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ローラン・ペリエのアレクサンドラ当主を迎え発売から50周年のキュヴェ・ロゼを堪能! [来日したワイン生産者&関係者(シャンパン)]

愛娘ルーシー嬢を伴って

輸入元サントリー・ワイン・インターナショナル(株)の招聘で来日したローラン・ペリエのアレクサンドラ・ペレイル・ドゥ・ノナンクール当主(右)とルーシー嬢
ポメリー、ヴーヴ・クリコ、ボランジェ等、昔からシャンパン業界では女性の活躍が目立ちますが、今世紀に目を向けて見ると、エレガント系の女性当主の筆頭は何と言ってもアレクサンドラ当主! 高級シャンパンのイメージにぴったりです。



一昨日、NHKのBSプレミアムで『ロイヤルウエディング ワインに秘められた物語』という番組が放映されていました。2011年に執り行われたウィリアム王子とキャサリン・ミドルトンさんのロイヤルウエディング話題で、挙式後に開催されたチャールズ皇太子主催の晩餐会に、ロイヤルワラントの ローラン・ペリエが振舞われたというお話でした。現地訪問を交えながらメゾンを丁寧に紹介していましたが、大橋健一MWがゲストとして同席していらしたこともあり、ワインやシャンパンについてはとてもわかりやすい説明になっていたと思います!

ロイヤルワラントのシャンパン

資料提供:英国政府観光庁
ローラン・ペリエはチャールズ皇太子が推奨する唯一のシャンパンメゾン。ヘンリー王子とメーガン・マークルさんのロイヤルウエディングでは、レセプションでポル・ロジェ(ブリュット・レゼルヴ)がサービスされましたが、ポル・ロジェはエリザベス女王推奨のメゾンです。




5月22日、アレクサンドラ当主を囲んでのディナーの席で、「ヘンリー王子の結婚式ではローラン・ペリエが供出されましたか?」と質問したところ、「私たちも王室からの連絡を待っているところなんです。身内の方々との夕食会では飲まれたようですが、今週(5月第4週)はチャールズ皇太子の70歳の誕生日の祝賀イベントがあるので、その折、ローラン・ペリエでお祝いするようです」とおっしゃっていました。

キュヴェ・ロゼ誕生から50年!
200歳を越える若いメゾン『ローラン・ペリエ』


独立系家族経営のメゾン『ローラン・ペリエ』の創業は1812年。1948年にベルナール・ドゥ・ノナンクールさんが跡を継ぎ、その段階で100位に甘んじていました。しかし、創造性に富んだアイデアでユニークなアイテムを次々とリリースし、わずか40年で、世界第4位に躍進。現在契約農家は約2000軒ありますが、信頼関係を保つことを何より大事にしていたドゥ・ノナンクールさんの足跡を見事に反映しています。

供出シャンパン
La Cuvée/ラ・キュべ

誕生までに16年かかったメゾンの顔。圧搾時に使う果汁は80%。一番搾りのうち、最初と最後に流れてくる約2hl前後の液は使わないで、中心となるキュベのみ使うので“La Cuvée”、だから「大文字よ」とアレクサンドラ当主。シャルドネの比率を5%アップし、熟成期間も1年延長したNV、より上質感が増しました。

ピュア、爽やか、エレガントなCuvée Rose/キュヴェ・ロゼ

1968年にデビューしたセニエ法のロゼ・シャンパン。シャルドネを重視しているメゾンがリリースしたピノ・ノワール100%の画期的なシャンパンです。南向きの畑のぶどうを使い、ロゼ専用の施設で仕込みます。除梗してタンクに入れ、マセラシオンは48時間から72時間、瓶熟5年間、マグナムはさらに1年延長しています。
守備範囲の広いロゼ、私のお気に入り。誕生してから今年で50年になりました!

Cuvée Alexandra2004/キュヴェ・アレクサンドラ2004

凛とした風情のあるロゼ・シャンパン



グラン・クリュ畑のピノ・ノワールとシャルドネが同時に熟したので、同時に収穫できた1982年。とても珍しい出来事でした。同メゾンではピノ・ノワールのマセラシオン(キュヴェ・ロゼでの経験)をさらに進化させ、そこに20%前後のシャルドネをブレンドすることにします。より長熟のシャンパンになると確信したからです。爽やかでしっかりとしたストラクチュアのロゼ・シャンパンはセラーのなかでデビューする日を待っていました。

香水業界で働いていたアレクサンドラさんが父親に「結婚したい」と伝えたのは1987年のことでした。それが契機となり、同年10月に執り行われた結婚式で、花嫁の父のスピーチに代わり、ベルナールさんの気持ちを雄弁に語っていたのが、花嫁の前に登場した『キュヴェ・アレクサンドラ・ロゼ』という名のシャンパンでした。
アレクサンドラさんは「父の気持ちが直接心に響いてきた」と語っていました。
そして・・・
「父が一緒に働こうよと語りかけているのがわかりました」とも言っていました。
素敵なシャンパン誕生の秘話とアレクサンドラさんがシャンパン業界に参画することになった経緯です。

このシャンパンの色調について「シャンパーニュ地方の冬の時期、夕暮れの空に広がる燃え立つような夕焼け」とアレクサンドラさん。夕焼け色、なるほど!

グラン・クリュ畑のピノ・ノワールとシャルドネが同時に熟さないと造れないキュヴェ・アレクサンドラ・ロゼの初ヴィンテージは1982年(1987年に市場デビュー)、その後は85年、88年、90年、97年、98年、そして現行ヴィンテージの2004年。今後の予定として2006まで決まっています。

Menuは


当日の料理は六本木フィリップ・ミルの藤田博和料理長が担当。すべてはシャンパーニュ地方にいるミルさんから送られてきたオリジナルメニューで、『レ・クレイエール』でも提供していない内容とのこと。「フィリップ・ミルは不在ですが、彼の気持ちはここにあります」と料理長。


グロゼイユでマリネした鮪のタルタル
ロゼ色の様々な大根パレット ピンクパッパ―のアクセント
「海の底を見ているみたい。ロゼは食事と色で合わせてということが大事ですね」と当主


Photo by Fumiko (2017年3月撮影)
パレットに描いた様々な彩り野菜のマリネ 大根のジュレ by Philippe Mille



ブルターニュ産オマール海老のロティ バスク唐辛子のポアン バーベーリー香るビスク
ロゼ色のシャンパンソースを纏ったカッペリーニ キャビアを添えて


香ばしく焼き上げた鴨胸肉と赤玉葱 ビーツを彩った小蕪
苺とリュバーブのコポーを添えて

デザート



ミルフィーユしたフィーユ チェリーの香り
レ・クレイエールのミルさんの元で働いていた石田さんなので、彼の美的センスがきちんと伝授されている感じ、お見事!


Photo by Fumiko (2017年3月撮影)
六本木テラスに舞い散る“桜” by Philippe Mille
ミルさんならではの繊細なデザートは本当にきれい!


カラーの着物で感謝の気持ちを!

Photo by Tadayuki YANAGI

素敵な親子は偉大なベルナール・ドゥ・ノナンクールさんのDNAを継いでいますね。
ちなみに前当主の身長は195㎝だったとか。
日本初来日のルーシーさんは本格的にワイン学習中。今回京都や大阪を訪問なさった由。「東京と日本酒にびっくり」と。近年、フランスでは日本酒への関心が高まっていて、どのように味わうか、どのようなマリアージュがあるのか等、皆さま、熱心だそうです。

私の“カラーの絵柄”の着物はローラン・ペリエのイメージフラワーの“白いカラー”に合わせて仕立てた一点。来日したアレクサンドラさんには絶対に見ていただきたかったので、喜んでいただき、光栄でした。[黒ハート]

ローラン・ペリエの華麗なロゼの世界!
幸せな時間を共有させていただき、アレクサンドラ当主&ルーシーさん、ありがとうございました!
サントリー・ワイン・インターナショナル(株)の新村聡執行役員、ギョーム・パイヤール日本担当・インターナショナルキーアカウントマネージャー、ローラン・ペリエのアンバサダーフィリップ・ソーゼットさん、阪本琢哉さん、ありがとうございました!
六本木フィリップ・ミルの皆さま、お世話になりました。 


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