前の10件 | -
シャンパンメゾンの『タルラン』を中心に土壌の違い、自根vs台木育ちの違いをチェック! [オープンカレッジ]
昭和女子大学オープンカレッジの今年初のシャンパン編講座で、過去になかった取り組みをしてみました。産経EXのワインのこころに書いた砂質土壌で育つ自根の希少シャンパン『ラ・ヴィ―ニュ・ダンタン』と、台木で育つ石灰質土壌とチョーク質土壌のシャンパンとの比較試飲です。講座生の皆さんにフィロキセラ禍以前のワインの味わいを体験していただく良いチャンスになりました。

タルランのシャンパンは4アイテム用意しました
第1フライトはノン・ドザージュで3品種を使ったタイプ


#1:タルラン ゼロ ブリュット・ナチュールNV
生産者:タルラン
産地:フランス・シャンパーニュ地方ウイィ村
品種:シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ すべて3分の1ずつ
ドザージュ:0g/L
デゴルジュマン:2011年1月
価格:5460円
■タルランが目指すシャンパン造りはノン・ドザージュ(ドザージュ糖分添加をしないタイプ)、ぶどうの素直な味わいをそのままシャンパンに表現することです。そのためには地中からのエキスを吸い上げたぶどうを優しくプレスして、きれいな果汁を取ることが重要になってきます。温度管理可能なステンレスタンクと、樽を使って一次発酵をさせた、その年のワインをベース(2006年)にして、そこに樽熟成のリザーヴワインを40~45%使い、ブレンド後、二次発酵させます。
#2:アヤラ ブリュット・ナチュールNV
生産者:アヤラ
産地:フランス・シャンパーニュ地方アイ村
品種:ピノ・ノワール38%、シャルドネ35%、ピノ・ムニエ27%
ドザージュ:0g/L
価格:5250円
■ボランジェの傘下アヤラも切れの良い味わいのシャンパンを造っています。ベースワインは2008年で、ステンレスタンクでストックしているリザーヴワイン(2006年と2007年)を使っています。糖分添加は無ですが、1リットル中、2~3gの残糖があります。
2アイテムとも気泡は繊細、2008年をベースにしている#2のほうが淡いイエロー、若さを感じる色調です。タルランは口中で樽由来のリザーヴワインのコクがあり、逆にアヤラは口中ですっきりとした切れ味があり、ミネラル感豊か、微少な残糖感が全体をバランスよく引き立てています。
第2フライトはピノ・ムニエ100%とオマージュ・ワイン


#3:タルラン ラ・ヴィーニュ・ドール2002
生産者:タルラン 土壌:スパルナシアン(粘土石灰質)
産地:フランス・シャンパーニュ地方ウイィ村
品種:ピノ・ムニエ100%
ドザージュ:4g/L
デゴルジュマン:2010年6月22日
価格:11025円
■タルランが位置するヴァレ・ド・ラ・マルヌ特有のスパルナシアン粘土石灰質土壌で育まれてきたピノ・ムニエから生まれたシャンパンで、ぶどう樹は51年の樹齢。ソフトでなめらかな口当たり、中盤以降の酸味の広がりと若干のビター感が魅力
#4:タルラン キュヴェ・ルイ1998
生産者:タルラン 土壌:チョーク質
産地:フランス・シャンパーニュ地方ウイィ村
品種:シャルドネ50%、ピノ・ノワール50%
ドザージュ:3g/L
デゴルジュマン:2009年3月
価格:7875円
■第一印象は心地よいロースト香、蜂蜜や黄金糖のニュアンス、すっきり感(酸の印象)がありながら、重厚さ(糖分とミネラルに由来)もあり、余韻も長い。ルイ・タルラン(1750ー1806)に対するオマージュのシャンパン、上質!
第3フライトは当日のハイライト、自根と台木の違いをチェック


#5:ランスロ・ロワイエ ブリュット・ミレジメ2004
生産者:ランスロ・ロワイエ 土壌:石灰質
産地:フランス・シャンパーニュ地方クラマン村
品種:シャルドネ100%
ドザージュ:非公開
価格:7350円
■第一印象は石灰質土壌からくるミネラル感、香りはブリオッシュやヴァニラ、蜂蜜、皮革、アフターに軽いビター感。口あたりはなめらかで上質。私が感じているコート・デ・ブランのグランクリュ畑クラマンは、スリムな印象がありながら、芯が太いシャルドネのイメージなので個人的にも好きな味わい。
#6:タルラン ラ・ヴィーニュ・ダンタン2000
生産者:タルラン 土壌:砂質/franc de pied(自根)
産地:フランス・シャンパーニュ地方ウイィ村
品種:シャルドネ100%
ドザージュ:2g/L
デゴルジュマン:2010年3月1日
協賛:(株)八田
■3アイテムの中で一番濃い黄金色(発酵も熟成も樽使用)、ミネラルは泡に溶け込んでいる印象。人間に例えると・・・初対面ではソフトなイメージを与えるのですが、会話をしていくにつれ、内に秘めた経験を静かに語ってくれる人。女性なら肉感的な雰囲気を漂わせているものの、決してグラマーなタイプではない、そんな感じです。余韻にゆっくり広がるミネラルと酸が印象的でした。
#7:ド・スーザ キュヴェ・デ・コダリー ブラン・ド・ブラン グラン・クリュNV
生産者:ド・スーザ 土壌:チョーク質
産地:フランス・シャンパーニュ地方アヴィーズ村
品種:シャルドネ100%
ドザージュ:3.5g/L
価格:13650円
■3アイテムの中で一番切れが良く、口に含んだ瞬間、チョーク質の特徴を感じます。魅力的なシャンパン! アヴィーズ村の南向きから南東向きの斜面で穫れたシャルドネは十分に熟し、ぶどう本来の旨みがあります。樹齢は50年以上、樽発酵、樽熟成ながら、樽のニュアンスを感じさせないのは、ぶどうのポテンシャルが相当高いのだと思います。リザーヴワインは50%(2004年50%+1995年~2003年50%)を使用

この日のスペシャルとして考えていたのが、和食とのマリア―ジュ!
超新鮮なひらめを、目白『太古八』さんに用意していただきました。
薄口しょうゆ、わさびを使わず、そのまま食してみると、口のなかでほんわかと甘みが広がって

供出シャンパンは全7アイテム、贅沢なテイスティングでした
「ひらめとシャンパン」のマリア―ジュで、講座生の一番人気は#2のアヤラと#7のド・スーザ。
ひらめに何もつけないで合わせた時の、この2アイテムは抜群でした。また、薄口しょうゆとわさびを使って食した場合、#7はわさびが甘く感じるくらいの絶妙なマリア―ジュになりました。チョーク質土壌を感じさせる凛とした切れ味がポイントだったと思います。
そして、とても興味深かったのが、ひらめと自根の『ラ・ヴィ―ニュ・ダンタン』との相性です。
ひらめと合わせると、試飲した時には現れてこなかった“線の太さ”を感じ、より複雑になって終盤を迎える味わいになります。今までのシャンパンとは違う“幅広さ”を感じました。この感じが、自根の特徴なのかと、判断しておりますが・・・マリア―ジュでは、薄口しょうゆとわさびをつけても、ダンタンのほうがインパクト大、ひらめが負けています。それをもとにして考えてみると、和の素材で合わせるなら、特上の塩やだし汁を使った料理のほうが楽しめそうです。むしろフレンチで、クリームソースやバター系の料理と合わせてみたいと感じました。『バベットの晩餐会』に登場する「ウズラのパイ包み」なども合わせたい一皿です!
タルランのシャンパンは4アイテム用意しました
第1フライトはノン・ドザージュで3品種を使ったタイプ
#1:タルラン ゼロ ブリュット・ナチュールNV
生産者:タルラン
産地:フランス・シャンパーニュ地方ウイィ村
品種:シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ すべて3分の1ずつ
ドザージュ:0g/L
デゴルジュマン:2011年1月
価格:5460円
■タルランが目指すシャンパン造りはノン・ドザージュ(ドザージュ糖分添加をしないタイプ)、ぶどうの素直な味わいをそのままシャンパンに表現することです。そのためには地中からのエキスを吸い上げたぶどうを優しくプレスして、きれいな果汁を取ることが重要になってきます。温度管理可能なステンレスタンクと、樽を使って一次発酵をさせた、その年のワインをベース(2006年)にして、そこに樽熟成のリザーヴワインを40~45%使い、ブレンド後、二次発酵させます。
#2:アヤラ ブリュット・ナチュールNV
生産者:アヤラ
産地:フランス・シャンパーニュ地方アイ村
品種:ピノ・ノワール38%、シャルドネ35%、ピノ・ムニエ27%
ドザージュ:0g/L
価格:5250円
■ボランジェの傘下アヤラも切れの良い味わいのシャンパンを造っています。ベースワインは2008年で、ステンレスタンクでストックしているリザーヴワイン(2006年と2007年)を使っています。糖分添加は無ですが、1リットル中、2~3gの残糖があります。
2アイテムとも気泡は繊細、2008年をベースにしている#2のほうが淡いイエロー、若さを感じる色調です。タルランは口中で樽由来のリザーヴワインのコクがあり、逆にアヤラは口中ですっきりとした切れ味があり、ミネラル感豊か、微少な残糖感が全体をバランスよく引き立てています。
第2フライトはピノ・ムニエ100%とオマージュ・ワイン
#3:タルラン ラ・ヴィーニュ・ドール2002
生産者:タルラン 土壌:スパルナシアン(粘土石灰質)
産地:フランス・シャンパーニュ地方ウイィ村
品種:ピノ・ムニエ100%
ドザージュ:4g/L
デゴルジュマン:2010年6月22日
価格:11025円
■タルランが位置するヴァレ・ド・ラ・マルヌ特有のスパルナシアン粘土石灰質土壌で育まれてきたピノ・ムニエから生まれたシャンパンで、ぶどう樹は51年の樹齢。ソフトでなめらかな口当たり、中盤以降の酸味の広がりと若干のビター感が魅力
#4:タルラン キュヴェ・ルイ1998
生産者:タルラン 土壌:チョーク質
産地:フランス・シャンパーニュ地方ウイィ村
品種:シャルドネ50%、ピノ・ノワール50%
ドザージュ:3g/L
デゴルジュマン:2009年3月
価格:7875円
■第一印象は心地よいロースト香、蜂蜜や黄金糖のニュアンス、すっきり感(酸の印象)がありながら、重厚さ(糖分とミネラルに由来)もあり、余韻も長い。ルイ・タルラン(1750ー1806)に対するオマージュのシャンパン、上質!
第3フライトは当日のハイライト、自根と台木の違いをチェック
#5:ランスロ・ロワイエ ブリュット・ミレジメ2004
生産者:ランスロ・ロワイエ 土壌:石灰質
産地:フランス・シャンパーニュ地方クラマン村
品種:シャルドネ100%
ドザージュ:非公開
価格:7350円
■第一印象は石灰質土壌からくるミネラル感、香りはブリオッシュやヴァニラ、蜂蜜、皮革、アフターに軽いビター感。口あたりはなめらかで上質。私が感じているコート・デ・ブランのグランクリュ畑クラマンは、スリムな印象がありながら、芯が太いシャルドネのイメージなので個人的にも好きな味わい。
#6:タルラン ラ・ヴィーニュ・ダンタン2000
生産者:タルラン 土壌:砂質/franc de pied(自根)
産地:フランス・シャンパーニュ地方ウイィ村
品種:シャルドネ100%
ドザージュ:2g/L
デゴルジュマン:2010年3月1日
協賛:(株)八田
■3アイテムの中で一番濃い黄金色(発酵も熟成も樽使用)、ミネラルは泡に溶け込んでいる印象。人間に例えると・・・初対面ではソフトなイメージを与えるのですが、会話をしていくにつれ、内に秘めた経験を静かに語ってくれる人。女性なら肉感的な雰囲気を漂わせているものの、決してグラマーなタイプではない、そんな感じです。余韻にゆっくり広がるミネラルと酸が印象的でした。
#7:ド・スーザ キュヴェ・デ・コダリー ブラン・ド・ブラン グラン・クリュNV
生産者:ド・スーザ 土壌:チョーク質
産地:フランス・シャンパーニュ地方アヴィーズ村
品種:シャルドネ100%
ドザージュ:3.5g/L
価格:13650円
■3アイテムの中で一番切れが良く、口に含んだ瞬間、チョーク質の特徴を感じます。魅力的なシャンパン! アヴィーズ村の南向きから南東向きの斜面で穫れたシャルドネは十分に熟し、ぶどう本来の旨みがあります。樹齢は50年以上、樽発酵、樽熟成ながら、樽のニュアンスを感じさせないのは、ぶどうのポテンシャルが相当高いのだと思います。リザーヴワインは50%(2004年50%+1995年~2003年50%)を使用
この日のスペシャルとして考えていたのが、和食とのマリア―ジュ!
超新鮮なひらめを、目白『太古八』さんに用意していただきました。
薄口しょうゆ、わさびを使わず、そのまま食してみると、口のなかでほんわかと甘みが広がって
供出シャンパンは全7アイテム、贅沢なテイスティングでした
「ひらめとシャンパン」のマリア―ジュで、講座生の一番人気は#2のアヤラと#7のド・スーザ。
ひらめに何もつけないで合わせた時の、この2アイテムは抜群でした。また、薄口しょうゆとわさびを使って食した場合、#7はわさびが甘く感じるくらいの絶妙なマリア―ジュになりました。チョーク質土壌を感じさせる凛とした切れ味がポイントだったと思います。
そして、とても興味深かったのが、ひらめと自根の『ラ・ヴィ―ニュ・ダンタン』との相性です。
ひらめと合わせると、試飲した時には現れてこなかった“線の太さ”を感じ、より複雑になって終盤を迎える味わいになります。今までのシャンパンとは違う“幅広さ”を感じました。この感じが、自根の特徴なのかと、判断しておりますが・・・マリア―ジュでは、薄口しょうゆとわさびをつけても、ダンタンのほうがインパクト大、ひらめが負けています。それをもとにして考えてみると、和の素材で合わせるなら、特上の塩やだし汁を使った料理のほうが楽しめそうです。むしろフレンチで、クリームソースやバター系の料理と合わせてみたいと感じました。『バベットの晩餐会』に登場する「ウズラのパイ包み」なども合わせたい一皿です!
岩の発酵槽(クップ)について ~ラウル・ボべさんからのお返事~ [スペインリポート]

先週、産経EXでスペイン・カステル・デンクスにある岩の発酵槽について書きました。アップ後、「山梨にある『ルミエール』さんの石蔵和飲の石蔵との違い」についてのツイートがありましたので、ラウル・ボべさんに質問してみました。本日、お返事が届きましたので、取り急ぎ、ブログにあげておきます。サポートしてくださった佐武祐子さんにも感謝しております!
類似点
■基本的に容器としての役割は同じ
相違点
■素材ですが、クップは火打ち石シレックス、石蔵は花崗岩(御影石)
シレックスは砂岩類なので、花崗岩より、細かい孔が多いこと。また、クップは地上にある天然の岩を削った槽(洞窟ではありません)で、コケなどの影響を受けています。それによって、より下草的なニュアンス、自然界のニュアンスがワインに現れてきます。
■湿度面でも、半地下と地上は違います。半地下で発酵する場合、温度が高くなりますが、その下に地下水が流れているので、それが冷却の役目を果たしているのだと思います。
クップで発酵する場合の温度は、赤で23度ほど、白は陽の当たらない涼しい場所にあるクップを使うので、18度 ほどで行っています。
ボベさんが主張したい点
■ワインへの直接の影響ということではありませんが、石垣を積み重ねて成形した石蔵と、天然の岩を削っただけの発酵槽で、かつ、中世から実際にワイン造りに使われていた発酵槽は異なります。
私は「百聞は一見に如かず、ならぬ“一飲”に如かず」で、お試し頂きたいワインだと思っています。
本当に大変な作業です。
タグ:岩の発酵槽
ルイ・ジャド プリムール2010ヴィンテージ プレス向けバレルテイスティング [ワイン]
プレス向けのルイ・ジャド2010年バレル・テイスティング!
バレル・テイスティング(BT)とは瓶詰前のワインを樽から取り出し、そのワインを試飲するものです。今年ルイ・ジャドがBTを行うのは日本(1月18日実施)と、アメリカ、イギリスの3カ国(昨年は中国を含む4カ国でした)のみ、日本マーケットをいかに重要視しているかがわかります。
ルイ・ジャドではすべてのワインに同じデザインのラベルを使っています。淡いイエローのラベルとバッカスの顔です。これは創業当初から、グラン・クリュからAOCブルゴーニュに至るまで、すべてのアペラシオンに対して“同等の価値を置き、同等の熱意”でワイン造りをしていることの現れ。
ルイ・ジャドにとって2010年は記念すべき最初のヴィンテージ

完成した白ワイン用の醸造施設 画像協力:日本リカー
ジャック・ラルディエール最高醸造責任者の長年の夢、それは赤ワインと白ワインを別々に分けて醸造することでした。サブリエール醸造所の拡張工事が完成したことで、2010年はラルディエールさんの夢が実現したヴィンテージになりました。また、今年一杯でリタイアする彼の後任フレデリック・バルニエさんが醸造に加わった最初のヴィンテージでもあります。

画像:2010年9月訪問時撮影
サブリエール醸造所の従来からの施設は赤ワインのみの空間になっています。
2010年ヴィンテージについて
変化の激しい年。寒い冬が長く続き、その結果、過去の5年間と比較して芽吹きが遅く、開花時期は気温の変化と降雨により分断された。ぶどうの成長にとって十分な日照を得るまで、6月末まで待った。ベト病、降霜、カビ病などにより、ぶどうの間引きを行う。丁寧かつ丹念なる世話をすることでメゾンのぶどうは健全に成長。夏にシャブリやプイィ・フュイッセ、シャサーニュなどで雹(ひょう)が降ったが、9月には天候も回復、9月21日から収穫開始。コート・ド・ニュイでは好天下での収穫、コート・ト・ボーヌでは雨降りが多かったので、注意深く選果を行った。例年に比べ収穫量は15%~25%減。ワイン自体は予想以上の出来。2009年ヴィンテージと比べ、より酸度が高く、クリーンで素直な印象。白ワインはミネラル分に富み、ピュア。赤ワインは果実味、スパイス、穏やかなタンニン、バランスが良く、エレガント。ボージョレは2009年同様優れたヴィンテージとの予想
(出典:ルイ・ジャド)
今飲んでもおいしいヴォルネイ・プルミエ・クリュ・クロ・ド・ラ・バール モノポール

(左から/希望小売価格・外税)
#ボーヌ プルミエ(1er)・クリュ クロ・デ・ズルシュール 8,200円
・赤系果実、ピンクペッパー、木目こまかなタンニン、土っぽさ、チーズと合わせて
#ヴォルネイ 1er・クリュクロ・ド・ラ・バール 8,200円
・スミレやスパイス、赤い果実の広がりが印象的、若いうちは鶏肉やポーク料理と合わせて、
熟成したら赤身肉料理と
#ポマール 1er・クリュ レ・ルジアン 10,500円
・土壌由来の鉄分、中盤から広がる酸味とタンニン、スパイスを使った料理やジビエと
#シャンボル・ミュズニー 1er・クリュ レ・ボード 12,000円
・香り閉じ気味、酸味主体、ベリー系果実の凝縮感、牛のヒレ肉やジビエ料理と
#ジュヴレ・シャンベルタン 1er・クリュ クロ・サン・ジャック 18,000円
・試飲したなかで一番樽のニュアンスあり、凝縮した果実とスパイス、コクのある料理と
#(ボトルが入っていませんが~)クロ・ヴージョ グラン・クリュ 18,000円
・まだ香り閉じ気味、口中での広がり、余韻ともに長く、パワーあり、ジビエや熟成したチーズと

サブリエール醸造所の樽で育成中のVolnayヴォルネイ 画像協力:日本リカー

熟成も楽しみですが、今飲んでも素直においしいと感じるワイン。このヴォルネイはモノポール
所有者から委託されたルイ・ジャドがすべてを徹底管理の上、ワイン造りをしています。
バラやスミレの香り、果実味豊かで口中での厚みあり。
2010年はラルディエールさんの41回目のヴィンテージ

画像:2010年9月訪問時撮影
コルトン・シャルルマーニュの畑で、「41回目の収穫になるよ。テロワールを生かすには“土”が生きていなければならない」とラルディエールさん

(右)コルトン・シャルルマーニュ グラン・クリュ 20,000円
・香りは閉じ気味、ミネラル感、コショウやシナモンのニュアンス、リッチな料理に合わせて

(右から)
#シャサーニュ・モンラッシェ・ブラン
1er・クリュ・モルジョ・クロ・ド・ラ・シャペル モノポール 10,000円
・種の大きな果実、蜂蜜、アーモンド、フォアグラ、甲殻類のクリームソース料理と
#ピュリニー・モンラッシェ 1er・クリュ クロ・ド・ラ・ガレンヌ 12,000円
・ミネラル感、口中で厚み、中盤から広がる酸味、熟成させて楽しみたいワイン
#ムルソー 1er・クリュ レ・シャルム 11,000円
・完熟桃、丸みのある酸味、鼻腔に残る果実感が魅力、魚や家禽をクリーム系ソースで
#ボーヌ 1er・クリュ レ・グレーヴ ル・クロ・ブラン 8,000円
・白桃、アーモンド、スパイス、ロースト香、豊かなミネラル、甲殻類(カニ、海老)やパテで
#サヴィニー・レ・ボーヌ 1er・クリュ クロ・デ・ゲット 5,200円
・白系果実、キレの良い酸味、素直でピュア、白身肉やテリーヌ、若いチーズに合わせて

画像:2010年9月訪問時撮影
自社畑サヴィニー・レ・ボーヌではビオディナミを導入しています

画像:2010年9月訪問時撮影
サヴィニー・レ・ボーヌのシャルドネ
気候の変化の激しい2010年でしたが、ルイ・ジャドのぶどうは健全に育っていました。

ムルソー好きなもので・・・いつでも温かく迎えてくれるイメージ、それがルイ・ジャドのムルソー!
製品の問い合わせ:日本リカー(株)商品部担当 佐々木万理さんまで/03-3453-2201
バレル・テイスティング(BT)とは瓶詰前のワインを樽から取り出し、そのワインを試飲するものです。今年ルイ・ジャドがBTを行うのは日本(1月18日実施)と、アメリカ、イギリスの3カ国(昨年は中国を含む4カ国でした)のみ、日本マーケットをいかに重要視しているかがわかります。
ルイ・ジャドではすべてのワインに同じデザインのラベルを使っています。淡いイエローのラベルとバッカスの顔です。これは創業当初から、グラン・クリュからAOCブルゴーニュに至るまで、すべてのアペラシオンに対して“同等の価値を置き、同等の熱意”でワイン造りをしていることの現れ。
ルイ・ジャドにとって2010年は記念すべき最初のヴィンテージ
完成した白ワイン用の醸造施設 画像協力:日本リカー
ジャック・ラルディエール最高醸造責任者の長年の夢、それは赤ワインと白ワインを別々に分けて醸造することでした。サブリエール醸造所の拡張工事が完成したことで、2010年はラルディエールさんの夢が実現したヴィンテージになりました。また、今年一杯でリタイアする彼の後任フレデリック・バルニエさんが醸造に加わった最初のヴィンテージでもあります。
画像:2010年9月訪問時撮影
サブリエール醸造所の従来からの施設は赤ワインのみの空間になっています。
2010年ヴィンテージについて
変化の激しい年。寒い冬が長く続き、その結果、過去の5年間と比較して芽吹きが遅く、開花時期は気温の変化と降雨により分断された。ぶどうの成長にとって十分な日照を得るまで、6月末まで待った。ベト病、降霜、カビ病などにより、ぶどうの間引きを行う。丁寧かつ丹念なる世話をすることでメゾンのぶどうは健全に成長。夏にシャブリやプイィ・フュイッセ、シャサーニュなどで雹(ひょう)が降ったが、9月には天候も回復、9月21日から収穫開始。コート・ド・ニュイでは好天下での収穫、コート・ト・ボーヌでは雨降りが多かったので、注意深く選果を行った。例年に比べ収穫量は15%~25%減。ワイン自体は予想以上の出来。2009年ヴィンテージと比べ、より酸度が高く、クリーンで素直な印象。白ワインはミネラル分に富み、ピュア。赤ワインは果実味、スパイス、穏やかなタンニン、バランスが良く、エレガント。ボージョレは2009年同様優れたヴィンテージとの予想
(出典:ルイ・ジャド)
今飲んでもおいしいヴォルネイ・プルミエ・クリュ・クロ・ド・ラ・バール モノポール
(左から/希望小売価格・外税)
#ボーヌ プルミエ(1er)・クリュ クロ・デ・ズルシュール 8,200円
・赤系果実、ピンクペッパー、木目こまかなタンニン、土っぽさ、チーズと合わせて
#ヴォルネイ 1er・クリュクロ・ド・ラ・バール 8,200円
・スミレやスパイス、赤い果実の広がりが印象的、若いうちは鶏肉やポーク料理と合わせて、
熟成したら赤身肉料理と
#ポマール 1er・クリュ レ・ルジアン 10,500円
・土壌由来の鉄分、中盤から広がる酸味とタンニン、スパイスを使った料理やジビエと
#シャンボル・ミュズニー 1er・クリュ レ・ボード 12,000円
・香り閉じ気味、酸味主体、ベリー系果実の凝縮感、牛のヒレ肉やジビエ料理と
#ジュヴレ・シャンベルタン 1er・クリュ クロ・サン・ジャック 18,000円
・試飲したなかで一番樽のニュアンスあり、凝縮した果実とスパイス、コクのある料理と
#(ボトルが入っていませんが~)クロ・ヴージョ グラン・クリュ 18,000円
・まだ香り閉じ気味、口中での広がり、余韻ともに長く、パワーあり、ジビエや熟成したチーズと
サブリエール醸造所の樽で育成中のVolnayヴォルネイ 画像協力:日本リカー
熟成も楽しみですが、今飲んでも素直においしいと感じるワイン。このヴォルネイはモノポール
所有者から委託されたルイ・ジャドがすべてを徹底管理の上、ワイン造りをしています。
バラやスミレの香り、果実味豊かで口中での厚みあり。
2010年はラルディエールさんの41回目のヴィンテージ
画像:2010年9月訪問時撮影
コルトン・シャルルマーニュの畑で、「41回目の収穫になるよ。テロワールを生かすには“土”が生きていなければならない」とラルディエールさん
(右)コルトン・シャルルマーニュ グラン・クリュ 20,000円
・香りは閉じ気味、ミネラル感、コショウやシナモンのニュアンス、リッチな料理に合わせて
(右から)
#シャサーニュ・モンラッシェ・ブラン
1er・クリュ・モルジョ・クロ・ド・ラ・シャペル モノポール 10,000円
・種の大きな果実、蜂蜜、アーモンド、フォアグラ、甲殻類のクリームソース料理と
#ピュリニー・モンラッシェ 1er・クリュ クロ・ド・ラ・ガレンヌ 12,000円
・ミネラル感、口中で厚み、中盤から広がる酸味、熟成させて楽しみたいワイン
#ムルソー 1er・クリュ レ・シャルム 11,000円
・完熟桃、丸みのある酸味、鼻腔に残る果実感が魅力、魚や家禽をクリーム系ソースで
#ボーヌ 1er・クリュ レ・グレーヴ ル・クロ・ブラン 8,000円
・白桃、アーモンド、スパイス、ロースト香、豊かなミネラル、甲殻類(カニ、海老)やパテで
#サヴィニー・レ・ボーヌ 1er・クリュ クロ・デ・ゲット 5,200円
・白系果実、キレの良い酸味、素直でピュア、白身肉やテリーヌ、若いチーズに合わせて
画像:2010年9月訪問時撮影
自社畑サヴィニー・レ・ボーヌではビオディナミを導入しています
画像:2010年9月訪問時撮影
サヴィニー・レ・ボーヌのシャルドネ
気候の変化の激しい2010年でしたが、ルイ・ジャドのぶどうは健全に育っていました。
ムルソー好きなもので・・・いつでも温かく迎えてくれるイメージ、それがルイ・ジャドのムルソー!
SANKEI EXPRESSの連載【ワインのこころ】 ~2011年後半をプレイバック~ [EX【ワインのこころ】]
産経EXで毎木曜日連載中の【ワインのこころ】の2011年後半分を項目別にまとめました。
昨7月にアップした前半のプレイバック同様、ワインライフのお役に立てて頂ければ幸いです!
■注目のぶどう品種
・脇役から主役に躍り出たピエモンテの華
http://sankei.jp.msn.com/life/news/111201/trd11120115240021-n1.htm
■クロージャー(栓)
・コルクは地球環境にやさしい天然素材
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110901/trd11090115490013-n1.htm
・ワイン生産者の一大事「ブショネ」
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110909/trd11090917290021-n1.htm
・浸透し始めたスクリュー・キャップ
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110915/trd11091515340014-n1.htm
・飲みたくなったときにパッと開栓
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110929/trd11092915140014-n1.htm
■グラス
・おいしく飲むためのグラス
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110729/trd11072913070016-n1.htm
・おすすめの「うち飲みマイグラス」
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110805/trd11080514330018-n1.htm
■香りについて
・香りの教材『ル・ネ・デュ・ヴァン』
http://sankei.jp.msn.com/life/news/111007/trd11100713380009-n2.htm
・判断の決め手は香り!
http://sankei.jp.msn.com/life/news/111014/trd11101413190016-n1.htm
・嗅覚鍛え、いつまでも若々しく
http://sankei.jp.msn.com/life/news/111020/trd11102015250020-n1.htm
■ワインと料理
・ウナギの白焼きと注目の白ぶどう
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110715/trd11071514460014-n1.htm
・かば焼きと「赤」をつなぐ乳酸と粉山椒
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110721/trd11072113200014-n1.htm
■シャンパン
・シャンパンの泡とグラスの微妙な関係
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110812/trd11081211590016-n2.htm
・「ジャケ買い」したくなっちゃうシャンパン
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110707/trd11070712590017-n1.htm
・繊細さがわかる日本人向けのシャンパン
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110819/trd11081914320007-n1.htm
・ペリエ・ジュエ 100年後の夢受け継ぐビサントゥネール
http://sankei.jp.msn.com/life/news/111222/trd11122213520014-n1.htm
・日本で花開いたベル・エポック
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120105/trd12010514490008-n1.htm
■日本ワイン
・旬を味わう「山梨ヌーボーまつり」
http://sankei.jp.msn.com/life/news/111111/trd11111116550019-n1.htm
・日本のパイオニア川上善兵衛(上) ブドウ園を開く
http://sankei.jp.msn.com/life/news/111208/trd11120814160013-n1.htm
・日本のパイオニア川上善兵衛(下) マスカット・ベーリーAの誕生
http://sankei.jp.msn.com/life/news/111215/trd11121514410015-n1.htm
■ヌーヴォー
・チリのとれたてヌーヴォー「ファースト・ロゼ」
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110826/trd11082618350021-n1.htm
・今日はボージョレ・ヌーヴォーの解禁日
http://sankei.jp.msn.com/life/news/111117/trd11111713040013-n1.htm
・太陽のありがたみを感じるボージョレ・ヌーヴォー
http://sankei.jp.msn.com/life/news/111124/trd11112417160016-n1.htm
■アルコール強化ワイン
・10年目を迎えたシェリー・プロモーション
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/living/cooking/534002/
■旬の話題
・「愛好家も審査員」のユニークな品評会
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110922/trd11092216550018-n1.htm
・JAL×サロン×山本シェフのプレミアムな世界
http://sankei.jp.msn.com/life/news/111027/trd11102715330013-n1.htm
今年の1月は昨年12月に訪問したシャンパーニュとスペイン訪問に絡んだ話題を取り上げています。
引き続き、宜しくお願いいたします!
タグ:ワインのこころ
第2弾 シャンパンメゾン『タルラン』の土壌、醸造、シャンパン造り [シャンパン・リポート]
前ブログではTarlantタルランが取り込んでいるシャンパーニュ地方の古代品種についてまとめました。第2弾では、メゾンのこだわりを徹底追及してみます。
土壌を知る=おいしいシャンパン造り
タルランはマルヌ渓谷ウイィ村の高台にあり、渓谷ならではの様々な土壌に恵まれています。

シャンパーニュ地方を代表するチョーク質土壌

ピノ・ムニエが好む土壌はスパルナシアンと呼ばれる粘土石灰質(粘土<石灰比率多)
その昔、この土地に住む人々はスパルナシアンと呼ばれていたそうです

タルランが誇るシャルドネ100%の『ラ・ヴィーニュ・ダンタン』を生み出す砂地の土壌
砂地で、アメリカ台木に接木していない自根のシャルドネから造られるシャンパンはタルランだけ!
テイスティングアイテムについて

左から
#1:タルラン ゼロ
1/3ずつ、シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、ドザージュ:0g/L
メゾンのスタイルを象徴しているシャンパン
1982年11代目が顧客からの要望で生産を始めたアイテム。スタート当初は生産量の5%にも満たない量でしたが、1991年12代目のブノワさんがメゾンに参入した時は全体量の25%、現在では80%を占めるまでになっています。ドザージュ量ゼロ(糖分添加なし)なので、ヴァン・ド・レゼルヴは40~45%使用
ベースワインが極めてピュアなシャンパンです。これは11代目の「自然の産物としてのワイン、生きている感じがするワインを造りたい」との考えをそのまま反映したものと言えます。
#2:タルラン ロゼ・ゼロ
85%シャルドネ、15%ピノ・ノワール、ドザージュ:0g/L
2000年からトライアル開始、2002年から正式リリース、タンニンと酸のバランスが大事なので、セニエ法も試したのですがタンニンが出すぎてしまうのでブレンド法を選択。ベースワインは2007年、ヴァン・ド・レゼルヴ(3年分のヴィンテージ)は25%使用
「夏を感じさせるような軽い食事と合わせて」とブノワさん
#3:タルラン ロゼ・プレスティージュ2000(ヴィンテージ記載前のボトル)
87%シャルドネ、13%ピノ・ノワール、ドザージュ:3g/L
果実味豊か、ミネラル感、余韻に軽いタンニン
#4:タルラン ラ・ヴィーニュ・ダンタン2000

100%シャルドネ、ドザージュ:2g/L
19世紀、欧州のワイン産地はフィロキセラ(和名:ブドウネアブラムシ)禍でぶどう畑は壊滅状態になっていました。タルランの砂質土壌のぶどう畑に3株のシャルドネが生息していることを10代目が発見。プロヴィナージュ(ぶどう樹の枝を土に埋め、根が出てから切り離す取り木)で株を増やし、シャルドネを生育し始めました。62年前の話です。#4はアメリカ台木を使っていない“自根のシャルドネ”
砂地土壌とチョーク質土壌のシャルドネ(ブラン・ド・ブラン)との違いは? 太陽熱を吸収する前者のほうが口中で丸みがあり、余韻にもふくらみがあるとのこと。この違いについては今週の18日、シャンパン編で探究してみるつもりです。
#5:タルラン ラ・ヴィーニュ・ドール2002
100%ピノ・ムニエ、ドザージュ:4g/L、わずか1区画、樹齢51年
「ビター感を楽しんで」とブノワさん。グレープフルーツの香り、熟成が進むとマンゴーやライチ、さらにはアーモンドやナッツ似のニュアンス
#6:タルラン ラ・ヴィーニュ・ルージュ2003(2012年リリース予定)

100%ピノ・ノワール 土壌は固い石灰質、南向きの急斜面0.6ha、骨太のシャンパン!!
#7:タルラン キュヴェ・ルイ1998
50%シャルドネ、50%ピノ・ノワール、ドザージュ:3g/L
マルヌ川に面した西向きのなだらかな斜面、チョーク質土壌に育つシャルドネとピノ・ノワール
「ぶどうがしっかり熟すのを待って収穫しますが、マルヌ川からの恩恵でぶどうにフレッシュな酸味が加わります」とブノワさん。酸味とミネラル感、バランスの良いシャンパン
醸造作業の75%は圧搾にかかっている

糖分添加なしのノン・ドザージュが全体の80%を占めている話は先ほども書きましたが、タルランのシャンパンの良さがわかる人は、いろいろなシャンパンを相当飲んでいる人だと私は思っています。メゾン側でも訪問者の愛飲歴からそのような傾向が出ていると話していました。そのシャンパン好きの舌に訴える最大の魅力は、ワインの生地(一次発酵のワイン)の綺麗さ、ピュアさです。
タルランでは2007年からフランス製COQUARDコカール社の圧搾機を導入しました。以前はシャンパーニュ地方で広く用いられている伝統的な圧搾機を使っていましたが、ぶどうを均等にプレスし、酸化のリスクの少ない最新式機器に変えたことで、よりピュアな搾汁が得られるようになっています。ブノワさんは「醸造の作業の75%は圧搾にかかっています」とおっしゃっていましたが、ノン・ドゼのシャンパンの比較試飲をすればするほど、その言葉の重さを感じます!

各ぶどう、土壌ごとに分けて圧搾するので、タンクの容量も大小あります

タルランではMLFは行いません。一次発酵は3分の1がタンク内、3分の2が樽の割合
ブノワさんは「最終的に求めていることは、“人をいかに喜ばせることが出来るか”ということです。ぶどう造りから醸造まですべてを含めてナチュラルな方法や考え方を取り入れて仕事をすること。それらすべての工程が自分に喜びを与えてくれます」という言葉で締めてくれました。
輸入元(株)八田の城野東太社長、タルランの朝倉真名美さん、お世話になりました。
ありがとうございました!
土壌を知る=おいしいシャンパン造り
タルランはマルヌ渓谷ウイィ村の高台にあり、渓谷ならではの様々な土壌に恵まれています。
シャンパーニュ地方を代表するチョーク質土壌
ピノ・ムニエが好む土壌はスパルナシアンと呼ばれる粘土石灰質(粘土<石灰比率多)
その昔、この土地に住む人々はスパルナシアンと呼ばれていたそうです
タルランが誇るシャルドネ100%の『ラ・ヴィーニュ・ダンタン』を生み出す砂地の土壌
砂地で、アメリカ台木に接木していない自根のシャルドネから造られるシャンパンはタルランだけ!
テイスティングアイテムについて
左から
#1:タルラン ゼロ
1/3ずつ、シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、ドザージュ:0g/L
メゾンのスタイルを象徴しているシャンパン
1982年11代目が顧客からの要望で生産を始めたアイテム。スタート当初は生産量の5%にも満たない量でしたが、1991年12代目のブノワさんがメゾンに参入した時は全体量の25%、現在では80%を占めるまでになっています。ドザージュ量ゼロ(糖分添加なし)なので、ヴァン・ド・レゼルヴは40~45%使用
ベースワインが極めてピュアなシャンパンです。これは11代目の「自然の産物としてのワイン、生きている感じがするワインを造りたい」との考えをそのまま反映したものと言えます。
#2:タルラン ロゼ・ゼロ
85%シャルドネ、15%ピノ・ノワール、ドザージュ:0g/L
2000年からトライアル開始、2002年から正式リリース、タンニンと酸のバランスが大事なので、セニエ法も試したのですがタンニンが出すぎてしまうのでブレンド法を選択。ベースワインは2007年、ヴァン・ド・レゼルヴ(3年分のヴィンテージ)は25%使用
「夏を感じさせるような軽い食事と合わせて」とブノワさん
#3:タルラン ロゼ・プレスティージュ2000(ヴィンテージ記載前のボトル)
87%シャルドネ、13%ピノ・ノワール、ドザージュ:3g/L
果実味豊か、ミネラル感、余韻に軽いタンニン
#4:タルラン ラ・ヴィーニュ・ダンタン2000
100%シャルドネ、ドザージュ:2g/L
19世紀、欧州のワイン産地はフィロキセラ(和名:ブドウネアブラムシ)禍でぶどう畑は壊滅状態になっていました。タルランの砂質土壌のぶどう畑に3株のシャルドネが生息していることを10代目が発見。プロヴィナージュ(ぶどう樹の枝を土に埋め、根が出てから切り離す取り木)で株を増やし、シャルドネを生育し始めました。62年前の話です。#4はアメリカ台木を使っていない“自根のシャルドネ”
砂地土壌とチョーク質土壌のシャルドネ(ブラン・ド・ブラン)との違いは? 太陽熱を吸収する前者のほうが口中で丸みがあり、余韻にもふくらみがあるとのこと。この違いについては今週の18日、シャンパン編で探究してみるつもりです。
#5:タルラン ラ・ヴィーニュ・ドール2002
100%ピノ・ムニエ、ドザージュ:4g/L、わずか1区画、樹齢51年
「ビター感を楽しんで」とブノワさん。グレープフルーツの香り、熟成が進むとマンゴーやライチ、さらにはアーモンドやナッツ似のニュアンス
#6:タルラン ラ・ヴィーニュ・ルージュ2003(2012年リリース予定)
100%ピノ・ノワール 土壌は固い石灰質、南向きの急斜面0.6ha、骨太のシャンパン!!
#7:タルラン キュヴェ・ルイ1998
50%シャルドネ、50%ピノ・ノワール、ドザージュ:3g/L
マルヌ川に面した西向きのなだらかな斜面、チョーク質土壌に育つシャルドネとピノ・ノワール
「ぶどうがしっかり熟すのを待って収穫しますが、マルヌ川からの恩恵でぶどうにフレッシュな酸味が加わります」とブノワさん。酸味とミネラル感、バランスの良いシャンパン
醸造作業の75%は圧搾にかかっている
糖分添加なしのノン・ドザージュが全体の80%を占めている話は先ほども書きましたが、タルランのシャンパンの良さがわかる人は、いろいろなシャンパンを相当飲んでいる人だと私は思っています。メゾン側でも訪問者の愛飲歴からそのような傾向が出ていると話していました。そのシャンパン好きの舌に訴える最大の魅力は、ワインの生地(一次発酵のワイン)の綺麗さ、ピュアさです。
タルランでは2007年からフランス製COQUARDコカール社の圧搾機を導入しました。以前はシャンパーニュ地方で広く用いられている伝統的な圧搾機を使っていましたが、ぶどうを均等にプレスし、酸化のリスクの少ない最新式機器に変えたことで、よりピュアな搾汁が得られるようになっています。ブノワさんは「醸造の作業の75%は圧搾にかかっています」とおっしゃっていましたが、ノン・ドゼのシャンパンの比較試飲をすればするほど、その言葉の重さを感じます!
各ぶどう、土壌ごとに分けて圧搾するので、タンクの容量も大小あります
タルランではMLFは行いません。一次発酵は3分の1がタンク内、3分の2が樽の割合
ブノワさんは「最終的に求めていることは、“人をいかに喜ばせることが出来るか”ということです。ぶどう造りから醸造まですべてを含めてナチュラルな方法や考え方を取り入れて仕事をすること。それらすべての工程が自分に喜びを与えてくれます」という言葉で締めてくれました。
輸入元(株)八田の城野東太社長、タルランの朝倉真名美さん、お世話になりました。
ありがとうございました!
タグ:タルラン
シャンパーニュ地方の規定ぶどうは7品種 ! タルランが取り組む古代品種のシャンパンに期待!! [シャンパン・リポート]
シャンパーニュ地方の規定ぶどうは7品種
前回のシャンパン・リポートでご紹介したエペルネにあるペリエ・ジュエ社から車で15分ほどで、Tarlantタルランに到着! RM(レコルタン・マニピュラン)ながら栽培面積は15ha(うち3haはビオディナミ)もあり、土壌探究に関してのこだわり、ベースワインの生地の綺麗さは特筆できます。そのタルランではシャンパーニュの規定7品種のうち、ピノ・グリを除く6品種 シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、ピノ・ブラン、プティ・メリエ、アルバンヌを栽培しています。

(左)ピノ・ブラン、(中央)プティ・メリエ、(右)アルバンヌ/撮影:2011年12月8日@Tarlant
本題に入る前に、シャンパーニュ地方のぶどう品種に関して、大事なポイントを書いておきます!
2009年2月に実施したシャンパン講座で、オブリ・フィスの『ル・ノンブル・ドール・カンパナエ・ヴュテレス・ヴィテス・ブリュット』を取り上げました。輸入元のデータでは 「規定8品種を使用」となっていますが、昨年11月シャンパーニュの法律改正で、現在シャンパーニュ地方で「使用できるぶどうは7品種」と規定されています。
法律原文は以下の通りで、品種(セパージュ)については第1章第5条にあります。
http://sauroavezza.xoom.it/virgiliowizard/sites/default/files/sp_wizard/docs/CHAMPAGNE%20CDC.pdf
Blanc(白ぶどう) Arbanneアルバンヌ、Chardonnayシャルドネ、Petit Meslier プティ・メリエ、Pinot Blancピノ・ブラン、Pinot Grisピノ・グリ
Noir(黒ぶどう) Meunierムニエ、Pinot Noirピノ・ノワール
オブリ・フィスのシャンパンに使われている「フロモントー」は、ピノ・グリのことであり、「アンフュメ」 も、ピノ・グリの同義語です。
この名称についてCIVCの川村玲子日本代表に質問したところ、 「フロモントーやアンフュメ等は古名であり、現行の法律には記載がありませんので使用しないでください」とのお返事でした。
同義語は現在179例あり、>>> http://www.vivc.de/datasheet/dataResult.php?data=9275 で確認できます。今回の規定ぶどう7品種に関しては、Georgesさんから、昨年11月、拙ブログに書き込みがあり、細かなデータを頂戴しました。ありがとうございました!
上記の件があって以来、シャンパーニュの古代品種がずっ~と気になっていました。そこで12月にタルランを訪問、幸運なことに古代品種のキュヴェを試飲することができました。
前回のシャンパン・リポートでご紹介したエペルネにあるペリエ・ジュエ社から車で15分ほどで、Tarlantタルランに到着! RM(レコルタン・マニピュラン)ながら栽培面積は15ha(うち3haはビオディナミ)もあり、土壌探究に関してのこだわり、ベースワインの生地の綺麗さは特筆できます。そのタルランではシャンパーニュの規定7品種のうち、ピノ・グリを除く6品種 シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、ピノ・ブラン、プティ・メリエ、アルバンヌを栽培しています。
(左)ピノ・ブラン、(中央)プティ・メリエ、(右)アルバンヌ/撮影:2011年12月8日@Tarlant
本題に入る前に、シャンパーニュ地方のぶどう品種に関して、大事なポイントを書いておきます!
2009年2月に実施したシャンパン講座で、オブリ・フィスの『ル・ノンブル・ドール・カンパナエ・ヴュテレス・ヴィテス・ブリュット』を取り上げました。輸入元のデータでは 「規定8品種を使用」となっていますが、昨年11月シャンパーニュの法律改正で、現在シャンパーニュ地方で「使用できるぶどうは7品種」と規定されています。
法律原文は以下の通りで、品種(セパージュ)については第1章第5条にあります。
http://sauroavezza.xoom.it/virgiliowizard/sites/default/files/sp_wizard/docs/CHAMPAGNE%20CDC.pdf
Blanc(白ぶどう) Arbanneアルバンヌ、Chardonnayシャルドネ、Petit Meslier プティ・メリエ、Pinot Blancピノ・ブラン、Pinot Grisピノ・グリ
Noir(黒ぶどう) Meunierムニエ、Pinot Noirピノ・ノワール
オブリ・フィスのシャンパンに使われている「フロモントー」は、ピノ・グリのことであり、「アンフュメ」 も、ピノ・グリの同義語です。
この名称についてCIVCの川村玲子日本代表に質問したところ、 「フロモントーやアンフュメ等は古名であり、現行の法律には記載がありませんので使用しないでください」とのお返事でした。
同義語は現在179例あり、>>> http://www.vivc.de/datasheet/dataResult.php?data=9275 で確認できます。今回の規定ぶどう7品種に関しては、Georgesさんから、昨年11月、拙ブログに書き込みがあり、細かなデータを頂戴しました。ありがとうございました!
上記の件があって以来、シャンパーニュの古代品種がずっ~と気になっていました。そこで12月にタルランを訪問、幸運なことに古代品種のキュヴェを試飲することができました。
2012年も宜しくお願いします! [ごあいさつ]
新しい年が始まりました!
元旦からの拙ブログのアクセス解析を見てみると、やはり“数の子”がらみの閲覧が多いです。
http://non-solo-vino.blog.so-net.ne.jp/2011-02-11
http://non-solo-vino.blog.so-net.ne.jp/2011-02-15
今日は20数年来お付き合いいただいている気のおけない4ファミリーとの恒例の新年会なので、2012年初の数の子プライベートワインレッスンをしてまいります。
メンバーの感想をしっかり聞かなくちゃ!
ということで、本年も引き続き、宜しくお願いいたします!!
念願だった200周年記念のペリエ・ジュエ社をお訪ねして [シャンパン・リポート]
今年3月、パリのエコール・デ・ボザール(国立高等芸術大学)で創業200年を迎えたペリエ・ジュエ社の祝賀会が開かれました。光栄なるお招きを受けたのですが、3月の時期で伺えなかったいきさつがあり、今年中にはどうしても訪問したいと思っていました。その夢が12月に実現しました!!
同社の200年目のかける意気込みは産経EX【ワインのこころ】で!
http://sankei.jp.msn.com/life/news/111222/trd11122213520014-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120105/trd12010514490008-n1.htm

1811年から2011年の間に築きあげてきた遺産、2011年はその200年を祝して!

シャンパン購入者所有の『ベル・エポック1998 マグナム ビサントゥネール』が静かに眠っています

カーヴからアール・ヌーヴォーの殿堂メゾン・ベル・エポックへ

サロンには高級家具師Louis Majorelle ルイ・マジョレのテーブルや椅子、サイドボードがあり、
ケースの中にはガレのサイン入り、あの『ベル・エポック』のオリジナルボトルが!!

美術品に囲まれて、200年の時を感じながらの優雅なテイスティング 左からNo1~No5
NV は8度~10度、ベル・エポックは12度~14度でサービスされたのですが、完璧なるコンディションに改めて感激。非の打ち所のない印象、日本で試飲するのと微妙に、ごくわずかに違う印象、自らが出向いて味わう現地でのテイスティングの必要性を再認識。でも供出温度のその裏にはシェフ・ド・カーヴの見えざる準備が!
エルヴェ:No1のグラン・ブリュットはイギリス市場に向けてリリースした辛口タイプで、それ以前は甘口タイプのシャンパンが主流でした。NVはいつも同じスタイルで安定した味わいであることが大事です。攻撃的でない泡の感触と穏やかな酸、3年間オリと接触させているので、オリに由来するビスキュイやバターの要素、白い花、パイナップルやグレープフルーツ。フレッシュで親しみやすいシャンパンなので、アペリティフや魚介類と合わせて。
エルヴェ:No2のベル・エポック2004年は素晴らしいヴィンテージです。6年間瓶熟成させたシャンパンでシャルドネのエレガントさを重視しています。CH50%、PN45%、PM(エペルネの北にある古い自社畑ディジィ産)5%のブレンド、フェミニンで複雑、ミネラリーで上品な酸と長い余韻。パワフルさと余韻はPN(マイィ、ヴェルズネー、ヴェルジ)に由来、シーフードだけでなく、ドライフルーツやアーモンドのニュアンスがあるのでクリームソース系の料理にも。
エルヴェ:No4のブラゾン・ロゼには赤ワインを15%ブレンドしています。PNとPMを使うマセラシオンではなく、ペリエ・ジュエはシャルドネを重視しているので赤ワインのブレンドです、赤ワインは色を与えてくれますが強いタンニンやビター感は不要です。香りはフレッシュ、ストロベリーやブラックベリーのニュアンス。鴨や鳩などの肉料理や赤い果実のデザートと合わせて。

ベル・エポック No3ブラン・ド・ブラン2002を手に最高醸造責任者エルヴェ・デシャンさん
「レモン、グレープフルーツの皮、白い果実や白桃、花のような香り、バターやブリオッシュ、熟成すると上品な力強さが出てきます。ミネラリーでアロマも豊か、キャビアのような塩気のある料理やシーフードと合わせて。クリーム系の料理とも楽しめます」
自社畑は65ha、コート・デ・ブランのGCクラマン(29ha)にある2区画ブロン・ルロワとブロン・デュ・ミディーのシャルドネだけで造る総生産量10,000本~13,000本の稀少シャンパン

同社のシャルドネスタイルの究極がブラン・ド・ブラン
ソフィー・マルソーほか世界のセレブから愛されている逸品です
1993年がファースト・ヴィンテージでフランス本国のほか、英国、米国、スイスで販売、その後リリースした1999年ヴィンテージはイタリア、日本にも拡大。3番目のヴィンテージは2000年、そして最新ヴィンテージは2002年、エルヴェさんとの会話の中に、「2008年はシャルドネ・イヤー」という部分があったので、まだ先ですが、2008年ヴィンテージの登場は期待できるかもしれません。

エルヴェ:No5のベル・エポック ロゼ2004はサーモンカラー、アイとアンボネイの赤ワインを10~12%ブレンドしています。エレガントなアロマ、シルキーでクリーミーな味わい、ロブスターやデザートとして果物の柿や栗と合わせて。後ろにある花は冬の花アマリリスです。

ペリエ・ジュエ社が“生き続ける遺産”としてリリースしたベル・エポック1998年
100年を経た2111年に、その神秘のベールがはがされるのですね

親日家で日本食や食材にも造詣が深く、来日回数も多いエルヴェさんにとって、今までで一番印象深かった食べ物は「gingko nut ぎんなん」だったそうです。フランスでは食材として使うことはないので、和食での扱いに感銘を受けたとのこと。昨年は築地市場でふぐや鮪の解体を見学した由、素材を壊すことなく、調理する手法に感嘆していました。今年は東関東大震災があり、来日は1度だけでしたが、来年はうまくいけば3回(3月、7月、11月)来日なさるそうですよ。
HPの「on the spot 現場で」をスタートしました。第1弾は
Perrier-Jouët
ペリエ・ジュエ、1度、覗いてくださ~い!!
ブログにお立ち寄りくださった皆様、ありがとうございました。今年もたくさんお世話になりました。シャンパーニュの取材や、2011年カレッジャンパン講座の報告、さらには来日なさったワイン関係者のリポート等も山積みなので、年明けからアップしてまいります。懲りずにおつきあいください。
どうぞ宜しくお願いいたします。
2012年が皆様にとりまして、素晴らしい一年でありますように祈願しております。
感謝を込めて!
同社の200年目のかける意気込みは産経EX【ワインのこころ】で!
http://sankei.jp.msn.com/life/news/111222/trd11122213520014-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120105/trd12010514490008-n1.htm
1811年から2011年の間に築きあげてきた遺産、2011年はその200年を祝して!
シャンパン購入者所有の『ベル・エポック1998 マグナム ビサントゥネール』が静かに眠っています
カーヴからアール・ヌーヴォーの殿堂メゾン・ベル・エポックへ
サロンには高級家具師Louis Majorelle ルイ・マジョレのテーブルや椅子、サイドボードがあり、
ケースの中にはガレのサイン入り、あの『ベル・エポック』のオリジナルボトルが!!
美術品に囲まれて、200年の時を感じながらの優雅なテイスティング 左からNo1~No5
NV は8度~10度、ベル・エポックは12度~14度でサービスされたのですが、完璧なるコンディションに改めて感激。非の打ち所のない印象、日本で試飲するのと微妙に、ごくわずかに違う印象、自らが出向いて味わう現地でのテイスティングの必要性を再認識。でも供出温度のその裏にはシェフ・ド・カーヴの見えざる準備が!
エルヴェ:No1のグラン・ブリュットはイギリス市場に向けてリリースした辛口タイプで、それ以前は甘口タイプのシャンパンが主流でした。NVはいつも同じスタイルで安定した味わいであることが大事です。攻撃的でない泡の感触と穏やかな酸、3年間オリと接触させているので、オリに由来するビスキュイやバターの要素、白い花、パイナップルやグレープフルーツ。フレッシュで親しみやすいシャンパンなので、アペリティフや魚介類と合わせて。
エルヴェ:No2のベル・エポック2004年は素晴らしいヴィンテージです。6年間瓶熟成させたシャンパンでシャルドネのエレガントさを重視しています。CH50%、PN45%、PM(エペルネの北にある古い自社畑ディジィ産)5%のブレンド、フェミニンで複雑、ミネラリーで上品な酸と長い余韻。パワフルさと余韻はPN(マイィ、ヴェルズネー、ヴェルジ)に由来、シーフードだけでなく、ドライフルーツやアーモンドのニュアンスがあるのでクリームソース系の料理にも。
エルヴェ:No4のブラゾン・ロゼには赤ワインを15%ブレンドしています。PNとPMを使うマセラシオンではなく、ペリエ・ジュエはシャルドネを重視しているので赤ワインのブレンドです、赤ワインは色を与えてくれますが強いタンニンやビター感は不要です。香りはフレッシュ、ストロベリーやブラックベリーのニュアンス。鴨や鳩などの肉料理や赤い果実のデザートと合わせて。
ベル・エポック No3ブラン・ド・ブラン2002を手に最高醸造責任者エルヴェ・デシャンさん
「レモン、グレープフルーツの皮、白い果実や白桃、花のような香り、バターやブリオッシュ、熟成すると上品な力強さが出てきます。ミネラリーでアロマも豊か、キャビアのような塩気のある料理やシーフードと合わせて。クリーム系の料理とも楽しめます」
自社畑は65ha、コート・デ・ブランのGCクラマン(29ha)にある2区画ブロン・ルロワとブロン・デュ・ミディーのシャルドネだけで造る総生産量10,000本~13,000本の稀少シャンパン
同社のシャルドネスタイルの究極がブラン・ド・ブラン
ソフィー・マルソーほか世界のセレブから愛されている逸品です
1993年がファースト・ヴィンテージでフランス本国のほか、英国、米国、スイスで販売、その後リリースした1999年ヴィンテージはイタリア、日本にも拡大。3番目のヴィンテージは2000年、そして最新ヴィンテージは2002年、エルヴェさんとの会話の中に、「2008年はシャルドネ・イヤー」という部分があったので、まだ先ですが、2008年ヴィンテージの登場は期待できるかもしれません。
エルヴェ:No5のベル・エポック ロゼ2004はサーモンカラー、アイとアンボネイの赤ワインを10~12%ブレンドしています。エレガントなアロマ、シルキーでクリーミーな味わい、ロブスターやデザートとして果物の柿や栗と合わせて。後ろにある花は冬の花アマリリスです。
ペリエ・ジュエ社が“生き続ける遺産”としてリリースしたベル・エポック1998年
100年を経た2111年に、その神秘のベールがはがされるのですね
親日家で日本食や食材にも造詣が深く、来日回数も多いエルヴェさんにとって、今までで一番印象深かった食べ物は「gingko nut ぎんなん」だったそうです。フランスでは食材として使うことはないので、和食での扱いに感銘を受けたとのこと。昨年は築地市場でふぐや鮪の解体を見学した由、素材を壊すことなく、調理する手法に感嘆していました。今年は東関東大震災があり、来日は1度だけでしたが、来年はうまくいけば3回(3月、7月、11月)来日なさるそうですよ。
HPの「on the spot 現場で」をスタートしました。第1弾は
ブログにお立ち寄りくださった皆様、ありがとうございました。今年もたくさんお世話になりました。シャンパーニュの取材や、2011年カレッジャンパン講座の報告、さらには来日なさったワイン関係者のリポート等も山積みなので、年明けからアップしてまいります。懲りずにおつきあいください。
どうぞ宜しくお願いいたします。
2012年が皆様にとりまして、素晴らしい一年でありますように祈願しております。
感謝を込めて!
遊び心たっぷりの女性シェフ カルマ・ルスカリェダさんの素敵な空間『サンパウ』 [スペインリポート]
バルセロナにあるサンパウ本店!!
サイトのイラストにも遊び心たっぷりのカルマシェフの個性が溢れています。

雰囲気ある地中海色のブルーが印象的なエントランス
海が大好きなワインラバーさんには超お薦めのスポットになりますよ
東京店にいらした安井理恵さん&ジェローム・キルブフシェフご夫妻とも再会できました\(^O^)/

カタルーニャ広場駅から電車で約1時間ほどで到着!

駅名はSt. Pol de Mar サン・ポル・ダ・マル、線路の反対側は地中海!
夏はリゾート客であふれるそうです


女性シェフのカルマ・ルスカリェダさんが上梓した『CR20 サンパウの20年』、なかにはサン・ポル店&東京店の代表的な20のレシピが載っています。カルマさんの温かな笑顔、魅力です。理恵さんのご配慮で素敵なサイン本も頂戴しました!!

ハウスカバ『CR20』、マカベオ10%、パレリャーダ10%、チャレッロ20%、シャルドネ60%のブレンド
白ワインは『Agaliuアガリウ2009』、マカベオ100%で、DOコステルス・デル・セグレのロリベラが造っています。




12月のイメージカラーは「オレンジ」でした。気分も華やぐオレンジカラーのミクロメニューからスタート

日本語で書かれたメニューは完璧。日本人スタッフもいるので安心です
皿数を考え、スモールポーションでお願いしました


他のテーブルでサービスされているのを見ながら、気になっていたのがコレです。なにが入っているのかなぁ~と額をイメージした容器を開けてみると、モンドリアンの絵画からヒントを得たというバカラオ(塩だら)のムースでした!塩気をしっかり感じます。

今回ワインは料理に合わせてソムリエさんに一任
「郷に入れば郷に従え」のことわざ通りに、カタルーニャ地方のワインからセレクトしてもらいました。
ロゼワインは赤に近い色調、若干タンニンも感じます。ガルナッチャ100%の『Brunusブルヌス2009』はDOモンサンのポンタル・デル・モンサンが造っています。

ロシア風トルティーヤ
上品な味わい、好みです!

ヒメジ(キンキに似た魚です) キノコ、かぼちゃ、エンダイブを添えて

地中海産“Gamba”海老 アンティチョークと一緒に

鯛 冬キャベツ
どれも色彩が綺麗で美味、開店が21時~なので遅い食事になったのですが、完食しました!

赤ワインは『Paterペイター2007』、DOモンサンのフィカリア・ビンスが造るガルナッチャ100%

鹿or豚足で、私は鹿肉をセレクト、大根、赤い果実を添えて
鹿とのマリアージュは~

ワゴンのチーズ、これらを取り分け、可愛いイラストと一緒に登場したのが

5種のチーズとその付け合せ


口直し

『Adventアドヴェント2009』はDOペネデスのエレタット・モン・ルビが造るチャレッロ100%。
遅摘みのぶどうを干して造る残糖度400g/Lのワイン、甘い~

パイナップルアイス 卵プリン、ラズベリー添え

バーボンづくし コーヒー、パプリカ、バニラ、ケンタッキーのバーボンを注いで
これから10種の小菓子が出てきますが、その登場の仕方がカルマさん的でした!

サンパウの前を走る電車をそのまま、店内に持ち込んだイメージ

電車の屋根を取ってカブリオレ状態にすると~中に可愛い小菓子が!

フランボワーズクランブル、フィナンシェ、ココナッツマシュマロ、cabello de angelと松の実のパイ、
リモンチェーログミ、レモンボルボロン、カンゾウとシードルのスティック、ローズチョコ、クリスピーチョコ
マカロン
楽しみにしていたサンパウ訪問だったので私は体調万全、元気一杯で伺うことができました。サンパウの素敵な空間でのんびりすることができたのも、カルマシェフ、安井ご夫妻のおもてなしのおかげです。ありがとうございました!
ラウル・ボベさん自慢のクップ見学&比較試飲ができたのは新井社長のおかげです。バルセロナの佐武祐子さんにも大変お世話になりました。新井社長も佐武さんも激務ツアーのお疲れが出てこの日は元気がありませんでしたが、たくさん感謝しております。今後とも懲りずに宜しくお願いします。
スペイン旅行を考えているワインラバーさんにはバルセロナのサンパウ、おすすめですよ!!
サイトのイラストにも遊び心たっぷりのカルマシェフの個性が溢れています。
雰囲気ある地中海色のブルーが印象的なエントランス
海が大好きなワインラバーさんには超お薦めのスポットになりますよ
東京店にいらした安井理恵さん&ジェローム・キルブフシェフご夫妻とも再会できました\(^O^)/
カタルーニャ広場駅から電車で約1時間ほどで到着!
駅名はSt. Pol de Mar サン・ポル・ダ・マル、線路の反対側は地中海!
夏はリゾート客であふれるそうです
女性シェフのカルマ・ルスカリェダさんが上梓した『CR20 サンパウの20年』、なかにはサン・ポル店&東京店の代表的な20のレシピが載っています。カルマさんの温かな笑顔、魅力です。理恵さんのご配慮で素敵なサイン本も頂戴しました!!
ハウスカバ『CR20』、マカベオ10%、パレリャーダ10%、チャレッロ20%、シャルドネ60%のブレンド
白ワインは『Agaliuアガリウ2009』、マカベオ100%で、DOコステルス・デル・セグレのロリベラが造っています。
12月のイメージカラーは「オレンジ」でした。気分も華やぐオレンジカラーのミクロメニューからスタート
日本語で書かれたメニューは完璧。日本人スタッフもいるので安心です
皿数を考え、スモールポーションでお願いしました
他のテーブルでサービスされているのを見ながら、気になっていたのがコレです。なにが入っているのかなぁ~と額をイメージした容器を開けてみると、モンドリアンの絵画からヒントを得たというバカラオ(塩だら)のムースでした!塩気をしっかり感じます。
今回ワインは料理に合わせてソムリエさんに一任
「郷に入れば郷に従え」のことわざ通りに、カタルーニャ地方のワインからセレクトしてもらいました。
ロゼワインは赤に近い色調、若干タンニンも感じます。ガルナッチャ100%の『Brunusブルヌス2009』はDOモンサンのポンタル・デル・モンサンが造っています。
ロシア風トルティーヤ
上品な味わい、好みです!
ヒメジ(キンキに似た魚です) キノコ、かぼちゃ、エンダイブを添えて
地中海産“Gamba”海老 アンティチョークと一緒に
鯛 冬キャベツ
どれも色彩が綺麗で美味、開店が21時~なので遅い食事になったのですが、完食しました!
赤ワインは『Paterペイター2007』、DOモンサンのフィカリア・ビンスが造るガルナッチャ100%
鹿or豚足で、私は鹿肉をセレクト、大根、赤い果実を添えて
鹿とのマリアージュは~
ワゴンのチーズ、これらを取り分け、可愛いイラストと一緒に登場したのが
5種のチーズとその付け合せ
口直し
『Adventアドヴェント2009』はDOペネデスのエレタット・モン・ルビが造るチャレッロ100%。
遅摘みのぶどうを干して造る残糖度400g/Lのワイン、甘い~
パイナップルアイス 卵プリン、ラズベリー添え
バーボンづくし コーヒー、パプリカ、バニラ、ケンタッキーのバーボンを注いで
これから10種の小菓子が出てきますが、その登場の仕方がカルマさん的でした!
サンパウの前を走る電車をそのまま、店内に持ち込んだイメージ
電車の屋根を取ってカブリオレ状態にすると~中に可愛い小菓子が!
フランボワーズクランブル、フィナンシェ、ココナッツマシュマロ、cabello de angelと松の実のパイ、
リモンチェーログミ、レモンボルボロン、カンゾウとシードルのスティック、ローズチョコ、クリスピーチョコ
マカロン
楽しみにしていたサンパウ訪問だったので私は体調万全、元気一杯で伺うことができました。サンパウの素敵な空間でのんびりすることができたのも、カルマシェフ、安井ご夫妻のおもてなしのおかげです。ありがとうございました!
ラウル・ボベさん自慢のクップ見学&比較試飲ができたのは新井社長のおかげです。バルセロナの佐武祐子さんにも大変お世話になりました。新井社長も佐武さんも激務ツアーのお疲れが出てこの日は元気がありませんでしたが、たくさん感謝しております。今後とも懲りずに宜しくお願いします。
スペイン旅行を考えているワインラバーさんにはバルセロナのサンパウ、おすすめですよ!!
タグ:サンパウ本店
ラウル・ボベさんのワイン造り 『カステル・デンクス』&『フェレール・ボベ』 [スペインリポート]
11月に開催したカレッジ課外講座@BIKINIで、カステル・デンクスのシラー100%の『タラルン』を紹介しました。当日はワインの輸入元であるワイナリー和泉屋の新井社長も参加してくださり、タラルンの醸造責任者ラウル・ボベさんについてのお話もしていただいたのですが、私自身、昨年&今年と2回ボベさんにお目にかかり、世界に1つしかない「岩の発酵槽(クップ)」の醸造に興味を惹かれていました。まずは新井社長のカステル・デンクス編で全体のイメージを。

標高1000メートルの場所からの景色は雄大!
新井社長のブログにもあるように、カステル・デンクスはD.O.コステルス・デル・セグレにあり、ピレネー山脈の麓、一番高い場所は標高1,000m! ボベさんはひと山所有していて、その一部がぶどう畑になっています。ラウル・ボベさんは16年間トーレス社で醸造責任者として活躍し、現在は同社のCEO兼自らのボデガ『カステル・デンクス』とプリオラートにある『フェレール・ボベ』のオーナー。週に3回、ペネデス、コステルス・デル・セグレ、プリオラートのボデガを回っているので、メチャクチャ多忙な日々、なにしろスペインは広いので移動だけでも相当時間がかかります。

何度も聞かされていた瞑想ルーム、な~るほど

カステル・デンクスには1151年から1752年まで従軍僧侶が住んでいて、彼らはここでワイン造りをしていたそうです。岩を掘って作った発酵槽は全部で8つ!

ここは標高900メートル、崖はカコウ岩にシレックスが混ざっています

新井社長扱いの『クエスト・エスペシャル・クップ・カベルネ・ソーヴィニヨン2009』
この発酵槽から誕生したのですね!

ボベさんから「上から撮影すると良い写真が撮れると思いますよ」とのアドヴァイスを受け、登らせていただきました、中は相当深いです。

標高1000メートルの場所にはピノ・ノワールが!
猪や鹿による被害、雹による被害があるので1本のピノ・ノワールができるまでの苦労がわかります。ディナーではボベさんのPN『アクスプ』が登場したのですが、バランスが良く、料理と合わせて大満足。ボベさんが造るピノからは目が離せません!

地中熱を使った発電も利用しています。世界初の取り組みで地下2メートルのところに4キロメートルにおよぶチューブが通っています。

目から鼻に抜けるボベさんなので、できることは何でもします。醸造に関しても長い経験を生かし、発酵や醸造の機器などご自身で設計なさるそうです。

ボベ講師を前に、4種類のリースリングと2種類のアルバリーニョのテイスティング。各自が各ワインに感じた個性をコメント、ワクワク感一杯のブラインドでした!
この時発表したコメントは9割方、ボベさんの意図するところを押さえていたと思っています。

次は樽からのテイスティング。これは現地に行って本当に良かったと思いました。なぜなら、同じぶどう品種のワインを、片や石の発酵槽、片や木製の発酵槽、ということで比較できたからです。違うのですよ、明らかにその味わいや香りが。世界に1つしかない発酵槽で仕込んだワイン、貴重な体験でした。新井社長がおっしゃるように、石のほうがどれも複雑で良いのです。特にピノが印象的で、もの凄い違いを感じました。
ボベさんの知識の深さに本当に感嘆しました!新井社長のお招きで来年も来日なさると思います。
ワインセミナーでは素晴らしいお話が伺えるはずです。ボベさんのワインにもTryなさってください!!
標高1000メートルの場所からの景色は雄大!
新井社長のブログにもあるように、カステル・デンクスはD.O.コステルス・デル・セグレにあり、ピレネー山脈の麓、一番高い場所は標高1,000m! ボベさんはひと山所有していて、その一部がぶどう畑になっています。ラウル・ボベさんは16年間トーレス社で醸造責任者として活躍し、現在は同社のCEO兼自らのボデガ『カステル・デンクス』とプリオラートにある『フェレール・ボベ』のオーナー。週に3回、ペネデス、コステルス・デル・セグレ、プリオラートのボデガを回っているので、メチャクチャ多忙な日々、なにしろスペインは広いので移動だけでも相当時間がかかります。
何度も聞かされていた瞑想ルーム、な~るほど
カステル・デンクスには1151年から1752年まで従軍僧侶が住んでいて、彼らはここでワイン造りをしていたそうです。岩を掘って作った発酵槽は全部で8つ!
ここは標高900メートル、崖はカコウ岩にシレックスが混ざっています
新井社長扱いの『クエスト・エスペシャル・クップ・カベルネ・ソーヴィニヨン2009』
この発酵槽から誕生したのですね!
ボベさんから「上から撮影すると良い写真が撮れると思いますよ」とのアドヴァイスを受け、登らせていただきました、中は相当深いです。
標高1000メートルの場所にはピノ・ノワールが!
猪や鹿による被害、雹による被害があるので1本のピノ・ノワールができるまでの苦労がわかります。ディナーではボベさんのPN『アクスプ』が登場したのですが、バランスが良く、料理と合わせて大満足。ボベさんが造るピノからは目が離せません!
地中熱を使った発電も利用しています。世界初の取り組みで地下2メートルのところに4キロメートルにおよぶチューブが通っています。
目から鼻に抜けるボベさんなので、できることは何でもします。醸造に関しても長い経験を生かし、発酵や醸造の機器などご自身で設計なさるそうです。
ボベ講師を前に、4種類のリースリングと2種類のアルバリーニョのテイスティング。各自が各ワインに感じた個性をコメント、ワクワク感一杯のブラインドでした!
この時発表したコメントは9割方、ボベさんの意図するところを押さえていたと思っています。
次は樽からのテイスティング。これは現地に行って本当に良かったと思いました。なぜなら、同じぶどう品種のワインを、片や石の発酵槽、片や木製の発酵槽、ということで比較できたからです。違うのですよ、明らかにその味わいや香りが。世界に1つしかない発酵槽で仕込んだワイン、貴重な体験でした。新井社長がおっしゃるように、石のほうがどれも複雑で良いのです。特にピノが印象的で、もの凄い違いを感じました。
ボベさんの知識の深さに本当に感嘆しました!新井社長のお招きで来年も来日なさると思います。
ワインセミナーでは素晴らしいお話が伺えるはずです。ボベさんのワインにもTryなさってください!!
前の10件 | -







