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春講座最終回はル・メニルのきら星メゾン『ピエール・ぺテルス』にフォーカス! [NHK文化センター青山 シャンパン講座]

春講座(4月から9月)の〆で取り上げたのはピエール・ぺテルス!!
シャルドネの聖地コート・デ・ブランの中心部に位置するル・メニル・シュル・オジェ村にあり、6世代にわたってペテルス家によって引き継がれているメゾンです。

ロドルフ・ペテルスさんが当主になったのは2007年。エノロジスト・ワインメーカーとして活躍しているペテルスさんは国内だけでなく、海外からも高い評価を受けています。
2012年の来日時、初めてお目にかかりました。その直後、シャンパン講座@昭和女子大カレッジでフォーカス。昨年の11月に来日なさった時は時間が合わず、セミナーに参加できませんでしたが、この数年間で、“気になる”新顔が登場していました。

7月のnakato泡試飲会で一飲惚れした『ウブリエ ブラン・ド・ブラン』


キュヴェ レゼルヴ ウブリエ ブラン・ド・ブラン』がそれです。
シャルドネ100%、ドザージュ4.5g/L、畑はル・メニル・シュル・オジェ、オジェ、アヴィズ、クラマン等、グラン・クリュの56区画。世界のトップレストラン向けに生産した特別なキュヴェで、1988年からソレラ方式(1988年から毎年新しいワインが継ぎ足されていますので、20年以上にわたるワインが入っています)で保存しているリザーヴワイン100%のシャンパン。保存はステンレスタンク、セメントタンク、オークの大樽(フードル)の3容器で行っています。7月のnakato泡試飲会で体験し強く惹かれました!


天使の羽根をイメージさせる可愛いミュズレ!

講座では2アイテムずつ利き比べ

発酵・熟成の容器の違い(樽、ステンレス)、糖分添加の違い(ドザージュ有無・)、MLFの有・無、リザーヴワインの保存容器等を探究


第1フライトは樽発酵・樽熟成のアルフレッド・グラシアン

メゾンの特徴
62%がGC&PC畑、樽発酵・樽熟成、非MLF(ノン・マロ)、ヴァン・ド・レゼルヴの比率は少な目、保管はステンレスタンク、1997年からソレラ方式を導入

#1:アルフレッド・グラシアン ブリュット
生産者:アルフレッド・グラシアン(NM)
ぶどう品種:シャルドネ46%、ムニエ30%、PN24%(約30村のぶどうをブレンド)
ドザージュ:10~11g/L / ヴァン・ド・レゼルヴ 約15%
価格:7,500円
#2:アルフレッド・グラシアン ブリュット・ナチュール
生産者:アルフレッド・グラシアン(NM)
ぶどう品種:シャルドネ46 % ムニエ30% PN24%(約30村のぶどうをブレンド)
ドザージュ:0g/L / ヴァン・ド・レゼルヴ 約15%
価格:7,700円


左が第1フライト           右が第2フライト


第2フライトはピエール・ペテルス

メゾンの特徴
1930年、現当主の祖父ピエール・ペテルスが、ル・メニルの卓越したクリュ『レ・シェティヨン』畑を購入。全部で2.5haで3区画。自社畑は18haで、9割がGCでル・メニル・シュル・オジェ、オジェ、アヴィーズ、クラマンに位置しています。MLFは60~80%、年によって異なります。

マサル・セレクション(畑から優秀な株を複数選び、穂木を取って苗を作り、もとの畑に戻す方法)を導入。これを行うには、クローン苗を使っていない畑を選ばなければなりません。超50年の樹齢のぶどう樹であれば、様様な株が混在しているので、樹にウイルスがいないことを確認して苗を作ることができます。ペテルスでは65%がマサル・セレクション。レ・シェテイヨンの区画は100%、樹齢は47年~70年。マサル・セレクションを行っているのはシャンパーニュ地方全体の10%以下。


#3:キュヴェ エキストラ・ブリュット ブラン・ド・ブランGC
生産者:ピエール・ペテルス(RM)
ぶどう品種:CH100%
ドザージュ:2g/L
価格: 7,500円
#4:キュヴェ レセルヴ ウブリエ ブラン・ド・ブランGC
生産者:ピエール・ペテルス(RM)
ぶどう品種:CH100%
ドザージュ:4.5g/L
価格: 12,000円

第3フライトは2010年ヴィンテージ比較



#5:キュヴェ ミレジメ レスプリ ブラン・ド・ブランGC 2010
生産者:ピエール・ペテルス(RM)
ぶどう品種:CH100%(グラン・クリュのなかの最優良畑のぶどうのみ使用)
ドザージュ:3.5~5.0g/L
価格: 11,000円
#6:キュヴェ スペシャル レ・シェティヨン ブリュット ブラン・ド・ブランGC 2010
生産者:ピエール・ペテルス(RM)
ぶどう品種:CH100%
ドザージュ:3g/L
価格:18,000円
レ・シェティヨンは表土がほとんどなく、すぐに石灰質土壌が広がっています。西から冷たい雨や風が吹き込んできても、3区画は南東向きなので地形的に守られている由。代々引き継がれてきた知識とマサル・セレクションによって増やした45種以上のシャルドネがあり、それらが複雑味のあるシャンパンを生み出しています。


供出した6アイテム
最右のレ・シェティヨンのコルクの締まり具合、とても良い感じでした。
開けた瞬間、甘いクリームの香りが広がって、うっとり


ここで面白い情報を
Pont des Arts(ポン・デ・ザール)とペテルスのコラボレーション


(C) Pont des Arts
ティボー・ポンテリエ、ロドルフ・ペテルス当主、アルチュール・ド・ビルパン

ウブリエを試飲していて、はたと気付いたことがあります。
2年前、ピーロート・ジャパンの招聘で、ポン・デ・ザールの共同代表であるティボー・ポンタリエさんが来日しました。ポン・デ・ザールとは、食とアートの融合をコンセプトにした組織で、シャトー・マルゴーの総支配人だったポール・ポンタリエさんの息子ティボー・ポンタリエさんと元フランス首相ドミニク・ド・ビルパンの息子アルチュール・ド・ビルパンさんが興した会社です。

初対面で私はティボーさんに「シャンパンの伝道師です」と自己紹介しました。
その時、「まだ内密ですが」という前置きで、「近々シャンパンをリリースする予定です。何年にもわたるヴィンテージから成るものです」という話を聞かせてくれました。「どこのメゾンですか?」と質問したところ、「コート・デ・ブランにあるピエール・ペテルスです」との答えが返ってきました。

ティボーさんが見せてくれた“タコ”のラベル

(C) Pont des Arts

ティボーさんが「ラベルの画像があるので、お見せしましょう」と言って携帯にあった絵柄を見せてくれました。シャンパンのエレガントなイメージとはちょっと異なり、少し違和感のある印象でした。ポン・デ・ザールでは、すべてのワインをアーティストに依頼しています。この作者はスペイン・マヨルカ島出身のミケロ・バルセロさんで、直近ではシャトー・ムートン・ロートシルト2012のラベルを描いています。

講座終了後、google検索をしていて、引っかかったのがこのサイトです。

サイト内には、タコは8つの手足を持つので、シャンパーニュで認可されているぶどう品種(シャルドネ、ピノ・グリ、ピノ・ブラン、アルバンヌ、プティ・メリエ、ピノ・ノワール、ムニエ、ピノ・ノワール・プレコス)を隠喩(あるものを別のものに例える語法)したものと・・・でも、でも、ピノ・ノワール・プレコス(Pinot Noir Précoce)はシノニムなので、シャンパーニュで認められている品種ではありません。現在の既定品種は「7」つだけ、ゆえに、ここだけ残念! タコでなかった方が良かったかも。

ウブリエはポン・デ・ザールでは『Réserve Privée Blanc de Blancs』名でリリースされているようです。
This Réserve Perpétuelle Blancs de Blancs consists exclusively of Chardonnay from Grand Cru villages of Champagne. A seamless cuvée of more than 20 vintages
との記述があるので間違いないと思います。

フルーティでフローラル、香りは柑橘系果実、ストーンフルーツ、ヘーゼルナッツ、アカシア、サフラン、味覚はグレープフルーツやスモモ、ミックススパイス、燻したアーモンド、 クリーミーでしなやか、ミネラル感があり、バランスが良く、複雑さと優雅さを感じます。
ピエール・ペテルスのシャンパンの酒質は本当に素晴らしいです!!

アルフレッド・グラシアン&ピエール・ペテルスに関するお問い合わせは
(株)nakato ワイン事業部 ℡:03-3405-4222
ワインリストは>>>http://nakato.jp/wine

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J・ハリディが高評価した豪州MIKE PRESS WINESの醸造家と新オーナー来日! [来日したワイン生産者&関係者]

私はこのワイナリーに5つ星の評価を与えた。自社畑で生産したワインを、この価格帯で提供できる生産者はほかにいない。   ジェームズ・ハリディ

新オーナーはボブ・ハリス & 松岡ハリス佑子さん

初来日したマイク & ジュディ・プレス夫妻(右側のおふたり)と新オーナーのボブ・ハリス & 松岡ハリス佑子さん

良質なワインは良質な畑から生まれる、また良質な畑は世話をすることでより良くなる
マイクさんは、ペンフォールズでグランジを生み出したマックス・シューベルトのもとで醸造経験を積み、その後、セペルトに移動。ミルダラ・ブラスでは醸造責任者として活躍。
1998年、品質の良いぶどうを栽培して販売するためにマイク・プレス・ワインズを設立し、栽培に専念。ぶどうは当初、大手のワインメーカーに販売していましたが、リーマンショックでぶどうが売れなくなると、自らワインを造り、自らのラベルでの販売を開始。“良質なワインは良質な畑から生まれる、また良質な畑は世話をすることでより良くなる”との信念から、マイクさんは畑仕事から瓶詰めまで、醸造のあらゆる段階に関わっていました。

マイク・プレス・ワインズはアデレード・ヒルズに位置し、ケントン・ヴァレー・ヴィンヤードは約34㌶で、海抜500㍍、冷涼な気候。2/3が北斜面、1/3が南斜面。栽培面積は22.7㌶、品種はSB(2.03㌶)、CH(3.25㌶)、PN(4.06㌶)、ME(3.25㌶)、シラーズ(6.09㌶)、CS(4.06㌶)、今までの経験から経済面と安全性を考えて6品種をセレクトしたとのこと。生産量は2万ケース。

ワイナリー創業から20年が経過し、そろそろリタイアを考えようと思っていた時に、新オーナーとの出会いがあり、新たな人生を選択したマイクさん。マイク・プレス・ワインズで引き続き、醸造を担当しています。




私が試写会で観たのは唯一『ハリー・ポッターと秘密の部屋』だけですが・・・
松岡佑子さんは『ハリー・ポッター』シリーズの翻訳者としても良く知られています。


豪州の大御所が認めたワインはすべて1,800円

(右から左の順に)
#1:2017 Sauvignon Blanc   
北斜面で栽培しているSB、日当たりが良いので早く収穫できるとのこと。 フルーツ味を抑えたスタイル、ハーブや柑橘果実、香りは強すぎず、全体に控えめ、中盤から酸味の広がり
#2:2017 Chardonnay
フローラルさを生かしたスタイル、コストがかかるので樽は使用せずステンレスのみ。淡イエローカラー、メロンやリンゴ、ミネラル、生き生きした酸味、口当たりの良いワイン
#3:2017 Pinot Noir Rose
#4:2016 Pinot Noir
「ピノは好きな品種であり、クローン(777)を変えてから、品質がとても良くなりました。育てるのが難しい品種で、樹勢が強いので、しっかりと手を入れていかないといけない」とマイクさん。果実味、アーシーさ、スパイス、細やかなタンニン、1,000円台のピノとしてお薦め
#5:2016 Shiraz
樹齢90年のぶどう樹をカッティングして接木したシラーズ。「熟成にアメリカンオーク(古樽)は必要(フレンチオーク併用)。シラーは力強いのでオーク由来のヴァニラが合う。過熟させないことが大事」とマイクさん。1,800円で購入できる魅力的なシラーズ!
#6:2016 Merlot
樹齢20年、ワイナリー創業時、植樹したメルローは柔らかさのある味わい。J・ハリディは「マイク・プレスが栽培する4つの赤品種では、メルローが最もアデレード・ヒルズの気候に合っている」とコメント。ブラックベリーやストロベリー、スパイス、アメリカンオークとフレンチオークを併用
#7:2016 Cabernet Sauvignon
色調はガーネット、フレンチオークで16ヶ月熟成、カシス、ブラックオリーブ、タンニン滑らか、味わいしっかり
 

マイク・プレス・ワインズ × Weberグリルアカデミー × グラズマターズのコラボ


世界 No.1シェアのBBQグリルメーカー Weber(ウェ-バー)社が日本に進出してBBQに関する正しい知識と「焼くだけ」ではないBBQグリルの可能性を広く普及するために開設したのがグリルアカデミー。下準備からグリルのコツまで専属シェフに学びながら、食材を自分たちで料理し、ワインとともに楽しむ体験型ワークショップです。

ローカルフードを反映させるというコンセプトがあるので、当日はマイク・プレス・ワインズが本国に帰った時に、応用できるような料理が提案されました。我々も料理に挑戦しながらマリアージュを楽しみました。



ホイップしたゴートチーズと杉板スモークサーモンのミニオープンサンドウィッチ
「すべてのワインを試飲して料理を考えましたが、SBの酸がとても印象に残りました。そこで、酸を生かしながら、相性の良いシェーブルと梨を組み合わせ、(レバーグリルを使い杉板の香りを生かした)スモークサーモンにディルを添えています」と高瀬健マネージャー


脂で3時間程下ごしらえした鴨



松岡さんも鴨料理にトライ、Weber社が誇る蓋付のBBQグリル


蓋付だから美味しい
アメリカで本格的なBBQ文化が取り入れられたのは1952年のこと。
Weber社の先代の社長がBBQグリルを作るに至った経緯は・・・
海で使う金属製のブイを作る工場で働いていた時、12名の子供がいたので、妻の仕事を軽減させる意味で、(日本で普及しているような形の)BBQグリルを使い子供たちに食べさせていました。ところが子供たちからの味の評価は最低。ある日、海を見ていて、ブイを真っ二つに切り、蓋を使った器具のアイデアがひらめき、実現させることに。それがWeber社のグリルで、ブロック肉や大きな魚が焼けるのが特徴です。


新アイテムのロゼ


鴨のコンフィー、白菜と大根のオレンジ煮
3~4年前にプロヴァンスに行き、ロゼの印象が良かったので、ジュディさんから「ロゼも造って」とリクエストされて新規に加えたアイテム
「オーストラリアではグルナッシュを使うことが多いのですが、ピノ・ノワールはシャンパーニュの主要品種であり、色もきれいで、フレーバーも良く、自己主張しない点から選びました」とマイクさん


高瀬マネージャーがマグロの味付けを指導


山椒とハーブ風味のマグロのたたき、柑橘風味のオリエンタルソースかけ
シラーズのミント、ユーカリ、スパイス等のニュアンスがマグロの味わいと合って◎



Weberスタイル豚のチャーシュー、ポレンタケーキ添え × メルロー


この日のマイベストはシラーズ!

ヴィレッジ・セラーズが長年かかって開発したグラズマターズ

収納・保管、軽量で持ち運びにとても便利
好きな形に連結して使えますし、洗浄機にもそのまま入ります!


グラズマターズは現在、特許出願中。
ヴィレッジ・セラーズのリチャード・コーエン社長の会心の作です!


■製品についてのお問い合わせはヴィレッジ・セラーズ株式会社
℡0766-72-8680
http://www.village-cellars.co.jp
■Weberグリルアカデミー
https://www.weberpark.com/
■MIKE PRESS WINES
http://www.mikepresswines.com.au

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世界初のお披露目!! 宝石を纏ったパイパー・エドシックの『Rare Le Secret High Jewelry (レア ル・スクレ ハイジュエリー)』 [シャンパン]

Rare Le Secret のお披露目@三菱一号館美術館 Café1894

(左から)
日本リカーのパイパー・エドシック担当中山文子さん、竹内誠日本リカー代表取締役社長、メレリオ社14代当主夫人ロール=イザベル・メレリオ アートディレクター、レア・シャンパーニュマーケテイング担当モード・ラバンさん、レジス・カミュ シェフ・ド・カーブ、EPIアジアディレクターのクリスチャン・ピアさん、日本リカーの小崎静夫営業本部長

今秋発売予定の限定2アイテム


日本リカーは今年で創業55周年、おめでとうございます!
今月18日、1785年創業のシャンパンメゾンパイパー・エドシックと1613年創業のジュエリーブランド メレリオとのコラボレーションで誕生した超豪華なアイテムを披露しました。

中央のシャンパンは限定1本の『レア ル・スクレ ハイジュエリー』
両脇に位置しているシャンパンは200本限定の『レア ル・スクレ ゴールドスミス』

ルビーとダイヤを纏(まと)った唯一無二のシャンパン


世界でオンリーワンのコレクション!
中央に1.38カラットのルビーを配し、周囲のリボンはゴールドとプラチナ製で、そこに総量約4.34カラットのダイヤモンドが施されています。ミュズレは24金プレート、ボトルのフロントにはRareのロゴが24金で描かれています。
ボトルから外すと・・・豪華なアクセサリーに!
出荷開始日は12月上旬予定、首都圏/ 限定百貨店、希望小売価格3,000万円(税別) 

200本限定レア ル・スクレ ゴールドスミス


レア ル・スクレ ゴールドスミスは世界限定1,000本のアイテム。
マグナムボトルで、24金のプレートには金細工職人としても高い技術を持つメレリオのブランドロゴとナンバリングが刻印されています。日本には200本限定で販売されます。発売は11月中旬、百貨店・ワインショップで販売、希望小売価格18万円(税別)

レジス・カミュ シェフ・ド・カーヴが語ったレア ル・スクレ秘話


ベールを脱いだシャンパンはレジス・カミュさんが非公式にストックしていた秘密のキュヴェ!
1997年に収穫したワインを1,000本だけマグナムサイズで貯蔵。地下20mのカーヴで20年以上寝かせていたもので、ブレンド比率はシャルドネ70%、ピノ・ノワール30%、ドザージュ・ゼロ、ベースワインは1997年ですが非公式(ヴィンテージ登録していない)なのでノン・ヴィンテージになります。

ル・スクレの味わいは
実際にテイスティングすることなくコメントするのは生涯で初めて、と言いながら・・・
カミュ:色調はオールドゴールド、輝きがあり、アロマは豊かで複雑。リコリスやオリエンタルな香り、アプリコットやいちじく。第一香は熟成感のある香りで、第二香には若々しさとフルーラルさ、レアの持つ純粋さとミネラル感、トロピカルフルーツ、レモン似の溌剌とした味わい、さざ波のように広がるさわやかさ、フレッシュでミネラル感に富んでいます。

私的コメント:いつの日か、『レア ル・スクレ』を味わうチャンスがきますように!!

マリー・アントワネットに繋がるメレリオとパイパー・エドシック


メレリオ社の社歴を見ると、1780年にマリー・アントワネットがヴェルサイユ宮殿にジュエリーを売りに来ていたジャン=パティスト・メレリオからカメオとガーネットのブレスレットを購入したとの記述があります。

パイパー・エドシックは1785年にマリー・アントワネットにプレステージュ・シャンパンを献上しており、1885年にはその100周年を記念して『ラ・キュヴェ・デュ・サントネール』を発表しています。

カミュさんがマダム・メレリオと出会ったのは1年半前のこと。
マリ-・アントワネットをキーワードにした繋がりによって、ル・スクレが誕生しました!

余談ですが、当日MCを務めた小崎営業本部長によると、パイパー・エドシックが創業した1780年代は、日本では徳川10代将軍家治の時代。メレリオに至っては徳川初代将軍家康まで遡ります。両社の歴史がいかに古いか、よくわかります。


メレリオ製ガーネットのジュエリー


懇親パーティーで

ウェルカムシャンパンはレア・シャンパーニュ2002

カミュ:2002年の特徴は豊かさ! 
複雑さと若々しさを備えたアロマ、レアのスタイルの特徴であるフィネス、ピュアさ、デリケートさ、トロピカルフルーツやミネラル感もふんだんにあり、シルクのようなテクスチュア。10年、20年後にも熟成が楽しめます。 


カミュさんと乾杯!


Café1894のフィンガーフード




レア・シャンパーニュとレア・ロゼ


素晴らしい年にのみ造られるレア・シャンパーニュ
初ヴィンテージは1976年、1979年は収穫が10月6日、ちなみに今年は8月21日。1985年は霜害があり、類まれな寒い年。1988年は秀逸年、1990年は5番目のヴィンテージ、98年はマグナムのみを生産、味わいはまだ若いジェントルマン、1999年に続き、最新ヴィンテージは2002年。レア・ロゼは2007年に初めてリリースされたので、レア・ロゼを入れると過去9ヴィンテージのみの生産になります。

カミュさんとのマグナム談義
青木:1997ヴィンテージは最初からマグナムで保存しようと思っていたのですか
カミュ:レアという特別のシャンパンは、いつか日の目を見る時がくるだろうということで少しだけ造って隠し持っていた。ブレンドに関して自信があったので、初めてレアをマグナムに入れて造ったが、ごくわずかのトライアルだった。1998年にはマグナムだけでレアを造り、それは正式にリリースした。

青木:大容量ボトルでの熟成で、カミュさんがベストだと思うサイズは?
カミュ:シャンパーニュだったらマグナムだよ。
カミュ:ふたりだけの時に開けて一番最適なのはマグナムサイズ。特に、ひとりが下戸ならもっと良いね。
青木:それって、チャーチルの言葉では?
カミュ:ハハ、結構、みんなが使うよ。マグナムは荘厳な感じがするし、シンプルな装丁でもボトルがきれいに見えるし、ね。
A magnum is the perfect size for two gentlemen over lunch, especially if one isn't drinking.


■ル・スクレに関するお問い合わせは
日本リカー株式会社 事業部 広報担当 佐々木万理様まで ℡:03-5643-9772
 
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第2弾 ワインで巡る世界ツアー“カリフォルニア・ナパの魅力”全開リポート! [NHK文化センター青山教室]

9月12日、エクスペリエンス・ナパ・ヴァレー(ENV)の同行取材を反映させたナパ講座@NHKカルチャーを開催しました。世界を驚愕させたパリ・テイスティング、地球環境への取り組み、ワインと料理のペアリング等、たっぷりの内容で進めさせていただきました。

数字でみるナパヴァレー


・ナパヴァレーはロスまで579km、サンフランシスコまで77km、太平洋まで58km
・広さは仏ボルドーの8分の1
・細長い盆地形で、南北に約50km、東西に約8km
・世界の全ワイン生産量の0.4%、カリフォルニアワイン全生産量の4%
・ナパヴァレーAVA(アメリカ政府公認葡萄栽培地域)が認定されたのは1981年
・ナパヴァレーには33の土壌体系が存在し、土壌の種類は超100種
・ナパヴァレー・ヴィントナーズ(NVV)に加盟しているワイナリーの78%が年間10,000ケース以下の少量生産者
・ナパヴァレーの95%は家族経営
・1968年に成立したナパヴァレー農業用地保護法は、農場用地として用途を定めて土地を確保するという米国初の保護法
・700万ケース以上のワインはナパ・グリーン認定ワイナリーで生産
・NVVの2020年の目標:すべての対象ワイナリーがナパ・グリーンを取得すること!


供出したのは泡もの、白ワイン2、赤ワイン3の6アイテム

立体地図も使って

ナパヴァレー・ヴィントナーズ(NVV)作成のAVA(アメリカ政府公認栽培地域)地図
特別貸出の立体地図で山のエリアやヴァレーフロアも一目瞭然

ご参加くださった皆さまと

画像協力:Toshiaki HAKODA
NVVへの報告のための記念画像
ご一緒してくださった皆さま(全員揃わなかったのがちょっと残念)、ありがとうございます!

歴史あるスパークリングワインの生産者シュラムスバーグ

#1シュラムスバーグ ブラン・ド・ノワール ノース・コースト
19世紀半ばにヤコブ・シュラム氏によって設立したワイナリー。ブラン・ド・ノワールがリリースされたのは1967年で、アメリカ初のブラン・ド・ノ・ワールということで話題になりました。瓶内2次発酵による製法で、主たるぶどうはカーネロス(ナパ・ヴァレー)とアンダーソン・ヴァレー(ソノマ)のピノ・ノワール90%で、そこにフレッシュさを出すために10%のシャルドネをブレンドしています。フルーティーで軽快な味わい、グアヴァやアプリコットのような果実感、口中に心地良い酸が長く残ります。
輸入元:ワイン・イン・スタイル 参考小売価格5,300円(税別)


photo by Shizuka WAKASHITA
定員プラスの盛会、ありがとうございました!

白ワインはSBとCH比較
(左から)
#2:ホーニッグ ソーヴィニヨン・ブラン ナパ・ヴァレー2017
#3:ケークブレッド シャルドネ ナパ・ヴァレー2016



Honig ホーニッグはドイツ語で"蜂"の意味。表ラベルの中央に蜂が描かれています。1964年にラザフォードにあった牧場を購入してぶどう栽培を開始します。当初はぶどうをワイナリーに売るだけでしたが、1980年にワイン生産を開始。翌年ワインコンクールでソーヴィヨン・ブランが金メダルを受賞したことから、本格的なワイン造りに着手。カベルネ全盛のナパにありながら、ソーヴィニヨン・ブランの受賞経験が多いワイナリーです。自社畑はすべて環境保全型農法を採用。毎年何千ドルもの電気代が節約できる大規模太陽光発電や巣箱の設置など、環境保全の取り組みでは、リーダー的存在。現在NVV理事会の会長職を務めています。ホーニッグでは養蜂も行っており、蜂の巣箱には6万匹が生息、ワイナリーでは高品質な蜂蜜も生産しています、美味!


photo by Toshiaki HAKODA
裏ラベルにはオーナー宅から眺めたラザフォードのぶどう畑が描かれています。
透明ボトルならではの効果、これって江戸の粋に通じるものがありますね。
輸入元:(株)中川ワイン 参考小売価格:3,500円(税別)

3月に来日したブルース・ケークブレッドCEO

photo by Fumiko AOKI
来日時のセミナーでは、2016年と2017年のバレルサンプルを使って、畑や醸造の違いがワインの味わいにどのような変化をもたらすかを検証しました。2016年ヴィンテージのシャルドネが出てきて、機械摘みと手摘みの比較試飲をしました。
それから・・・3ヶ月後、ナパでブルースさんと再会できました!

ケークブレット・セラーズの創業は1973年、ラザフォードが拠点で現在ナパヴァレーとアンダーソン・ヴァレーを併せて約445㌶の自社畑を所有、うち、約224㌶にぶどうを植樹しています。ファミリー経営が95%を占めるナパらしく、、栽培から販売まで創業者のジャック夫妻と二組の息子夫妻が取り組み、緻密な作業を重ね、ワールドクラスのワイン造りで高評価を得ています。

シャルドネ2016はナパヴァレー91%、オークノール9%の畑のシャルドネをブレンド。醸造はすべて手摘み。全房で圧搾、フリーラン・ジュースをフレンチオークで発酵。アルコール発酵後、22%MLF、シュル・リーで8ヶ月熟成、フレンチオーク100%(新樽34%)で定期的に撹拌。イエローカラー、第1香に樽由来の風味、リンゴや白桃、アカシア、口中クリーミー、酸もソフトで、全体にまるみのある印象、熟成による変化が楽しみな魅力的なワイン。バターソースを使った料理に最適。
輸入元:ジェロボーム 参考小売価格:7,800円(税別)



熟成による変化が出ているジンファンデル、深みのある色調のメルロ、パープルカラーのCS


photo by Toshiaki HAKODA
(左から)
#4ガーギッチ・ヒルズ・エステート ジンファンデルエステート・グロウン ナパ・ヴァレー2012
アメリカを代表するジンファンデル、私の好きな品種です。なかでもガーギッチのそれはエレガントなので気に入っています。ラベルの左下にはワイナリーの創設者マイク・ガーギッチさんの故郷クロアチアの国旗が刷り込まれています。ENV2018のプロローグにも書きましたが、ガーギッチさんはワイン界に大旋風を巻き起こした1976年のパリ・テイスティングで、白ワインのトップに選ばれた『シャトー・モンテレーナ・シャルドネ1973』を手掛けたワインメーカーです!

ナパ訪問初日、ガーギッチさんの愛娘バイオレットさんとお目にかかりました。その時に「クロアチア出身の父がナパに来て、初めての朝、目の前にあるぶどう樹(ジンファンデル)が、クロアチアのプラーヴァッツ・マリに似ていたので、父はこのぶどうがクロアチアの樹に違いないと思いました。その後、長い年月をかけて、UCデイビス校がDNA鑑定を行い、ジンファンデルのルーツがクロアチアであることが判明しました。ジンファンデルは私たち家族の思いが詰まったぶどう品種です」と語っていました。

ガーギッチのジンファンデルは軽やかでエレガント、酸もきれいで果実味があり、どのような料理にも合わせられるのが特徴なので、赤ワインが苦手と言う方にも勧められるワイン、というのがバイオレットさんのメッセージ! 今講座でファンが増えると本当に嬉しいです。

ちなみにUCデイビス校とザグレブ大学の調査団が、クロアチアのプラーヴァッツ・マリのDNA鑑定をした結果、プラーヴァッツ・マリはジンファンデルとクロアチアのドブリチェッチの子供であることがわかりました、親子の関係です。その後、2001年12月に、ジンファンデルと同じDNAを持つツュリエナック・カシュテランスキ種が発見され、ジンファンデルのルーツがクロアチアであることが証明されています。

ジンファンデル2012のぶどう品種はジンファンデル98%、プティ・シラー2%、フレンチ大樽15ヶ月熟成。ベリー系果実、白胡椒、ソフトな酸味。味わった後、果実の厚みと喉の奥が温かくなるほどのアルコール(15.5%)を感じますが、果実味、酸味とのバランスが良いので、おいしい着地となって完結するワインです。
輸入元:ワイン・イン・スタイル 参考小売価格:6,900円(税別)


#5:ダックホーン メルロ ナパ・ヴァレー2014
1976年にダン・ダックホーン&マーガレット・ダックホーンが設立したダックホーン・ヴィンヤーズ、四半世紀にわたり、ボルドー品種のワイン生産者としての地位を築いてきました。なかでもメルロに関してはカリフォルニアワインの第一人者として君臨。トップヴィンヤードのスリー・パームス・ヴィンヤーズ2014は昨年WS誌の年間TOP100ワインの第一位に選ばれています。ワインメーカーは2003年に入社して以来、醸造チームの元で修業を積んできたレネー・アリ女史で2014年から就任。

メルロ2014はメルロ88%、カベルネ・ソーヴィニヨン7%、プティ・ヴェルド3%、カベルネ・フラン2%のブレンド。フレンチオーク(新樽率40%、一年使用樽60%)で16ヶ月熟成。2014年はグッド・ヴィンテージ、深みのあるガーネット、黒系果実のプラムやダークチェリー、なめし皮、黒胡椒、モカ、ダークチョコレート、やさしい酸味とシームレスな口あたり、フェミニンな印象。
輸入元:(株)中川ワイン 希望小売価格:7,900円(税別)


#6:コリソン カベルネ・ソーヴィニヨン2014
コリソンはカリフォルニアを代表する女性醸造家キャシー・コリソン女史が1987年にセントヘレナに立ち上げたワイナリー。コリソン女史は2011年、サンフランシスコ・クロニクル紙のワインメーカー・オブ・ザ・イヤーに選出されています。トップレンジはコリソンの最上級畑クロノス・ヴィンヤードから造られる『ナパ クロノス ヴィンヤード カベルネ・ソーヴィニヨン』

コリソン2014は土壌に由来する果実味が豊か、活き活きしたしなやかさがあります。ぶどうはラザフォードからセント・ヘレナまでの3つの畑のブレンド、なかでも自社畑のサンバスケットはナパの伝説的ワインメーカーであるアンドレ・チェリチェフが1950年代初頭にカベルネを植樹した歴史的な畑。同じく自社畑のクロノスは樹齢50年のカベルネがあり、ナパヴァレーで最古カベルネの畑と言われています。
ステンレスタンクでコールドソーク(10度程度で低温浸漬)させた後、温度をあげて自生酵母で発酵させ、フレンチオークで26ヶ月間(新樽率25%)熟成、瓶詰は2017年1月。
紫色を感じる若いワイン、ラズベリー、プラム、ブラックチェリー、ココア、スミレ、ローズマリー、甘草、スパイス、ダークチョコレート、タンニンは木目細やか、中盤以降酸のニュアンス、複雑味があり、味わいが層になって広がってくる印象、大きめのボルドーグラスで味わうのがお勧め。

女性醸造家&2014年ヴィンテージという共通点があったダックホーンのメルロとコリソンのCSの比較試飲は興味深く、ともにフィニッシュに独自に優しさ(フェミニンさ)があり、女性ワインメーカーならでは、と実感。
輸入元:JALUX 参考小売価格:14,000円(税別)


NVVが得意とするペアリング体験も

バジル、レモン、お塩、チョコレート、リンゴを準備

〝ワインを買う時はリンゴをかじりながら、売る時はチーズを勧めながら〟の体験!
レモンもお塩もワインをマイルドにしてくれる優れもののブリッジ(つなぎ役)食材です。
まず、リンゴをかじってから、#6を飲むと相性は最悪、口のなかは渋み&苦みの大洪水になります。そこで、テキーラを飲む要領で、手の甲にレモンを2~3滴たらし、そこにひとつまみの塩を加えて、再度、赤ワインと合わせてみると、なんと口中がさっぱり!
レモンと塩によって、苦みを増大させていたタンニンがきれいに緩和されたのです。

お次は、若下ディレクターのチョコ編!
「チョコをひと口味わった後、赤ワインを飲んでみてください。相性が今ひとつを思った時は、ひとつまみの塩をチョコに少し乗せて、同じことをしてみてください」との提案が。あらら、ここでも、皆さん、びっくりのお顔! 
チョコレートにも赤ワインにもポリフェノールが含まれているので、基本的に相性は良いのですが、タンニンの濃淡やワインの熟成具合によっても違うので、そんな時のお助け役としてお塩が重宝します!

ナパ到着初日のピザ作りを思い出しながら


現地で体験したピザペアリング・ウェルカムディナー@ガーギッチ・ヒルズ・エステート
ナパではガーギッチのジンファンデルをトマトソースベースのピザを作り、相性診断

今回皆さんに出来立てのピザを味わっていただきたかったので、講座初の宅配ピザ(同じ味で生地だけ異なる3枚)を用意しました。米国系のピザハットやドミノピザでなくてsorry



ピザに添えられていたバジルだけをかじって、その後に#2ホーニッグのソーヴィニヨン・ブランを味わうと、これが見事に相乗。ハーブ系のニュアンスと一体感を示してくれました。トマトソースベースのピザにバジルを添えると白系ワインに、ピザに同梱されていたレッドペッパーを添えると今度は赤系ワインに、という流れになることがわかり、2方向からマリアージュを楽しむことができました。ここでは当然チーズが活躍しています。

ちなみにピザーラはフォーシーズグループが運営しており、フレンチレストラン『ジョエル・ロブション』も同グループです。



最後にクイズ、出題者は若下ディレクターです!
2時間の講座で話した内容から一問。挙手により、一番早く正解した方にガーギッチの『ジンファンデル2012』をプレゼントさせていただきました。
今講座のためにご協力くださった輸入元各社さま、NVVの若下ディレクターにこころから感謝いたします。
ありがとうございました!!
ENV2018同行取材リポートはこの後、ブログに順次アップしていきますので、よろしくお願いします。


第3弾のワインで巡る世界ツアーはシャンパーニュへの現地ツアーです
お蔭さまで超定員になりました、ありがとうございました!!!
2019年に行う第4弾も、ワインラバーさんをワクワクさせる内容にしたいと思っています。
引き続き、よろしくお願いいたします!!

タグ:ENV2018 Napawine
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ちょっと寄り道! レオナール・フジタと宇野亞喜良さんの素敵な繋がり [気の向くままに]

楽しみにしていた番組 NHK Eテレの日曜美術館「知られざる藤田嗣治 ~天才画家の遺言~」
フジタが晩年住んでいた家から見つかった肉声のテープ、それはフジタが亡くなる2年前に自らが録音したもので、今回、番組で、その一部が紹介されました。
フジタの肉声、そして、その内容はとても興味深いものでした。



ゲストはイラストレーターの宇野亞喜良さんでした。
レオナール・フジタはシャンパンメゾン『G.H.マム』とのつながりが深いので、フジタについて学ぶ機会が多かったのですが、今回はフジタの内面を思いやりながら見ていました。
宇野亞喜良先生とは、映画とワインのコラム『ワインが光るワンシーン』を女性誌に連載していた時、挿絵を描いていただいていたというご縁があります。
その宇野先生が「フジタが好き!」とおっしゃっていたので、さらに好奇心がわきました。

冒頭、司会の小野正嗣さんの立ち位置がフジタの自画像の横だったので、巷に流れている噂フジタ似の風貌をチェック! ご本人もフジタがお好きなようで、「誕生日が同じですし、“嗣”の字が被っていますし」と語っていました。


      私の絵もこの私の声も永久に残るように思っております


連載は出版プロデューサーの久本勢津子さんの口利きでスタート。それが拙著『おいしい映画でワイン・レッスン(講談社刊)』、『映画でワイン・レッスン(エイ出版刊)』になりました!


宇野亞喜良先生は、端正な男優・女優さんが好みなので、色の使い方にそれが出ていたように思います。


映画『カサブランカ』のイングリッド・バーグマン、タッチにも気合を感じます。
ハンフリー・ボガートとの名シーンで飲むシャンパンはG.H.マムのコルドン・ルージュ!
左の挿絵は映画『ディスクロージャー』のデミ・ムーア


連載が完結し、単行本が完成した時に、先生にお願いして記念にいただいたジェラール・フィリップの挿絵、額も宇野好みです!
今朝の日曜美術館を見終わった後で、久々にイラストと対面、懐かしい時間に寄り道してしまいました!!!

藤田嗣治展 2018年7月31日~10月8日@東京都美術館
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第8回『日本で飲もう最高のワイン』、一般愛好家のエントリーにも期待しています! [日本で飲もう最高のワイン]

ベストワイン賞を受賞した皆さま

(前列 左から)
(株)サドヤ、(株)ファインズ、アコレード・ワインズ・ジャパン(株)、(株)高畠ワイナリー、(有)大浦葡萄酒、白百合醸造(株)、大和葡萄酒(株)
(後列左から)
ミスユニバース2017ファイナリスト、瀬川章社長、サッポルビール(株)、柳田藤寿審査員長、メルシャン(株)、和泉浩ホテル椿山荘東京 総支配人、ミスユニバース2017ファイナリスト

8回目を迎えた日本で飲もう最高のワイン


9月3日に藤田観光株式会社主催の『日本で飲もう最高のワイン』表彰式&テイスティング会が行われ、約500名が集合して、100種以上の受賞ワインを楽しみました。

初登場ベストワインメダル

口中に広がる凝縮感が魅力のワシントン州コロンビアヴァレーのシラー&ベストワインの受賞者に授与されたメダル


ナパ・ヴァレーのカベルネ・ソーヴィニヨンもベストワインを受賞!
料理は5枚綴りのチケット制で、軽快なオードブルから肉系までワインとの相性を考えたメニューが揃っていました。画像はAチケットのオードブル

AからEまでのチケット内容

椿山荘のまごころこもった味わい
参加費8,200円(web予約特別ご優待7,000円、審査員同伴専用6,000円)で100種以上のワインが試飲できるので、来年は是非!


7月1日&2日のワイン審査会、9月3日の受賞式&テイスティングはニュースサイト〝ワインのこころ〟に詳細をアップしましたので、ご笑覧いただけましたら幸いです。

[イベント]来年は、7月7日七夕にワイン審査会9月9日重陽の節句にテイスティング会が予定されています。ワインラバーの皆さまとお目にかかれますように!

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ワインアカデミー@ホテルオークラ 今期は2回連続で映画でワイン・レッスン! [映画でワイン・レッスン]



ホテルオークラ主催のワインスクール『ワインアカデミー』で、映画とワインの講座を担当しています。4月から始まった第25期生の皆さんとは、今週28日(火)と30日(木)の各講座でお目にかかりました。



講座では名画に登場するシャンパン&ワインを用意しています!
口開けはG.H.マムの『コルドン・ルージュ』
ここでは1939年から34年間にわたって同メゾンの経営で手腕を発揮したルネ・ラルーを紹介。その彼が生涯応援していた芸j術家が藤田嗣治(レオナール・フジタ)でした。
折しも、東京都美術館で藤田嗣治展が開催されているので、書籍では得られない、実物(本物)の素晴らしさを見ていただきたいとの思いから、皆さんには展覧会行きをおすすめしました。

30日の回に出席なさっていた受講生のおひとりから「昔、フジタの絵を所有していました」とのお話があり・・・一般家庭の温度管理では限界があり、絵画が乾いて傷んでしまう可能性があるという理由から、「泣く泣く絵を手放しました」と。画商から、「このままにしておくと絵の表面にひびが入ってしまう」と忠告されたそうです。
適切な温度と湿度が何より大事ということです。これは楽器でも同じですね。
その方は、「自分の管理でフジタの作品を損ねてしまってはいけない」と考え、「断腸の思いで、画商に委ねる決心をしました」と語っていました。

お話を伺いながら、私は東京都美術館で見たフジタの乳白色の裸婦像の絵画表面の色や艶、微細な色使いが美しく映えていた作品の数々を思い出していました。

藤田嗣治展は、絵画だけでなく、1つずつの額縁も素晴らしく、絵画との一体感が見事です。温度管理の話を伺ったことで、改めて名画を展示している世界の美術館の努力を感じました。
ワインの世界でも温度や湿度は大事ですが、絵画は視覚でチェックできる分、別の気遣いも必要なのですね。


ワインアカデミーでは10月から開講する第26期生募集に際して、9月8日~10月7日までの間の8回だけ体験講座を予定しています。渡部主任講師による丁寧なレッスンなので、おすすめです。私の講座はエキスパートクラス(最上級)になるので、受講生の皆さんとお会いするのは最後の最後になります。その分、心から楽しんいただける内容になっています!

ホテル・オークラは2019年の秋にThe Okura Tokyoとしてスタートします!
私もその時には、講座で新バージョンを披露したいと思っています。


『ウィンストン・チャーチル(原題:Darkest Hour)』のゲーリー・オールドマンは完璧!


映画に登場したのはチャーチルが愛したポル・ロジェの1928VT、ポル・ロジェではラベルも再現しました!



フランシス・フォード・コッポラ監督の奥様エレノア・コッポラさんの初監督作品『ボンジュール・アン(原題:Paris can wait)』


光栄にもエレノア監督とお話しするチャンスが!

テキスタイルに精通しているエレノア監督ですが、ワインについても相当な知識をおもちです。映画にはエレノアさん好みの自然派ワインが登場。講座ではそれらも揃えたいなぁと、今からワクワクしています。


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