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ルイ・ジャドのジャック・ラルディエール最高醸造責任者のワインワールド [来日したワイン生産者&関係者]

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ホテルオークラに向かう途中の桜坂にはその名の通りのきれいな桜が!

ルイ・ジャドの守護神ラルディエールさん
4月にルイ・ジャドの最高醸造責任者ジャック・ラルディエールさんが来日しました、6年ぶりです。
1970年の入社以来、同社のワインの品質向上に貢献なさってきたラルディエールさん
今年末でリタイアして、来年からは顧問として後進の指導にあたるそうですが、まだまだ気力十分、パワー十分のお方なので、これからも元気に活躍なさることと思います。

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輸入元の日本リカー様主催のセミナーもありました。
同社は[プレゼント]今年創業50周年を迎えます。 おめでとうございます!
冒頭、ラルディエールさんから 「70年代、ルイ・ジャド製品はホテルオークラを介して輸入されていました。オークラの社員になると14か月フランスで研修を受けることができました。フランス語のほか、ルイ・ジャドあるいはシャプティエあるいはテタンジェで4~5か月間のワイン研修をする権利が与えられ、現地で研鑽を積んだ研修生は帰国後、ホテルオークラでソムリエとして働くのが当時の流れでした」との説明がありましたが、セミナー会場となったオークラはルイ・ジャドとの間に深い絆があったのです。

彼が入社した頃のブルゴーニュのワイン生産量は3500ヘクトリットル、今では75000ヘクトリットルになっています。当時はアメリカやイギリスの経済が潤っていたので両国への輸出が好調でしたが、質より量の時代で、以後、品質についての改善がなされていきます。

そのため、■自社畑を多く所有する(現在170へクタール所有) ■健康なぶどうを栽培し収穫する ■契約農家からぶどうを購入する場合は、きちんとした相手から品質の高いものを入手し、ルイ・ジャドで醸造する、を条件にしていました。さらに良質なぶどうを醸造するために必要な施設、それがボーヌにあるサブリエール醸造所で、1997年に完成しました。醸造所の天井部分にご注目! エネルギーが集中するように設計されています。

 
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ルイ・ジャドが誇る醸造所内部(2010年9月撮影

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参考文献:ブドウ畑の自然環境

第二紀と第三紀の裂け目から出てくるエネルギー
「ブルゴーニュの土壌の断面をみると、第二紀の地層の上に第三紀(約6500万年~200万年前)が形成されていて、地殻変動によってできた裂け目からエネルギーが噴出しています」とラルディエールさん。岩と岩がこすれると電気がおこります。その熱によって土中のバクテリアや菌類が母岩を分解してミネラルを引き出しますが、地中からのエネルギーやミネラルの放出の強い場所がブルゴーニュでグラン・クリュと呼ばれる場所であり、そこから離れれば離れるほどエネルギーは弱まっていくとのことでした。第ニ紀は「中生代」と同じ

ブルゴーニュの場合、エネルギーが噴出するところは、ぶどうだけでなく、植物にとっても最高の場所であり、そこには教会が建っています。地中のエネルギーと天体のエネルギーが合体するのがその地点で、それらが重なると素晴らしい結果が生まれ、そこで造られたものを飲んだり食べたりすることで、体内にエネルギーを取り込むことができます。体のメカニズムとして取り込まれたものは消化されますが、この時、不純物は浄化され、ピュアなものだけが吸収されます。ラルデイエールさんはそれを“ポリマー化”と表現していました。

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一番お好きな白ワインはシュヴァリエ・モンラッシェ グラン・クリュ レ・ドゥモワゼルとか。2年前にバレルテイステイングをさせていただいたのが創業150周年目のヴィンテージ!(2010年9月撮影

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供出ワインは5種類、#2#3、#4はルイ・ジャドの地下セラーから届いたものです。
注:日本リカー様のワイン解説を添付していますが、ヴィンテージ違いのものは価格が異なります

#1:ソンジュ・ド・バッカス ブルゴーニュ・シャルドネ2009
http://www.nlwine.com/conditions/result.php?buturyu_cd=N0766
L:ハーモニーを大事にしたベーシックなワイン、リッチな味わいです

#2:シャサ―ニュ・モンラッシェ プルミエ・クリュ“アベイ・ド・モルジョ”2006
http://www.nlwine.com/conditions/result.php?buturyu_cd=N1559
L:気候的には難しい年、生き生きしてかなりパワーあり、ミネラル分豊かで熟成感あり。かつては生産量の85%が赤ワインで、白ワインはほとんど造られていなかったのですが、現在では90%が白ワインです

#3:コルトン・シャルルマーニュ グラン・クリュ1988 参考商品
http://www.nlwine.com/conditions/result.php?buturyu_cd=N1552
L:寒い年、酸味が若干強め、ミネラル感とベジタル感(微妙な味わいを造りあげる要素)

#4:サヴィニ・レ・ボーヌ プルミエ・クリュ“レ・ラヴィエール”2006
http://www.nlwine.com/conditions/result.php?buturyu_cd=N1476
畑の広さは22ヘクタールで12年前からビオディナミ農法を導入。2006年は収穫時に雨が降り、厳しい気候でより徹底した選果を実施
L:ビオディナミで栽培したぶどうは、腐敗しているそうに見えてもまったく問題がなく、生き生きとしたワインになりました。化学的なものの影響を受けることなく、良いものができるのがビオディナミ

#5:シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ グラン・クリュ2006
http://www.nlwine.com/conditions/result.php?buturyu_cd=N0841
「シャンベルタンはより繊細で、より女性的な表現をしているワイン」とラルデイエールさん。女性的という言葉の後ろにあるのは、クリエーティブなものによって新しいものが生まれてくるということを意味しています。この時、エネルギーが強ければ強いほど、パワーは広がるので、より生命力のある香りを感じることができます。

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上の画像の黒い点がアロマの分子で、左がプルミエ・クリュ、右がグラン・クリュでエネルギーの強いところで造られたもの。ラルディエールさんはワインを造る時、スパイラル(らせん状)に上昇するその分子をいかに高いところに持っていくかが大事であるかということを力説していました。

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らせん状に広がる香りは時計回りに増幅し、逆に回すと分子は落下するとか

試飲会場には新製品も登場して
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昨年11月、INAOによって認定された新AOCワインコトー・ブルギニョン
世界に先駆けての登場です。[ぴかぴか(新しい)]6月7日から出荷開始、希望小売価格1850円(税抜)

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シャプティエのブースで試飲中のラルディエールさん!

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1000円で購入できるウチ飲みワインのおすすめ!
M.シャプティエのペイ・ドック ロゼ
出荷開始は来週の木曜日24日です!

ラルディエールさんを囲んでのプレスランチ


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メゾン&ドメーヌ アンリオがアンバサダー制度で弾みを!! [シャンパン]

(株)ファインズとその良きパートナーであるメゾン&ドメーヌ アンリオが共同で「アンリオ アンバサダー制度」を設立しました。

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アンリオ家が所有する3メゾン、シャンパーニュ地方のメゾン アンリオ、ブルゴーニュ地方のウィリアム・フェーブルブシャール ペール エ フィスでは多様で上質なワインを造り出しています。

(左)アンリオのシャンパン『ブラン・ド・ブランNV』、爽やかでフレッシュ、伸びのある酸が魅力
(右)ボトル左から、ブシャールP&Fの『ボーヌ・グレーヴ・ヴィーニュ・ド・ランファン・ジェズュ2009』、メゾンアンリオの『キュベ アンシャンテルール1998』、Wフェーブルの『シャブリ・グラン・クリュ レ・クロ2009』

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(左)初代アンバサダーの『銀座レカン』の大越基裕シェフ・ソムリエ
(右)ファインズの中西卓也社長

アンバサダーの仕事は、難しい言葉ではなく、ソムリエならではの豊かな表現力で、「アンリオのスタイルと魅力」をワインラバーの皆様に伝道すること。2012年上半期の活動は・・・
■アンバサダーお薦めの今月の1本を紹介
■メゾンアンリオのローラン・フレネ醸造責任者とコラボレーションを展開
■和食とのマリアージュを通して、アンリオ社のスタイルを広く告知etc

大越アンバサダーと高良(たから)康之料理長の見事な饗宴
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アンリオに合わせたスペシャルメニューで完璧なまでの相性を披露してくださった高良料理長

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キャロットムースと赤ウニのハーモニー パプリカ風味のアリュメット(ネジ巻き状のパイ)を添えて

ブラン・ド・ブランと合わせて
大越アンバサダー「口の中でムースが溶けていくはかなさと、シャンパンの泡のはかなさには重なるものがあります。赤ウニの塩味とシャンパンの塩味(ミネラル)がマリアージュのポイントです。シャンパンには柑橘系のアロマ、軽いヨード香、食パンの白い部分の香りがあり、早い段階から酸味が感じられるので、味わい全体がとても新鮮です。今回温度には一番気を遣いました。今日(27日)は雨で湿気もあるため、いつもより気持ち低目で供出しています。通常は6~7度ですが、0.5度位下げています」

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ホワイトアスパラガスとズワイ蟹のマルブレ仕立て エストラゴンの芳香

ブラン・ド・ブランとあわせて
大越アンバサダー「ブラン・ド・ブランとこの料理のポイントは“酸の同調”で、キャビアの塩味とレモンの酸味が、ブラン・ド・ブランのミネラル感と酸味にうまく調和しています」

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ブリュット・ミレジメ2003
大越アンバサダー「猛暑といわれた2003年の特徴は、テクスチュアとスパイス感とスモーキーフレーバーだと思います。色調は濃く、スモーキーさやオリエンタルスパイスの香りを感じます。ブラン・ド・ブランと比べると酸は穏やかです。ブラン・ド・ブランは縦に伸びていく酸味ですが、2003年は横に広がっていく酸味です。インパクトがあり、テクスチュアに優れています」

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スパイスを纏ったマコガレイのグリル ディアブルソースのイマージュ

本当に手の込んだ逸品でした!
ブリュット・ミレジメ2003と合わせて
大越アンバサダー「マコガレイにはクミン、ピンクペッパー、レモンの皮の塩漬、ゴマ、サフランのスパイスを使いました。噛みたくなるような豊かさのある2003年ヴィンテージなのでソースもそれに負けない味わいの肉系ソース、フォンドヴォーを使っています」

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リリースしたばかりのキュベ・アンシャンテルール1998 を手にする大越シェフソムリエ、新ラベルに変わったボトル(左)

キュベ・アンシャンテルールの名前の由来、素晴らしさは産経EXのコラムで!
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120510/trd12051015590011-n1.htm

大越アンバサダー「長い熟成によってのみ得られる優しさがあり、キャラメルやカフェモカ、クミンやヘーゼルナッツ、ブリオッシュの第3アロマを感じます。フレッシュさと複雑さを備えていて、味わいの充実感があり、長期にわたって楽しめるシャンパンだと思います」

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“アルモール・エ・アルゴン” チンタセネーゼポークとアサリのラグーのコンビネーション

キュベ・アンシャンテルール1998と合わせて
大越アンバサダー「今回豚肉に決めた理由は穏やかな香りとサクサクした食感です。シャンパンの溌剌さと熟成した風味をどれだけ出すかということで、隠し味を施しています。1つめは酸化のニュアンス、これはコンソメのなかに少しシェリー(フィノ)を加えました。もう1つはシャンパンのなかに赤・黒系の果実を感じるので、コンソメにつぶしたフランボワーズを入れています。それからほんの少々ココナッパウダーを振ってあります。シャンパンの香り、味わいの変化をお楽しみいただきたいので、大きなグラスでお出ししています。今は7度位ですが、このあと少し温度を上げた10度でサービスします」

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私的感想:豚肉の脂身部分が口中でトロ~リととろける状態が絶品で、14年の時を経たアンシャンテルールと合わせると、きわめて滑らか! 口中で混然一体感が広がり、最高の組み合わせ。今回だけのメニューということでなく、『銀座レカン』のスペシャリテにして欲しい逸品でした!

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バナナとアミガサ茸のブロシュット “スープニール・ド・オーベル・デ・シーム”

キュベ・アンシャンテルールと合わせて
生姜と蜂蜜を練りこんだ生地、プロシェット(串焼き料理)の串はヴァニラ!
アンシャンテルールの供出温度は10度。香りふくよか、若干温度があがったことで、酸味がまるくなり、デザートの甘さとのバランスも良く、贅沢な組み合わせになりました!

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可愛いプティフール

大越アンバサダーの表現に大いに納得しながら、かなり細かい質問もさせていただきました。とてもとても勉強になりました。中西社長は「消費者に一番近い存在であるソムリエさんの豊富な表現力、知恵をレストラン内だけにとどめておくのではなく、もう少し広く活用することができればということで、今回のアンバサダー制度を考えました。ブランドオーナー、インポーター、お得意先との三位一体に、ソムリエさんを巻き込んだ“四位一体”で頑張りたいと思っています」とおっしゃっていました。

アンリオ社は派手な広告は一切しないことで知られています。このアンバサダー制度がワイン活性化の新たな弾みになることを期待しています。
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バレルトライアル&甲州の熟成具合取材して@マンズワイン [ワイン]

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太陽の中心にぶどうを配したロゴはマンズワインの「良いワインは良いぶどうから」の象徴

今年10月に創業50周年を迎えるマンズワインさんにお邪魔してきました。辰巳琢郎さんプロデュースの『今様』ロゼスパークリングのプレリリース会場で、茂木信三郎社長とお話させていただいたことがキッカケです。
訪問するにあたり、長野県の小諸ワイナリーでは「樽(バレル)違いのワインの比較」を、山梨県の勝沼ワイナリーでは「甲州の熟成具合を体感したい」とのお願いをしたところ、茂木社長の采配下、仕事冥利以上の体験をさせていただきました。

素晴らしいワインたち、また、それらが世に出るまでの現場での努力、苦労、工夫等が拙ブログを介して少しでもお伝えできれば本望です。

1万坪の敷地に日本庭園とワイナリーを併設
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明るい雰囲気の売店には今様ロゼや限定ワインが並んでいました!!

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故茂木七左衛門・元キッコーマン専務取締役が、国内外の庭園を参考にしながら10年構想で完成させた『万酔園(ばんすいえん)』は、信濃の山々を借景(しゃっけい)に、中央に池を配した回遊式庭園。お茶室もあり、流水の宴や野点等も楽しめる風流な造りになっています。

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さりげないところへの配慮も見事、(左)石畳にはぶどうのレリ-フ、(右)佐渡の貴重な赤石

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庭園内の『善光寺ぶどうの原木』は100年近い樹齢を誇っています。
絶滅しかけていたぶどうを同社が再発見した記念すべき原木で、長野市郊外からこの地に移植

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TINAJAティナハはラ・マンチャ地方で今でも使われているワインの発酵や醸造の容器

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マンズレインカットは、雨に弱い欧州系ぶどう品種のシャルドネ、カベルネ、メルロー、信濃リースリング等を完熟するまでぶどう樹にならせておくことができる優れもの
小諸ワイナリー訪問分は産経EXの4月26日掲載分に書きました。ご参考までに!
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120426/trd12042616320010-n1.htm

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ワイナリーの一角にはフランス系品種やドイツ系品種等が栽培されています。
収穫時に訪問し、ワインの原料になるぶどうをじかに感じてください!

ソラリスのテイスティングでは
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お洒落なステンドグラスにも注目

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新しくリリースされたワインも登場して
「日本から世界レベルのワインを送り出す」を信条にしているソラリス
マンズワインの品質主義の結晶が「ソラリス」シリーズです。

#1:ソラリス信州シャルドネ(CH) メソッド・トラディショネル・ブリュット2008
05年が初ヴィンテージのシャンパン製法によるスパークリングワインで今回が4回目のリリース。ブラン・ド・ブラン(CH100%)、タンクのみ使用。ドザージュ量5g/L、年間生産量1000本、ネット販売。軽快&爽快な香り、心地良い酸味、バランスの良さが特徴

#2:ソラリス信州ソーヴィニヨン・ブラン(SB)2010
SBのフルーティーさ、果実味、ミネラル感、ピュアさが魅力、ロワールのサンセールやプイイ・フュメを連想させる逸品。この2010年が初ヴィンテージ、タンクのみ使用、残糖2.5g/L、生産本数800本、樹齢8年、SBの品種香であるカシスの芽が鮮明

#3:ソラリス信州小諸シャルドネ樽仕込2009
参考出品(現在市場に出ているのは2010)、上品な樽香を前面に出したクラシックなスタイル、樹齢30年のCH、新樽100%(フランソワ・フレールの3種類の樽を使用)、収量44hl/ha、焼栗や蜂蜜、余韻に樽由来のロースト感、ふくらみあり、5年~10年熟成させて飲みたいワイン

#4:ソラリス信州小諸メルロー2008
#5:ソラリス信州東山カベルネ・ソーヴィニヨン(CS)2008
ともに2008年ヴィンテージ、長期熟成が楽しめるフラッグシップワイン。#4の土壌はワイン栽培以前は桑やアスパラを生産していたところなので、果粒を厳選し、徹底した収量制限(21hl/ha)を実施。Alc度数は14.2%、余韻に広がる温かさと甘さが印象的。無駄な栄養分を含まないやせた土壌から生まれる#5はぶどうの粒が小さく、凝縮しているので色調は深く濃い。収量は32hl/ha、Alc度数13.0%、芳醇な果実味、木目の細かなタンニン、余韻のロースト感、世界レベルの逸品

#6:ソラリス信濃リースリング クリオ・エクストラクション2010
1991年同社が品種登録をした信濃リースリング(シャルドネ×リースリングの交配種)。クリオ・エクストラクションはボルドー大学が研究していた製法で収穫したぶどうを冷凍してから搾って造るアイスワインスタイル、3kgのぶどうから1本しか造れない超贅沢な甘口ワイン。マスカット似の香り、色調から連想できる黄金糖やクリームブリュレの味わい、Alc度数も9.9%と低いので、ナイトキャップや秋の夜長におすすめ、母の日にも!!

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裏ラベルには詳細な情報が盛り込まれています。#1のスパークリングワインを例にすると、仕込日、ティラージュ(2次発酵のために酵母と蔗糖を添加する作業)日、デゴルジュマン(瓶内2次発酵を終えた後に生じる澱を取り除く作業)日の3段階表示。海外のスパークリング&シャンパンでもここまでの細かな表記をしているところはありません。

トヌリエ(樽の生産者)違いのワインを利く
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トップレンジ、ソラリス用ワインの樽、樽、樽

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第1フライトは『2011東山カベルネの樽違い』を比較左側の4本
1)VICARD社
2)SEGAN MOREAU社
3)DEMPTOS社
4)TRANSAUD社

第2フライトは樽内MLFの比較右側の3本
小諸ワイナリーでは赤ワインのみタンク内MLFを行っていますが、樽内MLFはトライアル中。
体験した5)6)は樽内、7)はタンク内のもの
マロラクティック発酵MLFはワイン中に含まれるリンゴ酸が乳酸菌の働きによって乳酸に変わる現象、酒質はまろやかに変化
5)樽内MLF/SEGAN MOREAU社
6)樽内MLF/VICARD社
7)タンク内MLF/SEGAN MOREAU社

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同社ではキッコーマン扱いのボリー・マヌー社とオージュ社を介して年間70本程度の樽を購入(ヴィカールだけは商社経由)しています。

1)VICARD社は焼きに特徴があり、それに由来するロースト風味
2)SUGAN MOREAU社はチョコやカカオ風味、色調も濃いめ
3)DEMPTOS社はビター風味、4つのなかで余韻が一番ソフト
4)TRANSAUD社は酸の広がり、上品さ、バランスの良さがあり、色調も濃いめ

4樽とも焼き具合やシーズニング(木材のなかの攻撃的なタンニンを緩和させるために屋外で行う自然乾燥)は同じとのことでしたが、2)4)にバランスの良さがあり、色調も濃いめで綺麗

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5)香り甘やか、乳酸のニュアンス、酸味上品
6)前面にロースト香や焙煎コーヒー、口中で若干の収れん味(苦み)、舌の上を粉っぽさがなぞるドライな印象
7)収れん味は感じるものの、6)より、まるみがあり、酸味とのバランス良

バレルトライアルは短期間で成果が出るものではなく、このような地道な研究の積み重ねによって素晴らしいワインが造り出されています。

ランチでの美食体験
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ソラリスのカベルネ・ソーヴィニヨン(左)とメルロー

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ホースラデッシュ添えのローストビーフと東山カベルネ・ソーヴィニヨンとの相性は絶品!

上田市塩田平東山地区のぶどう畑へ
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3月初旬に剪定作業を終え、壮観な景観のカベルネ・ソーヴィニヨン畑

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地殻変動により隆起してできた土壌には玉石(丸い石)がたくさん転がっています。
粘土と水はけの良い砂が入り混じり、余分な肥料が何もない理想的な土壌

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標高約550mの東山地区にある荒川園のぶどう畑
小諸市と東山のぶどう畑がある上田市との距離は20km、平均気温でみると約1度の差があり、結果として小諸までがシャルドネやメルロー、上田でカベルネ・ソーヴィニヨンを栽培しています。

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4月初旬の長野は冷涼で、体感温度が違いました

バレルテイスティングやワイナリーを案内してくださった松本信彦専務(中央)はボルドー大学ワイン醸造学研究所でワイン醸造士国家資格、ワインテイスティング適正資格取得後、マンズワインでソラリスの引導役として活躍中です。ソフトな語り口で丁寧な解説をしてくだる松本専務のお人柄に触れながら、多くを学ばせていただきました。
品質の良いぶどうが造れるようになった理由について、「レインカットはもちろんのこと、1993年から始めた収量規制も重要です。契約栽培農家に対して、15トン/haだったものを、その3分の1の5トン/haにまで規制しました。今では当たり前のように行われている収量規制ですが、当時はどこのワイナリーでも行っていませんでした」と松本専務は語っていました。

ぶどう畑から合流してくださった製造グループの掛川敏彦主査(右)からも貴重なお話を伺いました。
「小諸ワイナリーができたのが昭和48年で、その2年前に上田市の塩田地区に善光寺ぶどうの契約栽培の苗木を植え、昭和47年ワイナリーの周囲にも契約栽培の畑を広げました。そのような流れのなかで一番の大きな変化が、平成元年10月29日の積雪による善光寺ぶどう棚13haの倒壊です。収穫途中の出来事でした。これを契機に善光寺ぶどう一辺倒だった栽培を見直し、欧州系品種のメルロー、シャルドネ、信濃リースリングを導入、栽培法も棚式から垣根式に切り替えました。栽培農家の人たちも50代、60代だったので無理なく移行することができました。今、考えるとあの積雪はまさに“恵みの雪”であり、長野におけるワイン造りに大きな転機をもたらした出来事になりました。垣根栽培になったことで、栽培農家の人たちが高齢化した今でも楽な姿勢で作業をすることができますし、何より垣根式に転換したことでワインの品質が大幅にアップしています」と。

また栽培適地に絡んだお話で興味深かったのが“桜の開花とぶどうの適地”です。「ソメイヨシノは全国にありますが、長野の上田市の桜の開花は例年15日頃。小諸市では開花が20日で満開が23日頃です。それをぶどう樹に置き換えてみると、カベルネ・ソーヴィニヨンは4月10日頃に桜が咲くエリア、シャルドネは4月20日頃に咲くエリアが栽培適地と考えられ、3月に桜が咲くような場所では暖か過ぎるのでシャルドネやメルローには向きません。また5月に開花するようだと遅すぎます」とのご意見が。これをヒントにすると上田市以外にもぶどう栽培適地がまだまだありそうです。

マンズワインの竹村重雄主幹(左)はネットの責任者でもあり、同社と一般消費者との仲介に尽力しています。今回は佐久平駅到着からずっとお世話になりましたが、沢田研二が歌っていた同社のCMが入社の動機だった(100%本当かは別にして 笑)というお話を伺い、懐かしいジュリーの歌を思わず検索してしまいました!
「あなたに今夜はワインをふりかけ」、その時代をご存知の方はyou tubeに寄り道してみませんか♪

お天気にも恵まれ、身に余る光栄な時間を過ごすことができました。
茂木信三郎社長には細やかなご手配をしていただき、深く感謝しております。ありがとうございました! ソラリスにかけるマンズワイン栽培・醸造メンバー全員の情熱を十分に感じることができました!!

山梨県が誇る甲州ぶどうのポテンシャル


2012年は憧れの吉野桜と・・・ [桜、さくら、sakura]

NHKのBSで、桜満開の世界遺産『吉野山』の鳥瞰映像を見て以来、憧れていた光景!!
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2012年の桜探訪は吉野山の桜情報を見ながら日程を調整、奥千本詣をしてきました。
当日は関西方面に詳しいM女医と一緒に90分近くウォ―キングを!

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近鉄吉野駅からロープウェイで3分、吉野山駅へ。桜との対面が楽しみ!

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下千本の桜は土・日の風雨で散り果て~お部屋の横に古い樹齢の見事な桜があるのに残念~
25日、奥千本口のバス停からハイキングコースを開始しました! 
天気快晴、風おだやか、気温は予想通り27度になりそうな気配です。
まずは金峯神社までののぼり坂ですが、これが意外とキツイ

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義経が弁慶と共に身を隠したといわれている宝形造りのお堂『義経のかくれ塔』に到着
思わず歌舞伎の『勧進帳』に出てくる義経主従一行の山伏姿を連想してしまいました。

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月と桜を愛した西行が3年間過ごしたという『西行庵』の表示板には4首が
■とくとくと落つも岩間の苔清水 汲みほすまでもなきすみかかな
■吉野山去年(こぞ)の枝折(しおり)の道かへて まだ見ぬ方の花をたずねむ
■吉野山花のさかりは限りなし 青葉の奥もなほさかりにて
■吉野山梢(こずえ)の花を見し日より 心は身にもそはずなりにき

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簡素な庵のなかの西行さんの像

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桜の時期に訪問できた記念のワンショット、背後には西行さん!

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先の歌に登場していた苔清水

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ピュアな湧水、西行さんも飲んでいたのですね!
土日の雨の影響で道はまだぬかるんでいましたが、空気も水もフレッシュ、全く違います。

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苔清水から少し下ると、きゃっ、見事な景観!  奥千本の桜を見ることができました!!

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吉野山には伐採された桜が結構あって・・・年輪を重ねていますね

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奥千本エリアのハイキングを無事終えて、ロ―プウェイで吉野駅に

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スタイリッシュな新型車両で京都へ

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去年は4月20日に訪問し、息を呑むほどに美しかった仁和寺の御室桜でしたが、今年はアウト。
でも八重桜が満開でした!

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今年はきれいに開花している淡緑色の桜、御衣黄(ぎょいこう)を見ることでき、シアワセ~

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今日から鴨川をどりが始まりましたね。

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夜の先斗町、風情があります。

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M女医はお仕事で早朝帰還、私はホテル前にある二条城からスタートして名残りの桜見物!

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桜吹雪が本当にきれい!!!

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北野天満宮に出て、少し早目のお昼、これは正解!
今回はどこに行っても修学旅行生ばかり、『たわらや』さんも然りでした。

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久々の金閣寺でしたが、ここも海外からのお客さまと修学旅行生で超にぎやか!

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つかの間の静寂、お抹茶席だけは静か。金箔のついた干菓子でパワーアップ!

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階段を下りて、私も帰路へ
今年も大好きな桜を見ながら・・・
さまざまのこと おもいだす さくらかな(松尾芭蕉)』の貴重な日々になりました、感謝!
タグ:吉野桜
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17年ぶりの来日! フィリップ・ドルーアンが語る有機栽培からビオディナミまで [来日したワイン生産者&関係者]

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輸入元三国ワイン(株)の招聘でボーヌが本拠地のメゾン・ジョゼフ・ドルーアン(以後ドルーアン)から栽培責任者フィリップ・ドルーアンさんが来日、プレス向け試飲セミナーを行いました。“畑を守る男”と形容されている彼は土壌への想いが強く、現地を離れることが少ないので、今回の訪日は実に17年ぶりのことです!
自社畑は77haで、内訳はコート・ドール(36ha)、シャブリ(38ha)、コート・シャロネーズ(3ha)、ドルーアンでは2007年に自社畑すべてにビオディナミの導入を完了しています。セミナーでは栽培担当者として活動するに至った経緯、有機栽培への取り組みからビオディナミへの移行、さらには現在研究を進めている課題等について語りました。

ドルーアンファミリーの役割分担
ドルーアンの創設者はジョゼフ・ドルーアン、二代目はヒトラーからワインを守った人々を綴った名著『ワインと戦争』にも登場するモーリス・ドルーアン、三代目は会長職を務めるロベール・ドルーアン、そして現社長は2003年に就任した三男のフレデリック・ドルーアン。ロベール会長の4人の子供たちはそれぞれの役割を忠実に守り、ファミリーを盛り立てています。来日した長男のフィリップさんは栽培を、次男ローランさんはアメリカを拠点に活動する販売統括責任者で、三男は現社長、長女のヴェロニクさんはオレゴンの醸造責任者&ボーヌの醸造担当として活躍しています。

土壌への取り組みについてIMG_9541 .JPG
フィリップさんは商業関係の勉強をしてから兵役に出て帰還。その後、ワイン醸造の高等専門学校で学びますが、87年当時は薬剤の使用で、土中に生息する害虫を捕食していたチフロドローム(ダニ目の一種)を全滅させてしまう事態になっていました。フィリップさんは農薬による土壌汚染や土に関する質問への回答を求めますが、明確な答えが得られない状況に疑問を抱き、有機栽培に目を向けるようになっていきます。

有機栽培からビオディナミへ
自分なりの解決法を見つけるために有機栽培を実践している人たちと会い、学んでいくうちに、薬剤を使って畑仕事をすることは、そこで働く人にとっても、ぶどう樹にとっても良くないという結論に達して有機栽培に転換。ここでも新たな問題点が。ボルドー液に含まれる銅の使用と病害の解決へのアプローチが個々の対処になっていることへの疑問です。最終的に「有機化合物の減少もしくは全廃」を目標に定め、ビオディナミを導入することに。1997年のことでした。フランス国内にビオディナミ研究グループを設立。メンバーにはドメーヌ・ラファルジュやラフォン等、後々にはロマネ・コンティも参入。研究グループではビオディナミについて学んだ事柄や畑での経験をメンバー全員で共有しています。

質と量への影響
生産量への影響はないものの、例外としてウイルスによる被害の場合は、樹を抜くこともあり、また灰色カビ病の場合は収穫が減少することもありうるとのことでしたが、ビオディナミがもたらす効果として、■合成化学薬品の残留がないこと、■ワインのなかにエネルギーが表現されていること、■クロード・ブルギニョンの研究でも示されているように根が地中深く伸びていることで、根周囲の細菌層の働きが活発になること等が挙げられ、年月を重ねることで、テロワールが明確になり、加えてビオディナミならではの“プラスアルファ効果”があることをフィリップさんは強調していました。

テイスティングワインは6アイテム
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#1:シャブリ レゼルヴ・ド・ヴォードン2010/上代:3000円+税
#2:シャブリ グラン・クリュ ヴォーデジール2009/上代10000円+税
#3:ボーヌ プルミエ・クリュ クロ・デ・ムーシュ ブラン2009(画像は2010)/上代13000円+税
#4:サヴィニ・レ・ボーヌ フルノー2008/上代5000円+税
#5:ボーヌ プルミエ・クリュ クロ・デ・ムーシュ ルージュ2009/上代13000円+税
#6:シャンボール・ミュジニー プルミエ・クリュ2008/参考出品

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#1はステンレスのみ。ピュアでチャーミング。2010年は元気な年!
#2は蜂蜜、きれいな酸味、2009年は太陽をイメージさせる年!
#4は果実味とスパイス風味(白胡椒)、タンニンもしっかりあり、酸味も豊か
#6は木目こまかなタンニンと滑らかさ、ぶどうの旨みと長い余韻、フェミニンなワイン!

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クロ・デ・ムーシュは1920年代に2代目モーリスが購入した最初の畑で、昔はピノ・ノアールとシャルドネのぶどう樹を一緒に植え、2つをブレンドしてワインを造っていました。ブラン誕生はまさに偶然。ある年、ぶどうの熟度の違いから別々に仕込んでみたところ、シャルドネから素晴らしいワインができたので、それ以来、ルージュ(ピノ・ノアール)とブラン(シャルドネ)を造るようにしたそうです。
ドルーアンと三国ワインの表記はピノ・ノアール
#3(左)の樹齢は35~37年、軽いロースト感と蜜蝋のニュアンス、#5は赤系果実(ラズベリー、ブラックベリー等)や甘草、ぶどうの凝縮感

セミナー後感
ドルーアンではPNとCHの改良、台木や接ぎ木の改良、ビオディナミに使うプレパラシオン(調剤)の継続的な実験に加え、接ぎ木なしの実験を進めています。これは自根(franc de pied)への取り組みです。
現在はまだ研究途中とのことですが、「フィロキセラからぶどう樹が身を守るためには、従来からの接ぎ木(オメガ式)に問題があるのではないかと考え、現在新しい接ぎ木の方法に取り組んでいること。および砂地でない土壌でも、ビオディナミならぶどう樹に自己防衛能力が備わることもありえる」との考えを示していた栽培責任者フィリップさんの研究成果を楽しみに待ちたいと思いました。

試飲展示会場で
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所有するコート・ドールの畑の90%がプルミエ・クリュもしくはグランクリュだけに、
試飲会場に並んでいるワインも逸品揃い!

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ブース担当者の説明にも熱が入っていました!

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グラン・エシェゾーの垂直試飲では贅沢なる3ヴィンテージが登場!
左からシルクのような舌触りの2006年、果実味豊かな2007年、酸味主体の2008年

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ドルーアン社ゆかりの素敵な女性たち、30年以上醸造長を務めたローレンス・ジョバール女史と、その後を引き継いだヴェロニク・ドルーアン!!  この『クロ・デ・ムーシュ ルーヴレ・デ・ダム(“女性の作品”の意味)2005』は、その名の通り、彼女たちの共同作品。通常のクロ・デ・ムーシュと異なるのが、現在の醸造機器を一切使わずに造り上げたところです。女史最後の仕事となった2005年、また創業125周年の記念の年という意味を込めた1000セットの限定品(58000円+税)です

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4月25日に出荷を開始したばかりのロゼ・スパークリングは、“ウチ飲みワインにおすすめ”です!
スペインの名門トーレス社がチリに所有するミゲル・トーレス社。パイス種から造ったロゼはレモン風味の爽やかさと、アフターに感じるピンクグレープフルーツ似の軽い渋みが魅力

[わーい(嬉しい顔)]同日12時から行われた『ワールドプレミアムワイン試飲商談会2012春』では、1ケースの注文につき1000円を(社)日本ソムリエ協会を通じて、日本赤十字社東日本大震災義援金口座に寄付(同日~20日の注文分)。三国ワイン(株)では2011年12月末までに総額400万円を、日本赤十字社を通じて東日本大震災義援金として寄付しています。

ボルドー格付け 8シャトーを味わう晩餐会


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自根シリーズの最後はシャルトーニュ・タイエ『レ・バール エクストラ・ブリュットNV』で! [オープンカレッジ]

オープンカレッジの春期講座シャンパン編が始まりました。
4月は“自根(franc de pied)シリーズ”、メゾンは『シャルトーニュ・タイエ』です。
ぶどう品種はピノ・ムニエ!

昨年末に訪問した『タルラン』のブノワさんから教えていただいた情報をもとに、
『シャルトーニュ・タイエ』のアレクサンドル・シャルトーニュさんにメールをしました。
「1月にタルランの自根のシャルドネ、2月にニコラ・マイヤールの自根のピノ・ノワールを取り上げてきました。今回はあなたが造っているピノ・ムニエを是非とも準備したい」と。
私の持論 「できる男は返信が早い(笑)」、即お返事がきました。
フランスにも在庫がほとんどないなか、アレクサンドルさんと輸入元の(株)フィラディスの間中さんの尽力で、無理が叶いました。本当に特別供出の貴重なシャンパンです。

シャンパン名は『レ・バール エクストラ・ブリュットNV』
尊敬するワインジャーナリストの柳忠之さんが『ワイナート65号』に訪問記事を載せています。

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春期講座の第1回目のフルメンバー!

第1フライト
『シャルトーニュ・タイエ』のNVとミレジムを比較してみました。
本拠地はランスの北西7km、サン・ティエリー丘陵の標高120mに位置するメルフィにあります。1683年からぶどう栽培を、1960年代からシャンパン造りを開始した小規模の家族経営のレコルタン・マニピュラン(RM)です。
#1:キュヴェ・サン・タンヌ ブリュット
生産者:シャルトーニュ・タイエ(RM)
ぶどう品種:ピノ・ノワール47%、シャルドネ39%、ピノ・ムニエ14%
ドザージュ:4.5g/L
デゴルジュマン:2011年12月
価格:5200円
#2:ブリュット・ミレジム2002
生産者:上同(RM)
ぶどう品種:ピノ・ノワール60%、シャルドネ40%
ドザージュ:6g/L
デゴルジュマン:2011年2月
価格:7800円

左から、#1#2の順。2本とも繊細でリズミカルな気泡。#1は香り華やか、フレッシュ感があり、青リンゴやグレープフルーツGFのような果実味。余韻にGFの内側の白皮を食べたときに感じる軽い渋み。素直で溌剌としたスタイルです。#2はぶどうの凝縮感、ミネラル感、ボディのふくらみがあり、おすすめのおいしいシャンパン。2ボトルとも酸の印象が際立っており、#1はメリハリ感、#2はよりピュアで鋭角的。ここで感じた酸の印象が、第2フライトで同メゾンを利き取る何らかのヒントになるのでは、と思いましたが。さて、第2フライトでいかなる結果が出るか・・・

第2フライトでとりあげた秀逸なピノ・ムニエ100%のシャンパン
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#3:クリストフ・ミニョン エクストラ・ブリュット
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http://non-solo-vino.blog.so-net.ne.jp/2011-08-15-1
生産者:クリストフ・ミニョン(RM)
ぶどう品種:ピノ・ムニエ100%
ドザージュ:3g/L
デゴルジュマン:2011年8月1日
価格:6300円
レモンやGF、白い花、ブリオッシュ、ミネラル感があり、口中に残る最後の軽いビター感が#1と似ています。チャーミングで軽快、万人に好かれるシャンパン。ピノ・ムニエに関して“フラワリー”というのが私にとっての1つの判断基準です。5アイテムの香りを利いて、それをしっかり感じたのがクリストフ・ミニョンと#5のシャルトーニュ・タイエ。講座生への質問「香りが華やかで花のようなニュアンスを感じるものは」で、挙手が一番多かったのはやはり#5、以下 #3 #4#6 は同数で、#7 はゼロ

#4:タルラン ラ・ヴィーニュ・ドール2002
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生産者:タルラン(RM)
ぶどう品種:ピノ・ムニエ100% /スパルナシアン(粘土石灰質)土壌
ドザージュ:4g/L
デゴルジュマン:2010年6月22日
価格:10500円
ピュアで凛としたシャンパン。花のような香りだけでなく、香草やハーブ的なニュアンスもあり、口中での旨味や上品な酸、余韻のビター感、いいですよね。「酸を一番感じるのは」の質問に、約半数がタルランに手を挙げていました。ブノワさんは「酸味と渋味を楽しんで」とおっしゃっていますが、デゴルジュマンをして約2年弱。昨年暮現地で、そして今年1月講座で試飲した時より、酸味がワインに溶け込んでいる印象を受けました。ちなみに講座生の酸の感じ方は挙手の多い順に#4#7#3#5は同数、#6でした。

#5:シャルトーニュ・タイエ キュヴェ・レ・バール
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生産者:シャルトーニュ・タイエ(RM) 特別出品
ぶどう品種:自根のピノ・ムニエ100%/ チョーク・砂質土壌
ドザージュ:ノン・ドゼ 
デゴルジュマン:2011年4月
若手のホープ、アレクサンドル・シャルトーニュさんを表現しているような元気な気泡、ピノ・ムニエらしいフラワリーで華やかな香り、トロピカルフルーツやキレのある酸、歯茎に残るごく微量のビター感。砂質育ちの自根ぶどうの「酸」の特徴は、粘土石灰質やチョーク質にはない、細身ながらも骨が少し太いという印象です。5つのシャンパンのなかで酸のインパクトがありながらも、口中で太めの酸を感じたのがレ・バールでした。ドザージュをしていないので、酸味ははっきりしていますが、口のなかでの広がりはきわめてクリーミー、丸みがあります。それを#5のなかから利き取り、感じ取ることができるか・・・というより、私のその説明が講座生に伝わるかかどうかのほうが気になりましたが、結果、ここ1年ほどでテイスティング能力に磨きがかかってきたkanさんと初参加のAさんがしっかり当ててくれました。ぶどうの樹齢は50年。NV表記ながら2006年収穫のぶどうだけを使用した数量限定の希少シャンパンです。

自根(franc de pied)でもタルランやニコラ・マイヤールは「砂質のみ」で、シャルトーニュ・タイエは「石灰混じりの砂質」土壌です。ピノ・ムニエの樹を植えたのはアレクサンドルさんの曽祖父・母だそうで、「石灰を含んでいてもベースは砂質なのでフィロキセラの害はない」と判断して植えたということでした。

#6:フランソワ・べデル  アントル・シエル・エ・テール
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生産者:フランソワ・べデル(RM)
ぶどう品種:ピノ・ムニエ100%
ドザージュ:8g/ L 
価格:8300円
収穫年の表記はないのですが2002年産100%、他の4つと明らかに異なる香りで、一番控えめながら、花だけでなく、果実、野菜、鉱物、スパイス等の様々なニュアンスがあり、酵母由来の旨味、複雑味、太くて長~く広がる余韻、一味違う大人の印象。今回講座生に聞いた「香り」、「酸味」、「タンニン」の3項目すべてにおいて一番挙手が少なかったのがベデルですが、1つの要素が際立つというわけでもなく、自己主張するわけでもなく、でも上品に立ち位置を決めている、そのような表現が似合いそうな1本でした。

#7:エグリ・ウーリエ レ・ヴィーニュ・ド・ブリニー プルミエ・クリュ
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http://non-solo-vino.blog.so-net.ne.jp/2009-07-19-1
生産者:エグリ・ウーリエ(RM)
ぶどう品種:ピノ・ムニエ100%
ドザージュ:非公表 (多くても5g/L位までの予想)
デゴルジュマン:2010年10月 
価格:7300円
いつ飲んでも「いいなぁ!」と感じるシャンパン。厚みがあり、蜂蜜のような甘味と舌の上に広がって余韻を残しながら消えていく酸がホントきれい。新樽由来のタンニン分は感じますが、樽使いの凄さは秀逸。講座生への質問「口中でタンニンを一番感じたのは」でも、予想通り、エグリ・ウーリエが圧倒的でした。洗練されたタンニンなので、味のバランスを邪魔することなく、むしろ食事と合わせていただくと、より旨さが広がるという印象を受けます。2番目に多かったのが、シャルトーニュ・タイエ(タイエのタンニンはウーリエとは質の違うタンニン/探究する価値あり)で、以下#4#6#3

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お気に入りを1つを選んで、と言われてもとても簡単に答えられない、素晴らしいピノ・ムニエでした。各グラスそれぞれに趣きがあり、大いに魅了されました! 「人生の最後に飲むシャンパンは」などという質問を良く聞きますが、シャンパンの魅力を知れば知るほど、私はその質問に到底答えられないことを実感しています。

ウチ飲みワインのすすめ@昭和女子大学オープンカレッジ [オープンカレッジ]

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春期特別講座『ウチ飲みワインのすすめ』も無事に終了! 
定員以上の皆さまに受講いただき、感謝にたえません、ありがとうございました!
今回は11アイテムのワインをご用意しましたが、食との相性で面白い実験をしました。

ラッキーにも、講座3日前に受講したサッポロビール主催『ベリンジャー・フードペアリングセミナー』が、有意義かつすぐに応用できる内容だったので、「ウチ飲みワインのすすめ」に参加してくださるワインラバーさんには是非とも体験していただこう! と思い、早速取り入れました。
まずは、内容充実のフードペアリングセミナーからお伝えしますね。

ナパの老舗ワイナリー『ベリンジャー』が開発したプログラム
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当日テーブルの上に用意されていたワインは5アイテムで、左から(1)ホワイト・ジンファンデル2010、(2)シャルドネ2010、(3)エステート・シャルドネ2010、(4)カベルネ・ソーヴィニヨン2009、(5)エステート・カベルネ・ソーヴィニヨン2009。ポリコップのなかには醤油と旨味水(味の素を水で溶かしたもの)、お皿の上にはリンゴ、木綿豆腐(わさび付)、シャケ、ステーキ、レモン、お塩

講師はべリンジャーワイナリーを傘下にもつトレジャリーワインエステーツ社の古本龍彦さん。長年ベリンジャーを担当なさっていたファインワインアンバサダーで、ワインと食事のペアリングの研究家として活躍中です。

ベリンジャーは1876年創業の老舗ワイナリー。禁酒法時代にもミサ用のワイン造っていたので、その歴史は136年に及びます。同社ではワインと料理の相性を研究し、『フード・ペアリング』という独自の理論を完成していますが、それは「ワインの味をできるだけそのままに保つワインと料理のおいしい組み合わせの探求」です。

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ベリンジャーが開発した塩味・酸味・旨味・甘味の一覧表 (C)Jerry Confort

第1フライトは、上記5アイテムのワインを試飲し、続けてリンゴとレモンで相性をみていきます。レモンはどのワインをもマイルドにしてくれる優れもの。リンゴと(5)の相性は最悪、口のなかは渋み&苦みの大洪水! 

第2フライトではテキーラを飲む要領で、手の甲にレモン汁を2~3滴たらし、そこに1つまみの塩を加え、タンニンの強い(5)と合わせると、あらら~大洪水だったはずの口中がさっぱり!
古本講師いわく「樽のタンニンが苦みを増大させるのですが、レモンと塩によって味わいが緩和されます」と。それからリンゴにレモン汁を振り、塩をつけて食べるとワインもリンゴも美味に。
“ワインの味も変化せず、リンゴも美味しくなる”、これがべリンjジャーが考えるペアリングの基本理論です。

第3フライトでは樽の要素のある(3)と旨味水(だしの味、素材が持っている味)を合わせて。旨味水を口に含み、ワインを飲んでみると微量のアンバランス感はあるものの、嫌な印象ではありません。古本講師が「この組み合わせを許せると思う人?」の問いに挙手したのは私を含め32名、「許せない」と答えた人は22名。古本講師の「器の狭さを試しました」との冗談めかしのひとことがありましたが、味覚に対する反応はまさに様々です。私には許せる範囲ですけどね、この組み合わせは。

第4フライトは(3)とシャケを合わせて。最初はそのまま、後半はレモンと塩で。生臭さvsすっきり!
第5フライトは(5)とステーキ。最初はそのまま、後半はレモンと塩。物足りなさvs旨さ、歴然です!

1時間の短いセミナーでしたが、貴重な体験になりました。古本講師、ありがとうございました。
また(C)の表の許可もありがとうございました!

『ウチ飲みワインのすすめ』報告


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世界に先駆けて披露されたカステッロ・ディ・アマの『haiku(ハイク)』ワイン [ワイン]

イタリア・トスカーナ地方にあるカステッロ・ディ・アマのオーナー兼醸造責任者マルコ・パランティさんが来日。『haiku(ハイク)』ワインを披露しました。本国イタリアでは、今秋10月か来年プレゼンをするということなので、まさに本邦初、全世界に先駆けてのお披露目!

[るんるん]追記:本日12日刊の産経Xもご笑覧いただけましたら幸いです。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120412/trd12041215440017-n1.htm
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会場入口にはハイクワインが!
イタリア系の品種サンジョヴェーゼ50%とフランス系の品種カベルネ・フランとメルロ各25%のブレンド。果実味豊かでタンニンも上品、単独で飲んでいて「美味しい」と感じるワインです。

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オーナーのマルコ・パランティさんは愛妻家で日本好き。ご夫妻でよく三ツ星の和食店にも顔出しなさる由、「シンプルなものは素材が大事です。トスカーナにもそのような傾向があります。料理をみてもソースを使ったり、煮込んだりせず、素材の良さを生かす工夫をしています」とパランティさん、和の世界に通じるところ!

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カステッロ・ディ・アマのラインアップ、ラベルに描かれた騎士の位置は中央!

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カステッロ・ディ・アマの騎士はシモーニ・マルティーニ作のフレスコ画に描かれた騎士です。
『haiku』ワインの騎士の位置にご注目あれ~
パランティさんが醸造責任者になって今年で30年目。従来と違うことをしてみたいということで手掛けたのが『haiku』ワインになります。そこで将来に向けて“一歩踏み出した形”の騎士に。少し左に移動していま~す。

安藤忠雄設計のプライベートミュージアム
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某建設会社会長が所有するプライベートミュージアム、素晴らしいです!
ホールから美術品をみながら移動していくと瀟洒なお茶室へ
『haiku』ワインも馴染んでいるように見えますね
今回のハイクワインお披露目にあたり、『日本伝統俳句協会』のメンバーさんがハイクワインやアマをテーマに詠んた句も紹介されていて、その場の雰囲気を盛り上げていました。

[かわいい]
輸入元の(株)エノテカさんがワイン俳句大募集中です!
賞品はもちろん、カステッロ・ディ・アマのワイン!
4月30日(月)必着なので、インスピレーションがわいたら即応募してください~
タグ:haikuワイン
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春を意識した食材とウィリアム・フェーブルのシャブリを合わせて [ワイン]

(株)ファインズの招聘で、フランス・ブルゴーニュ地方シャブリ地区からウイリアム・フェーブル(WF)社のディディエ・セギエ醸造責任者と輸出部の西山雅己さんが来日しました。
恵比寿『魚のほね』の櫻庭基成郎シェフの料理とシャブリとのコラボレーション、および、近年ウィリアム・フェーブル社が手がけている事柄や最新ヴィンテージについて報告がありました。

[わーい(嬉しい顔)]4月5日本日刊の産経EX【ワインのこころ】もサイトにアップされました。併せてご覧ください。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120405/trd12040515490016-n1.htm

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供出ワインは5アイテム、左から順に
#1:シャブリ プルミエ・クリュ モンマン2010
#2:上同 モンテ・ド・トネール2010
#3:上同 ヴォロラン2010
#4:シャブリ グラン・クリュ コート・ド・ブーグロ2009
#5:上同 レ・クロ2009

2010年は酸味豊かな年
収穫は9月20日、春先の霜害と開花時期のミルランダージュ(花ぶるい)で、ぶどうの実は小粒になった。9月は例年よりやや冷涼ながら日照量は多く、酸味と凝縮感を備えたぶどうが収穫できた。1haあたりの収量は25~40ヘクトリットル、花ぶるいの影響で平年より3~5割減、酸味があるので10~15年待ってから飲むのがおすすめ。比較すべきヴィンテージは2007年産。瓶詰めは2011年11月に行った

2009年は太陽の年
収穫は9月14日、8月は猛暑が続き、月の後半にはぶどう果の色付きが始まった。9月に若干の雨はあったものの、日照量も多く、ボリューム感のあるぶどうになった。酸を残すため、2009年は収穫を早めた。2009年は豊かさとまろやかさがあるので早くから楽しめるヴィンテージ。グラン・クリュでも4~5年待てば飲める。レストラン向き。コート・ド・ブーグロとレ・クロはいかに酸を残すかが課題だった年。

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(右)WF社のディディエ・セギエ醸造責任者と輸出部の西山雅己さん

ウィリアム・フェーヴル社の新たな取り組み
■ぶどう畑の増加
ドメーヌ兼ネゴシアン(ぶどう栽培者から買付けてワイン造りを行う)のWF社。ドメーヌ部門が2009年に所有していたプルミエ・クリュ(1級畑)は11.9haでしたが、2010年に1.8ha増となり、合計で13.8haになりました。該当する畑はプルミエ・クリュの「モンマン」、「ヴァイヨン」、「モン・ド・ミリュ」の3つで、なかでも「モン・ド・ミリュ(0,5ha)」は同社が今まで所有していなかった新しいクリュになります。これら3つの畑は同社と長年付き合いのあった栽培者と、35年のレンタル畑契約を結んだことで実現したものです。35年という数字はドメーヌ化するためには必要な年数とされており、単にレンタルしているだけでなく、畑の改革等をしていくために要する必要年数になっています。

■有機栽培、ビオディナミについて
2006年からヴァイヨンの畑で有機栽培に取り組み、2012年にはすべてのプルミエ・クリュとグラン・クリュに拡大していく予定。2011年からはレ・プリューズとレ・クロの一部で試験的にビオディナミを開始。元気のなかったぶどう樹に勢いが出てきた由。2012年はグラン・クリュと右岸のプルミエ・クリュでさらにビオディナミの面積を増やす予定だそうです。

有機栽培の導入は 次世代、および将来を考えて、化学物質を控えることが大事という思いと、自然保護の観点から行っています。地球温暖化の好影響で有機栽培やビオディナミへの転換がしやすくなってきたことも事実。「ビオディナミの試験的な導入で、テロワールの違いがはっきりと表現され、ミネラルが強く感じられるようになってきました」とセギエさん。保守的だったシャブリの生産者も新世代の台頭により、海外研修や他のエリアに出向いての学習により、今までと違う新しい取り組みが行われるようになっているそうです。

ワイン&食のマリアージュ
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テーマは日本の春の味覚&シャブリとのコラボレーション

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春の山菜サラダ
タケノコや菜の花は#1『モンマン』や#2『モンテ・ド・トネール』と合わせて素直に美味しい印象。
#3『ヴォロラン』だと後味に上品な酸味が広がり、最後1点に集中していく感じが面白いです

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(左)白身魚(ひらめ)の昆布締め (右)まぐろの海苔醤油 オリーブオイルブラックペッパー
二皿とも合っていたのは#2『モンテ・ド・トネール』
ブラックペッパーを添えていただくと#3がいい感じ!

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(左)イベリコ豚の若布煮 (右)かじきの蕗味噌焼き (奥)食用ほおずき、奈良漬け
イベリコ豚(セクレト部位)を若布(ワカメ)でぐるぐる巻いてホイルに包んで1時間くらい火を通した料理なので、脂分がきれいに落ち、柔らかい食感が広がる一皿。グラン・クリュの#4『コート・ド・ブーグロ』と絶妙。蕗(ふき)味噌は単体だとほろ苦いのですが、ワインと合わせることで苦みが消え、まろやかに。やはり#4で! 食用ほおずきの酸がシャブリと予想外のマリア―ジュ、面白い~

セギエさんは「奈良漬けは・・・」とひとこと。欧米の方には苦手な食材だと思います。
日本人的には#2『モンテ・ド・トネール』や#3『ヴォロラン』のようなプルミエ・クリュクラスが合うと思います。

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ハマグリのサフラン仕立てスープ
ハマグリの上品なだしとシェフ好みの「ワカメとシャブリ」のバランスの良さ。とても贅沢なのですが#5グラン・クリュ『レ・クロ』と合わせるとミネラル感がしっかり感じられます

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まぐろ丼
ピュアな酸味とエレガントさが際立つ#2プルミエ・クリュの『モンテ・ド・トネール』との相性が最高!
WF社のシャブリテイスティングでいつもこのボトルの前で立ち止まってしまうお気に入りのシャブリなんです。和食に断然おすすめできる1本ですよ!

ディアムコルクの導入
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2003年に商品化されたDIAMディアム。コルク臭を除去したコルクといわれています。コルクの粉末を二酸化炭酸で洗浄して形成します。現在、WF社では2種のディアムを使っており、「ディアム5」は長さ47mm、価格0.15ユーロ。2010年ヴィンテージから村名ワインとプルミエ・クリュにも採用。
画像はさらに上のクラスの「ディアム10」で、54mmの長さはDRCのコルクと同じです。価格は0.25ユーロ。酸素透過性が低いので、長い熟成にも耐えると同社は判断しています。2010年ヴィンテージからプルミエ・クリュ『モンテ・ド・トネール』、同『ヴォロラン』、すべてのグラン・クリュに採用。セギエさんは「ディアムの導入でコルク臭、ボトル差がなくなったのが最大のメリット」と述べていました。

ワインの入門者に必ず書いてある「シャブリと牡蠣」のマリアージュ。私は牡蠣アレルギーなので、相性チェックはできませんが、今回、櫻庭シェフがセレクトなさった春の食材とシャブリ(プルミエ・クリュとグラン・クリュ)5アイテムとのマリアージュ体験は勉強になりました。このような機会を与えてくださった(株)ファインズの羽根田裕子さん、清塚朋子さん、そして森本明子さん
ありがとうございました!
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3月の産経EX【ワインのこころ】ではロゼワインに焦点をあてました! [EX【ワインのこころ】]

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圧巻! 仁和寺の御室桜 2011年4月21日撮影

桜前線が動き始めましたね!!  日本列島がピンク色に染まっていく感じ、ワクワクします。
3月の産経EX 【ワインのこころ】では、桜の開花を待ちながら、ロゼワインについて書き連ねてみました。ロゼ活用のお役に立てば幸いです。

■「 ロゼ 」 世界で躍進中
■気になるネーミング 「夜のロゼ
■辛口のロゼ 試す価値あり
■生命力と若さを感じさせるロゼ ・スパークリング
■桃の花びらをイメージしたロゼ
■ 家族の愛情あふれるレオン家の ロゼ

追伸:今日(4月1日)はパトリック・レオンさんの誕生日[プレゼント]です!
昨夜嬉しい返信メールをいただきました。【ワインのこころ】も
Thank you also for your column on your web site : I will try to have it translated in french.
とのこと。完璧にお伝えできれば本望です。
レオンさんのキャッチフレ―ズはコレ(笑)↓
3はTrois(トロワ)ですからね。

1.....2.....3.....CROIX !!!!!....

Patrick LEON
" Leon Consulting "
Les Trois Croix



3月22日発売、メルシャンの精鋭女子5名の知恵が書籍(1000円)になりました!!
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ワインの会社がずっとつくりたかった 『ワインに合う! かんたん おいしい 満足レシピ82』

出版パーティーに登場していたお料理は本著をみながら簡単に作れるものばかり、嬉しいね!
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カプレーゼのピンチョス(左) トマトのせバゲット(右)

IMG_9211.JPGIMG_9223 桜えび入りや生そば.JPG
簡単ピクルス(左) 桜エビとたけのこキャベツのパスタ(右)
ピクルスの酸味と『コドーニュ クラシコ・ロゼ』の酸味がとても良く合っていました。
桜エビのパスタは『シャトー・メルシャン アンサンブル 萌黄2011』とイイ感じ!
このヴィンテージは従来からのアンサンブル(シャルドネ&甲州)に、マリコ・ヴィンヤードのソーヴィニヨン・ブランがブレンドされているそうです。
タグ:ロゼワイン
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