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2017年12月| 2018年01月 |- ブログトップ

ワインで巡る世界ツアー ポルトガル編は芳醇な“マディラワイン”から [NHK文化センター青山教室]

2018年の新たな試み、それは世界のワイン探求
~もっと身近にマディラワインを~


快調なシャンパン講座に加え、今年から〝ワインで巡る世界ツアー〟と題した単発講座を2~3ヶ月に1回のペースで開催いたします。話題性を盛り込みながら、毎回数種類をテイスティングしていきます。初回は日本でも人気上昇中のポルトガルにフォーカス、皆さまをマディラ島にお誘いします。

世界三大アルコール強化ワインといえば、スペインのシェリー、ポルトガルのポート、そして“大西洋の真珠”と称されるポルトガル領マデイラ島で造られるマディラです。



講座前半でポルトガル&マディラワインについての基礎知識、後半のテイスティングでは芳醇な2アイテムと主要白ぶどう4種類(セルシアル、ヴェルデーニョ、ブアル、マルヴァジア)の各10年熟成タイプを利き比べながら、その奥深さを体感していただきます。
当日は、マディラのスペシャリスト、ゲストナビゲーターの輸入元木下インターナショナル(株)マーケティング本部の館農俊則次長がマディラ島およびワインの魅力を十分に披露してくださいますので、皆様には十分にご満足いただけるはずです。普段、味わう機会の少ないマディラを存分にお楽しみくださいませ。

日時:3月7日(水) 19時~21時
定員:20名
会員/受講料:4,492円、教材費:2,700円(税込)
一般 (入会不要) /受講料:5,173円、教材費:2,700円(税込)
詳細はNHK文化センター青山校のサイトで
>>> https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1144840.html

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初来日したノエリア・オーツが語るチリ最大の有機栽培ワイナリー『エミリアーナ・ヴィンヤーズ』 [チリ・アルゼンチン2017]

コンチャ・イ・トロを経営するギリサスティ家が設立した『エミリアーナ・ヴィンヤーズ』
昨年9月、4年ぶりにチリで再会したエミリアーナ・ヴィンヤーズ(以後エミリアーナ)のワインメーカーノエリア・オーツさん! 
訪問時、「秋に日本に行きます」と言っていたので、来日を楽しみにしていました。



スペイン出身のノエリアさんはヴァレンシア・ポリテクニック大学で栽培と醸造学の学位を取得。チリとのかかわりは2009年。収穫期のチリを訪れて、チリワインに魅了され、チリ大学大学院で栽培と醸造の修士学位を取得、2011年にエミリアーナに入社、現在、ビオディナミ農法の先駆者として知られているアルバロ・エスピノーサ氏とともに、『シグノス・デ・オリヘン』、『コヤム』等のワイン醸造を担当しています。

日本初上陸のシグノス・デ・オリヘンを紹介

7~8年前から生産 しているアイテムで、日本では2017年の秋から輸入元ワイン・イン・スタイルが取り扱いをを開始(左から)
#1:シグノス・デ・オリヘン ラ・ヴィーニャ ホワイト・ブレンド2016
#2:同 ラ・ケブラーダ シラー2014
#3:同 ロス・ロブレス カルメネール2015
#4:同 ロス・モロス カベルネ・ソーヴィニヨン2015
#5:コヤム2013


エミリアーナのワイン造り
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ノエリアさんが「スパゲッティカントリー」と表現するように、チリは南北4300km、東西の幅が177㎞という縦長の国。北にアタカマ砂漠、南に南氷洋、東にアンデス山脈、西に太平洋があり、四方を囲まれています。<br>
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エミリアーナはコンチャ・イ・トロを経営するギリサスティ家が1986年に設立したワイナリーでホセ・ギリサスティ氏(2015年逝去)が担当していました。
ぶどう畑1049㌶は有機栽培、538㌶はビオディナミ農法、157㌶は有機栽培に移行中。ビオディナミ農法では世界最大(仏最大のビオディナミワイン生産者は南仏のドメーヌ・カズで200㌶)の有機ワイン生産者。チリで初めてDemeter( ドイツ・バイオダイナミック農法認証機関)認定マークを受けたワイナリーです。


ビオディナミ農法を取り入れたきっかけは
創設当初、ホセ・ギリサスティ氏が畑作業をして帰宅した日は、必ずと言って良いほど体調がすぐれず、その原因は農薬にあると感じていました。役員会で、氏は「ぶどう畑を有機栽培に転換すべき」と主張。1997年、自社畑の一部(35㌶)を実験的に有機栽培に移行することにして、ビオディナミ農法の権威であるアルバロ・エスピノーサ氏をコンサルタントに招聘、指導を仰ぎます。結果、フラッグシップワイン『コヤム』が誕生。ワインズ・オブ・チリアワードで『赤ワインブレンド部門』および『ベストワイン』に選ばれ、これを機にエミリアーナではオーガニックに転換することに決めます。


熟成に使用する容器について

木樽 フレンチオーク225L ■木樽 フードル2000L
アロマはより複雑に
緩やかな酸化、タンニンはまろやかに
卵型コンクリートタンク
コンクリートの素材はローマ時代から存在していた
形状はコート・デュ・ローヌ地方のミシェル・シャプティエ氏の提案。卵はイースター(復活祭)の象徴、すべての生命の始まり


黄金比率はギリシャ語のΦ(ファイ)で表される


自然界、アート等で散見できます

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9月の訪問で印象的だった形状
ビオディナミ農法を導入している『Lapostolle ラポストール』の醸造所



卵型タンクの内部は冷たく、コンクリート素材には小さな穴があるので、緩やかな酸化が進み、ニュートラルなので香りがつかない。内部は常に対流、いつも循環

■ステンレスタンク
ステンレスは白ワインだけに使用
ワイン自体何の変化もない


5アイテムのテイスティング
コヤムを生んだエミリアーナ・ヴィンヤーズは、この地に古代の時代から自生していたオークの木(Roble)に因み、自社畑に広がるワイナリーに『ロス・ロブレス』と命名。畑はコルチャグア・ヴァレー全体に連なる山脈の麓の斜面に位置しています。
ロス・ロブレスのぶどう畑は152㌶、標高265m、南向き(北半球の北向き)なので、ぶどうをゆっくり熟させることで、アロマ豊かで、酸とアルコールのバランスが取れたワインを造ることができます。
標高の高いエリアは崩積土の石が多いので、シラーやカベルネ・ソーヴィニヨンに適しており、中程度の標高のエリアは粘土質で、養分も多く、保水性も高いので、熟すのが遅いカルメネールに最適。
シグノス・デ・オリヘンのラベルには各ワインを象徴する〝マーク〟があしらわれていて、すべてIMO(スイス有機栽培認証機関)認定ぶどうを使用


#1:ラ・ヴィーニャ ホワイト・ブレンド2016 ヴァレ・カサブランカ
シャルドネ72%、ヴィオニエ12%、マルサンヌ10%、ルーサンヌ6%
マークは〝風〟。コヤムの白ヴァージョン(ブレンドタイプ)、カサブランカを表現するワイン。
アルコール発酵はステンレスタンクで行い、熟成はフレンチオーク62%、フードル15%、卵型タンク19%、ステンレス4%の各容器使用で4ヶ月、生産量2775ケース、小売価格3000円(税別)
白い花、洋梨、アプリコット、スパイス、ソルティな余韻、時間の経過で甘やかさが広がる魅力あるワイン

#2:ラ・ケブラーダ シラー2014 ヴァレ・カサブランカ
冷涼エリアで育つシラーで太陽を必要としているので、マークは〝太陽。シラー96%、ヴィオニエ4%(年によって変わる)、フレンチオークの発酵槽を使い、アルコール発酵前に6日間低温浸漬(8度)、その後、天然酵母で発酵。ワインはフレンチオーク43%、フードル38%、卵型タンク19%で13ヶ月熟成、生産量1058ケース、小売価格3000円(税別)
バイオレットカラー、オリーブ、生ハム、ハーブ、スパイス、アーシーなニュアンス、中盤から酸のインパクト


#3:ロス・モロス カルメネール2015 ヴァレ・デ・コルチャグア
マークは〝月〟、コルチャグア・ヴァレーは最初にビオディナミをスタートさせたエリアなので、ビオの象徴である月を使用。畑は南向き斜面(北半球では北向き)、カルメネール100%、ぶどう樹はマサルセレクション、すべて自根ぶどう、ドライファーミング(灌漑なし)。カルメネールはタンニンがソフトなので、卵型タンクを多用。フレンチオーク59%、卵型タンク41%で13ヶ月熟成、生産量925ケース、小売価格3000円(税別)。
色調はルビーバイオレット、ヨーグルト似の甘やかな香り(MLF由来)、プラム、ブルーベリー、ゆで小豆、ソフトな酸、まるいタンニン、親しみやすいワイン

#4:ロス・モロス カベルネ・ソーヴィニヨン2015 ヴァレ・デル・マイポ
マークは〝アース(土地、大地)〟、アンデス山脈からの強い風の影響を受けている畑、カベルネ・ソーヴィニヨン100%、フレンチオーク48%、卵型タンク28%、フードル24%で12ヶ月熟成、生産量1578ケース、小売価格3000円(税別)
ルビーレッド、ブラックベリー、甘草、シダ、鉛筆の芯、若干青っぽさ、こなれたタンニン、余韻にボリューム感


#5:コヤム2013
エミリアーナのフラッグシップワイン。生産量18263ケースのうち、95%が海外に輸出されていますが、チリでも良く売れているワイン。
ホセ・ギリサスティ氏とアルバロ・エスピノーサ氏は7種のぶどうをブレンド。理由は「テロワールの表現」、エスピノーサ氏はフランスで醸造を学んだので〝ブレンド〟が基本。醸造・熟成には新樽と使用樽、フレンチオーク85%、アメリカンオーク15%で13ヶ月熟成。小売価格3500円(税別)、デメター認証ワイン
深みのあるバイオレットカラー、黒系果実、ヨーグルト似の香り、黒胡椒、ミント、レザー、フレッシュな酸味、熟度のある果実味、力強い余韻


[晴れ]昨秋に訪問したチリ&アルゼンチンの現地リポートは、アップした記事に続けて今月からまた書き進めてまいります。
昨年は日本・チリ外交締結120周年でしたし、本年は日本・アルゼンチン外交締結120周年。両国の現地情報をお伝えできることはとても光栄なことだと思っております。何卒よろしくお願いいたします。

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Arrivé au Japon Leroy45ans  髙島屋&≪ルロワ≫提携45周年記念テイスティング [来日したワイン生産者&関係者]

髙島屋とルロワ社

髙島屋のイメージフラワーは薔薇、1952年に包装紙に初登場したのが1本の薔薇でした!

ブルゴーニュの至宝ルロワ

(C)髙島屋
1868年、フランス中部オクセー・デュレスに創設され、ブルゴーニュの至宝と称されるルロワ

髙島屋がルロワの輸入・販売を開始したのは1972年。その16年後(1988年)には資本提携し、両社のつながりはより強固になりました。そして、昨年(2017年)11月21日、ルロワ日本登場45周年を記念した特別テイスティングセミナーが行われました。


赤いエチケット・ホルダーは2012年の40周年記念テイスティングの為に、マダム・ラルー・ビーズ・ルロワが用意してくださったもので、中には同日供出されたワインのラベルが入っています。この時はVTごとにマダムからのメッセージがあったので、お立ち寄りいただけると嬉しいです。


45周年はマダム厳選の12本
 
(左から)2007年から10年毎に遡ったVTで、1997年、1987年、1967年、1957年


マダムがセレクトした〝7〟に因んだワイン


ナビゲーターは40周年の時と同じく、今イベントの為だけに来日したフレデリック・ロメール取締役

第1フライトは2007年

#1:サヴィニレボーヌ プルミエ・クリュ レ・ナルバントン(ドメーヌ・ルロワ)


当日のベスト3だったサヴィニレボーヌ!
芳醇なアロマ、果実の凝縮感、ピュアな酸味、バランスの取れたエレガント系ワイン
#2:ヴォーヌ・ロマネ プルミエ・クリュ レ・ボーモン(ドメーヌ・ルロワ)
赤系果実の要素、果実由来の旨味、レザー、トリュフ、焙煎香、酸の広がり、長い余韻
#3:クロ・ド・ヴージョ グラン・クリュ(ドメーヌ・ルロワ)
香り閉じ気味で後半重厚&複雑味、カシス、ブラックチェリー、樹皮、黒蜜、芯のある酸、さらなる熟成に期待

ロメール:2007年はやや難しい年で、一部病害虫の発生もあったので収量は少な目。このヴィンテージ(VT)はバランス良く開いていて、この先30年、40年、50年の熟成に耐えることができます。2007年と前後するVTですが、2005年は強い凝縮感があり、2006年はポマールやサヴィニレヴォーヌとも今飲み頃。2008年は酸が強め、2009年は果実味、フルーティさがよく出ています。


ドメーヌ・ルロワの誕生は1988年。シャルル・ノエラが所有していたグラン・クリュ畑(リシュブール、ロマネ・サン・ヴィヴァン、クロ・ヴージョ、ヴォーヌ・ボー・モン、オー・ブリュレ等)、その後、ドメーヌ・フィリップ・レミーの畑(クロ・ドゥ・ラ・ロッシュ、ジュヴレ・シャンベルタン・レ・コンボット、ラトリシェール・シャンベルタン、シャンベルタン)を買収。
ビオディナミ農法への着手も1988年からで、当時ブルゴーニュで取り組んでいたのは1~2ヶ所だけでした。ビオディナミ農法を導入するとワインの品質については問題なしですが、収量は減ります。調剤は500(根に効果)、501(葉に効果)、マリアトゥーンの堆肥等を活用。1999年には完全に「芽かき」を止め、新芽はそのまま伸ばす。また、パリサージュ(枝の誘因・固定)をしないことで、樹は160~170cm の高さになり、これにより、ぶどう樹は地中からの養分をまっすぐに吸い上げることができるようになりました。
化学肥料を排除し、天体の動きを利用する自然農法。ルロワではこの農法が極めて有効な方法あると考えています。

醸造面では、2007年は18~19hl/ha、2008年はさらに少なく15~16hl/haで、過去最低の数字でしたが、作業は通常と同じ。すべて手摘みで、8~10kgの箱に入れて、温度調整した車で輸送。選別は17名が2組(34名)で行い、その際、ぶどうは除梗も破砕もせず、房のまま。重さが60kgになった段階で醸造所に搬入。アルコール発酵は15~20日間(年により異なる/天然酵母使用)。新樽で14~16ヶ月寝かせてから瓶詰。


第2フライトは1997年

#4:ポマール レ・ヴィーニョ(ドメーヌ・ルロワ)
97年のポマールにしては控えめでおとなしい印象、ブラックチェリー、アールグレイ、ダークチョコ、アーシーなニュアンス

#5:ジュヴレ・シャンベルタン プルミエ・クリュ レ・コンボット(ドメーヌ・ルロワ)
当日のベスト1、アメリカンチェリーやグリオットチェリー、ピンクペッパ―やレザー等、様々な香りの連鎖。中盤以降の酸とタンニンのナイスハーモニー、滑らかできめ細かい食感





#6:ラトリシエール・シャンベルタン グラン・クリュ(ドメーヌ・ルロワ) 
凝縮した赤系果実、香りにミント系ハーブ、アルコール由来の甘みが酸の存在を押し上げていく印象、持続性のある酸味、タンニンのストラクチュア、口中にボリューム感、今後の熟成が楽しみ!




ロメール:収穫は比較的遅かった年で、フルーティさが強めに出ています。少し前に飲んだ印象では、コート・ド・ニュイは最初は閉じ気味で時間の経過で開き、一方、コート・ド・ボ―ヌは早くから飲めると思っていましたが、今、味わってみると、双方ともにバランスが良くなったきた感じです。ポマールは四角ばったまじめな印象ですが、熟成と共に硬さが取れてくると思います。
#5、#6ともにシャンベルタンですが、シャンべルタンは隣の畑同士でも異なります。マダムが畑を購入する時にも、「周囲と違う印象」との思いがあり、ラトリシエールは優雅で上品、飲み比べると良くわかります。

第3フライトは1987年

#7:ボーヌ プルミエ・クリュ オー・クシュリア(メゾン・ルロワ)
#8:ジュブレシャンベルタン レ・グレーブ(メゾン・ルロワ)
#9:ジュヴレシャンベルタン プルミエ・クリュ レ・シャンポー(メゾン・ルロワ)

ロメール:1987年の収穫は9月半ばから下旬迄で、収量は多め。今、熟成を迎えている飲み頃のVTです。マダムは1955年から家業であるネゴシアンの仕事に関わっていますが、ぶどうやワインの買付にあたっては十分な選別をしてきました。良いものを選び続けるのはなかなか難しいのですが、ブラインドで自身の感覚だけで選び抜き、30年、40年という時を経たワインがカーブで眠っています。メゾン・ルロワが果たしてきた役割はとても重要だったと思っています。

ラストフライトは1967年と1957年

#10:ニュイ・サン・ジュルジュ PC レ・シャブッフ1967(メゾン・ルロワ)
(他メンバーのグラスと比べて)色調、香りが異なり、ボトル差があった印象。5年前に体験したNSGらしいミネラルを感じられなかったのが残念。

#11:シャルム・シャンベルタン グラン・クリュ1967(メゾン・ルロワ)

当日のベスト2、オレンジを含む色調なれど50年の歳月を感じさせない若さ、若干シェリー的アロマ、エスニックスパイスやハーブ、おだやかな酸、シームレスな味わい、層になって広がる余韻

#12:ジュヴレシャンベルタン PC レ・カズティエ1957(メゾン・ルロワ)
質量ともに平凡な年と言われる1957年ゆえに、ルロワの心意気が伝わってくる1本。スワリングでレザー、タバコ、アーシーな香り。ワインに溶け込んだ渋味と旨味のバランス、ぜい肉を取り去った余韻、貴重な体験!

ロメール:1967年の収穫は10月初めから半ばにかけて行いました。ぶどうがなかなか実らない年で、マダムいわく「人間と同じで、時間をかけて熟した方が味があるのよ」と。その甲斐あって、今、味わいがとても良く出ています。シャルム・シャンベルタンは馥郁(ふくいく)たるイメージがあり、#6のラトリシエール・シャンベルタンに似ています。

最後のジュブレ・シャンベルタンは60年を経たワインであり、ありきたりの言葉で説明しようという気持ちにはなれません。メゾンの畑や醸造所では多くの人が働いており、彼らの仕事の成果が60年の歳月を経て、我々に手渡され、残されていることを思うと、心からの感動を覚えます。

コルクに関して


1967年VTにリコルクしたものがあり、参加者から質問がありました。
ちなみに、リコルクした時期は「5年前」とのことでした。


ロメール:現在100万本を超える在庫があります。マダムと品質管理の4名が定期的に点検していて、2~3年周期で必要に応じてリコルクしています。その際は特殊な装置を使い、ボトル内の液体が空気にふれない形でコルクを取り換えることができます。補充する場合は同じクリュの同じワインです。ルロワでは1950年代以降、スペインのサングレラ地方のコルクを使用しているので、以前ほどリコルクする頻度は少ないのですが、それ以前のものはコルクが小さめの規格だったのでリコルクしています。

Hors d'oeuvres


すべてのテイスティングが終り、6種の料理とのマリア―ジュをチェック!
(1) フォアグラのソテーとブルオッシュ マルサラワインの香り
(2) キャビアと蟹のタルタル エクレア仕立て
(3) 青豆のムースに雲丹とイクラをあしらって
(4) 合鴨とオレンジのパイ包み コンソメジュレとトリュフ
(5) 白エビのフリット'
(6) 帝国ホテル伝統のビーフシチュー パルマンティエール風

甲殻類(蟹、白エビ)や魚卵系(キャビア)、ビーフシチューに寄り添っていた#7、クリーミーで脂分が口中に広がるフォアグラは #8、タンニンの存在感がある#9は青豆のムース&雲丹と好印象。いずれも第3フライトのワインたちで、単独で味わった時より、料理と合せると、一層精彩を放ち、マリアージュの本質を十分に感じ取ることができました。当日のベスト2だった#11 は白エビと合わせて良好。



3ヶ国語(仏・英・日)対応のルロワ本『Domaine LEROY, Domaine D'AUVENAY』


マダムからのお土産は≪ルロワ≫の真髄が詰まった書籍

40周年、45周年ともマダムは来日なさいませんでしたが、加齢(85歳)しても、エレガントで凛としたたたずまいは変わらない偉大な醸造家マダム・ラルー・ビーズ・ルロワ、これからも素晴らしいワインを造り続けて欲しいです。最後に、貴重な機会にお招きくださった髙島屋&グッドリブ様に御礼申し上げます。
ありがとうございました!

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恒例の新年会&誕生会は『ソルベニ2014』と『シャトー・ラグランジュ2010』で! [ワイン]


今日から仕事はじめですね。
今年もよろしくお願いいたします。

3日はNew Year's Party & Happy Birthday
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昨日は親愛なるAdo&Akane ご夫妻のお誕生日でした!


今年はガレット・デ・ロワでお祝い


陶製の人形フェーヴを当てたのはAdoさん、王様で良かった!


旧知の金沢メンバーが集まって誕生会プラス新年会をするようになってから何年になるのかなぁ・・・


Akaneさんは何でも器用にこなす才女、特に御節は文句なしの腕前です。加えてAdoさんが作る栗きんとんも絶妙。ということで、私は毎年、ご夫妻にどっぷり甘えております。

ソルベニ2014との相性は

ソルベニは言わずと知れたサッカー元日本代表監督フィリップ・トルシエさんが手掛けているワインで2014年が初ヴィンテージ。メルロ80%とカベルネ・フラン20%のブレンド、新樽率100%
参加メンバーからは「飲みやすい」との意見が多く出ていました。ヨード感のある昆布巻、お出汁で味付けした煮物等と合わせて楽しめました。


ポン酢で食すローストビーフわさび添はソルベニと相性良好、質感でマッチ◎

昨年4月に日本初上陸したソルベニ2014(輸入元徳岡)
来日していたトルシエ監督は東急プラザ銀座店内にある徳岡さんの直販ショップでワインをPRしていました。その時にサインしていただいたボトルを約9ヶ月振りに抜栓。プラム、アメリカンチェリーのような黒系果実、口中滑らか、きめ細かなタンニン、控えめな酸、シームレス、全体的にフェミニンな印象


シャトー・ラグランジュ2010の登場も


Adoさんが用意していたワインのなかにシャトー・ラグランジュ(以後ラグランジュ)がありました。
2010年ヴィンテージはカベルネ・ソーヴィニヨン75%、メルロ25%、7月と8月(雨量は2ヶ月で30mm)は極度に乾燥していたので、果粒は小粒、果皮は厚めでアントシアンの含有が非常に高いヴィンテージ。ラグランジュでは“偉大なポテンシャルを秘めた正統なメドックスタイル”と形容しています。

7年経過したワインには、まだ十分に赤系果実の要素が残っていました。タンニンはまろやか、酸はワインに溶け込み、エレガントな味わい。小豆っぽさが、黒豆の軽い甘さと旨味と釣りあって好印象。ラグランジュのエレガントさと金箔をまぶした光沢ある黒豆は視覚的にも合っていました。

12月末に届いた椎名敬一副会長からのグリーティングカードに、2017年の作柄についての記述がありましたので、ここで、ご紹介しておきます。

「ボルドーでは<末尾が7の年は不作>とのジンクスがあり、世紀の偉大年1947年を例外に、それ以降繰り返されており、2017年も4月末に、1991年以来26年振りとなる大霜害に遭遇してしまいました。被害の範囲はフランス全土に及び、ボルドーの収量は過去5年平均を35%下回りました。(中略)。品質に関しては、その後の乾燥した暑い夏を経て<7の呪縛>から逃れられたように思います。霜に遭わなかった区画の生育は順調で、収穫は2003年以来の早い開始となりました。ラグランジュではぶどうの着色が始まるヴェレゾン期に、霜害に遭った一株ひと株をスプレーでマーキングして収穫のタイミングを分けるという対応を取りました。9月は気温も上がらず雨がちとなったものの、こうしたきめ細かな対応が功を奏し、良年と言われる2014年を超える可能性は十分あるように思われます」

波乱に満ちた一年だったようですが、リリースを楽しみに待ちたいと思います。


うさぎやのどらやき!

Takafumi&Reikoご夫妻が毎回持参してくださるのが、可愛いイラスト入りの阿佐ヶ谷店バージョン!


私はつぶあん派、うさぎやのどら焼きが大好きです!
いつも行くのは上野店で、手にした時に感じる温かなぬくもりにも癒されます。
紙袋もお気に入りです!
余談ですが、2010年に書いたつぶあん派、こしあん派話題、甘党の方にはお立ち寄りいただきたい気分です。


金沢のお正月の『紅鯛(べんだい)』のお飾り

普段は西暦で語ることが多いのですが、今年は区切りの良い平成30年!
“平成”の年号も来年には変わってしまうので、名残りを込めて、今年は〝平成〟を大いに使いたいと思います。実り多き一年でありますように!

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Happy New Year 2018 [ごあいさつ]


昨年中は大変お世話になりました。
本年もよろしくお願いいたします!

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