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6月に創業200周年を迎えるビルカール・サルモンにフォーカス! [NHK文化センター青山 シャンパン講座]

6月になりました!
1818年創業のシャンパンメゾン『ビルカール・サルモン』では、今月、本拠地マレイユ・シュール・アイ村で200周年の祝賀会を行います。
その時に、お披露目されるのが、200周年記念ボトル。ぶどう品種はピノ・ノワール92%、シャルドネ4%、ムニエ4%で、2012年、2008年、2006年、少量2001年をブレンドしています。容量は1,500mlのマグナムと3,000ml のジェロボアムで、マグナムの生産量は創業年と同じ1,818本、希少アイテムです。



シャンパン講座で、200周年のマグナムサイズを供出したいと思ったのですが・・・・なんと24万円(税別)とのことで、う~ん、断念。 その代わりに、看板アイテムの『ブリュット・レゼルヴ』のマグナムに登場してもらいました。ちなみに記念ボトルのジェロボアムは49万円(税別)!

あじわいの違い、熟成具合等
第1フライト
#1:ブリュット レゼルヴNV 750ml
生産者:ビルカール・サルモン(NM)
ぶどう品種:M40% CH30% PN30%
ドザージュ:7~8g/L
価格:7,500円
第1フライトのなかでは色調濃い目、気泡細やか、白い花、洋梨、最初に酸味、中盤以降、その酸がきれいに伸び口中を洗い流す印象

#2:ブリュット・レゼルヴNV 1500ml (株)JALUX協賛
生産者:ビルカール・サルモン(NM)
ぶどう品種:M40% CH30% PN30%
ドザージュ:7~8g/L
価格: 16,000円
色調は淡く、持続性のある気泡の連なり、白い花、レモンライム、ミツロウ、舌先に軽い泡の刺激、その後スムース、柑橘果実の内果皮似のビター感、フレッシュ感とバランスの良さ


輸入元(株)JALUXが作った立派なブローシャー!

#3:エクストラ・ブリュットNV 750ml
生産者:ビルカール・サルモン(NM)
ぶどう品種:M40% CH33% PN25%
ドザージュ:0g/L
価格: 8,000円
瓶熟期間を1年長くしたことで、味わいに膨らみ、淡いイエロー、グラス表面の泡沫活発、3つのなかでは香り控えめ、ミネラル、ブリオッシュ、ノン・ドゼながら豊潤、余韻の広がり、旨味、第1フライトのマイベスト

同アイテムのヴィンテージ違い、3ヴィンテージの違い
第2フライト




ヴィンテージものは色調も濃く複雑味も増して

#4:ヴィンテージ2007
生産者:ビルカール・サルモン(NM)
ぶどう品種:PN75% CH25%
ドザージュ:4g/L
価格: 12,000円
色調ゴールド、気泡繊細&クリーミー、蜜を含んだリンゴ、生バター、マドレーヌ、イースト、軽いビター感、複雑味、旨味

#5:ヴィンテージ2006
生産者:ビルカール・サルモン(NM)
ぶどう品種:PN75% CH25%
ドザージュ:1g以下/L
価格: 12,000円
ドザージュを1 g以下に抑え、古樽を20%使って熟成させたスタイル、キュヴェのピュアさと独特の厚みを実感、色調ゴールド、黄リンゴ、カリン、マーマレード、ブリオッシュ、シャープな酸、余韻に旨味

#6:キュヴェ ニコラ・フランソワ・ビルカール2002
生産者:ビルカール・サルモン(NM)
ぶどう品種:CH40% PN60%
ドザージュ:5~6g/L
価格:28,000円
ピノ・ノワールの一部を樽発酵させた重厚感あるスタイル、色調ゴールド、気泡繊細、種子の大きな果実(白桃、アンズ、プラム)、オレンジピール、ミネラル、焼き菓子、上質な酸を伴った長い余韻


信頼性のおける『WORLD'S Most Admired CHAMPAGNE Brands 2018』でビルカール・サルモンは1ランク上って4位に。


次の100年に向けての決断は、「これ以上数量は増やさない」と語っていた6代目ゼネラル・ディレクターのアントワン・ローラン=ビルカール氏。品質重視のメゾンです!


ワイン王国誌上でも紹介

200周年イベントを前に来日したビルカール氏のプレスランチの様子はワイン王国最新号(No105)で紹介しています!

■ビルカール・サルモンについてのお問い合わせは(株)JALUX ℡03-6367-8756

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上半期(4月~9月)シャンパン講座 第1回は初心に戻って3メゾンにフォーカス! [NHK文化センター青山 シャンパン講座]

3メゾンを違いを見ながら

NHK文化センター青山校のシャンパン講座
キャッチ・コピーは“各メゾンの奥深さを愉しもう”です。
初回ということで、今回は3つのシャンパンハウスを取り上げて、メゾンの顔といわれる「ノン・ヴィンテージ」と、メゾンが総力をあげてつくり出す「キュヴェ・プレスティージ」を探求してみました。
すべてブラインドで行い、第1フライトと第2フライトの共通項を感じ取り、対になるメゾンを探し出していただく形にしました。ポイントはぶどう品種、MLF(マロラクティック発酵)の有無、容器(ステンレス、樽)等

第1フライト



#1:モエ・エ・シャンドン モエ・アンペリアルNV
生産者:モエ・エ・シャンドン
ぶどう品種:ピノ・ノワール、ムニエ(各30~40%)シャルドネ(20~30%)
ドザージュ:9g/L
価格:6,300円(税別)
輸入元:MHDモエ ヘネシー ディアジオ
1743年、クロード・モエがエペルネに設立。言わずと知れた世界最大シェアを誇るメゾン。モエ・エ・シャンドン社は1987年、LVMHモエ ヘネシー・ルイ・ヴィトングループの傘下に。2015年、歴史的建造物の迎賓館“オランジェリー”がユネスコ世界遺産登録。全長28mの地下セラーも世界遺産。
モエ・アンペリアルは主要3品種(ピノ・ノワール、ムニエ、シャルドネ)を使用、100種類以上のベースワインをブレンド、発酵・熟成はステンレスタンク。24ヶ月瓶熟。色調は淡いゴールド、フルーティ&フローラル、白い花や白桃のような白系イメージ、レモングラス、後半まで続く程よい酸味、軽いビター感、ライトで飲みやすく万人受けするアイテム

#2:ランソン ブラック・ラベル・ブリュットNV
生産者:ランソン
ぶどう品種:ピノ・ノワール50% シャルドネ35% ムニエ15%
ドザージュ:9g/L
デゴルジュマン:2017年3月
価格:6,000円(税別)
輸入元:アサヒビール
ランスの行政長官フランソワ・ドゥラモットが1760年に設立。ランソンはMLFをしないことで、きりりとしたリンゴ酸を残し、フレッシュで果実味を生かしたスタイルを守り続けています。
MLFとは、主発酵後、ワイン中に含まれるリンゴ酸が、乳酸菌の働きで乳酸に変化する現象
ブラックラベルも3品種を使用、リザーブワイン15~30%、最低3年瓶熟(長く熟成させることで非MLFの良さを発揮)、透明感のある麦わら色、ライムやレモン、青リンゴ、トースト、グレープフルーツの内果皮似のビター感、ミネラル、舌を洗い流す爽快感(ラムネのような)、上質な酸の余韻、特に梅雨時におすすめしたいアイテム

#3:アルフレッド・グラシアン ブリュットNV
生産者:アルフレッド・グラシアン
ぶどう品種:シャルドネ46% ムニエ30% ピノ・ノワール24%
ドザージュ:10~11g/L
価格:7,500円(税別)
輸入元:中島董商店
1864年、アルフレッド・グラシアンがエペルネに設立したメゾン。醸造責任者は1905年以来、ジェジェ家が担当しており、現在は4世代目のニコラ氏。すべてのベースワインを樽で発酵・熟成させるのが特徴。樽はシャブリの生産者から5年以上使用した旧樽(228L)を購入。非MLF(ノン・マロ)、リザーブワインは少なめで15%(前年のワイン)程度。3年以上瓶熟。繊細な気泡、豊かな果実味&シャープな酸味、酒質が良く、樽使い絶妙、複雑味と酸の広がり好印象、グラス内の温度変化で旨味も。講座生の半数以上が支持!


第2フライト



#4:モエ・エ・シャンドン ドン ペリニヨン2009
生産者: モエ・エ・シャンドン
ぶどう品種:シャルドネ、ピノ・ノワール(比率非公開)
価格:23,100円(税別)
飲んだことがなくても名前は聞いたことがあるという知名度の高いシャンパン。ぶどう栽培やブレンド等、シャンパン製法の礎を築いたオーヴィレール大修道院の修道士ドン・ピエール・ペリニヨンの名に由来。ぶどうはグラン・クリュ(特級のぶどう畑)とプルミエ・クリュ(一級のぶどう畑)のものを使用。色調は3つの中で一番淡く、グレープフルーツ、白桃、ホワイトパウダー、カマンべール、ブリオッシュ、バニラ、スパイスのニュアンス、ソフトで優しい酸、シームレスでまろやかなテクスチュア

#5:ランソン ノーブル・キュヴェ ヴィンテージ・ブラン・ド・ブラン2000
生産者:ランソン
ぶどう品種:シャルドネ100%
ドザージュ:10g/L
価格:19,000円(税別)
グラン・クリュのぶどう(シュイイ、クラマン、アヴィーズ、メニル)。ブラン・ド・ブランながら色調は一番濃く、ゴールド、18年の熟成を感じさせないフレッシュな酸と、時を経た複雑な香りが同居。カリン、アプリコット、黄桃、アカシア、ミネラル、アーモンド、ヨーグルトやウォッシュ系チーズ。口中では極めて爽快、クリーミーで、余韻まで持続するきれいな酸味。第2フライトの人気No.1アイテム、エレガント!

#6:アルフレッド・グラシアン キュヴェ・パラディ・ブリュット2007
生産者:アルフレッド・グラシアン
ぶどう品種:シャルドネ65% ピノ・ノワール35%
ドザージュ:9~10g/L
価格:20,000円(税別)
3つのなかで香りは控えめ、温度の変化で徐々に芳醇に。マンゴー、ナッツ、栗の内側の薄皮似のビター感、泡は溶け込んでなめらか、時間の経過でぶどうの熟度由来の甘味とノン・マロ由来の酸味がナイスバランス、重厚感のあるスタイル、鼻腔から抜ける香りに樽のニュアンス



メゾンの顔と言われるNVシャンパンは、3品種を使ったものが多いので、飲んでいて、ほっとするスタイルだといつも感じます。微妙な違い探しでは、若い番号(1~3)から順に試飲して、その後、逆(3~1)に試すことで、何らかのピントが得られたのではないか・・・と思っています。
ランソンとアルフレッド・グラシアンはノン・マロで、メリハリのある酸が特徴的ですが、グラシアンの場合はそこに樽の要素が入るので、酸の強さも若干緩和されていたように感じました。
3メゾン6本ともワインの状態がとても良かったので、どれも美味で、講座生の皆さまにもご満足いただけたと思っています、お疲れ様でした!

5月の講座用アイテムの手配は、連休前に完了したので、気分的にホッとしている私です。
次回も大いにご期待くださいませ!!

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後期講座の〆はロゼ・シャンパン@NHK文化センター青山校/New! シャンパーニュ出荷量が世界第3位に躍進! [NHK文化センター青山 シャンパン講座]

[ハートたち(複数ハート)]速報(2018年3月20日付) 2017年日本向けシャンパーニュ出荷量が世界第3位に躍進しました。詳細はブログの最後に追記しましたので、ご覧いただけると嬉しいです。






ボトル、グラス、キャップシュールはすべて(左から)#1~#5

#1:ボランジェ ブリュット・ロゼNV
生産者:ボランジェ/1829年創業
ぶどう品種:PN62% CH24% M14% 赤ワイン5~6%
醸造方法:ブレンド
ドザージュ:7~8g/L
価格:10,000円(税別)
輸入元:アルカン
樽使いの名手ボランジェ、使用樽のみを使い、古くて100年余りの古樽もあり。拠点がアイ村のボランジェですが、ブレンドする赤ワイン(新樽100%)は力強いアイ村産ではなく、ヴェルズネイ産が中心。黒ぶどうの比率が多いロゼ。気泡活発、口中での第1印象ビター、空気と馴染むことでワインに溶け込みまろやかに。ワイルドベリー、スパイス、シロップ、カラメル、ナッツ、長熟タイプ

#2:ローラン・ペリエ ロゼNV
生産者:ローラン・ペリエ/1812年創業
ぶどう品種:PN100%
醸造方法:セニエ
価格:14,700円(税別)
輸入元:サントリーワインインターナショナル
ひときわ鮮やかな赤に近いロゼ、マセラシオンは48時間から最大72時間。ブラックベリー、ブラッドオレンジ、アールグレイ、スパイス、ドライローズ。あまおうとの相性では講座生からの人気No.1

インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)2016で金賞&トロフィーをW受賞
#3:アンリオ ブリュット・ロゼ ミレジメ2008
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2017年3月アンリオファミリーグループのジル・ド・ラルズィエール社長が来日して行ったプレスランチ@アピシウスで、初お披露目された2008年ヴィンテージ!

生産者:アンリオ/1808年創業
ぶどう品種:PN55% CH45% 赤ワイン13~16%
醸造方法:ブレンド
グラン・クリュのマイィ、プルミエ・クリュのマルイユ・シュル・アイ、ヴェルテュ、アヴネイ・ヴァルドールを中心にした約10の畑のぶどうを使用。6年の熟成を経てリリース。味わい第一のアンリオなので最終的なブレンドは黒いグラスを使って決定。
ドザージュ:7g/L未満
価格:13,200円(税別)
輸入元:ファインズ
来日したジル社長からロゼに関して次のような話がありました。
「1988年、1989年、1990年と3VT続けて、マグナムのデザイナーボトルを造ったところ、大きな反響があったので、その後、2003年、2005年&2008年のロゼ(750ml)を生産するに至りました」と。
サーモンピンク、グラス表面の泡沫細やか&活発、白い花、ビスケット、ブリオッシュ、ロースト、ミネラル、滋味、バランス、タンニン、口中で旨味が広がり、その滞在時間が長い!

#4:ビルカール・サルモン ブリュット・ロゼNV
生産者:ビルカール・サルモン/1818年創業
ぶどう品種:CH60%、PN20%、M20%、赤ワイン10%以下
醸造方法:ブレンド
ドザージュ:9g/L
価格:12,000円(税別)
輸入元:JALUX
今年創業200周年を迎えたビルカール・サルモンのフラッグ・シップ。桜の時期に同化する優しいサーモンピンク。ブレンドしている赤ワインはマレイユ・シュル・アイとアンボネイの両村のぶどう。フランボワーズ、ブラッドオレンジ、ダマスクローズ、蜂蜜、ナッツ、ミネラル、酸の余韻、フェミニンな印象

#5:エグリ・ウーリエ グラン・クリュ ブリュット・ロゼNV
生産者:エグリ・ウーリエ(RM)/1930年創業
ぶどう品種:PN65%、CH35%、 赤ワイン5%
醸造方法:ブレンド
ドザージュ:2g/ L
デゴルジュマン:2017年1月
価格:15,000円(税別)
輸入元:ヴァン・パッション
新樽の名手、ベースワインは2011年60%、2010年リザーヴワイン20%+2009年リザーヴワイン20%、100%樽使用、ノン・マロ、サーモンピンクにオニオンカラー含、ドライフルーツ、ヴァニラ、ミネラル、ナッツ、ロースト風味、樽のニュアンス、果実の旨味、酸の余韻、なかでは男性的


今回、講座生に〝色の好み〟のベスト1、〝香りの好み〟のベスト1、〝好み〟のベスト1を伺ってみたのですが、#3が三冠。
いずれも素晴らしいメゾンですが、満を持して生産したアンリオのロゼがダントツの人気。気品ある色合い、複雑味と長い余韻。IWCでの高評価に心から納得できるシャンパンでした、お薦め!

一期(イチゴ)一会なマリアージュ

あまおうを5種のロゼに合わせて


アピシウス体験では、とちおとめのタルトと合わせて


tenki.jp によると、「桜前線は3月16日に高知からスタートし、17日に熊本と高知、18日には宮崎、和歌山で開花。東京と横浜は週明けの20日、大阪では21日に開花の便りが届く見込み」とのこと。どうぞ華やかなロゼ・シャンパン持参で、今年の桜を謳歌なさってくださいませ。

28日の単発講座マディラワインに参加予定の皆さま
準備快調です。青山でお待ちしております、お楽しみに!


【速報】2017年日本向けシャンパーニュ出荷量が世界第3位に躍進!
2017年のシャンパーニュ総出荷数量は3億731万本(前比0.4%増)、金額で48億7,372万ユーロ(前比3.5%増)と過去最高の記録になりました。フランス国内の消費は約21億ユーロと停滞したのですが、輸出金額は約28億ユーロ(前比6.6%増)と好調、過去12年でシャンパーニュの出荷金額は10億ユーロ伸びています。2016年と比較して、さらに上級キュヴェの伸びが顕著です。

輸出金額で見ると、世界第1位はアメリカ(5億8,580万ユーロ/前比8.5%増)、第2位の英国は金額(前比5.7%減)、数量(前比11%減)と低迷傾向。逆に金額3億672万ユーロ(前比21.3%増)・数量1,287万本(前比17.6%増)ともに躍進したのが日本。ここ2年ほど金額ではドイツを抜いて第3位に位置していましたが、2017年は数量でもドイツを抜き、堂々の第3位、力強い伸びを示しています。第4位のドイツは金額では前比1.7%増、数量では前比0.8%減で、日本はドイツの減少にも助けられた形です。

フランスを除く、EU諸国は金額前比3.9%増、数量前比0.5%減。スカンジナビア諸国は金額前比9%増。
アジア諸国は元気! 金額(前比19.2%)、数量(前比15.5%増)となり、中国、台湾、香港を合わせた金額は、前比26.7%。韓国は年間消費本数が100万本を超え、金額でも前比39.5%増となりました。
オセアニア諸国はオーストラリアが金額(前比23%増)、ニュージーランドは金額(前比12.9%増)と続伸。

シャンパーニュ出荷数量トップ10は
第1位:アメリカ(2,309万本)、第2位:英国(2,776万本)、第3位:日本(1,287万本)、第4位:ドイツ(1,228万本)、第5位:イタリア、第6位:ベルギー、第7位:オーストラリア、第8位:スイス、第9位:スペイン、第10位:カナダ
出典:シャンパーニュ委員会日本事務局
日本の躍進はとても嬉しいことです!!


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2月のシャンパン講座はブラン・ド・ブランとブラン・ド・ノワールにフォーカス [NHK文化センター青山 シャンパン講座]

シャンパンと比肩しうるスパークリングワイン

私が惚れこんで選んだアイテムはイタリアの名門フェッラーリ
シャンパンの場数を踏んでいる講座生もかなり混乱、企ては成功した感じです(笑)



(左から順に)
#1:ドゥラモット ブリュット ブラン・ド・ブラン2007
#2:ジュリオ・フェッラーリ リゼルヴァ・デル・フォンダトーレ2006
#3:アグラパール ブラン・ド・ブラン〝ミネラル〟エクストラ・ブリュット グラン・クリュ2010
#4:フェッラーリ ペルレ・ネロ・リゼルヴァ2008
#5:エグリ・ウーリエ グラン・クリュ ブラン・ド・ノワール  ヴィエイユ・ヴィーニュNV

第1フライトはシャルドネに特化

#1:ドゥラモット ブリュット ブラン・ド・ブラン2007
生産者:ドゥラモット
ぶどう品種:シャルドネ100%
価格:10,000円(税別)
輸入元:ラック・コーポレーション
#2:ジュリオ・フェッラーリ リゼルヴァ・デル・フォンダトーレ2006
生産者:ジュリオ・フェッラーリ トレントDOC
ぶどう品種:シャルドネ100%
ドザージュ:3g/L(追記)
価格:18,000円(税別)
輸入元:日欧商事(JET)
#3:アグラパール ブラン・ド・ブラン〝ミネラル〟エクストラ・ブリュット グラン・クリュ2010
生産者:アグラパール
ぶどう品種:シャルドネ100%
ドザージュ:5g/L
デゴルジュマン:2016年11月
価格:15,000円(税別)
輸入元:豊通食料

フランスから持ち込んだシャルドネで初スプマンテを生産

創始者ジュリオ・フェッラーリの名を冠した最高級キュヴェ。
ジュリオ・フェッラーリはメトッド・クラシコ製法をイタリアで初めて導入したパイオニアのひとりというだけでなく、フランスから持ち込んだシャルドネを用いて初めてスプマンテを造った生産者


#1:淡いイエロー、白い花、青リンゴ、ハーブ、白胡椒、蜂蜜、味わいに柑橘果実の内果皮、石清水を連想させるキレの良さ、エレガント、素直に美味しいシャンパン
#2:グラス上部から見た泡沫元気、香りは甘やか、白い花、蜂蜜、ヘーゼルナッツ、アーモンド、白胡椒、温度が上がるにつれて糖分の印象、余韻の中間点で甘味、酸味
#3:1894年創業、本拠地はアヴィズ、当主はテロワール至上主義のパスカル・アグラパール氏。天然酵母使用、醸造とヴァン・ド・レゼルヴの保存には樽を使用。
アヴィズとクラマンの特に石灰質が強い区画のぶどうを使い、ミネラル、フィネスを表現。MLF有、清澄もフィルターもなし。気泡繊細、香り華やか、凛としたミネラル感、蜂蜜、パイナップル、ヨーグルト、ハーブ、レザー、旨味、口中を酸味が刺激して、唾液を促す印象。余韻に膨らみ。

★講座生の一番人気はアグラパール、2位のフェッラーリとは3票差。フェッラーリの酒質の良さ、酵母の印象、切れの良さから講座生はだいぶ迷っていました。的確にシャンパンを聞き分ける講座生から「#2はシャンパンではないと思う」との発言があり、いつもながらの利き酒能力に感嘆。3アイテムともグラス内の温度が上がってもブレもなく凛としていました。フェッラーリは他の2つより、若干ドザージュが多め? その分、温度の上昇で糖分が際立つ印象。

(追記)日欧商事様に問い合わせをしていたドザージュ量がわかりました。ピノ・ネロは十分に納得できる数字(2.5g/L)でしたが、シャルドネの3g/Lにはびっくりでした。最後の糖分の印象はぶどうの熟度由来なのか。勉強になりました!


ピノ・ノワールとグーエ・ブランの交配によって生まれた高貴品種シャルドネ
カリフォルニア大学デービス校の遺伝学者キャロル・メレディス博士とフランスの研究者による分析で、グーエ・ブラン(フランスの農家が自家用に栽培していた品種)と2000年以上の歴史を有すピノ・ノワールが交配してシャルドネ、ガメ・ノワール、ムロン・ド・ブルゴーニュ等が誕生したことが判明。余談ですが、黒ぶどうの代表格カベルネ・ソーヴィニヨンはカベルネ・フランとソーヴィニヨン・ブランの交配種です。


第2フライトはピノ・ノワール

#4:フェッラーリ ペルレ・ネロ・リゼルヴァ2008
生産者: フェッラーリ
ぶどう品種:ピノ・ネロ(ピノ・ノワール)100% トレントDOC
ドザージュ:2.5g/L(追記)
価格:11,000円(税別)
輸入元:日欧商事(JET)
#5: エグリ・ウーリエ グラン・クリュ ブラン・ド・ノワール ヴィエイユ・ヴィーニュ NV
生産者:エグリ・ウーリエ
ぶどう品種:ピノ・ノワール100%
ドザージュ:2g/L
デゴルジュマン:2017年5月
価格:25,000円(税別)
輸入元:ヴァン・パッション

フェッラーリのピノ・ネロvsエグリ・ウーリエのピノ・ノワール

左がフェッラーリ、右がエグリ・ウーリエ

#4:色調はベージュ、香りに熟成したニュアンス、口中で果実風味、フラワリー(ドライローズ)、余韻に残る軽いビター感は食事に合わせて楽しめる要因、余韻に旨味
#5:気泡細やか、連なり整然。黒ぶどうを連想させる色調。ブラッドオレンジ、各要素が層になって広がる面白さ、きれいな酸味、旨味、厚味、樽発酵・樽熟成100%

★5票差でエグリ・ウーリエのほうが優勢でしたが、第1フライトで利き分けていた講座生が「シャンパン!」と言い切っていたのがフェッラーリだったので、私の企ては一応成功したような・・・
フェッラーリは昭和女子大学カレッジの時にも何度か供出しましたが、今回はトップキュヴェだけに、まさしく、フェッラーリのハイ・クオリティーな走行感を満喫することができました。


今月の講座は3月14日、ロゼ色のシャンパンでお花見気分の先取りを!

フェッラーリ製品は日欧商事サイトで http://www.jetlc.co.jp/item/

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NHK文化センター青山校 シャンパン講座&単発講座(マディラワイン)のご案内 [NHK文化センター青山 シャンパン講座]

NHK文化センター青山校 春講座(4月~9月)募集開始

21日(水)からシャンパン講座の募集が始まりました。
シャンパンラバーさんのお陰で快調な動き、ありがとうございました!

[わーい(嬉しい顔)]新講座 ワインで巡る世界ツアー〝マディラワイン〟


今年からスタートした単発講座、初回はマディラワインです。
今や郷土の英雄になっているのがサッカーのロナウド選手、マディラ島のご出身です。

講座前半でポルトガル&マディラワインについての基礎知識、後半のテイスティングでは芳醇な2アイテムと主要白ぶどう4種類(セルシアル、ヴェルデーニョ、ブアル、マルヴァジア)の各10年熟成タイプを利き比べながら、その奥深さを体感していただきます。
マディラ島およびワインの魅力はゲストナビゲーター、マディラのスペシャリストである輸入元木下インターナショナル(株)マーケティング本部の館農俊則次長が誘います。



当日は料理との相性チェック(塩辛も?)、特製マディラケーキもお試しいただきます。
普段、味わう機会の少ないマディラをお楽しみいただければ嬉しいです!

日時:3月28日(水) 19時~21時
定員:20名 満席ありがとうございます!
会員/受講料:4,492円、教材費:2,700円(税込) 
一般(入会不要)/受講料:5,173円、教材費:2,700円(税込)
詳細はNHK文化センター青山校 ポルトガル編 もっと身近にマディラワインを!
青山校でお目にかかりましょう!

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トロワのシャンパンメゾン『ジャック・ラセーニュ』のクロ・サン・ソフィーと繋がる山梨・勝沼ヒストリー [NHK文化センター青山 シャンパン講座]

『ジャック・ラセーニュ』のエマニュエル・ラセーニュ当主来日で初体験

昨夏の初来日でお披露目されたジャック・ラセーニュのシャンパン
エマニュエルさんは2代目。父親が生地シャンパーニュ地方オーブ県トロワ(パリの南東約150km) の西にあるモングー村にコート・デ・ブランと同じ石灰質土壌が隆起したシャンパン造りに格好の畑を見つけ、メゾン(ネゴシアン・マニュピラン)を立ち上げます。ゼロからのスタートでした。
シャンパーニュ地方の南に位置するトロワは、エペルネやランスより糖度が1~2度高く、ミネラル感にあふれるぶどうが収穫でき、9000万年前の魚介類が堆積するチョーク質土壌から生まれるシャンパンにはヨード香、塩味があるのが特徴です。

シャンパン講座で5アイテムをテイスティング

(左から)
#1:コトー・シャンプノワ・ブラン2010
ぶどう品種:シャルドネ100%
生産本数:1,600本
価格:11,000円(税別)

#2:ブラン・ド・ブラン レ・ヴィーニュ・デュ・モングゥNV
ぶどう品種:シャルドネ100%
デゴルジュマン:2016年6月
ドザージュ:0g/L
価格:7,500円(税別)

#3:ル・コテNV
ぶどう品種:シャルドネ100%
デゴルジュマン:2016年3月
ドザージュ:0g/L
価格:11,000円(税別)

#4:ラ・コリーヌ・アンスピレNV
ぶどう品種:シャルドネ100%
ドザージュ:0g/L
価格:13,500円(税別)

#5:クロ・サン・ソフィー2010
ぶどう品種:シャルドネ100% (ぶどう樹は1968年から1975年に植樹)
ドザージュ:0g/L
生産本数:2,900本
価格:25,000円(税別)




#1はシャンパーニュ地方のスティルワイン。ブルゴーニュ樽(ピエス/228L)で発酵させてから、22ヶ月の樽熟成。1968年に植樹したぶどうで良年のみ生産。グレープフルーツや柚子似の和風柑橘果実、ナッツ、バター、蜂蜜、オリーブ、木香のニュアンス、溌剌としたピュアな酸味は舌の両側ではなく舌先に乗ってくる印象、余韻に膨らみ、旨味。


#5はフラッグシップ 『クロ・サン・ソフィー』で、2010年が初ヴィンテージ。サン・トーバン07に使ったピエス(228L)46%、マコン・ソリュトレ04に使った500Lの木樽25%、サヴァニャン97に使用した木樽11%、コニャック76に使った木樽18%を各6ヶ月発酵・熟成後、ステンレスタンクでブレンドして、さらに2ヶ月熟成させて瓶詰、瓶内2次発酵で瓶熟。気泡繊細、第1香には木香、カルダモン、黄桃、アンズ、アカシアの蜂蜜、酸味はスマートでシームレス、ドライでボリューム感あり、余韻の甘やかさが魅力!


左は#1のコトー・シャンプノワ・ブラン2010
右は#5のクロ・サン・ソフィー2010


(左から)#2#3#4


#2:2014年27%、2013年38%(うち18%はピエスで1年間熟成)2012年35%がベース、ステンレスタンクで発酵・熟成で瓶熟。グラス表面の泡沫も活発。第1香は控えめ、白い花、レモングラス、柑橘果実の内果皮似の軽いビター感、清涼感のある酸味、時間の経過で酸はより心地よくソフトに。素直に楽しめるシャンパン。

#3:2012年90%(うち78%はステンレスタンク、12%はピエスを使用)、10%は2009、2006、2004、2002の瓶詰してある4ヴィンテージ・シャンパンをブレンドして瓶熟。気泡は静か、香り華やか、口中クリーミー。黄色い花、アカシアの蜂蜜、木香、ナッツ、ミネラル、塩味、口中に広がる厚み、熟成感、バランス良好。マイベスト!

#4:2012年78%、2011年11%、2010年11%をピエスで発酵・熟成後、瓶詰し瓶熟。気泡はワインに溶け込み、樽のニュアンス、ミネラル、蜂蜜、旨味、複雑味、中盤以降長く続く酸の余韻、3アイテムの中での講座生人気No.1シャンパン!



トロワの農芸家シャルル・バルテ繋がりのクロ・サン・ソフィー
昨年の来日時、エマニュエル・ラセーニュ当主と輸入元クロスロードの有馬基さんは、勝沼のメルシャンワイン資料館を訪問しました。ここにはフランスワイン『クロ・サン・ソフィー』が展示してあります。
クロ・サン・ソフィーというのは、明治10年に勝沼の2名の若者、高野正誠(まさなり)と土屋龍憲がぶどう栽培と醸造技術を学ぶために渡仏していた折、滞在していた地トロワ市モングー村の農業試験場の農園名で、この試験場でトロワ出身の著名な農学者&園芸家シャルル・バルテが陣頭指揮を執っていました。
クロ・サン・ソフィーのぶどう畑の現オーナーは、子供服で有名なプティ・バトー一族で、今回登場したシャンパン『クロ・サン・ソフィー』はエマニュエルさんとのコラボレーションによって誕生したものです。

日本のワイン造りにおいて重要なつながりを持つトロワ&勝沼ヒストリーは、KIRINの『歴史人物伝』で詳しく紹介されています。以下、サイトをリンクしておきます。
折しも今年は明治150年、時代的にも非常に興味深いことです!

フランスへ留学して本場の知識を持ち帰った高野正誠と土屋龍憲
http://www.kirin.co.jp/entertainment/museum/person/wine/06.html
政府のブドウ栽培を主導した前田正名と、陰で支えたシャルル・バルテ
http://www.kirin.co.jp/entertainment/museum/person/wine/07.html


製品についてのお問い合わせは(有)クロスロード ℡03-3352-0911
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<追記> フィリポナのシャンパンスタイル ~ロワイヤル・レゼルヴに使うソレラシステムのリザーヴワイン~ [NHK文化センター青山 シャンパン講座]

12月21日にアップしたシャンパン講座フィリポナ編に、同メゾンならではの取り組みを追記しておきます。過去何回か、メゾンの顔『ロワイヤル・レゼルヴ』については当主から伺っていましたが、2タイプのリザーヴワインのことは初耳でした!

シャルル・フィリポナ当主のテイスティングセミナー

16代目のシャルル・フィリポナ当主

フィリポナはシャンパーニュ地方マレイユ・シュル・アイ村にあり、自社畑は17ha、契約農家等の畑を入れると75haになります。ピノ・ノワール主体のメゾンで、ムニエはNV以外には使わない主義。近年さらに減らす傾向にあります。
13アイテムを生産しており、日本の輸入元は富士インダストリーズ
「フィリポナはレストランで重用されているシャンパンで、フランスの星付レストラン300のうち、150以上で扱いがあります。“ぶどうそのもの”の存在、果実の凝縮感とフレッシュさ(酸化のニュアンスがなく、ピュアであること)を感じていただきたいと思っています」と当主は語っていました。

メゾンの顔NVと主体となるピノ・ノワールを中心にして

(左から) #1~#4
#1:ロワイヤル・レゼルヴ ノン・ドゼNV
#2:同ブリュットNV
#3:ブラン・ド・ノワール2009
#4:マレイユ・シュル・アイ2006

ノン・ヴィンテージ(NV)に使うリザーヴワイン


ロワイヤル・レゼルヴ(価格7,000円・税別) のぶどう品種はピノ・ノワール65%、ムニエ5%、シャルドネ30%で、現行のベースワインは2012年。双方の違いはドザージュ量で、#1は8g/L、#2は糖分添加ゼロのノン・ドゼです。
#1は食事に合わせて楽しむタイプ、白い花、フレッシュな白桃や洋梨、ヨード風味があるので甲殻類に合います。#2はレセプション等、テーブルから離れた用途で楽しんで。#1より熟した香りで、黄桃や黄リンゴ、アプリコット、バターソースを使った料理に合います。当主のお勧めは「イカの塩辛」、何と、これが合うのです!

2つのソレラシステム

リザーヴワインを保管している1500㍑のフードル(画像協力:フィリポナ)

フィリポナではNVにソレラシステムで保存しているリザーヴワインを使っています。
ひとつはNo1と呼ばれるもので、1946年からのワインが入っています。第2次世界大戦後、物資難を乗り切る方策として、先代たちが考え出したそうです。そして、もうひとつが2012年からスタートさせたNo2です。
スペインの酒精強化ワイン、シェリーの製法で、3~4層に積み上げられた樽の最上部には一番若いワイン、下部になるにつれて樽内のワインは古く、最下部は床(スエロ)近くにあるのでソレラと呼ばれていて、一番古いワインが入っている。シェリーを造る時、ソレラから適量のワインを抜き取り、抜き取った部分には上部の樽からワインを補充。さらに、その樽の空き部分にはその上の樽から補充していくというシステム。ソレラの樽には何年にもわたるワインが混在していることになる。

「古いワインに新しいワインを加えると、ワインは若返ります。それは熟成感と新しさを備えたワイン造りに打ってつけです」と当主。フィリポナでは、ざっくり言って、70%がその年のワイン、残り30%がリザーヴワインで、その20%はNo1から、10%はNo2から抜き取って使用しています。結果、当主が求める奥行きと若さを備えたスタイルが完成します。
 
今回、富士インダストリーズ経由で、リザーヴワインの容器画像を送っていただきました。
大きいものでは2500㍑、画像のフードルは1500㍑。酸化しないようにするために、きっちり収まる様々な容量(228㍑、600㍑)も使用しています。


ブラン・ド・ノワール・ブリュット2009

ぶどう品種:PN100%
ドザージュ:4.5g/L
価格:10,000円(税別)
「2009年は暑い年で、特徴としては核のある果実(さくらんぼ等)、このシャンパンは変化の過程にあるので、カカオや燻製香、グリル、トーストのニュアンスがあります」と当主。グラン・クリュGCとプルミエ・クリュPC(モンターニュ・ド・ランスとマレイユ・シュル・アイの自社畑)のぶどうのみ使用、深みのある黄金色、ローリエ、丁子等のスパイス、ミネラル、蜂蜜

マレイユ・シュル・アイ2006

ぶどう品種:100%
ドザージュ:4.25g/L
デゴルジュマン:2014年9月
生産本数:2,304本
価格:27,000円(税別)
フィリポナ当主は「表土は粘土なので、ワインにまるみがあり、イチゴタルト、バター、クリームを感じます」と語っていましたが、1935年に取得した銘醸畑『クロ・デ・ゴワセ』の一部を含む、丘の頂上部分にあたります。一部樽発酵、非MLF(ノン・マロ)。果実本来の旨味、ミネラル、重厚感、長い余韻


“永遠の命”のシャンパン
リザーヴワインをソレラシステムで保存しているメゾンはほかにもいくつかありますが、レコルタン・マニピュラン(RM)のユレ・フレールではソレラシステムのリザーヴワインだけで『メモワール(2500本/年)』を造っています。保存はフードル(5000L)。最古のVTが1982年で、それが現在まで続いています。

大手メゾン アンリオの『キューヴ38』もリザーヴワインだけのシャンパンで、一番古いヴィンテージは1990年。467ヘクトリットルの大容量タンク(名称キューヴ38)に新しいワインを継ぎ足し、毎年約3%だけ抜き取って、キューヴ38を生産(1,000本前後/年、マグナム)しています。

フィリポナがNVに活用しているリザーヴワインは1946年から始めたので、シャンパーニュ地方では一番古いソレラ。70年以上の時を経たワインが僅かながらでも入っていると考えると、ソレラシステムはまさに若返りの玉手箱。永遠の命、ロマンを感じます。

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凝縮感&フレッシュ感を大事にしている『フィリポナ』の蔵出シャンパンの底力! [NHK文化センター青山 シャンパン講座]

2017年のラストレッスンはフィリポナ

photo by Fumiko (2007年12月)
今日のニュースに南米コロンビアの首都ボゴタのイルミネーションSLが登場、綺麗でした。2007年にひろしまドリミネーションで見た電車に似ていました!



昨日の講座にはサンタさんの来訪があり、シャンパンに合うショコラベースのクグロフ・オ・ルヴァンを差し入れてくれました。とても美味、ご馳走様!

待望のヴィンテージシャンパン到着

(左から)
#1:フィリポナ レゼルヴ・ミレジメ・ブリュット 2002
#2:フィリポナ レゼルヴ・ミレジメ・ブリュット 2002
#3:フィリポナ レゼルヴ・ミレジメ・ブリュット 1999
#4:フィリポナ シュブリム・レゼルヴ・セック 2005
#1~#3 は8月に輸入元富士インダストリーズ様に発注していたシャンパン!
11月半ばに日本上陸、検品等すべてが終わり、今月の講座で対面できました\(^o^)/


左から順に若干ですが色調に変化あり

第1フライトは2002&1999
フィリポナの蔵出バックヴィンテージ
同ヴィンテージでデゴルジュマン違いという貴重な体験

グラン・クリュGC、プルミエ・クリュPCのぶどうを使用。一番搾りのみ使用。ピノ・ノワールはモンターニュ・ド・ランスおよびマレイユ・シュル・アイの自社畑。シャルドネはコート・デ・ブラン。マロラクティック発酵(MLF)は一部のキュヴェのみ実施。MLFをしないキュヴェは木樽熟成。#1と#2のラベルには“L.V.(Long Vieillissement(長期熟成)”表示


レゼルヴ・ミレジメ・ブリュット 2002
生産者:フィリポナ(NM)
ぶどう品種:ピノ・ノワール70%、シャルドネ30%
デゴルジュマン:2015年3月
ドザージュ:4.5g/L
価格:28,000円(税別)
3つのなかで一番果実味豊か、柑橘系果実、種の大きな果実(白桃、アンズ)、蜜を含んだリンゴ、ブリオッシュ、酵母との接触由来の旨味、凝縮感&フレッシュ感、バランスの良い熟成具合、ポテンシャルあり


レゼルヴ・ミレジメ・ブリュット2002
生産者:フィリポナ(NM)
ぶどう品種:ピノ・ノワール70%、シャルドネ30%
デゴルジュマン:2013年11月
ドザージュ:4.5g/L
価格:28,000円(税別)
香り閉じ気味、最初に還元臭、時間の経過でナッツ、ブリオッシュ、パン・デピス、酸のニュアンス、甘味が溶け込んだ味わい(ドライな印象)、軽いビター感、ミネラル、中盤以降に広がる重厚感


コルクの違いも! 左は2002年ヴィンテージ、右が1999年ヴィンテージ


レゼルヴ・ミレジメ・ブリュット 1999
生産者: フィリポナ(NM)
ぶどう品種:ピノ・ノワール70%、シャルドネ30%
デゴルジュマン:2006年10月
ドザージュ:4.5g/L
価格:28.000円(税別)
深みのある黄金色、繊細な泡沫、熟成によるアロマの宝庫、黄桃、黄リンゴ、カリン、果実のコンポート、蜂蜜、ナッツ、白胡椒、ピンクペッパ―、漬物臭、焙煎香。複雑味があり、バランスが良く、今、飲んで美味しいシャンパン。ラングルと共通する熟成香があったので、「一番合うのでは」と思ったのですが、ナイスマリア―ジュは#1でした。果実風味とフレッシュな口当たりがラングルと合って・・・これは予想外!
ショコラベースのクグロフ・オ・ルヴァンは第1フライトのシャンパンたちとも寄り添っていました。双方のポリフェノール、ケーキのなかのナッツ類が仲介役。好みは#3との相性。


3アイテムの比較はとてもとても興味深いものでした。
#1、#2は同ヴィンテージながら、デゴルジュマンをした年月が約17ヶ月違うだけで、色調は若干、香りや味わいにはかなりの違いがありました。特に#2は“酸味”がクリア。「デゴルジュマンをしたら瓶内熟成はしない」と言い切る生産者もいますが、フィリポナ当主は「瓶内熟成する」とのお考えです。私も当主の意見に賛成!

第2フライトは甘口タイプ

フィリポナ シュブリム・レゼルヴ・セック 2005
生産者:フィリポナ(NM)
ぶどう品種:シャルドネ100%
デゴルジュマン:2006年8月
ドザージュ:30g/L
価格:10,000円(税別)
GC、PCのぶどう主体、一番搾りのみ使用。樽を使うキュヴェと使わないキュヴェを併用、一部MLF実施。見た目通りの澄んだ色調と果実由来のピュアな味わい、軽いビター感、余韻に残る上品な酸味


セックの糖分は17~32g/L


シャンパーニュ地方のチーズ、信頼おけるフェルミエ扱いのラングルと合わせて!
程よい酸味と甘味が熟成感のあるチーズの滑らかさと相乗してナイス
もちろん、クグロフにも良く合いました。幸せな笑顔になれるマリアージュでした!

ラベル裏面の表記
デゴルジュマンの日付表示は画像をクリックすると良くわかります(拡大)















製品についてのお問い合わせは輸入元:富士インダストリーズ株式会社 03-3539―5415

[リボン]
シャルル・フィリポナ当主が来日して行ったテイステイングセミナーで、メゾンの顔『ロワイヤル・レゼルヴ・ブリュットNV』に使うリザーヴワインについて語っていました。現在、2つのソレラ製法でリザーヴワインをキープしています。ひとつは1946年からのもの。もう1つは2012年からスタートさせたもので、ロワイヤル・レゼルヴには、これら2つを使っています。
今、フィリポナに確認していることがあり、お返事を待っているところなので、回答が届き次第、ブログに追記いたします。フィリポナのシャンパンスタイルの要になる話なので、どうぞ、お楽しみに


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NHK文化センターのシャンパン講座、11月はドラピエの蔵出アイテム! [NHK文化センター青山 シャンパン講座]


1152年にサン・ベルナール修道士が造ったカーヴ
シャンパーニュの南端、オーヴ県ウルヴィル村にあるドラピエのシャンパンはここで静かに眠っています!


12月20日は年内最後のシャンパンレッスン日!
8月から心待ちしていた某メゾンの蔵出しシャンパンが先月入港し、検品作業も無事終わったようなので、12月の講座で供出することにしました。
どのメゾンの、どのアイテムかは当日のお楽しみ。

で・・・その前に、先月の講座報告をしておきます。
11月も素敵なラインアップになりました。

(左から)
#1:ドラピエ ブリュット・ナチュールNV
#3:ドラピエ ブリュlット・ナチュール・サン・スフルNV
#4:ドラピエ グラン・サンドレ2008
#5:ドラピエ カルト・ドール ブリュット・ミレジメ2002 
#6:ドラピエ 同1979

テラヴェール主催で、シャンパーニュ上級キュヴェだけの試飲会があり、13生産者の魅力的なアイテムを試すことができました。定員限定で着席でテイスティングできるシステムだったので、じっくり集中してチェック。そして、そこで選んだメゾンがドラピエでした!
講座の要だったカルト・ドールのブリュット・ミレジメ2002と同1979は冒頭のカーヴから運んできた蔵出し。講座生も大満足、比較し甲斐がありました。


ドラピエ5アイテムに、第1フライトの#2にはゴッセ グランド・レゼルヴ・ブリュットNV

第1フライト

(左から)#1~#3
#1と#3はピノ・ノワール100%なので、#2のブレンドタイプより色調は濃いめ

#1ドラピエ ブリュット・ナチュールNV
生産者:ドラピエ(NM)
ぶどう品種:ピノ・ノワール100%(南向き斜面上部の完熟ぶどう
ドザージュ:0g/L(ノン・ドゼで最終的な残糖分は3g/L以下)
価格:7,200円(税別)

一番搾りのみ使用、低温で2週間のアルコール発酵後、MLF、ステンレスタンクで醸造、その段階でのSO2添加は無し、3種のリザーヴワイン使用。瓶詰時に極少量のSO2(40~45mg/L)を加え、ノン・フィルターで瓶詰。約3年の瓶熟後リリース。グラス表面の泡沫活発、酸味フレッシュ、中盤からソフトな印象。石灰由来のミネラル、バランスの良い1本


#2ゴッセ グランド・レゼルヴ・ブリュットNV
生産者:ゴッセ(NM)
ぶどう品種:ピノ・ノワール42%、シャルドネ43%、ムニエ15%
ドザージュ:8g/L、MLF無(ノン・マロラクティック)
価格:7,800円(税別)

品種、村ごとにわけてプレス。18度で約15日間のアルコール発酵(ステンレスタンク)、最低48ヶ月の瓶熟。気泡繊細、果実、ハーブ、タルト、ナッツ、ミネラル、口中の唾液を促すキリリとした酸、厚みと酸の余韻。
「リンゴ酸はぶどうが本来持っている自然な酸。熟成させることで、長い余韻と厚みを与えてくれる」とゴッセ当主。通常ぶどうに含まれるリンゴ酸は3~5g/L、マロラクティック発酵を行うことで、リンゴ酸は1g/L以下にまで減少してしまうとのこと。ゴッセはこのリンゴ酸を大事にしているメゾン


#3ドラピエ ブリュット・ナチュール・サン・スフルNV(SO2完全無添加)
生産者: ドラピエ(NM)
ぶどう品種:ピノ・ノワール100%
ドザージュ:0g/L
価格:7.500円(税別)

2007年にデビューしたアイテム。ウルヴィル村を主としたジュラ紀に由来する土壌。低温で2週間のアルコール発酵後、MLF。ステンレスタンクで醸造、その際、一切のSO2を添加しないので、リザーヴワインも使用せず。ノン・フィルターで、約3年の瓶熟後リリース。#1同様、繊細な気泡、香りは控え目、白系のイメージ(白い花、白桃)、土壌由来のミネラル感、ピュア、口中ソフト、優しい着地、余韻に旨味。リリース後1年、2年経過した場合どのような瓶内変化をするのか、興味惹かれる1本


第2フライト

(左から)#4~#6

#4ドラピエ グラン・サンドレ(Sendree)2008
生産者:ドラピエ(NM)
ぶどう品種:ピノ・ノワール55%、シャルドネ45%
デゴルジュマン:2016年9月
ドザージュ:5.5g/L
価格:16,500円(税別)

ウルヴィル村の単一区画。ワイン名は1838年に同村に被害を及ぼした大火で焼灰に覆われた区画に由来。土地登記簿上の綴りに誤植があり、Cendre(灰)が「S」表記に。区画一帯は浅瀬だったので、海中生物の死骸が多く堆積している“クライヨ”土壌。2008年は最良年、ぶどうの酸味は高く、ポテンシャルあり。32%フードル樽、68%ステンレスタンクで9ヶ月熟成。6年以上の瓶熟後にリリース。レモンイエロー、酸味溌剌、香りにはリンゴ、レモン、アプリコット、ナッツ、ハチミツのニュアンス、若干のビター感、シャルドネのエレガントさとピノ・ノワールのボリューム感


[ハートたち(複数ハート)]#5#6は蔵出し古酒。カルト・ドールは通常NVですが、良年にのみ例外的にミレジメを醸造、数量限定でフランス国内の主要レストランだけに出荷。デゴルジュマンは基本的に注文が入ってから当主自ら手作業で行いリリース

#5ドラピエ カルト・ドール ブリュット・ミレジメ2002

生産者:ドラピエ(NM)
ぶどう品種:ピノ・ノワール80%、シャルドネ15%、ムニエ5%
デゴルジュマン:2015年5月
ドザージュ: 9g/L
価格:14,000円(税別)

2002年は2000年代の最良年、ドラピエ自慢のピノ・ノワール主体。150ヶ月以上の瓶内熟成。色調はベージュ、気泡繊細、香りは黄桃、マロン、アカシア、クッキー、口中クリーミー、綺麗な酸、旨味、余韻に軽いビター感、厚みのある余韻


#6ドラピエ カルト・ドール ブリュット・ミレジメ1979 

生産者:ドラピエ(NM)
ぶどう品種:ムニエ55%、ピノ・ノワール35%、シャルドネ10%
デゴルジュマン:2017年5月
ドザージュ:6g/L
価格:32,800円(税別)

1979年はシャルドネ早熟、ピノ・ノワールとムニエは晩熟の年で、最も質の高かったピノ・ムニエを多く使用。色調は黄金色からオニオンスキン、香りは酸化したニュアンスで紹興酒やアモンティリャード、木香、軽い漬物臭、みたらし団子、焙煎香、マッシュルーム、ドライフルーツ、プルーン、黒糖、複雑味があり、アプリコット的な酸の余韻は長く上品。お勧めは鍋ものでポン酢を使って


[ハートたち(複数ハート)]覚書
ゴッセはMLFをしない(ノン・マロ)メゾンの双璧(もう1つはランソン)
但し、生産ラインのなかの『エクセレンス・ブリュット』だけはMLFをしています。理由は熟成期間(30ヶ月)です。「ぶどうが本来持っているリンゴ酸は長期瓶内熟成によって可能になる」というのがゴッセの考え方なので、エクセレンスの30ヶ月という瓶内熟成はノン・マロにするには短いとの判断

ドラピエのSO2無添加の『ブリュット・ナチュール・サン・スフル』ですが、2009年に同メゾンを訪問した折、当主が「完成させるまでに何年も何年も試行錯誤を繰り返しました。ぶどうもぶどう畑もすべてにおいて完璧でないと造れないシャンパンなので」と苦労を語っていました。サン・スフルはドラピエあってのシャンパン、こころからそう思っています。素晴らしいです!!


今年も残り約2週間あまり!
20日は講座生の皆さんと有意義な時間を過ごしたいと思っています[わーい(嬉しい顔)]
宜しくお願いいたします。

■ドラピエ&ゴッセについてのお問い合わせはテラヴェール(株) ℡03-3568-2415

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2017年下半期の初回はニューアイテム“MYCORHIZE”を加えたRMの『ド・スーザ』 [NHK文化センター青山 シャンパン講座]

NHK文化センター青山校の下半期(10月~3月)講座開始です。
第1回は1999年からビオデイナミを導入しているレコルタン・マニピュラン(RM)のド・スーザを取り上げました。今回は2015年にデビューした新顔“キュヴェ・ミコリーズ”も揃えてのテイスティング。ド・スーザでは全アイテムの裏ラベルに「瓶詰め年月日」、「デゴルジュマン(澱抜き)年月日」を記載しています。



左から#1~ #6 の順


左から3番目と1番右がキュヴェ・デ・コダリー
コルクの状態から熟成具合が予想できました!


第1フライト
#1:ド・スーザ ブリュット・トラディションNV
生産者:ド・スーザ(RM)
ぶどう品種:CH50% 、PN40%、M10%
リザーヴワイン:2011VTが70%、2010VT&2009VTが30%
ドザージュ:7g/L
デゴルジュマン:2016年4月12 日
生産本数:35,000本
価格:7,400円
メゾンからのひとことは“伝統と調和”
輝きのあるイエロー、気泡細やか、柑橘系果実、洋梨、アカシア、熟したリンゴ、中盤以降酸の余韻、バランスの取れたシャンパン

第2フライト
#2:ド・スーザ
レゼルヴ ブラン・ド・ブラン(B deB) グラン・クリュNV
生産者:ド・スーザ(RM)
ぶどう品種:CH100%(アヴィズ、クラマン、オジェ、ル・メニル・シュル・オジェ、シュイイ)
リザーヴワイン:2009VTが70%、2008VT&2009VTが30%
ドザージュ:7g/L
デゴルジュマン:2015年12月9日
生産本数:40,000本
価格: 9,000円
メゾンからのひとことは“ミネラリティ、塩味”
ホーロー加工の鉄製のキューヴタンクで発酵、樽熟成させたワイン85%、樽熟成15%をブレンド
色調ゴールド、気泡は#1同様繊細、口中での泡の食感スムース、蜜を含んだリンゴ、ヘーゼルナッツ、ヴァニラ、柑橘果実の白皮似のビター感、余韻に塩味

#3:ド・スーザ
キュヴェ・デ・コダリー エキストラ ブリュット ブラン・ド・ブラン グラン・クリュNV

生産者:ド・スーザ(RM)
ぶどう品種:CH100%(アヴィズ)
リザーヴワイン:2009VTが50%、1995VT~2008VTが50%
ドザージュ:5g/L
デゴルジュマン:2015年1月12日
価格: 15,000円
メゾンからのひとことは“存在感のある引き締まった余韻(コダリー)”
コダリーは余韻の長さを示す単位
樹齢50~100年のぶどう、樽発酵と樽熟成(新樽率15%)

自然酵母を使い、バトナージュをしっかり行うことで旨味を抽出。1995年からのリザーヴワイン由来の複雑味、土壌由来のミネラル感、厚みのある余韻、後味に塩味

第3フライト

2014年11月に来日してミコリーズ(菌根”の意味)を紹介したオーナー、エリックさん
“菌根”は地表と地中を繋ぐ大事な鍵であり、その存在があることで根は豊かになり、ぶどうの熟度も増すとのこと

#4:ド・スーザ キュヴェ・ミコリーズNV
生産者:ド・スーザ(RM)
ぶどう品種:CH100% (2010年のぶどうを使用)
ドザージュ:3g/L
デゴルジュマン:2015年7月16日
生産本数1,212本
価格:12,000円
ビオディナミで栽培をしているド・スーザの複数のグラン・クリュ(3年前から馬で耕し、土壌に空気を含ませることでミコリーズを大事にしている)区画のシャルドネで造ったシャンパン
自然酵母を使用、フレンチオーク(225L)で醸造。第2フライトのブラン・ド・ブランと共通する香り&味わい。
輝きのあるイエローゴールド、へーゼナッツ、ミネラル、口中スムース、旨味、鼻腔に抜ける果実感

第4フライト

#5:ド・スーザ ブリュット・ロゼ
生産者:ド・スーザ(RM)
ぶどう品種:CH90%、PN(アイ村)10%
ドザージュ:7g/L
デゴルジュマン:2014年10月28日
生産本数:7,000本
価格:8,800円
メゾンからのひとことは“フレッシュ感”
セニエ製法。ベースは2010年VT、3年使用した樽で醸造。色調アセロラ、オニオンスキン、赤系果実、アプリコット、余韻に広がるエレガントな酸味。世界最終ソムリエのアンドレアス・ラーソンさんは「脂分の多いマグロや大トロ、サーモンやうなぎ等(2009年来日時)」との相性を推奨

#6:ド・スーザ キュヴェ・デ・コダリー ロゼ グラン・クリュNV

生産者:ド・スーザ(RM)
ぶどう品種:CH90%(アヴィズ 2004年VT)、PN10%(アイ 2003年VT)
ドザージュ:3~4g/L
デゴルジュマン:2013年9月13日
生産本数:2,000本
価格:24,000円
メゾンからのひとことは“要素と構成”
樽発酵、樽熟成。ピノ・ノワールは樹齢50年で、開放型の大樽で発酵させ、小樽に移し、1年熟成。熟度の高いぶどうから造っているので、ドザージュ量は少なめ。
色調はオレンジを含むサーモンピンク、ヴァニラ、スパイス、リコリス、飲むたびに感じるのは漢方薬的なニュアンス、口中シームレス、軽いタンニン、複雑味、ネーミング通りの長い余韻、応用範囲の広いシャンパン


■製品についてのお問い合わせは(株)nakato ワイン営業部 ℡03-3405-4222

今期は新規の講座生を交えた24名でスタートしています。
皆さんにシャンパンの魅力をたっぷり感じていただきたいと思っています。来月以降もスペシャルアイテムを取り入れながら楽しんでまいりますので、引き続き、どうぞよろしくお願い致します。


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