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ジョルジュ・デュブッフ氏との昼餐会 太陽の恵みを受けた2017年のボジョレ・ヌーヴォー!! [ワイン]

ボジョレの帝王と形容されるジョルジュ・デュブッフ社のデュブッフ代表取締役社長と孫アドリアン・デュブッフ・ラコンブ輸出部長が来日し、今年も日本でボジョレ・ヌーヴォーの解禁を祝いました。


おふたりは、輸入元サントリーワインインターナショナル(株)主催の解禁イベント『解禁トウディ』に出席し、ゲストの春香クリスティーンさんとパーティに参加した20代、30代の若者たちと一緒にカウント・ダウンを行い、その様子は全国にSNS配信されました。

2017年の作柄状況
デュブッフ:2017年は太陽に恵まれた年でした。6月、7月、8月はボジョレ地区の過去の記録を打ち破る高温(毎日32度から35度の間)が続き、雨が降らなかったので、ぶどうは脱水症状のようになったと思います。結果として、ぶどうは粒が小さく、まんまる。ボジョレで基準にしている収量には達しませんでしたが、その分、品質は上等です。収穫は昨年より15日も早い、8月末からスタートしました。フランス国内・外から2万~2万5千人が作業を行い、ぶどうの健康状態は申し分ないものでした。

ワインは深いルビー、黒に近い色調です。香りは黒系果実のカシスやモカ、口中に入れるとボリューム感があり、豊かな風味、タンニンは優しい形で存在しています。今も美味しいですが、潜在性、ポテンシャルがあります。新酒としてはアルコール度数が少し高いのですが、タンニン、糖分 バランスが取れているので、熟成可能なワインです。例えて言えば、2009年や2015年と似ていると思います。




一方、年齢層が若干高い(笑)プレスメンバーは、解禁翌日、昼餐会という形でデュブッフ氏とお目にかかり、いつもの赤ワインではなく、新登場のボジョレのロゼ・ヌーヴォー『ボジョレ・パーティ2017』で乾杯しました!


(後列)山崎雄嗣社長、ワインのサービスを担当してくださった谷宣英ソムリエ
(前列)ジョルジュ・デュブッフ社長とアドリアン・デュブッフ・ラコンブ輸出部長


サントリーのリクエストに応えて誕生した飲み飽きしない日本限定ロゼ

昼餐会の冒頭、「市場全体は前年割れですが、弊社は前年並みです。ジョルジュ・デュブッフのブランド力を確信し、心強く思っています」と山崎社長

そのブランド力を最大限に発揮したのが、今年登場した『ボジョレ・パーティ』です。
解禁の6か月前、サントリーから「品質の高いロゼを造って欲しい」とのリクエストがデュブッフ社に届きました。同社には2名のエノログがいるので、彼らとサントリーの新村部長とで何度も話し合いを重ね、畑の段階からぶどう選びに注力、すべての工程でコントロールして、短時間&低温のマセレーションで造りあげました。
ボジョレ・パーティは日本市場だけの限定製品(ロゼのヌーヴォー3,000ケース、うち2,000ケースがボジョレ・パーティ)、日本人好みの色合いになっています。


会場はホテル・ニューオータニ内の上海料理『大観苑』

ウェルカムドリンクはクレマン・ド・ブルゴーニュ

ジョルジュ・デュブッフ社が50年以上前から生産しているクレマン・ド・ブルゴーニュ(ブルゴーニュ地方のスパークリングワイン/3,300円

3年前のボジョレ解禁日に初めて出会った泡もの(当時未輸入)だったので、とても懐かしく思いました。ピノ・ノワール100%で、ブリオッシュやナッツのニュアンス、あの時の印象そのままの美味しいスパークリング!

デュブッフ氏は「ボジョレの人たちはシャンパンやスパークリングワインはあまり飲みません。それゆえ、泡が大きいと、あれ! と思うので、気泡は細かくなければダメです。ただ、今年はぶどうの収量が少なかったので、思うような量ができないかも知れません」と語っていました。
先日来日していたブルゴーニュワイン委員会の情報によると、ブルゴーニュワインの輸出量は800万本、そのうち4%(32万本)が泡ものとのこと。シャンパンと同じ製法、ぶどう品種も同じなので、私はもっと人気が出て良い泡ものだと思っています。


前菜盛り合わせ


蟹肉入りフカヒレスープ × ロゼ・ボジョレ・パーティ
スープのこってりした味わい、甘さがロゼのなかに隠れていたタンニンと出会い、第3の新たな味わい登場!


利き酒の瞬間のデュブッフ氏


海老と季節野菜の炒めは業務用のボジョレ・プリムール2017と
色調&アロマとも魅力的、力強さとエレガントさが同居、果実味豊か、2年ほど熟成させて楽しめそうです。業務用、家庭用(花柄瓶)の価格は同じ、中味に若干の違いあり。
「プリム―ル(業務用)のほうが食事に合わせられることが多い事情を鑑み、家庭用NVより多少力強さを意識した造りになっています」というのがデュブッフ社の考え方です。


若鶏の揚げ物


真剣な表情の谷ソムリエとデュブッフ氏



スタイリッシュなボジョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー セレクション プリュス2017 × 牛肉と栗の煮込み
「料理は肉も柔らかいし、味付けもしっかりしているので、ワインの凝縮感と良く合います」とデュブッフ氏
お肉(ブッフ)なので、デュブッフのワインに良く合いました(笑)

セレクション プリュスは2年前に黒地に金字と白字のラベルにチェンジ!
400軒ある生産者のなかで、6~7軒の秀逸な農家のぶどうを選んで造っているデュブッフ最高峰のヌーヴォーです。


鮮魚(めだい)の蒸し料理


杏仁プリン、五目あんかけ塩焼きそば
塩焼きそばは黒酢(熟成させていないタイプ)をたっぷりかけて食すとロゼやボジョレ・ヌーヴォーとイイ相性

クレマン・ド・ブルゴーニュの爽快感、ロゼ・ボジョレ・パーティの包容力、ボジョレ・ヌーヴォーのバランス、ボジョレ・ヌーヴォー・プリュスの上質感と上海料理とは素直に美味しく楽しめました。

輸出国について(ジョルジュ・デュブッフ社の場合)
ボジョレ・ヌーヴォーを入れると
第1位:日本、第2位:米国、第3位:ロシア
ボジョレ・ヌーヴォーを入れないと
第1位:米国、第2:カナダ、第3位:英国、第4位:日本

今年のボジョレ・ヌーヴォーの輸入量は最盛期の半分の量になっていますが、依然として日本は世界第1位の市場。ジュルジュ・デュブッフ社とサントリーワインインターナショナル(株)との付き合いも今年で21年になります。長年、本国フランスではなく、毎年日本で解禁日を祝っているデュブッフ氏にとって、日本がいかに大事な存在かがよくわかります。
ここ数年、私はデュブッフ氏とカウント・ダウンを一緒にしてきましたが、来年もお元気なお姿を見せてくださることを願っています。大変お疲れ様でした!

■ボジョレ・ヌーヴォーについて
詳細 http://www.suntory.co.jp/wine/special/kaikin/
■商品に関するお問い合わせはサントリーお客様センター
℡0120-139-380

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2017年のボジョレ・ヌーヴォー ~プレス会見からオエノン、メルシャン、日本リカー~ [ワイン]

11月第3木曜日解禁ボジョレ・ヌーヴォー2017
ボジョレ・ヌーヴォー(BN)解禁当日の様子はTwitterで発信したので、Blogでは最新データを交えたBNリポートをいたします。

公式ヴィジュアルアートの作者

アーティストはロンドンの美術学校を卒業した1993年生まれのMINAMIさん!
例年、ボジョレワイン委員会は世界共通のポスターを使っていましたが、今年は日本だけのオリジナルアートを採用。120を越える応募者の中からMINAMIさんの作品が選ばれました。カラフルな絵柄と色彩から若さが伝わってきます。

ジャン=マルク・ラフォン会長による記者会見

ボジョレワイン委員会のラフォン会長情報&プレスキット情報

気候
2017年はボジョレ地区だけでなく、フランスの産地全体が乾燥していました。天候不順にも見舞われ、春先には南ボジョレで霜害、夏の初めにはボジョレ・ヴィラージュで雹の嵐がありました。幸いにも、収穫の直前に雨が降り、これにより、大地は元気を取り戻し、果実味とアロマ豊かなぶどうが収穫できました。
輸出量
2016年市場に出荷したBNは2,520万本、うち日本は650万本で世界第1位。輸出相手国は110ヶ国、上位10ヶ国は日本、米国、カナダ、中国(香港含)、ドイツ、ベルギー、ロシア、スイス、オランダ、イタリア。
数量では、2010年~2012年は対前年比10%~18%増、2013年以降は対前年6~10%減と下降気味。金額では2010年から2016年まで前年比6%増で、日本に輸出されているAOCワインの4本に1本がボジョレワイン。今年のデータはまだ出ていませんが、2016年に近い数字になると予想されています。
お祝いと若さ
日本人は旬の食材や伝統を大事にしており、ボジョレ・ヌーヴォーは秋の風物詩のひとつになっています。
今年で誕生から67周年を迎えたBNは、その原点とも言えるお祭り、お祝いの精神に立ち戻り、毎年行ったきたカウント・ダウンをやめて、表参道のCommune2ndで、解禁日当日から3日間のボジョレ祭りを開催(Twitterで発信済)。2017年は若者世代への訴求、若者層を取り込むことに注力しました。



Commune2ndに並んだ約50社、超80アイテムのヌーヴォー



特別ゲストは二代目尾上松也さん

歌舞伎界から新進気鋭の尾上松也さんをお招きしてヌーヴォー談義
2017年のBNを飲んだ感想は「香りと味わいがはっきりしていておいしい」
「スイーツが好きなので、それに合わせて楽しみたいし、大人のたしなみとして、自分の好きな料理に合うワインを知っているとカッコいいのではないかと思っています」とコメント

ボジョレ騎士団も

中世から続く伝統あるボジョレ騎士団の4名が登壇
メンバーのおひとり、SOPEXA JAPONのシャルル・デュラン日本代表(左から2人目)は「ボジョレはお祭りの限定品ヌーヴォーから始まり、格上のクリュ・ボジョレやヴィラージュもありますので、1年中、楽しめます。様々なボジョレを味わっていただきたい」とあいさつ


オエノンホールディングス主催のヌーヴォーコレクション2017@帝国ホテル

合同酒精(株)扱いのモメサン、フレッシュな酸味、赤い果実たっぷり感のヌーヴォー


モメサンのマイ・ベストはボジョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー“ヴァンダンジュ”2017
果実味、酸味、タンニンともにバランスが良く上質、お薦めの1本!


オエノングループ山信商事(株)が扱うジャン・シャルル・ピヴォーのボジョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー“ロシュミュール”2017は凝縮感があり、酒質もきれい

料理とのマリアージュ提案も





マイィのシャンパンを生ハムやオードブル類に合わせて


シャンパンとシュリンプカクテル


サン・ヴェランのエレガントな酸が魚介類(海老、帆立、蟹tec)と良い相性


包容力を示したドガヨーロ・ビアンコ
オマール+パッションフルーツ、鮑と雲丹+青のりゼリー、ベーコンの3種をナイス・キャッチ。ヨード風味の青海苔ゼリー◎


ヌーヴォー・コレクションのために、帝国ホテルとコラボして作ったデザート類


美味、個性の違う4種のこはくかん!


ネプチューンラムダークスペリオールで作ったサバラン・オ・フリュイはヴァンダンジュと合わせて◎
ボジョレ・ヌーヴォーのプレス会見時、尾上松也さんが、「スイーツと合わせてヌーヴォーを楽しみたい」と語っていたのを思い出しながらの一皿


メルシャングループ利き酒会@ホテルオークラ東京

アルベール・ビショーのボージョレ・ヌーヴォーでウェルカム。ここではホテルオークラの料理とのマリアージュを楽しみながら・・・


アルベール・ビショーのボージョレ・ヌーヴォー、ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー、イタリアの新酒ヴィノ・ノヴェッロ、メルシャングループ日本リカーが扱うルイ・ジャドのボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー

[プレゼント]アルベール・ビショーボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォーは第17回トロフィー・リヨン・ボージョレ・ヌーヴォー2017で金賞を受賞しました!


日本リカー(株)竹内誠代表取締役社長、メルシャン(株)の代野照幸代表取締役社長、同森裕史マーケティング部長の3ショット!

森部長は2017年ヴィンテージについて解説。
竹内社長は「ルイ・ジャドはボージョレ・ヌーヴォーの製法マセラシオン・カルボニックではないので、プリムールと表記してありますが一番早く飲めるボージョレと言えます。製法が違うアルベール・ビショーのヌーヴォーと飲み比べて」と述べ、代野社長は「今年のボージョレ・ヌーヴォーの輸入量は最盛期(2009年)の半分。大人の楽しみ方に移ってきたのかなと思います。日本のワイン市場はこの10年間で1.5倍に拡大しており、その起爆剤となってきたのはヌーヴォーやチリワイン。ワインに関わる皆さまとともにこれからもワイン市場を盛り上げていきたい」と宣言し、乾杯の音頭を執りました。


マイベストはルイ・ジャドのノン・フィルター、ボージョレワインの真髄を感じます。


香港インターナショナルW&Sコンペティションで金賞&ベストワイントロフィ-(フードマッチング部門)を獲得したシャトー・メルシャン マリコ・ヴィンヤード ロゼ2016と同長野シャルドネ2015、ともにバランス良好!


ヌーヴォーだけじゃない、ニューフェイス、重点商品も供出


新樽由来のコーヒー似の甘い香り、シラーを主体にメルロやジンファンデル、プティ・シラーをブレンド。ロバート・モンダヴィが若者層をターゲットに製品化したアイテム


日本リカーの主要製品ルイ・ジャド、新規のアルザス ドメーヌ・ツィント・フンブレヒト、パイパー・エドシック


好調なシャンパン、12月は最盛期!
パイパーのコーナーでは小崎静夫営業本部長とブランド担当の中山文子さんが接客

【番外編】

ボージョレ・ヌーヴォー解禁後、ルイ・ジャドのマコン・ヴィラージュ・プリムール(3,500円)と和食との相性をチェック。クリーミーな肝をカワハギの薄造りに包み、ポン酢に浸して食すと、口中渾然一体! マコネ地区の厳選されたぶどうから造った少量生産のルイ・ジャドのプリムールワイン、超お薦めのアイテム

【インフォメーション】
「#ボジョレヌーヴォー」ハッシュタグ・キャンペーン
ボジョレ・ヌーヴォーを楽しんでいるシーンをSNSでシェアしよう!
#ボジョレヌーヴォーを付けて投稿するとボジョレ・ヌーヴォーが当たるチャンス
実施期間:2017年11 月16日~12 月8日
応募条件: #ボジョレヌーヴォー を必ず付けて、飲んでいる様子を投稿
商品:ボジョレワイン 2本セット×10名
詳細はhttp://www.beaujolaisnouveau.jp/

※文中のボジョレ、ボージョレは輸入元の表記に従っています。
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ワイン業界随一の風流人だったマンズワイン茂木信三郎社長を偲んで [ワイン]

古典にも長けていた茂木社長
昨日、信じたくない知らせが届きました。
尊敬するマンズワインの茂木信三郎社長の訃報です。
享年70歳、年初から治療を受けていた急性白血病による急逝でした。
こころからご冥福をお祈り申し上げます。

茂木社長を偲んで

2014年5月撮影
茂木社長と言われて、すぐに連想するのは、曲水の宴です。
曲水とは、中国周の時代に始まった行事で、〝禊事 みそぎごと〟です。
一年の重要な時期に行われる〝オハライ〟のアトラクションで、本来は盃が自分の前に流れてくるまでに漢詩一遍を作るのですが、日本では和歌が取り込まれたことで、現在では和歌で行われています。
歌を詠む人は〝寄人 よりうど〟と呼ばれて、茂木社長もそのおひとりでした。短冊にしたためる和歌はもちろん自作、歌を詠み終わった寄人は、盃の酒マンズワインロゼ(小諸ロゼ)を飲み干します。茂木社長は本当に平安貴族の衣装がお似合いでした。

講座生とのワイナリー研修で

2012年11月撮影
カレッジの講座生と長野県のマンズワイン小諸ワイナリーを訪問した時は、ウェルカムドリンクとして辰巳琢郎さんがプロデュースした『今様ロゼ』を畑に運んでサービスしてくださいました。晩秋の陽を受けたグラスのなかのロゼ色がキレイで、茂木社長のご配慮に講座生一同、感激!

日本とチリの友好

2014年7月撮影
パトリシオ・トーレス元駐日チリ大使の在任中、マンズワインにお連れしたことがあります。ホスト役は茂木社長でした。キッコーマン時代、米国の現地法人やサンフランシスコ勤務の経験があるので英語はお手のもの。わかりやすい英語で大使に説明なさっていました。

『万酔園』のお茶室で

2014年7月撮影
トーレス元大使に日本の伝統美“茶道”を披露


大使のこころをとらえた『ソラリス信濃リースリング・クリオ・エクストラクション』
この出会いの後、大使公邸の晩餐会では、このワインが大活躍していました。

日本・チリ外交関樹立120周年の年に

2015年10月撮影
折しも、日本・チリ外交関樹立120周年で、来週、チリからエドゥアルド・フレイ・前大統領が来日なさいます。
2年前の来日時に、タイトな日程のなか、フレイ前大統領はトーレス元大使と共にマンズワインにお立ち寄りくださり、立礼でのお抹茶やマンズワインの貴品種を楽しんでくださいました。

1月から入院生活を送っていた茂木社長とは、携帯メールでやり取りができたので、時々、ご様子を伺っていました。4月には移植を受け、7月末には退院できると喜んでいらしたのですが、退院後、再び、病院に戻ることになり・・・
2月17日にこんなメールがありました。
「Ambassador Torres からmailを貰った。なおったらチリに行かねば」

本当に残念でなりません。

茂木社長がお好きだったバッハ無伴奏チェロ組曲
入院中、風流人の茂木社長が唯一、甘えてくださったこと。それはお好きなバッハの無伴奏チェロ組曲のCDのリクエストでした。
「お言葉に甘えることができるなら、バッハ無伴奏チェロを。家にあるロストロポーヴィッチと聞き比べたいので、それ以外を」との返信があり、ヨーヨー・マがお好きだということで、それに決めましたが、第1番のイントロだけで、茂木社長のお人柄を感じることができます。天国でもバッハを聞いていてくださるでしょうか。
いつも、まわりにいる人たちにたくさんの気遣いをなさっていた茂木信三郎社長
どうぞ安らかにお眠りください。

茂木社長の足跡をまとめた素晴らしいインタビューがありましたので、ここにリンクさせていただきます。http://myatlas.goga.jp/?p=457

追記(2017年10月20日):17日のお通夜には、茂木社長の人脈の広さを感じさせる多くの方々が参列なさっていました。
私が茂木信三郎社長に、最後にお届けしたいのは、トーマス・キャンベルの言葉です。

To live in hearts we leave behind, Is not to die   あとに残る者のこころに生きることができれば死はない

こころからご冥福を祈っております。


通  夜:2017年10月17日(火)18時より
告別式 :2017年10月18日(水)9時30分より
場  所:桐ケ谷斎場
東京都品川区西五反田5-32-20
℡03-3491-0213
喪 主:茂木規久子(きくこ)様 妻
問合せ先はマンズワイン株式会社総務部 ℡0553-44-3427

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初の女性チャンピオン誕生! Wines of Portugal Japanese Sommelier of the Year2017 結果報告! [ワイン]

ワインズ・オブ・ポルトガル・ジャパニーズ・ソムリエ・オブ・ザ・イヤー2017公開決勝

主催:ワインズ・オブ・ポルトガル、協力:(一社)日本ソムリエ協会

表彰式では、森覚審査委員長が「ワインズ・オブ・ポルトガル・ジャパニーズ・ソムリエ・オブ・ザ・イヤーは全日本最優秀ソムリエコンクールの前哨戦、登竜門と言えるもので、多くの選手が参加しています。昨年1位と2位になった選手が、全日本のコンクールでも1位と2位になり、非常にレベルの高いコンクールであることがわかります」と挨拶していました。世代的にも若返りを感じるコンクールになっています。

ソムリエ協会のFBおよび機関誌で詳細が掲載されると思いますので、ここでは、ポイントと優勝者にフォーカスした部分をリポートさせていただきます。

勝利の女神はコンラッド東京の森本美雪選手に微笑んで

ワインズ・オブ・ポルトガルのヌノ・ヴェイルチーフマーケティングオフィサーから優勝者の名が読み上げられた瞬間の森本選手、おめでとうございます!

フランシスコ・シャヴィエル・エステヴェス駐日ポルトガル大使も模擬客として初参加
(右から)駐日ポルトガル大使、ヌノ・ヴェイル氏、森本美雪選手、ワイン・オブ・ポルトガルのソニア・ビエイラシニアアジアマネージャー、森覚審査委員長


3回目を迎えたコンクール

会場はホテル雅叙園東京、全国から80名のエントリーがあり、11名が準決勝に進出
7月7日は5名の選手が公開決勝に挑戦しました!

ひとつめの課題は9アイテムのブラインドテイスティング!

(右から)1~9
■3種類ずつ3グループ(1~3、4~6、7~9)に区分されたワインについて比較試飲してコメントする課題(7分)
第1フライトは赤ワインで主体はトウリガ・ナショナル、ブレンドしている品種がそれぞれ違うので味わい、ヴィンテージ、エリアの違い等についても言及できるかどうか。1はアリカンテ・ブーシェをブレンド、ペニンスラ・デ・セトゥーバル、2010/2はアリカンテ・ブーシェ、トウリガ・フランス、シラーをブレンド、アレンテージョ、2011/3はトウリガ・フランカ、ティンタ・ロリスをブレンド、ドウロ、2012。
第2フライトはマデイラのグループ、熟成年数、タイプの違いについて言及できるかどうか。
第3フライトは酒精強化ワイン、7と8は同じ品種でヴィンテージ(2011と2002)違い、9はラジド、ピコ島産



■サービスの問題は2つで、選手はポルトガル料理のレストラン“ソフィア&ヌノ”のシェフ・ソムリエという設定。”ひとつめのテーブル(2名席)では、客からのリクエストにこたえて、ワインリストの中からアペリティフ、併せてそれに合うアペタイザーを提案する。ワインリストの冒頭にあるスパークリングワインはアペリティフ向きではないのでそれを避け、白か赤を選択

■ふたつ目のテーブル4名席では『エスポラン・プライベートセレクション2012』の指定があり、デキャンタージュしてサーブする課題(6分)
底の広いデキャンターには若干水滴が残っているという設定で、リンスしてから作業に入るかどうかもポイントに


■最後は全員同時に、ランサーズ・ロゼを10脚のグラスに均等に注ぎ切る課題(4分)
テイスティンググラス8脚、ボルドーグラス2脚、ルールとして一度注いだグラスに戻るのは禁止


登壇順に

4位だった瀧田昌孝選手(パレスホテル)は、“ソフィア&ヌノ”という店名をきちんと告げてから接客、縦長のデキャンターでリンス作業も実践。「エスポランのプライベートセレクションのラべルはユニークで、ムートン・ロートシルトのように毎年絵柄が変わります」と解説、ワインのサービス中にコンクールデーが7月7日だったので、“七夕”についても触れていました。


5位の吉原隆行選手(レストラン花の木)は底の広いデキャンターを使用、出題者が意図していたリンスも行っていました。赤ワインにお薦めの日本料理はすきやき、醤油との相性の良さを強調

IMG

2位の野坂昭彦選手(ホテルニーオータニ、トゥ-ルダルジャン)のブラインド能力は定評がありますが、第1フライトでは同じ生産者(キンタ・ドス・ロケス)が造る同じエリア(ダォン)のワインで品種違いと回答。第2フライトはマディラのグループ(セルシアル、ブアル、ヴェルデーリョ)であり、また第3フライトは酒精強化ワインで、1はモスカテル・デ・セトゥーバル、生産者は“ジョゼ・マリア・ダ・フォンセカ”と断定、3はラジド(ピコ島)でヴィンテージは2002年と断定、これらはお見事でした。
サービスの食前酒には、ホワイトポートとトニック・ウォーターのカクテル“ポートニック”と“パスティシュ・デ・バカリュ(干し鱈とポテトのコロッケ)”を、課題の赤ワインに合わせる日本料理には「松坂牛も合いますが、日本の魚、まぐろのお寿司」と。

2年前にワインズ・オブ・ポルトガルのお招きで現地訪問した際、ポートのサンデマンでホワイト・ポートは夏に人気があり、ここでロック割りの飲み方を伺いました。干し鱈料理はポルトガルの名物でこれも人気があります。鱈自体はノルウェ-から輸入しているのが実情のようで、現地情報として面白く思いました。

“きらり”と光った森本選手の第3フライト

第2フライトは酒精強化ワインで、1はマデイラ(セルシアル)、2もマディラ(ヴェルデーリョ)、3は「マディラではない」と答えていましたが、レインウォーター(マディラに分類されるのでは?)と回答


第3フライトは酒精強化ワイン”のグループで、1と2がモスカテル・デ・セトゥーバル。1は若いヴィンテージで上質な酸を備え、2は熟成していて味わい深いこと、3に関してはピコ島のラジドと指摘、お見事!


食前酒にはブラセス・クラシコ2011(キンタ・ダ・ムルタ)をセレクト、アリント種が口の中をリフレッシュさせてくれるとコメントし、ホタテのマリネ レモン風味を提案。仮想客のリクエストを反映させたバイ・ザ・グラスで!


ミシュランの星を持つレストランを併設しているエスポランはツーリズムも人気です!
3週間前にポルトガルを訪問した森本さんですが、ツーリズムの来客が予定されていた為、ボデガ見学が叶わなかった話をしながらワインをサービスして、模擬客に親近感を与えていました。
「このワインに合う日本食は?」との質問に対しては、「熟成した和牛、神戸牛のわさび添え」を提案。質の良いタンニンとオークのフレーバーがわさびの要素と相乗してナイス・マリアージュになること、デキャンタージュしたワインが30分から1時間ほどで風味が広がることにも言及。本物の料理の登場を思わず期待したくなる提案だったと思います。


3位の谷川雄作選手(ティエリー・マルクス・ジャパン)はブラインドテイスティングの第2フライトをマディラと推定し、セルシアル、ブアル、ヴェルデーリョと回答。赤ワインにお薦めの和食は和牛や照り焼き(醤油と相性)と述べていました。


ランサーズ・ロゼはコンクールの常連ワイン!


時間内に作業を完了させた森本選手、ボトルも空!


森審査委員長がグラスの量を正確にチェック

結果発表、表彰式

ステージ上には同コンクールの主催者ヌノ・ヴェイルチーフマーケティングオフィサー、ソニア・ビエイラシニアアジアマネージャー、フランシスコ・シャヴィエル・エステヴェス駐日ポルトガル大使、森覚審査委員長
星山厚豪、井黒卓、岩田渉、佐藤陽一各審査員、5名のファイナリスト

エステヴェス駐日ポルトガル大使は「コンクールに参加したのは初めてであり、楽しい経験でした。ポルトガルは歴史あるワイン産地で多くの固有品種があり、ポートやマディラのみならず、近年ではヴィーニョ・ヴェルデも良く知られています。ワイン雑誌でも高い評価を受けており、コスパのあるワインです。今後もプロモーションを続けて行きます。最後にファイナルで健闘した選手の皆さんを讃えたいと思います」と挨拶

続いて、ヴェイル氏から、5位、4位、優勝者、2位、3位の順で発表がありました。


(左から)野坂昭彦、森本美雪、谷川雄作各選手


森審査委員長、ビエイラ氏、谷川選手、駐日ポルトガル大使、森本選手、野坂選手、ヴェイル氏



ポルトガルワインのマスタークラスセミナー

公開決勝の前に、ポルトガルワインのマスタークラスを開催
石田博副会長がMC、岩田渉&井黒卓各氏が先般のポルトガル現地研修での体験を踏まえつつコメント


供出された6アイテムは日本未入荷のグレイテストゴールドのワイン
ワインズ・オブ・ポルトガルが開催しているワイン・コンペティションで、グレイテストゴールド(ゴールドメダルのなかでも特に優れたワイン)に選ばれた十数アイテムのなかの6本。世界各国から招聘された審査員110名(MW、MS、ポルトガルワインの権威、ジャーナリスト等)がエントリーされた1300アイテムからブラインドテイスティングで選んだゴールドメダルが130本あり、そこから、5名の特別審査員(MW、MS、ポルトガルワインの権威)がグレイテストゴールドを選出。現在のポルトガルワインの傾向、風潮が理解できます。

11名から5名に

マスタークラスセミナー終了度、選手が一堂に会し、11名の準決勝進出者からファイナリスト5名の発表。
おめでとうございます!
(左から)
野坂昭彦 ホテルニューオータニ トゥ-ルダルジャン
瀧田昌孝 パレスホテル
谷川雄作 (株)テイエリー・マルクス・ジャパン
吉原隆行 レストラン花の木
森本美雪 コンラッド東京


すべてが終わって


ちょうどこの5月、ウィーンでヨーロッパ最優秀ソムリエコンクールの決勝戦を観戦するチャンスがあり、それを思い返しながら拝見していたのですが、ウィーンでは仮想客&仮想レストランの場面で、優勝したラトビアのトムソンズ選手が、「ようこそ、私のレストランへ。私はこの店(店名をお客様に伝え)のオーナー、トムソンズです」と本当に気持ちの良い挨拶をしてから、爽やかな導入で、仮想客を引き付けていました。その姿が素晴らしく印象深かっただけに、今回、石田実行委員長が挙げていたレストラン名“ソフィア&ヌノ”とポジション“シェフ・ソムリエ”の双方を仮想客に伝えた選手がひとりもいなかったのが少し残念でした。

森審査委員長のコメントにもあったように、昨年と比較して、ブラインド能力が格段に上がっている気がしました。熱き戦いだったと思います、お疲れ様でした!!


関連ページ
Wines of Portugal Japanese Sommelier of the year 2016
温故知新のポルトガル、14ワイナリーのご紹介から
ヨーロッパ最優秀ソムリエコンクール2017

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ヴィレッジ・セラーズ創業30周年記念:NZの『フェルトン・ロード』&『ノイドルフ』両醸造家によるランチセミナー [ワイン]

The Family of Twelve のフェルトン・ロードとノイドルフにフォーカス

フェルトン・ロードのブレア・ウォルターさん(左)とノイドルフのトッド・スティーヴンスさん

ニュージーランドの名門12生産者グループThe Family of Twelveのセミナー&テイスティングが日本で初開催されました。講師はフェルトン・ロードのブレア・ウォルター、ノイドルフのトッド・スティーヴンス両醸造家。フェルトン・ロードのブレアさんは親日家で今回が6回目の来日、トッドさんは初めての日本訪問でした。The Family of Twelveのセミナーの報告は改めていたします!

輸入元ヴィレッジ・セラーズ(以後VC)にとって、今年は創業30周年の記念年です。
今回は両ワイナリーの醸造家によるプレスランチリポート。2004年と2010年の垂直試飲も盛り込まれていたので、NZワインの熟成具合についても検証できました。

フェルトン・ロード&ブレア・ウォルター
セントラル・オタゴは世界最南端に位置し、標高が高く、昼夜の日較差が大きいエリアで、年間降雨量は350mm。フェルトン・ロードでは2001年からスクリュー・キャップを導入、2010年にデメター認証取得。
ワインメーカーンのブレアさんはリンカーン大学農学部に入学、同大学院での醸造・栽培学修士課程を終了後、海外(豪州、ナパ、オレゴン、ブルゴーニュ)で研鑚を積み、1996年フェルトン・ロードに参画。ランチの席上、「ワイン造りをしていくなかで、質感やのど越し、フレーバー等、ワインの細部に配慮するようになってきました。そのための良き教材が様々な国を訪問し、その国独自の料理とフェルトン・ロードのワインを合せる体験。これにより、自分たちのワインスタイル、大事なポイントを学んでいます」と語っていました。

ノイドルフ&トッド・スティーヴンス
ノイドルフのあるネルソンは南島北西部の端にあるので日照時間はセントラル・オタゴより長い。湿気が多く、降雨量はセントラル・オタゴの3倍。NZのなかでは一番風が弱いエリア。畑はサスティナビリティ栽培、NZのサスティナブル・ヴィティカルチャー・グループ設立メンバー。トッドさんのワイン醸造家としてのキャリアは13年。2008年から2012年の途中までの約5年間、フェルトン・ロードでブレアさんのアシスタントワインメーカーとして従事。その後、ノイドルフのワインメーカーに就任。


輸入元ヴィレッジ・セラーズのリチャード・コーエン社長と中村芳子専務との4ショット

ヨーロッパ最優秀ソムリエコンクール2017の間違い探し問題にも登場
5月にウィーンで行われた表記のコンクールで、フェルトン・ロードに関する問題(3つの中から1つの間違いを探す課題/制限時間30秒)が出ていたので、ブレアさんに画像をお見せしたところ、びっくり&大喜び、なさっていました!
画像はクリックで拡大可






-Felton Road Bannockburn Chardonnay2015, Marlborough(, New Zealand   Central Otago(

The World's Most Admired Wine Brands 2017では13位!

出典:Drinks International
また、フェルトン・ロードは今年3月に、Drinks International が発表した“The World's Most Admired Wine Brand 2017(MW、 ソムリエ、ジャーナリスト200名以上による投票)”で、ペトリュスやサッシカイヤを抜いて13位にランキングされています。コーエン社長がプレスランチの冒頭、“世界に影響を与えている小さなワイナリー”と形容なさっていましたが、まさに的確な表現!


第1フライトはモダンカビネットスタイルのリースリングvs注目のピノ・グリ

2015フェルトン・ロード・リースリング・バノックバーン (セントラル・オタゴ)
ビオディナミ農法。自生酵母(セラー内に棲みついている酵母)、全房圧搾後、ステンレスタンクに果汁を移し、甘味、酸味をみながらバランスのよい時点で発酵を停止させ、自然の甘味を残したワイン。2015年ヴィンテージの残糖度は74g/L(平均は50~65g/L)、Alc8.5%、生産量600ケース
甘さと、その裏に控えた酸のハーモニーが魅力。ドイツのカビネットタイプのワインで、NZの最南端に位置するセントラル・オタゴならではのリースリング、20年位の熟成にも耐えられる秀逸なワイン。2015年は収穫後半、かなり気温が下がったので酸は高め。今年(2017年)も同じような気候だったようです。

EUの規定ではAlc8.5%以下のワインは輸出できない為、フェルトン・ロードでは改善に向けての働きかけをしている最中とのこと。「その昔、低アルコールのワインは劣悪な年のものが多かったので、それを流通させないための規制で、ドイツやイタリアの寒いエリアに関しては例外措置が取られています」とブレアさん


2013ノイドルフ・ムーテリー・ピノ・グリ(ネルソン)
ノイドルフの拠点 自社畑アッパー・ムーテリー(粘土と砂利の土壌)のピノ・グリ100%。野生酵母、全房圧搾後、67%ステンレスタンク発酵、33%フレンチオークの500Lパンチョン(4~6年使用)、樽熟成6ヶ月、樽メーカーはタラサウド、残糖度5g/L、Alc14%、生産量300~500ケース
ここ数年、NZで人気が出ているピノ・グリ。生産量は第1位のSB、第2位のCHに次ぐ第3位。残糖のあるタイプからドライなタイプまで様々で、エスニック料理と合せることが多いとのこと。

ノイドルフのピノ・グリは白い花、洋梨、白コショウ、中盤から酸味、若干のビター感。「ぶどうのフェノールのバランスを見ながら仕上げていますが、残糖を少し感じる程度の味わい」とトッドさん


先附:才巻海老 炙り帆立 水茄子 茗荷 胡瓜@ コンラッド東京『風花』
ピノ・グリから醸し出される塩味に海老や帆立、ハーブの要素には水茄子や茗荷を合わせて
残糖のあるリースリングは御節料理にお薦めできるアイテム、“弁当”のなかの出汁巻玉子や馬鈴薯酒盗焼きと合わせて

第2フライトはフェルトン・ロードのピノ!

2004フェルトン・ロード ピノ・ノワール・ブロック5(セントラル・オタゴ)(右)
2010同上(左)
ブルック5はワイナリーに隣接しているエルムズ・ヴィンヤード内にあり、土壌は片岩粘土質、砂質レスが混在。自生酵母使用、樽メーカーはダミー。冷涼年の2004年は20%全房、シームレスな果実味とタンニン、スパイス、熟成に由来する旨味&複雑味。良年の2010年は17%全房で22日間発酵、18ヶ月間樽熟成(新樽35%)、ダークチェリー、プラム、ドライローズ、ミネラル、エキゾチックスパイス、タンニンはきめ細かく滑らか、旨味


弁当
(左) 時鮭蚕豆焼 太もずく柑橘和え 出汁巻玉子 鯛木の芽寿司 稚鮎香り揚げ 馬鈴薯酒盗焼 新牛蒡ブルーベリー漬ほか
(右)造り 鰹サラダ仕立て 唐柿豆腐 太刀魚双身揚げ 和牛炭火焼き

エレガントなスタイルの2004年は、和の素材に寄り添い、ピノと日本食の相性の良さを証明してくれました。特筆すべきは、2010年ヴィンテージと食事に添えて出されたお味噌汁。発酵食品のお味噌と2010年の旨味が混然一体となり美味。お味噌との相性はブレアさんも過去何度も感じているとのことでした!

ブレアさんは全房発酵に関して、「セントラル・オタゴの果実味を出すには、全房をしなくても良いと思っています。若い樹や高台で涼しい畑は熟成が遅いので、清涼感が出やすくなるので全房にはしない」とコメント。

第3フライトはノイドルフ自社畑のピノ・ノワール

2004ノイドルフ ムーテリー・ピノ・ノワール(右) 
2010同上(左)
前氷河期にできた堆積土壌の自社畑ムーテリー・ヒルズのぶどう。自然酵母で自然発酵。フレンチ・オークのバリック(40%新樽)で11ヶ月間熟成。2004年は難しい年だったそうですが、13年の熟成を経て、とても良いバランス。赤系果実、ピンクペッパー、なめし皮、果実の凝縮感。2010年はフレンチオークのバリック(30%新樽)で12ヶ月間熟成。清澄、濾過なしで瓶詰、生産量506ケース、ダークチェリー、ドライハーブ、甘草、深みのある味わい、広がりのある長い余韻


塩豚と碓井豆の炊き込み御飯


食事:炊き込み御飯 振り胡麻 留椀 合わせ味噌 香の物 三種盛り
脂分と塩分が凝縮感のある2010年とナイス・マリアージュ!


甘味:抹茶団子二種 季の物


VCが垂直試飲のために用意した2004年と2010年ヴィンテージとの遭遇に大満足なさっていたおふたり。NZではセラーで熟成させることなく、リリースしたら、すぐに飲んでしまうのが飲酒流儀のようなので、古いヴィンテージのテイスティングは日本での感動をさらに盛り上げていたようです。参加者にとってもNZのピノ・ノワールの熟成のポテンシャルを確認する貴重な時間になりました。ヴィレッジ・セラーズのコーエン社長と中村専務に御礼申し上げます。

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[ハートたち(複数ハート)]製品についての問い合わせはヴィレッジ・セラーズ(株) ℡0766-72-8680
URL:http://www.village-cellars.co.jp/winery/

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日本のワイン産業140年!  シャトー・メルシャンの「甲州」3種と新登場「岩崎甲州」 [ワイン]


赤紫色の甲州ぶどう

ルーツについては2013年に独立行政法人酒類総合研究所の後藤奈美研究企画知財部門部門長(現 理事長)が日本ブドウ・ワイン学会(ASEV Japan)で行った発表で詳細がわかります。

5月16日にメルシャン株式会社(以後メルシャン)から4種の甲州ワインがリリースされました。
『シャトー・メルシャン 山梨甲州(参考価格1,830円+税)』、『同甲州グリ・ド・グリ(参考価格2,780円+税)』、『同甲州きいろ香(参考価格2,780円+税)』と、新製品『同岩崎甲州(参考価格3,020円+税)』。ヴィンテージは2016年、先の3つは従来からのアイテムで、岩崎甲州はシャトー・メルシャンの源流つながりの“甲州ぶどう”から造られています。

シャトー・メルシャンの源流『大日本山梨葡萄酒会社』誕生から140年
この画像はクリックで拡大可


日本が誇るシャトー・メルシャン。この源流は日本初の民間ワイン会社『大日本山梨葡萄酒会社』で、明治10年(1877年)、140年前に設立されました!
同社はフランスに高野正誠と土屋龍憲のふたりの青年を派遣。彼らは現地でぶどう栽培と醸造技術を学び、帰国後、本格的なワイン造りを開始しました。新発売の『岩崎甲州』は、ふたりの実家、高野家と土屋家が手掛けるぶどうで造ったワインです。両家は今でも勝沼町岩崎地区でぶどう栽培を行っているので、この記念すべき年に、シャトー・メルシャンの『岩崎甲州』としてデビューすることになりました。

好天に恵まれた2016年
暖冬で、4月の気温は観測史上3番目に高い記録。その後も良い気候で、甲州ぶどうの開花は過去10年で最も早かった昨年と同日。梅雨入り後も晴天で、猛暑は7月中旬まで続いた。収穫は酸の低下を注視し、9月下旬から10月上旬に実施

甲州3種をお寿司に合わせて


甲州ワイン4種が揃ったので、赤酢を使ったお寿司でマリアージュ探求をしてみました。
ただ、甲州きいろ香だけは、故富永敬俊博士とお約束したことがあり・・・



『きいろ香』の生みの親 富永博士が2008年6月に急逝なさってから、9年経ちましたね。
甲州プロジェクトの第2弾が『きいろ香』でした。私はスタート時から取材してきましたが、きいろ香に関しては「リリースしてすぐに飲むのではなく、少なくとも半年は待ってから」というのが私の持論。博士にも意見を述べ、博士からも「そのほうが望ましい」とのお返事をいただいていたので、リリースして間もない『きいろ香』は今回は外しています。これは半年セラーで寝かせてから、お寿司に合わせてみたいと思っています。 

5年物の赤酢は酸味まろやか、素材の旨味も
相性チェックの場所は、豊洲移転報道の真っ最中の築地。過去にも何度かお邪魔しているつきぢ神楽寿司で、ここのシャリには若干色が付いています。これはオリジナルの5年物の赤酢を使っているからで、酸味はまろやか、素材の旨味が引き立つ赤シャリです。

発酵&醸造も3種3様
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左から
山梨甲州は9月下旬から10月上旬に収穫した山梨県甲州市、甲府市、韮崎市などの甲州ぶどうを使い、シュール・リー製法で仕上げたワイン。ステンレスタンク主体で発酵、同じくステンレスタンク主体で約5ヶ月間育成。淡い黄色、レモンや和風柑橘系果実、吟醸香、爽やかな酸味、余韻に軽いビター感。素材をそのまま生かした食材がお薦め

岩崎甲州は10月上旬に収穫した勝沼町岩崎地区の甲州ぶどうで、樽で約14日間発酵、オーク樽で約3ヶ月間育成。色調はイエロー、レモンやライム等の柑橘系アロマ、ブリオッシュやイースト香、フレッシュでキレの良い酸味&心地良い渋味、好印象

甲州グリ・ド・グリは10月上旬に収穫した山梨県国中地域主体の甲州ぶどうで、ステンレスタンクおよびオーク樽で約20日間発酵、ステンレスタンクおよびオーク樽で約4ヶ月間育成。最近、メルシャンでは“オレンイワイン”と呼称している由。色調は果皮由来のオレンジ、紅茶(ダージリング)、ドライフラワー、低い温度だと渋みを感じ、徐々に温度変化していくことでマイルドに。旨味&複雑味が魅力。みりんや醤油を生かした料理、炙りもの、山菜や春野菜のように苦みを生かした料理に合せて


大トロ()、しまあじ(
大トロは山梨甲州、しまあじは岩崎甲州、ガリも岩崎甲州で◎
岩崎甲州は酸のメリハリがあり、上品!


鱚変わり揚げ、ずんだあん
脂分があるので、グリ・ド・グリのタンニンが口中を洗い流してくれる印象
青唐辛子の揚げ物は山梨甲州と素直な相性



アスパラすり流し
上部はアスパラガスとトウモロコシ、中段はじゅんさい、エビ、小柱が入った茶碗蒸し仕立て。手の込んだ一品。いろいろな素材が入ったすり流しには包容力のあるグリ・ド・グリが!



左から)赤身、金目鯛炙り、あじ、穴子、玉子
赤身やあじは岩崎甲州、金目鯛の炙りは旨味が凝縮されていて香ばしい風味、岩崎甲州グリ・ド・グリと合わせてナイスマリアージュ! 穴子は深みのあるグリ・ド・グリ

つきぢ神楽寿司では三浦友久専務にお世話になりました。また、マリアージュ探求ではワインサロンフミエールの友原範士社長と宮川文子主宰にもご同席いただきました。
いつも、ありがとうございます!!!

[ハートたち(複数ハート)]140周年を記念した日本ワインづくり140年の系譜のサイトで、シャトー・メルシャンの製造部長兼チーフ・ワインメーカーの安藤光弘さんが「甲州」について語っています。このページ全体必見です!


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今年もファインズ主催第7回チャリティ試飲会に温かな支援の輪! [ワイン]

東日本大震災復興を願い海外からの支援の輪
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2011年3月11日に発生した未曾有の東日本大震災の被害状況を憂い、輸入元ファインズと繋がる海外のワイン生産者たちから即刻届いた支援の輪。同年7月、ファインズ主催で第1回チャリティ試飲会が開催されました。チャリティのために来日してくださったワイン生産者&関係者の皆様、素晴らしいワインを供出してくださったワイナリーの皆様。義援金はファインズ様からCivic Forceに全額寄付され、震災の復興支援に活用していただきました。

継続は力なり!
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ファインズの中西卓也社長(前列右)は「今回も多くの方にご賛同いただき、各国から駆けつけた生産者とともに過ごせることを社員一同感謝しております」と挨拶

7回目を迎えたチャリティ試飲会!
テロワールとの出会い ~飽くなき挑戦をする生産者の饗宴~ をテーマに、今年は海外から15名の生産者&関係者が来日しました。3月4日、会場の恵比寿EBis303にはワイン愛好家300名以上が集い、生産者たちと交流しました。先日、ファインズ様から、入場チケット、セミナーチケット、有料試飲などの総額は2,744,500円との報告がありました。これは例年通り、復興支援のため、Civic Forceに全額寄付される予定です。

チャリティ会場から
支援応援に駆けつけてくださったのはフランスからアンリオ、ドメーヌ ブシャールP&F、ウィリアムフェーブル、ドメーヌ アンリ ボワイヨ、ドメーヌ デュ ノゼ、ドメーヌ バロン ド ロートシルト(ラフィット) 。イタリアからはマッツェイ、チェレット。アメリカからハイド ド ヴィレーヌ そしてチリからラポストールです。

有料試飲のアイテムにはアンリオのキュヴェ アンシャンテルール1976も

長熟の極み〝キュヴェ アンシャンテルール1976〟

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シャンパンの状態をチェック中のメゾン エ ドメーヌ アンリオのジル ド ラズィエール社長

ピエモンテ アルバの食文化の伝道師

ジャコリーノジッラルディCEO()とパートナーと林茂さん

林さんは「第7回のテーマはテロワールですが、イタリアでも一番早くからテロワールに注目して実践しているのがピエモンテであり、そのなかでもチェレットは1960年代から良い畑を入手し、周囲にもその考えを伝えていったので、大事なポイントをしっかり押さえています。流行に流されず、伝統的な造りを守っています」と語っていました。

トスカーナの歴史あるワイナリー『マッツェイ』
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自慢の『フォンテルートリ シエピ』を手にする25代目当主のジョヴァンニ マッツェイさんと奥様
私のお薦めはグレーラとピノ・ビアンコから造る『プロセッコ ブリュット ミレジマート2015』

メゾン エ ドメーヌ アンリオの頼りになる東アジア輸出担当西山雅巳さん
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第1回から皆勤で応援して下さっている西山さんはブシャールとウイリアム フェーブルの顔として活躍中

オベール ド ヴィレーヌさんの妹家族が造るエレガントなサンセール
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シリル ド ブノワさんと奥様。DRCのヴィレーヌ当主の甥っ子さんで、オーガニック、ビオディナミを導入中。「来年デメターの認証を受けることができそう」とブノワさん

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ヴィエイユ・ヴィーニュから造るサンセール ブラン シャトー デュ ノゼ2013と同2012

2013年は春が温かく、ぶどうの開花がスムーズだった年。ぶどう自体に凝縮感があります。ミネラル感豊かで凛とした印象、酸のメリハリがあるので、あと2~3年寝かせてから楽しみたいワイン。2012は「温暖な年だったので糖度も上がり、2013より若干Alcも高め(表示は同じでも少数点以下は異なる)。フランスにはもう在庫がありません。久々に飲んでみましたが、今飲み頃です」とブノワさん。果実味豊かで口中での広がりもあるワイン、美味しいです。マリアージュでは2013年はアペリテイフで。2012年は甘味もあるのでチョコレート菓子等のデザートがお薦めとのことでした。

テロワールを表現する完璧主義者
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第1回のチャリーティ試飲会時にも来日して下さったドメーヌ アンリ ボワイヨのボワイヨ当主(右)とクルチエのミシェル・ガイヨさん

ブルゴーニュの雹(ひょう)害話になった時、おふたりは「昨今の雹害は局地的なもので、ポマールやヴォルネイに集中しています。単純に温暖化だけならそうはならない。今、懸念しているのは、ヴォルネイの西側にある丘の後方で自然を破壊する作業が行われていることです。森林を伐採したり、採石場を作る為に、金属性の倉庫を建設し、80㌶あまりの採石場には石が転がっている状態なので、そこに陽が当たり、温まってしまうことで、自然のバランスが崩れています。これはGoogle mapで見ればすぐわかります」と。要チェック項目でした!

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アンリオグループのワインたち

フランスの伝統とチリのテロワールの融合『ラポストール』
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昨年に続き、2度目の参加のシャルル ド ブルネ マルニエ ラポストール当主


近日登場! チャリティ試飲会でお披露目された軽快で爽やかな ル ロゼ2016

世界各地でエレガントなワイン造り
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ドメーヌ バロン ド ロートシルト(DBR)からはミシェル ネグリエ輸出部長とオリヴィエ トレゴワ海外ドメーヌ醸造責任者が来日

DRCのヴィレーヌ当主とのジョイントベンチャー

ハイド ド ヴィレーヌからはゼネラルマネージャーのジェームズ アイアーさんが来日
※DBRとハイド ド ヴィレーヌには立ち寄れませんでした。



中西社長の挨拶のなかに、「リピーターが増えています」とのお言葉がありました。
ファインズチャリティ試飲会には、毎回素晴らしいワインが供出されますので、多くのワイン愛好家から高い評価を得ています。有料試飲には日頃飲めないアイテムが揃います。
第1回チャリティ試飲会のブログリポートにも書きましたが、被災地に向けての支援活動はまだまだ続けていかなければなりません。そのような中で海外から来日するワイン生産者との絆を深めながら開催しているファインズ主催のチャリテイ試飲会はワインを生かした〝実のある〟支援活動だと確信しています。
どうぞ来年もよろしくお願いいたします。

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ルイ・ジャド スペシャル メーカーズ ディナー@日比谷松本楼 ~ボージョレの本質はクリュ・ボージョレにあり~ [ワイン]

ヌーヴォーだけじゃないボージョレ!

昨秋からの構想を実現させたルイ・ジャド メーカーズ・ディナーが成功裏に終わりました!

ナビゲーターはルイ・ジャド(輸入元:日本リカー)の輸出部長オリヴィエ・マスモンデさん、ディナーは主催のワインサロンフミエール友原範士社長と宮川文子主宰と行いました。
そもそものきっかけはピエール・アンリ ガジェ社長から頂戴した秀逸なボージョレワイン(上記の画像)で、これらはメゾン・ルイ・ジャドが1996年にボージョレ地区のムーラン・ア・ヴァンで最も名声を誇るシャトー・デ・ジャックを入手して20年になる記念の蔵出しワインでした。

日本ではボージョレと言うと、ヌーヴォーが話題になる傾向です。しかしながら、ボージョレは長い歴史を持つワイン産地であり、ガメイ(ガメ)種から最高のクリュ・ボージョレが生産されています。今回はそこにフォーカスしました。開催に至る経過は11月12日付ボージョレ探求にまとめてありますのでプロローグとしてご笑覧いただけましたら幸いです。

ディナー前の会場で

ディナー会場は日比谷松本楼3階のボア・ド・ブローニュ
いつもながらの上品なセッティング


供出ワイン8アイテムに合わせたスペシャルなグラスたち、壮観!
ご協賛くださったリーデル・ジャパン(株)に感謝です!


第1部はワインサロンフミエールの宮川文子主宰がMCを担当。オリヴィエさんはブルゴーニュワインの今と同社を紹介。第2部はクリュ・ボージョレのムーラン・ナ・ヴァンとモルゴンにフォーカス、ハイライトとして今年で20年目のムーラン・ナ・ヴァンのシングルヴィンヤード“クロ・デ・トラン”と“ラ・ロッシュ”の1997年ヴィンテージも披露。それらをオリヴィエさんと紹介させていただきました。


第1部
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供出ワイン(左から3本まで)
■CHAMPAGNE CHARLES HEIDSIECK BRUT RÉSERVE
シャンパーニュ シャルル・エドシック ブリュット レゼルヴ
■2013 Chassagne-Montrachet (Blanc) Louis Jadot
シャサーニュ・モンラッシェ(ブラン) ルイ・ジャド
■2011 Savigny-lès-Beaune La Dominode Domaine Louis Jadot
サヴィニー・レ・ボーヌ プルミエ・クリュ ラ・ドミノード ドメーヌ・ルイ・ジャド

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フォアグラのムース、コンソメのジュレとレンズ豆のサラダ

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シャルドネ、ピノ・ノワール、ムニエを3分の1ずつブレンドし、10年以上熟成させたリザーヴワインを40%使ったシャルル・エドシック。シャンパンの滑らかさとトロリとした食感のジュレ、シャンパンの味わい深さとフォアグラのムースのこってり感が寄り添った贅沢なマリア―ジュ

オリヴィエさんが語るブルゴーニュ&ルイ・ジャド

ブルゴーニュAOCのワインを分類すると、ピラミッド型のベース部分が21のリージョナブルアぺラシオン(65%)、その上が44の村名アペラシオン(23%)、さらに636のプルミエ・クリュ畑(11%)、そして頂点に32のグラン・クリュ(コート・ドール)と1つのシャブリ(7クリマ)が僅か1%という構成になります。

テロワールを生かす

1826年に初めてボーヌ・クロ・デ・ズルシュールの畑を購入

ルイ・ジャドの創業は1859年です。2009年に150周年を迎えた折、ガジェ社長が来日し、メゾンについて語りました。その時に年表を作成しました。今回のディナーでもオリヴィエさんがメゾンの沿革について解説なさったので、ルイ・ジャド社150年の歩みをリンクしておきます。

直近の情報(2010年~2017年)では、2012年にワインメーカーがジャック・ラルディエールさんからフレデリック・バルニエさんに交代したこと。自社畑が228㌶(コート・ドール90㌶、ボージョレ80㌶、12グラン・クリュ8㌶、46プルミエ・クリュ50㌶/全体の60%が賄える)に増えていること。加えて、銘醸ワインを42ヴィンテージ造ってきたラルディエールさんは2012年のリタイア後、新天地オレゴンで同社のためにピノ・ノワール造りをしていることが挙げられます。

豊潤なシャサーニュ・モンラッシェ
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白い花やアカシア、白コショウ、口のなかに広がるねっとり感、鼻腔から抜ける軽い樽香と豊潤さ、グラスとの相性も最高、美味!

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長崎県産 平スズキとタルタルとズワイ蟹のブランダード シャルロット仕立て

オリヴィエ:ブルゴーニュならではのミネラル感とエレガントさがあり、私はジェントルマン・ファーマーワインと呼んでいます。とてもよく熟成した長期保存ワインです。手摘みで収穫し、発酵期間は1ヶ月程度、樽熟成18ヶ月(新樽率30%)です。

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セップ茸とグリュエールチーズのタルトレット
白ワインのなかのスパイシーさやマッシュルーム似のニュアンスがセップ茸とナイスマリアージュ

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オリヴィエさんのワインの知識全開、私にとって貴重な時間でした!

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リーデル・ジャパンの庄司大輔シニアグラスエデュケイターが使用中のグラスについて解説。
庄司ヴェリタスシリーズのグラスはボウル部分とステムに繋ぎ目がない作りです。これは溶けたガラス材を引っ張りながら脚を作る引き足と呼ばれるハンドメイドと同じ製法です。

マシンメイドの最新アイテム<ヴェリタス>シリーズは2種用意されました。
■シャンパーニュワイングラスと ■オークシャルドネです。シャンパーニュグラスでは『シャルル・エドシック』の特徴である洋梨の香りをしっかり利き取ることができましたし、シャルドネグラスからは果実の豊潤な香りが漂い、味わう前からときめきを感じました。 赤ワインはセミナー等でよく使われているハンドメイドのリースリンググラスで、黒や赤い果実の風味、中盤以降木目の細かいタンニンと凝縮感、心地よい余韻

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オリヴィエ:サヴィニー・レ・ボーヌ ラ・ドミノードの〝ドミネ〟は古いフランス語で〝支配する〟の意味。他のぶどう畑を支配するような存在だったことから命名されました。多くのサヴィニー・レ・ボーヌは繊細でビロードのようなタッチですが、このワインは繊細ながら力強さも備えているタイプ。20年位保存できる長熟ワインで栽培はビオディナミ。手摘みで発酵期間は28日、18ヶ月樽熟(新樽率30%)、生産量は年間400~500ケースの希少ワインです。

宮川文子MCからオリヴィエさんへ質問
Q:ルイ・ジャドが赤ワインから白ワインの順でテイスティングを行うのはなぜ
A:樽のなかの赤ワインを試す場合にはタンニンや強さがあるので、その後に白を試すことで口中をリフレッシュさせることができます。ゆえに若いワインの時は赤、白の順で行うことが多いです。
:ビオディナミを実践していることを公言しないのは
A:1989年から取り込んでいるので先駆者的存在ですが、言葉で言うより、実行に移すというのがメゾンの信念だからです。また、ビオディナミをマーケティングのツールには使いたくなかったというのが理由です。


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Photo by Ayano
参加者に目からウロコの体験をさせてくださる庄司大輔さん
オリヴィエさんも「今までリーデルグラスのこのような話は聞いたことがない!」と大絶賛


第2部
スタート前に昨年4月にボージョレワイン委員会の広報担当から伺ったデータを

クリュ・ボージョレは2% !?
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資料提供:ボージョレワイン委員会
ボージョレ全体から見た輸入国ナンバー・ワンは日本、2位以降はアメリカ、英国、カナダ

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ボージョレワイン委員会
日本での販売量を見ると、11月第3木曜日解禁のヌーヴォーが圧倒的。クリュ・ボジョレはわずか2%。クリュ・ボージョレは北部を中心とする10の村名ワイン「サン・タムール」、「ジュリエナ」、「シェナ」、「ムーラン・ア・ヴァン」、「フルーリー」、「シルーブル」「モルゴン」、「レニエ」、「ブルイイ」、「コート・ド・ブルイイ」です。

ボージョレのぶどうはガメイ
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資料提供:ボージョレワイン委員会
ガメイはグーエ・ブランとピノ・ノワールの交配で誕生したぶどう


ようこそシャトー・デ・ジャック
17世紀に建立されたシャトー・デ・ジャックをメゾン・ルイ・ジャドが入手したのは1996年のことで、昨年20周年を迎えました。所有する畑はムーラン・ア・ヴァンとモルゴン、醸造責任者はシリル・シルーズさんです。ちなみにボージョレ地区にはシャトーと名の付く建造物が65あります。

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ムーラン・ア・ヴァンは27㌶所有、うち19㌶はシングルヴィンヤード(5つ)
・ラ・ロッシュ・・・花崗岩と石英の土壌でミネラルが強い
・クロ・デュ・グラン・カルクラン・・・砂質と若干の粘土質を含む土壌、マンガンの地層
・クロ・デ・トラン・・・表面に砂質、下層に粘土を含み、若干水分が多い土壌
・シャン・ド・クール・・・砂岩がメイン、若干粘土を含む。母岩はマンガン
・クロ・ド・ロシュグレ・・・標高の高い場所にあり、焼き物に使う土と似た土壌

モルゴンは11㌶、コート・デュ・ピィとロシェ・ノワールがあり、面積は約半々
・コート・デュ・ピィ・・・昔火山だった場所、花崗岩とシスト(結晶片岩)を含む土壌
・ロシェ・ノワール・・・ピィの畑の真下にあり、ピィより標高が低い、土壌は火山岩や黒いシスト

シャトー・デ・ジャックの基本的な栽培・醸造
■すべての畑はサスティナブル、一部ビオディナミ(ロシュグレ畑)導入
■低収量(仕立て方はゴブレとコルドン併用、将来的にはコルドンに移行)
■収穫は100%手摘み&手で選果、ほぼ100%除梗
■天然酵母のみ使用、マセレーションは30日間
■12ヶ月間木樽で熟成

基本的に発酵、醸造等の製法は同じなので、違いは気候とテロワール。ヌーヴォーのようなマセラシオン・カルボニックは行いません。仕立てはゴブレ式がメインですが、雨が多い年には葉の内側にあるぶどうが湿気を帯びて腐るので、近年は風通しが良く、太陽の恩恵を受けやすいコルドン・ド・ロワイヤに移行しています。

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オリヴィエ:ボージョレ地区はブルゴーニュ地方の南に位置しています。ブルゴーニュとボージョレの違いは品種と土壌で、前者はピノ・ノワールとシャルドネで泥灰土壌や石灰質、後者はガメイで花崗岩質です。

上質のガメイを飲んだ時には、その50%はピノ・ノワールのDNAを飲んでいることになります。でもピノ・ノワールは花崗岩土壌が嫌いで、ガメイは石灰質土壌が嫌いなので、ピノはボージョレではうまく育ちません。ボージョレ地区でよく知れられているボージョレ・ヌーヴォーは誕生してわずか50年足らず、ボージョレでは2000年前からワイン造りをしているので、美味しいクリュ・ボージョレを飲んで欲しいと思っています。


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()2002 Moulin-à-Vent Château des Jacques
ムーラン・ア・ヴァン シャトー・デ・ジャック
オリヴィエ:冷涼年、酸が多い年だったので発酵期間を長くしました。緊張感のあるワインで香りから花崗岩が連想できます。小さな赤い果実、コショウ、わずかに樽の香り、目を閉じて飲むとガメイ、ボージョレとは思えません。
このリアルなボージョレの世界にようこそ!

2001 Moulin-à-Vent Champ de Cour Château des Jacques
ムーラン・ア・ヴァン シャン・ド・クール シャトー・デ・ジャック
オリヴィエ:シングルヴィンヤードのシャン・ド・クールのワインです。2002年と同じく冷涼年でしたが、2001年のほうが雨が多く、全体的に軽めのワインが多い年でした。スミレの香りが顕著でビロードのようなタッチ、フローラルなワインです。2ヴィンテージとも醸造方法は同じなので、違いはテロワール。ともにノン・フィルターです。

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)2002年のほうが深みのある色調、共に上質な酸味で口中スムーズ、エレガント

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青森県産メバルのポワレとアンディーブのムニエル 赤ピーマンのクリーとバルサミコ
2006 Morgon Côte du Py Château des Jacques
モルゴン シャトー・デュ・ピィ シャトー・デ・ジャック

オリヴィエ:モルゴンはムーラン・ア・ヴァンより力強いワインです。醸造方法は同じなので違いはテロワール。コート・デュ・ピィは火山だった場所で、黒い花崗岩の土壌です。2006年は暑い年だったので凝縮感があり、黒系果実や種の大きな果実のニュアンスがあります。熟成が早く進んだので10年くらいは楽しめるワインです。


リーデルのブルゴーニュグラスで魅力探求
ピノ・ノワールの血を半分受け継いでいるガメイにはブルゴーニュ型のグラス、ピノ・ノワールグラスで飲むと、ぶどう本来、ワイン本来の姿がキャッチできることがわかりました。

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モルゴン2006にはピノ・ノワールグラスを使いました。庄司さんは参加者にグラスの容量を理解してもらうために、お水を入れた750mlのボトルを用意、そこからピノ・ノワールグラスに水を注いでいくと・・・なんと1本分入りました! 会場からは感嘆の声(笑)

テーブルの上で寝ているグラス!
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ピノ・ノワールグラスは丸みを帯びているので、ワインを適量入れてテーブルの上で寝いてもこぼれません。このゆるやかな曲線が大事な要素です。

庄司:ワインが口中に入ってくる時、私たちは顎を上げる姿勢になるので、舌先にあたった液体は、舌の上を滑り台のように降りてくることになります。口中に入ってきたワインは舌の上に甘みを残しながら、す~っと喉の奥に消え、「美味しい」と感じることができます。このモルゴンはまさしくそれを証明しています。

次に、世界で一番売れている<ヴィノム>シリーズのボルドーグラスに入れ替えて味わってみますと、モルゴンから感じる香りは弱く、一口飲むと酸を感じるので、酸っぱい印象になります。折角の果実味が出てきません。


オリヴィエさん大絶賛のグラスパフォーマンス
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オリヴィエ:ボルドーグラスに入れた途端、モルゴンが閉じてしまいました。ワインが垂直方向に進み、より緊張感のある香りで、タンニンも閉じ気味になりました。これがピノ・ノワールグラスだと花が開くように、花びらの1枚1枚が見えるような印象でした。リーデルグラスのこのような素晴らしいパフォーマンスは初めてなので、若いワインで飲み比べてみたいと思いました。

母なる大地に感謝の1997年ヴィンテージ
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牛ホホ肉のラグー パルマンティエ トリュフ風味 
マッシュルーム入りポテトのピューレ コーティング焼き
1997 Moulin-à-Vent Clos des Thorins Château des Jacques
ムーラン・ア・ヴァン クロ・デ・トラン シャトー・デ・ジャック
1997 Moulin-à-Vent La Roche Château des Jacques
ムーラン・ア・ヴァン ラ・ロッシュ シャトー・デ・ジャック

オリヴィエ:1997年はシャトー・デ・ジャックを入手して2年目の年になるので、2番目のヴィンテージです。寒くて雨が多く、ベト病も広がり、難しい年でした。畑での選別作業も大変で、ぶどうは房ではなく、粒での選別でした。ゆえに収量も少なく40%減。ぶどう本来の果実味、タンニンの抽出に気を遣い、とても苦労しました。
正確には、この9月でちょうど20年になります。20年前に飲んだ時は、今日のように、おいしく飲めるとは夢にも思っていませんでした。母なる自然に感謝、すべての人に感謝したい気持ちです!

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Photo by Ayano
山田宏行シェフとオリヴィエさんのエール交換、マリアージュについては「素晴らしい」と大満足!

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フロマージュブランに爽やかなベリーと苺のスープ
これは1997の上質な酸味と混然一体、シャンパンと苺の組み合わせよりお薦めです!
ベリー系果実の要素を持つガメイ、このぶどうの上品な熟成具合とデザートは最高でした。

グラスのスワリング話
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Photo by Tomohara

オリヴィエ:ジョルジュ・ブラン(ミシュラン3ッ星レストラン)で仕事をしていた時、同じワインをサービスしているのに、顧客が異なる意見を言うので不思議に思っていました。ある時、右利きと左利きではグラスの回転が違うことに気がつきました。兄弟に左利きがいたことで、それが役にたちました。それからはソムリエたちに、顧客が右利きか左利きか、注意するように言っていました。

地球の自転と同じ方向(時計回りと反対/左から右への回転)に回すと、香りのスぺクトルをあがるのでポジティブな要素を立ち上がらせることになり、フルーティさが出てきます。自転と反対(右回り)だと、香りのスペクトルを壊すことになるので、土の持ち味、要素が出てきます。双方は補完する形で存在するので、両方することで、ワインを理解する力が向上します。これは何回も何回も行っているうちに、ある日、そうか!と理解できます。


感謝を込めて
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Photo by Matsumotoro
松本楼の小坂文乃副社長とオリヴィエさんとの3ショット

シャトー・デ・ジャックを飲む前にオリヴィエさんが語ったことは
今日は皆さんに時を経たワインをお楽しみいただきました。これらは大事な方々とわかち合いたいと思って取っておいたワインです。通常はフランスから出ることがないワインです。ピノ・ノワールとガメイの大きな違いは、飲んだ時に哲学的な思いをもたらすのがピノで、飲んだ時に自然と微笑みが出てくるのがガメイ、ガメイは友人と楽しんで欲しいワインです。このような古いワインが好きだと思ったらこれからも飲み続けてください。


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左から)友原範士社長、宮川文子主宰、小坂文乃副社長、内野和弘副支店長、高橋修ソムリエ

ご協賛くださったメゾン・ルイ・ジャド、日本リカー両社に心から御礼申しあげます。3時間強の大半を熱い語りで盛り上げてくださったオリヴィエ・モスモンデさんに感謝します。
お忙しいなか駆けつけ、ご挨拶くださった岡本恭典東日本営業本部長、同席くださった池田憲昭支店長、佐々木様万理、通訳の井村悦子様、本当にありがとうございました。

小坂文乃副社長、山田宏行シェフ、高橋修ソムリエをはじめとする松本楼の皆々さま、お世話になりました。今回は600脚のグラスもあり、洗浄・拭き上げでは、いつも以上にお手間をおかけしました。本当にお疲れ様でした。ありがとうございます!
オリヴィエさんを感嘆させたリーデル・ジャパンの庄司シニアグラスエデュケイター、ありがとうございました!

ワインサロンフミエールの友原範士社長、宮川文子主宰
昨秋からの企画の遂行とご協力に感謝しています、ありがとうございました!
ご参加くださったワインラバーの皆さま、お付き合いいただき、ありがとうございました!!
滅多に出逢うことができない時を経たガメイの凄さを感じていただけましたら嬉しく思います。

アカデミー賞の授賞式のような挨拶になっておりますが、心から深く感謝しています!
そして、これからもシャトー・デ・ジャックをよろしくお願いいたします。


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第2弾 お正月にお薦めのボージョレ・ヌーヴォー [ワイン]


昨日、〝ワインのこころFB版”で、ワシントン州のスパークリングワインをご紹介しました。その折、毎年1月3日に行っている新年会&お誕生日のお祝い会について触れたのですが、5年前のブログを見て、思わずニッコリ。同じボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォーを取り上げていたからです。
http://non-solo-vino.blog.so-net.ne.jp/2012-01-03

2016年VTの秀逸なボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー
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季節もののモンドールやローストビーフとナイス・マリア―ジュ

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メゾン・ジョセフ・ドルーアンのボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー ヴィエイユ・ヴィ―ニュ2016
ルイ・ジャドのボージョレ・ヴィラージュ・プリムール ノン・フィルター2016(

ドルーアンは若さを感じる赤紫色、ブラインドで飲んでもガメ種とわかるボージョレの特徴が出たスタイル。赤系&黒系果実(ラズベリー、ブラックカラント等)、古樹由来のミネラル、滑らかな酸、シームレスなタンニン、持続性のある味わい。
ルイ・ジャドは深く濃いルビー、黒系果実(ブラックベリー、ブラックカラント等)、重厚感があり、木目細かいながらタンニンの存在感あり、滑らかで旨味を感じる味わい

ドルーアンのヌーヴォーをかぶら寿司とあわせて
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今年はドルーアンとかぶら寿司(白かぶら&ブリを糀で漬け込んだ発酵食品)との相性を診たのですが、馴染み感が好印象。ワインもかぶら寿司もともに発酵物なので相性を一層引き立てていました。生臭みを感じさせないところが素晴らしいです。 5年前の数の子もそうでした。

余談ですが、2年連続で、解禁日にドルーアンの定番ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォーがANA国際線(一部路線で)ファーストクラス、ビジネスクラスでふるまわれています。

酉ラベルのエトカルタ
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今年のエトカルタは酉ヴァージョン
蟹と合せると、すんなり合いすぎて、すいすい飲める感じ(笑)
ルイ・ジャドとドルーアンのボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー、エトカルタはお正月用ワインとしてお薦めできます!

ヌーヴォー解禁日を振り返って
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メルシャン&日本リカーの合同試飲会で特別供出されたルイ・ジャドの『ムーラン・ア・ヴァン シャトー・デ・ジャック1996』

クリュ・ボージョレの花形、長熟ワインとして知られていますが、20年の熟成を経たワインは滑らかで、酸とタンニンのバランスがよく、エレガント。ガメを超えたガメです。

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ホテル・オークラのローストビーフと合わせて
ホースラディッシュのスパイシーさを仲介役にすることで絶妙な相性、美味でした!

〝トロフィー・リヨン・ボージョレ・ヌーヴォー〟で金賞ゲット
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左から#1『ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー』、#2『ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー・シャトー・ド・ヴァレンヌ』、#3『ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー・デュ・ボワ・デ・シェーヌ』

アルベール・ビショー(輸入元メルシャン)はフランス・リヨンで開催されたボージョレ・ヌーヴォー唯一の公式コンクール『トロフィー・リヨン・ボージョレ・ヌーヴォー』で、3アイテム金賞受賞!
#1は明るいルビー色、ラズベリーやブラックベリーを連想させるかぐわしい香り、フレッシュな果実味にあふれ、フルーティーで滑らか、親しみやすいタイプ
#2は、ブラックチェリーやスミレのような香り、中盤からは上品な酸も。凝縮感のある果実味と厚み、バランスが良く、#1より大人びたタイプ
#3は赤系・黒系果実のフルーツバスケット、ラズベリー、ブラックベリー、ブラックカラント、香りにも味わいにもフルーツの要素満載、軽快さとボリューム感が共存したタイプ
2016年のボージョレ・ヌーヴォーはどれも果実味にあふれた飲みやすいタイプでした!

御礼とご報告
来月23日にルイ・ジャドのオリヴィエ・マスモンデ輸出部長をお招きしてスペシャル・メーカーズ・ディナーを開催いたします。本日、一斉告知で募集を行いましたところ、おかげ様で即日満席となりました。ありがとうございます!
ワインのこころFBのイベントコーナに詳細を載せております。
https://www.facebook.com/heartofwinefumiko/
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


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第1弾報告、2016年のボジョレーヌーヴォー! 帝王デュブッフさん&横澤夏子嬢でカウントダウン! [ワイン]

2016年ボジョレーヌーヴォー解禁!
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ボジョレーの帝王ジョルジュ・デュブッフ社長と孫のアドリアン・デュブッフ・ラコンブ輸出部長
今年のスペシャルゲストはブレイク中の横澤夏子嬢

〝ボジョパ〟で市場を活性化!
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サントリー ワイン インターナショナル(株)とジョルジュ・デュブッフ社が契約締結して20年、記念年です!

ボジョパのコンセプトは〝今年のモノを今年のうちに楽しみ尽くす〟

山崎雄嗣社長によると、今年のジョルジュ・デュブッフ社のBNの輸入量は9%増で好調とのこと。
また、ボジョパについては、「ボジョレーヌーヴォー未体験の20~30代、昔ヌーヴォーを楽しんでいた40~50代をターゲットに、今年の流行モノは今年のうちに楽しみ尽くすBNパーティーを〝ボジョパ〟と名付け、今年からハロウィンとクリスマスの間の新たな催事として提案することで市場を活性化させたい」と語りました。


今年流行したものやマイブームを持ち寄って話題を提起
2016年はちぎりパンやブーケサラダなど

カウントダウンのステージで

23時45分頃、アドリアンさんにエスコートされて登場した横澤夏子さん
身長172㎝のレディには198㎝のアドリアンさんの背丈が丁度良かったようで、目に星が!
アメリカから取り寄せたというきらきらヒールでドレスアップした姿をPRしました。

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00:00、ヌーヴォー解禁!
「右手でキャップのミシン目の下を握り、左手でボトルの底を回してください」とアドリアンさんからワインの開け方について指導を受けた横澤さん。ワインを上手に開栓していました。「カチッという音がこんなに気持ちがいいんだって思いました」とコメント。その後、「ワインが似合うオンナになりたい」とも。

赤い果実のバスケット、おいしいヌーヴォー!

今年の作柄についてデュブッフさんは「信じられない年、素晴らしい年」と表現。
デュブッフ:6月、7月、そして8月第2週までは天候が芳しくなかったのですが、8月15日から好天になり、9月は50年来なかった高温(32度)にも恵まれました。夏の最後の暑さがぶどうを熟させました。収穫を開始した9月15日からの3週間は一滴の雨も降らず好天気。ボジョレーには珍しい暑さで、素晴らしいヴィンテージになりました。

深く美しい赤い色、香りは黒いさくらんぼと良く熟れたイチゴ、すこし潰れかけているイチゴ、スグリやバイオレットの香りもあります。
口に含むとゆったりとした広がりがあります。この豊かさは我々が期待していたものではなかったのですが、時間の経過でそれが現れてきました。風味豊かでまろやか、シルキー、そして誰にでも喜んでいただける寛容なワインです。アドバイスとして冷蔵庫には入れないで、15~18度で味わって!

2016トロフィー・リヨン・ボジョレー金賞受賞!!

リヨンで開催されたボジョレーコンクールで3アイテムが金賞に輝きました。
ボジョレ―ヌーヴォー2,460円ボジョレー・ヴィラージュヌーヴォー2,760円ボジョレー・ヴィラージュ プリムール2,460円/業務用


スタイリッシュなラベル、チーズに合うボジョレーも!

肩ひじ張らずに楽しめるのがボジョレーヌーヴォーです。
市場を見ると、価格帯も1,000円以下から4000円代まで様々。そのようななかで、デュブッフさんのヌーヴォーは味わい&価格ともにお薦めできます。気の置けない仲間たちとのパーティーやご家庭の団欒、どのようなシチュエーションでもOKなので、お楽しみいただければ嬉しいです!

製品についてのお問い合わせは
サントリーワインインターナショナル(ワイン) ℡0120-139-380
ボジョレーボージョレ表記は輸入元各社の表示に合わせています。

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