So-net無料ブログ作成

NHK文化センターのシャンパン講座、11月はドラピエの蔵出アイテム! [NHK文化センター青山 シャンパン講座]


1152年にサン・ベルナール修道士が造ったカーヴ
シャンパーニュの南端、オーヴ県ウルヴィル村にあるドラピエのシャンパンはここで静かに眠っています!


12月20日は年内最後のシャンパンレッスン日!
8月から心待ちしていた某メゾンの蔵出しシャンパンが先月入港し、検品作業も無事終わったようなので、12月の講座で供出することにしました。
どのメゾンの、どのアイテムかは当日のお楽しみ。

で・・・その前に、先月の講座報告をしておきます。
11月も素敵なラインアップになりました。

(左から)
#1:ドラピエ ブリュット・ナチュールNV
#3:ドラピエ ブリュlット・ナチュール・サン・スフルNV
#4:ドラピエ グラン・サンドレ2008
#5:ドラピエ カルト・ドール ブリュット・ミレジメ2002 
#6:ドラピエ 同1979

テラヴェール主催で、シャンパーニュ上級キュヴェだけの試飲会があり、13生産者の魅力的なアイテムを試すことができました。定員限定で着席でテイスティングできるシステムだったので、じっくり集中してチェック。そして、そこで選んだメゾンがドラピエでした!
講座の要だったカルト・ドールのブリュット・ミレジメ2002と同1979は冒頭のカーヴから運んできた蔵出し。講座生も大満足、比較し甲斐がありました。


ドラピエ5アイテムに、第1フライトの#2にはゴッセ グランド・レゼルヴ・ブリュットNV

第1フライト

(左から)#1~#3
#1と#3はピノ・ノワール100%なので、#2のブレンドタイプより色調は濃いめ

#1ドラピエ ブリュット・ナチュールNV
生産者:ドラピエ(NM)
ぶどう品種:ピノ・ノワール100%(南向き斜面上部の完熟ぶどう
ドザージュ:0g/L(ノン・ドゼで最終的な残糖分は3g/L以下)
価格:7,200円(税別)

一番搾りのみ使用、低温で2週間のアルコール発酵後、MLF、ステンレスタンクで醸造、その段階でのSO2添加は無し、3種のリザーヴワイン使用。瓶詰時に極少量のSO2(40~45mg/L)を加え、ノン・フィルターで瓶詰。約3年の瓶熟後リリース。グラス表面の泡沫活発、酸味フレッシュ、中盤からソフトな印象。石灰由来のミネラル、バランスの良い1本


#2ゴッセ グランド・レゼルヴ・ブリュットNV
生産者:ゴッセ(NM)
ぶどう品種:ピノ・ノワール42%、シャルドネ43%、ムニエ15%
ドザージュ:8g/L、MLF無(ノン・マロラクティック)
価格:7,800円(税別)

品種、村ごとにわけてプレス。18度で約15日間のアルコール発酵(ステンレスタンク)、最低48ヶ月の瓶熟。気泡繊細、果実、ハーブ、タルト、ナッツ、ミネラル、口中の唾液を促すキリリとした酸、厚みと酸の余韻。
「リンゴ酸はぶどうが本来持っている自然な酸。熟成させることで、長い余韻と厚みを与えてくれる」とゴッセ当主。通常ぶどうに含まれるリンゴ酸は3~5g/L、マロラクティック発酵を行うことで、リンゴ酸は1g/L以下にまで減少してしまうとのこと。ゴッセはこのリンゴ酸を大事にしているメゾン


#3ドラピエ ブリュット・ナチュール・サン・スフルNV(SO2完全無添加)
生産者: ドラピエ(NM)
ぶどう品種:ピノ・ノワール100%
ドザージュ:0g/L
価格:7.500円(税別)

2007年にデビューしたアイテム。ウルヴィル村を主としたジュラ紀に由来する土壌。低温で2週間のアルコール発酵後、MLF。ステンレスタンクで醸造、その際、一切のSO2を添加しないので、リザーヴワインも使用せず。ノン・フィルターで、約3年の瓶熟後リリース。#1同様、繊細な気泡、香りは控え目、白系のイメージ(白い花、白桃)、土壌由来のミネラル感、ピュア、口中ソフト、優しい着地、余韻に旨味。リリース後1年、2年経過した場合どのような瓶内変化をするのか、興味惹かれる1本


第2フライト

(左から)#4~#6

#4ドラピエ グラン・サンドレ(Sendree)2008
生産者:ドラピエ(NM)
ぶどう品種:ピノ・ノワール55%、シャルドネ45%
デゴルジュマン:2016年9月
ドザージュ:5.5g/L
価格:16,500円(税別)

ウルヴィル村の単一区画。ワイン名は1838年に同村に被害を及ぼした大火で焼灰に覆われた区画に由来。土地登記簿上の綴りに誤植があり、Cendre(灰)が「S」表記に。区画一帯は浅瀬だったので、海中生物の死骸が多く堆積している“クライヨ”土壌。2008年は最良年、ぶどうの酸味は高く、ポテンシャルあり。32%フードル樽、68%ステンレスタンクで9ヶ月熟成。6年以上の瓶熟後にリリース。レモンイエロー、酸味溌剌、香りにはリンゴ、レモン、アプリコット、ナッツ、ハチミツのニュアンス、若干のビター感、シャルドネのエレガントさとピノ・ノワールのボリューム感


[ハートたち(複数ハート)]#5#6は蔵出し古酒。カルト・ドールは通常NVですが、良年にのみ例外的にミレジメを醸造、数量限定でフランス国内の主要レストランだけに出荷。デゴルジュマンは基本的に注文が入ってから当主自ら手作業で行いリリース

#5ドラピエ カルト・ドール ブリュット・ミレジメ2002

生産者:ドラピエ(NM)
ぶどう品種:ピノ・ノワール80%、シャルドネ15%、ムニエ5%
デゴルジュマン:2015年5月
ドザージュ: 9g/L
価格:14,000円(税別)

2002年は2000年代の最良年、ドラピエ自慢のピノ・ノワール主体。150ヶ月以上の瓶内熟成。色調はベージュ、気泡繊細、香りは黄桃、マロン、アカシア、クッキー、口中クリーミー、綺麗な酸、旨味、余韻に軽いビター感、厚みのある余韻


#6ドラピエ カルト・ドール ブリュット・ミレジメ1979 

生産者:ドラピエ(NM)
ぶどう品種:ムニエ55%、ピノ・ノワール35%、シャルドネ10%
デゴルジュマン:2017年5月
ドザージュ:6g/L
価格:32,800円(税別)

1979年はシャルドネ早熟、ピノ・ノワールとムニエは晩熟の年で、最も質の高かったピノ・ムニエを多く使用。色調は黄金色からオニオンスキン、香りは酸化したニュアンスで紹興酒やアモンティリャード、木香、軽い漬物臭、みたらし団子、焙煎香、マッシュルーム、ドライフルーツ、プルーン、黒糖、複雑味があり、アプリコット的な酸の余韻は長く上品。お勧めは鍋ものでポン酢を使って


[ハートたち(複数ハート)]覚書
ゴッセはMLFをしない(ノン・マロ)メゾンの双璧(もう1つはランソン)
但し、生産ラインのなかの『エクセレンス・ブリュット』だけはMLFをしています。理由は熟成期間(30ヶ月)です。「ぶどうが本来持っているリンゴ酸は長期瓶内熟成によって可能になる」というのがゴッセの考え方なので、エクセレンスの30ヶ月という瓶内熟成はノン・マロにするには短いとの判断

ドラピエのSO2無添加の『ブリュット・ナチュール・サン・スフル』ですが、2009年に同メゾンを訪問した折、当主が「完成させるまでに何年も何年も試行錯誤を繰り返しました。ぶどうもぶどう畑もすべてにおいて完璧でないと造れないシャンパンなので」と苦労を語っていました。サン・スフルはドラピエあってのシャンパン、こころからそう思っています。素晴らしいです!!


今年も残り約2週間あまり!
20日は講座生の皆さんと有意義な時間を過ごしたいと思っています[わーい(嬉しい顔)]
宜しくお願いいたします。

■ドラピエ&ゴッセについてのお問い合わせはテラヴェール(株) ℡03-3568-2415

nice!(4)  コメント(0) 

nice! 4

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。