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下期最終回はトップキュヴェのシャンパンを国産のHal Caviarに合わせて [NHK文化センター青山 シャンパン講座]

素敵なチャンスをいただいて

(左から)
ベル エポック2007、同2004、ブラン・デ・ミレネール1995
プレスティージ・ロゼ2002、グラン サンドレ・ロゼ2010、ラ・グランダネ・ロゼ2007

第1フライトは昨秋の研修ツアーで訪問したメゾンのアイテム


#1:ペリエ ジュエ ベルエポック2007
生産者:ペリエ ジュエ(NM)
ぶどう品種:CH50%、PN45%、M5%
輸入元:ペルノ・リカール・ジャパン(株)
活き活きした酸、西洋サンザシ、洋梨、シトラス、柑橘果実の内果皮似のビター感、芳醇、滑らか

#2:ペリエ ジュエ ベル エポック2004
生産者:ペリエ ジュエ(NM)
ぶどう品種:CH50%、PN45% 、M5%
輸入元:ペルノ・リカール・ジャパン(株)
#1と共通の白い花の要素、ナッツ、トースト、アカシア、ビターな印象、フェミニンなスタイル

#3:シャルル エドシック ブラン・デ・ミレネール1995
生産者:シャルル・エドシック(NM)
ぶどう品種:CH100%
輸入元:日本リカー(株)
20年以上の熟成を経たブラン・ド・ブラン、ナッツ、アーモンド、カラメル、果実のコンポート、ミネラル、酸味はまだフレッシュ、シームレス、エレガントな余韻


熟成具合の違いをチェック!

第2フライトはロゼで


#4:タルラン プレスティージ ロゼ2003
生産者:タルラン(RM)
ぶどう品種:CH88% 、赤ワイン12%(PN)
輸入元:(株)八田 /11,200円+税
サーモンピンクにオレンジを含んだ色調、気泡穏やか、口中滑らか、アタックは優しくまるみあり、赤系果実、シトラス、ハーブ、土壌由来のミネラル、酸味と果実味のバランス良

#5:ドラピエ グラン サンドレ ロゼ2010
生産者:ドラピエ(NM)
ぶどう品種:PN92%、CH8%
輸入元:テラヴェール(株) /14,800円+税
色調は夕陽のオレンジ、気泡は極めて繊細、赤系果実、マンダリン、ブラッドオレンジ、ミネラル、スパイス、旨味、バランス良好、ピュアな酒質

#6:ボランジェ ラ・グランダネ ロゼ2007 マグナムサイズ
生産者:ボランジェ(NM)
ぶどう品種:PN68%、CH32%、赤ワイン5%(ラ・コート・オーザンファン/PN100%)
輸入元:(株)アルカン
サーモンピンク、気泡も酸も活き活き(大容量由来)、食感滑らか、柑橘系果実、ミネラル、中盤ビター(タンニン)、長い余韻、今後の熟成が楽しみ!


色調の違いにも趣きがあって


ボランジェだけはマグナムサイズ!
綺麗なサーモンピンク、気泡は繊細&活発


第3フライトでは国産キャビア『Hal Caviar』と合せて


昨年12月、浜松・春野町にあるHaruno Caviar Valleyを訪問し、チョウザメの養殖視察、キャビア作りを体験してきたので、最終回では講座生と贅沢な相性探求をしてみました!
水質の綺麗な場所で育てられているチョウザメの様子や名前の由来、チョウザメとシャーク(鮫)の違い等はHaruno Caviar Valleyのリポートをご笑覧いただけましたら幸いです。


当日はHal Caviarのアンバサダー、ウィラハン・マミさんにサポートいただきました。


シャンパンに合せたのは『春一番(使用ソルトは非公開、塩分濃度3%)』


第1フライトで好評だったのは#2のベル エポック2004
フレッシュ感のあるベル エポック2007やシャルドネ100%で凛としたスタイルのブラン・デ・ミレネール1995より、熟成が程よく進んでいる2004年のほうが合わせた時のバランスが良く、スムースに繋がりました。



第2フライトで供出した#4のタルラン・プレスティージ・ロゼ2003は昨年の訪問時に作った世界でひとつだけのオリジナルキャビア(イタリア・シチリアのフラミンゴソルトを使用、塩分2.7%)と合わせて良い印象だったので、アイテムに加えました。

過去何度かの体験で、Hal Caviarはピノ・ノワールとの相性がとても良いと感じていました。そこで、第3フライトでは、ピノを大事にしているドラピエと2月の講座でフォーカスしたアイ村の雄ボランジェを選択。ピノの比率92%のドラピエ、同比率68%のボランジェがやはり優位で、特にボランジェは男性陣から圧倒的な支持を得ていました。


K女史から差し入れしていただいた『俺のBakery 銀座の食パン香』
中洞(なかほら)牧場の牛乳をふんだんに使った、ほんのり甘い、ふわふわのパン
とても美味でした、ご馳走様でした!
重ねて、ベル エポック2004&2007、ブラン・デ・ミレネール1995、ラ・グランダネ・ロゼ2007の供出も本当にありがとうございました!

講座生の皆さまに感謝を込めて!

当日は2名欠席だったので総勢25名(Nさんが写っていない!)
10月~3月までの6回で様々な体験、贅沢な時間を過ごすことができました。
4月からの上期講座もお陰様でキャンセル待ちになっています。
新規参入の講座生もいらっしゃいますので、お目にかかるのを楽しみにしております。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

最後に・・・
Hal Caviarの親会社金子コード(株)の事業統括本部食品部の中村秀憲部長から「桜の開花と共にHal caviarのシーズンも終わりを告げます。来シーズンはさらにパワーアップしたHal caviarを皆さまにご案内できるようにスタッフ一同取り組んでまいります」とのメッセージを頂戴いたしました。
人気で品薄のため、星付きレストランでの扱いがメインになっているHal Caviarを講座で供出できたことは本当にラッキーでした。
中村部長とウィラハン・マミさんに心から御礼申し上げます。
ありがとうございました!

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デュヴァル=ルロワ × アンド・エクレの世界 by アイコニック ワイン・ジャパン [来日したワイン生産者&関係者(シャンパン)]

2018年7月から輸入元はアイコニックワイン・ジャパン

ジュリアン・デュヴァル=ルロワ副社長(左)とアイコニック ワイン・ジャパン(株)のダンバー・アンドリュー社長

先月、シャンパンメゾンデュヴァル=ルロワのジュリアン・デュヴァル=ルロワ副社長が来日して、『デュヴァル=ルロワが誘うシャンパーニュの調べ』と題するランチセミナーを行いました。10ヶ月ぶりの再会でしたが、前回と異なっていたのが輸入元さん。昨年7月からアイコニック ワイン・ジャパン(株)に変わりました。



沿革についてはジュリアンさん、通訳はメゾンの顔として活躍中のジャパン・アンバサダー、ドッヴィッレ・アントニーさん。

ヴェルテュに住んでいたぶどう栽培業者のデュヴァル家とランスに住んでいたネゴシアンのルロワ家の結びつきからメゾンの歴史が始まり、今に至るまで家族経営を貫いています。ジュリアンさんの母キャロルさんは夫が亡くなった1991年に、5代目当主となり、遺言を守りながらメゾンの発展に尽力。会長職に就いた今もメゾンをけん引しています。
デュヴァル=ルロワは当主が女性というだけでなく、シェフ・ド・カーブも女性で、1991年にサンドリーヌ・ロジェット=ジャルダン女史が就任しました。
メゾンのシンボルとも言える、“ファム(女性の意味)・ド・シャンパーニュ”のボトルは女性らしいフォルムで、3人の息子(ジュリアン、シャルル、ルイ)のイニシャルが刻印されています。
キャロル会長は昔からソムリエの育成に力を入れており、本国のみならず、日本の(一社)日本ソムリエ協会の若手ソムリエ育成プログラムのスポンサーになっており、毎年入賞者をフランスに招待しています。また、ガストロノミー文化の継承にも貢献、2年前にルレ・エ・シャトーのオフィシャル・スポンサーになりました。


供出されたシャンパン

(右から)
#1:ブリュット・レゼルヴNV
ベースワインは2012年、リザーブワインは2009年、2010年、2011年
ぶどう品種:ピノ・ノワール60%、ムニエ30%、シャルドネ10%(リザーブワイン40%)、ドザージュ:8g/L、ステンレスタンク内で発酵・熟成、MLF有、最低30ヶ月瓶熟成

#2:フルール・ド・シャンパーニュ・プルミエ・クリュ・ブリュットNV
1911年から生産しているアイテム
ぶどう品種:シャルドネ70%、ピノ・ノワール30%、ドザージュ:8g/L、ステンレスタンク内で発酵・熟成、MLF有、最低30ヶ月瓶熟成、“フルール(花の意味)”と命名された花のような香りを放つ主力シャンパン

#3:ファム・ド・シャンパニュ・グラン・クリュNV
ベースワインは2004
ぶどう品種:シャルドネ80%、ピノ・ノワール20%、ステンレスタンクで発酵、MLF有、13%をオーク樽で9ヶ月熟成(使用樽中心)、瓶内熟成8年以上を経て出荷

#4:ミレジム・プレスティージュ・ブラン・ド・ブラン・グラン・クリュ・ブリュット2006
ぶどう品種:シャルドネ100%、ドザージュ:3.6g/L、ステンレスタンクで発酵・熟成、MLF有、4%を樽で9ヶ月熟成(使用樽中心)

#5:ロゼ・ブリュット・プレスティージュ・プルミエ・クリュNV
「市場の10本に1本はロゼ」とドッヴィッレ・アントニーさん
ぶどう品種:ピノ・ノワール70%、シャルドネ30%、ドザージュ:10g/L、ステンレスタンクで発酵・熟成、MLF有、最低30ヶ月瓶熟成


訪問時、ぶどう畑でウサギ発見(オレンジ色の部分)、自然の宝庫!

ガストロノミーのためのシャンパン



アンド・エクレのオリヴィエ ロドリゲスエグゼクティヴ・シェフ
デュヴァル=ルロワとは、今回が初コラボではなく、沖縄のイベントでタグを組んだとのこと。マリアージュの基本を、調和とコントラストと語っていました。

双方の共通要素を生かして

紅玉りんごを様々な形で・・・
シャンパンと生(なま)りんごのフレッシュな酸味、泡とムースの滑らかな食感にココアパウダーをまぶすことで、シャンパンの香りとも同調させる組み合わせ
デュヴァル=ルロワの実力を示す主要アイテム、柑橘系果実、白桃、スパイスの香り、綺麗な酸味が広がり、安定感のある味わい


雲丹のブラマンジェ&カリフラワーのムースとカボス
シャンパンと雲丹の共通要素は“ミネラル”、カボスの香りが、フルールの香りを引き立て、#1同様、穏やかな気泡はムースのクリーミーさと渾然一体。シャンパンにベジタルな要素があるので、カリフラワーとも相乗


アプリコットクルートをまとったホタテ貝&時色平茸のリソレ
オリヴィエ ロドリゲスエグゼクティヴ・シェフが選んだシャンパンは“ファム”
熟した果実、ドライフルーツ、スパイス、樽由来のヴァニラ、ロースト、マッシュルーム、中盤以降の重厚感
私感:NVのファムは初体験、当日のマイベスト、さすがファム! 料理とシャンパンの力関係が均等ではなく、ファムのほうが強かったような・・・女性(ファム)でも芯の強いタイプなので、マリアージュ的にはメインのホロホロ鶏胸肉と合せたほうがバランスが良かった印象


山梨県産ホロホロ鶏胸肉のシュプレームソース&京人参 
ブラン・ド・ブランの白と生クリーム、バター、レモン汁を使ったクリーミーな白いソース。シャンパンと食材の酸とミネラル、トリュフをまぶすことで、シャンパンの熟成感とも合わせて


淡雪イチゴと柚子のブリオッシュパンベルデュ&とちおとめのソルベ
「香りと味わいの調和」とシェフ。色でも五感を刺激する一品。シャンパンと淡雪いちご、とちおとめ、柚子3品の酸の調和、柚子はシャンパンと食材のつなぎ役として大事な存在!


デュヴァル=ルロワについてのお問い合わせ先はアイコニック ワイン・ジャパン
℡044-863-8157
URL:http://www.iconicwinejapan.com

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2018年日本向けシャンパーニュ輸出は前年に引き続き、数量・金額ともに“世界第3位” [シャンパン]

2017年をプレイバック!


昨年3月半ば、シャンパーニュ委員会日本事務局から速報が届きました!
日本が数量・金額ともに世界第3位という嬉しい内容でした。

2017年のシャンパーニュ総出荷数量は3億731万本、金額で48億7,372万ユーロと過去最高となり、フランス国内の消費は約21億ユーロと停滞したものの、輸出金額は約28億ユーロと好調で、過去12年でシャンパーニュの出荷金額は10億ユーロの伸長。2016年と比較して上級キュヴェの伸びも顕著でした。

輸出金額で見ると、世界第1位はアメリカ(5億8,580万ユーロ/前比8.5%増)、第2位の英国は金額(前比5.7%減)、数量(前比11%減)とも低迷傾向。日本は金額3億672万ユーロ(前比21.3%増)・数量1,287万本(前比17.6%増)と躍進し、直近の2年間、金額ではドイツを抜いて第3位に位置していた日本が、晴れて、数量でもドイツを抜き、力強い伸びを見せました。ドイツは金額では前比1.7%増、しかしながら数量では前比0.8%減だったので、日本はドイツの減少にも助けられました。

輸出数量だけで順位を見てみると、第1位:英国(2,776万本)、第2位:アメリカ(2,309万本)、第3位:日本(1,287万本)、第4位:ドイツ(1,228万本)、第5位:イタリア、第6位:ベルギー、第7位:オーストラリア、第8位:スイス、第9位:スペイン、第10位:カナダという結果でした。

2018年も日本市場は快調!
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データ協力:(C) CIVC


データ協力:(C) CIVC

CIVC日本事務局から、2018年の国別出荷量が届いたので、ここからは最新のご報告です。
2018年の総出荷数量は3億187万本(前比1.8%減)、金額は過去最高だった前年を0.3%上回る48億8707万ユーロとなりました。フランス国内の消費は数量、金額ともに減少気味。国内と輸出の比率も逆転しています。

数量ベースでは、第1位が英国で2,676万本(前比3.6%減)、第2位はアメリカで2,371万本(前比2.7%増)。逆に金額ベースだと、第1位はアメリカで5億7,707万ユーロ(前比1.5%減)、第2位は英国 4億617万ユーロ(前比2.2%減)となります。そのようななか、日本は今回も数量&金額ともに第3位で、1,358万本(前比5.5%増)と3億1,882万ユーロ(前比3.9%増)。確実な歩みを続けています。

数量では、4位のドイツ以下、5位ベルギー(昨年は6位)、6位オーストラリア(昨年7位)、7位イタリア(昨年5位)、8位スイス、(中国全体/本土、香港、台湾)、9位スペイン、10位スウェーデン。金額では、4位のドイツ以下、5位イタリア、6位ベルギー、7位オーストラリア、8位スイス、(中国全体/本土、香港、台湾)、9位スペイン、10位カナダです。
16位のロシアは数量(前比13.1%増)&金額(前比10.3%増)、20位のシンガポールは数量(前比15.3%増)&金額(前比15.0%増)、21位の南アフリカは初めて100万本を超え、数量(前比38.4%増)&金額(前比43.4%増)、24位のニュージーランドは数量(前比15.9%増)&金額(前比16%増)と快調。ロシア、シンガポール、南アフリカ、NZの国々はダイナミックな市場になっています。
ちなみに、昨年の年間消費本数が100万本を超え、金額でも前比39.5%増だった22位の韓国は、数量(3.8%減)、金額(0.7%増)で、前年ほどの伸びは見られません。



世界のスパークリングワインのなかで、破竹の勢いを見せているのがイタリアのプロセッコ。ソロイタリアの林茂代表によると、DOCで8,500万本、DOCGで4億8,000万本なので、出荷本数は6億本近いとのこと。シャンパーニュの2倍の量になります。ちなみにプロセッコの一番の相手国はドイツ。そしてスペインのカバは約2億本余り。
今後の泡もの市場の動向からも目が離せません。

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YouTube配信! 今夜21時30分から『世界最優秀ソムリエコンクールベルギー大会』決勝 [ワイン]

【速報】コンクール結果

優勝はドイツのMarc Almert選手(27歳)、おめでとうございます!
2位はデンマークのNina Højgaard Jensen選手(26歳)
3位はラトビアのRaimonds Tomsons選手(38歳)


オーストリア・ウィーン大会(1998年)の時の世界最優秀ソムリエ、ドイツのマルクス・デル・モネゴMW(左)から祝福を受けて

森覚選手と岩田渉選手は決勝には進出できませんでしたが、果敢な挑戦、お疲れ様でした!
(一社)日本ソムリエ協会からのプレスリリースによると、岩田選手11位、森選手17位とのこと。
(追記:2019年3月16日&18日)


ベルギーで栄冠を手にするのは
ソムリエの技と知識を競うソムリエ界最大のイベント!
第16回『A.S.I.世界最優秀ソムリエコンクール』がベルギーのアントワープで現在進行中です。同大会は3年に1度開催されており、16回目となる今回は世界63ヶ国から66名(63名&3大陸大会の優勝者3名)が出場。日本からは森覚選手(日本代表)と岩田渉選手(アジア・アセアニア大会優勝者)が3月11日&12日準々決勝に挑戦、準決勝に駒を進めました!

準決勝進出の19名(敬称略、国名アルファベット順)

画像協力:(一社)日本ソムリエ協会広報

■Martin Bruno (Argentina)
■Loïc Avril (Australia)
■Antoine Lehebel (Belgium)
■Pier-Alexis Soulière (Canada)
■Kam Fung Reeze Choi (China)
■Nina Hjgaard Jensen (Denmark/女性)
■David Biraud (France)
■Marc Almert (Germany)
■Julie Dupouy-Young (Ireland/女性)
Satoru Mori (Japan)
Wataru Iwata (Japan)
■Raimonds Tomsons (Latvia)
■Martynas Pravilonis (Lithuania)
■Andrea Martinisi (New Zealand)
■Piotr Pietras (Poland)
■Julia Scavo (Romania/女性)
■Aleksandr Rassadkin (Russia)
■Vuk Vuletic (Serbia)
■Fredrik Lindfors (Sweden)


気になる欧州勢

The Best Sommelier of Europe Vienna 2017で活躍した選手
(左から)3位のビロー選手(フランス)、2位のピエトラス選手(ポーランド)、3位のスカヴォ選手(ルーマニア)、1位のトムソン選手(ラトビア)

2年前にウィーンで開催された『ヨーロッパ最優秀ソムリエコンクール』の決勝戦を見るチャンスがありました。凄い激戦だったのですが、今回勝ち進んでいる19名のなかに、ウィーンで実力を示した4選手が全員揃っています。

世界チャンピオンになったソムリエには、アルゼンチン大会で優勝したジョン・アルヴィッド・ローゼングレン氏(スウェーデン)、今年1月惜しまれつつ世を去ったジェラール・バッセ氏(英国)、東京大会の覇者パオロ・バッセ氏(スイス)等がいらっしゃいますが、皆さんヨーロッパ最優秀ソムリエコンクールで優勝しており、欧州代表になることは、世界チャンピオンへの登竜門にもなっています。

2017年欧州で優勝したのはラトビアのライモンズ・トムソン選手でした。私にとって印象的だったのはブラインドテイスティングの正確さ、所作のきれいさ、そして耳に残る心地よい声でした!
今朝、ベルギーに同行中の石田博ソムリエ協会副会長のFBに投稿されていた試合の動画を観ました。準決勝に出ていたブラインドの赤ワイン1種を豪州バロッサのCS/シラー。ブラインドワイン3種については、ポルトガルのトニーポート、ベルギーのアベイビール、ポルトガルのマデイラと答えていましたが、日本の岩田選手はWines of Portugal japanese Sommelier of the Yearで見事な洞察力を発揮していたソムリエであり、全日本最優秀ソムリエコンクールでは「よなよなエールビール」まで指摘していたので、おふたりのコメントは重なっているかも・・・な~んて勝手に想像していました。

3 人の女性選手、東京大会やアルゼンチン大会でも健闘しているジュリー・デユプイさん(アイルランド)、欧州では2位だったジュリア・スカヴォさん(ルーマニア)、ジェンセンさん(デンマーク)の躍進にも期待です!

ダヴィッド・ビロー氏(フランス)は欧州大会では最初の課題で、清酒と焼酎を間違えてしまい、いつもの冴えがなかったのですが、ベルギー大会ではリベンジなさるはず。アルゼンチン大会決勝でのローゼングレン氏との丁々発止の姿、再現なるかです。


壮行会での森覚選手と岩田渉選手

石田副会長の動画にあった森選手と岩田選手のサービス(6分)は、森氏はデキャンター前にブショネチェックがなかったような・・・岩田氏は確認用グラスにワインを少量注ぎ、香りを利いてからデキャンタ―に入れてリンスしていました。
また、ベルギーでジョージアワインをどのようにプロモーションするかとの課題(5分)には、おふたりとも歴史、クヴェヴリ、世界遺産、料理、エデュケーション等に無難に言及。森選手には後半笑顔もありました。
余談ですが、今日の午後は世界最古のワイン ジョージアワイン展の記者会見&内覧会があり、ジョージアワインはまさに世界から注目されているホットな存在!!

[イベント]3月15日(金)日本時間21時30分からYouTubeでライブ配信されます。
https://www.youtube.com/watch?v=kOkzefqPcN0&feature=youtu.be

制限時間内で、最高のパフォーマンスを見せてくれるのはどの選手なのか
3年に1度の祭典、格闘技のような勝負の世界を垣間見ていただけましたら幸いです!
今までの流れか考えて、私は今夜の決勝戦は本来の「3名」ではなく、点数接戦で「4名」出場になるような気がしています。日本勢にチャンスがあるかも知れません。
森覚選手と岩田渉選手への応援、よろしくお願いいたします!!

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復興支援のファインズチャリティ試飲会、継続は力なり! [ワイン]

第9回ファインズチャリテイ試飲会


登壇メンバー

(左から)
メゾン&ドメーヌ アンリオのジル ド ラルズィエール社長
ドメーヌ アンヌ・フランソワーズ グロのフランソワパラン先代当主
同上マティアス パラン現当主
クルティエのティモテ シャヴァヌ氏
ファインズの中西卓也代表取締役社長
ソルベニ3-4-3のフィリップ トルシエ当主
(前列)CIVIC FORCEの根木佳織事務局長
ジッラルディのジャコリーノ ジッラルディ当主(兼チェレットCEO)
ジッラルディ&チェレット アンバサダーの林 茂氏
ボデガス プロトスのジョアン カレラス アジア太平洋・中東ディレクター
同上マリレナ ボニーラ ワインメーカー
ハイド ド ヴィレーヌ のジェームス アイアー ゼネラルマネジャー

2011年3月11日に発生した東日本大震災の直後、(株)ファインズが輸入しているワイン生産者たちから、「日本のために協力したい」との申し出があり、スタートしたこのチャリティ試飲会も9回目を迎えました。

会場内の様子をご紹介
シャンパーニュ アンリオ

チャリティ試飲会への貢献度大のジルドラルズィエール社長


『アンシャンテルール』に代わって登場したプレスティージ キュヴェ『キュヴェ エメラ』

初参加のソルベニ 3-4-3

ボルドーのサン・テミリオンにある『ソルベニ』のオーナーは元サッカー日本代表監督フィリップ・トルシエ氏


初ヴィンテージは2014年(完売)、最新ヴィンテージは2016年、評価も高いです!

春を楽しむロゼ



ボトルもガラス栓(ヴィノロック)もスタイリッシュだったペイドックのエドニムズロゼ(ジェラール・ベルトラン)

ブルゴーニュとカリフォルニアの融合

イグナシアピノ・ノワールの存在、気になります!

スペインから初参加ボデガス プロトス

ワインメーカーはマレリナ・ボニーラ女史、『プロトス ベルデホ バリカ』の樽使い、好きです!

高評価ワイン

アルゼンチンを代表するワイナリー『カテナ』のマルベック

ドメーヌ・アンヌ・フランソワーズ・グロ

A.F.グロの看板ワイン、生産量は約3,000本!

ロック氏を偲んで

昨年11月、56歳で他界したアンリ・フレデリック・ロック氏
ドメーヌ・プリューレ・ロックのニュイ・サン・ジョルジュの試飲コーナー

第1回のチャリティ試飲会に駆けつけてくださったロック氏、懐かしい画像になってしまいました。
https://non-solo-vino.blog.so-net.ne.jp/2011-07-10

ブルゴーニュ アペラシオン比較

ブシャールP&Fの2016年ヴィンテージで村ごとの味わいを探究


ル・コルトン2016、これも気になったアイテム

有料試飲はボルドーグランヴァンの水平・垂直試飲

水平試飲は3シャトーの2014年ヴィンテージ

今回初の試みブラインドテイスティング

多くのワインラバーが挑戦していました!


300名の入場料、有料試飲代、ブースでの募金等は公益社団法人Civic Forceに全額寄付され、復興支援のために活用されます。
今年は総額2,904,875円、過去最高額になりました。
ご参加&ご協力くださったワインラバーの皆さまに心から御礼申し上げます。
ありがとうございました!!
10回目となる来年も引き続き、よろしくお願いいたします。

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【シャンパン講座】樽使いの名門ボランジェ&アヤラにフォーカス! [NHK文化センター青山 シャンパン講座]


今年もきれいに咲きました!
気持ちを癒してくれる目黒不動周辺の河津桜



2月末に行ったシャンパン講座では2メゾンの比較をしました。
1829年創業のBollinger/ボランジェと、2005年にボランジェ傘下になったAyala/アヤラ

【ボランジェ】
海軍の軍人アタナス・ド・ヴィレルモン提督(ぶどう畑の所有者)、提督のかつての同僚ポール・ルノダン(セラーマスター)、ヴュルテンベルク王国エルヴァンゲン生まれのジャック・ボランジェ(ワイン販売担当)の3人が1829年に創業したメゾン。当初、ドイツ語読みのボリンガーと呼ばれていましたが、ジャック・ボランジェが提督の娘と結婚したことを機に、名称をフランス語読みの「ボランジェ」に変更。1884年にはヴィクトリア女王からロイヤルワラント(英国王室御用達)を授与されました。
1941年、夫ジャック・ボランジの死により、マダムボランジェがメゾンを継承し、1941年~71年までの30年わたり、同社を発展させます。イギリス市場での成功に加え、国際市場、特にアメリカでの人気に拍車がかかりました。1992年には、自ら『ボランジェ憲章』を作り、シャンパンの品質の憲章にも関わっています。

【アヤラ】
外交官の息子エドモンド・ド・アヤラが1860年に設立したメゾン。フランスでは1882年グランド・マルク組合の創立メンバーになり、英国ではエドモンドの兄弟が上流階級にメゾンを紹介していったことで1980年には王室ご用達になりました。20世紀には100万本の生産量を誇るファミリー企業でしたが2005年からボランジェに経営を委譲。ただし、メゾンはファミリー企業としての形態をそのまま維持。甘口主流(70g/L)の時代、英国市場にブリュットのカテゴリーにあたるタイプ(ドザージュ量を20g以下におさえたドライなタイプ)を輸出し、ブリュットタイプの先駆けに。拠点はボランジェと同じアイ村に位置し、男性的なイメージのボランジェと対極のフェミニンでエレガントなスタイル。担い手は女性セラーマスターのカロリーヌ・ラトリヴさん!

2メゾンの特徴
ともにアイ村に位置し、家族経営
ワイン醸造・・・ボランジェは樽(古いものは100年)、アヤラはステンレス(新鮮さを重視する為小容量)
メイン品種・・・ボランジェはピノ・ノワール、アヤラはシャルドネ


第1フライトは両メゾンの顔

#1:アヤラ ブリュット・ナチュール
生産者:アヤラ(NM)
ぶどう品種:PN40%、CH40%、M20%、瓶内熟成4年
ドザージュ:0g/L
価格:7,560円
輝きのあるイエロー、No2より気泡は控えめ、青リンゴ、グレープフルーツ、ミネラル、豊かな酸味、ドライな味わいと凝縮感のあるぶどうの旨さ、余韻にビター感、シャープな印象

#2:ボランジェ スペシャル・キュヴェ
生産者:ボランジェ(NM)
ぶどう品種:PN60%、CH25%、M15%、リザーブワイン(5~15年のマルチヴィンテージ/マグナムで保存)
ドザージュ:8~9g/L
価格: 9,180円
1911年に誕生したボランジェの顔!
英語のスペシャルとフランス語のキュヴェが合体したネーミング。色調イエロー、繊細な気泡、白桃、洋梨、焼リンゴ、ナッツ、ブリオッシュ、ミネラル、スパイス、複雑味と旨味、長い余韻

第2フライトはロゼ比較

#3:アヤラ ロゼ・マジュール
生産者:アヤラ(NM)
ぶどう品種:CH50%、PN40% (6%のPN/赤ワイン分含)、M10%、瓶内熟成3年
ドザージュ:7g/L
価格: 8,640円
明るいサーモンピンク、イチゴ、ラズベリー、蜂蜜、タンニンのニュアンス、後半にきれいな酸の広がり。色調は女子講座生に人気でした!

#4:ボランジェ ロゼ
生産者:ボランジェ(NM)
ぶどう品種:PN62%、CH24%、M14% 赤ワイン5~6%添加
ドザージュ:7~8g/L
価格: 10,800円
ラ・グランダネ・ロゼ発売から30年を経て誕生したアイテム。「スペシャル・キュヴェを父に、赤ワインを母に生まれた子」とメゾンが表現するロゼは、赤ワインを5~6%ブレンドしていますが、アイ村ではなく、ヴェルズネー村のピノ・ノワール主体。淡いさくら色、ミネラル、香ばしさ、層になって広がる旨さ、バランス良好

利き比べてみると、前者は色も味わいもチャーミング、後者は色、味わいともに落ち着いた印象で重厚かつエレガント。大ぶりのブルゴーニュグラスで試したい気分になりました!

第3フライトはヴィンテージ比較

#5:アヤラ ヴィンテージ2007
生産者:アヤラ(NM)
ぶどう品種:CH80%、PN20%
価格:10,260円
気泡の快活さ、柑橘系果実やストーンフルーツ、砂糖漬けのレモン、ブリオッシュ、最初に甘さ、酸味が続き、最後にミネラル感。「ビスキュイ・ド・シャンパーニュ似のニュアンス」と講座生!

#6:ボランジェ ラ・グランダネ2007

生産者:ボランジェ(NM)
ぶどう品種:PN70%、CH30%
ドザージュ:7~8g/L、
価格:20,000円
No5より色調は濃く、ゴールド。リズミカルに連なる気泡、ミネラル、ジンジャーブレッド、焙煎香、ヘーゼルナッツ、パンデピス。上質な酸と旨味。今飲んで美味しいシャンパン。難しい2007年でもヴィンテージが造れるのは、ボランジェの自社畑の多さ(全体の60%を賄うことが可能)ゆえ。グランダネ(偉大な年)の名にふさわしいアイテム

番外編はアヤラ要の品種!

#7:アヤラ ブラン・ド・ブラン2012
生産者:アヤラ(NM)
ぶどう品種:CH100%(畑はシュイィ、ル・メニル・シュル・オジェ)
ドザージュ:6g/L
価格:10,800円
昨年10月にリリース。平均6年間の熟成。気泡は繊細、輝きのあるイエロー、レモン、白桃、蜂蜜、柑橘果実の内香皮似のビター感、フレッシュさとエレガンス。ホタテのソテーや魚介類等に合わせて

昨年11月にはお披露目会も

昨秋の発売記念のお披露目会@ロウリーズ・ザ・プライムリブ赤坂


アヤラのGMアンドリアンさん(左)と昨年9月にアンバサダーに就任したニキータさんと

製品についてのお問い合わせは(株)アルカン
〒103-0014 東京都中央区日本橋蛎殻町1丁目5番6号
℡03-3664-6551(代)
https://www.arcane.co.jp/wine/


[ハートたち(複数ハート)]インフォメーション
上期(4月~9月)講座の募集がスタートしました、皆さまのご参加、お待ちしています!!
[わーい(嬉しい顔)]追記(2019年3月10日)満席御礼 ありがとうございました!

詳細は NHK文化センター青山校シャンパン講座

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