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『みつ和』のフレンチ&ピーターレーマンのワインを世界最優秀ソムリエA・ラーション氏と共に [来日したワイン生産者&関係者]

ヴィレッジセラーズ主催で開催された『和のフランス料理とバロッサワインを楽しむ』では、主役のピーターレーマンのワインについて第12代世界最優秀ソムリエのアンドレアス・ラーション氏がナビゲーターを努めて解説。この日は秋の受勲で黄綬褒章を受章なさったソムリエ協会の熱田貴名誉顧問も元気なお顔を見せてくださったので、一層華のある会になりました。

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2007年ギリシャ・ロードス島で行われたソムリエコンクールで37歳の若さで優勝したラーション氏
今月13日には古巣トゥールダルジャンがあるニューオータニで黄綬褒章受章祝賀会が予定されている熱田氏

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錚々たるおふたりを迎えての川端総料理長
料理とワインのマリアージュについてかなり熱心に研究なさっていましたよ。

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川端総料理長は2003年ポール・ボキューズ日本代表
シェフからスタートして現在はソムリエのラーション氏、食の世界で25年とか

『みつ和』のオーナー清水昌子マダムはすでにリポートをアップしています。
マダムのブログで全体の流れをご覧いただけましたら幸いです。
http://forf.allabout.co.jp/gm/gc/372296/


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登場したワインは料理に合わせた白・赤各2本。左から供出順に
白ワイン
#1:エデンヴァレー リースリング2008
ラーション:好きな品種です。ドライなタイプから甘口までの多様性があり、さらに長い瓶熟が楽しめます。リースリングは樽を使わないので造り手の個性が反映されやすく、アルザスや豪州のエデンヴァレー等、涼しいエリアで育ちます。綺麗な透明感があり、黄色い果実、ミネラル、ハチミツなどに加え、複雑さも出ています。

#2:マーガレット バロッサ セミヨン2004
ラーション:フランスのセミヨンはブレンドしますが、バロッサではセミヨン100%で造ります。#2よりドライでアロマはソフトです。ミネラル感があり、瓶熟による切れ味が豊かで落ち着いた味わいを感じます。セミヨンはワイン好きのためのワイン。2004年ヴィンテージは瓶熟していますが果実のニュアンス(ライム、レモン)やローストしたナツツの香りが出ています。セミヨンも樽を使わないので、ロースト香は熟成に由来するもの。レモンコンフィ、ハチミツのニュアンスがあり、和食に合わせて楽しめます。リースリングとセミヨンは日本の伝統的な出し汁、オイスター&帆立に良く合います。

青木私感:チャーミングなリースリングでミネラル感が和食の塩気と良く合いますし、セミヨンの場合は酸味が食材の旨味の引き立て役

赤ワイン
#3:メントー2005
ラーション:好きなワインです!先ほどデキャンティングしていたワインでカベルネ・ソーヴィニヨン100%。エレガントなスタイルなので、フランスの左岸を連想させます。香りにはブラックカラント、なめし皮やシガーのニュアンスも。タンニンはありますが木目細かいので、熟成とともによりこなれてきます。フィネスがあり、控えめでありながら余韻が深いワインです。

#4:8 ソング シラーズ2004
ラーション:バロッサにとってシラーズは重要な品種。ピーターレーマンには同社を代表する2つのシラーズがあります。1つはストーンウェル、もう1つは8(エイト)ソングシラーズで、双方とも毎年バロッサの異なる畑の最高のぶどうを選びワイン造りをしています。バロッサにおけるシラーズの歴史は1840年代で、古樹が今も残っています。樹齢が150年くらいの古樹は凝縮したワインを造り出します。生産者はテロワールを反映させるべく頑張っています。良いぶどうを使って造られる8ソングは女性的で飲みやすいタイプのワインです。ジャマイカンペッパー、ダークチョコ ブラックベリーetcの要素を感じます。スパイシーで、柔らかいテクスチャーを備えたワインです。


2006年と2007年の2回にわたる豪州訪問でピーターレーマンの素晴らしさを体感してきました。
南オーストラリアのバロッサはフィロキセラ禍を受けていません。それゆえ樹齢100年を超える古樹があり、そこから産出されるワインには風格があります。テイスティングでは必ず古いヴィンテージから新しいヴィンテージの順に行います。2009年に来日した醸造家のアンドリュー・ウイガン氏が手間ひまかけて行った垂直試飲は圧巻でした。同ワイナリーのこだわりの一端がおわかりいただけるものと思います。
http://non-solo-vino.blog.so-net.ne.jp/2009-09-03

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一番出し汁で煮詰めた旬野菜とずわい蟹のテリーヌを#1のリースリングと合わせて

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オーストラリア産白アスパラガス 秋桜海老オランデーズソースを#2のセミヨンと合わせて

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ラーション氏にはもちろん恋人はいます。
でも・・・このリースリングのラベルに描かれた女性にマジ恋しているんですって!

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こちらは最優秀ソムリエの威厳を感じさせる#3のメントー2005のデキャンティングシーン
マダムのブログにあるように参加者一同の視線がここ一点に集中していました。

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右側が和牛ほほのカベルネ・ソーヴィニヨン(メントー2005年)煮込みプラム風味と#3のメントーと合わせて。ほほ肉を供出ワインで煮込んだのですから合わない訳がありません!贅沢な一皿です!

左側がオングレの炭火焼き、山椒の香りの8ソングズ・シラーズ2004年ソース。山椒が良き仲介役でした。ここでも供出ワインをソースに使っていたので相性は文句なし!

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満席の会場で、各テーブルをまわりサービスに努めるラーション氏
参加者の皆様から個別質問もたくさん受けていたようです。

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みつ和オリジナルスタイルの和食。魚沼産コシヒカリの生姜御飯、味噌汁、香の物
わらび餅きな粉のエスプーマ、ほうじ茶のアイスクリーム、胡麻のブランマンジェ

ヴィレッジセラーズのコーエン社長&中村専務、3時間半にも及ぶランチセミナーでは大変お世話になりました。ラーション氏のソムリエとしての才覚、気配りが素晴らしく、川端総料理長の料理もワインと良くマッチしていました。諸般の事情でアップが大幅に遅れてしまいましたこと、ご容赦願います

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ピーターレーマンのシラーズ(2006年2月6日撮影)

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コメント 1

fumiko

micheさん、リースリング、お薦めできますよ!

yukaさん、豪州ワインも使ってね!

Shin.Sionさん、チェック、ありがとうございました!

ほりけんさん、nice感謝です!

BOBさん、チェック、ありがとうございました!

gillmanさん、ドイツ移民の街バロッサのワインも楽しんでください!

vientre-dolorさん、いつもありがとうございます!

にょにょさん、ピーターレーマンはいかがですか。

グランマ・ぴよ様、チェック、ありがとうございました!

by fumiko (2011-02-05 20:43) 

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