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2019年秋期からの講座案内 ~シャンパン講座、区民講座、ワイン科学講座~ [NHK文化センター青山教室]

シャンパン講座@NHK文化センター青山校

オーダーメイドなシャンパンレッスン ~各メゾンの奥深さを愉しもう~ 
シャンパンラバーの皆様からの早々のリアクションでキャンセル待ちになりました。
ありがとうございます!!
11月にはシャンパーニュ研修ツアーで7メゾンを訪問しますので、現地情報も発信します。


[NEW]区民ワイン講座 募集開始

日時:10月26日(土)15時~
会場:梅丘パークホール
定員:40名
チケット:2,000円

適度な量のワインをたしなむことは人生100年時代を乗り切る妙薬です。
講座ではオーストリアのリーデルグラスを使い、5種のワインを試飲しながら生活に役立つワイン情報をお伝えします。世田谷区民以外のワインラバーさんもウエルカムです、皆様の参加をお待ちしています!詳細はコチラで!


近日公開[イベント]
11月16日(土)開催予定の山梨大学主催公開講座『ワイン科学講座』
全4回から成る講座で、私は第1回で「世界のワイン」についてのお話をさせていただきます。来月初旬には詳細が発表される予定なので、アップされ次第、ご案内いたします。
引き続き、よろしくお願いいたします。

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Wine Summit ~オーストリア情報はコンファレンス と東京でのイベントをクロスさせて~ [Wine Summit2019]

奇数年に開催しているWine Summit@オーストリア


オーストリア・ワイン・マーケティング・ボード(AWMB)主催のWine Summit には世界各国のワイン関係者およびジャーナリストが招聘されます。今年は世界39ヶ国から約200名が集いました。5月23‐26日の前半は、(1)ドナウ河に沿ったオーストリア北東部を巡る1グループ (2)シュタイヤーマルク&ブルゲンラントを巡る2グループ。5月26-29日の後半は(3)シュタイヤーマルク&ブルゲンラントを巡る2グループという5部構成で、各エリアを視察しました。

全員が集ったコンファレンス

伝統の都ウィーンのニーダーエステライヒ宮殿


画像提供:AWMB
5月26日に前半と後半のメンバーが一堂に会して!
前列最右にヴィリ・クリンガーAWMB会長

クリンガーAWMB会長が語ったオーストリア情報
ドメーヌ・ヴァッハウで働いた後、イタリアのアンジェロ・ガヤの輸出担当マネージャーとして活躍し、33年の歴史を有すAWMBの現会長として、13年間オーストリアワインの伝道に尽力なさってきたクリンガー氏。集会の冒頭、「12月末で会長を退任します」との挨拶がありました。

日墺国交樹立150周年

今年は日本とオーストリア友好150周年であり、両国にとっての記念年にお招きいただき嬉しく思いました。

Wine Summit2019から1ヶ月後の再会@東京

画像提供:AWMB
7月1日、シャングリラホテルでオーストリアワイン大試飲会が開かれました。50名以上のオーストリアワイン生産者と600名以上のトレード、300人のワイン愛好家が集い、大盛況となりました。


2日にはオーストリア大使公邸でプレス会見およびレセプションが行われ、朋友であるフーベルト・ハイッス駐日オーストリア大使と握手を交わしたクリンガー会長。日本のプレスの前に出るのはこれが最後です。

ここからは会長が5月@オーストリアと7月@東京で語った“オーストリア情報”です。

Exports2018

2018年の輸出額は1億7,000万€(前比6.9%増)、輸出量は5,300万㍑(前比10.5%増)、1㍑あたりの平均価格は3.24€(前比0.11€減)

オーストリアのワイン生産量は全世界のわずか1%程度です。2003年から2018年までの15年間の統計を見ると、輸出額は右肩上がり。「会長に就任してから毎年平均6.5%の成長率を継続してきました」とクリンガー氏。一方の輸出量はここ8年ほどは横ばい状態、5,000万㍑前後になっています。


画像提供:AWMB

スイス、アメリカ、オランダ、英国好調

最大の輸出相手国はドイツ(全体の49.6%)で2000年比では3倍、2位のスイスは6倍、3位のアメリカは9倍、4位のオランダは10倍、5位の英国は15倍の伸びとのことでした。


我が国は15位に甘んじていますが、1㍑あたりの平均価格は約8€/㍑、高額なワインが売れる市場です。
東京のイベントで詳細な数字が発表されました。「2018年の輸出量は139,000㍑(前比2.2%増)、輸出額は110万€(前比11.8%増)。日本は今後10倍になる可能性がある」とクリンガー会長。ちなみに日本は2000年と比べると2倍!?


もう1つの話題『Wine in Austria』

ヴィリ・クリンガー会長の13年間の仕事の締めを飾るに相応しい500頁から成る集大成『オーストリアのワイン』、カール・フォセルカ教授等、30人以上の有識者が著述。2019年12月上梓予定。


ダニエル・デッカー博士によるフリードリッヒ・ツヴァィゲルト博士(1888-1964)に関する講和


共同編集者カール・フォセルカ教授の歴史解説

コンファレンスの後半はウォ-キングランチテイスティング

オーストリアが世界に誇るワイナリーのワインを堪能


ぺットナットのブースもあり!


アプリコット・ティラミス、美味


ウィーンの夜はホイリゲ・パーティ

フーアガスル・フーバーのお店


音楽とワインは切り離せないホイリゲ


ウィーンのワイン、ゲミシュターサッツのブース


いつ飲んでも安定した味わいのツァーヘル!


2013 Riesling Brut Sekt Grosse Reserve Niederösterreich g.U. Langenlois Ried Heiligenstein

今回のツアーでは、泡ものを集中的に試飲する機会がなかったので、初日のパーティーで出逢えた12アイテムは貴重でした。オーストリアの泡もので定評ある『Steininger シュタイニンガー』


オーストリアのゼクトの規定




2016年に制定されたオーストリアン・ゼクトは3段階のピラミッドで構成されています。
下から順に、クラシック、レゼルヴェ、グローセ・レゼルヴェになります。画像のシュタイニンガーのゼクトはグローセ・レゼルヴェのクラス、“Ried(リート)”は単一畑を意味する表記です。


コンファレンスで、気になる瞬間がありました。
輸出相手国について解説していた会長が、15位までに入っていないNZを“fabulous 素晴らしい”と形容し、軽く触れていたからです。
Wine Summitが終って1週間余りして・・・AWMBからニュースリリースが届きました。クリンガー会長の後任に関する内容でしたが、それを読んで謎が解けました。90名の候補者の中から5名に絞り込まれ、最終的に会長職に就いたのはNZのクリス・ヨーク氏。現職はNZワイングロワーズ グローバル・マーケティングデイレクターです。

7月の来日時、クリンガー会長は「クリス・ヨークはNZで毎年10%の成長率を達成させてきたので、オーストリアでその勢いを示せば、3億€は軽くクリアできるはず」と語っていました。来年からのAWMBの動きにますます注目です。
クリンガー会長は9月に現地で会見をして、次なるステップを発表なさるようですが、ワイン界とは関わっていくとのお話でしたので、日本での再会もありそうです!

タグ:Wine Summit2019
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DELTA礼賛 3月から導入されたエアバス350‐900は超快適! [ワシントン/オレゴンワイン]

デルタ航空は成田空港から日米路線を撤退し、2020年3月から羽田空港に集約とのこと。
7月末にシアトル⇔成田便を利用した折、羽田発があれば・・・と思っていたので、私には嬉しいニュース!

シアトル便は3月に導入されたばかりの新機種A350-900


往路はデルタ プレミアム セレクト(プレミアムエコノミー)
その昔、スペイン取材でビジネスクラスを利用したことがありますが、海外取材の場合は基本的にエコノミーなので、今回はとってもラッキー!


シアトルまでの所要時間は約9時間、朝方の到着になるので機内でしっかり寝なければ。
そのための妙薬はシャンパンなのですが・・・


リストのスパークリングワインはイタリアのプロセッコ、数年前から扱っているとのお話でした。世界で一番出荷量の多い泡ものはプロセッコ、航空会社での需要は大きいですね!



離陸後すぐにサービスされるメインデッシュ、私は和食メニューを選択、味付けのバランスがとても良かったです。ビジネスクラス並みに食器も厳選、各人に白いテーブルクロスを敷いてくださることにもびっくり!

2012年秋にシンガポールでシンガポール航空の機内食ブック・ザ・クックについて取材しました。
現地のケータリングセンターで様々な料理、調理過程を視察したのですが、帰国後、和食部門を担当している『菊乃井』の村田吉弘料理長から「地上で食べてちょうど良いと思う味付けより、もう少し加味した塩梅が大事。 機内は湿度も少なく乾燥しているので、五感は鈍くなるため、味覚は地上の時より濃いめを好むようになります。そのための一工夫として“しんみりめ”の味つけが必要」と教えていただきました。その適度な塩梅“しんみりめ”の効いた上質な味わいでした。
ワインも同じで、地上で味わった時に飲み頃のものより、気持ちしっかりしたタイプのほうがおいしく感じるようです。


黒砂糖の和菓子も好印象



サプライズのシャンパン!
担当のパーサーと言葉を交わした時に、ワインの取材でワシントン・オレゴン両州に行くこと、シャンパンのスペシャリストであること等を話しました。「現地に着いたら自分で車を運転しますか?」と聞かれたので、「マイクロバスで移動します」と答えたところ、「それではデルタ ワンで出しているシャンパンを試飲させてあげましょう」とおっしゃってくださり、何と、機内でシャンパン体験をすることに。おかげで爆睡できました \(^o^)/


到着前の食事を前に、あらっ!


朝食はマッシュルームのフリッタータ トマトコンフィとチキンソーセージ
ランソンのシャンパンとシアトル拠点のスターバックスのコーヒー!

シアトル到着は24日朝9時過ぎだったので、なんとも贅沢なアサシャン、パワー充満できました。ありがとうございました!


復路はアップグレードして

帰路もデルタ プレミアム セレクトに再搭乗



トッド・スティーブンズ オレゴンワインボード・ワシントンワイン協会日本代表がシアトル空港まで送ってくださったのですが、空港でばったり朋友Maxさんと遭遇なさった由。彼はデルタ航空のパーサーで、私と同じ飛行機に乗務していたことから、デルタ ワンのリストの中から、10日間の取材の労をねぎらう意味で、シャンパンをサービスしてくださいました、ホント感激!


ボトルも見せてくださいました。


洋食メニュー
ベジタリアンメニューのフレッシュモッツレラ入りのラザニア カラブリア風トマトソース


機内でいただいた到着前のお食事はカプレーゼキッシュ アップルウッドでスモークしたヌイスキーズのベーコンとフルーツ



7月、8月のシアトル、ポートランドは湿気もなく、身体に優しい気候でした。
初ワシントン、初オレゴンも取材し甲斐のあるワイン産地でした。

その脚となってくれたデルタ航空の対応は温かく、スーツケースも最優先で、スカイプライオリティコーナーにまとめて揃えておいてくださる気配りは本当に嬉しかったです。
2ヶ月前のオーストリア取材で利用したフランクフルト空港&ルフトハンザ航空の印象がひどかったので、なおさら、デルタ航空の“ホスピタリティの質の良さ”を感じました。マイレージの期限なしというのも魅力です!
8月31日からA330-900neoの機種も導入されるとのことなので、ますます楽しみです。
感謝を込めて、Viva DELTA!

参考:https://deltasky.jp/313/

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【プロローグ】 オレゴン・ワシントン ハーベストツアー2019の全行程をさらりと振り返って [ワシントン/オレゴンワイン]

ワシントン / オレゴンワイン エクスペリエンス プロモーション2019研修ツアー


3月、4月の2ヶ月間、日本各地のレストランや小売店が参加して行われた『ワシントン/オレゴンワイン エクスペリエンス プロモーション2019』
両州のワインの魅力を多くのワインラバーに伝道した受賞者の皆さんは、7月24日~8月2日までの日程で研修ツアーに招待されました。



リーダーはオレゴン・ワシントン協会日本事務所代表のTodd Stevensさん、通訳は村田みづ穂さん。それから、受賞店ドミナス、ホテルローズガーデン新宿、パークハイアット東京、スイスホテル南海大阪鉄板焼みなみ、Vin 樹亭、鷲谷商店・ワインストアワッシーズと幸田株式会社 サチ・インターナショナルの皆さん。
私はワイン雑誌『ワイン王国』の記者として同行させていただきました。ワシントン、オレゴンともに中味の濃いプログラムを組んで素晴らしい対応をしてくださいましたので、そのリポートは同誌に掲載いたします。ご笑覧いただけましたら幸いです。詳細は後日お知らせします。


ここでは、全体の流れをさらりとお伝えします、私の備忘録!
シアトル到着24日のディナーはNine Hats


Long ShadowsのDane Narbaitzさん(右から6人目)、今ツアーの主催者Washington State WineのマーケティングマネージャーDoug Marshallさん(左から5人目)とワシントン州の農産物、総括経理担当のDavid McCalebさん(左から4人目)と一緒の記念ショット

この日は、早朝にシアトルに到着してずっと行動していたので、全員寝ていませんが、みんな元気な笑顔。あっ、ひとり足りない(笑)


さすがアメリカ、ピザの種類も大きさも!

25日ワシントン州ウッディンヴィル

シャトー サン ミッシェルでは世界でオンリーワンのワイン造り。対応してくださったのはエノロジストのHolly M. Wellsさん(最右)


真剣に正確な量を測って



『Fumiko's Blend 2015』はカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、マルベック、カベルネ・フランの4種を使用しました。瓶詰のサポートをしてくださった女性から「アーティストシリーズ2014とブレンド比率が近いですね」と言われ、思わずニンマリ。我ながら、おいしいワインが完成したと思っています、誰と飲もうかな(笑)


ランチはパーカーポイント100点を4回ゲットしているクィルシーダ・クリーク。John D.WareさんとAlex Stewart さんを囲んで

お洒落なスポットBellevue Lakehouseで

Betz Family WineryのTim Steinkeさん(私の後方)とDelille CellarsのJay A Soloffさんとの合同テイスティングディナー


26日ワシントン州ヤキマヴァレー

Goose Ridgeでは畑の視察の後、スパークリングワインに特化しているTreveri Cellarsとアイルランドの愛国者の名に由来するOwen Roeを交えてのウォーキングテイスティング


ランチには新鮮な野菜がたっぷり


Goose Ridgeの4代目Taylor Monsonさんが朝摘みした旬のレーニア・チェリーをプレゼントしてくださり、全員狂気乱舞。今の時期にワシントン州に来ることができて最高!
 
シャンパンが登場したHedges

Hedges のChristophe Hedgesさん(左から4人目)の母上はシャンパーニュの出身で同地方に住む朋友と共にシャンパン造りをしているとのこと。今ツアーで初めてシャンパンが登場!


ヘッジスのディナーに合流したのはPowers、Double Canyon、Airfield Estatesの3ワイナリー


通訳は昨年のナパ・ヴァレー・ヴィントナーズ(NVV)の研修ツアーの時と同じ村田みづ穂さん。現地の皆さんから深く信頼されています。


27日ワシントン州コロンビアヴァレー/ワラワラヴァレー


当初予定になかったCanoe・Ridgeに。ミズーリ洪水によって形成された玄武岩、それが風化したLoess(ワシントンではレスではなく“ラス”呼称)の土壌と岩石を視察。強風でひも付きの帽子でないと吹き飛んでしまう勢い。


ダグさんが一握りのロスを空中にまいた瞬間のショット、風の強さがわかります。
周辺には風力発電の風車が整然と並んでいて、その光景はホント見事(チリと似た印象)!

コロンビア・クレストでツアー&ランチ

カヌー・リッジとコロンビア・クレストは同グループ。案内をしてくださったVIP対応のMichelle Getchellさんは、ツアーにバレルテイスティングも盛り込んでくれました。

L'Ecole No.41で

1915年に建設された古い校舎がワイナリーになっているレコールの前で全員集合


Woodward Canyonでの合同テイスティングには、L'EcoleとDunham Cellarsが参加


屋外でのアペリティフタイム、大人気だったスペシャルチーズ


主宰のWoodward CanyonのRick Smallさん(前列左から4人目)、2代目Sager Smallさん(前列最左)、L'EcoleのMartin Clubbさん(後列最左)とDunham CellarsのJoanne Dunhamさん(後列左から4人目)
ディナーにはデキャンター誌でインターナショナルトロフィーを受賞したレコール『Estate Ferguson2011』も供出され受賞者の皆さん、大興奮!


28日ワシントン州・オレゴン州コロンビアゴージ

コロンビア川を挟んだワシントン州とオレゴン州からそれぞれ3ワイナリーが合流。自然を謳歌しながらのウォーキングテイスティングを楽しみました。


Anicheの精力的なマダムの手作り


エレガントなピノの造り手Phelps Creek、オーストリアの固有品種グリューナー・フェルトリナーのスパークリングを生産しているSyncline、超100年のジンファンデルの造り手The Pines、ガメ・ノワールが印象的だったIdiot's Grace、そして当日のホストAnicheはボルドー瓶のユニークなスパークリングを生産

ポートランドに移動して
IMG_5614 omise.jpg
Irving Street Kitchenで美味しいフランスパンに出逢えました!


ここからオレゴン編。Antica Terra、Archery Summit、Domaine Verdant、Twill Cellarsの4ワイナリーによるテイスティングディナー!

29日オレゴン州ウィラメット・ヴァレー

A to ZではエグゼクティヴワインメーカーのMichael Daviesさんが終始対応、彼はプレミアムワインのREX HILLも担当


畑で熱のこもった解説をしてくださったKen Wright CellarsのKen Wrightさん(画像中央)


ランチは奥様カレンさんの手作り、大好評でした!

自根のピノ・ノワール!

J Christopherで自根のピノ体験、口中の印象はラウンド!
おもてなしくださったのはKory Sumnerさん

訪問ワイナリーで唯一のソーラーパネル

ワイナリーで消費する電力の30%はソーラーパネルで対応しているというSokol Blosser


料理の彩りも味わいもナイス!


30日オレゴン州ウィラメット・ヴァレー

ErathではGary Hornerさんによるテイスティングセミナーとシャルドネを植樹予定の畑視察


スパークリングワインと言えばアーガイル、ノン・ドゼとドザージュありの比較試飲を体験


ベジタリアン用サンドもあり、気遣いたっぷり、量もたっぷり

フランスの名門がオレゴンに進出

訪問したかったワイナリーのひとつがDomaine Drouhin


オレゴンのレジェンドのコラボ!
The Eyrie VineyardsのJason Lett さん(左から4人目)とDomaine DrouhinのDavid Millmanさん(左から3人目)に突然栽培担当のPhilippe Drouhin さんが加わり、贅沢な時間になりました。



火山性玄武岩探究中の様子を鳥瞰。CristomのEileen Vineyardで解説してくださったTom Gerrieさん(白いポロシャツに帽子の男性)

31日オレゴン州 ロレーン・ヴァレー

オレゴンのピノ・グリの魅力にどっぷりつかりました。
プロのギタリストでもあるJustin Kingさんからスペシャルワインの供出!


Oregon Winegrowers AssociationのTom Danowskiさん(中央)、オレゴンワインボードのBray Margaretさん、Todd さん
お世話になりました!


Tomさんと記念ショット

実はKing Estateの後、南オレゴンへバスで移動してForisに伺う予定でしたが、南オレゴンで発生した山火事のため、中止に。結果、行程変更、ポートランドに戻ることになりました。南オレゴン訪問が実現すれば、ツアー初の出来事になったようです。山火事が大事に至りませぬように!

帰路の機内で

Viva DELTA!
Toddさんの朋友パーサーのMaxさんが乗務していたことで、サプライズ!
シャンパンを飲んで、元気に帰還できました。
現地ワイナリーの皆さんから伺った情報は、ワイン王国誌上でしっかり紹介させていただきます。

関係者の皆さま、貴重な時間をシェアさせていただき、ありがとうございました。それでは!!

■オレゴンワインボード・ワシントンワイン協会日本代表事務所
URL:washingtonwine.jp oregonwine.jp
TEL:03-5904-8950

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ワシントン/オレゴンワイン エクスペリエンスの合間にシアトル散策 [ワシントン/オレゴンワイン]

“2019 ハーベストツアー”のフリータイム

海岸通りの『エリオット・オイスターハウス』で初ランチ


ツアーの主催者ワシントンワイン協会マーケティング・マネージャーのダグさん(最左)と同協会日本代表事務所のトッドさん(最右)と優秀店の皆さんとの顔合わせ。ちなみに、ワシントン州はホップの生産量が全米一なので、ブルワリーも多く、ビール好きには別天地!


牡蠣好きさんたちは大興奮!


牡蠣がダメなので、私はトッドさんお薦めのクラムチャウダーを選択。
長旅のあとのスープは最高!

ランチ後は名所散策

9時頃シアトルに到着したら、同日は終日行動なので、寝る時間はありませ~ん



人気のパイク・プレイス・マーケット


ワシントン州はホップだけでなく、リンゴの生産量も全米一!
ブルーベリーも大粒で実が濃く、佐藤錦似の味わいの旬のレーニア・チェリーにはハマります


新鮮な魚介類、大きなロブスター!


スターバックス創業の地シアトル、1号店の前は長蛇の列


スパークリング&シャンパンともに豊富な品揃え


ロゼワインの陳列スペース

チューインガムの芸術!?

観光客であふれていたガムウォール(使用したガムを張り付けた壁)の通り


インスタ映えするスポット!

シアトル到着日の束の間のフリータイム、五感の刺激になりました!

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ワシントン/オレゴンで出逢ったスパークリングワイン [ワシントン/オレゴンワイン]

7月24日シアトルに到着後ワシントン州のワイナリー、28日にはポートランドに移動してオレゴンのワイナリーを視察している途中ですが、これまでに対面したスパークリングを少しだけご紹介します。

ワシントンワイン協会のウェルカムアイテム
スパークリングに特化しているトレベリ・セラーズが口開け!
コロンビア・ヴァレーAVAのブラン・ド・ブラン


ドメーヌ・サンミッシェルが手掛ける泡
『エロイカ』で知られるシャトー・サン・ミッシェルのスパークリング部門ドメーヌ・サン・ミッシェルの泡もの。日本未入荷のアイテムがゲットできたのでシャンパン講座生のお土産に(どのアイテムかはまだ秘密)


若者向けの泡カン
これはシャトー・サン・ミッシェルが20代の若者をターゲットにしたカンのスパークリング(未輸入)。個人的にはロゼの酒質のほうが好み!


ワシントン州でシャンパン!
ワシントン州にある1987年創業『ヘッジス・ファミリー・エステート』のオーナー夫人アン・マリーさんはフランス・シャンパーニュ地方トレパイユ出身で、親しいお仲間とシャンパンを生産しています。ディナーにはロゼも登場しましたが、マグナムサイズで出てくる心憎い気遣い。






コロンビア・クレストのブラン・ド・ノワール
ワシントン最大規模のワイナリー。この泡は生産量が少ないのでセラードアだけで販売。同州のピノ・ノワールはそれだけでも珍しいのですが、コロンビア・クレストでは主としてこの泡もののために使っているそうです。


グリュナー・ヴェルトリーナーと対面
5月のオーストリア訪問ではオーストリアの固有品種グリュナ―・ヴェルトリーナーのワインを数多く試飲してきましたが、ワシントン/オレゴンのユニットランチに、大好きなグリュナーの泡が出てきてビックリ。丁寧な造りで白系スパイスの風味もあり、好印象。



ヴィーニョ・ヴェルデを意識したアルバリーニョの泡
ポルトガルのヴィーニョ・ヴェルデを意識して造ったボルドー瓶のスパークリング。3気圧でフレッシュ感を信条にしています。



明日は定評ある泡ものを生産しているアーガイル(輸入元ワイン・イン・スタイル)訪問も予定されているので、残りの日程でさらなる泡ものとの出逢いが、楽しみです。

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セバスチャン・ル・ゴルヴェ醸造責任者が語ったアンリ・ジローの世界をシャンパーニュ講座で! [来日した生産者/NHK文化センター シャンパン]

シャンパーニュメゾン『アンリ・ジロー』
ルイ13世の統治下の1625年、創業者フランソワ・エマールがアイ村の畑を入手したことから始まりました。現在8㌶の自社畑を有し、年間生産量は約25万本程度ですが、世界中のシャンパンラバーを魅了しています。アルゴンヌの森に惚れこみ、容器の選択には独自の世界を貫き、シャンパーニュ地方が長年培ってきたドザージュをも尊重しているメゾンです。

アイ村出身の醸造責任者


アンリ・ジローの12代目クロード・ジロー当主の次女と結婚したセバスチャン・ル・ゴルヴェさんは、アイ村生まれで、前職は建築家。2000年からメゾンで働き始め、シャンパーニュ造りの手ほどきは義父とワイン醸造家Georges Hardy氏のおふたりから受けました。醸造学校とは無縁の経歴ですが、当主から絶大な信用を得て、今では醸造責任者として活躍しています。ちなみにアンリ・ジローでは2016年からステンレスタンクを全廃しています。


セバスチャンさんは「アイ村は南向きで陽のあたりが良いので、コート・ロティのようです」と形容していました。「地表の20cm下には200 m の石灰土壌が広がっています」との解説では図を描いて!


ラベルに描かれたオークは携帯画像にある6mの樹がモデル


プレスランチョンの口開けはエスプリ・ナチュール
ピノ・ノワール80%(40%はアイ村、それ以外はモンターニュ・ド・ランス)とシャルドネ20%で、ドザージュ7g/L、リザーブワインを1990年からのソレラを50%使用していますが、メゾンでは“perpetual 永遠の”と形容していました。保存用の容器90hlを3個使っている由。


ファアグラのソテー フルーツキャラメリゼ バルサミコヴィネガーと合わせて
ひとさらのなかに、脂分、果実味、酸味がバランスよく同居しており、エスプリ・ナチュールの豊かなまるさと良い相性。


フュ・ド・シェーヌ MV(マルチヴィンテージ)13
アイ村のぶどうを100%使用、「MV13」とはベースワインが2013年という意味
コルクはアグラフ(ホチキスの意味)


アルゴンヌの森の樫の木樽で発酵させてから1年間の樽熟成(85 %が新樽)、リザーブワインは30%、こちらの保存用のタンクは60hlで6個使っているとのこと。
ドライフルーツ、果実のコンフィ、温度変化を楽しみたいアイテム


ホタテ貝のソテー トリュフクリームソース

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黒毛和牛 A4ステーキ 焼き野菜


アルゴンヌの森の話
この森のオークは、16世紀、帆船に使われていたそうです。土壌が貧しいので木はゆっくりと成長し、それにより、木目が詰まった硬くで丈夫な木質になるとのこと。区画ごとに異なるテロワールを読み取って木樽を構成させていますし、樽内部の焼き加減についても自ら、指示している由。「外科医のように、手術中の患者の容態を見ながら行います。最初は白松の香り、次はパンデピス、さらにバター香からブリオッシュ、そして最後がグリオット・タルト。この香りになればそこが終着点です」と。このように表現した醸造家は初めてです!


5月25日に発売された『アルゴンヌ2011』は2002年、2004年、2008年に次ぐヴィンテージです。ボトルのラベルデザインはドイツ人の金細工師ウヴェ・シェファーさん。

「2011年はカビに悩まされた厳しい年だったが、それだけにぶどうを厳選。テロワールを反映した素晴らしいシャンパーニュが完成した」とセバスチャンさん。

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リリースして間がないヴィンテージに敬意を表し、30分程前にデキャンターに移して

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(左から供出順に)
#1:エスプリ・ナチュール@7,000(税抜)
#2:フェ・ド・シェーヌ マルチ・ヴィンテージ MV13@26,000(税抜)
#3:アルゴンヌ2011@70,000(税抜)
6月5日に数量限定ギフトBOX・専用オープナー付@75,000(税抜)を発売

至福の味わいラタフィア
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ランチ後、サービスされたのがソレラ・ラタフィア・シャンプノワ
果汁にブランデーを添加した酒精強化で、アンリ・ジローがこだわるアルゴンヌ産オークの小樽に入れソレラ(1990~2013)で熟成、ラベルにも表記されています。濃密度、至福の味わい!


セバスチャンさん 、アンリ・ジローの佐藤GM (後列右から3人目)を交え、全員で「G」サインで記念ショット。


7月のシャンパン講座で4アイテムにフォーカス
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第1フライトはメゾンの顔を容量違いで
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#1:アンリ・ジロー エスプリ・ナチュール 750ml
生産者:アンリ・ジロー(NM)
ぶどう品種:PN80%、CH20% / リザーブワイン50%
ドザージュ:7g/L
価格:7,560円(税込)
白桃や洋梨に加え黒系果実プラムの存在感も。気泡の刺激あり、時間の経過で様々な要素、口中ドライ、柑橘果実のビターな印象、スパイス
裏ラベルにあるQR コードでデータが読み取れます。


エスプリ・ナチュールに使うアルゴンヌ製木樽とテラコッタ製卵型タンク

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#2:アンリ・ジロー エスプリ・ナチュール 1500ml
生産者:アンリ・ジロー(NM)
ぶどう品種:PN80%、CH20%
ドザージュ:7g/L
価格:17,280円(税込)
フレッシュ感とまるみのある味わいが絡み合い、大容量の醍醐味を実感。フルーツの旨味、スパイス(白胡椒)、心地よい余韻

#3:アンリ・ジロー オマージュ 750ml
生産者:アンリ・ジロー(NM)
ぶどう品種:PN80%、CH20% / リザーブワイン40%
ドザージュ:7g/L
価格:10,800円(税込)
創始者フランソワ・エマールへのオマージュアイテム。木樽とホウロウ引きした鉄製小型タンクで発酵。香り華やかな、溌剌とした気泡、1よりこなれた印象で果実味と酸味のバランスがナイス!

#4:アンリ・ジロー オマージュ 1500ml
生産者:アンリ・ジロー(NM)
ぶどう品種:PN80%、CH20%
ドザージュ:7g/L
価格:22,680円(税込)
熟した果実、フレッシュさがあり、ミネラルと酸味が魅力、まるくて厚味もあり、第1フライトでの一番人気

エスプリ・ナチュールとオマージュの大きな違いは酸味。酸に弱いラバーさんには馴染みやすいタイプ。オマージュはシャンパンを飲みこなしているラバーさんのお気に入りになるはずです。

第2フライトは樽100%
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#5:アンリ・ジロー コード・ノワール
生産者:アンリ・ジロー(NM)
ぶどう品種:PN100%(土着品種プティ・ドレ)
ドザージュ:7g/L
価格:19,440円(税込)

アルゴンヌ産のオークの小樽で発酵、12ヵ月の熟成後、瓶熟。5種のシャンパンのなかで一番色調が深く、熟成香、アカシアの密、コンポートした果実があり、旨み、ミネラル、温度変化でスカイスの風味も。当日のマイベスト!!

第3フライトは酒精強化ワイン
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#6:アンリ・ジロー ソレラ・ラタファイア・シャンプノワ 500ml
生産者:アンリ・ジロー(NM)
ぶどう品種:PN70%、CH30%
価格:7,560円(税込)
セバスチャンさん来日の折、デザートと一緒に楽しんだアイテム。以前とはボトルの形状だけでなく、フィーヌ・ド・シャンパーニュの仕入れ先もアイ村つながり、Jean Goyandになりました。
一日の締めくくりのお酒として、食後にゆったりとした気分で味わいたいお薦めです!!
※輸入元:アンリ・ジロー・ジャパン TEL: 03- 5777-2639
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バースデー・ヴィンテージ・ワインとしてもお薦めしたい輝きにあふれた『Lux Vitis 2015』 [来日したワイン生産者&関係者]

このところ、日照時間の少ない日が続いていますね。
太陽が恋しいなぁ・・・
そんな思いをしている方に、“豪華な光”に満ちたイタリアワインをご紹介します。


ぶどう品種はカベルネ・ソーヴィニヨン95%、サンジョヴェーゼ5%、生産本数は7,500本
セメントタンクで発酵、ブレンドしてからフレンチオーク(新樽100%)で24ヶ月熟成、希望小売価格27,000円(税別)


命をはぐくむ光のワイン


テヌータ・ルーチェ社が10 年ぶりにリリースした新製品ルックス・ヴィティス
ラテン語でLuxは光、Vitisはぶどう属で、 “Vita(命)”をはぐくむ光という意味が込められています。すべてのものに命をもたらす“光”、その光に敬意を込めて命名されました。


最初はシャイな印象、空気と触れ合うことで少しずつ表情に変化が・・・
深みのあるガーネット、フルーツの凝縮感、サンジョベーゼに由来する芯の通った酸、エレガントさと複雑さを備えた味わい、ふくらみのある長い余韻。



1995 年、ヴィ ットリオ・フレスコバルディとロバート・モンダヴィのジョイントベ ンチャーとして誕生したトスカーナの革新的なワイナリー『テヌータ・ルーチェ』。モンダヴィと離れ、2004年、フレスコバルディがすべての権利を取得した時点で、今までルーチェに使っていなかったぶどう品種カベルネを植樹し、新たな挑戦に取り組みます。それがルックス・ヴィティス! 砂質土壌に適合し、収穫のタイミングもほとんど同時期のカベルネとイタリアのDNAそのもののサンジョヴェーゼをブレンドして造り上げた逸品。



アジアパシフィック・エリアマネージャーのエリカ・リバルディさんが新製品を解説。
鎌倉見学の後、会場に駆け付けたエリカさんは、開口一番「初めての鎌倉でたくさんのエネルギーをもらいました」と挨拶し、ビックバンのようなパワフルな鮮烈さで集まったメンバーをくぎ付けにしました。
2015年を初ヴィンテージにしたことについて、「イタリアにとって素晴らしい年で、ブルネッロ協会は5つ星の収穫年を与えています。ルーチェプロジェクトでぶどう樹を植樹してから23年経過していること等、いくつかの理由があります」とコメントしました。

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ルックスをテイスティングして、はち切れんばかりの笑顔に


文句なしのマリアージュは乾燥イチジク、ドライアプリコットとワインの酸もナイス!

瓶詰の年月日&時間まで記載


プレス会見の折、サービスされたボトルに、L 8/038 11:51 との刻印がありました。
これはL(ルックス)、8(2018年)、038(1月1日から数えて38日目、つまり2月7日)、11:51(11時51分)を示すものです。全ボトルにデータが刻まれていますが、ここまでのこだわりが凄い!

そこで思ったことが・・・


子供が生まれた時に、お洒落なプレゼントをいただきました。
銀製のスプーンとフォークのセットで、表面の柄の部分には「出生時間」、裏面には「生年月日とファーストネーム」が刻印されているので大事な記念になっています。ルックスもそれと同じ感覚で楽しめます。

2015年のバースデー・ヴィンテージ・ワインを探しているなら、これはお薦めです。
生産量の10%だけを日本市場で販売するとのお話だったので、いずれにしても希少ワインです。興味があれば是非!

[ダイヤ]製品についてのお問い合わせは日本リカー(株)事業部
TEL:03-5643-9772

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コンチャ・イ・トロのマルケス・デ・カーサ・コンチャを主軸にして3産地を比較 [来日したワイン生産者&関係者]



チリのコンチャ・イ・トロからワインアンバサダーのパブロ・プレサックさんが昨年に続いて来日。チリの土壌の多様性を表現したワイン『マルケス・デ・カーサ・コンチャ』をベースにした比較試飲を行ない、近年注目されている最南端の産地ビオ・ビオ・ヴァレーで生産している同リミテッド・エディションシリーズのシャルドネとピノ・ノワール(いずれも日本未輸入)も紹介。テイスティングは3フライトに分け、最北端リマリ・ヴァレーのケブラダ・セカ・ヴィンヤード&サン・フリアン・ヴィンヤード、チリ最高のカベルネを産するアルト・マイポ・ヴァレーのプエンテ・アルト&ピルケ・ヴィンヤード、最南端にあるビオ・ビオ・ヴァレーのキトラルマン・ヴィンヤードのワインを供出しました。
地図は拡大してご覧いただけます。























クリックで拡大


北(リマリ)vs南(ビオ・ビオ)
マルケス・デ・カーサ・コンチャはスペイン国王から受けた“マルケス(侯爵)の称号をネーミングにしたワインで、コンチャ・イ・トロの多様性を表現しています。1976年が初リリースでカベルネ・ソーヴィニヨンからスタートしました。ワイン造りのスタイルは基本的に同じ。ワインメーカーはマルセロ・パパです。

第1フライトはシャルドネ
#1:2017 マルケス・デ・カーサ・コンチャ シャルドネ 小売価格2,200円(税別) 
D.O. リマリ(リマリ・ヴァレー) ケブラダ・セカ・ヴィンヤード
畑は標高190m、リマリ川の北岸、太平洋から10~18kmに位置し、霧が多く、午後は日射が強いエリア。石灰質主体で有機物を含んだシルト(沈泥質粘土)の沖積土壌。リマリ川を流れる水にたくさんのカルシウムが含まれていて、それが石や岩に付着して堆積。年間の降雨量は80mm、水源は地下水&アンデスの雪解け水を利用。昨今干ばつの影響を受けており、ケブラダ・セカで栽培をしているのはコンチャ・イ・トロ社だけ。破砕、圧搾後、オークの発酵槽で12~15日以上発酵、5%MLF、12ヶ月樽熟成。コースタルに由来する塩味、柑橘果実の内果皮似のビターさ、舌の上に広がる粘性、透明感のあるフレッシュな酸味。

キトラルマン・ヴィンヤード

ビオ・ビオ・ヴァレーのキトラルマン・ヴィンヤードはビオ・ビオ川の南岸194mに位置し、2007年にぶどう樹(シャルドネ&ピノ・ノワール)を植樹。土壌は山から崩れた岩や石がそのまま堆積したコルヴィアル(崩積土壌)、年間の降雨量は1,256mm。

#2:2017 マルケス・デ・カーサ・コンチャ シャルドネ リミテッド・エディション 日本未輸入
D.O.ビオビオ(ビオビオヴァレー) キトラルマン・ヴィンヤード
2017年は例年より若干冷涼な気候。降雨量は多いが、主として冬期に集中。シャルドネの土質は火山土壌に起因する赤い粘土質。オーク樽で10~12日以上発酵、15%MLF、樽で12ヶ月熟成(新樽20%、一空樽80%)、ベントナイトで清澄、低温処理後瓶詰。白桃やトロピカルフルーツ、ビターな厚み、酸の広がり、心地良い余韻。

供出された6アイテム

(左から)
#1:2017 マルケス・デ・カーサ・コンチャ シャルドネ
#2:2017 マルケス・デ・コンチャ シャルドネ リミテッド・エデイション
#3:2016 マルケス・デ・カーサ・コンチャ ピノ・ノワール
#4:2017 マルケス・で・カーサ・コンチャ ピノ・ノワールリミテッド・エデイション
#5:2016 マルケス・デ・カーサ・コンチャ カベルネ・ソーヴィニヨン
#6:2016 ドン・メルチョー

第2フライトはピノ・ノワール


#3:2016 マルケス・デ・カーサ・コンチャ ピノ・ノワール 小売価格2,200円(税別) 
D.O. リマリ(リマリ・ヴァレー) サン・フリアン・ヴィンヤード
標高190m、太平洋から30km、リマリ川の南岸に位置する畑。丸い石や石灰を含む赤いローム粘土質で、有機物の含有はほとんどなし、水はけの良い沖積土壌。オープントップのステンレスタンクで7日間コールドマセレーション。発酵は12~14日間、11ヶ月樽熟成、MLFは自然に行われる。凝縮感があり、#4よりロースト風味(樽由来)あり。それについて「造りの違いに起因するものなのか」と質問したところ、「ワイン造りのスタイルは同じで、樽の焼き方も同様」との回答だったので、ヴィンテージが1年違うことによる差、産地の個性による差と推測。双方を飲み比べた印象は2017年ヴィンテージの#4のほうが好み。ちなみに2016年ヴィンテージはエルニーニョの影響で降雨量は例年の倍だった。「収穫が早まったことでワインはフレッシュでエレガントなスタイルになった」とパブロさん。

#4:2017 マルケス・デ・カーサ・コンチャ ピノ・ノワール リミテッド・エディション
日本未輸入
D.O.ビオビオ(ビオビオヴァレー) キトラルマン・ヴィンヤード
ピノ・ノワールの畑は上層部が赤い粘土で下層部は石の多い水はけの良い土壌。発酵はオープントップのステンレスタンクで10~12日(7日間のコールドマセレーション含)、12ヶ月熟成(新樽20%、一空樽80%)。ミネラルと樽由来のビター感、中盤からインパクトがあり、余韻も長くエレガント。

第3フライトはカベルネ!
#5:2016 マルケス・デ・カーサ・コンチャ カベルネ・ソーヴィニヨン 小売価格2,200円(税別)
D.O.マイポ(マイポ・ヴァレー)、プエンテ・アルト・ヴィンヤード&ピルケ・ヴィンヤード
アンデス山脈の麓(プエンテ・アルトは標高650m、ピルケ570m)に位置し、マイポ・ヴァレーで最も冷涼なエリア。日較差が大きい。2013年から収穫を少し早めにすることで酸味を残し、フレッシュで果実味を重視したスタイルにチェンジ。ぶどうはプエンテ・アルト6割、ピルケ4割の割合で使用。熟成にイタリアンカスク(5000L)を50%使うが、樽材はフランス製で樽の生産だけをイタリアで行っているガンバカスク。熟成は16ヶ月(フレンチオークとガンバカスク)。マルケス・デ・カーサ・コンチャはドン・メルチョーのセカンド的存在、カベルネ・ソーヴィニヨン91%、シラー5%、カベルネ・フラン4%。果実の凝縮感、シルキーで滑らか、柔らかなミネラル、バランスが良く、カリテプリ!!

#6:2016 ドン・メルチョー 小売価格11,000円(税別)
D.O.プエンテ・アルト(アルト・マイポ・ヴァレー)、ドン・メルチョー・ヴィンヤード
標高650m、アンデス山脈の麓にあり、マイポ川の北側に位置する畑プエンテ・アルトではドン・メルチョー、アルマ・ヴィーヴァ、チャドウィックのワインを造っているので、チリ屈指のカベルネの産地と言える。ドン・メルチョーの区画は7つあり、それらはさらに140以上に細分化され、別々に醸造。カベルネ・ソーヴィニヨン93%、カベルネ・フラン3%、プティ・ヴェルド3%、メルロー1%。ステンレスタンクで発酵10日間。発酵後10日~20日間タンクで密閉し、マセレーション。フレンチオークで14ヶ月(新樽55%、一空樽45%)。#5より明るい紫色を含んだ色調、粘性が高く、小さな赤系果実、グラファイト、木目の細かなタンニン、口中での存在大、長い余韻


セミナーの後はチリ人シェフのメニューで歓談タイム


フリオ・フィオレ駐日チリ大使の代理として出席したフェリペ・ディアス参事官(後列右)
コンチャ・イ・トロのパブロさん等を囲んで記念ショット

[ダイヤ]製品についてのお問い合わせは日本リカー(株)事業部 TEL:03-5643-9772

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アキコ・フリーマンさん来日で和食に合わせたテイスティング・ランチョン@蕎麦割烹こうもと [来日したワイン生産者&関係者]

昆布だしの旨味 ユーキ・エステートのピノ・ノワール
ワイン・イン・スタイルの招聘でフリーマン・ヴィンヤード&ワイナリー(以後フリーマン)のオーナー兼醸造家のアキコ・フリーマンさんが来日し、新製品『ユーキ・エステート ピノ・ノワール ソノマ・コースト 2016』を含む、全6アイテムを紹介。それらを蕎麦割烹こうもとの料理に合わせて探究しました。



ユーキ・エステートは2007年にフリーマンご夫妻が購入した、太平洋から8km程内陸に入った標高300mの丘に位置する自社畑。披露された2016年ヴィンテージは初リリースから数えて3番目のヴィンテージです。
アキコさんは「“ユーキ”は13歳の甥っ子の名に由来していますが、“悠久の時”を生きる樹木を意味するユーキと、日本語の“勇気/ユーキ”につながります」と語りました。


希少アイテム『アキコズ・キュヴェ』を手にアキコさん
生産量全体の90%が国内消費。輸出相手国は英国、香港、シンガポール(近年上昇中)が上位で、日本向けは3%とのことでした。

供出された6アイテム

(左から順に/すべて外税)
#1:2017 涼風 シャルドネ ロシアン・リヴァー・ヴァレー@7,400
#2:2016 ピノ・ノワール ソノマ・コースト@7,700
#3:2016 ピノ・ノワール ロシアン・リヴァー・ヴァレー@7,700
#4:2015 グロリア・エステート ピノ・ノワール「輝」ロシアン・リヴァー・ヴァレー@9,000
#5:2016 ユーキ・エステート ピノ・ノワール ソノマ・コースト@10,500
#6:2015 アキコズ・キュヴェ ピノ・ノワール ソノマ・コースト@11,700

和の世界に寄り添う奥深さ

ワインと料理のマリアージュを担当したのは、広尾の隠れ家レストラン 蕎麦割烹こうもとで、杉浦康祐支配人は「事前にワインをテイスティングさせていただき、それに合わせて考えました」と。そのお言葉通り、見事な組み立てを楽しむことができました!

前八寸を2種のワインに合わせて

とうもろこしすり流し おぼろ豆腐 雲丹 わさび 餡かけ × 涼風CH
"白い妖精"と呼ばれている京都産の甘いとうもろこしのすり流し&雲丹の塩味とわさびの辛味を穏やかなおぼろ豆腐のアクセントにした二品。シャルドネを味わうことで、とうもろこしとは甘味、豆腐とは酸味のハーモニー。トロピカルフルーツの香りと爽やかな酸味を備えたワインの奥行きを引き出す効果が出てナイスマリアージュ!
毎年同じ区画のぶどうをフリーマンが購入して生産ているワインで、ロシアン・リヴァー・ヴァレーの畑のぶどう樹は1982年に植樹された古樹。いつ飲んでも魅力的なシャルドネ!

ホワイトハウスで供されたシャルドネ
私がアキコさんに初めてお目にかかったのは2015年のことでした。
銀座にある金沢懐石のお店で開催されたプレスランチで、涼しい海風の影響を受けた“凛としたスタイル”の『フリーマン涼風シャルドネ』を試飲した時、日本人の琴線の触れる機微さに感銘を受けました。その折、オバマ大領領が主催した晩餐会の逸話を伺いました。その素敵な出来事は連載していた産経新聞のワインのこころで紹介しました。ご笑覧いただけましたら嬉しいです。


出汁巻き天ぷら 鱧(はも)焼霜造り梅肉醤油 × PN ソノマ・コースト
「ソノマ・コーストのピノは料理に合わせやすく、ワインラバー向き」とアキコさん。黒系果実、深みのある香りでスパイシーなニュアンスも。ナチュラルな酸味と旨味が融合したワイン。2016年ヴィンテージには自社畑ユーキのぶどうを50%ブレンド。

焼物にはロシアン・リヴァー・ヴァレーのピノ

長野県天竜川 若鮎塩焼、当日のマイベストのマリアージュ
天然鮎の腸(はらわた)のほろ苦さや白身のほくほく感、双方の味わいに見事に太刀打ち。厳選された素材だったので生臭さも皆無で、ロシアン・リヴァー・ヴァレーのピノの底力を実感。塩の効果も◎

「万人に好まれるピノ。霧の出方がソノマ・コーストより少ないので、ぶどうは陽を受けて熟します」とアキコさん。フラワリーでフルーツ感豊か、心地良い酸味と優しい余韻。

強肴(しいざかな)にはグロリアとユーキ

鰻押し寿司 × グロリア・エステート(左)
力強さに焦点を合わせた一品、双方を合せることで甘味の要素がより広がる印象

合鴨ロースト× ユーキ・エステート(右)
旨味(醤油と出汁と醤油麹)がポイント、ロースト風味と醤油の一体感


2016 グロリア・エステート(左)
自社畑ワイン。初リリースの2012年から数えて5番目のヴィンテージ。「カリフォルニアのピノらしい力強さがあり、ラベンダーの花やミカンの皮に通じるオレンジ系の香りが特徴」とアキコさん。

2016 ユーキ・エステート (右)
「収穫時期はグロリアより2~3週間遅く、グロリアとの大きな違いは天然酵母。ぶどう畑は20度以上の急斜面で、冷涼な地域でもしっかり実を付ける23、2Aのスイスクローンを使っています。ユーキは昆布だしや旨味を感じるワインで、醤油を使う料理と良く合います」とアキコさん。2010年にソノマの条例で、斜面のきつい場所でのぶどう栽培は禁止(土砂崩れ等の災害を避ける意味で)されたのですが、フリーマンでは2010年以前に畑を購入したので、条例は適用外。


2015 アキコズ・キュヴェ ピノ・ノワール ソノマ・コースト

生産量300~400c/s。プロダクションチームが、その年できた200程の樽を全部味見して、そのなかから10~15樽を選んでブレンドしてキュヴェを生産。それをチーム全員でブラインドテイスティングして、一番人気のキュヴェを選択。2002年からリリースしているワインですが、毎年アキコさんのブレンドがトップになるので、アキコズ・キュヴェと命名。ちなみにトヌリエ(樽メーカー)は5社、樽の焼きはミディアム・ロングとのこと。ナツメグやシナモン等のスパイス、厚みと凝縮感があり、口中滑らかで余韻も長い。


こうもと手打ち蕎麦 飛騨牛花山椒佃煮
蕎麦割烹のお店だけに、手打ち蕎麦の食感とタレ絶妙、花山椒の存在も複雑味のあるアキコズ・キュヴェと良い相性でした。私には飛騨牛の佃煮の味が少し濃かったので、量的にも味わい的にももう少し控えめ目だと良かった印象。蕎麦好き、ピノ好きには試して欲しいマリアージュ。


アイスクリーム 焙じ茶のマカロン
焙じ茶と赤ワインのポリフェノールの相乗効果!



アキコさんを囲んでの記念ショット
飲むたびに"日本人の感性"が伝わってくるアキコさんのワイン。アキコさんの食に多大な影響を与えた祖父の存在にも敬意を表している私です。

[ダイヤ]ワインに関するお問い合わせ先はワイン・イン・スタイル株式会社
TEL:03-5413- 8831
URL:http://www.wineinstyle.co.jp/

蕎麦割烹こうもと

〒106-0047
東京都港区南麻布5-1-10
TEL:03 -3440-1166

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