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4月の講座はシャンパンとヴァン・ムスーの利きわけと『ユレ・フレール』にフォーカス [オープンカレッジ]

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第1フライトは#1~#4、第2フライトは#5~#8

オープンカレッジの春期講座“青木冨美子のオーダーメイドなシャンパン講座”開始です!
“オーダーメイド”という形容がついているのは、講座生からのリクエストには可能な限り応えていくようにしているからです。今月は、「たまにはシャンパン以外の泡ものを入れてみませんか」との要望があったので、即、実践することにしました。

第1フライト クレマン・ド・ロワールとクレマン・ド・ブルゴーニュを入れて
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第1フライトは左から順に
#1:フルーリー ブリュット(ブラン・ド・ノワール) 
生産者:フルーリー P&F
産地:シャンパーニュ地方
品種:ピノ・ノワール100%
ドザージュ:8.65g/ L
小売価格:5200円(虎の門ヴァン・シュル・ヴァン)
シャンパーニュ地方で一番最初にビオディナミを導入したフルーリーが造るブラン・ド・ノワール。気泡は極めて細やか、ピュアなミネラル感、黒ぶどう由来の重厚で複雑なアロマ、中盤以降口中に広がる旨味、パリで開催された国内有機栽培ワイン大会2009でゴールドメダル受賞

#2クレマン・ド・ロワール ブリュット・ロゼ
生産者:ラングロワ・シャトー
産地:ロワール地方
品種:カベルネ・フラン100%
ドザージュ:15g/L
小売価格:2500円(ラックコーポレーション)
シャンパンメゾンのボランジェ社の傘下のラングロワ・シャトー、ロワール産のスパークリングワイン、カベルネ・フラン100%のロゼ。フレッシュ&フルーティー、赤い果実のニュアンス、後味に軽いビター感、中華や赤系果実のデザートに合わせて

#3:クレマン・ド・ブルゴーニュ ブリュット・ロゼ
生産者:アミオ・ギイ・エ・フィス
産地:ブルゴーニュ地方
品種:ピノ・ノワール100% 
ドザージュ:11.24g/L
小売価格:3000円(ラックコーポレーション)
ブルゴーニュ産のスパークリングワイン。自社畑の若樹から造られるクレマン・ロゼで、同社では瓶詰→瓶内二次発酵以降は、クレマンの専門業者に委託。気泡繊細、ミネラル、酸味、甘味のバランス良好、「シャンパンは高いので」という方にお勧めしたい1本

#4ブリュット ロゼ・ド・セニエ
生産者:クリストフ・ミニョン
産地:シャンパーニュ地方
品種:ピノ・ムニエ100% 
ドザージュ:6g/L
小売価格:7500円(木下インターナショナル)
赤に近い深みのある色調、気泡はワインに溶け込み、口中での印象はソフト、南国の赤い花やベリー系果実のニュアンス、余韻に若干の渋み(タンニン)、気泡やタンニンの残り方が従来のロゼ・ド・セニエとは異なり、赤のスパークリングワイン的イメージ

参考:気泡とタンニンの関係
シャンパンのように瓶内2次発酵を行うものは、酵母の澱と長期間接触しているため、たんぱく質がワインに豊富に溶け出します。たんぱく質は界面活性作用(石鹸はこの作用を持つため、泡立ちます)を持つため、泡のもちが良くなります。一方、赤ワインはタンニンなどのポリフェノールを多く含むため、ワイン中のたんぱく質がタンニン分に結合し、そのため、ワイン中に界面活性作用を持つ“たんぱく質”が少なくなるので、泡もちは白ワインほど長くありません。


第2フライト メゾン『ユレ・フレール』の当主は新進気鋭の34歳
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モンターニュ・ド・ランスの東に位置するリュード村、この地で3代続くメゾン。当主は34歳のフランソワ・ユレで、2008年からメゾンを継承。祖父逝去後の相続で、名義が父親と2人の兄弟に分けられたため、畑のぶどうは書類上、他から購入するという形になってしまうので、家族経営ながら、ネゴシアン・マニピュラン(NM)。現在、一部にビオディナミを導入。リザーヴ・ワインはソレラシステム、大樽で保存、1982年から続く30ヴィンテージが含まれています。注目していきたいメゾン

#5:ユレ・フルール ブラン・ド・ブラン・リナタンデュ2005
品種:シャルドネ100%
ドザージュ:6g/L
小売価格:7600円(テラヴェール)
ブラン・ド・ブランはMLFを行わず、酸の特長を生かしたスタイル、柑橘系果実、余韻にはGFの内側の白皮似のビター感

#6:ユレ・フルール ブリュット・レゼルヴ ランピタシオンNV
品種:ピノ・ムニエ50% ピノ・ノワール35%、シャルドネ15%、リザーヴ・ワイン約30%使用
ドザージュ:9g/L
小売価格:6000円(テラヴェール)
メゾンの顔NV、ミネラル感、上品な酸、時間の経過で加わる香りの複雑さ、口中に広がる厚み。「リザーヴ・ワインはベースワインに欠けている要素を補い、シャンパンをバランス良く仕上げることができる」とフランソワ・ユレ当社

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現行4アイテム、好評ならロゼも日本上陸する予定とのこと

#7:ユル・フルール ブリュット・セレクション・ランスタンタネ2005
品種:ピノ・ノワール35% ピノ・ムニエ30% シャルドネ35%
ドザージュ:9g/L
小売価格:7600円(テラヴェール)
表土は粘土を多く含み、その下には白亜質土壌、土壌由来の硬質なミネラル感、焼きたてのパン、ブリオッシュ、凝縮感のある味わい

#8:ユレ・フルール キュヴェ・テール・ナタル1999
品種:ピノ・ノワール30% ピノ・ムニエ30% シャルドネ40%
ドザージュ:5g/L
小売価格:14000円(テラヴェール)
10年間の瓶内熟成のトップキュヴェ、細やかな気泡、口当たり滑らか、ナッツ、ヴァニラ、砂糖漬け果実、余韻の甘味と旨味、バランスの良いシャンパン

[リボン]2012年のシャンパーニュ出荷総計(出典:C.I.V.C.日本事務所)情報
シャンパーニュの輸入量は900万本を超え、2007年の最高記録に迫っています。スランス本国、米国、英国などが前比割れしているなか、日本と豪州だけがプラスで、日本は4位に浮上。その理由の1つが、ロイヤル・ウェディング効果。供出されたポル・ロジェとローラン・ペリエの日本への輸入量も増えているようです。
第1位:英国、第2位:米国、第3位:ドイツ、第4位:日本、第5位:ベルギー、第6位:イタリア、第7位:豪州、第8位:スイス、第9位:スペイン、第10位:スウェーデン
ちなみに中国は12位、香港は14位、ロシアは16位、ブラジルは20位、インドは30位でした。




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