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必見! 没後50年藤田嗣治展 レオナール・フジタの画業と生涯を通覧@東京都美術館  [インフォメーション]

東京都美術館で開催中の藤田嗣治展

東京都美術館 2018年7月31日~10月8日
京都国立近代美術館 2018年10月19日~12月16日

ハードカバーの公式図録

図録は2タイプあり、画像は展覧会場限定バージョン(表紙は『舞踏会の前』)

2016年12月に『生誕130年記念藤田嗣治展 東と西を結ぶ絵画』@府中市美術館に行きました。その時、初めて、『アッツ島玉砕』や乳白色の下地による裸婦、中南米旅行での絵画等を鑑賞しましたが、今回はスケールが違いました。約50ヶ所を超える国内所蔵先に加えて、フランス、スイス、ベルギー、アメリカ等、10ヶ所を超える海外の所蔵先から代表作を集めているので、見応え十分でした。
書籍では絶対に体験できない、本物ならではの凄さを感じる展覧会と言えます。
フジタ独自の技法ベビーパウダーを使った乳白色の色合いは、微妙な色の変化が素晴らしく、百聞は一見に如かずです。
そして、もう1つの魅力は“額縁”です。1つずつの作品の完成度をより鮮明にしていた額縁の存在感にも魅了されました。フジタ自身が手掛けた額も3点ありますよ。


フジタの薔薇

フジタと言うと、私はG.H.マムのロゼ・シャンパンのキャップシュールに描かれたバラを連想してしまうのですが、バラの絵は1922年制作の『バラ』だけ。花だけでなく、茎や枝も一緒に描いていました。

思わずにっこり 漫画家しりあがり寿さんとフジタのコラボ  
売店にはフジタグッズがたくさん並んでいましたが、しりあがり寿さんのイラストは可愛い過ぎ!


フジタが愛した“猫”たちの姿態が何とも言えずユニークで

8月中の金曜日は21時まで開室

通常は17時30分で閉室する美術館が、金曜日は20時まで時間を延長しています。
さらに8月中の金曜日(24日と31日)は21時までOKなので、これは絶対にお薦め!
私は17日に行ってきましたが、自分の好きなリズムで、時間を気にしないでゆっくりと鑑賞できました。


シャンパンメゾン『G.H.マム』とフジタ礼拝堂

photo by Fumiko, 2010年9月
シャンパーニュ地方ランスにあるノートルダム・ド・ラぺ礼拝堂(フジタ礼拝堂)


photo by Fumiko, 2010年9月





ノートルダム・ド・ラぺ礼拝堂はフジタが80歳の時に建設したチャペルです。1955年にフランス国籍を取得したフジタを生涯にわたり支援していたのが、芸術愛好家・収集家のルネ・ラルーでした。

マム社は、1827年、ドイツ出身のマム兄弟が興したメゾンですが、1876年に『コルドン・ルージュ・ブリュット』を発売して大ヒット。ところが、第1次世界大戦中に敵国資産としてフランスに没収された同社は 競売にかけられ、フランスのデュボネ社に落札されます。ここに新社長として赴任してきたのがデュボネ社の娘婿ルネ・ラルーでした。
ラルーは1939年から34年間にわたり、マム社の経営に尽力し、1945年に100万本だったシャンパンの販売量を1972年には600万本まで伸ばした辣腕家です。特にアメリカでの販売に成功しています。ちなみにコルドン・ルージュ・ブリュットは名画『カサブランカ』に登場するシャンパンとしても知られています。

売店にはG.H.マム『グラン コルドン』等が並んでいますので、泡好きさんは要チェック!


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