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6月には記念ボトルをリリース シャンパンメゾン『ビルカール・サルモン』創業200周年 [来日したワイン生産者&関係者]

祝 ビルカール・サルモン200周年

春爛漫の東京で



輸入元JALUXの招聘で来日した6代目でゼネラル・ディレクターのアントワン・ローラン=ビルカールさん。
1818年創業のビルカール・サルモンは6月に200周年を迎えます、おめでとうございます!
それを記念して、3月と4月には美食がテーマの世界ツアー(シンガポール、東京、NY、ロサンゼルス、ロンドン)を実施。6月には創業地マレイユ・シュール・アイ村で一族揃っての200周年の祝宴を開催予定。2019年1月には6代目フランソワ・ローラン=ビルカール当主(アントワンさんの兄)のご子息ニコラ・ローラン=ビルカールさんや、2017年末からフランソワ当主のもとで学んでいた、いとこのマチュー・ローラン=ビルカールさんが7代目として就任しますが、彼らはすでにメゾンに参画し、活動しています。

プレスランチ冒頭、アントワンさんは次の100年に向けての決断として、「これ以上数量は増やさない」と宣言。今年の出荷分からパッケージ変更、ロゴを少し大きくするとの話でした。

 

ディスプレイは4月から京都で先行発売の限定スペシャル・ボックス
アントワンさんが京都の妙心寺退蔵院を訪問した折、感銘を受け、それがきっかけで誕生したコラボレーションで、漢詩は唐代の詩人于武陵の“勧酒”を、同寺松山大耕副住職がしたため、水墨画は現代美術家の椿昇さんが“龍”をイメージして描いたものです。限定1,000箱、小売価格7,500円(税別)


とうふ屋うかいでマリアージュ

磯香さざえ  蛸もずく  鯛桜すし


あげ田楽


お造り


色合わせで楽しんだロゼ×海老とアスパラ
ぶどう品種はシャルドネ60%、ピノ・ノワール20%、ムニエ20%、ドザージュ9g/L。赤ワインはマレイユ・シュール・アイとアンボネイ村のPNを10%以下ブレンド。アンボネイのPNについて「マレイユ・シュール・アイのぶどうより複雑でストラクチュアがあり、ファンタスティック」とアントワンさん。


うかい亭の大桶寄せとうふのプレゼンテーション


昔懐かしいお豆腐屋さんの香り


白で合わせるマリアージュ
ブラン・ド・ブランと予想以上の相性の良さにびっくり


美味、口中にこってりとした旨味と複雑味、思わずお替りを!


芝特製ローストビーフでも色で合わせるマリアージュ、ロゼ体験


桜海老ご飯


春苺と抹茶よせ



(左から)
#!:ブリュット・レゼルヴ
ぶどう品種はムニエ40%、シャルドネ30%、 ピノ・ノワール30%、 ドザージュ7-8g/L。ムニエがポイント、果実感とフレッシュ感、小売価格7,500円(税別)

#2:エクストラ・ブリュット
2008年に完成したドザージュ・ゼロのキュヴェ。アントワンさんいわく「世界的にドザージュは減少傾向、ビルカールのアイテムも2005年くらいから減らし気味」と。ぶどう品種はブリュット・レゼルヴの比率と同程度。ムニエ40%、ピノ・ノワール35%、シャルドネ25%で瓶熟はブリュット・レゼルヴより1年長く、ドザーシュなし。小売価格8,000円(税別)

#3:ブラン・ド・ブラン グランクリュ
ぶどう品種はシャルドネ100%、グラン・クリュのコート・デ・ブランのアヴィズ、シュイィ、クラマン、メニル・シュール・オジェ(30%)で自然の果実感を生かすため、早目に収穫を行うのが特徴。瓶内熟成は約4年、ドザージュ 7g/L、小売価格11,000円(税別)

#4:ブリュット・ロゼ
1954年にリリースされ、シャンパン界では先駆者的ロゼ。きれいなサーモンピンク、甲殻類(海老)、ローストビーフ、桜海老ご飯、春苺まで、幅広く楽しめたロゼ。小売価格12,000円(税別)

#5:キュヴェ・ニコラ・フランソワ ビルカール2002
1964年に創始者ニコラ・フランソワへのオマージュシャンパンとしてデビュー、ぶどう品種はシャルドネ40%、 ピノ・ノワール60%(一部樽発酵)、ドザージュ5-6g/L、10年間の瓶熟を経てリリース。小売価格28,000円(税別)


200周年記念ボトル情報
ビルカール・サルモン刊行
『Champagne Billecart-Salmon, Two Centuries of Adventure』
6月の祝賀会でお披露目される200周年記念ボトルはぶどう品種PN92%、CH4%、ムニエ4%で、2012年、2008年、2006年そして若干2001年をブレンド。容量はマグナムとジェロボアムのみで数量はそれぞれ1,818本、180本、希少です!!
メゾンでは醸造施設もテコ入れし、 区画(コート・デ・ブランやモンターニュ・ド・ランス)毎に対応できるように5hl、10hl、15hlの小容量タンクを導入。また大型のオーク樽専用の醸造所を開設予定とのこと。締めの挨拶で、100年、200年後に向けて、家族経営の継承とさらなる品質重視のシャンパン造りを続けていくと強調していました。ますますの飛躍を期待しています!

ビルカール・サルモンについてのお問い合わせは
(株)JALUXワイン・フーズ部 ℡03-6367-8756

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マデイラワイン!! マデイラ島はロナウド選手の出身地、チャーチルもリタイア後余暇を楽しんだ魅惑の地! [NHK文化センター青山教室]

ワインで巡る世界ツアーの初回はマデイラワイン!

2018年の新たな試みは世界のワイン探求!
今年から〝ワインで巡る世界ツアー〟と題した単発講座を2~3月に1回のペースで開催することにしました。3月28日の初回は日本でも人気上昇中のポルトガルにフォーカス、講座生の皆さまを“大西洋の真珠”と称されるポルトガル領マデイラ島に誘いました。

マデイラ島は、スペインのレアル・マドリード所属のサッカー選手、クリスチアーノ・ロナウドの出身地。2010年に発生した大水害の時に、ユニフォームの下に“MADEIRA”と書いて、試合の勝利時に、それをまくって観客に見せ、マデイラの人たちを励ましました。現在、郷土の英雄として賛美され、島にはロナウドの記念館や銅像が建ち、昨年、空港もロナウド空港と改名されています。

3月30日から公開になった映画『ウィンストン・チャーチル』は観て価値のある映画ですし、飲んで価値あるシャンパンが登場しています。そのチャーチルの趣味の1つが、絵を描くことでした。生涯で500点ほどの作品を残していますが、リタイア後、余暇を楽しみ、絵画三昧の日々を送っていた地がマデイラ島です。酒類好きだったチャーチルなので、マデイラワインも愛飲していたようで、木下インターナショナルが輸入しているブランディーズ社にはチャーチルからの感謝状が残されています。

講座では、前半にポルトガル&マデイラワインについての基礎知識、後半に主要白ぶどう4種類の10年熟成タイプとブレンドタイプ2種類を利き比べました。当日はマデイラワインに精通している輸入元木下インターナショナル(株)マーケティング本部の館農俊則マネージャーと稗田千尋さんに多大なるサポートをいただきました。ありがとうございました!

マデイラ島について クリックで拡大

























出典:木下インターナショナル
ポルトガルの首都リスボンから南西に約1,000km、大西洋に浮かぶポルトガル領マデイラ島は東西55km、南北22km、標高1,800㍍の島で、常に海を見下ろす印象、ワイン名イコール島名です。夏は25度、冬は12度という気温に恵まれているので、館農さんは「マデイラは常春」とおっしゃっていました。

マデイラ(“木、材木”の意味)は1419年にポルトガル人が発見した島で、キリスト教と切り離せない関係から、入植後、ぶどう栽培、ワイン造りを開始。島が発見されて30年後に見つかった書物には、最初に植えられたぶどう品種が“マルヴァジア・カンディア”であったとの記述があります。
山がちの島なので、農業ができるのは島全体でわずか20%。人口30万人で、70%の人々が首都フンシャルに住んでいて高密度。南部にはバナナのプランテーション(400 ㍍)があるため、それらを避ける意味で、ぶどう畑は段々畑で、400~800 ㍍に位置しています。ワインは海からの影響による塩っぽさと、火山性土壌由来の酸が特徴。マディラワインにとって酸と糖度のバランスが大事です!

マデイラワインの誕生
コロンブスの時代、マデイラ島を経由した船は、アメリカ、インド、アジアを旅して、長くて5年ほどの年数の航海をしていましたが、マデイラ島のワインだけは、赤道エリア(50度)を4回通過し、熱にさらされることで、見事に熟成。凝縮し、複雑味を備えたワインに変化していました。当時は“周遊するワイン”と呼ばれ、高価なワインのひとつとして、アメリカでも人気を博し、独立記念日の祝杯用にも使われたことが知られています。

収穫:8月下旬、低地から高地の順で行い、すべて手摘み。
発酵:発酵を途中で止め、酒精強化を行う。マデイラは辛口から甘口までのタイプを造る。 
熟成:特別な手法、加熱熟成。
(1)エストゥファ】は船内で起きていたことを地上で再現した製法。ステンレスの容器でワインを3ヶ月間45度~50度で温め、酸化を促す。これにより、ワインは赤道を通過するのと同じ状況になる。エストゥファに使うのは黒ぶどうのティンタ・ネグロのみ。
(2)カンテイロ】は古樽を使い、常温で5年間、湿度は80%以下。樽の目が詰まっているので抜けるものは一番小さな分子(H2O)だけ。このプロセスによって、凝縮感や複雑味が備わる。

主要ぶどう品種について
白ぶどうは4種 生産量の15%
■セルシアル/辛口・ドライなタイプ、アペリティフ向き
病害虫に強い品種、収斂味、酸味が他品種より強いのが特徴
■ヴェルデーリョ/中辛口・ミディアムドライ、チーズや軽い食事
かつてはマデイラワインの主要品種、近年ティンタ・ネグラにその座を奪われている
■ブアル/中甘口・ミディアムスート、デザート類
芳醇で酸味と甘さバランスが良い品種、少生産で高値のぶどう品種
■マルヴァジア/甘口・スイート、デザート類
マデイラ島に最初に植樹されたギリシャ原産ぶどう。リッチで凝縮した風味が特徴、マルムジーとの呼称も
黒ぶどうは1種 生産量の85%
■ティンタ・ネグラ
19世紀、植樹された唯一の黒ぶどう品種。適応性があり、辛~甘口まで造れるマルチプレーヤー
ドライ、ミディアムドライ、ミディアムスイート、スイートの生産が可能

テイスティングは6アイテム
第1フライトは10年熟成タイプ(すべてバーベイト社



#1:セルシアル10年
ぶどう品種:セルシアル100%。発酵終了間際にアルコール96度のグレープスピリッツを添加し、発酵を止める。(酒精強化)カンテイロ方式(加熱熟成)で10~14年間の樽熟成。残糖度:45.0g/L。小売価格:6,000円(税別)
きれいな酸が塩辛の生臭みを見事に払拭、飲み手を気持ち良く包み込んでくれる包容力あり

#2:ヴェルデーリョ10年
ぶどう品種:ヴェルデーリョ100%。発酵が半分以上進んだ頃にアルコール96度のグレープスピリッツを添加し、発酵を止める。(酒精強化)カンテイロ方式(加熱熟成)で10~15年間の樽熟成。残糖度:71.0g/L、小売価格6,000円(税別)
「現在オーストラリアやNZで栽培されている品種はマデイラ島のヴェルデーニョであり、ポルトガル本土でかつて栽培されていたヴェルデーリョとは異なります」と館農さん。3割強が「好み」と答えていました。島に由来するピュアなヴェルデーリョの香りと味が琴線に触れたのかも知れません。酸味と甘味のバランスが良く、マデイラケーキとの相性も〇

#3:ブアル10年  
ぶどう品種:ブアル100%。発酵が半分以上進んだ頃にアルコール96度のグレープスピリッツを添加し、発酵を止める。(酒精強化)カンテイロ方式(加熱熟成)で10~14年間の樽熟成。残糖度:87.0g/L、小売価格6,000円(税別)
マイベスト! 芳醇な香りが魅力、口中に広がる凝縮感、旨味、カレーパン(なかの卵共々)との相性良好

#4:マルヴァジア10年
ぶどう品種:マルヴァジア100%。発酵の前半にアルコール96度のグレープスピリッツを添加し、発酵を止める。(酒精強化)カンテイロ方式(加熱熟成)で10~14年間の樽熟成。残糖度:101.0g/L、小売価格6,000円(税別)
100gを超える糖分がありながら、後方に控えたきれいな酸味が素晴らしく、極めてエレガント

第2フライトは5年熟成のブレンドタイプ

#5:デルヴィーノ・レゼルバ5年(バーベイト社)
ぶどう品種:ティンタ・ネグラ80%、セルシアル20%。発酵がかなり進んだ段階で、96度のグレープスピリッツを添加。その後、フレンチオークに入れ、カンテイロで熟成。ティンタ・ネグラは5年、セルシアルは7年の熟成を経たものをブレンド。残糖度:36g/L、容量:500ml、小売価格:2,400円(税別)
程良い甘さを残しつつ、セルシアルの心地良い酸が生きたブレンド、カレーも〇

#6:アルヴァダ5年ブランディーズ社
ぶどう品種:マルムジー50%、ブアル50%。18~21度で温度管理されたステンレスタンクで発酵(天然酵母)。約48時間後にグレープスピリッツを添加、アメリカンオークのカンテイロで5年間熟成させた後、瓶詰め前に澱引き、清澄してブレンド。残糖度:114.0g/L、容量:500ml、小売価格:2,800円(税別)
200年以上の歴史を有すブランディーズ社はマデイラワインの王道を行くスタイル。凝縮感、旨味にあふれ、ドライフルーツやナッツ、スパイスの要素がマデイラケーキと相乗!


ブレンドタイプは各年のものを合わせる(若くて3年、古くて50年くらいまで)
カンテイロで20年以上熟成したものはヴィンテージあるいはフラスケーラ(年号、番号付/20年に1度リコルクが必要)と呼ばれています。マデイラワインの保存は横にしないで立てたままで!

大胆なマリアージュ
 
魚卵系なんでもOKなので塩辛を用意しました。
口中に残っていた生臭さが一瞬で消え、隠れていたマデイラワインの酸味が舌をきれいに洗い流してくれる印象、おすすめのマリアージュ! 


私はお節料理や和食全般に合わせて楽しめるのがマデイラワインだと実感しています。
館農さんは「セルシアルと生うに」の組み合わせをすすめていました。料理の隠し味にも使えるマデイラワインは、開栓して1年以上経過しても全然問題ありません。

京都のマデイラ菓子店カステラ・ド・パウロの特製マデイラケーキ

マデイラワインに漬け込んだフルーツやナッツの風味がマデイラワインと合って本当に美味。今回の講座用に1ヶ月前から予約してゲット!

色や香りの変化

白ワインは薄い色調、赤ワインはルビー色からスタートし、10年後にはどちらも同じ色調に変化します。一番若いワインは3年ものですが、アロマは熟成とともにドライフルーツ、スパイス、タバコ、ロースト風味、ヴィネガー様のニュアンスに。「16人で5年間、香りの実験を行い、その結果、全員が感じ取ることができたアロマは30種(実際には400あると言われています)でした」と館農さん。

テーブルワインと合わない食材もOK!

たまご、しょうが、カレー、ヴィネガー等


マデイラワインの特徴香はソトロン、カレーのような香り


ということでカレーパン(茹たまご入り)を用意!
参加者の皆さんから、ご賛同いただきました。


[わーい(嬉しい顔)]Information
マデイラワインワールドを銀座7丁目で満喫

(左から)佐藤店長、館農さん、稗田さん、檜垣さん

木下インターナショナル直営の『マデイラ・エントラーダ』には3年物から1850年ヴィンテージに至るまで100種類のマデイラワインが揃っています。1杯400円からすべてグラスで楽しむことができます。もちろん、お食事とのマリアージュもご堪能いただけますので、是非、お立ち寄りくださいませ。

〒104-0061
東京都中央区銀座7-6-19 ソワレ・ド・銀座弥生ビルB1F ℡03-6264-5700
営業時間:17:00~23:30(L.O.23:00) / 定休日:日曜&祝日
店舗の詳細はコチラで!

[exclamation×2]追記(2018年4月12日)マデイラ・エントラーダでのマリアージュ報告
マデイラワイン恐るべし!

アルコール強化ワインのマデイラが食中酒として通用すること自体、新たな発見!


数の子や納豆巻きと合わせても口中で不快な苦みや臭いなし、驚愕!
個人的には、数の子は第1フライト(前列)の左から2番目ヴェルデーリョ10年(バーベイト社)。納豆巻きは第2フライト(後列)左から2番目ヴェルデーリョ5年(ブランディーズ社)が素直に食材を受け入れてくれた印象。


NHKの単発講座ではカレーパンを供出しましたが、今回は佐藤店長自慢のチキンカレー
ワインに含まれる物質“ソトロン”効果!

マデイラワインは体験すべきワインです。
銀座マデイラ・エントラーダのトークショー(5,000円)で目からウロコ状態にさせてもらえます!

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世界に誇れるワイン造り、国内ワイン消費動向等 ~サントリーワインインターナショナル(株)の事業方針~ [ワイン]

2018年度のサントリーワインインターナショナル株式会社(SWI)事業方針

事業方針は山崎雄嗣社長、シャトー・ラグランジュの解説&テイスティングについては渡辺直樹登美の丘ワイナリー長が担当
人事(2018年4月1日付)】山崎雄嗣社長は、サントリー食品インターナショナル株式会社取締役専務執行役員経営戦略・管理本部長、渡辺直樹ワイナリー長は、SWI執行役員・生産研究本部長。



SWIはワインメーカー(日本、フランス、ドイツ)とディストリビューター(日本と中国が中心)としての2面性を有し、国・内外でグローバルな展開をしています。海外グループ会社に記載してあるバリエールはボルドーのネゴシアンとして事業を行っています。


2017年はカテゴリー、エリア別に見て、国内・海外ともに売上高は好調

登美の丘ワイナリーはすべてを自園で完結するシャトータイプ
開園から100年以上の歴史を持つワイナリー
敷地面積は150㌶、栽培面積は25㌶、世界に誇れるワイン造りに励んでいます。
直近では2017年に甲州を増殖し、5年後の2022年までに甲州を5倍に増やす取り組みを実施中。それにより、登美の丘全体の3分の1を甲州にして、テロワールを反映させた最高の甲州造りを目指す。植え付けは25㌶の栽培面積内での作業とのこと。

3月27日新発売『登美 レゼルヴスペシャル2005』

フラッグシップブランドの登美から、数量限定発売した2005年ヴィンテージ
ニュースサイト【ワインのこころ】で詳細を紹介しています。
ご笑覧いただけましたら幸いです。

長野県の塩尻ワイナリーは生産設備を増強

自社保有ワイナリーは登美の丘(山梨県)、岩の原(新潟県)、塩尻(長野県)にあります。昨年の『日本ワインコンクール』で“金賞を”受賞した塩尻ワイナリーの『塩尻マスカット・ベーリーAミズナラ樽熟成2013』、まるみのある味わい!
[ハートたち(複数ハート)]4月5日数量限定で新発売『塩尻マスカット・ベーリーA ミズナラ樽熟成2015』
▼サントリー“日本ワイン”についてはコチラ

ミズナラの樽


サントリーはウイスキー用の製樽工場を所有していて、ウイスキーに合うミズナラの樽を作っています。マスカット・ベーリーAがこのミズナラの樽と相性が良いということで、現在、フレンチオーク(容量225L/スギャン・モローをメインに4~5社)だけでなく、ミズナラ樽(容量258L)も使用しています。ただ、ウイスキーが好調なので、樽が思うように回ってこないことが悩みでもあるようです。

ソムリエ協会の機関誌編集長時代、樽についての特集を組み、その折、『樽とオークに魅せられて』の著者加藤定彦さんに樽材について寄稿していただきましたが、「樽はワインやウイスキーに独特の香味をつくるのに必要不可欠なものであり、世界中どこに行ってもオークが使われています。オークとはナラ、カシ類の属を表す英語で、学名はGuercus(クエルクス:ラテン語で「良質の木材」、「美しい樹」という意味)。日本ではミズナラ、カシワまたシラカシ、アラカシなどコナラ属(和名)を言います」とのことでした。


国内ワイン市場推移、ワイン消費動向


2017年の国内ワイン市場は数量ベースで前年比101%、金額ベースでは横ばい状態。
国産のカジュアルワインやチリワインを中心とする低価格ワインの動きが良い分、単価的には若干ダウン傾向。そのようななかで、SWIは数量ベースでは105%と好調な伸びを見せています。

国内のワイン消費動向については■価格帯の2極分化 ■消費者の高齢化を指摘(上表参照)。高価格帯のプレミアムカテゴリー、ファインワイン、シャンパン等が好調な一方で、デイリー、スタンダードカテゴリーの低価格化も進行しています。また、購買層の年齢については、主流となるのが50歳以上で全体の70%を占め、拡大傾向にあるとのこと。今後の消費拡大に向けては、20歳代、30歳代を中心にしたエントリーユーザーへの働きかけが急務との分析で、若年層に好評だった「氷と楽しむ」マーケティング強化や催事でのロゼワイン提案強化等で活性化を図る予定。

シャトー・ラグランジュからバレルサンプル到着


SWIは海外にシャトー・ラグランジュ(フランス)、ロバート・ヴァイル(ドイツ)、シャトー・ベイシュヴェル(仏カステル社と共同経営)、シャトー・ボーモン(仏カステル社と共同経営)の4シャトーを所有しています。

説明会で、ボルドープリムールで好評だった2016年のシャトー・ラグランジュ(94-96WA)のバレルサンプルがふるまわれました。渡辺ワイナリー長は、「開花から70日位までしっかり熟させ、区画も100以上に分けていて、区画内でも熟度によって一番良いタイミングで手摘み収穫をしています。また、区画ごとに小型のタンクを使用しています。凝縮感を大事にしているシャトーで、2016年はそれが見事に表現できたヴィンテージ」と解説。ちなみに、ワインアドヴォケイト(WA)のニール・マーティンは、シャトー・ラグランジュについて「投資家のワインではなく、ワイン愛好家のためのワイン」と形容!

渡辺2014年は8月中頃から収穫が終わる10月にかけて雨が少なく乾燥したヴィンテージ。フレンチオーク21ヶ月(新樽率60%)、濃くて若々しい赤紫色、赤・黒系果実、花のような華やかさ。ハーブ、自然な甘み、タンニンの質感は柔らかく、中盤以降の力強さ、エレガントさ。バランスが取れた気品あるサンジュリアンのワイン。2016年は2014年より、色調に深みがあり、きれいな紫色。熟したぶどうの質感、香りからはカシスのような黒系果実、甘草のようなスパイス、口あたりは柔らかく、緻密。複雑味、凝縮感。数量的には若干減少。

最後にひとこと
サントリーワインインターナショナル(株)の顔として、活躍なさってきた山崎雄嗣社長に心から御礼申し上げます。特にシャンパーニュのローラン・ペリエ社から温かな応援をいただいている私にとって、シャンパーニュ騎士団ガラ・ディナーでの山崎社長の細やかなお気遣いには感謝でいっぱいです。
4月1日からは食品が新たな活躍の場になるわけですが、ワインに関わっていらした3年3ヶ月、本当にお世話になりました。ありがとうございます、さらなるご活躍を願っております!!


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SENA 100 POINTS CELEBRATION セーニャ100ポイント獲得記念ガラ・ディナー@グランド・ハイアット東京 [来日したワイン生産者&関係者]

21歳を迎えたチリのアイコンワイン〝セーニャ〟が100点獲得

I received this picture from Chadwick-san, thank you very much!

来日したヴィーニャ・セーニャ のメンバー
(左から)アジア・パシフィック地域担当ディレクターのジュリアン・プルティエさん、マーケティング・ディレクターのロレト・ケイローロさん、ヴィーニャ・セーニャのエデュアルド・チャドウィック当主
グスタボ・アジャレス駐日チリ共和国特命全権大使とマダム マリア・イザベル・コンポスもご臨席くださいました。私は今回リリースされた『Seña ~ィンスピレーションに満ちた旅路~』流通のサポートで、メンバーの一員として動いていました。

ウェルカムドリンクはアルボレダのシャルドネ2016

〝森の茂みや木立〟を意味するアルボレダ。太平洋沿岸に位置する平地の産地アコンカグア・コスタのワインで、土壌はシスト(片岩)、フレッシュ&フルーティ、切れの良い酸味、豊かなミネラル感、ピュアな印象

80名のゲストがグランド・ハイアット東京に集って






エデュアルド・チャドウィック当主のあいさつ

photo by Y.Komatsu

国内消費が主流だったチリにおいて、政策転換により、流れが変わってきたのが1980年代から1990年代でした。チャドウィックさんは1983年に父親が経営するエラスリス社に入社、ボルドーでワイン醸造を習得し、帰国後はその知識を生かし、ファインワイン造りに励みます。
1991年カリフォルニアワインの先駆者ロバート・モンダヴィがチリを初めて訪問、その時に案内役を務めたチャドウィックさんとのご縁から、ジョイント・ベンチャーの話が持ち上がり、『セーニャ(〝シグナル(信号)〟の意味)』を立ち上げることになります。
2015年に開催したセーニャ20周年記念ヴァーティカル・テイスティング@八芳園 に、ファインワインの歴史、チリ初のアイコンワインの誕生、品質向上のために飽くなき追求をし続けるチャドウィックさんの姿勢についてまとめてあります。
また、昨年9月にセーニャを訪問した時のリポートを【ワインのこころ】480㍍の展望台で味わったセーニャ2015と題して紹介しましたので、画像と併せて是非ともご覧いただきたいと思います。


photo by Y.Komatsu
世界を驚愕させたベルリン・テイスティングのビデオシーン、仕切り役のステーヴン・スパリュアさんと

〝マン・オブ・ザ・イヤー2018〟受賞


7日当日届いた嬉しいニュース!!
英国ワイン誌デキャンターのマン・オブ・ザ・イヤー2018をチャドウィックさんが受賞!
「栄誉ある賞を受けましたが、これで私の人生が終わるのでなく、これからも素晴らしいことが続くと確信しておりますし、賞によってチリのワインがより高評価されると思っています」と述べました。
セーニャ2015の100ポイント祝賀会と重ねての朗報、おめでとうございます!!!

来賓のグスタボ・アジャレス駐日チリ共和国特命全権大使はあいさつで「エデュアルドが本当に幸せなことがよくわかります。彼が言った通り、これが到達点ではなく、この先にまだ多くの可能性があります。セーニャ100点の偉業は彼の精進のたまものです。私は日本におけるチリ大使ですが、本当の意味での大使はチリワインだと思っています」とユニークさも交えて語りました。


photo by Y.Komatsu
ワイン界の重鎮、数多くの書籍の執筆や翻訳を手掛けていらっしゃる山本博先生

ガラ・ディナーには5ヴィンテージのセーニャ登場

(右から供出順に)1997、2004、2009、2011&2015


ワインについてチャドウィック当主が解説
チャドウィック:チリワインは産地と生産者の特徴が良く出ています。1997年は比較的温暖でパワフル。2004年は冷涼年でフィネスとエレガンスが感じられます。アコンカグアのワインにはボルドーのエレガントさや複雑さ、チリの果実の純粋さが現れています。カベルネ・ソーヴィニヨンに加えてカルメネールのスパイス風味があるので、口開けのワインにふさわしいと思います。


photo by Y.Komatsu
昨年セーニャを訪問した第8回全日本最優秀ソムリエの岩田渉ソムリエが各ヴィンテージについてコメント

ファーストコースは鴨胸肉とセーニャ1997&2004

鴨胸肉のティースモーク、ブラックガーリックとビーツのロースト、ラズベリー



1997年ヴィンテージ
CS84%、カルメネール16%、全般的に低収量、成長期の初めの天候はかなり冷涼、成熟期は通常より温暖。発酵はステンレススティールタンクで約3週間の醸しの後、各ロットのワインはフレンチオーク(新樽43%)に移され、各ロットは1997年9月ブレンド後、再度樽に戻され16ヵ月熟成。
岩田:オレンジの色調が全体を覆っているので、外観からもワインが発展した状態であることがわかります。クランベリーやカシス、動物的なニュアンスのレザー、ドライミート等、様々な香りが層になって広がり、セイボリーなアクセントがあることでワインに奥行きを与えています。味わいには若々しさ、ジューシーな酸味があり、磨かれているようなタンニンが、ミドルパレットからフィニッシュまで口中をぐっと引き締め、ぶどうの質、ワインメーキングの質、熟成のポテンシャルの良さが実感できます。

2004年ヴィンテージ
CS51%、ME35%、カルメネール6%、CF5%、PV3%、通算醸し時間は各ロットで異なり、20~40日。澱引きされたワインはフレンチオークで18ヵ月熟成。
岩田:香りに発展的なニュアンスがあり、より甘味を思わせるようなドライフルーツ、腐葉土、樽由来のダークチョコ、ブーケガルミのようなドライハーブ、スパイス等、複雑味にあふれています。味わいに凝縮感があり、力強いアタック、それを支えるのびやかな酸味がストラクチュアを生み出しています。口中で穏やかに広がってくるので充実感、飲みごたえがあります。2つのヴィンテージの個性、アコンカグアの素晴らしいテロワールが熟成のポテンシャルに出ています。

セカンドコースは仔羊とセーニャ2009&2011
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ハーブでマリネした仔羊のグリル筍と芹、セミドライトマトのサラダ、ミモレットチーズのシェーブ



チャドウィック:カベルネ・ソーヴィニヨンやメルロに加え、2009年にはプティ・ヴェルドやカベルネ・フランをブレンドしています。2005年から導入したビオディナミの効果もあり、根は健全で、ここ10年で素晴らしいヴィンテージになりました。夏は暑く、秋は涼しかったので、美しい酸や凝縮感のあるフィネスやパワーを備えています。2011年はやや冷涼年、フレッシュ感があり、今までのセーニャとは異なる趣になり、綺麗な酸やアロマが生かされています。セーニャは貴婦人のようなワインなので、フィネス、エレガンスがあります。このような冷涼年にこそ、その特徴が出ており、フェミニンで感性豊かです。


余談ですが、チャドウィック当主が2016年に来日した折、「ビオディナミでは、バランスの取れた生態系を作り出すことができるので、根は地中深く伸びます。ぶどう樹は健康に育つので、質の良いぶどうが収穫でき、エネルギーを感じるワインができます。醸造面では、新樽の使用率を減らし、果実のピュアさを表現するようにしています」と語っていました。

2009年ヴィンテージ
CS54%、カルメネール21%、ME16%、PV6%、CF3%、樽熟成22ヶ月。
岩田:温暖な年を反映した熟したカシス、ブラックチェリー、樽由来のヴァニラ、シナモン、タバコ、西洋スギ。タンニンや酸が滑らかで心地良いテクスチュアを生み出しているので、アプローチしやすいワインになっています。口中でフレーバーが複雑に絡み合い、立体的に広がっていく充実感があります。

2011年ヴィンテージ
CS58%、カルメネール15%、ME15%、PV7%、CF5%。樽熟成22ヵ月(新樽75%)
岩田:赤・黒系果実、清涼感のあるミントフレーバー、若さを感じさせるラベンダーや軽快さを感じさせるヴィネガー、味わいに凝縮感があり、酸の高さは口中でフィニッシュまで伸びていく印象。タンニンの質は2009年ヴィンテージと同じく甘く熟していて、ヴィンテージに関わらず、品質の高さを継続性に感じ取ることができます。

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メインコース国産牛に2015ヴィンテージを合わせて

国産牛サーロインのロースト、黒七味風味、ビーフジュ、柚子風味の大根のブレゼ

ジェームズ・サックリングが満点評価したセーニャ2015

2015年ヴィンテージ
CS57%、カルメネール21%、Ma12%、PV7%、CF3%。樽熟成22ヶ月(新樽65%) フードル12%
岩田:すでに完成されたワイン。ジューシーで甘さを連想させるカシスやブラックチェリーに加え、ラベンダー、スミレ、西洋スギ、タバコの葉、黒鉛を思わせる香りが素晴らしいハーモニーを奏でています。香りの緻密さから10年後、20年後発展していくポテンシャルを感じます。凝縮した果実味を支える活き活きしたきめ細かい酸がストラクチュアを生み出し、2015年はマルベック(12%ブレンド)がもたらす柔らかなタンニンがより洗練された印象を与えています。エネルギーと集中力に満ちた味わいで、タンニンと酸と果実味が調和し、すべてがシームレス。セーニャが追及している〝フィネス〟と〝エレガンス〟がワインのなかで見事に表現されています。

チャドウィック当主とCheers!

photo by Y.Komatsu

チャドウィック当主は2015年ヴィンテージで杯を挙げた後、名誉なことにお席まだ来てくださってCheers!!
胸にはチリ&日本友好バッジ、カフリンクス(カフスボタン)は、チリ原産の〝Lapis-lazuli ラピスラズリ〟、ラピスは石、ラズリは青の意味を持つパワーストーンです。 実は私の当日の指輪もラピスラズリ、チリイベントの時はいつも身に着けています!

デザートはあまおうのスープ

クレーメタンジュとあまおうのスープ、バニラアイスクリーム



photo by Y.Komatsu
抽選で1名にセーニャマグナムのスペシャルプレゼント、おめでとうございます!
アジャレス大使が引いた番号は30番・・・あと7つずれていれば(笑)


セーニャには真紅の薔薇が似合いますね


photo by Y.Komatsu
終宴後、リクエストにお応えしてセーニャ本にサインを


[わーい(嬉しい顔)]INFORMATION

代官山蔦屋書店の3号館洋書の書架にあります!


3月6日の夕方から行ったサイン会のひとこま
ご購入くださったワインラバーさんにはセーニャ2014を味わっていただきました、感謝!


セーニャ本の翻訳者白須知子さんも応援に駆け付けてくださいました。記念の3ショット!


セーニャ ブック〝インスピレーションに満ちた旅路〟の取り扱い店
価格:7,870円(税別)
代官山蔦屋書店3号館  ℡03‐3770‐2525
自由が丘ワインスクール ℡03‐3724‐4146
◆セーニャ ブックの購入、お問い合わせはNon Solo Vino/ 青木冨美子迄
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後期講座の〆はロゼ・シャンパン@NHK文化センター青山校/New! シャンパーニュ出荷量が世界第3位に躍進! [NHK文化センター青山 シャンパン講座]

[ハートたち(複数ハート)]速報(2018年3月20日付) 2017年日本向けシャンパーニュ出荷量が世界第3位に躍進しました。詳細はブログの最後に追記しましたので、ご覧いただけると嬉しいです。






ボトル、グラス、キャップシュールはすべて(左から)#1~#5

#1:ボランジェ ブリュット・ロゼNV
生産者:ボランジェ/1829年創業
ぶどう品種:PN62% CH24% M14% 赤ワイン5~6%
醸造方法:ブレンド
ドザージュ:7~8g/L
価格:10,000円(税別)
輸入元:アルカン
樽使いの名手ボランジェ、使用樽のみを使い、古くて100年余りの古樽もあり。拠点がアイ村のボランジェですが、ブレンドする赤ワイン(新樽100%)は力強いアイ村産ではなく、ヴェルズネイ産が中心。黒ぶどうの比率が多いロゼ。気泡活発、口中での第1印象ビター、空気と馴染むことでワインに溶け込みまろやかに。ワイルドベリー、スパイス、シロップ、カラメル、ナッツ、長熟タイプ

#2:ローラン・ペリエ ロゼNV
生産者:ローラン・ペリエ/1812年創業
ぶどう品種:PN100%
醸造方法:セニエ
価格:14,700円(税別)
輸入元:サントリーワインインターナショナル
ひときわ鮮やかな赤に近いロゼ、マセラシオンは48時間から最大72時間。ブラックベリー、ブラッドオレンジ、アールグレイ、スパイス、ドライローズ。あまおうとの相性では講座生からの人気No.1

インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)2016で金賞&トロフィーをW受賞
#3:アンリオ ブリュット・ロゼ ミレジメ2008
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2017年3月アンリオファミリーグループのジル・ド・ラルズィエール社長が来日して行ったプレスランチ@アピシウスで、初お披露目された2008年ヴィンテージ!

生産者:アンリオ/1808年創業
ぶどう品種:PN55% CH45% 赤ワイン13~16%
醸造方法:ブレンド
グラン・クリュのマイィ、プルミエ・クリュのマルイユ・シュル・アイ、ヴェルテュ、アヴネイ・ヴァルドールを中心にした約10の畑のぶどうを使用。6年の熟成を経てリリース。味わい第一のアンリオなので最終的なブレンドは黒いグラスを使って決定。
ドザージュ:7g/L未満
価格:13,200円(税別)
輸入元:ファインズ
来日したジル社長からロゼに関して次のような話がありました。
「1988年、1989年、1990年と3VT続けて、マグナムのデザイナーボトルを造ったところ、大きな反響があったので、その後、2003年、2005年&2008年のロゼ(750ml)を生産するに至りました」と。
サーモンピンク、グラス表面の泡沫細やか&活発、白い花、ビスケット、ブリオッシュ、ロースト、ミネラル、滋味、バランス、タンニン、口中で旨味が広がり、その滞在時間が長い!

#4:ビルカール・サルモン ブリュット・ロゼNV
生産者:ビルカール・サルモン/1818年創業
ぶどう品種:CH60%、PN20%、M20%、赤ワイン10%以下
醸造方法:ブレンド
ドザージュ:9g/L
価格:12,000円(税別)
輸入元:JALUX
今年創業200周年を迎えたビルカール・サルモンのフラッグ・シップ。桜の時期に同化する優しいサーモンピンク。ブレンドしている赤ワインはマレイユ・シュル・アイとアンボネイの両村のぶどう。フランボワーズ、ブラッドオレンジ、ダマスクローズ、蜂蜜、ナッツ、ミネラル、酸の余韻、フェミニンな印象

#5:エグリ・ウーリエ グラン・クリュ ブリュット・ロゼNV
生産者:エグリ・ウーリエ(RM)/1930年創業
ぶどう品種:PN65%、CH35%、 赤ワイン5%
醸造方法:ブレンド
ドザージュ:2g/ L
デゴルジュマン:2017年1月
価格:15,000円(税別)
輸入元:ヴァン・パッション
新樽の名手、ベースワインは2011年60%、2010年リザーヴワイン20%+2009年リザーヴワイン20%、100%樽使用、ノン・マロ、サーモンピンクにオニオンカラー含、ドライフルーツ、ヴァニラ、ミネラル、ナッツ、ロースト風味、樽のニュアンス、果実の旨味、酸の余韻、なかでは男性的


今回、講座生に〝色の好み〟のベスト1、〝香りの好み〟のベスト1、〝好み〟のベスト1を伺ってみたのですが、#3が三冠。
いずれも素晴らしいメゾンですが、満を持して生産したアンリオのロゼがダントツの人気。気品ある色合い、複雑味と長い余韻。IWCでの高評価に心から納得できるシャンパンでした、お薦め!

一期(イチゴ)一会なマリアージュ

あまおうを5種のロゼに合わせて


アピシウス体験では、とちおとめのタルトと合わせて


tenki.jp によると、「桜前線は3月16日に高知からスタートし、17日に熊本と高知、18日には宮崎、和歌山で開花。東京と横浜は週明けの20日、大阪では21日に開花の便りが届く見込み」とのこと。どうぞ華やかなロゼ・シャンパン持参で、今年の桜を謳歌なさってくださいませ。

28日の単発講座マディラワインに参加予定の皆さま
準備快調です。青山でお待ちしております、お楽しみに!


【速報】2017年日本向けシャンパーニュ出荷量が世界第3位に躍進!
2017年のシャンパーニュ総出荷数量は3億731万本(前比0.4%増)、金額で48億7,372万ユーロ(前比3.5%増)と過去最高の記録になりました。フランス国内の消費は約21億ユーロと停滞したのですが、輸出金額は約28億ユーロ(前比6.6%増)と好調、過去12年でシャンパーニュの出荷金額は10億ユーロ伸びています。2016年と比較して、さらに上級キュヴェの伸びが顕著です。

輸出金額で見ると、世界第1位はアメリカ(5億8,580万ユーロ/前比8.5%増)、第2位の英国は金額(前比5.7%減)、数量(前比11%減)と低迷傾向。逆に金額3億672万ユーロ(前比21.3%増)・数量1,287万本(前比17.6%増)ともに躍進したのが日本。ここ2年ほど金額ではドイツを抜いて第3位に位置していましたが、2017年は数量でもドイツを抜き、堂々の第3位、力強い伸びを示しています。第4位のドイツは金額では前比1.7%増、数量では前比0.8%減で、日本はドイツの減少にも助けられた形です。

フランスを除く、EU諸国は金額前比3.9%増、数量前比0.5%減。スカンジナビア諸国は金額前比9%増。
アジア諸国は元気! 金額(前比19.2%)、数量(前比15.5%増)となり、中国、台湾、香港を合わせた金額は、前比26.7%。韓国は年間消費本数が100万本を超え、金額でも前比39.5%増となりました。
オセアニア諸国はオーストラリアが金額(前比23%増)、ニュージーランドは金額(前比12.9%増)と続伸。

シャンパーニュ出荷数量トップ10は
第1位:アメリカ(2,309万本)、第2位:英国(2,776万本)、第3位:日本(1,287万本)、第4位:ドイツ(1,228万本)、第5位:イタリア、第6位:ベルギー、第7位:オーストラリア、第8位:スイス、第9位:スペイン、第10位:カナダ
出典:シャンパーニュ委員会日本事務局
日本の躍進はとても嬉しいことです!!


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ポル・ロジェのセラーから発見された118年前の運命的なシャンパンボトル! [来日したワイン生産者&関係者(シャンパン)]

118年を経て発見されたシャンパン!

(左から)
奇跡的なボトル発見で喜びのローラン・ダルクール社長、ドミニク・プティ セラーマスター、ユベール・ドビィ5代目当主、クリスチャン・ドビィ4代目、新任セラーマスターのダミアン・カンブル氏

歴史的セラーの上に新しいパッケージ設備を建設するため、地質調査をしていた時に、空洞に突き当たり、中にあるガラス片を発見。ポル・ロジェのセラーには埋もれたシャンパンがあることはわかっていたので、プティ氏は折に触れ、空洞がないか、執念で調べていました。その彼が、リタイアを控えた今年1月15日、探し求めていたシャンパンと劇的対面! 
ダルクール社長いわく「これは運命」と語っていました。

セラーマスターのドミニク・プティ氏とダミアン・カンブル氏

ドミニク・プティ氏(左)、ダミアン・カンブル氏
セラーマスターのドミニク・プティ氏は25年『クリュッグ』に勤務。その後19年はポル・ロジェで手腕を発揮しました。今月3月末で退任なさるのですが、今回のオールド・ヴィンテージ発見には、彼の強い想いがありました。新任のダミアン・カンブル氏は1年前からプティ氏についてポル・ロジェスタイルを習得。シャンパーニュ地方出身の彼は、ニコラ・フィアットに15年、協同組合(グッド・ドール)で研鑚を積んできたつわもの。ポル・ロジェのメンバーから深く信頼されています。


118年を経て発見された運命的シャンパンボトル
1900年2月23日セラー崩壊
この日、予期せぬ惨事が起きました。
午前2時頃、雷のような鈍い轟音が起こり、2時間後のけたたましい音でモーリス・ポル・ロジェとセラーマスターのルクルーは異常に気付きました。激しい音の出処はカーヴで、巨大な地下室の一部は陥没、隣接の建物は崩壊していました。
保管していた大量の樽やボトルは破損し、事故の損失は500樽と150万本のボトル!
雨が多かった1900年、カーヴの石灰質(チューク層)が水分を吸収し、カーヴ内がもろくなっていたことが原因の崩壊でした。
『ブルゴーニュワイン100年のヴィンテージ 1900年ー2005年(白水社刊)』の1900年の気候を見ると、「7月末、北部で非常に激しい雷雨があり、この年を台無しにしてしまった。28日夜、モレ=サン=ドニやジュヴェ=シャンベルタンの集落でとりわけ大きな被害を出し、泥が道にあふれ、多くのカーブが浸水した」との記述があり、雨が多かったことがわかります。

2018年1月15日埋もれていた宝発見
地下で、地質調査を見ていたプティ氏とカンブル氏。ちょうどプティ氏が地上にあがった時に、空洞から割れたガラスの破片、その後に無傷のボトルたちが! 見つけたボトルを持って一目散に地上のプティ氏のもとに駆け付けたカンブル氏。これこそ、プティ氏が何年もかけて探し続けていたボトル(古くて1887年、若くて1898年)、貴重な宝ものが遂に見つかったのです!

映画のようなストーリー、今月引退のプティ氏だけにダルクール社長の話を伺っていて、感無量になりました。地下のカーヴは石灰質(チョーク質)が湿っているため、現在調査は待機中。シャンパンボトルの調査を楽しみに待ちたいと思っています。

ドイツ軍が唯一の顧客

『ワインと戦争』は副題がヒトラーからワインを守った人々です。
本のなかに登場するブルゴーニュのドルーアンでも壁に穴を開け、略奪されないように大事なワインを隠していました。ポル・ロジェでも、チャーチルの好きな1928年VTや大事なVTは隠していたので、古いものでは1892年、1904年、1914年、1921年といったVTが少量ながら保管されています、凄いことです。

ポル・ロジェ発刊の本には、ポル・ロジェのシャンパンがドイツ人のワイン商によって取引されていたことが記されています。
ワイン商の記録として「1940年8月から1944年8月まで、毎週35万本のシャンパンがドイツ軍に納品され、そのなかで、ポル・ロジェは4年間で118万本販売していた」と。
戦時中、メゾンにとっての唯一の顧客はドイツ軍であり、2万本程度はドイツのレストランやホテル、フランスのナイトクラブに供給されていて、在イタリア日本国大使館の大使もポル・ロジェを購入していたとの記録もあります。モーリス・ポル・ロジェは「戦時中はドイツ軍が唯一の顧客だった」と語っていますが、同時に苦い思い出でもあったようです。

ポル・ロジェにとっての吉報


ここ数年発信されている『World's Most Admired Champagne Brands 2018(Drinks International)』のランキングですが、1位のルイ・ロデレールは100%納得できます。醸造&栽培に秀でているレカイヨン氏の凄さには脱帽です。2ランク上がり2位になったポル・ロジェ、飲めばわかる酒質。減農薬で長期的展望に立ち持続可能な農法を行っています。そして3位のシャルル・エドシック、ippinで紹介した時(2015年10月)、そのリアクションの少なさに唖然としましたが、私はこのメゾンこそ、知る人ぞ知るメゾンで良いと思っています。3位までは同意です!


ダルクール社長は、「今年は嬉しい出来事がたくさんあって」と満面の笑みを浮かべていました。
次なる夢は、ロイヤルワラントのポル・ロジェを、ヘンリー王子の結婚式のシャンパンとして供出させたいようです(笑)。ウィリアム王子とキャサリン妃の結婚式にも登場していたポル・ロジェだけに期待は高まります。さらなる飛躍を!

■ポル・ロジェについてのお問い合わせはジェロボーム株式会社 ℡03-5786-3280まで

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2月のシャンパン講座はブラン・ド・ブランとブラン・ド・ノワールにフォーカス [NHK文化センター青山 シャンパン講座]

シャンパンと比肩しうるスパークリングワイン

私が惚れこんで選んだアイテムはイタリアの名門フェッラーリ
シャンパンの場数を踏んでいる講座生もかなり混乱、企ては成功した感じです(笑)



(左から順に)
#1:ドゥラモット ブリュット ブラン・ド・ブラン2007
#2:ジュリオ・フェッラーリ リゼルヴァ・デル・フォンダトーレ2006
#3:アグラパール ブラン・ド・ブラン〝ミネラル〟エクストラ・ブリュット グラン・クリュ2010
#4:フェッラーリ ペルレ・ネロ・リゼルヴァ2008
#5:エグリ・ウーリエ グラン・クリュ ブラン・ド・ノワール  ヴィエイユ・ヴィーニュNV

第1フライトはシャルドネに特化

#1:ドゥラモット ブリュット ブラン・ド・ブラン2007
生産者:ドゥラモット
ぶどう品種:シャルドネ100%
価格:10,000円(税別)
輸入元:ラック・コーポレーション
#2:ジュリオ・フェッラーリ リゼルヴァ・デル・フォンダトーレ2006
生産者:ジュリオ・フェッラーリ トレントDOC
ぶどう品種:シャルドネ100%
ドザージュ:3g/L(追記)
価格:18,000円(税別)
輸入元:日欧商事(JET)
#3:アグラパール ブラン・ド・ブラン〝ミネラル〟エクストラ・ブリュット グラン・クリュ2010
生産者:アグラパール
ぶどう品種:シャルドネ100%
ドザージュ:5g/L
デゴルジュマン:2016年11月
価格:15,000円(税別)
輸入元:豊通食料

フランスから持ち込んだシャルドネで初スプマンテを生産

創始者ジュリオ・フェッラーリの名を冠した最高級キュヴェ。
ジュリオ・フェッラーリはメトッド・クラシコ製法をイタリアで初めて導入したパイオニアのひとりというだけでなく、フランスから持ち込んだシャルドネを用いて初めてスプマンテを造った生産者


#1:淡いイエロー、白い花、青リンゴ、ハーブ、白胡椒、蜂蜜、味わいに柑橘果実の内果皮、石清水を連想させるキレの良さ、エレガント、素直に美味しいシャンパン
#2:グラス上部から見た泡沫元気、香りは甘やか、白い花、蜂蜜、ヘーゼルナッツ、アーモンド、白胡椒、温度が上がるにつれて糖分の印象、余韻の中間点で甘味、酸味
#3:1894年創業、本拠地はアヴィズ、当主はテロワール至上主義のパスカル・アグラパール氏。天然酵母使用、醸造とヴァン・ド・レゼルヴの保存には樽を使用。
アヴィズとクラマンの特に石灰質が強い区画のぶどうを使い、ミネラル、フィネスを表現。MLF有、清澄もフィルターもなし。気泡繊細、香り華やか、凛としたミネラル感、蜂蜜、パイナップル、ヨーグルト、ハーブ、レザー、旨味、口中を酸味が刺激して、唾液を促す印象。余韻に膨らみ。

★講座生の一番人気はアグラパール、2位のフェッラーリとは3票差。フェッラーリの酒質の良さ、酵母の印象、切れの良さから講座生はだいぶ迷っていました。的確にシャンパンを聞き分ける講座生から「#2はシャンパンではないと思う」との発言があり、いつもながらの利き酒能力に感嘆。3アイテムともグラス内の温度が上がってもブレもなく凛としていました。フェッラーリは他の2つより、若干ドザージュが多め? その分、温度の上昇で糖分が際立つ印象。

(追記)日欧商事様に問い合わせをしていたドザージュ量がわかりました。ピノ・ネロは十分に納得できる数字(2.5g/L)でしたが、シャルドネの3g/Lにはびっくりでした。最後の糖分の印象はぶどうの熟度由来なのか。勉強になりました!


ピノ・ノワールとグーエ・ブランの交配によって生まれた高貴品種シャルドネ
カリフォルニア大学デービス校の遺伝学者キャロル・メレディス博士とフランスの研究者による分析で、グーエ・ブラン(フランスの農家が自家用に栽培していた品種)と2000年以上の歴史を有すピノ・ノワールが交配してシャルドネ、ガメ・ノワール、ムロン・ド・ブルゴーニュ等が誕生したことが判明。余談ですが、黒ぶどうの代表格カベルネ・ソーヴィニヨンはカベルネ・フランとソーヴィニヨン・ブランの交配種です。


第2フライトはピノ・ノワール

#4:フェッラーリ ペルレ・ネロ・リゼルヴァ2008
生産者: フェッラーリ
ぶどう品種:ピノ・ネロ(ピノ・ノワール)100% トレントDOC
ドザージュ:2.5g/L(追記)
価格:11,000円(税別)
輸入元:日欧商事(JET)
#5: エグリ・ウーリエ グラン・クリュ ブラン・ド・ノワール ヴィエイユ・ヴィーニュ NV
生産者:エグリ・ウーリエ
ぶどう品種:ピノ・ノワール100%
ドザージュ:2g/L
デゴルジュマン:2017年5月
価格:25,000円(税別)
輸入元:ヴァン・パッション

フェッラーリのピノ・ネロvsエグリ・ウーリエのピノ・ノワール

左がフェッラーリ、右がエグリ・ウーリエ

#4:色調はベージュ、香りに熟成したニュアンス、口中で果実風味、フラワリー(ドライローズ)、余韻に残る軽いビター感は食事に合わせて楽しめる要因、余韻に旨味
#5:気泡細やか、連なり整然。黒ぶどうを連想させる色調。ブラッドオレンジ、各要素が層になって広がる面白さ、きれいな酸味、旨味、厚味、樽発酵・樽熟成100%

★5票差でエグリ・ウーリエのほうが優勢でしたが、第1フライトで利き分けていた講座生が「シャンパン!」と言い切っていたのがフェッラーリだったので、私の企ては一応成功したような・・・
フェッラーリは昭和女子大学カレッジの時にも何度か供出しましたが、今回はトップキュヴェだけに、まさしく、フェッラーリのハイ・クオリティーな走行感を満喫することができました。


今月の講座は3月14日、ロゼ色のシャンパンでお花見気分の先取りを!

フェッラーリ製品は日欧商事サイトで http://www.jetlc.co.jp/item/

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【緊急告知】 3月6日17時~チリのスーパー・プレミアム・ワイン 『セーニャ』のチャドウィック当主サイン会 [来日したワイン生産者&関係者]

チリの『セーニャ』 エデュアルド・チャドウィック当主来日!

完成したセーニャ本『インスピレーションに満ちた旅路(日本語版)』

1991年、カリフォルニアワインのパイオニア、故ロバート・モンダヴィが初めてチリを訪問し、新進気鋭だったチャドウィックさんの案内でアコンカグア・ヴァレーやマイポ・ヴァレー、コルチャグア・ヴァレーを視察。当時、モンダヴィはすでにバロン・フィリップ・ロスチャイルド家とのジョイント・ベンチャーを立ち上げ、高い名声を得ていました。2つのファミリーが4年間かけて、理想的なテロワールを探求し、完成させたのが『セーニャ(“シグナル”の意)』です。1997年にリリースしたファーストヴィンテージ1995はチリ最初のアイコンワインになりました。
チャドウィック当主がセーニャ誕生から、世界屈指のワインに挑んだベルリン・テイスティング、チリワインの熟成具合について言及したリポートを添付しておきます。お目通しいただけましたら幸いです。


2005年からビオディナミ農法導入

photo by Fumiko (2018年9月撮影)

ジェームズ・サックリングが100点評価した2015年ヴィンテージ

超時代的なワイナリー&セーニャ2015年ヴィンテージ、ともに素晴らしい!
photo by Fumiko (2018年9月撮影)


[晴れ]刊行記念サイン会
Seña , An Inspiring Journey / セーニャ ~インスピレーションに満ちた旅路~
日時:3月6日(火) 17時~17時45分
場所:代官山 蔦屋(TSUTAYA)書店3号館 1階 ブックフロア
書籍:セーニャ インスピレーションに満ちた旅路 (7,870円・税抜) 限定30部
お問い合わせ先:蔦屋書店 ℡03-3770-2525
協力:青木 冨美子(ワインジャーナリスト)

詳細は蔦屋サイトをご覧ください!

当日は数量限定でセーニャのワイン販売(2011VT~2015VT)も行います。
また、セーニャ本をご購入くださった来店者さまには100点をゲットした希少ワイン『セーニャ2015』をグラスでサービス(40ml程度)させていただく予定です。
チャドウィック当主初のサイン会です!
ワインラバー&セーニャファンの皆さまと当主との貴重な交流の場になります。
万障繰り合わせてご来店いただけましたら幸いです。会場でお待ちしております。
どうぞよろしくお願いいたします!

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3月30日公開!! ウィンストン・チャーチル ~ヒトラーから世界を救った男~ その彼が愛したシャンパン! [映画でワイン・レッスン]

ゲイリー・オールドマンのチャーチルに釘付け!
第90回アカデミー賞主演男優賞ゲイリー・オールドマン&メイクアップ賞辻一弘さん、受賞!!
おめでとうございます、とても嬉しいです。オールドマンは『レオン』でのイメージが強烈過ぎ、『裏切りのサーカス』でも馴染めなかったのですが、このウィンストン・チャーチルはすべてに完璧、脱帽です! (2018年3月5日追記)


本年度アカデミー賞最有力!!
第90回アカデミー賞6部門ノミネート!
≪作品賞、主演男優賞、撮影賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞、美術賞、衣装デザイン賞≫


[コピーライト] 2017 Focus Features LLC. All Rights Reserved.

ウィンストン・チャーチル ~ ヒトラーから世界を救った男~
監督:ジョー・ライト
脚本・製作:アンソニー・マクカーテン
出演:ゲイリー・オールドマン、クリスティン・スコット・トーマス
原題:DARKEST HOUR 2017 / イギリス
配給:ビターズ・エンド / パルコ
http://www.churchill-movie.jp
[ハートたち(複数ハート)]3月30日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー

1940年、ナチス・ドイツの勢力が拡大し、イギリスにも侵略の脅威が迫っていた。連合軍が窮地に追い込まれるなか、ヨーロッパの運命は新たな首相として任命されたウィンストン・チャーチルの手に委ねられることに・・・
チャーチル没後、公開された閣議記録によって明らかにされた実話がベースの歴史エンターテイメント!1940年5月の首相就任からダンケルク撤退、6月4日下院での徹底抗戦を宣言した名演説までの27日間の知られざるストーリー、その間の苦悩するチャーチルが見事に描かれています。

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[コピーライト] 2017 Focus Features LLC. All Rights Reserved.
ウィンストン・チャーチル(ゲイリー・オールドマン)は首相就任後、家族そろってシャンパンで乾杯! 愛妻クレメンティーン・チャーチル役はクリスティン・スコット・トーマス

過去のアカデミー賞受賞作品とクロスさせながら
ポル・ロジェの輸入元ジェロボームの山下陽子PR&マーケティングディレクターと一緒に試写会にお邪魔してきました。最近、ハリウッド映画より、英国映画ファンになっている私にとって、映画『ウィンストン・チャーチル』は、本当に見ごたえがあり、アカデミー賞受賞の過去の秀作とクロスさせながら楽しむことができました。
ラストの演説シーンは圧巻で、私は完全に1940年の英国の下院にタイムスリップしていた気がします。

第83回アカデミー賞で作品賞、監督賞、主演男優賞(コリン・ファース)、オリジナル脚本賞を受賞した『英国王のスピーチ』の主人公はジョージ6世。映画のハイライトは1939年9月3日ドイツに宣戦布告したイギリスで、ジョージ6世が、国民の士気を高めるため、大英帝国全土に向けて緊急ラジオ演説を行う場面です。ここでは国王ジョージ6世がマイクの前で緊張している姿と映画チャーチルのラジオ放送がぴったりとリンクしました。

第87回アカデミー賞脚色賞を受賞した 『イミテーションゲーム / エニグマと天才科学者の秘密』。1939年、ナチスの暗号機エニグマ解読を依頼されたイギリスの天才数学者、暗号解読者のアラン・チューリング(ベネデクト・ガンバーバッチ)。機械には機械で対抗すると決めた彼は解読装置造りを画策し、そのための資金要請をチャーチルに手紙で直訴します。チャーチルから了解を得た彼はコンピューターを完成させ、解読に成功。チャーチルのナチス撲滅作戦の一端を垣間見ている気分でした。

最後は、アメリカ映画。大好きな『カサブランカ』は、第16回アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚色賞を受けています。1941年のヴィシー政権下のフランス領モロッコ・カサブランカ。リック(ハンフリー・ボガート)とイルザ(イングリッド・バーグマン)のパリでのシーンはドイツによるパリ陥落前日の話です。

このように、映画『ウィンストン・チャーチル』を主軸に、頭のなかでは、ナチスに抵抗していた市井の人たちの映画をクロスさせながら、チャーチルの苦悩と、その間の動きをじっくり感じる取ることがきました。映画の新たな醍醐味も堪能できました。

それだけに、3月4日(現地時間)アカデミー賞授賞式の結果が、とても楽しみです!


ウィンストン・チャーチルの名を冠した最高傑作のシャンパン


シャンパン講座のリポートやippin のページで、『ポル・ロジェ』については何度か紹介してきたので、ご存知の方も多いと思いますが、最高傑作『キュヴェ・サー・ウィンストン・チャーチル』は、チャーチル没後のオマージュ・シャンパンです。
1945年以来、親交があった英国首相チャーチルとポル・ロジェ家。1965年にチャーチルが逝去した後、彼の末娘との話し合いで、1984年6月に『キュヴェ・サー・ウィンストン・チャーチル1975』が誕生、リリースされました。お披露目の会場に選ばれたのはチャーチルの生家ブレナム宮殿でした。
複雑味&包容力があるシャンパンなので、チャーチルの男気に通じるものがあります。
尊敬する上司や人生の師に贈呈したいアイテム、違いがわかる男に飲んで欲しいシャンパンです。


ブラン・ド・ブラン2009、ブリュット・ヴィンテージ2008、ウィンストン・チャーチル2002、同2004のコルク

左から2番目のブリュット・ヴィンテージはピノ・ノワール(PN/黒ぶどう)とシャルドネ(CH/白ぶどう)のブレンド(PN60%&CH40%)で、PNに由来する果実の香りとCH由来のシルクのような柔らかさが特徴。チャーチルが好んで飲んでいたのがこのヴィンテージ・シャンパンです。


今年の私のバースデーシャンパンだったポル・ロジェ・ロゼ2008
さくらんぼ、木苺やストロベリー、ピンクパッパ―、柑橘系果実の内果皮似のビター感があり、食中酒から食後のデザートまで楽しめるチャーミングなロゼ!

ポル・ロジェ についてのお問い合わせはジェロボーム(山下様) 03-5786-3280

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NHK文化センター青山校 シャンパン講座&単発講座(マディラワイン)のご案内 [NHK文化センター青山 シャンパン講座]

NHK文化センター青山校 春講座(4月~9月)募集開始

21日(水)からシャンパン講座の募集が始まりました。
シャンパンラバーさんのお陰で快調な動き、ありがとうございました!

[わーい(嬉しい顔)]新講座 ワインで巡る世界ツアー〝マディラワイン〟


今年からスタートした単発講座、初回はマディラワインです。
今や郷土の英雄になっているのがサッカーのロナウド選手、マディラ島のご出身です。

講座前半でポルトガル&マディラワインについての基礎知識、後半のテイスティングでは芳醇な2アイテムと主要白ぶどう4種類(セルシアル、ヴェルデーニョ、ブアル、マルヴァジア)の各10年熟成タイプを利き比べながら、その奥深さを体感していただきます。
マディラ島およびワインの魅力はゲストナビゲーター、マディラのスペシャリストである輸入元木下インターナショナル(株)マーケティング本部の館農俊則次長が誘います。



当日は料理との相性チェック(塩辛も?)、特製マディラケーキもお試しいただきます。
普段、味わう機会の少ないマディラをお楽しみいただければ嬉しいです!

日時:3月28日(水) 19時~21時
定員:20名 満席ありがとうございます!
会員/受講料:4,492円、教材費:2,700円(税込) 
一般(入会不要)/受講料:5,173円、教材費:2,700円(税込)
詳細はNHK文化センター青山校 ポルトガル編 もっと身近にマディラワインを!
青山校でお目にかかりましょう!

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