第2弾 シャンパンメゾン『タルラン』の土壌、醸造、シャンパン造り [シャンパン・リポート]
前ブログではTarlantタルランが取り込んでいるシャンパーニュ地方の古代品種についてまとめました。第2弾では、メゾンのこだわりを徹底追及してみます。
土壌を知る=おいしいシャンパン造り
タルランはマルヌ渓谷ウイィ村の高台にあり、渓谷ならではの様々な土壌に恵まれています。

シャンパーニュ地方を代表するチョーク質土壌

ピノ・ムニエが好む土壌はスパルナシアンと呼ばれる粘土石灰質(粘土<石灰比率多)
その昔、この土地に住む人々はスパルナシアンと呼ばれていたそうです

タルランが誇るシャルドネ100%の『ラ・ヴィーニュ・ダンタン』を生み出す砂地の土壌
砂地で、アメリカ台木に接木していない自根のシャルドネから造られるシャンパンはタルランだけ!
テイスティングアイテムについて

左から
#1:タルラン ゼロ
1/3ずつ、シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、ドザージュ:0g/L
メゾンのスタイルを象徴しているシャンパン
1982年11代目が顧客からの要望で生産を始めたアイテム。スタート当初は生産量の5%にも満たない量でしたが、1991年12代目のブノワさんがメゾンに参入した時は全体量の25%、現在では80%を占めるまでになっています。ドザージュ量ゼロ(糖分添加なし)なので、ヴァン・ド・レゼルヴは40~45%使用
ベースワインが極めてピュアなシャンパンです。これは11代目の「自然の産物としてのワイン、生きている感じがするワインを造りたい」との考えをそのまま反映したものと言えます。
#2:タルラン ロゼ・ゼロ
85%シャルドネ、15%ピノ・ノワール、ドザージュ:0g/L
2000年からトライアル開始、2002年から正式リリース、タンニンと酸のバランスが大事なので、セニエ法も試したのですがタンニンが出すぎてしまうのでブレンド法を選択。ベースワインは2007年、ヴァン・ド・レゼルヴ(3年分のヴィンテージ)は25%使用
「夏を感じさせるような軽い食事と合わせて」とブノワさん
#3:タルラン ロゼ・プレスティージュ2000(ヴィンテージ記載前のボトル)
87%シャルドネ、13%ピノ・ノワール、ドザージュ:3g/L
果実味豊か、ミネラル感、余韻に軽いタンニン
#4:タルラン ラ・ヴィーニュ・ダンタン2000

100%シャルドネ、ドザージュ:2g/L
19世紀、欧州のワイン産地はフィロキセラ(和名:ブドウネアブラムシ)禍でぶどう畑は壊滅状態になっていました。タルランの砂質土壌のぶどう畑に3株のシャルドネが生息していることを10代目が発見。プロヴィナージュ(ぶどう樹の枝を土に埋め、根が出てから切り離す取り木)で株を増やし、シャルドネを生育し始めました。62年前の話です。#4はアメリカ台木を使っていない“自根のシャルドネ”
砂地土壌とチョーク質土壌のシャルドネ(ブラン・ド・ブラン)との違いは? 太陽熱を吸収する前者のほうが口中で丸みがあり、余韻にもふくらみがあるとのこと。この違いについては今週の18日、シャンパン編で探究してみるつもりです。
#5:タルラン ラ・ヴィーニュ・ドール2002
100%ピノ・ムニエ、ドザージュ:4g/L、わずか1区画、樹齢51年
「ビター感を楽しんで」とブノワさん。グレープフルーツの香り、熟成が進むとマンゴーやライチ、さらにはアーモンドやナッツ似のニュアンス
#6:タルラン ラ・ヴィーニュ・ルージュ2003(2012年リリース予定)

100%ピノ・ノワール 土壌は固い石灰質、南向きの急斜面0.6ha、骨太のシャンパン!!
#7:タルラン キュヴェ・ルイ1998
50%シャルドネ、50%ピノ・ノワール、ドザージュ:3g/L
マルヌ川に面した西向きのなだらかな斜面、チョーク質土壌に育つシャルドネとピノ・ノワール
「ぶどうがしっかり熟すのを待って収穫しますが、マルヌ川からの恩恵でぶどうにフレッシュな酸味が加わります」とブノワさん。酸味とミネラル感、バランスの良いシャンパン
醸造作業の75%は圧搾にかかっている

糖分添加なしのノン・ドザージュが全体の80%を占めている話は先ほども書きましたが、タルランのシャンパンの良さがわかる人は、いろいろなシャンパンを相当飲んでいる人だと私は思っています。メゾン側でも訪問者の愛飲歴からそのような傾向が出ていると話していました。そのシャンパン好きの舌に訴える最大の魅力は、ワインの生地(一次発酵のワイン)の綺麗さ、ピュアさです。
タルランでは2007年からフランス製COQUARDコカール社の圧搾機を導入しました。以前はシャンパーニュ地方で広く用いられている伝統的な圧搾機を使っていましたが、ぶどうを均等にプレスし、酸化のリスクの少ない最新式機器に変えたことで、よりピュアな搾汁が得られるようになっています。ブノワさんは「醸造の作業の75%は圧搾にかかっています」とおっしゃっていましたが、ノン・ドゼのシャンパンの比較試飲をすればするほど、その言葉の重さを感じます!

各ぶどう、土壌ごとに分けて圧搾するので、タンクの容量も大小あります

タルランではMLFは行いません。一次発酵は3分の1がタンク内、3分の2が樽の割合
ブノワさんは「最終的に求めていることは、“人をいかに喜ばせることが出来るか”ということです。ぶどう造りから醸造まですべてを含めてナチュラルな方法や考え方を取り入れて仕事をすること。それらすべての工程が自分に喜びを与えてくれます」という言葉で締めてくれました。
輸入元(株)八田の城野東太社長、タルランの朝倉真名美さん、お世話になりました。
ありがとうございました!
土壌を知る=おいしいシャンパン造り
タルランはマルヌ渓谷ウイィ村の高台にあり、渓谷ならではの様々な土壌に恵まれています。
シャンパーニュ地方を代表するチョーク質土壌
ピノ・ムニエが好む土壌はスパルナシアンと呼ばれる粘土石灰質(粘土<石灰比率多)
その昔、この土地に住む人々はスパルナシアンと呼ばれていたそうです
タルランが誇るシャルドネ100%の『ラ・ヴィーニュ・ダンタン』を生み出す砂地の土壌
砂地で、アメリカ台木に接木していない自根のシャルドネから造られるシャンパンはタルランだけ!
テイスティングアイテムについて
左から
#1:タルラン ゼロ
1/3ずつ、シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、ドザージュ:0g/L
メゾンのスタイルを象徴しているシャンパン
1982年11代目が顧客からの要望で生産を始めたアイテム。スタート当初は生産量の5%にも満たない量でしたが、1991年12代目のブノワさんがメゾンに参入した時は全体量の25%、現在では80%を占めるまでになっています。ドザージュ量ゼロ(糖分添加なし)なので、ヴァン・ド・レゼルヴは40~45%使用
ベースワインが極めてピュアなシャンパンです。これは11代目の「自然の産物としてのワイン、生きている感じがするワインを造りたい」との考えをそのまま反映したものと言えます。
#2:タルラン ロゼ・ゼロ
85%シャルドネ、15%ピノ・ノワール、ドザージュ:0g/L
2000年からトライアル開始、2002年から正式リリース、タンニンと酸のバランスが大事なので、セニエ法も試したのですがタンニンが出すぎてしまうのでブレンド法を選択。ベースワインは2007年、ヴァン・ド・レゼルヴ(3年分のヴィンテージ)は25%使用
「夏を感じさせるような軽い食事と合わせて」とブノワさん
#3:タルラン ロゼ・プレスティージュ2000(ヴィンテージ記載前のボトル)
87%シャルドネ、13%ピノ・ノワール、ドザージュ:3g/L
果実味豊か、ミネラル感、余韻に軽いタンニン
#4:タルラン ラ・ヴィーニュ・ダンタン2000
100%シャルドネ、ドザージュ:2g/L
19世紀、欧州のワイン産地はフィロキセラ(和名:ブドウネアブラムシ)禍でぶどう畑は壊滅状態になっていました。タルランの砂質土壌のぶどう畑に3株のシャルドネが生息していることを10代目が発見。プロヴィナージュ(ぶどう樹の枝を土に埋め、根が出てから切り離す取り木)で株を増やし、シャルドネを生育し始めました。62年前の話です。#4はアメリカ台木を使っていない“自根のシャルドネ”
砂地土壌とチョーク質土壌のシャルドネ(ブラン・ド・ブラン)との違いは? 太陽熱を吸収する前者のほうが口中で丸みがあり、余韻にもふくらみがあるとのこと。この違いについては今週の18日、シャンパン編で探究してみるつもりです。
#5:タルラン ラ・ヴィーニュ・ドール2002
100%ピノ・ムニエ、ドザージュ:4g/L、わずか1区画、樹齢51年
「ビター感を楽しんで」とブノワさん。グレープフルーツの香り、熟成が進むとマンゴーやライチ、さらにはアーモンドやナッツ似のニュアンス
#6:タルラン ラ・ヴィーニュ・ルージュ2003(2012年リリース予定)
100%ピノ・ノワール 土壌は固い石灰質、南向きの急斜面0.6ha、骨太のシャンパン!!
#7:タルラン キュヴェ・ルイ1998
50%シャルドネ、50%ピノ・ノワール、ドザージュ:3g/L
マルヌ川に面した西向きのなだらかな斜面、チョーク質土壌に育つシャルドネとピノ・ノワール
「ぶどうがしっかり熟すのを待って収穫しますが、マルヌ川からの恩恵でぶどうにフレッシュな酸味が加わります」とブノワさん。酸味とミネラル感、バランスの良いシャンパン
醸造作業の75%は圧搾にかかっている
糖分添加なしのノン・ドザージュが全体の80%を占めている話は先ほども書きましたが、タルランのシャンパンの良さがわかる人は、いろいろなシャンパンを相当飲んでいる人だと私は思っています。メゾン側でも訪問者の愛飲歴からそのような傾向が出ていると話していました。そのシャンパン好きの舌に訴える最大の魅力は、ワインの生地(一次発酵のワイン)の綺麗さ、ピュアさです。
タルランでは2007年からフランス製COQUARDコカール社の圧搾機を導入しました。以前はシャンパーニュ地方で広く用いられている伝統的な圧搾機を使っていましたが、ぶどうを均等にプレスし、酸化のリスクの少ない最新式機器に変えたことで、よりピュアな搾汁が得られるようになっています。ブノワさんは「醸造の作業の75%は圧搾にかかっています」とおっしゃっていましたが、ノン・ドゼのシャンパンの比較試飲をすればするほど、その言葉の重さを感じます!
各ぶどう、土壌ごとに分けて圧搾するので、タンクの容量も大小あります
タルランではMLFは行いません。一次発酵は3分の1がタンク内、3分の2が樽の割合
ブノワさんは「最終的に求めていることは、“人をいかに喜ばせることが出来るか”ということです。ぶどう造りから醸造まですべてを含めてナチュラルな方法や考え方を取り入れて仕事をすること。それらすべての工程が自分に喜びを与えてくれます」という言葉で締めてくれました。
輸入元(株)八田の城野東太社長、タルランの朝倉真名美さん、お世話になりました。
ありがとうございました!
タグ:タルラン
シャンパーニュ地方の規定ぶどうは7品種 ! タルランが取り組む古代品種のシャンパンに期待!! [シャンパン・リポート]
シャンパーニュ地方の規定ぶどうは7品種
前回のシャンパン・リポートでご紹介したエペルネにあるペリエ・ジュエ社から車で15分ほどで、Tarlantタルランに到着! RM(レコルタン・マニピュラン)ながら栽培面積は15ha(うち3haはビオディナミ)もあり、土壌探究に関してのこだわり、ベースワインの生地の綺麗さは特筆できます。そのタルランではシャンパーニュの規定7品種のうち、ピノ・グリを除く6品種 シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、ピノ・ブラン、プティ・メリエ、アルバンヌを栽培しています。

(左)ピノ・ブラン、(中央)プティ・メリエ、(右)アルバンヌ/撮影:2011年12月8日@Tarlant
本題に入る前に、シャンパーニュ地方のぶどう品種に関して、大事なポイントを書いておきます!
2009年2月に実施したシャンパン講座で、オブリ・フィスの『ル・ノンブル・ドール・カンパナエ・ヴュテレス・ヴィテス・ブリュット』を取り上げました。輸入元のデータでは 「規定8品種を使用」となっていますが、昨年11月シャンパーニュの法律改正で、現在シャンパーニュ地方で「使用できるぶどうは7品種」と規定されています。
法律原文は以下の通りで、品種(セパージュ)については第1章第5条にあります。
http://sauroavezza.xoom.it/virgiliowizard/sites/default/files/sp_wizard/docs/CHAMPAGNE%20CDC.pdf
Blanc(白ぶどう) Arbanneアルバンヌ、Chardonnayシャルドネ、Petit Meslier プティ・メリエ、Pinot Blancピノ・ブラン、Pinot Grisピノ・グリ
Noir(黒ぶどう) Meunierムニエ、Pinot Noirピノ・ノワール
オブリ・フィスのシャンパンに使われている「フロモントー」は、ピノ・グリのことであり、「アンフュメ」 も、ピノ・グリの同義語です。
この名称についてCIVCの川村玲子日本代表に質問したところ、 「フロモントーやアンフュメ等は古名であり、現行の法律には記載がありませんので使用しないでください」とのお返事でした。
同義語は現在179例あり、>>> http://www.vivc.de/datasheet/dataResult.php?data=9275 で確認できます。今回の規定ぶどう7品種に関しては、Georgesさんから、昨年11月、拙ブログに書き込みがあり、細かなデータを頂戴しました。ありがとうございました!
上記の件があって以来、シャンパーニュの古代品種がずっ~と気になっていました。そこで12月にタルランを訪問、幸運なことに古代品種のキュヴェを試飲することができました。
前回のシャンパン・リポートでご紹介したエペルネにあるペリエ・ジュエ社から車で15分ほどで、Tarlantタルランに到着! RM(レコルタン・マニピュラン)ながら栽培面積は15ha(うち3haはビオディナミ)もあり、土壌探究に関してのこだわり、ベースワインの生地の綺麗さは特筆できます。そのタルランではシャンパーニュの規定7品種のうち、ピノ・グリを除く6品種 シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、ピノ・ブラン、プティ・メリエ、アルバンヌを栽培しています。
(左)ピノ・ブラン、(中央)プティ・メリエ、(右)アルバンヌ/撮影:2011年12月8日@Tarlant
本題に入る前に、シャンパーニュ地方のぶどう品種に関して、大事なポイントを書いておきます!
2009年2月に実施したシャンパン講座で、オブリ・フィスの『ル・ノンブル・ドール・カンパナエ・ヴュテレス・ヴィテス・ブリュット』を取り上げました。輸入元のデータでは 「規定8品種を使用」となっていますが、昨年11月シャンパーニュの法律改正で、現在シャンパーニュ地方で「使用できるぶどうは7品種」と規定されています。
法律原文は以下の通りで、品種(セパージュ)については第1章第5条にあります。
http://sauroavezza.xoom.it/virgiliowizard/sites/default/files/sp_wizard/docs/CHAMPAGNE%20CDC.pdf
Blanc(白ぶどう) Arbanneアルバンヌ、Chardonnayシャルドネ、Petit Meslier プティ・メリエ、Pinot Blancピノ・ブラン、Pinot Grisピノ・グリ
Noir(黒ぶどう) Meunierムニエ、Pinot Noirピノ・ノワール
オブリ・フィスのシャンパンに使われている「フロモントー」は、ピノ・グリのことであり、「アンフュメ」 も、ピノ・グリの同義語です。
この名称についてCIVCの川村玲子日本代表に質問したところ、 「フロモントーやアンフュメ等は古名であり、現行の法律には記載がありませんので使用しないでください」とのお返事でした。
同義語は現在179例あり、>>> http://www.vivc.de/datasheet/dataResult.php?data=9275 で確認できます。今回の規定ぶどう7品種に関しては、Georgesさんから、昨年11月、拙ブログに書き込みがあり、細かなデータを頂戴しました。ありがとうございました!
上記の件があって以来、シャンパーニュの古代品種がずっ~と気になっていました。そこで12月にタルランを訪問、幸運なことに古代品種のキュヴェを試飲することができました。
念願だった200周年記念のペリエ・ジュエ社をお訪ねして [シャンパン・リポート]
今年3月、パリのエコール・デ・ボザール(国立高等芸術大学)で創業200年を迎えたペリエ・ジュエ社の祝賀会が開かれました。光栄なるお招きを受けたのですが、3月の時期で伺えなかったいきさつがあり、今年中にはどうしても訪問したいと思っていました。その夢が12月に実現しました!!
同社の200年目のかける意気込みは産経EX【ワインのこころ】で!
http://sankei.jp.msn.com/life/news/111222/trd11122213520014-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120105/trd12010514490008-n1.htm

1811年から2011年の間に築きあげてきた遺産、2011年はその200年を祝して!

シャンパン購入者所有の『ベル・エポック1998 マグナム ビサントゥネール』が静かに眠っています

カーヴからアール・ヌーヴォーの殿堂メゾン・ベル・エポックへ

サロンには高級家具師Louis Majorelle ルイ・マジョレのテーブルや椅子、サイドボードがあり、
ケースの中にはガレのサイン入り、あの『ベル・エポック』のオリジナルボトルが!!

美術品に囲まれて、200年の時を感じながらの優雅なテイスティング 左からNo1~No5
NV は8度~10度、ベル・エポックは12度~14度でサービスされたのですが、完璧なるコンディションに改めて感激。非の打ち所のない印象、日本で試飲するのと微妙に、ごくわずかに違う印象、自らが出向いて味わう現地でのテイスティングの必要性を再認識。でも供出温度のその裏にはシェフ・ド・カーヴの見えざる準備が!
エルヴェ:No1のグラン・ブリュットはイギリス市場に向けてリリースした辛口タイプで、それ以前は甘口タイプのシャンパンが主流でした。NVはいつも同じスタイルで安定した味わいであることが大事です。攻撃的でない泡の感触と穏やかな酸、3年間オリと接触させているので、オリに由来するビスキュイやバターの要素、白い花、パイナップルやグレープフルーツ。フレッシュで親しみやすいシャンパンなので、アペリティフや魚介類と合わせて。
エルヴェ:No2のベル・エポック2004年は素晴らしいヴィンテージです。6年間瓶熟成させたシャンパンでシャルドネのエレガントさを重視しています。CH50%、PN45%、PM(エペルネの北にある古い自社畑ディジィ産)5%のブレンド、フェミニンで複雑、ミネラリーで上品な酸と長い余韻。パワフルさと余韻はPN(マイィ、ヴェルズネー、ヴェルジ)に由来、シーフードだけでなく、ドライフルーツやアーモンドのニュアンスがあるのでクリームソース系の料理にも。
エルヴェ:No4のブラゾン・ロゼには赤ワインを15%ブレンドしています。PNとPMを使うマセラシオンではなく、ペリエ・ジュエはシャルドネを重視しているので赤ワインのブレンドです、赤ワインは色を与えてくれますが強いタンニンやビター感は不要です。香りはフレッシュ、ストロベリーやブラックベリーのニュアンス。鴨や鳩などの肉料理や赤い果実のデザートと合わせて。

ベル・エポック No3ブラン・ド・ブラン2002を手に最高醸造責任者エルヴェ・デシャンさん
「レモン、グレープフルーツの皮、白い果実や白桃、花のような香り、バターやブリオッシュ、熟成すると上品な力強さが出てきます。ミネラリーでアロマも豊か、キャビアのような塩気のある料理やシーフードと合わせて。クリーム系の料理とも楽しめます」
自社畑は65ha、コート・デ・ブランのGCクラマン(29ha)にある2区画ブロン・ルロワとブロン・デュ・ミディーのシャルドネだけで造る総生産量10,000本~13,000本の稀少シャンパン

同社のシャルドネスタイルの究極がブラン・ド・ブラン
ソフィー・マルソーほか世界のセレブから愛されている逸品です
1993年がファースト・ヴィンテージでフランス本国のほか、英国、米国、スイスで販売、その後リリースした1999年ヴィンテージはイタリア、日本にも拡大。3番目のヴィンテージは2000年、そして最新ヴィンテージは2002年、エルヴェさんとの会話の中に、「2008年はシャルドネ・イヤー」という部分があったので、まだ先ですが、2008年ヴィンテージの登場は期待できるかもしれません。

エルヴェ:No5のベル・エポック ロゼ2004はサーモンカラー、アイとアンボネイの赤ワインを10~12%ブレンドしています。エレガントなアロマ、シルキーでクリーミーな味わい、ロブスターやデザートとして果物の柿や栗と合わせて。後ろにある花は冬の花アマリリスです。

ペリエ・ジュエ社が“生き続ける遺産”としてリリースしたベル・エポック1998年
100年を経た2111年に、その神秘のベールがはがされるのですね

親日家で日本食や食材にも造詣が深く、来日回数も多いエルヴェさんにとって、今までで一番印象深かった食べ物は「gingko nut ぎんなん」だったそうです。フランスでは食材として使うことはないので、和食での扱いに感銘を受けたとのこと。昨年は築地市場でふぐや鮪の解体を見学した由、素材を壊すことなく、調理する手法に感嘆していました。今年は東関東大震災があり、来日は1度だけでしたが、来年はうまくいけば3回(3月、7月、11月)来日なさるそうですよ。
HPの「on the spot 現場で」をスタートしました。第1弾は
Perrier-Jouët
ペリエ・ジュエ、1度、覗いてくださ~い!!
ブログにお立ち寄りくださった皆様、ありがとうございました。今年もたくさんお世話になりました。シャンパーニュの取材や、2011年カレッジャンパン講座の報告、さらには来日なさったワイン関係者のリポート等も山積みなので、年明けからアップしてまいります。懲りずにおつきあいください。
どうぞ宜しくお願いいたします。
2012年が皆様にとりまして、素晴らしい一年でありますように祈願しております。
感謝を込めて!
同社の200年目のかける意気込みは産経EX【ワインのこころ】で!
http://sankei.jp.msn.com/life/news/111222/trd11122213520014-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120105/trd12010514490008-n1.htm
1811年から2011年の間に築きあげてきた遺産、2011年はその200年を祝して!
シャンパン購入者所有の『ベル・エポック1998 マグナム ビサントゥネール』が静かに眠っています
カーヴからアール・ヌーヴォーの殿堂メゾン・ベル・エポックへ
サロンには高級家具師Louis Majorelle ルイ・マジョレのテーブルや椅子、サイドボードがあり、
ケースの中にはガレのサイン入り、あの『ベル・エポック』のオリジナルボトルが!!
美術品に囲まれて、200年の時を感じながらの優雅なテイスティング 左からNo1~No5
NV は8度~10度、ベル・エポックは12度~14度でサービスされたのですが、完璧なるコンディションに改めて感激。非の打ち所のない印象、日本で試飲するのと微妙に、ごくわずかに違う印象、自らが出向いて味わう現地でのテイスティングの必要性を再認識。でも供出温度のその裏にはシェフ・ド・カーヴの見えざる準備が!
エルヴェ:No1のグラン・ブリュットはイギリス市場に向けてリリースした辛口タイプで、それ以前は甘口タイプのシャンパンが主流でした。NVはいつも同じスタイルで安定した味わいであることが大事です。攻撃的でない泡の感触と穏やかな酸、3年間オリと接触させているので、オリに由来するビスキュイやバターの要素、白い花、パイナップルやグレープフルーツ。フレッシュで親しみやすいシャンパンなので、アペリティフや魚介類と合わせて。
エルヴェ:No2のベル・エポック2004年は素晴らしいヴィンテージです。6年間瓶熟成させたシャンパンでシャルドネのエレガントさを重視しています。CH50%、PN45%、PM(エペルネの北にある古い自社畑ディジィ産)5%のブレンド、フェミニンで複雑、ミネラリーで上品な酸と長い余韻。パワフルさと余韻はPN(マイィ、ヴェルズネー、ヴェルジ)に由来、シーフードだけでなく、ドライフルーツやアーモンドのニュアンスがあるのでクリームソース系の料理にも。
エルヴェ:No4のブラゾン・ロゼには赤ワインを15%ブレンドしています。PNとPMを使うマセラシオンではなく、ペリエ・ジュエはシャルドネを重視しているので赤ワインのブレンドです、赤ワインは色を与えてくれますが強いタンニンやビター感は不要です。香りはフレッシュ、ストロベリーやブラックベリーのニュアンス。鴨や鳩などの肉料理や赤い果実のデザートと合わせて。
ベル・エポック No3ブラン・ド・ブラン2002を手に最高醸造責任者エルヴェ・デシャンさん
「レモン、グレープフルーツの皮、白い果実や白桃、花のような香り、バターやブリオッシュ、熟成すると上品な力強さが出てきます。ミネラリーでアロマも豊か、キャビアのような塩気のある料理やシーフードと合わせて。クリーム系の料理とも楽しめます」
自社畑は65ha、コート・デ・ブランのGCクラマン(29ha)にある2区画ブロン・ルロワとブロン・デュ・ミディーのシャルドネだけで造る総生産量10,000本~13,000本の稀少シャンパン
同社のシャルドネスタイルの究極がブラン・ド・ブラン
ソフィー・マルソーほか世界のセレブから愛されている逸品です
1993年がファースト・ヴィンテージでフランス本国のほか、英国、米国、スイスで販売、その後リリースした1999年ヴィンテージはイタリア、日本にも拡大。3番目のヴィンテージは2000年、そして最新ヴィンテージは2002年、エルヴェさんとの会話の中に、「2008年はシャルドネ・イヤー」という部分があったので、まだ先ですが、2008年ヴィンテージの登場は期待できるかもしれません。
エルヴェ:No5のベル・エポック ロゼ2004はサーモンカラー、アイとアンボネイの赤ワインを10~12%ブレンドしています。エレガントなアロマ、シルキーでクリーミーな味わい、ロブスターやデザートとして果物の柿や栗と合わせて。後ろにある花は冬の花アマリリスです。
ペリエ・ジュエ社が“生き続ける遺産”としてリリースしたベル・エポック1998年
100年を経た2111年に、その神秘のベールがはがされるのですね
親日家で日本食や食材にも造詣が深く、来日回数も多いエルヴェさんにとって、今までで一番印象深かった食べ物は「gingko nut ぎんなん」だったそうです。フランスでは食材として使うことはないので、和食での扱いに感銘を受けたとのこと。昨年は築地市場でふぐや鮪の解体を見学した由、素材を壊すことなく、調理する手法に感嘆していました。今年は東関東大震災があり、来日は1度だけでしたが、来年はうまくいけば3回(3月、7月、11月)来日なさるそうですよ。
HPの「on the spot 現場で」をスタートしました。第1弾は
ブログにお立ち寄りくださった皆様、ありがとうございました。今年もたくさんお世話になりました。シャンパーニュの取材や、2011年カレッジャンパン講座の報告、さらには来日なさったワイン関係者のリポート等も山積みなので、年明けからアップしてまいります。懲りずにおつきあいください。
どうぞ宜しくお願いいたします。
2012年が皆様にとりまして、素晴らしい一年でありますように祈願しております。
感謝を込めて!







