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スタートから早10年! 徳岡主催『2015年産ボルドープリムールワイン試飲会 』 [ワイン]

2015年はファンタスティック・イヤー
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ジェームス・サックリングは2015年ヴィンテージを「ファンタステック・イヤー」と評価

プリムールワインの取り扱いには十分な神経を使わなければなりません。徳岡(株)ではシャトーの協力を得て、最新の輸送と細心の管理のもと、日本初のプリムールワイン試飲会をスタートさせ、今に至っています。

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左から
バロン・フィリップ・ロートシルト コマーシャル・ディレクター エルワン・ル・ブロゼックさん(左岸
株式会社徳岡の徳岡豐裕代表取締役会長
ヴィニョーブル・クレマン・ファヤ ジェネラル・マネージャー ジャン・ミルティ・ローランさん(右岸

プリムールワインの試飲会を日本で開始して10回目
その先駆者、株式会社徳岡の徳岡豐裕代表取締役会長は「11年前、ボルドー地方以外ではプリムールワインの試飲は出来ませんでした。ただネゴシアンでは出来たので、ジャン・リュック・テュニュヴァンやグランヴァンの担当者に相談。隔月でボルドーを訪問して各シャトーを巡り、1年かけた交渉の末、41の銘柄が集まり、東京と大阪での試飲会開催が叶いました。プリムールワインは弊社の専売商品ではないので、必ずしも売り上げに結びつくとは言えません。日本にプリムールワインの文化、ボルドーのワイン文化を定着させたいという思いで行ったことですが、その意味では成果があったと自負しています。回を重ねて今年は54銘柄まで拡大しました」と述懐


2015年ヴィンテージと左岸と右岸について
2015年は2005年、2009年、2010年に匹敵するグレートヴィンテージと言われ、赤ワイン、白ワイン、甘口ワインともに良好。右岸、マルゴー、ぺサック・レオニャンが特に良いようです。

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ブロゼックさんが左岸について解説ワインは左から4 本目まで
夏の平均気温は高く、7月にはこの30年間で最も高い温度を記録、8月も乾燥した気候が続いた。暑さと乾燥はぶどう樹のストレスになったが、ぶどうはゆっくりと生育、例年に比べると実は小粒。8月末から9月に降雨で潤う。当初の予定を上回る収量。特徴的だったのは収穫期の長さ、ポイヤックでは9月14日から10月6日まで

#1:エール・ダルジャン(白)
1991年に初リリース、畑はムートンの畑のド真ん中。生産本数は極少量。ブレンド比率はSB55%、SE43%、ミュスカデル2%。醸造&熟成には樽を使用、MLF15%実施。瓶詰めは6月半ばに終了。香りのインパクト大、豊かで魅力的、白桃、パイナップル、マンゴー等の果実、クリーミー、旨味、グラス内の温度変化でより豊潤、バランス良く上品。Jサックリング96-97 、デキャンター91

#2:シャトー・ダルマイヤック
何度かの改名の末、1988年からはシャトー・ダルマイヤックに。ブレンド比率はCS60%、ME29%、CF9%、 PV2% 。ガーネット色、フルーティ、果実のニュアンス、控え目な樽香(新樽率は30%)、甘草、ロースト、ヴァニラ、素直で美味しい味わい、万人受けするワイン

#3:シャトー・クレール・ミロン
川に近いので海風の影響を受け、フレッシュなワインができる。粘土質土壌にはMEが多い。ブレンド比率はCS51%、ME34%、CF13% 、PV1% 、カルメネール1%。ボルドー全体のカルメネールの栽培面積は6㌶、うち0.6㌶がクレール・ミロンの畑にあり、1945年から植えていた古樹。カルメネール由来のタンニンは優しく、密度の濃いねっとりした果実味。ダークチョコレート、ドライフラワー、スパイス、甘草、ミント、上質な酸味、

#4:パストゥレイユ・ド・クレール・ミロン2009
業務用限定ワイン、シャトー・クレール・ミロンのセカンド(CS50%、ME36%、CF11%、PV2%、カルメネール1%)。2009年が初ヴィンテージ。ネーミングの由来は中世の頃にあった踊りの名前(羊飼いの女性&騎士)、市場に出した段階ですでに飲みやすいワインというコンセプトに沿い、果実と酸のバランスも良く、シルキー
 
ローランさんが右岸について解説ワインは最右と隣の2本
左岸とさほど変わらず、8月の降雨はメドックの北部ほど多くはなかった。サン・テミリオンは粘土質が多く、粘土質土壌には保水効果があるので、右岸には良かった。石灰岩質はCF に適しており、CFの比率の多いシャトーは成功した。2015年は日照をたっぷり受けたヴィンテージ。9月の収穫期は長かったものの、夜、温度が下がったので、ぶどうには好影響を与えた。猛暑だった2003年と比べると、日照時間は同程度でも、夜の温度に違いがあるので、ワインのフレッシュさと酸味に違いがある。2015年は若くても熟成しても楽しめるワイン

#5:シャトー・クレマン・ピション
14世紀からのシャトー。1976年から現オーナー、クレマン・ファヤが所有、60㌶のうち25㌶(現在は苗木の植え替えで実質20㌶)がぶどう畑。ブレンド比率はME85%、CS10%、CF5%。収穫期間は長くて9月21日から10月7日。新樽率40%。フレッシュさ、控えめな木香、ロースト、メルロー由来の果実感とまるみ

#6:シャトー・ラ・ドミニク
シャトーはサン・テミリオンの北西に位置し、シュヴァル・ブラン、フィジャックを左手に、レヴァンジル、ラ・コンセイヤントをポムロール側に臨む好立地。サン・テミリオンのなかでは最大の29㌶(うち23㌶がぶどう畑/サン・テミリオンの畑の平均は7.5㌶)、土壌は3タイプ(粘土質と砂利質CS、青い粘土質ME、一部CF、粘土石灰質CF)、2013年に施設改装、22の新しいタンクを導入。 ブレンド比率はME85%、CF13%、CS2%。新樽率60%。深い色調、粘性もあり、フレッシュでアロマティック、ブラックチョコレート、バニラ、スパイス、タンニンなめらか、中盤から余韻に続く酸味

 
第2部にはトルシエ監督のソル・ベーニも登場
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左から)
クロ・レオ/カレオ・フランスのオーナー篠原麗雄さん
2000年からシャトー・ヴァランドローで働いていた篠原さんは2002年にサン・テミリオン、カスティヨン・コート・ド・ボルドーに0.83㌶の畑を購入してワイン造りを開始

ソル・ベーニのオーナー フィリップ・トルシエさん
元サッカー日本代表監督、2014年にサンテミリオンの郊外に1.1㌶の畑を購入、醸造はミッシェル・ロランの元で働いていたルドウィッグ・バネロンが担当。2015年に同地区の石灰質土壌の畑も購入。ワイン名は30年前初めての海外遠征をしたコートジボワールのトレーニング・グランド名、数多くの名選手を生んだ場所。奥様はボルドー出身

クロワ・ド・ラブリのオーナー、ピエール・クーデュリさん
1990年代にジャン・リュック・テュニュヴァンさんと同時期に設立されたガレージワインの1つ。奥様はワインメーカー。サン・テミリオングランクリュの3種の異なるテロワールを生かしたワイン造り、少量生産


#1:クロ・レオ
2002年にカスティヨン・コート・ド・ボルドーに家付きの畑を購入。サン・テミリオンには砂(軽くてフルーティ)、砂利(熟した果実)、粘土石灰(ストラクチュアと酸味)のテロワールがあり、粘土質の多い土壌にメルロー、石灰質の多い土壌にカベルネ・フランを植えています。篠原さんは酸味のあるしっかりしたワインが好み。畑は北向き斜面の粘土質土壌で、他より日照度が少ない分、きれいな酸を備えた、しっかりしたワインができます。いつも収穫は他のエリアより3週間くらい遅く、ぶどうが完熟するまで待つとのこと。ブレンド比率はME80%、CF20%。新樽20~30%、2015年ヴィンテージは右岸と左岸の南部が良好。「2002年からワイン生産を開始して以降、2015年がすべてにおいてベスト。クロ・レオは3000本、ワンランク上のキュヴェ・レスは900本。樽香の出具合を考慮して、2012年ヴィンテージからボルドー樽225Lではなく、ブルゴーニュ樽350Lに変えました」と篠原さん。フルーティで黒系果実のブラックベリーやカシスのニュアンス、酸味が一本芯になった骨格のあるワインスタイル

#2: シャトー・クロワ・ド・ラブリ
1㌶、ME100%、石灰粘土質、モラス(粘土と岩のような土壌)、鉄分が入った土壌が混在、樹齢50年、新樽100%、ポムロールに似た土壌、凝縮したフェミニンなスタイル、まろやかでセクシー、余韻も長い

#3: レ・オー・ド・クロワ・ド・ラブリ
1.5㌶、ブレンド比率はME80%、CF20%、砂利と砂と石灰質の土壌、樹齢は25年、醸造はタンク(MLFも)で行い、12~14か月熟成、新樽率50%、香り豊潤、ミネラル、フレッシュなタンニン

#4:シャペル・ド・ラブリ
1.5㌶、ブレンド比率はME90%、CF9.9%+CS0.1% 。 表土に大きな石、その下は石灰粘土、砂利は全くない土壌、4列だけCSを植樹。メルローの樹齢は60年で土壌はぺトリュスと同じ青色粘土。乾燥すると粘土が固まり、馬でも耕作が大変、香りの特徴は甘草、MLFは新樽内で行い、樽熟成は14~16カ月、ワインはフレッシュ感と力強さの共存

ワイン造りのスタイルはフレッシュ、フィネス、エレガンス。サン・テミリオン・グランクリュの4㌶弱の畑を所有、耕作は馬を使い、リュット・レゾネを実践。ブルゴ-ニュ的スタイルで、3つの異なるテロワールの区画から、3つの異なるワインを生産

#5:ソル・ベニ
トルシエさんの哲学は「皆と共有すること、サッカーもワインも同じ」。2年前にサン・テミリオンに1㌶の畑を購入、小さな醸造所も造り、ブティックワイナリー的なワイン造りを実践。環境にも配慮。ワイン醸造は専門家が10日おきに来て管理。アルコール発酵後はすべて新樽を使用、ぶどうの樹齢40~60年、ブレンド比率はME80%、CF20%。3列だけCSを植樹。2014年が初ヴィンテージで今年末にリリース予定。昨年サン・テミリオンに新たなぶどう畑を購入したのでニューフェイスの生産も開始。深みのある濃い色調、メルロー由来の豊潤で厚みのある味わい、酸味のニュアンスもあり、バランスが取れたまるいワイン、ミッシェル・ロランスタイル

プリムールテイスティング会場で
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篠原さんのブースで徳岡会長もテイスティング

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ジェームス・サックリングが100点をつけたリッチで華やかなシャトー・カノン2015


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人気のスミス・オー・ラフィット、2015年ヴィンテージからシックなラベルにチェンジ

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会場には50アイテム以上の錚々たるワインが

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ワインの即売会も

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トルシエさんとボトルを一緒に撮りたくて、順番待ちをしていたことがラッキーだったようで、
「ボトルにサインをしてあげよう」と言ってスタッフに白マジックを依頼。サインボトルをいただく展開
 
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頼りになるSOPEXAの佐藤さんが撮ってくれた記念ショット!



プリムールワイン受付中

ボルドーの街は格調があってきれい!


[バー] (株)徳岡ボルドープリムールワイン購入の流れ
販売期間:2016年6月28日~9月30日
引渡期間:2018年春~秋の予定
詳細は>>>http://www.bon-repas.jp/primeur/nagare.asp


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