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ジョルジュ・デュブッフ氏との昼餐会 太陽の恵みを受けた2017年のボジョレ・ヌーヴォー!! [ワイン]

ボジョレの帝王と形容されるジョルジュ・デュブッフ社のデュブッフ代表取締役社長と孫アドリアン・デュブッフ・ラコンブ輸出部長が来日し、今年も日本でボジョレ・ヌーヴォーの解禁を祝いました。


おふたりは、輸入元サントリーワインインターナショナル(株)主催の解禁イベント『解禁トウディ』に出席し、ゲストの春香クリスティーンさんとパーティに参加した20代、30代の若者たちと一緒にカウント・ダウンを行い、その様子は全国にSNS配信されました。

2017年の作柄状況
デュブッフ:2017年は太陽に恵まれた年でした。6月、7月、8月はボジョレ地区の過去の記録を打ち破る高温(毎日32度から35度の間)が続き、雨が降らなかったので、ぶどうは脱水症状のようになったと思います。結果として、ぶどうは粒が小さく、まんまる。ボジョレで基準にしている収量には達しませんでしたが、その分、品質は上等です。収穫は昨年より15日も早い、8月末からスタートしました。フランス国内・外から2万~2万5千人が作業を行い、ぶどうの健康状態は申し分ないものでした。

ワインは深いルビー、黒に近い色調です。香りは黒系果実のカシスやモカ、口中に入れるとボリューム感があり、豊かな風味、タンニンは優しい形で存在しています。今も美味しいですが、潜在性、ポテンシャルがあります。新酒としてはアルコール度数が少し高いのですが、タンニン、糖分 バランスが取れているので、熟成可能なワインです。例えて言えば、2009年や2015年と似ていると思います。




一方、年齢層が若干高い(笑)プレスメンバーは、解禁翌日、昼餐会という形でデュブッフ氏とお目にかかり、いつもの赤ワインではなく、新登場のボジョレのロゼ・ヌーヴォー『ボジョレ・パーティ2017』で乾杯しました!


(後列)山崎雄嗣社長、ワインのサービスを担当してくださった谷宣英ソムリエ
(前列)ジョルジュ・デュブッフ社長とアドリアン・デュブッフ・ラコンブ輸出部長


サントリーのリクエストに応えて誕生した飲み飽きしない日本限定ロゼ

昼餐会の冒頭、「市場全体は前年割れですが、弊社は前年並みです。ジョルジュ・デュブッフのブランド力を確信し、心強く思っています」と山崎社長

そのブランド力を最大限に発揮したのが、今年登場した『ボジョレ・パーティ』です。
解禁の6か月前、サントリーから「品質の高いロゼを造って欲しい」とのリクエストがデュブッフ社に届きました。同社には2名のエノログがいるので、彼らとサントリーの新村部長とで何度も話し合いを重ね、畑の段階からぶどう選びに注力、すべての工程でコントロールして、短時間&低温のマセレーションで造りあげました。
ボジョレ・パーティは日本市場だけの限定製品(ロゼのヌーヴォー3,000ケース、うち2,000ケースがボジョレ・パーティ)、日本人好みの色合いになっています。


会場はホテル・ニューオータニ内の上海料理『大観苑』

ウェルカムドリンクはクレマン・ド・ブルゴーニュ

ジョルジュ・デュブッフ社が50年以上前から生産しているクレマン・ド・ブルゴーニュ(ブルゴーニュ地方のスパークリングワイン/3,300円

3年前のボジョレ解禁日に初めて出会った泡もの(当時未輸入)だったので、とても懐かしく思いました。ピノ・ノワール100%で、ブリオッシュやナッツのニュアンス、あの時の印象そのままの美味しいスパークリング!

デュブッフ氏は「ボジョレの人たちはシャンパンやスパークリングワインはあまり飲みません。それゆえ、泡が大きいと、あれ! と思うので、気泡は細かくなければダメです。ただ、今年はぶどうの収量が少なかったので、思うような量ができないかも知れません」と語っていました。
先日来日していたブルゴーニュワイン委員会の情報によると、ブルゴーニュワインの輸出量は800万本、そのうち4%(32万本)が泡ものとのこと。シャンパンと同じ製法、ぶどう品種も同じなので、私はもっと人気が出て良い泡ものだと思っています。


前菜盛り合わせ


蟹肉入りフカヒレスープ × ロゼ・ボジョレ・パーティ
スープのこってりした味わい、甘さがロゼのなかに隠れていたタンニンと出会い、第3の新たな味わい登場!


利き酒の瞬間のデュブッフ氏


海老と季節野菜の炒めは業務用のボジョレ・プリムール2017と
色調&アロマとも魅力的、力強さとエレガントさが同居、果実味豊か、2年ほど熟成させて楽しめそうです。業務用、家庭用(花柄瓶)の価格は同じ、中味に若干の違いあり


若鶏の揚げ物


真剣な表情の谷ソムリエとデュブッフ氏



スタイリッシュなボジョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー セレクション プリュス2017 × 牛肉と栗の煮込み
「料理は肉も柔らかいし、味付けもしっかりしているので、ワインの凝縮感と良く合います」とデュブッフ氏
お肉(ブッフ)なので、デュブッフのワインに良く合いました(笑)

セレクション プリュスは2年前に黒地に金字と白字のラベルにチェンジ!
400軒ある生産者のなかで、6~7軒の秀逸な農家のぶどうを選んで造っているデュブッフ最高峰のヌーヴォーです。


鮮魚(めだい)の蒸し料理


杏仁プリン、五目あんかけ塩焼きそば
塩焼きそばは黒酢(熟成させていないタイプ)をたっぷりかけて食すとロゼやボジョレ・ヌーヴォーとイイ相性

クレマン・ド・ブルゴーニュの爽快感、ロゼ・ボジョレ・パーティの包容力、ボジョレ・ヌーヴォーのバランス、ボジョレ・ヌーヴォー・プリュスの上質感と上海料理とは素直に美味しく楽しめました。

輸出国について(ジョルジュ・デュブッフ社の場合)
ボジョレ・ヌーヴォーを入れると
第1位:日本、第2位:米国、第3位:ロシア
ボジョレ・ヌーヴォーを入れないと
第1位:米国、第2:カナダ、第3位:英国、第4位:日本

今年のボジョレ・ヌーヴォーの輸入量は最盛期の半分の量になっていますが、依然として日本は世界第1位の市場。ジュルジュ・デュブッフ社とサントリーワインインターナショナル(株)との付き合いも今年で21年になります。長年、本国フランスではなく、毎年日本で解禁日を祝っているデュブッフ氏にとって、日本がいかに大事な存在かがよくわかります。
ここ数年、私はデュブッフ氏とカウント・ダウンを一緒にしてきましたが、来年もお元気なお姿を見せてくださることを願っています。大変お疲れ様でした!

■ボジョレ・ヌーヴォーについて
詳細 http://www.suntory.co.jp/wine/special/kaikin/
■商品に関するお問い合わせはサントリーお客様センター
℡0120-139-380

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2017年のボジョレ・ヌーヴォー ~プレス会見からオエノン、メルシャン、日本リカー~ [ワイン]

11月第3木曜日解禁ボジョレ・ヌーヴォー2017
ボジョレ・ヌーヴォー(BN)解禁当日の様子はTwitterで発信したので、Blogでは最新データを交えたBNリポートをいたします。

公式ヴィジュアルアートの作者

アーティストはロンドンの美術学校を卒業した1993年生まれのMINAMIさん!
例年、ボジョレワイン委員会は世界共通のポスターを使っていましたが、今年は日本だけのオリジナルアートを採用。120を越える応募者の中からMINAMIさんの作品が選ばれました。カラフルな絵柄と色彩から若さが伝わってきます。

ジャン=マルク・ラフォン会長による記者会見

ボジョレワイン委員会のラフォン会長情報&プレスキット情報

気候
2017年はボジョレ地区だけでなく、フランスの産地全体が乾燥していました。天候不順にも見舞われ、春先には南ボジョレで霜害、夏の初めにはボジョレ・ヴィラージュで雹の嵐がありました。幸いにも、収穫の直前に雨が降り、これにより、大地は元気を取り戻し、果実味とアロマ豊かなぶどうが収穫できました。
輸出量
2016年市場に出荷したBNは2,520万本、うち日本は650万本で世界第1位。輸出相手国は110ヶ国、上位10ヶ国は日本、米国、カナダ、中国(香港含)、ドイツ、ベルギー、ロシア、スイス、オランダ、イタリア。
数量では、2010年~2012年は対前年比10%~18%増、2013年以降は対前年6~10%減と下降気味。金額では2010年から2016年まで前年比6%増で、日本に輸出されているAOCワインの4本に1本がボジョレワイン。今年のデータはまだ出ていませんが、2016年に近い数字になると予想されています。
お祝いと若さ
日本人は旬の食材や伝統を大事にしており、ボジョレ・ヌーヴォーは秋の風物詩のひとつになっています。
今年で誕生から67周年を迎えたBNは、その原点とも言えるお祭り、お祝いの精神に立ち戻り、毎年行ったきたカウント・ダウンをやめて、表参道のCommune2ndで、解禁日当日から3日間のボジョレ祭りを開催(Twitterで発信済)。2017年は若者世代への訴求、若者層を取り込むことに注力しました。



Commune2ndに並んだ約50社、超80アイテムのヌーヴォー



特別ゲストは二代目尾上松也さん

歌舞伎界から新進気鋭の尾上松也さんをお招きしてヌーヴォー談義
2017年のBNを飲んだ感想は「香りと味わいがはっきりしていておいしい」
「スイーツが好きなので、それに合わせて楽しみたいし、大人のたしなみとして、自分の好きな料理に合うワインを知っているとカッコいいのではないかと思っています」とコメント

ボジョレ騎士団も

中世から続く伝統あるボジョレ騎士団の4名が登壇
メンバーのおひとり、SOPEXA JAPONのシャルル・デュラン日本代表(左から2人目)は「ボジョレはお祭りの限定品ヌーヴォーから始まり、格上のクリュ・ボジョレやヴィラージュもありますので、1年中、楽しめます。様々なボジョレを味わっていただきたい」とあいさつ


オエノンホールディングス主催のヌーヴォーコレクション2017@帝国ホテル

合同酒精(株)扱いのモメサン、フレッシュな酸味、赤い果実たっぷり感のヌーヴォー


モメサンのマイ・ベストはボジョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー“ヴァンダンジュ”2017
果実味、酸味、タンニンともにバランスが良く上質、お薦めの1本!


オエノングループ山信商事(株)が扱うジャン・シャルル・ピヴォーのボジョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー“ロシュミュール”2017は凝縮感があり、酒質もきれい

料理とのマリアージュ提案も





マイィのシャンパンを生ハムやオードブル類に合わせて


シャンパンとシュリンプカクテル


サン・ヴェランのエレガントな酸が魚介類(海老、帆立、蟹tec)と良い相性


包容力を示したドガヨーロ・ビアンコ
オマール+パッションフルーツ、鮑と雲丹+青のりゼリー、ベーコンの3種をナイス・キャッチ。ヨード風味の青海苔ゼリー◎


ヌーヴォー・コレクションのために、帝国ホテルとコラボして作ったデザート類


美味、個性の違う4種のこはくかん!


ネプチューンラムダークスペリオールで作ったサバラン・オ・フリュイはヴァンダンジュと合わせて◎
ボジョレ・ヌーヴォーのプレス会見時、尾上松也さんが、「スイーツと合わせてヌーヴォーを楽しみたい」と語っていたのを思い出しながらの一皿


メルシャングループ利き酒会@ホテルオークラ東京

アルベール・ビショーのボージョレ・ヌーヴォーでウェルカム。ここではホテルオークラの料理とのマリアージュを楽しみながら・・・


アルベール・ビショーのボージョレ・ヌーヴォー、ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー、イタリアの新酒ヴィノ・ノヴェッロ、メルシャングループ日本リカーが扱うルイ・ジャドのボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー

[プレゼント]アルベール・ビショーボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォーは第17回トロフィー・リヨン・ボージョレ・ヌーヴォー2017で金賞を受賞しました!


日本リカー(株)竹内誠代表取締役社長、メルシャン(株)の代野照幸代表取締役社長、同森裕史マーケティング部長の3ショット!

森部長は2017年ヴィンテージについて解説。
竹内社長は「ルイ・ジャドはボージョレ・ヌーヴォーの製法マセラシオン・カルボニックではないので、プリムールと表記してありますが一番早く飲めるボージョレと言えます。製法が違うアルベール・ビショーのヌーヴォーと飲み比べて」と述べ、代野社長は「今年のボージョレ・ヌーヴォーの輸入量は最盛期(2009年)の半分。大人の楽しみ方に移ってきたのかなと思います。日本のワイン市場はこの10年間で1.5倍に拡大しており、その起爆剤となってきたのはヌーヴォーやチリワイン。ワインに関わる皆さまとともにこれからもワイン市場を盛り上げていきたい」と宣言し、乾杯の音頭を執りました。


マイベストはルイ・ジャドのノン・フィルター、ボージョレワインの真髄を感じます。


香港インターナショナルW&Sコンペティションで金賞&ベストワイントロフィ-(フードマッチング部門)を獲得したシャトー・メルシャン マリコ・ヴィンヤード ロゼ2016と同長野シャルドネ2015、ともにバランス良好!


ヌーヴォーだけじゃない、ニューフェイス、重点商品も供出


新樽由来のコーヒー似の甘い香り、シラーを主体にメルロやジンファンデル、プティ・シラーをブレンド。ロバート・モンダヴィが若者層をターゲットに製品化したアイテム


日本リカーの主要製品ルイ・ジャド、新規のアルザス ドメーヌ・ツィント・フンブレヒト、パイパー・エドシック


好調なシャンパン、12月は最盛期!
パイパーのコーナーでは小崎静夫営業本部長とブランド担当の中山文子さんが接客

【番外編】

ボージョレ・ヌーヴォー解禁後、ルイ・ジャドのマコン・ヴィラージュ・プリムール(3,500円)と和食との相性をチェック。クリーミーな肝をカワハギの薄造りに包み、ポン酢に浸して食すと、口中渾然一体! マコネ地区の厳選されたぶどうから造った少量生産のルイ・ジャドのプリムールワイン、超お薦めのアイテム

【インフォメーション】
「#ボジョレヌーヴォー」ハッシュタグ・キャンペーン
ボジョレ・ヌーヴォーを楽しんでいるシーンをSNSでシェアしよう!
#ボジョレヌーヴォーを付けて投稿するとボジョレ・ヌーヴォーが当たるチャンス
実施期間:2017年11 月16日~12 月8日
応募条件: #ボジョレヌーヴォー を必ず付けて、飲んでいる様子を投稿
商品:ボジョレワイン 2本セット×10名
詳細はhttp://www.beaujolaisnouveau.jp/

※文中のボジョレ、ボージョレは輸入元の表記に従っています。
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11月13日待望の『キュヴェ・サー・ウィンストン・チャーチル2006』発売開始! [シャンパン]

ポル・ロジェの最高傑作『キュヴェ・サー・ウィンストン・チャーチル』

来週13日(月)に発売開始2006年ヴィンテージ


1週間の日程で来日なさったポル・ロジェのユベール・ド・ビィ5代目当主
熊本、大阪、名古屋と巡回後、東京に戻られ・・・単独シャンパンランチ会見、光栄でした。ジェロボーム(株)の山下陽子さんにもお世話になりました。

ファミリーのこぼれ話
ユベールさんには3人のお子さん(ご子息ふたりと愛娘)がいらっしゃいます。
娘のヴィクトリアさんは来年4月から半年間、大分県別府の大学でマーケティング・マネージメントのお勉強をなさるとのこと。現在日本語も学んでいるようです。次男のマクシミリアン(23歳)さんはトゥルーズの大学で栽培を学んでおり、来年にはボルドーとトゥルーズで醸造学にも取り組む由。ファミリー経営ポル・ロジェの当主として、跡継ぎ強制はあまりしたくないようですが、ご子息が栽培や醸造を学んでいることには満足なさっているご様子(内心は期待大かも)でした。

私は数回ユベールさんとお目にかかっていますが、いつも感じていたこと。それはブルボン王朝の王様の衣装が良く似合いそうだなぁ、と。今回、それをお伝えすると、なんと、「長男アレクシー(25歳)は役者で、テレビドラマ『ベルサイユ(英国BBCとフランスCanal+の共同制作)』に出演しているよ。そう言われると面白い」との思わぬリアクション。ご長男はアメリカンイングリッシュなので、ドラマのなかで会話をするシーンはないようですが、このドラマは、ネットフリックスで観れそうです。


ブラン・ド・ブラン2009とブリュット・ヴィンテージ2008も同時発売
シャンパンランチに登場した4アイテム(左から)
#1:ブラン・ド・ブラン2009
暖かい年だったので、まるみがあり、馴染みやすく、酸素とうまく触れ合ってきた印象
シャルドネ100%、ドザージュ7g/L、希望小売価格13,000円
#2:ブリュット・ヴィンテージ2008
秀逸なヴィンテージ、ピノのテクスチュア、シャルドネのフレッシュ感、果実と酸のバランス良好
ピノ・ノワール60%、シャルドネ40%、ドザージュ7g/L、希望小売価格12,000円
#3:ロゼ・ヴィンテージ2008 (発売中)
柑橘系果実、赤系果実、ピンクペッパーや白コショウ、気品のある酸味、温度変化を楽しみたいロゼ
ピノ・ノワール、シャルドネ、赤ワイン15%添加、ドザージュ8g/L、希望小売価格13,000円
#4:キュヴェ・サー・ウィンストン・チャーチル2006
ナッツや焙煎香、ドライフルーツ、アールグレー、アフターに軽いビター感、20~30年熟成させたいシャンパン
古樹のピノ・ノワール、シャルドネ(ブレンド比率は非公開)、ドザージュ7~8g/L、希望小売価格30,000円

今年の3月、ローラン・ダルクール社長とのインタビュー&テイスティングで、ポル・ロジェについて詳しいお話を伺いましたので、ご参考までに添付しておきます。ちなみに発売日は6月から11月13日に変わりました。http://non-solo-vino.blog.so-net.ne.jp/2017-03-23


四川料理との相性を診ながらテイスティング

牛肉と山芋のオイスターソース炒め
「牛肉だけなら、柔らかくてソースもからんでいるのでチャーチル。野菜が入ると風味や苦みも加わるので、ロゼ」とユベールさん
私的感想:オイスターソースが潤滑油になり、ロゼとはさえぎるものなしの好相性。2008年のブリュット・ヴィンテージはポテンシャルがあり、料理と合せることで、酸味を介した新たな相性の良さ発見。チャーチルは存在感を主張しながら、料理を受け入れてくれる印象、大人の風格


キノコと干し海老の塩味炒め煮
私的感想:ブリュット・ヴィンテージの酸味、チャーチルの滑らかさが料理の旨味と良く合い、ロゼのかすかなタンニンがキノコとも好印象


食通のユベールさんは瞬時に相性を見極める力をお持ち、さすがでした!
料理も得意でご家庭でも夕食を作ることが多いとか。狩もなさるので、ジビエはロティや煮込みにして。但し、その時は赤ワインで合わせているようです。


海老のチリソース煮
「ひとつだけ完璧に合います。ロゼに勝るものなし」とユベールさん
私的感想:料理とシャンパンの色で合わせるマリアージュ。香辛料とロゼの酸味&タンニンが口中の脂分を洗い流してくれるのでグラスもハイピッチに



季節のランチスープ
私的感想:出汁の旨味、野菜の味わいがピノの比率の多いブリュット・ヴィンテージやチャーチルとの相性良好。ユベールさんも同意見


四川料理を代表する麻婆豆腐
「チャーチル! 2006年はピノが良かったので、その豊潤さが出ている」とユベールさん
私的感想:色で合わせるマリアージュの第2弾、麻婆豆腐のほうが海老のチリソースより、さらに相性が良い印象。チャーチルの複雑味が麻婆豆腐の種々の香辛料に太刀打ちして見事


私的感想:ムースの滑らかさとナッツの味わいが、ウィンストン・チャーチルのクリーミーさとへーゼルナッツやココアのニュアンスと相乗!



今年6月のボルドーVINEXPOで初披露されたシャンパン
バター、ブリオッシュ、アーモンド、ヘーゼルナッツ、ピスタッチオ、ドライフルーツ、カカオ等、香りと味わいの宝庫、エレガントな酸味、長い余韻とグレープフルーツの内果皮似のビター感

ポル・ロジェのこだわりをご紹介



ウィンストン・チャーチルのキャップシュール(王冠)には、英国のチャーチル元首相の肖像画が描かれています。2002年ヴィンテージからは、表にヴィンテージ、裏にPol Roger の刻印。これはフェイクボトル対策のひとつだそうですが、私が今まで開けてきたシャンパンのなかで、トップ・キュヴェのキャップシュールの裏に、メゾン名やシャンパン名を入れているのは、ウィンストン・チャーチルとベル エポックだけだと思います。


Time is Quality
ユベールさんは『Rich(Demi Sec)』と『Pure(Extra Brut)』の2アイテムの開発者。前者はドザージュ量34g/Lの甘口タイプ、後者はノン・ドゼ、糖分添加ゼロのタイプです。
ドザージュ添加後1年寝かせるリッチ
リッチはデザートやフォアグラと楽しむことを目的に2000年にデビューしたアイテム。それ以前にも甘口タイプ(昔は44g/L)はありましたが、ベースのキュヴェをより吟味し、ドザージュ量も減らしたタイプに変更。
リッチのベースワインはNVのブリュット・レゼルヴ。ポル・ロジェではデゴルジュマンしたシャンパンは3か月寝かせてからリリースしていますが、リッチは4年間の熟成後、ドザージュ(34g/L)をして1年間(ボトル内の糖分を落ちつかせる意味で)寝かせています。ゆえに市場に出るまで5年の歳月を要しています。
顧客からの要望で誕生したピュア
地球温暖化の影響で、昔よりノン・ドゼは造りやすい背景にあるようです。
ユベールさんがメゾンで働き始めた1988年のブリュット・レゼルヴのドザージュ量は11~12g/L(今は9~10g/L)でした。そのようななか、フランス人の顧客から、「ドザージュの少ないタイプ、あるいはノン・ドゼのタイプが欲しい」とのリクエストがあり、製品化したのがピュアです。メゾンとして考えたのは、ブリュット・レゼルヴのキュヴェをベースにするか、全く新しいキュヴェを造るかということでしたが、ブリュット・レゼルヴはドザージュが合って成り立っているアイテムなので、新キュヴェを造ることに決定。ピュア誕生までに10年以上を要しました。
市場の反応として、ユベールさんは「ピュアの人気が高い国はフランスとイタリア。一方、中国ではリッチと料理との相性が良くても、ブリュット(辛口)の方が質が良くて一番だと思っているので、甘口タイプのリッチは選ばない」と語っていました。中国はシャンパンの知識に関してはまだ発展途上です。


インタビューを終えて
ポル・ロジェを愛飲している国は、イギリス、本国フランス、スウェーデン、オーストラリア、アメリカで、日本は現在6番目か7番目に位置しています
ユベール・ド・ビィ当主はシャンパンラバーに、「日本の皆さんはシャンパンに精通しているので、これからもブランドで選ぶのではなく、ボトルの中味、品質にこだわってシャンパン選びをして欲しいと思います。シャンパンはコミニュケーションのお酒なので、ひとりで飲むのではなく、誰かと一緒に楽しんで欲しいです。男女問わず、シャンパンの魅力をわかちあっていただきたいと思います」とのメッセージをくださいました。

13日発売開始の3アイテム、発売中のロゼともに食事に合わせて楽しめるシャンパンです。
その魅力がお伝えできれば幸いです。


■製品についてのお問い合わせはジェロボーム(株)℡03-5786-3280
http://www.jeroboam.co.jp/

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メゾン設立から200年目にあたる2011VTの『Belle Epoque』初披露@ベージュ アラン・デュカス東京 [シャンパン]

ベル エポック2011との一夜限りの特別な時間

1811年のメゾン設立からちょうど200年目にあたる2011年は記念すべきヴィンテージ


ペリエ ジュエのエルヴェ・デシャン最高醸造責任者(
輸入元ペルノ・リカール・ジャパンのティム・ぺック社長

10月下旬、ニューヨーク→パリ→東京という長いフライトを経て、素敵なセラーマスターが来日しました! シャンパンメゾン『ペリエ ジュエ』のエルヴェ・デシャン最高醸造責任者です。
目的は『ベル エポック』の新ヴィンテージ(VT)2011の初披露。米国からスタートし、その後が日本、場所はシャネル銀座ビルディング内にある『ベージュ アラン・デュカス東京』でした。

ティム社長は、記念ディナーに出席した全メンバーに感謝の言葉を述べ、さらにスペシャルゲストのおひとりとして臨席なさっていたシャネル日本法人のリシャール・コラス社長に敬意を表しました。コラス社長はフランスのラグジュアリーブランドの連合体であるコルベール委員会のジャパン・チェアマンであり、シャネルもペルノ・リカールも同委員会のメンバーになっています。


ディナーの前に、テラスでウェルカムシャンパン


2011年ヴィンテージは


『ペリエ ジュエ』の7代目セラー・マスター、最高醸造責任者で、1983年に入社して以来、34年間にわたり多くのキュヴェに関わってきたエルヴェさん。記念ディナーではベル エポックの最新VT2011の他、2004年、1996年、1982年、同ブラン・ド・ブラン2004を披露してくださいました。

2011年ヴィンテージついては「早熟なヴィンテージで、春の訪れが早く、通常は6月中旬頃の開花ですが、5月末には終了。6月と7月は気温が下がり、雨が多かったものの、8月は空気が乾いて、日差しにも恵まれ、ぶどうの熟度が増しました。シャルドネは秀逸。ベル エポックには50%のシャルドネを使うので、コート・デ・ブランのシャルドネのエレガントさとデリケートさが重要な要素であり、加えて、ピノ・ノワールとのバランスが大事。それにより長い熟成期間を経て素晴らしいアロマが生まれます」と語りました。



ぶどう品種はシャルドネ50%、ピノ・ノワール45%、ムニエ5%
フレッシュで軽快。アカシアや菩提樹を思わせる白い花、桃や洋梨のような白い果実、砕いたばかりのアーモンド、フィニッシュにはシュル・リーによるお菓子のニュアンス。きめ細かい泡の食感、白い果実や柑橘果実の繊細な味わい、アルコール由来のコク、最後にシャルドネの特徴であるミネラル感

ベージュの空間がベル エポックの世界に変身

“時の案内人”として登場した俳優の奥田瑛二さんは、背後の巨大スクリーンに写し出されるペリエ ジュエのセラーやメゾンの映像と一体化しながら、ベル エポックの魅力を伝道

ベル・エポック2011、2004、1996、1982

2004年はシャルドネの秀逸年、ミネラル豊かで香りも芳醇で、味わいが層になって広がる印象。
1996年は20世紀における秀逸年、十分な酸の存在感、バランスの取れた味わい。
1982年は古酒に感じる焙煎香やヘーゼルナッツ、砂糖漬けの果実、中盤からの酸味。

ベージュのお料理とのマリアージュ

「皆さんに喜んでいただければ幸いです」と小島景シェフ



アミューズ・プーシュは冷たい栗のクリーム、その下にスペルト小麦(小松菜や栗で和えた)のサラダ、クルジュ(オレンジ色のズッキーニ)のピュレ、山形県産の玄米
フレッシュな酸が口中をリフレッシュさせ、玄米の香ばしい香りと味わいがシャンパンのイースト風味と相乗


季節の温野菜、クルミと野生茸、秋トリュフ
小島シェフが毎日鎌倉から仕入れてくる野菜類、フランス空輸のきのこ、トランペット茸のソース
フレッシュ&フェミニンな2004、気泡は細やか、蜜を含んだリンゴ、アカシア、中盤から酸、将来性あり。野菜との相性は〇、秋トリュフと合せると全く別の香りが出てきて少し違和感


オマールブルー、クルジュとソスペル産オリーヴ
添えられていたオマール海老のソースでソテーした栗&すりおろしてオーブンで焼いた栗(白色)
オマールの濃厚なソースには2004年のベル エポック〇、ソースでソテーした栗とは絶妙

ベル・エポック1982年ヴィンテージ


エルヴェさんに料理との相性を伺ってみたところ・・・
1982年はエレガントなシャルドネの存在感、トースト香、スモーキーテー、タバコのニュアンスがあり、セロリや無花果と合わせても重すぎない印象、アミノ酸に由来するキャラメルのようなアロマが、エゾ鹿と合わせた時の甘味や旨味とパーフェクト
1996年はスペシャルヴィンテージ、果実やタルトタタン、ピールやレモン、しっかりした酸味、余韻にビター感があり、ロブスターとの相性は繊細でエレガント、栗とのコンビネーションもナイス


エゾ鹿のココット、佐渡島のイチジクと根セロリ
白ワインでマリネして出てきた野菜のジュースを加えて調理
熟成した1996や1982と合わせて


プティ・フール


柑橘類のデセール
2004のブラン・ド・ブランはエレガントで繊細、シャルドネの綺麗な酸味と合わせて


メゾンからのお土産はシャンパーニュの大地を表現している“石灰の小片”
指輪ケースもお洒落!


エルヴェさんはセラーについて「全長10km、3層に分かれていて、一番深い場所は地表から30m。冬に浸水するのは地下水面に接しているから。温度は12度、湿度は98度」と。

私は2011年の12月、ちょうど200周年の年に訪問しました。セラーの様子はPC(携帯は不可)なら見ることができますので、ペリエ ジュエの素晴らしさを垣間見ていただけると嬉しいです。
http://www.non-solo-vino.net/on-the-spot/perrier-jouet.html


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2017年下半期の初回はニューアイテム“MYCORHIZE”を加えたRMの『ド・スーザ』 [NHK文化センター青山 シャンパン講座]

NHK文化センター青山校の下半期(10月~3月)講座開始です。
第1回は1999年からビオデイナミを導入しているレコルタン・マニピュラン(RM)のド・スーザを取り上げました。今回は2015年にデビューした新顔“キュヴェ・ミコリーズ”も揃えてのテイスティング。ド・スーザでは全アイテムの裏ラベルに「瓶詰め年月日」、「デゴルジュマン(澱抜き)年月日」を記載しています。



左から#1~ #6 の順


左から3番目と1番右がキュヴェ・デ・コダリー
コルクの状態から熟成具合が予想できました!


第1フライト
#1:ド・スーザ ブリュット・トラディションNV
生産者:ド・スーザ(RM)
ぶどう品種:CH50% 、PN40%、M10%
リザーヴワイン:2011VTが70%、2010VT&2009VTが30%
ドザージュ:7g/L
デゴルジュマン:2016年4月12 日
生産本数:35,000本
価格:7,400円
メゾンからのひとことは“伝統と調和”
輝きのあるイエロー、気泡細やか、柑橘系果実、洋梨、アカシア、熟したリンゴ、中盤以降酸の余韻、バランスの取れたシャンパン

第2フライト
#2:ド・スーザ
レゼルヴ ブラン・ド・ブラン(B deB) グラン・クリュNV
生産者:ド・スーザ(RM)
ぶどう品種:CH100%(アヴィズ、クラマン、オジェ、ル・メニル・シュル・オジェ、シュイイ)
リザーヴワイン:2009VTが70%、2008VT&2009VTが30%
ドザージュ:7g/L
デゴルジュマン:2015年12月9日
生産本数:40,000本
価格: 9,000円
メゾンからのひとことは“ミネラリティ、塩味”
ホーロー加工の鉄製のキューヴタンクで発酵、樽熟成させたワイン85%、樽熟成15%をブレンド
色調ゴールド、気泡は#1同様繊細、口中での泡の食感スムース、蜜を含んだリンゴ、ヘーゼルナッツ、ヴァニラ、柑橘果実の白皮似のビター感、余韻に塩味

#3:ド・スーザ
キュヴェ・デ・コダリー エキストラ ブリュット ブラン・ド・ブラン グラン・クリュNV

生産者:ド・スーザ(RM)
ぶどう品種:CH100%(アヴィズ)
リザーヴワイン:2009VTが50%、1995VT~2008VTが50%
ドザージュ:5g/L
デゴルジュマン:2015年1月12日
価格: 15,000円
メゾンからのひとことは“存在感のある引き締まった余韻(コダリー)”
コダリーは余韻の長さを示す単位
樹齢50~100年のぶどう、樽発酵と樽熟成(新樽率15%)

自然酵母を使い、バトナージュをしっかり行うことで旨味を抽出。1995年からのリザーヴワイン由来の複雑味、土壌由来のミネラル感、厚みのある余韻、後味に塩味

第3フライト

2014年11月に来日してミコリーズ(菌根”の意味)を紹介したオーナー、エリックさん
“菌根”は地表と地中を繋ぐ大事な鍵であり、その存在があることで根は豊かになり、ぶどうの熟度も増すとのこと

#4:ド・スーザ キュヴェ・ミコリーズNV
生産者:ド・スーザ(RM)
ぶどう品種:CH100% (2010年のぶどうを使用)
ドザージュ:3g/L
デゴルジュマン:2015年7月16日
生産本数1,212本
価格:12,000円
ビオディナミで栽培をしているド・スーザの複数のグラン・クリュ(3年前から馬で耕し、土壌に空気を含ませることでミコリーズを大事にしている)区画のシャルドネで造ったシャンパン
自然酵母を使用、フレンチオーク(225L)で醸造。第2フライトのブラン・ド・ブランと共通する香り&味わい。
輝きのあるイエローゴールド、へーゼナッツ、ミネラル、口中スムース、旨味、鼻腔に抜ける果実感

第4フライト

#5:ド・スーザ ブリュット・ロゼ
生産者:ド・スーザ(RM)
ぶどう品種:CH90%、PN(アイ村)10%
ドザージュ:7g/L
デゴルジュマン:2014年10月28日
生産本数:7,000本
価格:8,800円
メゾンからのひとことは“フレッシュ感”
セニエ製法。ベースは2010年VT、3年使用した樽で醸造。色調アセロラ、オニオンスキン、赤系果実、アプリコット、余韻に広がるエレガントな酸味。世界最終ソムリエのアンドレアス・ラーソンさんは「脂分の多いマグロや大トロ、サーモンやうなぎ等(2009年来日時)」との相性を推奨

#6:ド・スーザ キュヴェ・デ・コダリー ロゼ グラン・クリュNV

生産者:ド・スーザ(RM)
ぶどう品種:CH90%(アヴィズ 2004年VT)、PN10%(アイ 2003年VT)
ドザージュ:3~4g/L
デゴルジュマン:2013年9月13日
生産本数:2,000本
価格:24,000円
メゾンからのひとことは“要素と構成”
樽発酵、樽熟成。ピノ・ノワールは樹齢50年で、開放型の大樽で発酵させ、小樽に移し、1年熟成。熟度の高いぶどうから造っているので、ドザージュ量は少なめ。
色調はオレンジを含むサーモンピンク、ヴァニラ、スパイス、リコリス、飲むたびに感じるのは漢方薬的なニュアンス、口中シームレス、軽いタンニン、複雑味、ネーミング通りの長い余韻、応用範囲の広いシャンパン


■製品についてのお問い合わせは(株)nakato ワイン営業部 ℡03-3405-4222

今期は新規の講座生を交えた24名でスタートしています。
皆さんにシャンパンの魅力をたっぷり感じていただきたいと思っています。来月以降もスペシャルアイテムを取り入れながら楽しんでまいりますので、引き続き、どうぞよろしくお願い致します。


タグ:ド・スーザ
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ESPUMANTE Chile、安定感あるチリ産スパークリングワイン! [チリ・アルゼンチン2017]

チリウイークの〆はESPUMANTE Chileで

10月16日からの一週間は“チリウイーク”と題して、様々な催事や会見が行われていました。


日本・チリ国交樹立120周年記念で来日したエデュアルド・フレイ・ルイス・タグレ元大統領(中央)とワインズ・オブ・チリ(WoC)・アジアのフリオ・アロンソ ディレクター(
左はグスタボ・アジャレス駐日チリ大使

日本はチリ産スパークリングの一大市場

WoC主催ESPUMANTE Chile試飲会には、瓶内二次発酵とシャルマ製法による22本(未輸入を含む)が揃いました!


WoCのコマーシャル・ディレクター、アンジェリカ・ベレンゼーラ氏(左前)、プロチレ(チリ貿易振興局)のディレター、アレハンドロ・フビニック氏(左後)、フレイ氏、アロンソ氏

アンジェリカ・ベレンゼーラ氏は「フレッシュ、ナチュラル、モダンなスパークリングワインは日本の若い世代に飲んで欲しい」とあいさつ。来月からはデジタルメディアでの発信がスタートします。

瓶内2次発酵のスパークリングワインたち


落ち着きのあるNo.1モンテス・スパークリング・エンジェル・ブリュットNV(2,500円)、No.2コノスルが満を持して発売したCH100%のセンティネラ2013(2,800円)、No.3ウンドラーガのスプレーメ(3,000円)、No.4バルディビエソのエクストラ・ブリュット(1,600円)、No.5同ブラン・ド・ブラン2013(2,100円)、No.6エステラード・ロゼNV(2,200円)、No.7コルディエラ・ブリュット・PN(2,500円)と、値頃感のあるアイテムが並びました。

ラピスラズリの意味を持つAZUR


No.8はエチェベリア、試飲会にはチーフワインメーカーのロベルト・エチェベリア氏も参加なさっていました。私はエチェベリアのトップレンジ、トラディショナル・メトッドのヴィンテージもの(生産本数400本)のファンなのですが、希少ワイテムゆえに供出されていなかったのが何とも残念。No.10のファーバーは4年前に現地で初対面した泡もの、国分グループが今年から輸入を開始したカサ・シルバが造っています(現在未輸入)。No.11のアスールはリマリ産のCH、PN各50%、試飲会中、一番高価格(5,900円)。No.12はアスールのカジュアルラインでCH70%、PN30%(参考商品)。No.14は9月の現地取材で出会った泡もの、アスールと同じ5,000円代



シャルマ製法メインのグループ


No.13タラパカはPN&CHのブレンドでオープン価格(参考価格1,450円)、No.15とNo.16はヴィーニャ・インドミタの2アイテムで未輸入品。No.17とNo.18はウンドラーガのブリュットNV(CH60%、PN40%)、ロゼNV(PN100%)はともに1,400円。No.19とNo.20はエチェベリアのエントリーレベル、二ーニャのブラン・ド・ブランとブリュット・ロゼで各1,600円。No.21とNo.22はエスパスのブリュットNVとロゼNVで各1,500円。輸入されているアイテムはシャルマ製法なので、香りもフリーティーで親しみやすく、1,000円代のお求めやすい価格です。
※チリ産スパークリングワインの価格は税別で表示しています。

8種のフィンガーフード



厚切りベーコンと甘栗のピンチョス


チリと言えばエンパナーダ、チリ風セビーチェ

フレイ元大統領とアジャレス駐日チリ大使と

私は18日の120周年記念&EPA締結10周年記念ガラ・ディナー

と、19日のチリ産スパークリングワイン試飲会に出席しました。ガラ・ディナーに続いての記念ショット、アジャレス大使のお気遣いに感謝、感謝です!


エスプマンテ・チリのマイ・ベスト


全アイテムをテイスティングしてのマイベストは、No.5バルディビエソ ブラン・ド・ブラン2013
(瓶内2次発酵
熟成由来のアロマ&味わい。口中でふくらみ、クリーミーさ、品質と価格(2,100円)からみて超お薦め。2013年のチリ取材時、最初に訪問したワイナリーがバルディビエソ

だったのですが、ここは南米で初めてスパークリングワインを生産した由緒ある造り手、ブレがありません。


No.7コルディエラ ブリュット ピノ・ノワールNV(瓶内2次発酵
スペインの名門ミゲール・トーレスがチリで造るピノ・ノワール100%の泡もの、飲み飽きしない安定感。2,500円という価格は魅力です!



先月9月の現地訪問で、(左から)エステラード・オーガニック・エクストラ・ブリュットNV(パイス100%/2,200円)、エステラード・ロゼNV(パイス100%/2,200円)、そしてコルディエラ・ブリュット・ピノ・ノワールNVの3アイテムを試飲しました。
エステラード・ロゼは私のハウススパークリングとして重宝していますが、パイス種でここまでの実力はミゲール・トーレスならではのもの。これも自信を持ってお薦めしたいアイテム!



No.22エスパス・オブ・リマリ・スパークリング・ロゼNV(シャルマ製法
チリ最大のワイナリー、コンチャ・イ・トログループのマイカス・デル・リマリが造るロゼは、チャーミング。この酒質で1,500円にはホントびっくりです!
18日のガラ・ディナーに同ワイナリーのブリュットNV(No.21)が供出されていましたが、私は若干甘さが気になりました。No.21とNo.22はドザージュ量は同じではないかと思いますが、ロゼには微量のタンニンがある分、甘さも強く出過ぎず、バランスも良好◎

チリで試飲したエマNV

先月、現地サンタ・エマでテイスティングして好印象だったのがエマNV、No.14です。CH80%、PN20%、ドザージュは6g/L、生産本数2,800本、瓶内2次発酵。サンタ・エマのワインはアマゾンで購入可能ですが、現在品切れのようです。現地価格は38ドル


エピローグ
フレイ元大統領はJapan National Press Club日本記者クラブ

の会見で、記念の記帳をした際、「私は100周年の時にも、今回の120周年の時にもサインをしているので、140周年もサインをしたいです」と語っていました。

記者クラブのyoutubeを見て知りましたが、InvestChileがアジア初の事務局を東京に開設するとのこと。まだまだ普及していない分野、潜在的な分野へのテコ入れのようですが、チリ側の日本への期待度が伝わってきます。
スティルワイン&スパークリングワインに関しては、引き続き、右肩あがりの躍進でありますように!


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極上のワイン空間Vina VIK < ワイナリー編 > [チリ・アルゼンチン2017]

曲線と直線の見事な調和

Vina VIKのリゾート編に続いて<ワイナリー編>をリポートします。



VIKでは「水と岩とセメント(壁)が大事な要素」とチーフワインメーカーのヴァレーホさん
サンチャゴから2時間かけてVIKに到着したビジターに、3要素の調和の取れた美しさと水の癒し効果によって、リフレッシュ&リラックスしてもらうことが目的とのこと。この水は階下にあるセラーに適度な湿気と冷気も運んでいます。さらに、冒頭の画像に見えるワイナリーの白い屋根はソーラーパネルになっていて、ワイナリーと貯水池に使うすべての電力をまかなうことができます。余談ですが、ワイナリーの前の畑にはカルメネールが植えてあるので、秋になると、葉が紅葉し、白と赤の対比がとても美しいとのこと。次回の訪問に期待したいです!

ラッキーな遭遇!

ヴァレーホさんとラディックさん(

宿泊翌日の9時から11時まで、ワイナリー見学とテイスティングだったのですが、なんと、ワンちゃんを連れてのお散歩でワイナリーに立ち寄ったVIKの建築家Smiljan Radicさんと遭遇! 
「外部の人でスミリアンに会った人はいないよ。Fumikoはラッキーだね」とヴァレーホさんに言われ、思わずニンマリ

水の廊下を通ってワイナリー内部に

荘厳な雰囲気、グラヴィティ・システム(重力で高所から低所にぶどうやワインを移動)の醸造所


発酵タンクは75基



ぶどうの収穫は夜中の1時から早朝6時までに行い、10度でワイナリーに運び込んでいます。10kgのケースに入ったぶどうはベルトコンベヤー上を移動し、3~4名の女性が目で見て選果(1回目)、次に振動による機械選果(2回目)、最後は光学選果機による粒選り(3回目)で、ぶどうの粒、大きさ、着色、糖度等、健全果だけを選んでいます。ここまで徹底していながら、VIKが使うのはハイクオリティの30%だけ、残りの70%は売却してしまうそうです。


Photo by Fumiko(2013年9月撮影)
2013年の訪問時、見せていただいたワイナリーの模型


壮観な樽貯蔵庫と模型の樽貯蔵庫を見比べながら

地中にいる気分

樽貯蔵庫を抜けるとテイステイングルーム


これはぶどうの根を描いたもので、まさに地中にいる感じ!


Vina VIKのアイコン


高級感のある部材が、極めて自然に全体に溶け込んでいます。


テーブルには色分けで、ぶどう樹、畑の位置等が


ヴァレーホさんと7種のバレルサンプル(2016年)をテイスティング

向かって右のボトルから)カベルネ・ソーヴィニヨンCS3種、カベルネ・フランCF、メルロME、シラーSy、そしてカルメネールCa

VIKが造るのは赤ワインのみ、ぶどう品種も上記の5品種のみ。
「毎年5つのぶどう品種を使い、ブレンドによって収穫年の個性を表現しています。品種の比率は毎年違いますが、ワインは同じスタイル、エレガントなスタイル」とヴァレーホさん

グラスは左から#1~#3(CS)、#4(CF)、#5(ME)、#6(Sy)、#7(Ca)なので、ボトルとは逆
#1:パフューム、果実味
#2:(温暖エリアのCS)しっかりとしたタンニン、ストラクチュア
#3:(冷涼エリアのCS)VIKのバックボーン、フレッシュ、時間をかけて熟した果実味
#4:エレガント、ミネラル、柔らかいタンニン、ナチュラル
#5:ストラクチュア、果実味
#6:(冷涼エリアのSy)黒系果実、スパイス、ミネラル
#7:フレッシュ、エレガント、フェミニン

すべてが終わった後で、オリジナルブレンドのワインを造ってみました。私は#1の華やかさが気に入ったのでこれをベースにして#5と#7を少量ブレンド。ヴァレーホさんは及第点をくださいました、お優しい方です。香りも良く、味わいもスムース、ただ、少しライトな印象だったかも。ブレンド比率は若干曖昧ですが、ワインの生地が上質なので、おいしい赤ワインになりました。

“ワンワードで”3ワインの個性を知る

手前3グラスは()Milla Cala2012、(真ん中奥)VIK2012、()La Piu Belle2011
アイコンワインVIKに続いて、Milla Calaは2016年、La Piu Belleは2017年にVIKファミリーに仲間入り。3ワインとも5品種を使っていますので、その個性をヴァレーホさんに“ひとこと(ワンワード)”で表現してもらいました。

#8:Milla Cala2012は“フルーツ
ブレンド比率:CS50%、Ca35%、CF8%、ME3%、Sy4%。Alc13.9%、樽熟成20ヵ月
深みのあるルビーレッド、香り閉じ気味、上品な果実味と酸味、樽由来のタンニン、複雑味
私のワンワードは“エレガント”

#9:VIK2012は“エレガント
ブレンド比率:CS53%、Ca35%、CF6%、ME4%、Sy2%。Alc14%、樽熟成26ヵ月(100%フレンチオーク)
明るいルビーレッド、ストロベリーやラズベリー、シダ、グラファイト、シルキーでまるいタンニン
私のワンワードは“ラウンド”

#10:La Piu Belle2011は“ラウンド
ブレンド比率:CS51%、Ca34%、CF8%、ME6%、Sy1%。Alc13.8%、樽熟成21ヵ月
ルビーガーネット、フラワリー、凝縮した果実味、甘草、スパイス、きめ細かいタンニン、
私のワンワードは“コンセントレイト”

IMG
ワイナリーの中にも外にもユニークなオブジェ、これはぶどうですね

VIKに貢献した立役者

Photo by Fumiko(2016年11月撮影)
輸入元ピーロート主催の試飲会でお目にかかったパトリック・ヴァレットさん。この時はVIKとMilla Calaを試飲。仏サンテミリオンのシャトー・パヴィの前オーナーの息子さんで、VIK創設当初からワインメーカーとして尽力なさっていた立役者です。現在は本国にお戻りのようです。


[バー]究極の上質感にあふれたVIKのワイナリー&ホテル。自然との融合、環境への配慮も素晴らしいです。2013年の訪問では畑の見学ができたので、その時の情報は2013年10月のブログにまとめてあります。ご笑覧いただけましたら幸いです。進化したホテルの変化もわかります。
http://non-solo-vino.blog.so-net.ne.jp/2013-10-09

http://vikchile.com
Special thanks: Brandabout

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ワイン業界随一の風流人だったマンズワイン茂木信三郎社長を偲んで [ワイン]

古典にも長けていた茂木社長
昨日、信じたくない知らせが届きました。
尊敬するマンズワインの茂木信三郎社長の訃報です。
享年70歳、年初から治療を受けていた急性白血病による急逝でした。
こころからご冥福をお祈り申し上げます。

茂木社長を偲んで

2014年5月撮影
茂木社長と言われて、すぐに連想するのは、曲水の宴です。
曲水とは、中国周の時代に始まった行事で、〝禊事 みそぎごと〟です。
一年の重要な時期に行われる〝オハライ〟のアトラクションで、本来は盃が自分の前に流れてくるまでに漢詩一遍を作るのですが、日本では和歌が取り込まれたことで、現在では和歌で行われています。
歌を詠む人は〝寄人 よりうど〟と呼ばれて、茂木社長もそのおひとりでした。短冊にしたためる和歌はもちろん自作、歌を詠み終わった寄人は、盃の酒マンズワインロゼ(小諸ロゼ)を飲み干します。茂木社長は本当に平安貴族の衣装がお似合いでした。

講座生とのワイナリー研修で

2012年11月撮影
カレッジの講座生と長野県のマンズワイン小諸ワイナリーを訪問した時は、ウェルカムドリンクとして辰巳琢郎さんがプロデュースした『今様ロゼ』を畑に運んでサービスしてくださいました。晩秋の陽を受けたグラスのなかのロゼ色がキレイで、茂木社長のご配慮に講座生一同、感激!

日本とチリの友好

2014年7月撮影
パトリシオ・トーレス元駐日チリ大使の在任中、マンズワインにお連れしたことがあります。ホスト役は茂木社長でした。キッコーマン時代、米国の現地法人やサンフランシスコ勤務の経験があるので英語はお手のもの。わかりやすい英語で大使に説明なさっていました。

『万酔園』のお茶室で

2014年7月撮影
トーレス元大使に日本の伝統美“茶道”を披露


大使のこころをとらえた『ソラリス信濃リースリング・クリオ・エクストラクション』
この出会いの後、大使公邸の晩餐会では、このワインが大活躍していました。

日本・チリ外交関樹立120周年の年に

2015年10月撮影
折しも、日本・チリ外交関樹立120周年で、来週、チリからエドゥアルド・フレイ・前大統領が来日なさいます。
2年前の来日時に、タイトな日程のなか、フレイ前大統領はトーレス元大使と共にマンズワインにお立ち寄りくださり、立礼でのお抹茶やマンズワインの貴品種を楽しんでくださいました。

1月から入院生活を送っていた茂木社長とは、携帯メールでやり取りができたので、時々、ご様子を伺っていました。4月には移植を受け、7月末には退院できると喜んでいらしたのですが、退院後、再び、病院に戻ることになり・・・
2月17日にこんなメールがありました。
「Ambassador Torres からmailを貰った。なおったらチリに行かねば」

本当に残念でなりません。

茂木社長がお好きだったバッハ無伴奏チェロ組曲
入院中、風流人の茂木社長が唯一、甘えてくださったこと。それはお好きなバッハの無伴奏チェロ組曲のCDのリクエストでした。
「お言葉に甘えることができるなら、バッハ無伴奏チェロを。家にあるロストロポーヴィッチと聞き比べたいので、それ以外を」との返信があり、ヨーヨー・マがお好きだということで、それに決めましたが、第1番のイントロだけで、茂木社長のお人柄を感じることができます。天国でもバッハを聞いていてくださるでしょうか。
いつも、まわりにいる人たちにたくさんの気遣いをなさっていた茂木信三郎社長
どうぞ安らかにお眠りください。

茂木社長の足跡をまとめた素晴らしいインタビューがありましたので、ここにリンクさせていただきます。http://myatlas.goga.jp/?p=457

追記(2017年10月20日):17日のお通夜には、茂木社長の人脈の広さを感じさせる多くの方々が参列なさっていました。
私が茂木信三郎社長に、最後にお届けしたいのは、トーマス・キャンベルの言葉です。

To live in hearts we leave behind, Is not to die   あとに残る者のこころに生きることができれば死はない

こころからご冥福を祈っております。


通  夜:2017年10月17日(火)18時より
告別式 :2017年10月18日(水)9時30分より
場  所:桐ケ谷斎場
東京都品川区西五反田5-32-20
℡03-3491-0213
喪 主:茂木規久子(きくこ)様 妻
問合せ先はマンズワイン株式会社総務部 ℡0553-44-3427

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本日から8日まで開催! シャトー・メルシャン ハーベスト・フェスティバル2017 [食の話題]


日本ワイン140年を記念して、メルシャンが今日(6日)から8日まで、 『シャトー・メルシャン ハーベスト・フェスティバル2017』を開催!
会場は六本木・東京ミッドタウンの広場キャノピー スクエア & シャトー・メルシャン トーキョー・ゲスト・バルの2ヶ所です!
 

乾杯の音頭を執った松尾GMは「今年のぶどうの出来は赤・白ともに素晴らしい」と宣言!


乾杯用のワインは当イベントのために用意した山梨県産シラーから造ったロゼ


五感テイスティング・ツアー


収穫の様子を体感できるVRコーナー
3機だけなので、並んでお待ちくださいね


チケットを購入してお好きなワインをセレクト!
青木のお薦めはシャトー・メルシャン 北信シャルドネRDC 千曲川左岸収穫2015
シャトー・メルシャン マリコ・ヴィンヤード ロゼ2015


ワインセミナーやライブもありますので、詳細をチェック!http://blog.chateaumercian.com/fun/topics/2017/10/-2017-in-tokyo.html

東京で楽しめる収穫祭です。ワインな週末をenjoy!!


[プレゼント]シャトー・メルシャン・クラブのメンバー募集中!

現在の会員数は18万人、開催会場で会員登録をするとロゼ無料チケット進呈!
詳細はhttp://www.chateaumercian.com/club/

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資産家アレクサンダー・ヴィックが展開する極上のワイン空間Vina VIK <リゾート編> [チリ・アルゼンチン2017]

チリ訪問中の秋篠宮ご夫妻の公式日程は全て終了し、すでに帰国の途につかれたようですね。現地の様子はNHKのニュースやSNSで知ることができました。今月半ばにはチリからフレイ前大統領が来日して120周年に絡んだ催事に出席なさる予定です。




フレイ前大統領&奥様(2015年10月7日撮影)
2015年の日本訪問時、パトリシオ・トーレス元駐日チリ大使のご尽力により、光栄にも長野県のマンズワインで茂木社長、松本顧問と一緒にワインの説明をさせていただきました。また、ご夫妻には万酔園のお茶室で立礼によるお抹茶を楽しんでいただきました。今回はガラ・デイナーでお目にかかれそうです!

五感を刺激するVina VIK

(右から)オーナーのアレクサンダー・ヴィック&愛妻キャリー、チーフワインメーカーのクリスチャン・ヴァレーホ、ガストン・ウィリアムスCEO

招聘先Brandaboutのスサンナさんが「10年近く、VIKを訪問しているけど、ヴィックさんと会ったのは初めて。Fumikoはすごく運が良い」と言われました。その言葉通り、今回の取材に関しては素敵な運が応援してくれていたような気がします、大いに感謝!


さて、訪問リポートの第2弾はVina VIKにフォーカスします。
Santa Cruzの後の訪問先は、カチャポアル・ヴァレーのアパルタ地区ミリャウエにあるVina VIKで、ここは4年前にも訪問していますが、当時、建設中だったホテルとワイナリーは完成していました。それは予想をはるかに超える素晴らしさでした! 
お見せしたい画像がたくさんあるので、まずは<リゾート編>、その後、<ワイン編>を発信いたします。

Vina VIKはノルウェーの資産家アレクサンダー・ヴィックさんが世界トップクラスのワインを造ろうと南米の適地を探し求め、2006年に4325㌶の土地を購入して立ち上げたワイナリーで、それがチリのミリャウエ("金の場所"の意)にあります。
広大な自然に囲まれた美術館のようなホテルと際立つデザインと最新機器を備えたワイナリーは圧巻、自然との共存も見事!
ちなみにホテルをデザインしたのはウルグアイ人のMarcelo Daglioさんでした。



曲線美が美しいホテルのルーフ


中庭は松を配した和の世界


石庭をイメージ、砂紋もあります


中庭を取り囲むようにお部屋があり、リビングルームやレストランに行けるようになっています。



芸術に造詣が深い奥さまキャリーさんが選んだ調度品


レストランのワインセラーや棚にはVIKのワインがびっしり


テラスの下にはプールがあり、その向こうには貯水池
一体化して見えるところが素敵!


テラスから見える景色


話題のお部屋『SHOGUN』&美術作家 花澤武夫さん
2013年の11月、FBで繋がったのが美術作家の花澤武夫さんです。
私が同年9月にVIKを訪問した折、ブログにアップした記事を花澤さんが見つけて連絡をくださったのですが、花澤さんは2013年の9月からジャパニーズの部屋を手掛けたアーティストさんです。完成したお部屋SHOGUNはとても人気があります。
今回、是非とも内部を拝見したかったのですが、お部屋は使用中にて願い叶わず。そこで、花澤さんにお願いして、送っていただいたのが、作業中の画像です。


『SHOGUN』の表示


Photo by T. Hanazawa
壁にはぶどう樹が!


Photo by T. Hanazawa
花澤さんいわく「ワイナリーで育てられている品種の葉をクリスチャンから聞いたVIKワインの比率に近い形で描きました」と。本物が見たかったです!


私のお部屋は『ABELLI』

バスルームはタイル貼り


ワインボトルをイメージさせる絵柄も


寝心地最高、窓の外は・・・


こんな感じ、自然謳歌


ディナーで

VIKが造るのは赤ワインだけ、『La Piu Belle2011』はGonzalo Cienfuegosさん(画家、ビシュアルアーティスト)がデザインしたボトル


チーフワインメーカーのクリスチャン・ヴァレーホさん


4年前のヴァレーホさん!


ディナーでは3アイテムを味わって・・・ワイン編でお伝えします!



VIKと魚のマリア―ジュ


VIKを柑橘の酸と合わせて


ホースライディング
IMG
4年前にはできなかった乗馬体験、可愛い!

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VIKの畑を馬で1時間あまり散策


ジムで汗を流して


スパに向う階段を降りると


ここもお洒落


部材にこだわった個室


真新しい白木のサウナ


一夜明けての朝ごはん

ハム、チリのサーモン


これは蜂蜜!


昔のホテルを覗いて

2013年当時のホテルは4部屋あり、今は従業員さんの施設になっているような


お泊りした角部屋の真横には巨大は人工池があり、本当に美しい景観でした!


ワインツーリズム、ホースライディング、気球体験、サイクリング等、大自然を自分の思いのまま、楽しむことができる、とっても贅沢なVIKのツーリズム
自由な時間、自由に使えるお金があれば、30時間のフライトでも、訪問する価値ありの素敵な空間です!
次回はVina VIKの新ワイナリー&ワインテイスティングについてリポートします。

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Special thanks: Brandabout


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