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2007年は卵型のタンクに注目しょう♪ <プリオラート編> [ワイン]

〔2006年を振り返って〕は、再度スペインの高級ワイン産地プリオラートのお話です。
4人組のひとり、ルネ・バルビエさん。彼はアルバロ・パラシオスさんの実家『ボデガス・パラシオス・レモンド』で働いていた方で、1979年にはプリオラートですでにぶどう畑を購入。10年後、この時、ワイン造りをめぐり、親と対立していたアルバロ・パラシオスさんを誘い、前回書いた4人組のメンバーと、“新星プリオラート”を誕生させた凄い人です!
その彼のボデガ『クロス・モガドール』で見つけたのは、なんともユニークなタンク♪



白ワイン 『ネリン』を造るために使っている卵型のセメントタンクで、ワインには白ぶどうのガルナッチャ・ブランカ、ヴィオニエ、ルーサンヌ、それから黒ぶどうのピノ・ノワールが使われています。
造り方がとても変わっていました。
彼いわく「ピノ・ノワールを木樽で発酵させ、ワインとオリをわけます。ピノ・ノワールの果汁だけを卵型のタンクに移し、そこにガルナッチャ・ブランカから取れたオリを入れます。タンクの中でオリが循環し、それによって黒ぶどうであるピノ・ノワールの色素が自然に落ちて行き、ネリン独特の色合の白ワインができあがります」と。ちなみのネリンは輝きのある黄金色です♪

『ネリン』製法をわかりやすく教えてくださったのは、尊敬するメルシャン勝沼ワイナリーのワインメーカー、安蔵光弘さんです。 「卵型のタンクは、4年ほど前にボルドーの醸造機器展で見たことがあります。恐らくこれと同じものだと思います。卵型タンクの中で“対流”がおこるので、よく混ざるのかもしれませんね。オリに色素が結合して、色が抜けていくと言うのは、十分考えられることです」と。


安蔵さんから送っていただいた卵型タンク、ユニークで可愛いです!

<アンビリーバブルなお知らせ>
昨日、「2007年3月にスペインのバルセロナで開催予定だった国際ソムリエ協会主催『世界最優秀ソムリエコンクール』が中止!」というニュースが・・・。 国際ソムリエ協会の現会長からの正式コメントはまだ届いていないようですが、佐藤ソムリエファンにとっては、まさに青天(せいてん)の霹靂(へきれき)、「なにそれ」状態です。
http://blog.so-net.ne.jp/non-solo-vino/2006-01-12


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ワイナリー和泉屋

クロス・モガドール、僕も4月にお邪魔したのですが、ルネ・バルビエさん煮はお会いできなく、お嬢さんとお話しをしました。凄く美人、かえって良かったかも・笑。
この白ワインの『ネリン』は生産量の非常に少ないワインでなかなか手に入らないのです。

このワインはルネ・バルビオさんの溺愛していたお嬢さんが13歳の時に白血病でお亡くなりになってしまい、その彼女の名前を冠したワインなのです。その思い入れの深さは想像つきますよね、このラベルの絵はお嬢さんが描いた絵なんです。

特別に少しですが分けていただきました。
http://www.wizumiya.co.jp/product_info.php?products_id=4455
もしよろしかったら・・・。
by ワイナリー和泉屋 (2006-12-28 11:58) 

Wino

え!中止!なにそれ!ですねぇー
前もアメリカの大会でしたか、中止になりましたよねぇー
なんか無責任だなー
by Wino (2006-12-28 17:39) 

fumiko

haruさん、そうですね、訪問リポートがブログに載っていましたよね。
ネリンちゃんのことは知りませんでした。飾り気のない、朴訥な印象のバルビエさんにそのような過去があったとは・・・感無量です。

バルビエさんはしっかりした赤ワインを試飲させた後に、『ネリン』を出してきました。それだけでパワーのあるワインということが読み取れます。
百聞は一飲に如かず、そんなワインだと思います。
ワイナリー和泉屋さんは、BSの『クロ・サンティレール1996』、『ネリン』・・・
秀逸なワインをお持ちですね、素晴らしい!

winoさんのご記憶の通りです。
2000年に行なわれた第10回モントリール大会(石田博ソムリエが第3位になりました)の後、第11回(アメリカ大会)の開催地と開催日が二転三転、結局中止。2004年10月にギリシャで第11回大会が行なわれました。
各国代表選手も一生懸命なので、それを思うと・・・ね。
by fumiko (2006-12-28 19:41) 

hako

和泉やさんのところで、ネリンのラベル画を見てきましたが、山中の
ブドウ畑のを表しているのでしょうか、いい絵ですね。要チェックです。
佐藤さん、ショックですね。気落ちしないように頑張って欲しいです。

今年は、このサイトを通じて、色々、楽しませて貰いました。
ありがとうございます。来年は、かなり忙しい年になるのが見えてますが、
精神的バランスを取るためにも、ワインとブログは続けたいと思います。
また、よろしくお願いします。
by hako (2006-12-31 01:39) 

fumiko

hakoさん、私もネリンちゃんのことは知りませんでしたが、そのようなストーリーを考えると、世界に唯一無二の製法を導入(バルビエさんは現在も試行錯誤しながらネリンに取り組んでいます)している意味もわかるというもの。とにかく旨みがあり、濃いワインです。
佐藤ソムリエもファイトです!
>精神的バランスを取るためにも、ワインとブログは続けたいと思います。
やったー! ワインが精神的バランスを取るための妙薬になっている!(笑)。2007年も宜しくお願いしま~す♪
by fumiko (2006-12-31 18:39) 

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