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ドゥ・ヴノージュのジル・ドゥ・ラ・バスティエール社長来日で『Princes Brut Tour Eiffel』を本邦初披露!! [来日したワイン生産者&関係者(シャンパン)]

ヴィレッジ・セラーズ(VC)が昨年12月から輸入を開始したシャンパン『ドゥ・ヴノ―ジュ』からジル・ドゥ・ラ・バスティエール社長が来日し、エッフェル塔建設130年記念ボトルの『プランス・ブリュット・トゥール・エッフェルNV』を含む8アイテムをプレスランチで披露しました。
会場はマンダリンオリエンタル東京の『シグネチャー』、お料理は5月末に3代目総料理長としてお披露目・就任なさったルーク・アームストロング氏、ワインのサービスは加茂文彦シェフソムリエで、とても心地良いものでした。

今年1月のシャンパン講座でドゥ・ヴノージュにフォーカスしました。メゾンやアイテム等の全体像をつかんでいただくために、ブログをご一読いただけましたら幸いです。

とっても気になるエッフェル塔ボトル

2005年に社長職に就いたジル・ドゥ・ラ・バスティエール社長
手にしているのは日本で初めて披露された『プランス・ブリュット・トゥール・エッフェルNV』

ドゥ・ヴノージュは1837年にスイス人のアンリ・マルク・ドゥ・ヴノージュが65歳で興したメゾンですが、妻が資産家の娘(ミラノ市長を務めたBelinzaghi Family/ベリンザギー家出身)だったこともあり、資金的な苦労はなかったようです。19世紀末のドゥ・ヴノージュは100万本以上を生産し、モエ・エ・シャンドン、モノポル・エドシックと並ぶトップ3に名を連ねていました。

ドゥ・ヴノージュ自体、自社畑は所有していませんが、80㌶分のぶどうは供給可能で、150年以上の取引をしている契約農家もあります。現在の年間生産量は100万本以下、質を重視するメゾンです。1998年にボワゼル・シャノワーヌ、シャンパーニュ・グループ(BCCグループ)の傘下となり、2006年からランソンが参入したので、今はLANSON-BCCに。同グループはシャンパーニュ業界第2位のボリュームを誇っています。
ジル・ドゥ・ラ・バスティエール社長は「グループ内ではボトルのまとめ買いや流通で融通が効きますし、ロゼに使うPNはレ・リセに40㌶の畑を持つアレクサンドル・ボネから譲り受けています」と説明していました。
また、昨今、シャンパーニュ地方では女性のシェフ・ド・カーヴが増えていますが、ドゥ・ヴノージュでも1998年からイザベル・テリエ女史が活躍しています。前任のエリック・ルベル氏(現在クリュッグの最高醸造責任者)と3年間共に働き、指導を受けたそうです。


適切な供出温度で状態完璧、当日のサービスを担当してくださった加茂シェフソムリエ
(左から)コルドンブルー・ブリュットNV、同ロゼNV、プランス・ブラン・ド・ブランNV、同ブラン・ド・ノワールNV、同トゥール・エッフェルNV、ルイ15世2008、ルイ15世1996、プランス・ロゼNV


NVプランス・ロゼが〆のアイテム!
PN100%(ヴェルズネイ80%、レ・リセ20%)で平均樹齢45年、レ・リセの赤ワイン(PN)を6%ブレンド、ベースワインは2013年、ドザージュ6g/L、デゴルジュマンは2019年1月。爽快で赤い果実とミネラルが特徴


3代目総料理長は豪州出身

アームストロング氏は北海道の雲丹やブルターニュ産のオマール、鹿児島産の黒豚等を使い、ドゥ・ヴノージュとの至福の世界を展開



雲丹のミネラル感と甘さ、その後に、ねっとりとした食感が広がり、極上の味わい!
コルドンブルーのミネラル、ロゼのタンニンが雲丹の様々な要素を引き出す印象


コルドンブルーの裏ラベルにはデゴルジュマンの年月(2018年2月)、ドザ―ジュ量(6.1g/L)の記載があり、QRコードでボトル情報が確認できます!

現在市場に出ているNVのベースワインは2013年、リザーヴワインは2年迄さかのぼるので、通常なら2012年と2011年を20%使用します。但し、このNVのリザーヴワインは2012年のみ20%、2011年は出来が良くなかったので使っていません。グラス内の温度上昇で味わいにまるみ、芯のある酸の存在を感じました。

<新情報>
ベースワインが2014年に変わる段階で、品種のブレンド比率はCH、PN、PM各3分の1に変更予定。今までより、シャルドネを多く使うことで、エレガントさをより強調する狙いとのこと。
2018年にコトー・シャンプノワ(非発泡性ワイン)の白2,000本とロゼ1,000本を生産。2002年にも生産しています。「販売するのが難しい商材でしたが、近年ブルゴーニュワインが高騰していることもあり、以前よりは売りやすくなりました」とジル・ドゥ・ラ・バスティエール社長


インゲン豆のサラダ ヘーゼルナッツ 山形産桃とソテーしたフォアグラ
ヘーゼルナッツの香ばしさとフォアグラの柔らかい食感が絶妙


コルドンルージュ・ロゼNVのベースワインは2014年、品種はピノ・ノワール60%、ムニエ20%、シャルドネ20%で、レ・リセのピノ・ノワールを8%(通常6~8%)ブレンド、ドザージュ7.8g/L
<新情報>
ドザージュ量に関して現在の7.8g/Lを、次のデゴルジュマンで6.9g/Lに変える予定


プランス・ブラン・ド・ブランNVのベースワインは2012年、リザーヴワインは2010年を20%使用。ドザージュ6g/L、デゴルジュマンは2018年。メニル・シュル・オジェ80%とトレパイユ20%のシャルドネを使っていて、前者のキレと力強さ、後者のまろやかさがバランスの良い味わいに。気泡の繊細さが5年間の熟成を物語っています!


ブルターニュ産オマール海老のバターロースト アスパラガス イエローワインソース(海老の味噌とヴァン・ジョーヌを使ったソース)



パリのシンボル“エッフェル塔”が描かれた『プランス・ブリュット・トゥール・エッフェルNV』
1889年に開催されたパリ万国博覧会のために建設されたのがエッフェル塔であり、その時の公式パートナーがドゥ・ヴノージュでした。そのご縁から、ちょうど130年目にあたる本年、パリ市からライセンスを取得して、リリースさせたのがこのシャンパンです!
ベースワインは2013年、シャルドネ、ビノ・ノワール、ムニエを各3分の1ずつ使用、ドザージュ6g/L、生産本数は限定15,000本、そのうち500本のみ日本で12月末発売予定、楽しみです!


金目鯛フィレのロースト あおりイカとソテーしたポワロ葱
魚の鱗をパリパリにした食感が魅力!

プランス・ブラン・ド・ノワールNVのベースワインは2013年、ヴェルズネイ80%とレ・リセ20%のピノ・ノワールを使用。ドザージュは6g/L、デゴルジュマンは2019年1月。ヴェルズネイのフレッシュでエレガントなタッチとレ・リセの軽快かつ繊細な要素がうまく融合したアイテム。

ドゥ・ヴノージュがデザインし、意匠権を有す瓶型


カラフェ型のボトルは1858年にオランダ王室オラニエ公(王太子)へのオマージュとして造られたもので、当時はロレーヌ地方の『サン・ルイ』が製作していました。1961年にドゥ・ヴノ―ジュが意匠権を得て、シャンパンボトルとして使用を開始しました。ジル・ドゥ・ラ・バスティエール社長から「研究の結果、通常の瓶型と比べて、酸化が緩やかであることが判明しています。ルミアージュも機械で行っていますが、特殊な瓶なので、500本入れるところを200本程度にしています」との解説あり!


黒豚ロースのグリル 京人参 春野菜 シャルキュトリソース



20世紀と21世紀の秀逸なヴィンテージの利き比べ、共にドザージュ6g/L、デゴルジュマン2018年1月です。
溌剌とした口当たりで酸味豊かな2008、ぶどう品種はピノ・ノワール50%(ヴェルズネイ41.5%、ブージー8.5%)、シャルドネ50%(アヴィズ20%、クラマン15%、メニル・シュル・オジェ15%)、2008年ヴィンテージはメゾン初のノン・マロ(非MLF)、今後造るものはすべてノン・マロになる由。まだまだ若いですが、複雑味に富み、長期熟成が楽しみなシャンパン

熟練の味わいの1996、ぶどう品種はピノ・ノワール50%(ヴェルズネイ、アンボネイ、マイィ、ブージー)とシャルドネ50%(アヴィズ、クラマン、オジェ、シュイィ)、ゴールドの色調で、古酒に由来する焙煎香やココア、気泡はワインに溶け込みシームレス、全体的に優しい印象、スリムなスタイル。「かなりの量をストックし、毎年3,000本ずつデゴルジュマンをしています。今年も行いました。今、ようやく、バランスが取れ始めてきました」とジル・ドゥ・ラ・バスティエール社長


沖縄産黒砂糖とホワイトチョコレートのタルトには甘酸っぱいベリーのソースを使っていたので、プランス・ロゼの赤系果実のニュアンスと相乗し、チョコのポリフェノールとロゼの若干のタンニンが良いバランス!


7~8年前からシャンパンの扱いを開始したヴィレッジ・セラーズのリチャード・コーエン社長&中村芳子専務、新規メゾン『ドゥ・ヴノージュ』の動きも快調なので、ジル・ドゥ・ラ・バスティエール社長も満身の笑顔!

製品についてのお問い合わせはヴィレッジ・セラーズ(株)
TEL:0120-106-876 / FAX 0120-288-788
E-Mail:wine@village-cellars.co.jp
FB:https://www.facebook.com/villagecellars

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