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フィリップ・ミル氏へのインタビュー&本日オープン 『六本木テラス フィリップ・ミル』@東京ミッドタウン [シャンパン]

本日、待望のオープン!
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東京ミッドタウン ガレリア内ガーデンテラス4階に六本木テラス フィリップ・ミルオープン!

フィリップ・ミル氏に訊く

3月17日で43歳になった星付きシェフ フィリップ・ミル氏
プレス内覧会前に日本初出店のミル氏に個別インタビューをさせていただきました!


お客さまの喜びが星につながる
Q1:(株)ひらまつとの業務提携による最大のメリットは何ですか
フィリップ・ミル:10年前に平松社長と知り合いました。Hiramatsuグループおよび彼自身を知ることで、共通の価値観があることがわかりました。シェフという職業へのリスペクト、将来への伝承という点で、これが大きなメリットだと思っています。平松氏はシェフや食材をとても尊重しているので、それが新店舗にも反映されていると感じています。

Q2:シャンパーニュ地方の名門レ・クレイエールの星返り咲きはフリィップ・ミル氏による快挙であり、3ツ星奪還への期待も高まっています。プレッシャーもあると思いますが、今後のシェフ人生の見取り図(将来図)をどのように描いていますか
フィリップ・ミル:星はお客さまの喜びと比例していると思うので、良い仕事をしてお客さまを満足させることができれば、三ツ星も取れるのでないかと思っています。これがひとつの目標です。私にはプレッシャーというより、自分の仕事を遂行していくことがすべて実になると感じています。
もう1つの将来図としては、六本木テラス フィリップ・ミルを日本のフランスレストランとして定着させ、多くの皆さまに愛されるお店にしていきたいということです。先程、お客さまを満足させると言いましたが、料理があり、ソムリエがいて、サービスがあり、チーム一丸となって進めていくことが何より大事です。加えて、日本の食材を通して、お客さまにお店をより身近に感じていただきたいと思っています。
築地には何度も行っています。フランスでは市場は文化の一部になっているので、日本の市場がどのような位置付けなのかを見たいと思いました。シェフとしては常に料理についての情熱があるので、どこに行っても素材やお客さまの反応を観察しています。

過去を使って今を創る
Q3:先月、レ・クレイエールの歴代シェフ、ジュラール・ボワイエ氏とティエリー・ヴォワザン氏と一緒にスペシャルディナーをなさいましたが、3人3様の個性を〝ひとこと〟で表現するとしたら
フィリップ・ミル:3つのジェネレーションであり、ひとことで表現するのは難しいのですが、レ・クレイエールを例にするなら、ボワイエ氏は〝歴史〟であり、ヴォワザン氏は〝与える喜び〟です。私については、あなたの判断にお任せします。
青木:若さと革新だと思います。
フィリップ・ミル:歴史がなければ前に進めないので、続いているものということであれば、〝再生〟かも知れません。

Q4:自身の名を冠した六本木テラスフィリップ・ミルのスペシャリテは何ですか
フィリップ・ミル:スぺシャリテの前に言いたいこととして・・・最終的な目的は〝お客さまの満足度〟なので、そこに辿り着く為には、まずベースのフランス料理に、日本の食材を使い、そこに私たちのチーム力やソムリエのサービス、シャンパンとのマリアージュすべてを調和させることで、ゴールに到達できるのではないかと考えています。料理に関しては、様々な味覚のバランス、口中で感じる甘味や酸味、渋味等が爆発するようなものを提供したいと思っています。素材もいろいろな食感を楽しんでいただくという意味で、滑らかなもの、硬いもの、その中間にあるもの、最後にカリッとしたもの、そのような遊び心を入れてサービスしていきたいと思っています。

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ディテールこそが真のラグジュアリー
Q5:これから桜の季節になりますし、日本には四季折々の風情があります。それらを今後、メニューのなかに取り入れていく予定はありますか
フィリップ・ミル:季節は重視していきたいです。私自身田舎で育ったので、畑で収穫されるものは季節に左右されているということを幼い頃から知っていました。一番おいしいものは、季節に合ったもの、旬のものであることを物心ついた頃から感じていたので、それを継続する形で、それを反映させたいです。

青木:撮影用の料理に桜を取り入れたアイテムがあるとお聞きしたのですが
フィリップ・ミル:デザートがまさにそれで、桜は日本を象調するものです。それをリスペクトする意味でビジュアルを重視し、器もピンクにしてみました。石田佳奈子シェフパティシェと一緒に考えましたが、口中に入れた時に、お客様がイメージする桜が再現できればと思っています。
20年前から日本の文化に惹かれ、様々な都市を訪ね、様々なものを食べ、よりオープンな気持ちで経験を積んできました。料理をする時に生産者、食材へのリスペクト、それを厨房で生かすことが、日本の文化に通じると思っています。
私はディテールにこだわっています。それこそが真のラグジュアリーではないかと考えています。ラグジュアリーというのは高級品という意味だけでなく、じゃがいもひとつ取っても、人参ひとつ取っても、生産者の思いや旬のものを食べることにつながっています。

Q6: 昨今、ノン・ドザージュのシャンパンを造る生産者が増えています。(自分の取材経験から言うと)、デザート好きのフランス人は適度なドザージュ量のシャンパンに馴染んでいるように思います。むしろ、ノン・ドザージュは味蕾(みらい)が敏感な日本人に合っていると感じています。ノン・ドゼとドザージュありのシャンパンを、それぞれ料理に合わせる場合、客側はどのような点に配慮すれば最高のマリアージュが楽しめるとお考えですか
フィリップ・ミル:確かにノン・ドゼは最近の傾向であり、シャンパンそのものを生かすという意味で存在感があると思います。ただ、すべての料理に合うわけではないですし、かなり強さもあります。日本料理で言えば魚介類には合うと思います。マリア―ジュに関してはソムリエの仕事として、お客さまをガイドすべきだと考えます。造り手からこのレストランに届いたシャンパンのストーリーを、今度はソムリエがお客さまに、どの選択が良いのかをきちんと伝えるのが、真のソムリエではないかと思っています。

Q7:(答えにくい質問だと思いますが)好みのメゾン、好みのシャンパンのタイプ(ブリュット、ブラン・ド・ブラン、ブラン・ド・ノワール等)を挙ることはできますか
フィリップ・ミル:もちろん良いシャンパンはたくさんありますが、それは毎日変わるものであり、環境にも左右されます。その時々に合ったシャンパン、料理に合ったシャンパン、素材に合ったシャンパン、本当に様々です。私はシャンパーニュ地方のアンバサダーとして、調和があってこそ素晴らしいものができると考えています。

インタビューを終えて
すべてに即答してくださったミル氏が、少しだけ考えて答えていたのが、偉大な先輩シェフへの〝ひとこと〟でした。1時間余りのなかで、ミル氏の口から何度となく出てきた〝respect(尊敬)〟と〝histoire(歴史)〟の単語は、まさにふたりのシェフに重なります。インタビューのまとめをしていて、これら2つの単語がミル氏の人生の〝核〟になっていることがよくわかりました。

繊細さが際立つ美しい料理
インタビュー後、撮影料理として4品が披露されました。視覚、味覚、嗅覚を大いに刺激してくれた逸品!ミル氏の細部へのこだわりをお伝えしたくて、2つの角度から撮影してみました。

Œuf mollet rouge écarlate, gnocchis au caviar
赤ワインでポッシェしたポーチドエッグ ジャガイモのニョッキとキャビアを添えて
(器は有田焼)
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ミル氏は卵好きとのこと。主役は56℃に温めた半熟卵です。煮詰めた赤ワインにレッドビーツとベーコンを加えたソースを卵にまとわせ、デュクセルにしたシャンピニオンを敷き詰め、その上にソースをまとった卵を乗せてポテトのニョッキとクルトンをアクセントにした一皿。キャビアのほど良い塩味と半熟卵のまったりとしたオイリーなテクスチャーのバランスが絶妙。シャンピニオンが醸し出す森の香りはミル氏の故郷への想いが込められているそうです。
青木ナイフを入れると半熟卵が流れ出てくるトロトロ感、赤ワインのソースの凝縮感と卵の舌触り、食感が独特の世界に誘ってくれました。味わいのハーモニー、手の込んだ逸品


Palette de radis et betteraves multicolores au poivre
パレットに描いた様々な彩り野菜のマリネ 大根のジュレ
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ピクルスにしたラディッシュと、2時間かけて岩塩で丸ごと蒸し上げたレッドビーツをセルクルで丸く抜き、ラディッシュのタルトに並べて上から透き通った大根のジュレを。素材自体の味わいを大切にしているので、水はほとんど使わず、調理した野菜から出る水分を生かし野菜の旨味が詰まったベジタリアン向けの一皿。まわりに散りばめられた柑橘フルーツやミックスハーブも綺麗!
青木:ラディシュが千枚漬け似で懐かしい味わい。柑橘フルーツたちが口中で広がり、お花畑を散策しているような気分に。この一皿はその時期その時期に合わせた素材を生かして通年登場するようです。


Filet de pigeon farci laqué de coteaux champenois
フィリップ・ミルシェフのスペシャリテ 
シャンパーニュ地方の赤ワインソースを纏った仔鳩のファルシー
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ピジョン(仔鳩)の胸肉のなかに鶏のムース、フォアグラ、シャンピニオンを詰めて火を通し、旨味を閉じ込めます。ピジョンのフォンと煮詰めた赤ワインで調理し、仕上げにシャンパンを加えて、濃厚かつ甘味と酸味のハーモニーを生かしたスペシャリテ。ピジョンならではの滋味豊かな味わいと根セロリや柑橘の爽やかな香りが楽しめます。
青木:これはきちんと着席して食したいミル氏のスぺシャリテ。素材の旨さが詰まった逸品なので、シャンパン選びも楽しくなりそうな予感


Feuilles à fleur de Sakura
六本木テラスに舞い散る“ 桜 ”
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日本を象徴する桜。春を謳歌する季節にふさわしいデザートで、抹茶、ホワイトショコラ、苺のチュールガボット(薄焼きクッキー)で桜の花と葉を表現。桜のフレーバーの滑らかなフロマージュブランとサクサク感のあるガボットの食感の違いが楽しめます。六本木テラスのために考案された特別なデザート
青木:一目で恋に落ちた一皿、インタビューでミル氏が語っていたように、口中で素材感の違いが層になって迫ってきました(笑) ほんのりと桜の風味づけをしたフレッシュな苺のコンポートの美味しさが鼻腔から抜けて。五感を刺激してくれたデザート!



100アイテムのシャンパンが
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月代わりで登場するシャンパン
3月はビルカール・サルモンやデュヴァル・ルロワ等


ハウスシャンパンはドゥラモットのブリュット、ロゼ、ブラン・ド・ブランの3アイテム


ミル氏を囲んで椨(たぶ)賢太郎エグゼクティブシェフソムリエ(右)と上原陽一支配人


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解放感のある広いテラス
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内装には随所にシャンパンの優雅な動きを連想させる工夫が

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個室に通じる廊下には気泡を思わせる岡本啓氏の作品


夜景も楽しみな個室

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テラスに向うと

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テラスは贅沢な空間

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プレス内覧会で
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シャンパンの気泡をイメージさせたガラスの壁面

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ミル氏、ひらまつの陣内孝也社長、同社長谷川幸太郎取締役揃っての乾杯!

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アミューズ用の小さな洗濯バサミ、可愛いすぎ

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軽くあぶったスモークサーモンとポワ葱のバヴァロア

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彩り豊かなプティフール、PMイニシャル入りもあり!


ガストロノミーワインとしてのシャンパン
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インタビュー後、ミルさんからいただいた限定ミル人形、これはUSBメモリー!

インタビューの最後、日本のシャンパンラバーに向けてのメッセージを伺いました。
フィリップ・ミル:シャンパンの文化を変革したいです。シャンパンと言うとアペリティフやデザートとして捉えられることが多いので、私はシャンパンを〝ガストロノミーワイン〟として位置付けたいと考えています。シャンパンはどのような素材にでも合わせて楽しむことができます。
青木:(質問に関連して)シャンパンに興味がありながら、泡が苦手な愛好家に泡を受け入れてもらうための方策は
フィリップ・ミル:シャンパンは泡があっての飲み物です。泡があることで自分を表現していますし、泡によって香りが楽しめます。苦手な方には、すこし置いておくことで(グラスのなかで変化)で、ガストロノミーワインとしてのシャンパンの様々な顔が見えてくるかも知れません。



フィリップ・ミル氏の拠点、名門『シャトー・レ・クレイエール』は時を超えた贅沢な空間なので、シャンパーニュ地方の魅力を十分に堪能できます。


その庭続きにある姉妹店『ル・ジャルダン』は肩ひじ張らないカジュアルなレストランです。

ミル氏は新店舗を、レ・クレイエールとル・ジャルダンの中間的な位置付けにできたらと考えているようです。フランス料理の伝統とシャンパンのマリアージュがコンセプトのレストランで、価格帯は食通の皆さんの手が届く設定にしているとのことでした。
ミル氏は20日まで滞在していると思います。オープン早々予約をなさったラバーさんは直接会話するチャンスもあるのではないかと思います。どうぞ素敵な時間をお過ごしください。

店舗情報
六本木テラス フィリップ・ミル
〒107-0052 東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガーデンテラス 4F
ランチ3,500円・5,500円/11:00~15:30(14:00 L.O.)/サービス料10%別
ディナー8,000円・12,000円・16,000円/17:30~23:00(21:00 L.O.)/サービス料10%別
定休日:なし
席数:ダイニング80名/個室4部屋(2名~12名)
※価格等は変更になる場合があり
予約:℡03-5413-3282

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3月17日オープン! シャンパンの新殿堂『六本木テラス フィリップ・ミル』@東京ミッドタウン [シャンパン]

瀟洒なたたずまいのシャトー・レ・クレイエール
シャンパーニュ地方の中心都市ランス市内にあるシャトー・レ・クレイエール

庭園に囲まれたシャンパーニュ地方トップのレストラン&ホテルで、ルレ・エ・シャトーの加盟メンバーでもあります。メインダイニングの〝ル・パルク〟は2012年にミシュランのニツ星を獲得。
歴代のシェフには帝国ホテルのメインダイニング〝レ・セゾン〟で活躍中のティエリー・ヴォワザン氏やティエリー氏の師にあたるジェラール・ボワイエ氏などがいらっしゃいます。
現在のシェフは1974年生まれのフィリップ・ミル氏、シャトー・レ・クレイエールに星を取り戻した立役者です。2011年にはM.O.F.(フランス国家最優秀職人賞)を獲得しています。来月、そのミル氏が東京ミッドタウンに優雅なシャンパーニュサロン『六本木テラスフィリップ・ミル』をオープンします。ちなみにオープン日はフィリップ・ミル氏の43歳の誕生日!!

(株)ひらまつとニツ星シェフ フィリップ・ミルの業務提携

7日に行われたひらまつメディア懇親会で、陣内孝也代表取締役社長が概要説明

日本全国でレストラン・ホテル展開をしている『ひらまつ』が、3月17日に東京ミッドタウンガーデンテラス4Fのレストラン『ボタニカ』を『六本木テラス フィリップ・ミル』として リニューアルオープン。
ひらまつとミル氏とのつながりは、ボキューズ・ドール国際料理コンクール日本代表シェフ長谷川幸太郎氏(ひらまつ取締役/ラ・フェットひらまつ総料理長)によるもので、ミル氏は長谷川シェフのサポートメンバーの一員です。年間の来日予定回数は4回程度(本人あるいはスタッフ)


六本木テラス フィリップ・ミルのイメージを反映させたボトルディスプレイ
扱いアイテムは80以上、月替わりシャンパン(5~6アイテム)も楽しみ!


シャンパンは椨(たぶ)エグゼクティブシェフソムリエが中心となって、上原支配人、日紫喜(ひしき)総括ソムリエがセレクト、大いに期待できます!


エグリ・ウーリエを筆頭にレコルタン・マニピュランも豊富


ハウスシャンパーニュはドゥラモットのブリュット、ブラン・ド・ブラン、ロゼ(左から


ドゥラモットのロゼはピノ・ノワールとシャルドネのブレンド


メディア懇親会に用意されたフィンガーフード


シャンパンと好相性のビスキュイ・ド・シャンパーニュ!


春を感じさせるおもてなし


六本木テラス フィリップ・ミル基本情報

店 名: 六本木テラス フィリップ・ミル
住 所: 東京都港区赤坂 9-7-4 東京ミッドタウン ガーデンテラス4 F
電  話: 03-5413-3282
価 格: ランチ @3,500~/ディナー @8,000~ 各サービス料10%別
定休日:なし
席  数: ダイニング 80 名/ 個室4部屋(2名~12名)
https://cdplus.jp/company/download/240498/98027.pdf

シャンパンラバーさんには興味深い新スポットになるはずです。
六本木にはシャンパンが良く似合います、来月のオープンをお楽しみに!!

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シャンパーニュ地方ワイン生産同業委員会日本事務局主催のブラインドテイスティングディナー [シャンパン]

メディア向けのディナーは6アイテムをブラインドで
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今月半ば、シャンパーニュ地方ワイン生産同業委員会(CIVC)日本事務局主催のディナーがありました。画像はCIVCが作成したブローシャーの第2弾『シャンパーニュ ~カーヴからテーブルまで~』、完成したばかりの最新冊子です。

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冒頭、川村玲子CIVC日本代表が「6種のシャンパンをブラインドで味わっていただきます」と挨拶

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シャンパン&料理の相性についての解説はワインテイスターとして活躍中の大越基裕さん

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料理は会場となった外苑前 プレヴナンスの静井弘貴オーナーシェフが担当

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供出されたシャンパンは(左から)
アペリティフはアンリ・ジロー ブラン・ド・クレ
白ぶどうCH100%でドザージュは7g/L
①はビルカール・サルモン ブリュット・レゼルヴNV
3品種ブレンドでCH30% PN25% PM45% ドザージュ7~8g/L
②はルネ・ジェフロワ プルミエ・クリュ キュミエール・エクスプレッション・ブリュットNV
3品種ブレンドでCH10% PN40% PM50% ドザージュ8g/L
③はマイィ グラン・クリュ ブラン・ド・ノワ-ル
黒ぶどうPN100%でドザージュ8g/L
④はペリエ ジュエ ベル エポック 2006
3品種ブレンドでCH50% PN45% PM5% ドザージュ9g/L
⑤はドゥモワゼル ブリュット ロゼNV
2品種ブレンドでCH85% PN15% 赤ワインはブジー産 ドザージュ10~11g/L

アイ村のシャルドネ(55%)を使ったアンリ・ジロー
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樽のニュアンスと味わいからルイ・ロデレールのブリュット・プルミエ?と推測したのですが、明らかな違いは温度の上昇による酸の存在(ルイ・ロデレールは凛とした酸が残る)。アンリ・ジローのBdeBはシャルドネの拠点コート・デ・ブランではなく、ヴァレ・ド・ラ・マルヌのアイ村にある自社畑のぶどう(55%)を使っているので、全体を貫く酸はまるい印象。

アペリティフは
鯖リエットとグラニースミスのコルネ、リ・スフレ 菜の花、鱈ブランダード、ワカサギ  じゃが芋、パンスフレ カニ アボカド セミドライトマト、サボイキャベツチップ、雲丹とキャビアタルト
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「酸味のあるトマトやサワークリーム、イースト系の香り(香ばしさ)に近いタルトレットや揚げ物はシャンパンと相性が良い」と大越さん

余談ですが、映画『バベットの晩餐会』にキャビアとブリニが出てきます。サワークリームを使った絶妙な組み合わせです。もともと相性の良いキャビアとシャンパンをより一層おいしくする工夫として、酸味とイースト風味を生かしていますが、これは大越さんがコメントしていた通りです。

アミューズブーシュ
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クヌギ鱒のタルタル
自家菜園二十日大根 燻製クリーム シトロンコンフィ × アンリ・ジロー
燻製の要素と樽、シトロンコンフィと酸味が、力まず程良いマリアージュに。


第1アントレ
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帆立ポアレ、天然平茸、天然クルミ、ラルド、根セルフィーユ、花穂 ゆず × ビルカール・サルモン

香りは華やか、白い花、柑橘系果実の内側の白い皮、ビターさを感じて、シャルドネ主体と推測した私。答えは勝手知ったるビルカール、う~ん、大はずし(泣)
低温&ステンレス発酵、熟成は36ヶ月、リザーヴワインの使用率は40%のビルカール・サルモン。料理とあわせた時に、セルフィーユ由来のクリームの甘さと食感(クリームの濃度)が、シャンパンの滑らかさと少しずれた印象。大越さんも「もう少し緩めのソース(彼の表現でシャバシャバ)だと馴染みが良かったはず」とコメント。

第2アントレ
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シャンパンはルネ・ジェフロワ、色調から黒ぶどう主体であることがわかります。ムニエ由来のフラワリーな香り。6アイテムの中で唯一MLFをしていないタイプ、ドザージュ量と酸のバランスが絶妙なので酸味は品よく溌剌。大越さんから「レカンのハウスシャンパンでした」とのこぼれ話も。

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フォアグラナチュール、カルバドスとバニラ風味のフォアグラパウダー、ルレクチェ、ゴマチュイル
相性ではフォアグラの質感とシャンパンの質感(36ヶ月熟成でクリーミー)に若干の違和感

魚は鮟鱇
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鮟鱇、鮟肝、チョリソー、自家菜園人参、オレンジ、黒オリーブ、 レモンタイム × マイィ

輝きのある黄金色、黒ぶどう由来の深みあり。スミレ、黄桃、カリン、スパイス、シダ等、複雑味と熟成感。口中ねっとり&滑らか。私はヴィンテージシャンパンと推測していました。鮟鱇の肝との相性では若干の生臭み

軍鶏肉
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川俣軍鶏ロティ、黒トリュフ、カブ  ×  ベル エポック
温度がベストの状態で供出されたシャンパン、エレガントなスタイル。シャルドネ主体? 大越さんの「ムニエが5%、6年熟成」というコメントで、「ベル・エポック???」
「このディナーに22000円のシャンパンが登場するかな」と思いましたが・・・
やっぱりベル エポック\(^o^)/ 料理は好感度B、改めてベルエポックの包容力を実感。

口直し
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ミカン マスカルポーネ × ドゥモワゼル・ロゼ
柑橘類の酸味とクリーミーなチーズには、綺麗な酸味を備えたロゼは好印象、好感度A

デザート
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薔薇 苺 × ドゥモワゼル・ロゼ

ドゥモワゼルはCH85% PN15%で、PNはブジー産。シャンパンにベリー系果実(クランベリーやフランボワーズ)の要素があるので、皿の上の薔薇と苺のソースが、自然体でナイス・マリーアジュ。ディナーも笑顔で終わりました。

最後に、学習しながらのディナータイム、貴重な時間を共有させてくださった川村玲子CIVC日本代表、事務局の笹本由香理さん。的確なコメントをくださった大越基裕講師、こころこもったマリア―ジュを披露してくださった静井弘貴オーナーシェフに感謝します。ありがとうございました!


2016年のご挨拶
今年も明日1日を残すのみとなりました。年々感じる〝光陰矢のごとし〟
秋以降、中味の濃い、充実した取材が続きましたが、アップできていないものは、来年随時あげていきます。毎年繰り返しになりますが、懲りずに今後ともよろしくお願いいたします。
今年1年の感謝を込めて[黒ハート]

どうぞ良い年をお迎えくださいませ


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開業10周年記念イベント〝シャンパン&ミュージックフェス〟@ ハイアット リージェンシー 箱根リゾート&スパ [シャンパン]

Champagne & Music Fest
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先週の土・日はハイアットリージェンシー箱根リゾート&スパ創業10周年記念イベントがあり、小田急ロマンスカーで強羅に行ってきました。
見事な青空、空気が澄んでいたので美しい富士山! 前方の山とシンクロした姿もキャッチ! 

10周年イベントに10シャンパンメゾン競演

味覚だけでなく、心身の癒しにもなった、おいしい取材!
10周年を記念して協賛した10メゾンのひとつ、ポル・ロジェの輸入元ジェロボームさんからのお招きで、シャンパン探求に目がない女医のK女史と一緒にマリアージュ体験をしてきたのですが、美肌効果大の温泉も満喫できたので、仕事冥利なひとときになりました。

当日用意された料理は・・・フレンチは金山康弘総料理長率いるキッチンチーム、和食は同ホテルの和食アドバイザーで、クリュッグのアンバサダーでもある日本料理『かんだ』の神田裕行氏が監修。スイーツは風戸浩幸ペストリーシェフとそのチームが担当なさいました。


ポル・ロジェNVは〝ズワイ蟹と舞茸の白和え 柚子の香り〟と合せて
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ポル・ロジェは1849年創業の家族経営メゾンで、ブリュット・レゼルヴNVはフラッグシップです。力強さとフィネスを備えたバランスの良い味わい。木樽は一切使わず、ステンレスタンクだけで造っています。英国のチャーチル元首相に愛され、彼が愛馬にポル・ロジェと命名した逸話は有名です。2004年英国王室のご用達になり、2011年のロイヤル・ウェディングでも供されました。世界の著名ワイン評論家、ワイン雑誌から高い点数を得ているポル・ロジェ、その酒質の良さは特筆できます。


ポル・ロジェのアルコール発酵用のステンレスタンク。区画ごと(ぶどう品種やグランクリュやプルミエクリュ)に仕込んでいます。

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料理は旬の蟹に豆腐をクリーミーに仕立てて和え衣にし、八方出汁で軽く煮た舞茸も加えて、全体の味を柚子で締めた一品。綺麗な酸とクリーミーなテクスチュアのブリュット・レゼルヴ(シャルドネ、ピノ・ノワール、ムニエを各3分の1ずつブレンド)に合わせて、蟹の甘みはシャルドネ、舞茸はピノとの相性良好、お皿代わりに使った最中(もなか)はシャンパンのイースト風味とナイス!

モエ・エ・シャンドン グラン ヴィンテージ2006に〝金目鯛 柿の葉鮨〟
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脂がのった金目鯛とすし飯の味が重なり、何度も噛み込むことで、食材の甘味が感じられた一品

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白身の金目鯛はシャンパン全般お薦めできます。特にシャルドネ系!
柿の葉には殺菌効果があり、古来から応用されてきましたが、同時に香りも楽しめます。

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モエ・エ・シャンドン グラン・ヴィンテージ2006はシャルドネ42%、ピノ・ノワール39%、ムニエ19%のブレンドでドザージュは5g/L、完熟ぶどう由来の豊かさがあるのでエクストラ・ブリュットであることを意識させないバランス。金目鯛の脂分をきれいに洗い流してくれるさっぱり感と、新潟県産こしひかりに加えた白炒り胡麻の存在がシャルドネの味わいに見事にフィット!


シャルル・エドシック ブリュット・レゼルヴは〝オマール ビーツとフランボワーズ&オマールパッションフルーツ〟と

世界が認める実力派シャンパンメゾン!
ブリュット・レゼルヴのブレンド比率はシャルドネ、ピノ・ノワール、ムニエ各3分の1。ナッツ、フルーツのコンポート、ミネラル、蜂蜜、酸の長い余韻、程よいバランス。シャンパン造りのスタイルは木樽は使わず、ステンレスタンクのみ。ドザージュ11g/L。シャルルの凄さの秘密は平均10年以上のリザーヴワインを40%使用している点で、その重厚感はお見事!

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料理は(下の画像参照)、オマール海老を蒸しあげ、ミントとエストラゴンのドレッシンで和えたものに、
■ビーツとフランボワーズのピュレにインカのめざめを生クリームとヨーグルトで合わせた一品
■パッションフルーツのピュレにアボカドのムースを添えた一品


年代を重ねたリザーヴワインに由来する熟した果実、ブリオッシュやナッツ、ハーブのニュアンス等に加え、凛とした酸味と滑らかな舌触りのシャルル。それらに重なる香草(ミントやエストラゴン)や酸(フランボアーズやパッションフルーツ)を備えた食材、クリーミーな食材(インカのめざめやアボカド)とのコンビネーションはすんなり&素直!

ルイ・ロデレールブリュット・プルミエにはフォアグラ・トリュフ
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ボトルが撮れなかったので、ホテルが配布したブロッシャーでご紹介
1776年創業の老舗シャンパンメゾンで〝希少性、完璧さ、気品〟を重視。管理が行き届いた広い自社畑240㌶を誇っています。それはなにより、高品質なぶどうが造れることを意味しています。栽培面では2002年からビオディナミ農法を導入。現在、自社畑の4分の1以上がビオディナミに転換済。
ブリュット・プルミエはピノ・ノワール40%、シャルドネ40%、ムニエ20%のブレンド。黒ぶどうの比率が多く、大樽で保管しているリザーヴワインを使うので、ボディがあり、力強さを感じるスタイル。


用意されていたのはフォアグラのテリーヌで、ピスタチオ&レモンジャム(緑色)とココナッツ&アンズジャム(白色)の2種。フォアグラのこってりした脂分ときめ細かい滑らかさ(酸のあるレモンとアンズが仲介役)がブリュット・プルミエのフレッシュな酸と旨味に良くマッチ。外側のピスタチオとココナッツの食感に若干違和感があったのですが、4種のシャンパンと合せてみたところ、それを緩和してくれたのが熟成によるナッツ風味が顕著なシャルル・エドシックでした!

完成したてのペインティングアート

当日はパブリックスペースがすべて会場になっていました。
地下1階のフロアにはルイナールのスタンドがあり、そこには10周年記念のために中村暁華音さんが創作した絵画が展示してありました。カラフルな彩りで元気が出ます。


ルイナール×3種のアロマ漂うデザート/オレンジとマスカルポーネのマカロン
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ルイナールは1729年創業の世界最古のシャンパンメゾン、使用ぶどうはシャルドネとピノ・ノワールだけ。ピュアでエレガント、最高の賛辞が良く似合います!

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シャンパンの余韻に残る甘やかな味わいが3層のグラスデザート(一番下がマンゴーのピュレ、真ん中がアールグレーのゼリー、フランボワーズ、ブルーベリー、パイナップル、上部が生クリームにライムの皮)と調和していました。マカロンの外側の皮となかのクリーミーさが絶妙で、ルイナールの細やかな気泡、上質なテクスチュアとぴったり!

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ルイナールの醍醐味はグラスの上から見た泡沫の繊細さなのですが、女医K女史の聴覚によるルイナールの気泡は「線香花火のようで力強いけれど静か」と。

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白亜質のセラーで静かにまどろんでいるルイナール、そのイメージです!

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ナイスマリアージュだったのがショコラのソルベ
熟成を重ねたシャンパンからはモカフレーバーや焙煎香がします。口中でソルベとシャンパンの香りが同化して渾然一体

メインステージ、ウエルカムステージ、レストランステージ
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メインステージではシンバルズの元リードシンガー土岐麻子さんが登場


バロン・ド・ロスチャイルドには〝キャビア・ラングドシャ〟
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3つのロスチャイルドファミリーのジョイントベンチャーによって誕生した『バロン・ド・ロスチャイルド』、2003年に3家の構想からスタートし、2年かけて、ぶどうや施設の確保を行い、2007年に公式プロジェクトを発表、2009年に3アイテム(ブリュット、ロゼ、ブラン・ド・ブラン)のシャンパンがリリースされました。

供出されたブリュット(シャルドネ50%、ピノ・ノワール+ムニエ50%)には香草、ミネラル、昆布、ブリオッシュのニュアンスがあり、甘すぎずドライすぎずの味わい。

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ほのかに甘いラングドシャに、脂肪分35%の生クリーム、ヨーグルト、エストラゴンのクリームを乗せ、キャビアを添えた一品には、ミネラルやヨードの要素があるシャンパンと楽しめました。キャビアや生クリームの脂分はシャンパンを飲むことで口中が綺麗に洗い流され、ヨーグルトの酸味がその仲介役をしてくれました。


ヴーヴ・クリコ イエローラベル・ブリュットには〝エンガディーナ 苺のタルト〟IMG
1772年創業の老舗シャンパン・メゾン。ヴ―ヴは未亡人の意味で、クリコ夫人は夫亡きあとメゾンを継承し、盛り立てた立志伝中の女性。

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元気色のイエローラベル、どこにいても目立ちます!

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スイスの郷土菓子エンガディーナ(くるみをキャラメルと合せ、タルト生地で包んで焼いたお菓子)のナッツ風味がイエローラベルのなかのナッティさと相乗。苺タルトに添えられたゴマのチュイルのサクサク感とゴマ風味も好相性。密度の違う食材の組み合わせの妙でした!

唯一のロゼはペリエ ジュエ

ペリエ ジュエはフレンチをランダムに合せてみました。
酸味、ミネラル、ソフトなタンニンを備えたロゼの守備範囲は広いです。

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繊細でフレッシュな果実味プラスしっかりしたボディのブラゾン・ロゼには、ローストした鴨(ソースは骨から取った出汁を使用)にオレンジのコンフィチュールを添えた〝鴨肉のロティ オレンジの香り〟を合せて。ジューシーな鴨、甘酸っぱいオレンジはシャンパンの酸味と果実味に寄り添って◎

クリュッグ グランド・キュヴェは〝まぐろの握り 白トリュフ〟と
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1843年の創業以来、6代にわたり、独自の個性を育んできた家族経営のメゾン。10年超のヴィンテージの120種類ワインをブレンド。シャンパーニュ地方における樽使いの名手。6年以上の熟成を経て、クリュッグならではの味わいを表現。

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今回マリアージュ体験できなかったのが、クリュッグとまぐろの握り 白トリュフ
1回目に立ち寄った時には品切れ。料理ができる時間をスタッフに確認して再度出向きましたが、人気のクリュッグなのでまたまた品切れ。ご縁がなかった一品!

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泡沫の溌剌さは上から見ると良くわかります!
持続性の高い酸、豊潤な味わい、時間の経過で様々な要素を感じ取ることができるシャンパン!

レクサスコーヒースタンドでは暖炉を囲んでマシュマロ
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箱根は夕方になるとグッと温度がさがります。中庭に設えた暖炉の火に気持ちがなごみます。
ここではマシュマロをほんのりあぶって・・・コーヒー色(焦がしたらNG)


ピエール・モンキュイ キュヴェ・ドゥロスGCは〝スズキのパイ包み〟と
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君嶋屋さんのスタンドでピエール・モンキュイ、白ぶどうシャルドネ100%のブラン・ド・ブラン!
メニル・シュル・オジェが拠点のモンキュイ家、硬質なミネラル感、メリハリの利いた綺麗な酸、エレガントなスタイル、時間の経過で旨味成分を感じます!

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料理もソースもクラシックスタイル。すずきを帆立のムースで包み、さらにゆでたほうれん草を巻いてパイ包みに。トマト風味のハーブソースがパイ包みの味わいをさらにふくよかにしていました。マリアージュ絶妙、〝おいしい組み合わせ〟に出逢えた幸福感。
会場で遭遇した君嶋社長も、至福のマリア―ジュに大満足なさっていました!

ピアソラの〝鮫〟の演奏も
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ピエール・モンキュイを飲みながら、レストランステージで早川純さんのバンドネオンを満喫。途中参加だったので、全曲は聞けなかったのですが、大好きなピアソラの曲の演奏もあり、鮫釣りが好きだったピアソラの『鮫』はしっかり聞くことができました、バンドネオンの音、イイですね!

メインステージでは
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ヴォーカリスト&フリューゲルホルンプレイヤーTokuさんのステージでは、昨年生誕100周年だったフランク・シナトラの『マイ・ウェイ』が印象的でした!


会場を鳥瞰、フィナーレはプレーヤー全員で!


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セラーを横目に見ながら


ディナーは10周年記念鮨会席
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車海老の塩焼き、子持ち昆布、百合根のすり流し
シャンパン探求後の胃に優しく馴染んだすり流し

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もち豚おかき揚げ、鱈白子、湯葉蒸し、生姜あん
生姜あんの上品な味わいと体を温めてくれる生姜の効用を実感

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中トロ、鮃、カンパチ、イクラ
留椀(赤だし)の後、バニラと赤い果実のアイスクリーム
すし飯は別腹なのかな(笑) 赤だしに癒されました!



ハイアットリージェンシー箱根リゾート&スパの10周年イベントでは主催者側の意気込みを感じました。シャンパンと料理のマリアージュでは吟味された素材がとても美味で、それらの組み合わせから応用できるヒントをたくさんいただきました。スタッフの対応も丁寧かつソフト。イベントに参加なさった来館者の印象も良かったことと思います。
15年周年、20周年に向けてのさらなる飛躍を期待しております!

ここで改めて、ジェロボームの尾上様、山下様、長縄様に御礼申し上げます。
素敵な時間を満喫させていただきました、ありがとうございました!


最後にロマンスカーでのドギマギ体験
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帰路は強羅駅から箱根湯本駅まで出て、ロマンスカーで一路、表参道駅へ。箱根湯本は始発駅なので全車両のドアは開きましたが、実は・・・行きはドギマギ!

行きの座席は3号車、初めての千代田線表参道駅乗車でした。
時間通りに電車が到着しても、ドアが開かない、えっ?!
私のところに走ってきた駅員さんから、「3号車のドアは開きません、4号車まで移動してください」と言われ、隣の車両まで一目散 ???
あとで知ったのですが、東京メトロ線内では開閉するドアが限られていて、乗降可能なのは1、4、5、7、8、9号車とのこと。知りませんでした!

私は出発時間の15分前から表参道駅のホームにいましたが、その間、ドアに関するアナウンスは一切なし。間に合ったから良かったものの、高齢者や海外からの旅行者もいるのですから、開閉するドアの号車に関する構内アナウンス(英語でもは必須です。乗車できて、良かった!

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一夜限りの発売記念ディナー『ベル エポック ブラン・ド・ブラン リミテッド エディション2004』 [シャンパン]

アートとシャンパンで彩る一夜限りのゴージャスなディナー
ペリエ ジュエ ベル エポック ブラン・ド・ブラン リミテッド エディション2004

ペルノ・リカール・ジャパン(株)は、10月3日にペリエ ジュエから数量限定ギフトボックス入りシャンパン『ペリエ ジュエ ベル エポック ブラン・ド・ブラン リミテッド エディション2004』を発売しました。このボトルはペリエ ジュエが2012年から始めたアーティスト・コラボレーションによる限定ボトルの第4弾で、今回の相方は世界を舞台に活躍中のガラスアーティスト三嶋りつ惠さんです。

10月末、エルヴェ・デシャン最高醸造責任者(セラーマスター)を招聘して、一夜限りの発売記念ディナーが開催されました。

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白を基調に施されたセッティング、純白の空間がキレイ!

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ペリエ ジュエのイメージカラーは淡グリーン
ドレスコードはSomething Gold

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ボトルそのものが芸術品の『ベル エポック ブラン・ド・ブラン リミテッド エディション2004』
フォイルの部分には細かな泡が施されています!

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リミテッド エディションをズームイン


Photo by E Kuriki
エルヴェ・デシャンさんと三嶋りつ惠さんとの3ショット


アート、料理とのマリアージュ@ フォーラムフロア12 
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壮観ペリエ ジュエのフルートグラス

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ウェルカムシャンパン&前菜 × ベル エポック2004
ベル エポック2004はシャルドネ50%、ピノ・ノワール45%、ピノ・ムニエ(エペルネの北にある古い自社畑ディジー産)5%のブレンド。上品な酸、白い花、ミネラル、スパイス、ドライフルーツ、アーモンド、シャルドネのエレガントさを表現したスタイル

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テーマカラーのゴールドに合わせる色はピュアさ、純粋さを表す白

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ペルノ・リカール・ジャパンのヤン・ソエネン マーケティング本部長はあいさつで、ディナーにおけるマリアージュについて語っていましたが、当日はベル エポックとその造り手エルヴェ・デシャン最高醸造責任者とのマリアージュ、ベル エポックとアーティスト三嶋りつ惠さんとのマリアージュ(コラボレーション)、ベル エポックと京都在住のフランス人シェフステファン・パンテルさんの料理とのマリアージュを楽しむことができました!

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エルヴェさんは「ブラン・ド・ブランは1993年に誕生したもので、ペルノ・リカールから新しい千年紀を祝うための特別なキュヴェを造って欲しいとの依頼があり手掛けました。ペリエ ジュエは創設以来シャルドネをメインにしてきたメゾンなので、それを基盤に自社畑のなかの優れた2区画のぶどうを使い、メゾンの歴史を集約するような、洗練されていて気品があり、ピュアで想像力を表現するようなキュヴェを造りました」とコメント。

三嶋さんは2004年ヴィンテージを実際にテイスティングして作品へのイメージを膨らませたようです。「光栄な仕事をいただき、素晴らしいコラボレーション(マリアージュ)ができたと思っています」と挨拶しました。

ステファンさん考案のスペシャルメニュー
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京都『RYORIYA STEPHAN PANTEL』のオーナシェフ、ステファン・パンテルさんは堪能な日本語でメニューを解説。2年前にベル エポック ロゼ リミテッド エディション 2005@ 東福寺のお披露目ランチで初めてステファンさんの料理を味わいましたが、味噌等、和食材に精通しているところが凄いです!

燻製香とシャンパンのハーモニー
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シャンパンヴィネガーでマリネした鯖のタルタルと柿 燻製したクリームとすだちの香り
生姜とレモングラスが香る海老とカリフラワーのサラダ ココナッツとカリフラワーのムース
フォアグラのコンフィ大根の奈良漬け巻き 南国フルーツソース


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世界中を飛び回っているエルヴェさん

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ベルエポックのブラン・ド・ブランはコート・デ・ブランのクラマン(29ha)にある2区画(ブロン・ルロワ&ブロン・デュ・ミディー)のシャルドネから造られる生産量10,000~13,000本のみの希少シャンパン

エルヴェ :フローラル、レモン、心地良いグレープフルーツの苦み(白い皮のビター感)があります。2002年ヴィンテージはレモンの要素が強かったのですが、それは2004年と比べて2002年のほうが日照度が少なかったことに由来しています。

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鱈の炙り、生からすみとシャンパンのクリームソース
旬の焼き野菜 レモンのペースト


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ベル エポック ロゼ2006

2006年は多くの畑が春の終わりに霜の害を受けましたが、ペリエ ジュエの畑はダメージを受けずに済みました。シャルドネ(クラマン、アヴィーズ、ル・メニル産)45%、ピノ・ノワール(マイィ、アイ、ヴェルジ―、リリー産)50%、ピノ・ムニエ(ディジー産)5%、11%の赤ワイン(ピノ・ノワール/ヴェルテュとヴァンセル産)をブレンド。ドザージュ量8g/L。赤系果実(ストロベリー、ラズベリー、カシス等)のアロマ、柑橘系のレモンの酸味、若干のタンニン、繊細かつ力強さも備えたスタイル

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仏産仔牛のロースト、ヘーゼルナッツと味噌の泡仕立てソース
バターナッツのピュレ、仏産キノコのタルトレット

スペシャルゲストはチェロ奏者の吉川よしひろさん
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国内外で活動中の吉川よしひろさんは、スタンディング‘’一人チェロパフォーマンス’’奏法で多くのオーディエンスを魅了しています。その独自のスタイルは生まれながらにして片耳聴覚障害のハンディキャップを補うために考案されたものだそうです。当日は■私のお気に入り ■さくらんぼの実る頃(シャンソン) ■タイムズスクエア(オリジナル)の3曲を披露してくださいました!


マグナムの熟成について
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ベル エポック ブラン・ド・ブラン 2004 マグナム
エルヴェ:花の香り、レモン、塩味を感じます。
750mlと1500mlの熟成の変化ですが、双方のボトルの直径は同じ、栓と首の部分にある酸素の量と循環も同じ。酵母との接触はマグナムの容量が大きい分、ゆっくり進み、熟成には2倍の時間がかかります。

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梨のヴァシュラン、洋梨のエキューム、レモンバタークリーム、黒大豆醤油のアイスクリーム
エルヴェ:マグナムのフレッシュさと活気が洋梨やレモンクルームのニュアンスと合っています。

確かにシャンパンと食材双方の酸が重なり混然一体感!

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特製ボトルカバーつきギフトボックス入り(750ml)、参考価格88,000円(税別)
手塩にかけた作品を手にする三嶋さん、後方にギフトボックス入りのボトルが見えますね。


ディナー時、以前いただいたグリーンのボールペンを持参。それをエルヴェさんにお見せしたところ、「新バージョンがあるよ」と言って、白とグリーンのペンをくださいました、ふふ、可愛いです。

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嬉しかったアネモネのプレゼント


[黒ハート]表参道エリア『ペリエ ジュエ グラン ブリュット』バイ・ザ・グラス フェア
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12月下旬まで、表参道エリアの約40店舗がバイザグラスフェアを実施しています。
イルミネーションを楽しみながら、ペリエ ジュエのグラン ブリュットを味わってみませんか。
詳細はコチラから>>> http://jpspecial.perrier-jouet.com/2016/pj_popup/fair.html

[バー]マップをクリックすると拡大します
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第7回シャンパーニュ騎士団叙任式典&ガラディナー@ ハイアットリージェンシー京都 [シャンパン]

シャンパーニュ騎士団 第7回叙任式典&ガラディナー

会場のハイアットリージェンシー京都のロビーでは舞妓さんによる舞踊も


シャンパーニュ騎士団日本支部は創設10年目を迎え、叙任式典とガラディナーは、今回初めて京都で開催されました。参加メゾンも過去最多の19で、いつも以上に盛大な会になりました。

アペリティフの会場で
サントリーとローラン・ペリエ

オフィシエのリボンは黄色。私はサントリー&ローラン・ペリエ(LP)からの推薦で2012年に受章しました。京都へのお招き、光栄です!


LPのフラッグシップ、キュヴェ・グラン シエクル


LPブースではグラン シエクルをマグナムでサービス。サントリーワインインターナショナル(以後サントリー)の山崎雄嗣社長も「まずはグラン シエクル」から

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LPのアンバサダーでノエル・ア・ラ・モード@伊勢丹でも活躍していたフィリップ・ソーゼットさんとサントリーのブランド部LP担当の阪本琢哉さん


photo by Sakamoto
昨年11月のメゾンでの再会以来になるインターナショナルキーアカウントディレクターのジャン・クリスチャン

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サントリーの山崎社長とサロン&ドゥラモットのディディエ社長に挟まれて名誉なことです!

アぺリティフのマグナム壮観
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ガティノワ グランクリュ・アイ レゼルヴ・ブリュット


びっくりの登場、アムール・ドゥ・ドゥーツ2006、マグナムは初体験!

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アルフレッド・グラシアンのオリヴィエ当主とアルフレッド・グラシアン ブリュットNV


ドラピエ キュヴェ・ミレジム・エクセプション2002

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デュヴァル=ルロワ(DL)の社長キャロルさんと長男ジュリアンさんと


DLのブランド・アンバサダー、アントニー・ドッヴィッレ夫妻


ペリエ ジュエのブースにはペルノリカールジャパンの栗木部長
DLからオフィシェを受章なさった森さんのお姿も、おめでとうございます!

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料理研究家の内坂さん、シャパーニュ委員会の川村日本代表、横浜君嶋屋の君嶋社長


お寿司も自分で作るお料理上手なティエノーの社長スタニスラスさん

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サーモンや帆立を使ったフィンガーフード

晩餐会ではトップキュヴェの競演
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豪華なラインアップ、圧巻でした!
アペリティフは■アルフレッド グラシアン ブリュットNV ■シャルル・エリネール グラン レゼルヴ ブリュット ■ドゥーツ アムール・ド・ドゥーツ2006 ■ドラピエ キュヴェ・ミレジム・エクセプション2002 ■ガティノワ グランクリュ・アイ レゼルヴ・ブリュット■ジャクソン キュヴェ739NV ■ローラン・ペリエ キュヴェ・グラン シエクル ■ニコラ・フィアット ブリュット レゼルヴ ■ポール・グール ブラン・ド・ブラン2007 ■ペリエ・ジュエ グラン・ブリュット■ポメリー キュヴェ・ルイーズ2000 ■テタンジェ コント・ド・シャンパーニュ ブラン・ド・ブラン2006の12メゾン

デイナーは■ビルカール・サルモン2006 ■ルイ・ロデレール クリスタル ブリュット ヴィンテージ2007 ■デュルヴァル・ルロワ キュヴェ・ファム・ド・シャンパーニュ2000 ■ドゥラモット ブラン・ド・ブラン2007(750ml) ■ジー・エイチ・マム キュヴェ ルネ・ラルー1999 ■ボワゼル グランヴィンテージ2007 ■ティエノー キュヴェ・アラン・ティエノー2007の7メゾン


開会の仕切役はシャンパーニュ騎士団のアントワーヌ・ロラン・ビルカール団長とクリスチャン・ボラー日本支部総領事


オフィシエ・ドヌールの叙任は清水寺の大西英玄さん(左)と京都市長の門川大作さん
前日が誕生日だった門川市長のためにスペシャルケーキも登場.。「京都とパリは姉妹都市で2018年に60周年を迎えます。素晴らしい文化があるところにはおいしい食文化があるので、酒を通じて交流を深めたい」と門川市長


ディナー口開けのシャンパンはビルカール・サルモン
会場に設けられたL字型の掲示板、サービスされるシャンパンの映像が表示されます。


自家製サバのスモーク 季節の京漬物 柚子ドレッシングとマイクロリーフ


2番手はクリスタル2007


雲丹豆腐 京都葱 鰹出汁のジュレ× クリスタル2007の相性は絶妙!


帆立貝の炙り焼き 卸し蕪 からすみ 味噌のブールブランとベルーガキャヴィア × ファム・ド・シャンパーニュ2000


半兵衛麩とパルメザンチーズのリゾット〝海の宝石〟桜海老添え × ドラモットBdeB07
ミネラルの一致


各メゾンのテーブルに登場する特別のシャンパン、我がテーブルにはキュヴェ・アレクサンドラ・ロゼ2004



鴨胸肉のロースト 梨のコンフィ 芽キャベツ 栗と牛蒡のフリカッセ ダックソース × ルネ・ラルー1999

サプライズ!

アルフレッド・グラシアン当主が「飲んで」と言って分けてくださったのが『キュヴェ・パサシオン2002』
以前のセラーマスターから現在のセラーマスターに変わる時、記念のキュヴェとして良年のヴィンテージで生産。本数500本(輸入元:中島董商店/未入荷/15万円)、すでにグラシアンにも在庫なしとのこと。凄い熟成感! 貴重なシャンパンをありがとうございました!


山崎社長とフィリップさんとの3ショット


我がローラン・ペリエ×サントリーテーブルにはシャネルの リシャール・コラス夫妻、山崎社長、LPアジア総括部長のマルセル・ベルトさん、シュヴァリエ受章者の中村弘法さん、志村幸一郎さん


壇上には司会のクララ・ボダンさん、クリスチャン・ボラー日本支部総領事、ティエノーのスタニスラスさん


柿のパルフェ 抹茶メレンゲと共に サブレ × キュヴェ・アラン・ティエノー2007


シャンパーニュ騎士団のロゴを模したマドレーヌ


大役のおふたり、ビルカール団長とボラー総領事



400名超の参加者に最高のおもてなしをしてくださったハイアットリージェンシー京都のシェフを紹介

〝結ぶ〟をテーマにして
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エヴリーヌ・ロック=ボワゼルさんとも再会、ボワゼルのマダムはいつも温かな笑顔

今回、京都とパリが姉妹都市であり、美しい文化を誇る二つの古都を〝結ぶ〟ということをテーマにして表現したのが〝帯〟のデコレーションです。それは笹島式帯結びで知られている笹島寿美先生によるもので、先生が各シャンパンのイメージに合わせてマグナムサイズのボトルに帯をかけました。
雛段のシャンパンをご覧いただけばおわかりいただけると思います。たとえば、ビルカールサルモンは雲竜型 (力強さ)、クリスタルは不知火型(美しさと強さ)、デュヴァル・ルロワはふくら雀、ルネラルーは文庫結び、グラン シエクルは京風角出し結び、そしてティエノーは蝶結び、といった具合です。

すべてのシャンパンたち

紅葉の美しい古都京都の夜の饗宴を華やかに彩ってくれたシャンパンたち

素晴らしい時間を共有させてくださった皆さまにこころから感謝申し上げます!!

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12月発売!! パイパー・エドシックのブノワ・コラール代表が語る極上シャンパン『レア ロゼ2007』 [シャンパン]

シャンパンの名門パイパー・エドシックの『レア ロゼ2007』
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左から
12月にデビューする『レア ロゼ2007』
初リリースから8番目のヴィンテージになる『レアヴィンテージ2002』
PHの顔 エッセンシエル キュヴェ ブリュットNV

今年の12月、パイパー・エドシック(PH)から華やかなロゼがデビューします。
ティアラをまとったボトルの『レア ロゼ2007』です!
ファーストヴィンテージの2007年は、17のクリュのぶどうをブレンドし、8年以上の熟成を経てリリースされます。ぶどう品種はシャルドネ56%、ピノ・ノワール44%、ドザージュ量10~11g/L、総生産量1500本、希望小売価格は6万円(税別)、レアヴィンテージのデビュー以降、40年近い歳月を経て登場する新製品。日本への割り当て本数は未定ですが、争奪戦になりそうです!

来日したブノワ・コラール新代表に個別インタビュー

フランス東部ベルフォール生まれのコラールさんは1973年生まれの精鋭。ネスレ社で管理部門業務を経験後、1997年モエ・ヘネシーに入社。同社シャンパーニュ、アメリカ、フランス、ドイツ支部に勤務、2000年にMHDフランスで大手流通担当ディレクターとして営業部門に就き、その後、2011年までMHDの主要部門で活躍。2012年にCLSレミー・コアントローに入社し、オントレード・セールス・ディレクターを務めた後、2015年10月パイパー・エドシック代表に就任。今は長年の経験を生かし、世界的流通網の再編成に注力中です。

今世紀最も受賞歴が多いメゾン
PHは今世紀で最も受賞歴の多いメゾンと言えます。その源は、英国ロンドンのインターナショナルワインチャレンジ(IWC)で8回もスパークリングワインメーカー・オブ・ザ・イヤーを受賞しているシェフ・ド・カーヴのレジス・カミュさんです。ゆえにパイパーを知るためにまずカミュさんをご紹介しておきます。
2010年来日して行ったブレンドセミナー時、インタビューした記事が最後の部分に掲載してあります。彼の〝人となり〟が良く出ているので、その箇所だけは是非ご覧ください。
>>>http://non-solo-vino.blog.so-net.ne.jp/2010-07-12
2016年4月から輸入元が日本リカーに変わり、その直後行ったセミナーです。PHの最新情報になります。>>>http://non-solo-vino.blog.so-net.ne.jp/2016-05-25


なぜ今、2007年ヴィンテージのロゼなのか

~ レア ロゼはずっと造りたいと思っていたものであり、2007年ヴィンテージの中に自分が長年探し求めていたものを見つけることができた。~ レジス・カミュ

コラール:レジスはレア ロゼに対するヴィジョンを持っていました。力強さ、複雑味であり、それを毎年のキュヴェのなかに探していました。そして2007年ついに見つけることが出来ました。ご存知のようにPHは100以上のクリュのワインをブレンドし、全てを別々に醸造しているので、キュヴェとリザーブワインのタンクを数えると300以上あります。その中にあった小さなタンクの赤ワインを飲んだ時に、果実味、酸味が理想通りだったので、レジスはこれだとひらめきました。

レア ロゼはその赤ワインがベースになり、その周りに他のクリュを加えていくという発想です。
それはオーブ県コート・デ・バール地方リセ村のピノ・ノワール(PN)。2007年のPNを試飲した時、果実味、力強さ、酸味、つまり彼が探していたこれら3つの要素が備わっていたので、彼はこの赤ワインに恋をしました。「ルールを破った」と表現していますが、それはモンターニュ・ド・ランス地方のPNではなく、9割がリセのPNだからです。熟成のポテンシャルのあるシャンパンを造りたいということで、CHはヴェルジ村のぶどうを使っています。北のエリアなので美しい酸を備えています。


12日パリでお披露目されたレア ロゼ2007


「パリでのプレゼンテーションではどんな反応がありましたか?」との私の質問に、「参加者には驚きも喜びも感じてもらえました」とコラール代表。
生産量が少ないアイテムなので大きなイベントにはしないで40名という招待者。カミュさんは素晴らしいキャリアを持っていますが、つつましやかな方なので、少人数の集まり、小規模なものにしたかったそうです。

お披露目会の開催に関して、コラール代表がカミュさんに「ではどうしたら良いだろう?」と問いかけると、彼は「インドに行くべきだ!」と答えたそうです。

なぜインド? 
これはレア ロゼを試飲した時に最初に感じるスパイス、果実味、ラズベリー、ハーブ等、アジアをイメージさせる香りがあったから、というのがその理由。12日はシークレットガーデンということで、お庭にユニークな小宇宙をつくり、ゲストをもてなしたそうです。

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ティアラを作成中の銀職人

インドには行きませんでしたが、お披露目されたディナー会場の画像を拝見するとインド風の装飾
PH側は、銀職人(シルバーをカッティングしティアラを作る)、フレグランスのメーカー、フローリストを揃え、ゲストは銀職人によるティアラに触れ、調香師の香りを利き、花の色や香りを体感。さらにはシェフの料理を味わうことで味覚も加わり、ゲストの五感を刺激したようです。
カミュさんの意図するところは「ワインメーカーは銀職人であり、フレグランスのメーカーであり、フローリストであり、シェフでもあります。グラスのなかのシャンパンにはそれらの要素が詰まっているので、レア ロゼを飲んだ時にそれらを感じて欲しかった」とのこと。興味惹かれます!

創業100周年はファベルジュ、200周年はヴァンクリフのボトル装飾

ティアラを手掛けたのは若手デザイナーのアルテュス・ベルトラン
ぶどう畑の葉や樹を表現した、まさにジュエリーのぶどう畑です!

PHでは創業100周年にあたる1885年に、当時のオーナーだったフェルディナン=テオドール・クンケルマンが宝石職人ピエール=カール・ファルベルジュに依頼し、ユニークなジュエリーボックスを完成させます。その100年後(200周年)の1985年にはヴァンクリフがボトル装飾を担当。ヴィンテージは1976年。この200周年ボトルの推定金額は100万フラン超。レアヴィンテージとレア ロゼのティアラは若手デザイナーのアルテュス・ベルトランさんが手掛けており、ぶどう畑からインスパイアされて、葉や樹を表現しています。

日本市場への戦略
コラール:PHにとって戦略国は6つあり、日本はそのなかのひとつです。これからは輸入量だけでなく、メゾンのイメージを構築したいと思っています。日本は世界一ソムリエの数が多い国で、ワインへの深い知識もあり、また、ガストロノミーの国であり、高品質なキュヴェのニーズもあります。最適の場所でPHの存在を示したいと思います。

エッセンシエル キュヴェ ブリュットはガストロノミーのためのシャンパンであり、味がわかる人たちに向けてのシャンパンです。弊社のブリュットより熟成していて、ドザージュ量も低め、味わい的にはエクストラ・ブリュットで、レジスがフランス本国と日本のために生産したシャンパンです。ヴィンテージものやレアヴィンテージ等、PHのシャンパンは日本の質の良いレストラに入れるべきだと考えていますので、今後はレストラン市場に進出していきたいと思っています。


コラール代表お気に入りのマリアージュ
エッセンシエル キュヴェ ブリュットNV × 帆立とネギのバター炒め
有塩バターで帆立とネギを炒める。調味料は塩と胡椒を少々、シンプル&ナチュラルが基本
ロゼ ソバージュNV × 鴨胸肉とマッシュルームの串焼き
鴨胸肉、マッシュルームをそれぞれ金串に刺して焼く。鴨の肉の部分と脂分がロゼ ソバージュの果実味とタンニンと。また、マッシュルームのソフトな食感とジューシーさもロゼの果実味とナイスハーモニー
 レア ロゼ2007 × ラムフィレのクラスト
フライパンにラムフィレ全体を軽く焼き(中のお肉は柔らかくてジューシー)の外側にマスタードを塗り、そこにハーブとレモン皮を加えたパン粉をまぶしてオーブンで焼き上げる。ロゼの持つ果実味と良く合い、付け合せのナスのピュレの柔らかさがラム内部の肉質とも良い相性に

表現しすぎないことでエレガントさが際立つ
レア ロゼの色調はオレンジを含む濃いピンク、野イチゴやラズベリー、アジア的なスパイス、酸味は穏やかで、口中では継ぎ目のない状態(シームレス)で旨味が広がり、余韻も長い。グラス内の温度があがると、味わいはより複雑になり、赤系果実の美味しさが長く残ります。
「一本芯がありながら主張しすぎないスタイル。それは日本の〝やまとなでしこ〟のようです」とコラール代表に伝えました。彼から「強さ、複雑さ、エレガントさを備えたレアロゼ。表現しすぎないことでよりエレガントになります」との返答が。

カミュさんの外見から受けるイメージに反して、レア ロゼのボトルや味わいから受けるイメージはとてもファミニン。それをコラール代表に話したところ、「そう考えていただけるのであれば、レジスが次を任せる人材として女性を選んだのは不思議ではない」と。すでに15年間カミュさんのもとで修業しているセヴェリーヌさんとのことでした。これは思わぬスクープ!!
ここ2~3年、PHの味わいが洗練されてきたと感じている私ですが、次期シェフ・ド・カーブのスキルで、よりファミニンになっていくかもしれません。

私的感想

12日のパリでの発表後、その足で日本に来日したブノワ・コラール代表
超ご多忙にも関わらず、インタビューの時間を割いてくださったことに深く感謝です。コラール代表は、質問に対してとても丁寧に、そして、必ず付随するキーポイントに言及してくださる気配り名人でした。
インタビュー終盤、コラール代表がお好きという料理話になった時には、ハッピーフェイスに。終始弾んでご自身のお気に入りマリア―ジュ情報を語ってくださったことも嬉しかったです。
新代表の指揮下、パイパー・エドシックの新たな躍進が楽しみです。

EPiグループの本間様、PHのウィラハン・マミ様、日本リカーの佐々木様&内藤様、お世話になりました!
 
製品のお問い合わせは日本リカー(株)商品部 ℡03-5643-9772


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第8回「Champagne Joie de Vivre(生きるよろこび)」賞は映画監督の河瀬直美氏に! [シャンパン]

今年で8回目を迎えた〝Champagne Joie de Vivre 賞
同賞は1998年ドイツで設立され、溌剌とした創造活動をする方、作品を通して〝生きるよろこび〟を与えてくれる方に授与しています。2008年から日本、スイス、2013年からはベルギー、スペイン、イギリス、イタリアにも広がっています。

祝宴を彩る華やかなシャンパン

ロゼ・シャンパン&マセラシオンのロゼ(ピノ・ノワール100%) 


プレスティージ マルチヴィンテージ


 プレスティージ


シャンパーニュ・ロゼ

両国の架け橋になった人へのオマージュ
IMG

シャンパーニュ委員会(CIVC)日本事務局の川村玲子代表は「シャンパーニュはヨーロッパでは〝生きるよろこびのお酒〟と言われており、日本では2008年から実施しています」と挨拶。続いて、CIVC本部のティボー・ルマイユー広報部長が、受賞者 映画監督の河瀬直美さんを紹介、受賞理由についてコメントしました。

ルマイユー広報部長は「ジョワ・ド・ヴィーヴルはフランスと日本の架け橋になっている方に対してオマージュを送るために作られたもので、河瀬さんは昨年フランス芸術文化勲章シュヴァリエをフランス大使から授与されています。2つの国を近付け、2つの文化の共通の価値観を外観の違いを超えて見せてくれています」と述べました。


シャンパーニュ委員会(CIVC)のティボー・ルマイユー広報部長からお祝いのシャンパンを贈呈された河瀬直美さん。受賞式前日がお誕生日だったのでダブルのお祝い!

河瀬さんはシャンパーニュ訪問に触れ、「生きた物作りをしている点がとても勉強になりました。繊細な部分を伴ってものごとが成り立っていることを実感し、私自身も映画作りを通して、一筋縄ではいかないことを、1つずつ丁寧に積み上げていく作業こそが、〝生きるよろこび〟だと感じました」と挨拶


2泊3日のシャンパン旅行&副賞はシャンパーニュの詰め合わせ


バカラ パシフィック(株)から贈呈された特別副賞のミルニュイ フルーティシモのブルー

ちなみに第1回(2008年)は池坊由紀さん(池坊次期家元)、第3回は尾上菊之助さん(歌舞伎役者)、昨年第7回は千住博さん(日本画家)・明さん(作曲家)・真理子さん(ヴァイオリニスト)等、各界で活躍中の皆さんが選出されています。


シャンパーニュ地方で


河瀬さんはカンヌでのお仕事のあと、シャンパーニュへ。現地ではきれいな虹も見たそうで、生きるよろこびを体感なさったようです。メゾンで撮影した何枚かの画像も披露してくれました。
現地では予約しなければ訪問できない美しいカーヴがあるNM(Reims)、ドイツ人によって設立されたNM(Reims)、若手ヴィニュロンが頑張っているRM(Merfy)の3つを訪問
シャンパーニュ委員会(CIVC)はシャンパーニュ地方の生産者をすべて統括しているセミパブリックの団体で約5000のシャンパーニュメーカーが加入。CIVCは特定のメゾン名は出さないので、拙ブログも未記載



世界遺産に指定されている荘厳なカーヴ


自然派農法の先駆者 福岡正行さんの著書に薫陶を受け実践している若手ヴィニュロンと



乾杯の音頭は国際交流基金の安藤裕康理事長
「河瀬監督はカンヌの常連であり、フランス中で高い評価を受けています。芸術に対して厳しいフランス人の吟味を経て素晴らしい評価を確立しているので、その先は世界のひのき舞台です。世界の河瀬、世界の直美として頑張って」とエールを送りました!

お祝いの席には最新作『あん』の出演者の皆さんも

カンヌ国際映画祭「ある視点」部門のオープニング作品として公開された映画『あん』の樹木希林さん、永瀬正敏さん、浅田美代子さん


出演者の皆さんのテーブルは映画『萌の朱雀』にちなんだ〝萌〟

カクテルパーティーでふるまわれた約50種のシャンパン

夜景にはシャンパンが映えます!


ソムリエの手際よいシャンパンサービス


ライトアップされた東京タワーを見ながら〝爽(13種)〟


シュヴァリエの称号をもつシャンパンラバーさんがサービス!


養母 故河瀬宇乃さんの映像も


河瀬さんの人生にとってかけがいのない存在だった養母宇乃さん

「養母は100歳までは生きられなかったのですが、天寿を全うしました。最後の言葉は〝ごはん、おいしい〟でした。本当に毎日毎日を生きる、そのよろこびに満ち溢れていた人でした。皆さんにもバ~ッと花開く、そんなパワーをお伝えできればと思います。

私にとっての生きるよろこび、それはこの人から受け継いだ目に見えないもの。私は次にそのことを息子に、その〝生きるよろこび〟を伝えたいと思います」と語っていました。

そして・・・河瀬さんが最後に見せてくれた写真。
それは出産直後のもので、養母の手と生まれたばかりの息子さんの手が繋がっている、まさに〝生きるよろこび〟の伝承を感じるワンショットでした。視覚と言葉による見事な構成。生きるよろこびを感じるお酒シャンパンと〝Joie de Vivre〟の世界が見事に重なり合ったひとときになりました。


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デュヴァル=ルロワの歴史の要『クロ・デ・ブーヴリー』と偉大な『ファム』 [シャンパン]

9日は、青木企画のデュヴァル=ルロワ ワインメーカーズ・ディナーの前に、輸入元ヴィレッジ・セラーズがホテル・ニューオータニ ガーデンタワーで、醸造責任者サンドリーヌ・ロジェット=ジャルダンさんを講師にしたプレス&ソムリエ向けのセミナーを行いました。

1859年創業のデュヴァル=ルロワの本拠地はコート・デ・ブラン地区ヴェルテュ村、年間生産量は430万~450万本、自社畑は200㌶で40%を賄っています。栽培比率はシャルドネ40%、ピノ・ノワール35%、ピノ・ムニエ25%で、全体の50%がグラン・クリュとプルミエ・クリュです。

100年前からの所有畑クロ・デ・ブーヴリー

画像協力:デュヴァル=ルロワ
シャルドネの単一畑、樹齢は50年、沖積土で東向き3.5㌶、斜度は11度


画像協力:デュヴァル=ルロワ
同じ位置から撮影した50年前のクロ・デ・ブーヴリー

4ヴィンテージを垂直試飲

左から
2008年、2005年、2003年、2002年
クロ・デ・ブーヴリーの初ヴィンテージ(VT)は2002年。1995年からリュット・レゾネを採用。今回はすべてノン・ドザージュ(デゴルジュマン:2016年1月11日)の状態でフランスから空輸。発酵はステンレスタンクで、醸造はステンレスと木樽220Lを半分ずつ使用。各容器内でMLFを実施しています。


以前、当主キャロルさんが来日した折に、2008年ヴィンテージについて質問したことがあります。
「収穫時、気温が下がって冷蔵庫のなかにいるような状態だったので、酸がしっかり保たれた上質なぶどうが穫れました。確実にヴィンテージものが造れます」と答えていました。その言葉を思い出しながら、試飲して、最初に感じたのは新鮮なライム! 柑橘系でもレモンとは違う、ピュアで青々しさのある酸!
4VTのなかでも総酸が一番高い8g/L(収穫9月18日)、ちなみに猛暑だった2003VT(収穫は8月27日)は総酸は5.85g/Lでした。

2008年は美しいVTのひとつ。色調は他の3つと違い、緑がかった淡いイエロー。白い花の風情、活き活きしたライムの風味、海洋性気候の影響を受け、酸味が上がったVT。これからの熟成に期待したい」とサンドリーヌさん。大越さんは「口中ではボリューム感がありますが、タイトな印象で冷涼なイメージのシャンパン」と。

2005年の色調はまだ若さを感じるイエローで、ミネラル、ベジタル、シダー、グリエしたニュアンス。アフターに軽いビター感。口当たりはソフト、中盤以降に重厚感とローストした要素。最後にレモンの風味。ランチ時に現行VTの2005が登場(ドザージュ4.5g/L)


2003年は4月~9月までの日照時間が1449時間(2005年は1137時間)もあった異常気象の年。色調はそれを反映した黄金色、気泡は繊細、粘性豊か。香りは熟した黄色系果実、バターやスパイスのニュアンス。酸味は穏やかながら豊潤で口中をきれいに洗い流してくれる印象。ぶどうの収量も減り、1トン/㌶のところが、6000kg/㌶だったそうです。
市販した2003年VTのドザージュ量は2.5g/Lでしたが、通常のようにMLFは行ったとのこと。

2002年は初ヴィンテージ!
大陸性気候の影響を受けた暑くて乾燥した年。凝縮感のある溌剌とした酸、口当たりは繊細で余韻に残るアタックは滑らか。エレガントなスタイル。

クロ・デ・ブーヴリーはヴィンテージ・シャンパンでありながら、毎年生産しています。その理由は〝気候の変化〟の調査です。2002年VTからスタートしたばかりですが、100年前から所有する畑なので、メゾンの面々は畑のことを熟知しており、単一品種(シャルドネ)を使って、同じ醸造方法で仕込むため、スタイルも同じ。ゆえに、気候の変化が理解できるというわけです。20年、50年、100年後を見据えたキャロルさんらしい考え方です。
サンドリーヌさんいわく「大陸性気候の影響が強くなっているので、収穫するシャルドネも、フィネス、エレガンスから、果実味が強く、リッチな要素が出てきています」



ランチには『ファム』2ヴィンテージの比較も

セミナー(左から4本目まで)
クロ・デ・ブーヴリー2008、同2005、同2003、同2002

ランチ(5本目から順に
フルール・ド・シャンパーニュ プルミエ・クリュNV
シャルドネ70%、ピノ・ノワール30%、ベースワインは2011年、ヴァン・ド・レゼルブ15%、ドザージュ8g/L(2014年末にデゴルジュマン
気泡、味わいともに繊細、上質な酸、ミネラル感、口中滑らか
ファム・ド・シャンパーニュ グラン・クリュ2000
シャルドネ95%、ピノ・ノワール5%、ドザージュ4.5g/L
気泡元気、マンダリンオレンジ、ブリオッシュ、ヘーゼルナッツ、アフターに軽いビターテイスト
ファム・ド・シャンパーニュ グラン・クリュ1996シャルドネ79%、ピノ・ノワール21%、ドザージュ4.5g/L
2000年よりパワーのある酸味&ミネラル感、気泡はワインに溶け込み滑らか、5~10年は熟成させたいVT
クロ・デ・ブーヴリー2005
シャルドネ100%、ドザージュ4.5 g/L
ブリオッシュやバター、ハチミツや木の実のニュアンス、上質な酸、バランスが取れたエレガントなスタイル
ロゼ・ブリュット プレスティージュ プルミエ・クリュNV
ベースワインは2008年、サーモンピンクの色調、野イチゴ、イチジク、スパイス、凛とした酸味
すべて750ml


サンドリーヌ・ロジェット=ジャルダンさんと通訳の大越基裕プロフェッショナル・ワインテイスター
サービスは谷宣英エグゼクティブソムリエ


カリフラワーのエスプーマ、キャヴィア添え


帆立貝のポワレ、ブールブランと西洋ネギのフリット
ファム96の滑らかさとミネラル感が帆立の食感と好相性


舌平目のグラチネ、サヴァイヨンソース
食材とソースがフルール・ド・シャンパンの穏やかなクリーミーさに馴染んで


仔牛のロースト、香り豊かなジュ・ドゥ・ヴォー、フリカッセシャンピニオンとともに
ベジタルな要素を感じるシャンパンに野菜たちを合せることで新たな相性探求ができました。レモン水でボイルしたアンティチョークの酸の風味がクロ・デ・ブーヴリー2002の溌剌とした酸と絶妙


あまおうとマスカルポーネ いちごソルべとライムのエキユームにロゼ・ブリュット プレスティージュ プルミエ・クリュを合わせて


この後、開催した日比谷・松本楼でのワインメーカーズ・ディナーは11日付のブログにアップしています。ご笑覧いただけましたら幸いです。

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デュヴァル=ルロワ ワインメーカーズ・ディナー ~ハートのシャンパンから愛を込めて~ [シャンパン]

ハートのシャンパンから愛を込めて@日比谷・松本楼

画像協力:ヴィレッジ・セラーズ
デュヴァル=ルロワ(DL)が位置するコート・デ・ブラン地区ヴェルテュ村は〝ハート〟形の村なので、メゾンのトレードマークも〝ハート〟


バレンタインデー直前イベントとして、『デュヴァル=ルロワ』のシェフ・ド・カーブ(醸造責任者)サンドリーヌ・ロジェット=ジャルダンさんをお迎えしてワインメーカーズ・ディナーを行いました。会場は私が全幅の信頼を置いている日比谷松本楼、輸入元ヴィレッジ・セラーズ(VC)です。


ハートがたくさん!


この会に関しては松本楼の見事な集客力のおかげで、募集開始1時間で満席になりました!

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スタート前、関係者集合!
右から)VCのリチャード・コーエン社長&中村芳子専務ご夫妻、青木、サンドリーヌさん、松本楼・小坂文乃副社長、通訳・コメンテーターの大越基裕さん(プロフェッショナル・ワインテイスター)

第1部はフルール・ド・シャンパーニュから

キャロル・デュヴァル=ルロワ当主はお料理上手でシャンパンに合わせたレシピを数多く書いています。山田シェフはキャロルさんのレシピを生かしたメニューを考案してくださいました。グラスはVCがオーストラリアから輸入している『PLUMM プラム』を使用しています。


乾杯とディナー(前菜)用に供出した『フルール・ド・シャンパーニュ プルミエ・クリュNV』は1911年から生産しているアイテムで、シャルドネ70%、ピノ・ノワール30%、ドザージュ8g /L。細やかな気泡、クリーミーな口当たり、ミネラル感、品の良い酸味、万人に好まれるタイプ

料理に合わせて

チーズブレッドスライスとイベリコ豚
イベリコ豚の生ハム、ラグー、リエット
「フルールにはパンのイースト香やベジタルな要素があるので料理に使われているパンや野菜に合わせやすい」と大越コメント


シャンパーニュ地方の規定7品種のなかのひとつ、白ぶどう『プティ・メリエ・ブリュット』100%の希少シャンパン。酸味主体、ミネラル、ベジタル、鋭角的で細身の印象。時間の経過で若干ハチミツの要素。生産時は通常3樽は造りますが、日本への輸入は5年間で36本のみだった由。基本的にキャロルさんが、ソムリエの学習のために生産しているアイテムです。コーエン社長は「初めての試飲」と語っていました。

プティ・メリエはグーエ・ブラン×サヴァニャンの交配品種です。
余談ですが・・・カルフォルニア大学デイビス校の遺伝子学者キャロル・メレディス博士によるDNA鑑定で、〝シャルドネ〟の両親が高貴品種ピノ・ノワールと無名品種グーエ・ブランであることが発表されたのは記憶に新しいところ(と言っても2000年でしたが)です。このグーエ・ブランはフランスではワインに使われるのは禁止されていて、フランスの農家が自家用に栽培していた品種だそうですが、この2種が自然交配して高貴品種シャルドネが生まれました。グーエ・ブランはピノ・ノワールとの交配で、シャルドネのほか、ガメ・ノワール等の16品種も誕生させています。


アンコウとフォアグラのモザイクテリーヌ
フルールやプティ・メリエにはベジタルさがあるので、「中心の料理だけに合わせるのではなく、脇に添えられている野菜たちとも合せて」と大越さん。同意!


メゾン&シャンパンについて解説中のサンドリーヌさんと通訳の大越さん


第2部で『ファム』のマグナム1996&2000登場

マグナムサイズでサービス。(右から)1996年ヴィンテージ(シャルドネ79%、ピノ・ノワール21%、ドザージュ4.5g/L)、2000年ヴィンテージ(シャルドネ95%、ピノ・ノワール5%、ドザージュ4.5g/L)


舌平目とズワイ蟹のファルスをグリエ、ブールフォンデュソース


フランス ブレス鶏と編笠茸のフリカッセ


ヨーグルトとフロマージュブランのムース、ベリーを添えて、カクテル仕立て


フルール・ド・シャンパーニュもマグナムでサービス!
デザートに合わせて楽しめたレディ・ロゼ・セック(ピノ・ノワール70%、シャルドネ30%、ドザージュ25g/L)


大容量のファム両ヴィンテージ圧巻! ポテンシャルがありました。
同日のランチ時の取材で味わった750mlとは印象が全く異なりました。20年、16年経ているにも関わらず、香り&味わいとも超フレッシュ。酸味活き活き&溌剌としていて、この先、20年熟成させても大丈夫だと確信しました。96に熟成による変化を若干感じましたが、古酒独特の焙煎香はまだ表現されていませんでした。グレート・ヴィンテージの大容量ボトルは〝時間が友達〟であることを、改めて実感しました。



小坂副社長から男性陣にチョコのプレゼント

サプライズに思わず笑顔


コーエン社長と大越さんにもチョコが


皆さまにはサンドリーヌさんからハートのミュズレとDLのシャンパングラスを!

素敵な花束をいただいて

サンドリーヌさんへの贈呈者はワイン仲間の吉井君、このあとハグ(笑)


贈呈者の二瓶さんは、文乃さんと大学の先輩・後輩の間柄


デュヴァル=ルロワの華麗なるアイテム


花束のパステルカラーが春を感じさせてくれました!


■ワインのこころ(2月11日付)ハートのシャンパンから愛を込めて
■ワインメーカーズ・ディナー当日、セミナーとプレスランチがあり、サンドリーヌさん(通訳:大越さん)から同メゾンの特質&アイテムについて細かく伺いました。シャンパンについては重複するアイテムがあるので、この後のブログに記述します。


2016年最初のイベントが終わり、ほっとしています。
ご参加くださった皆さまには心から御礼申し上げます。
来賓の山本博先生には貴重なご意見をいただきました。ありがとうございます!!

サンドリーヌさん、VCのコーエン社長、中村専務、仲野さんはじめ、スタッフの皆さま。会場をご提供くださった松本楼の文乃さん、料理面でわがままを聞いてくださった山田シェフ、シャンパンの供出温度・サービスでお気遣くださった髙橋ソムリエ、映像サポートの髙木さん、泉谷マネージャー&スタッフの皆さま、そしてサンドリーヌさんの通訳をしてくださった大越さん。
本当にありがとうございました!


マダム・キャロル・デュヴァル=ルロワからの1996 のメッセージ

今後ともデュヴァル=ルロワをよろしくお願いします。

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