別は17名が2組(34名)で行い、その際、ぶどうは除梗も破砕もせず、房のまま。重さが60kgになった段階で醸造所に搬入。アルコール発酵は15~20日間(年により異なる/天然酵母使用)。新樽で14~16ヶ月寝かせてから瓶詰。


第2フライトは1997年

#4:ポマール レ・ヴィーニョ(ドメーヌ・ルロワ)
97年のポマールにしては控えめでおとなしい印象、ブラックチェリー、アールグレイ、ダークチョコ、アーシーなニュアンス

#5:ジュヴレ・シャンベルタン プルミエ・クリュ レ・コンボット(ドメーヌ・ルロワ)
当日のベスト1、アメリカンチェリーやグリオットチェリー、ピンクペッパ―やレザー等、様々な香りの連鎖。中盤以降の酸とタンニンのナイスハーモニー、滑らかできめ細かい食感





#6:ラトリシエール・シャンベルタン グラン・クリュ(ドメーヌ・ルロワ) 
凝縮した赤系果実、香りにミント系ハーブ、アルコール由来の甘みが酸の存在を押し上げていく印象、持続性のある酸味、タンニンのストラクチュア、口中にボリューム感、今後の熟成が楽しみ!




ロメール:収穫は比較的遅かった年で、フルーティさが強めに出ています。少し前に飲んだ印象では、コート・ド・ニュイは最初は閉じ気味で時間の経過で開き、一方、コート・ド・ボ―ヌは早くから飲めると思っていましたが、今、味わってみると、双方ともにバランスが良くなったきた感じです。ポマールは四角ばったまじめな印象ですが、熟成と共に硬さが取れてくると思います。
#5、#6ともにシャンベルタンですが、シャンべルタンは隣の畑同士でも異なります。マダムが畑を購入する時にも、「周囲と違う印象」との思いがあり、ラトリシエールは優雅で上品、飲み比べると良くわかります。

第3フライトは1987年

#7:ボーヌ プルミエ・クリュ オー・クシュリア(メゾン・ルロワ)
#8:ジュブレシャンベルタン レ・グレーブ(メゾン・ルロワ)
#9:ジュヴレシャンベルタン プルミエ・クリュ レ・シャンポー(メゾン・ルロワ)

ロメール:1987年の収穫は9月半ばから下旬迄で、収量は多め。今、熟成を迎えている飲み頃のVTです。マダムは1955年から家業であるネゴシアンの仕事に関わっていますが、ぶどうやワインの買付にあたっては十分な選別をしてきました。良いものを選び続けるのはなかなか難しいのですが、ブラインドで自身の感覚だけで選び抜き、30年、40年という時を経たワインがカーブで眠っています。メゾン・ルロワが果たしてきた役割はとても重要だったと思っています。

ラストフライトは1967年と1957年

#10:ニュイ・サン・ジュルジュ PC レ・シャブッフ1967(メゾン・ルロワ)
(他メンバーのグラスと比べて)色調、香りが異なり、ボトル差があった印象。5年前に体験したNSGらしいミネラルを感じられなかったのが残念。

#11:シャルム・シャンベルタン グラン・クリュ1967(メゾン・ルロワ)

当日のベスト2、オレンジを含む色調なれど50年の歳月を感じさせない若さ、若干シェリー的アロマ、エスニックスパイスやハーブ、おだやかな酸、シームレスな味わい、層になって広がる余韻

#12:ジュヴレシャンベルタン PC レ・カズティエ1957(メゾン・ルロワ)
質量ともに平凡な年と言われる1957年ゆえに、ルロワの心意気が伝わってくる1本。スワリングでレザー、タバコ、アーシーな香り。ワインに溶け込んだ渋味と旨味のバランス、ぜい肉を取り去った余韻、貴重な体験!

ロメール:1967年の収穫は10月初めから半ばにかけて行いました。ぶどうがなかなか実らない年で、マダムいわく「人間と同じで、時間をかけて熟した方が味があるのよ」と。その甲斐あって、今、味わいがとても良く出ています。シャルム・シャンベルタンは馥郁(ふくいく)たるイメージがあり、#6のラトリシエール・シャンベルタンに似ています。

最後のジュブレ・シャンベルタンは60年を経たワインであり、ありきたりの言葉で説明しようという気持ちにはなれません。メゾンの畑や醸造所では多くの人が働いており、彼らの仕事の成果が60年の歳月を経て、我々に手渡され、残されていることを思うと、心からの感動を覚えます。

コルクに関して


1967年VTにリコルクしたものがあり、参加者から質問がありました。
ちなみに、リコルクした時期は「5年前」とのことでした。


ロメール:現在100万本を超える在庫があります。マダムと品質管理の4名が定期的に点検していて、2~3年周期で必要に応じてリコルクしています。その際は特殊な装置を使い、ボトル内の液体が空気にふれない形でコルクを取り換えることができます。補充する場合は同じクリュの同じワインです。ルロワでは1950年代以降、スペインのサングレラ地方のコルクを使用しているので、以前ほどリコルクする頻度は少ないのですが、それ以前のものはコルクが小さめの規格だったのでリコルクしています。

Hors d'oeuvres


すべてのテイスティングが終り、6種の料理とのマリア―ジュをチェック!
(1) フォアグラのソテーとブルオッシュ マルサラワインの香り
(2) キャビアと蟹のタルタル エクレア仕立て
(3) 青豆のムースに雲丹とイクラをあしらって
(4) 合鴨とオレンジのパイ包み コンソメジュレとトリュフ
(5) 白エビのフリット'
(6) 帝国ホテル伝統のビーフシチュー パルマンティエール風

甲殻類(蟹、白エビ)や魚卵系(キャビア)、ビーフシチューに寄り添っていた#7、クリーミーで脂分が口中に広がるフォアグラは #8、タンニンの存在感がある#9は青豆のムース&雲丹と好印象。いずれも第3フライトのワインたちで、単独で味わった時より、料理と合せると、一層精彩を放ち、マリアージュの本質を十分に感じ取ることができました。当日のベスト2だった#11 は白エビと合わせて良好。



3ヶ国語(仏・英・日)対応のルロワ本『Domaine LEROY, Domaine D'AUVENAY』


マダムからのお土産は≪ルロワ≫の真髄が詰まった書籍

40周年、45周年ともマダムは来日なさいませんでしたが、加齢(85歳)しても、エレガントで凛としたたたずまいは変わらない偉大な醸造家マダム・ラルー・ビーズ・ルロワ、これからも素晴らしいワインを造り続けて欲しいです。最後に、貴重な機会にお招きくださった髙島屋&グッドリブ様に御礼申し上げます。
ありがとうございました!

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恒例の新年会&誕生会は『ソルベニ2014』と『シャトー・ラグランジュ2010』で! [ワイン]


今日から仕事はじめですね。
今年もよろしくお願いいたします。

3日はNew Year's Party & Happy Birthday
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昨日は親愛なるAdo&Akane ご夫妻のお誕生日でした!


今年はガレット・デ・ロワでお祝い


陶製の人形フェーヴを当てたのはAdoさん、王様で良かった!


旧知の金沢メンバーが集まって誕生会プラス新年会をするようになってから何年になるのかなぁ・・・


Akaneさんは何でも器用にこなす才女、特に御節は文句なしの腕前です。加えてAdoさんが作る栗きんとんも絶妙。ということで、私は毎年、ご夫妻にどっぷり甘えております。

ソルベニ2014との相性は

ソルベニは言わずと知れたサッカー元日本代表監督フィリップ・トルシエさんが手掛けているワインで2014年が初ヴィンテージ。メルロ80%とカベルネ・フラン20%のブレンド、新樽率100%
参加メンバーからは「飲みやすい」との意見が多く出ていました。ヨード感のある昆布巻、お出汁で味付けした煮物等と合わせて楽しめました。


ポン酢で食すローストビーフわさび添はソルベニと相性良好、質感でマッチ◎

昨年4月に日本初上陸したソルベニ2014(輸入元徳岡)
来日していたトルシエ監督は東急プラザ銀座店内にある徳岡さんの直販ショップでワインをPRしていました。その時にサインしていただいたボトルを約9ヶ月振りに抜栓。プラム、アメリカンチェリーのような黒系果実、口中滑らか、きめ細かなタンニン、控えめな酸、シームレス、全体的にフェミニンな印象


シャトー・ラグランジュ2010の登場も


Adoさんが用意していたワインのなかにシャトー・ラグランジュ(以後ラグランジュ)がありました。
2010年ヴィンテージはカベルネ・ソーヴィニヨン75%、メルロ25%、7月と8月(雨量は2ヶ月で30mm)は極度に乾燥していたので、果粒は小粒、果皮は厚めでアントシアンの含有が非常に高いヴィンテージ。ラグランジュでは“偉大なポテンシャルを秘めた正統なメドックスタイル”と形容しています。

7年経過したワインには、まだ十分に赤系果実の要素が残っていました。タンニンはまろやか、酸はワインに溶け込み、エレガントな味わい。小豆っぽさが、黒豆の軽い甘さと旨味と釣りあって好印象。ラグランジュのエレガントさと金箔をまぶした光沢ある黒豆は視覚的にも合っていました。

12月末に届いた椎名敬一副会長からのグリーティングカードに、2017年の作柄についての記述がありましたので、ここで、ご紹介しておきます。

「ボルドーでは<末尾が7の年は不作>とのジンクスがあり、世紀の偉大年1947年を例外に、それ以降繰り返されており、2017年も4月末に、1991年以来26年振りとなる大霜害に遭遇してしまいました。被害の範囲はフランス全土に及び、ボルドーの収量は過去5年平均を35%下回りました。(中略)。品質に関しては、その後の乾燥した暑い夏を経て<7の呪縛>から逃れられたように思います。霜に遭わなかった区画の生育は順調で、収穫は2003年以来の早い開始となりました。ラグランジュではぶどうの着色が始まるヴェレゾン期に、霜害に遭った一株ひと株をスプレーでマーキングして収穫のタイミングを分けるという対応を取りました。9月は気温も上がらず雨がちとなったものの、こうしたきめ細かな対応が功を奏し、良年と言われる2014年を超える可能性は十分あるように思われます」

波乱に満ちた一年だったようですが、リリースを楽しみに待ちたいと思います。


うさぎやのどらやき!

Takafumi&Reikoご夫妻が毎回持参してくださるのが、可愛いイラスト入りの阿佐ヶ谷店バージョン!


私はつぶあん派、うさぎやのどら焼きが大好きです!
いつも行くのは上野店で、手にした時に感じる温かなぬくもりにも癒されます。
紙袋もお気に入りです!
余談ですが、2010年に書いたつぶあん派、こしあん派話題、甘党の方にはお立ち寄りいただきたい気分です。


金沢のお正月の『紅鯛(べんだい)』のお飾り

普段は西暦で語ることが多いのですが、今年は区切りの良い平成30年!
“平成”の年号も来年には変わってしまうので、名残りを込めて、今年は〝平成〟を大いに使いたいと思います。実り多き一年でありますように!

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Happy New Year 2018 [ごあいさつ]


昨年中は大変お世話になりました。
本年もよろしくお願いいたします!

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シャンパーニュ委員会(CIVC)プレス会見 ~世界&日本への出荷&カテゴリー別の動向~ [シャンパン]

2015年にユネスコ登録
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2年振りに来日したシャンパーニュ委員会(CIVC)のヴァンサン・ペラン事務局長

2015年7月、シャンパーニュ地方はユネスコ世界遺産に登録されました。
ペラン事務局長は採決に際して世界遺産委員会の各国代表がシャンパーニュを支持した言葉(ペラン氏の背後の画像にある単語類)を紹介。Evidence証拠、Authenticity確実性、Cultural value文化的価値、Celebrationお祝い、History歴史、Universality普遍性 etc
シャンパーニュ地方は、ボルドー地方サン・テミリオン地区、ブルゴーニュ地方に続いての登録であり、伝統を現代に生かし、歴史のなかで同地方が果たしてきた役割が高く評価されました。


2017年の作柄状況
天候:春の遅霜で23%の芽がダメージを受け、5月半ばから7月末までは記録的な暑さ、乾燥が続いた。8月末に雹(ひょう)を伴う激しい風雨
収穫:地域によっては8月26日から開始。大半は9月4日から始まり15日に終了(2016年は9月10日収穫開始)。収穫期間中は雨が多く、腐敗果を最小限に防ぐ必要から素早い作業が強いられた。10日間延べで12万人が手摘作業。1950年以降、2003年、2007年、2011年に次ぐ早い記録
収量:平年比20%減。全域で規定数量10300kg/haに達しなかったため、2017年は過去の取り置き分を使用(CIVCが管理)
ぶどうの出来:アルコール度数は10%超、酸度も十分、バランスの取れた有望なマストが得られた。シャルドネに関してはコート・デ・ブランは品質良好、コート・デ・バールも良好だが遅霜の影響で収量減の区画あり。ピノ・ノワールとムニエは収穫直前の雨の影響で病害虫の被害。ヴィンテージの評価は年明けのヴァンクレール待ち


世界への出荷状況<2016年度>
出荷内訳は3億603万本
NMからの出荷量72%(2億1939万本)、RM&CMからの出荷28%(8664万本)



■11主要市場をみると、数量は英国、米国、ドイツ、日本、ベルギー、オーストラリア、イタリア、スイス、中国、スウェーデンで、日本は1090万本(▲7.2%)。金額では第1位と第2位が逆転していて米国、英国、そして日本もドイツを抜いて第3位で2億5300万ユーロ(+3%)
■出荷額が増えた要因は、米国と日本の堅調、欧州圏内のドイツ、オランダ(+6.3%)、スペイン、イタリア、北欧(+3.5%)。他エリアではカナダ(+9.4%)、メキシコ(+12%)、南アフリカ(+15.1%)、NZ(+25.4%)、韓国(+14.2%)等、新しい有望市場の台頭とCIVCは分析


■カテゴリー別の出荷はNV79.5%、ロゼ10.4%、プレスティージュ4.6%、ドゥミ・セック3.1%、他2.4%。ロゼの出荷は前年比8.6%、プレスティージュは同4.6%増で、よりレアで高級なアイテムを求める傾向
■ブリュットナチュール、エクストラブリュットはそれぞれ12.7%、16.4%の伸び

日本への出荷状況

■出荷生産者は計504で、形態別の内訳はNMが167で33%、RMが316で63%、CMが21で4%となり、NMは数量で88.9%、金額で90.8%を占め、圧倒的な数字を示しています。


■上記は対日輸出量のカテゴリー別構成比ですが、注目点はロゼで数量12%、金額12.6%。同様にキュヴェ・プレスティージュは数量10.9%、金額28.6%。ドゥミ・セックは数量7.2%、金額5.8%で、他の市場(表1参照)より高い比率。これらが金額で第3位に位置する日本の要因


CIVCの最新データがシャンパンラバーさんのお役にたてば幸いです!!

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<追記> フィリポナのシャンパンスタイル ~ロワイヤル・レゼルヴに使うソレラシステムのリザーヴワイン~ [NHK文化センター青山 シャンパン講座]

12月21日にアップしたシャンパン講座フィリポナ編に、同メゾンならではの取り組みを追記しておきます。過去何回か、メゾンの顔『ロワイヤル・レゼルヴ』については当主から伺っていましたが、2タイプのリザーヴワインのことは初耳でした!

シャルル・フィリポナ当主のテイスティングセミナー

16代目のシャルル・フィリポナ当主

フィリポナはシャンパーニュ地方マレイユ・シュル・アイ村にあり、自社畑は17ha、契約農家等の畑を入れると75haになります。ピノ・ノワール主体のメゾンで、ムニエはNV以外には使わない主義。近年さらに減らす傾向にあります。
13アイテムを生産しており、日本の輸入元は富士インダストリーズ
「フィリポナはレストランで重用されているシャンパンで、フランスの星付レストラン300のうち、150以上で扱いがあります。“ぶどうそのもの”の存在、果実の凝縮感とフレッシュさ(酸化のニュアンスがなく、ピュアであること)を感じていただきたいと思っています」と当主は語っていました。

メゾンの顔NVと主体となるピノ・ノワールを中心にして

(左から) #1~#4
#1:ロワイヤル・レゼルヴ ノン・ドゼNV
#2:同ブリュットNV
#3:ブラン・ド・ノワール2009
#4:マレイユ・シュル・アイ2006

ノン・ヴィンテージ(NV)に使うリザーヴワイン


ロワイヤル・レゼルヴ(価格7,000円・税別) のぶどう品種はピノ・ノワール65%、ムニエ5%、シャルドネ30%で、現行のベースワインは2012年。双方の違いはドザージュ量で、#1は8g/L、#2は糖分添加ゼロのノン・ドゼです。
#1は食事に合わせて楽しむタイプ、白い花、フレッシュな白桃や洋梨、ヨード風味があるので甲殻類に合います。#2はレセプション等、テーブルから離れた用途で楽しんで。#1より熟した香りで、黄桃や黄リンゴ、アプリコット、バターソースを使った料理に合います。当主のお勧めは「イカの塩辛」、何と、これが合うのです!

2つのソレラシステム

リザーヴワインを保管している1500㍑のフードル(画像協力:フィリポナ)

フィリポナではNVにソレラシステムで保存しているリザーヴワインを使っています。
ひとつはNo1と呼ばれるもので、1946年からのワインが入っています。第2次世界大戦後、物資難を乗り切る方策として、先代たちが考え出したそうです。そして、もうひとつが2012年からスタートさせたNo2です。
スペインの酒精強化ワイン、シェリーの製法で、3~4層に積み上げられた樽の最上部には一番若いワイン、下部になるにつれて樽内のワインは古く、最下部は床(スエロ)近くにあるのでソレラと呼ばれていて、一番古いワインが入っている。シェリーを造る時、ソレラから適量のワインを抜き取り、抜き取った部分には上部の樽からワインを補充。さらに、その樽の空き部分にはその上の樽から補充していくというシステム。ソレラの樽には何年にもわたるワインが混在していることになる。

「古いワインに新しいワインを加えると、ワインは若返ります。それは熟成感と新しさを備えたワイン造りに打ってつけです」と当主。フィリポナでは、ざっくり言って、70%がその年のワイン、残り30%がリザーヴワインで、その20%はNo1から、10%はNo2から抜き取って使用しています。結果、当主が求める奥行きと若さを備えたスタイルが完成します。
 
今回、富士インダストリーズ経由で、リザーヴワインの容器画像を送っていただきました。
大きいものでは2500㍑、画像のフードルは1500㍑。酸化しないようにするために、きっちり収まる様々な容量(228㍑、600㍑)も使用しています。


ブラン・ド・ノワール・ブリュット2009

ぶどう品種:PN100%
ドザージュ:4.5g/L
価格:10,000円(税別)
「2009年は暑い年で、特徴としては核のある果実(さくらんぼ等)、このシャンパンは変化の過程にあるので、カカオや燻製香、グリル、トーストのニュアンスがあります」と当主。グラン・クリュGCとプルミエ・クリュPC(モンターニュ・ド・ランスとマレイユ・シュル・アイの自社畑)のぶどうのみ使用、深みのある黄金色、ローリエ、丁子等のスパイス、ミネラル、蜂蜜

マレイユ・シュル・アイ2006

ぶどう品種:100%
ドザージュ:4.25g/L
デゴルジュマン:2014年9月
生産本数:2,304本
価格:27,000円(税別)
フィリポナ当主は「表土は粘土なので、ワインにまるみがあり、イチゴタルト、バター、クリームを感じます」と語っていましたが、1935年に取得した銘醸畑『クロ・デ・ゴワセ』の一部を含む、丘の頂上部分にあたります。一部樽発酵、非MLF(ノン・マロ)。果実本来の旨味、ミネラル、重厚感、長い余韻


“永遠の命”のシャンパン
リザーヴワインをソレラシステムで保存しているメゾンはほかにもいくつかありますが、レコルタン・マニピュラン(RM)のユレ・フレールではソレラシステムのリザーヴワインだけで『メモワール(2500本/年)』を造っています。保存はフードル(5000L)。最古のVTが1982年で、それが現在まで続いています。

大手メゾン アンリオの『キューヴ38』もリザーヴワインだけのシャンパンで、一番古いヴィンテージは1990年。467ヘクトリットルの大容量タンク(名称キューヴ38)に新しいワインを継ぎ足し、毎年約3%だけ抜き取って、キューヴ38を生産(1,000本前後/年、マグナム)しています。

フィリポナがNVに活用しているリザーヴワインは1946年から始めたので、シャンパーニュ地方では一番古いソレラ。70年以上の時を経たワインが僅かながらでも入っていると考えると、ソレラシステムはまさに若返りの玉手箱。永遠の命、ロマンを感じます。

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凝縮感&フレッシュ感を大事にしている『フィリポナ』の蔵出シャンパンの底力! [NHK文化センター青山 シャンパン講座]

2017年のラストレッスンはフィリポナ

photo by Fumiko (2007年12月)
今日のニュースに南米コロンビアの首都ボゴタのイルミネーションSLが登場、綺麗でした。2007年にひろしまドリミネーションで見た電車に似ていました!



昨日の講座にはサンタさんの来訪があり、シャンパンに合うショコラベースのクグロフ・オ・ルヴァンを差し入れてくれました。とても美味、ご馳走様!

待望のヴィンテージシャンパン到着

(左から)
#1:フィリポナ レゼルヴ・ミレジメ・ブリュット 2002
#2:フィリポナ レゼルヴ・ミレジメ・ブリュット 2002
#3:フィリポナ レゼルヴ・ミレジメ・ブリュット 1999
#4:フィリポナ シュブリム・レゼルヴ・セック 2005
#1~#3 は8月に輸入元富士インダストリーズ様に発注していたシャンパン!
11月半ばに日本上陸、検品等すべてが終わり、今月の講座で対面できました\(^o^)/


左から順に若干ですが色調に変化あり

第1フライトは2002&1999
フィリポナの蔵出バックヴィンテージ
同ヴィンテージでデゴルジュマン違いという貴重な体験

グラン・クリュGC、プルミエ・クリュPCのぶどうを使用。一番搾りのみ使用。ピノ・ノワールはモンターニュ・ド・ランスおよびマレイユ・シュル・アイの自社畑。シャルドネはコート・デ・ブラン。マロラクティック発酵(MLF)は一部のキュヴェのみ実施。MLFをしないキュヴェは木樽熟成。#1と#2のラベルには“L.V.(Long Vieillissement(長期熟成)”表示


レゼルヴ・ミレジメ・ブリュット 2002
生産者:フィリポナ(NM)
ぶどう品種:ピノ・ノワール70%、シャルドネ30%
デゴルジュマン:2015年3月
ドザージュ:4.5g/L
価格:28,000円(税別)
3つのなかで一番果実味豊か、柑橘系果実、種の大きな果実(白桃、アンズ)、蜜を含んだリンゴ、ブリオッシュ、酵母との接触由来の旨味、凝縮感&フレッシュ感、バランスの良い熟成具合、ポテンシャルあり


レゼルヴ・ミレジメ・ブリュット2002
生産者:フィリポナ(NM)
ぶどう品種:ピノ・ノワール70%、シャルドネ30%
デゴルジュマン:2013年11月
ドザージュ:4.5g/L
価格:28,000円(税別)
香り閉じ気味、最初に還元臭、時間の経過でナッツ、ブリオッシュ、パン・デピス、酸のニュアンス、甘味が溶け込んだ味わい(ドライな印象)、軽いビター感、ミネラル、中盤以降に広がる重厚感


コルクの違いも! 左は2002年ヴィンテージ、右が1999年ヴィンテージ


レゼルヴ・ミレジメ・ブリュット 1999
生産者: フィリポナ(NM)
ぶどう品種:ピノ・ノワール70%、シャルドネ30%
デゴルジュマン:2006年10月
ドザージュ:4.5g/L
価格:28.000円(税別)
深みのある黄金色、繊細な泡沫、熟成によるアロマの宝庫、黄桃、黄リンゴ、カリン、果実のコンポート、蜂蜜、ナッツ、白胡椒、ピンクペッパ―、漬物臭、焙煎香。複雑味があり、バランスが良く、今、飲んで美味しいシャンパン。ラングルと共通する熟成香があったので、「一番合うのでは」と思ったのですが、ナイスマリア―ジュは#1でした。果実風味とフレッシュな口当たりがラングルと合って・・・これは予想外!
ショコラベースのクグロフ・オ・ルヴァンは第1フライトのシャンパンたちとも寄り添っていました。双方のポリフェノール、ケーキのなかのナッツ類が仲介役。好みは#3との相性。


3アイテムの比較はとてもとても興味深いものでした。
#1、#2は同ヴィンテージながら、デゴルジュマンをした年月が約17ヶ月違うだけで、色調は若干、香りや味わいにはかなりの違いがありました。特に#2は“酸味”がクリア。「デゴルジュマンをしたら瓶内熟成はしない」と言い切る生産者もいますが、フィリポナ当主は「瓶内熟成する」とのお考えです。私も当主の意見に賛成!

第2フライトは甘口タイプ

フィリポナ シュブリム・レゼルヴ・セック 2005
生産者:フィリポナ(NM)
ぶどう品種:シャルドネ100%
デゴルジュマン:2006年8月
ドザージュ:30g/L
価格:10,000円(税別)
GC、PCのぶどう主体、一番搾りのみ使用。樽を使うキュヴェと使わないキュヴェを併用、一部MLF実施。見た目通りの澄んだ色調と果実由来のピュアな味わい、軽いビター感、余韻に残る上品な酸味


セックの糖分は17~32g/L


シャンパーニュ地方のチーズ、信頼おけるフェルミエ扱いのラングルと合わせて!
程よい酸味と甘味が熟成感のあるチーズの滑らかさと相乗してナイス
もちろん、クグロフにも良く合いました。幸せな笑顔になれるマリアージュでした!

ラベル裏面の表記
デゴルジュマンの日付表示は画像をクリックすると良くわかります(拡大)















製品についてのお問い合わせは輸入元:富士インダストリーズ株式会社 03-3539―5415

[リボン]
シャルル・フィリポナ当主が来日して行ったテイステイングセミナーで、メゾンの顔『ロワイヤル・レゼルヴ・ブリュットNV』に使うリザーヴワインについて語っていました。現在、2つのソレラ製法でリザーヴワインをキープしています。ひとつは1946年からのもの。もう1つは2012年からスタートさせたもので、ロワイヤル・レゼルヴには、これら2つを使っています。
今、フィリポナに確認していることがあり、お返事を待っているところなので、回答が届き次第、ブログに追記いたします。フィリポナのシャンパンスタイルの要になる話なので、どうぞ、お楽しみに


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NHK文化センターのシャンパン講座、11月はドラピエの蔵出アイテム! [NHK文化センター青山 シャンパン講座]


1152年にサン・ベルナール修道士が造ったカーヴ
シャンパーニュの南端、オーヴ県ウルヴィル村にあるドラピエのシャンパンはここで静かに眠っています!


12月20日は年内最後のシャンパンレッスン日!
8月から心待ちしていた某メゾンの蔵出しシャンパンが先月入港し、検品作業も無事終わったようなので、12月の講座で供出することにしました。
どのメゾンの、どのアイテムかは当日のお楽しみ。

で・・・その前に、先月の講座報告をしておきます。
11月も素敵なラインアップになりました。

(左から)
#1:ドラピエ ブリュット・ナチュールNV
#3:ドラピエ ブリュlット・ナチュール・サン・スフルNV
#4:ドラピエ グラン・サンドレ2008
#5:ドラピエ カルト・ドール ブリュット・ミレジメ2002 
#6:ドラピエ 同1979

テラヴェール主催で、シャンパーニュ上級キュヴェだけの試飲会があり、13生産者の魅力的なアイテムを試すことができました。定員限定で着席でテイスティングできるシステムだったので、じっくり集中してチェック。そして、そこで選んだメゾンがドラピエでした!
講座の要だったカルト・ドールのブリュット・ミレジメ2002と同1979は冒頭のカーヴから運んできた蔵出し。講座生も大満足、比較し甲斐がありました。


ドラピエ5アイテムに、第1フライトの#2にはゴッセ グランド・レゼルヴ・ブリュットNV

第1フライト

(左から)#1~#3
#1と#3はピノ・ノワール100%なので、#2のブレンドタイプより色調は濃いめ

#1ドラピエ ブリュット・ナチュールNV
生産者:ドラピエ(NM)
ぶどう品種:ピノ・ノワール100%(南向き斜面上部の完熟ぶどう
ドザージュ:0g/L(ノン・ドゼで最終的な残糖分は3g/L以下)
価格:7,200円(税別)

一番搾りのみ使用、低温で2週間のアルコール発酵後、MLF、ステンレスタンクで醸造、その段階でのSO2添加は無し、3種のリザーヴワイン使用。瓶詰時に極少量のSO2(40~45mg/L)を加え、ノン・フィルターで瓶詰。約3年の瓶熟後リリース。グラス表面の泡沫活発、酸味フレッシュ、中盤からソフトな印象。石灰由来のミネラル、バランスの良い1本


#2ゴッセ グランド・レゼルヴ・ブリュットNV
生産者:ゴッセ(NM)
ぶどう品種:ピノ・ノワール42%、シャルドネ43%、ムニエ15%
ドザージュ:8g/L、MLF無(ノン・マロラクティック)
価格:7,800円(税別)

品種、村ごとにわけてプレス。18度で約15日間のアルコール発酵(ステンレスタンク)、最低48ヶ月の瓶熟。気泡繊細、果実、ハーブ、タルト、ナッツ、ミネラル、口中の唾液を促すキリリとした酸、厚みと酸の余韻。
「リンゴ酸はぶどうが本来持っている自然な酸。熟成させることで、長い余韻と厚みを与えてくれる」とゴッセ当主。通常ぶどうに含まれるリンゴ酸は3~5g/L、マロラクティック発酵を行うことで、リンゴ酸は1g/L以下にまで減少してしまうとのこと。ゴッセはこのリンゴ酸を大事にしているメゾン


#3ドラピエ ブリュット・ナチュール・サン・スフルNV(SO2完全無添加)
生産者: ドラピエ(NM)
ぶどう品種:ピノ・ノワール100%
ドザージュ:0g/L
価格:7.500円(税別)

2007年にデビューしたアイテム。ウルヴィル村を主としたジュラ紀に由来する土壌。低温で2週間のアルコール発酵後、MLF。ステンレスタンクで醸造、その際、一切のSO2を添加しないので、リザーヴワインも使用せず。ノン・フィルターで、約3年の瓶熟後リリース。#1同様、繊細な気泡、香りは控え目、白系のイメージ(白い花、白桃)、土壌由来のミネラル感、ピュア、口中ソフト、優しい着地、余韻に旨味。リリース後1年、2年経過した場合どのような瓶内変化をするのか、興味惹かれる1本


第2フライト

(左から)#4~#6

#4ドラピエ グラン・サンドレ(Sendree)2008
生産者:ドラピエ(NM)
ぶどう品種:ピノ・ノワール55%、シャルドネ45%
デゴルジュマン:2016年9月
ドザージュ:5.5g/L
価格:16,500円(税別)

ウルヴィル村の単一区画。ワイン名は1838年に同村に被害を及ぼした大火で焼灰に覆われた区画に由来。土地登記簿上の綴りに誤植があり、Cendre(灰)が「S」表記に。区画一帯は浅瀬だったので、海中生物の死骸が多く堆積している“クライヨ”土壌。2008年は最良年、ぶどうの酸味は高く、ポテンシャルあり。32%フードル樽、68%ステンレスタンクで9ヶ月熟成。6年以上の瓶熟後にリリース。レモンイエロー、酸味溌剌、香りにはリンゴ、レモン、アプリコット、ナッツ、ハチミツのニュアンス、若干のビター感、シャルドネのエレガントさとピノ・ノワールのボリューム感


[ハートたち(複数ハート)]#5#6は蔵出し古酒。カルト・ドールは通常NVですが、良年にのみ例外的にミレジメを醸造、数量限定でフランス国内の主要レストランだけに出荷。デゴルジュマンは基本的に注文が入ってから当主自ら手作業で行いリリース

#5ドラピエ カルト・ドール ブリュット・ミレジメ2002

生産者:ドラピエ(NM)
ぶどう品種:ピノ・ノワール80%、シャルドネ15%、ムニエ5%
デゴルジュマン:2015年5月
ドザージュ: 9g/L
価格:14,000円(税別)

2002年は2000年代の最良年、ドラピエ自慢のピノ・ノワール主体。150ヶ月以上の瓶内熟成。色調はベージュ、気泡繊細、香りは黄桃、マロン、アカシア、クッキー、口中クリーミー、綺麗な酸、旨味、余韻に軽いビター感、厚みのある余韻


#6ドラピエ カルト・ドール ブリュット・ミレジメ1979 

生産者:ドラピエ(NM)
ぶどう品種:ムニエ55%、ピノ・ノワール35%、シャルドネ10%
デゴルジュマン:2017年5月
ドザージュ:6g/L
価格:32,800円(税別)

1979年はシャルドネ早熟、ピノ・ノワールとムニエは晩熟の年で、最も質の高かったピノ・ムニエを多く使用。色調は黄金色からオニオンスキン、香りは酸化したニュアンスで紹興酒やアモンティリャード、木香、軽い漬物臭、みたらし団子、焙煎香、マッシュルーム、ドライフルーツ、プルーン、黒糖、複雑味があり、アプリコット的な酸の余韻は長く上品。お勧めは鍋ものでポン酢を使って


[ハートたち(複数ハート)]覚書
ゴッセはMLFをしない(ノン・マロ)メゾンの双璧(もう1つはランソン)
但し、生産ラインのなかの『エクセレンス・ブリュット』だけはMLFをしています。理由は熟成期間(30ヶ月)です。「ぶどうが本来持っているリンゴ酸は長期瓶内熟成によって可能になる」というのがゴッセの考え方なので、エクセレンスの30ヶ月という瓶内熟成はノン・マロにするには短いとの判断

ドラピエのSO2無添加の『ブリュット・ナチュール・サン・スフル』ですが、2009年に同メゾンを訪問した折、当主が「完成させるまでに何年も何年も試行錯誤を繰り返しました。ぶどうもぶどう畑もすべてにおいて完璧でないと造れないシャンパンなので」と苦労を語っていました。サン・スフルはドラピエあってのシャンパン、こころからそう思っています。素晴らしいです!!


今年も残り約2週間あまり!
20日は講座生の皆さんと有意義な時間を過ごしたいと思っています[わーい(嬉しい顔)]
宜しくお願いいたします。

■ドラピエ&ゴッセについてのお問い合わせはテラヴェール(株) ℡03-3568-2415

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第一回 ボルドー&ボルドー・シュペリュールワイン ソムリエ コンクール2017決勝、初代オフィシャルアンバサダーは井黒卓ソムリエ [コンクール]

決勝戦はフランス大使館大使公邸で


全国から64名のソムリエがエントリーして、11月17日に第一回『ボルドー&ボルドー・シュペリュールワイン(以後BBS) ソムリエコンクール』の予選が開催されました。厳正な審査の結果、5名のソムリエが選ばれ、12月7日、フランス大使館大使公邸で決勝戦が行われました。
ボルドー&ボルドー・シュペリュールワイン生産者組合主催の同コンクールは、ベルギー、中国で実施されているので、日本は3番目の開催国になります。


(左から)谷川、中西、井黒、野坂、千々和各選手

決勝進出者は出場順(敬称略)
谷川 雄作(株式会社ティエリー・マルクス・ジャパン)
千々和 芳朗(筥崎宮迎賓館)
井黒 卓(ロオジエ)
野坂 昭彦(ホテルニューオータニ)
中西 祐介(Clos Y)
でした。

勝利は井黒卓ソムリエの掌中に


ファイナリストは5つの課題に臨みました。
結果、ボルドーカラーのネクタイで自身に喝を入れた井黒卓ソムリエ(ロオジエ・東京)が優勝。BBSワインの初代オフィシャルアンバサダーに任命され、主催者からディプロマ&トロフィ-、ボルドー研修旅行、また協賛のワイン王国からは年間無料購読の権利も。
「ボルドーは格付けシャトーに注目されがちですが、BBSはカジュアルでロゼやクレレ等、幅の広さがあるので、日本市場で可能性があることを実感しました。今後はアンバサダーとして頑張ります」との優勝コメント。

井黒ソムリエの優勝の晴れ姿を観るのはポルトガルコンクール以来ですが、リズム感があり、体で時間配分を会得してきた感がありました。今年5月、オーストリアのウィ-ンで開催されたヨーロッパ最優秀ソムリエコンクールには森覚(一社)日本ソムリエ協会常務理事引率のもと、井黒&岩田両氏も観戦し、多くの刺激を受けていたようです。今コンコールの合間時、「今は、来秋のアジア・オセアニア最優秀ソムリエコンクールに照準を合わせているので」と語っていた井黒ソムリエのすべてにおけるスキルアップに期待しています。
おめでとうございました!!


唯一フランス語で対応していた準優勝の中西ソムリエ


第3位の野坂ソムリエは丁寧な所作

ルセック公使、アルビ特別審査員を囲んで

(左から) 森覚審査員長、ルセック公使、第3位 野坂ソムリエ、優勝 井黒ソムリエ、準優勝 中西ソムリエ、アルビ特別審査員&石田博審査員

渡仏中のローラン・ピック駐日フランス大使の名代として登壇したジャン=バティスト・ルセック公使は、関係者への謝辞の後、「日本で飲まれている40%はボルドーワインです。ボルドー&ボルドー・シュペリュールはバラエティに富み、コストパフォーマンスに優れていますが、その良さが十分に伝わっていないように思います」とあいさつ。特別審査員のカトリーヌ・アルビ女史は「ボルドーのアペラシオンを日本に広めるアンバサダーチームを作ることが目的」と語りました。
おふたりのメッセージから、初代アンバサダーの井黒卓ソムリエを筆頭にした、今後のチームの育成、活躍に期待していることがしっかり伝わってきました。


コンクールを観戦して
【課題1】
ボルドーワインのアンバサダーとしてセミナーのプレゼンテーションを行う
言語:英語orフランス語
時間:4分
各自がPCを操作しながら果敢にチャレンジ、各選手の個性を感じました。


千々和ソムリエの提案には、地元福岡とボルドーの関係を強調した部分がありました。
ボルドーと姉妹都市の福岡は今年で締結30周年。また、今年優勝した福岡ソフトバンクホークスは、クレマン・ド・ボルドーシャワーでお祝い。ボルドー側にも親近感を与え、地元の活性化にもつながる要項


井黒ソムリエはターゲットを大学生に定め、視覚的にもわかりやすい構成で4分間を活用


野坂ソムリエは6項目(歴史、革新、多様性等)を提示し、数字を使って最新の状況を解説

【課題2】
ワインのテイスティングコメント
言語:英語orフランス語
時間:3分


進行役の石田博審査員から、「分析的な内容を入れて」との指示
ワインはChaeau Freyneau Cuvee Prestage2005、木樽で10年間熟成させたワインで、酸化的ニュアンスがないところが着目点の1つ
ヴィンテージに言及していたのは谷川ソムリエ(2010年)、井黒ソムリエ(2014)、中西ソムリエ(2012)

【課題3】
L'Huitre Merguez(リュイットル・メルゲーズ/生牡蠣、羊肉の焼ソーセージ添)とAgneau de Lait(アニョー・ド・レ/乳飲み仔羊) に合わせて、以下の4種類のワインからお勧めのものを選択。理由も簡潔に述べる。
言語:日本語
時間:3分


(右から)
1)Chateau Reignac Blanc 2016/SB60%、セミヨン+ソーヴィニヨン・グリ40%
2)Chateau Briot 2015/SB100%
3)Echappee Bel du chateau de Bel/SB60%、ミュスカデル40%
4)Chateau La Verriere 2014/SB100%

井黒ソムリエは牡蠣のフレッシュさとクリーミーさに合わせる1本として1)、メインの仔羊は脂質があるので、ボリューム感がある3)を選択
野坂ソムリエは1)~4)のワインの特徴を簡潔にコメントしてから、牡蠣には4)、仔羊には3)を勧めました。
中西ソムリエは「アルカション周辺で牡蠣が養殖されていますが、その生牡蠣に焼ソーセージを添えた一皿なので、牡蠣には良く冷やしたSB(2や4)、 そこに香ばしいソーセージが加わるなら3)を12度くらいで。上質で肉質の柔らい仔羊には3)を16度くらいで。付け合せや調味料でローズマリーを使うなら4)」と答え、石田審査員が模範解答として示した「牡蠣と合せるならSB主体(2と4)、ソーセージと合せるならブレンドした力強いタイプ3)、仔羊もブレンドタイプ(1と3)」に極めて近い提案でした!

【課題4】
ワインをフラッシュでコメントし、vegan(ヴィーガン/完全菜食主義)顧客に料理を勧める
言語:日本語
時間:3分


佐藤陽一審査員&岩田渉審査員が担当


黒いグラスのなかのワインの本質だけをコメント!
ワインは課題1と同じ造り手のl'Esprit de Freyneau Rose2013、CF100%、ステンレスタンクで発酵、バリックで熟成

5名とも「ロゼ」と回答。
谷川ソムリエはサラダ(紅白のビーツや隠元)、(野菜だけの)筑前煮、ココア&ゴボウを使ったブラウンケーキを提案。
当初白ワインと答えていた井黒ソムリエも再度のテイスティングでロゼに変更、その理由はラズベリー様な香りとビターなテクスチュア。カブのムースに柑橘のジュレ添、ソテーした野菜、焼き目をつけた根菜、きのこ料理を提案し、ワインについては澱との接触が長く、使用樽で熟成させたロゼ、ヴィンテージは2015年と回答。
野坂ソムリエはサラダ+木苺のソース、ビーツや赤カブ、根菜の温野菜、中西ソムリエはサラダ(ジャガイモ、ゆで卵)、サーモンと真鯛のタルタルを提案していました。
ちなみに、ヴィーガンは卵や乳製品、肉、魚等の動物性食品も摂取しない人たちのようです。

【課題5】
顧客へのワインサービス、マグナムボトル
言語:英語orフランス語
時間:5分



仮想客のテーブルは10名、ホストはアルビ女史、対面の席にゲスト審査員のジェニファー・ジュリアン氏、その右隣にドラ・トーザン氏が着席
ワインはマグナムサイズのChateau de Reignac2014





井黒ソムリエ、中西ソムリエともに底広のデキャンターを使用、リンスを実施
ホストから、「ボルドークレレが日本で容易にプロモートできるかどうか」の質問
毎回聞き方が違っていましたが、多分、上記のようなことを聞いていたのだと思います。

コンクール後のレセプション・パーティーでは

ボルドー&ボルドー・シュペリュールワインを堪能






11種類のフレーバーが楽しめる一口サイズのベルキューブ


ブルザンのチーズ、ガーリック&ハーブが人気


Sadaharu AOKIのショコラ、美味!


井黒ソムリエにはワイン王国から年間無料購読のプレゼント!




大使公邸の庭園、色とりどりの紅葉


公邸内には可愛いクリスマスの飾りつけ

初回開催の同コンクールを観戦しながら、ベルギー、中国ではどのような形態でコンクールを行っているのか、垣間見たい気分になりました。来年の第2回BBSソムリエコンコールの成功を願いつつ、今後のアンバサダーチームの活躍を楽しみにしています。

主催:ボルドー&ボルドー・シュペリュールワイン生産者組合
共催:在日フランス大使館貿易投資庁-ビジネスフランス
後援: 一般社団法人 日本ソムリエ協会
協賛:ANA フーズ株式会社、ベルジャポン株式会社、株式会社ビゴ東京、ダノンジャパン株式会社、トップ・トレーディング株式会社、UCC 上島珈琲株式会社、株式会社ワイン王国

フランス大使館 貿易投資庁-ビジネスフランス
http://www.youbuyfrance.com/jp/Category-1-

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