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昭和女子大オープンカレッジ閉校! 講師冥利のファイナル・レッスン! [オープンカレッジ]


fumi(23)の日のファイナル・レッスン!
今月31日で、さきがけ的存在だった昭和女子大学オープンカレッジが閉校に。私の講座も23日が最後になりました。

「最終回にはクリュッグを出してください」との声が多かったので、実現させましたが、当たり前は嫌いなので、今回はマグナムで用意しました。もう1本は希少シャンパンのアラン・ロベール。輸入元の(株)八田・城野社長にお願いして、特別供出していただきました。ヴィンテージは1990、思い入れのあるヴィンテージです。


クリュッグと比較したのはボランジェR.D.(Récemment Dégorgé/デゴルジュマンしたばかりの意味)2002。クリュックとボランジェは樽使いの双璧であり、007の最新『スペクター』にも登場しているアイテムなので、その話題性も含め、さらにはマグマムという贅沢さも加えて。

中央のレギュラ―サイズは、前座として登場させたタルランのトラデション・ブリュットNV。
輸入元の城野社長いわく「すごいスターたちが揃っているのだから、前座は必要だよ(笑)」ということで決定!

アラン・ロベールと比較したのは、長熟シャンパンの雄アンリオのアンシャンテルール1996(私の大好きなヴィンテージ)。アンリオはシャルドネを重視するメゾンであり、シャルドネだけのメゾン、アラン・ロベールの古酒との比較に興味がありました。


(左から
第1フライト 
#1:タルラン トラディション・ブリュットNV 750ml
生産者:タルラン(RM/輸入元:八田)
ぶどう品種:PN56% CH5%  PM39%/ドザージュ:6g/L 
デゴルジュマン:2014年2月
価格:オープン価格
輝きのあるイエロー、白い花、チョーク由来のミネラル、グレープフルーツや和風柑橘(イヨカン)、味わいにも柑橘果実(内側の白い皮)、ソフトなビター感、中盤から広がるきれいな酸味、バランスの取れたシャンパン

第2フライト

#2:ボランジェ アール・ディーR.D.1500ml
生産者:ボランジェ(NM/輸入元:アルカン)
ぶどう品種:PM60% CH40%/ドザージュ:3g/L
価格:80,000円(税別)
マダム・ボランジェが考案してリリースした1952年ヴィンテージから数えて24本目。通常はピノの比率が多いボランジェですが、2002年はシャルドネの出来が良かったので、60対40。フレッシュ感と同時に、口中にしばらく含んでから味わうとふくらみとまるみがより際立ち、そのあとに心地良い酸味。ナッツ、蜂蜜、エスニックノーズ、クリュッグはフェミニン、ボランジェは男性的な印象

#3:クリュッグ グランド・キュヴェ 1500ml
生産者:クリュッグ(NM/輸入元:MHDモエ・ヘネシー・ディアジオ)
ぶどう品種:CH、PN、PM /ドザージュ:非公開
価格:59,000円(税別)
10の収穫年、約120種類のワインのなかから厳選(なかには15年を経たワインもあり)し、それらをブレンドしたマルチ・ヴィンテージ。グラス表面の泡沫は活発、フルーツゼリーやドライフルーツ、パンやへーゼルナッツ、アーモンド、品よくまとまった味わい

第3フライト

#4:アンリオ アンシャンテルール1996  1500ml
生産者:アンリオ(NM/輸入元:ファインズ)
ぶどう品種:CH50% PN50%/ドザージュ:10g/L
価格:59,000円(税別)
20歳を迎えたヴィンテージ、まだ若さを感じるイエロー、ピュアなミネラル感、ブリオッシュ、ヘーゼルナッツ、ジンジャー、アンリオの神髄の〝酸〟はフレッシュ、(あと20年以上熟成可能)、旨味、長く続く余韻

#5:アラン・ロベール メニル・レゼルヴ(シャルドネ)1990  1500ml
生産者:アラン・ロベール(RM/輸入元:八田)
ぶどう品種:CH100%
特別供出:100,000円/現在在庫無
アラン・ロベールとの出会いは2006年に行った2006年度ベスト・ワン・シャンパンで、超リッチなYUTAKAさんが1本提供してくださったことがきっかけ。16年の熟成を経たアラン・ロベールは手間暇かけた逸品で、きらりと光る存在でした。

そして2008年4月、大容量ボトルでの熟成を学習するために選んだのがポル・ロジェで、その時にトップ・キュヴェのサー・ウインストン・チャーチル1996と比べたのがアラン・ロベール・メニル・レゼルヴ1990。デゴルジュマン(澱引き)は2007年12月上旬でした。 注文を受けてからデゴルジュマンすることでシャンパンにフレッシュさを与え、また長期間澱と一緒にしておくことで複雑さと旨みを引き出す。この対極がアラン・ロベールの特徴、ボランジェR.D.と同じ考え方ですが、出荷するまでには1年以上の期間を取っています。

奇しくも8年経過して対面したアラン・ロベール。とにかく美味! 今まで多くのシャンパンを味わってきましたが、これは究極の1本だと思います、マイ・ベストです!
黄金色、香りは複雑、柑橘のグレープフルーツ、熟したカリン、熟成を経て生じるヘーゼルナッツやマッシュルーム、極上のシャルドネから感じる蜂蜜、ねっとりした黄桃のネクター、余韻も長く、後ろ髪惹かれました。
入手困難になってしまったので、飲むチャンスはなかなかないと思いますが、手に入ったら絶対に時間をかけて味わうべきシャンパンです。その時はハンドメイドのブルゴーニュグラスで!
講座生の満足そうな表情、アラン・ロベールに恋をして目が星になっている人もいました(笑)

特別参加の講座生から超スペシャルなロゼ・マグナム

#6:ルイナール ドン・ルイナール ロゼ1996  
生産者:ルイナール(NM/輸入元:MHD モエ・ヘネシー・ディアジオ)
ぶどう品種:CH85%、PN15%、赤ワイン(ブージー)20%添加
私の最後の授業に、ということで資産家のMakiko女史が提供してくださったのが、大好きなルイナールの、それもドン・ルイナール・ロゼ1996!! 
何と言って良いやら、本当にありがとうございました!
提供者のスーパー才女は私の好きなヴィンテージ、尊敬するメゾン等、何もかも読まれている感じです。

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Photo by Fumiko (2015年11月撮影)
シャンパーニュ最古のクレイエール(シャンパンのセラーとして使われているローマ時代のチョークの採掘跡)を所有しているのがルイナールとシャルル・エドシックです。
ルイナールには地下25m、35m、40mの深さのカーヴがあり、長熟のドン・ルイナールは一番深いところで眠っています。

グラスに耳を近付けると、規則正しいリズムで泡のささやきが聞こえてきます。瓶熟の長さを感じさせる気泡は極めて繊細。舌の上に広がるシャンパンはワインに溶け込んでクリーミー。泡の存在が聴覚と味覚で異なる絶妙さです! ゴールドを含んだピンク、赤胴色。赤系果実や種の大きな果実(アプリコットや黄桃)、ブラッドオレンジ、ミネラル、タンニン由来のビター感、甘草のニュアンスも。ドン・ルイナールの傑作


メンバーのあたたかな気遣いに触れて

カレッジとの付き合いは、2001年秋期からでした。ワインの資格取得講座としてスタートして、2002年4月からワイン・レッスンのコースになりました。第1期生のよっしーは私の大切なワイン仲間になり、今期もご夫妻で参加してくれました。また、1期生のメンバーのひとりが毎回のワインリストとワインの画像を撮影し、プレゼントしてくれた2冊のファイルは大事な記念になっています。皆さんの温かさを実感したカレッジでした。


男性陣からはきれいな花束が!
『映画とワイン』の授業もありました。その時に参加してくださった、えめぞーさんとugeさんも今期参加してくれました。えめぞーさんの結婚式にも参列させていただき、Y家が約30年間保管していたテタンジェのナビュコドノゾ-ル(20本分)を抜栓して、ご相伴させていただく機会を得ました。

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女子陣からはおいしいケーキのプレゼント!
シャンパン大好きな女子たちは、私の大いなる癒しでした。
NHK文化センター青山でも、よろしくです!


コアなメンバーと2次会で!

世田谷活性化の一環だったカレッジ、15年が過ぎました。いろいろなことがありましたが、ワインを生業にしていて、本当に良かったと思っています。
長い間、大変お世話になりました!

4月から、NHK文化センター青山校で、〝オーダーメイドなシャンパン・レッスン〟をスタートさせます。おかげさまですでに満席状態ですが、10月の募集の折に、チェックいただけましたら幸いです。引き続き、よろしくお願いいたします。たくさんの感謝を込めて!

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