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来日したワイン生産者&関係者 ブログトップ
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フードペアリングセミナー by Taste Napa Valley 2019 [来日したワイン生産者&関係者]

Taste Napa Valley 2019
2年に1度、カリフォルニア・ナパヴァレーのワイン生産者が来日して行う“Taste Napa Valley”、該当年の今年はNapa Valley Vintners (NVV) に加盟している31社が来日し、1月15日から5日間にわたり、東京、大阪、京都で業界関係者および一般消費者向けの20のイベントを実施、気合の入ったNVV週間になりました!

私は15日に開催されたエンパイアステーキハウス六本木でのバイザグラス・アンコールフェア2018授章式&アンバサダーランチ、16日のパラッツォドゥカーレでの東京トレードテイスティング&第1回ナパ・トリビア王決定戦、そして17日のビストロ・バーンヤード銀座での『フードペアリングセミナー(試食・試飲付)』の3日間お付き合いさせていただきました。
ナパヴァレーの約550のワイナリーが加盟する非営利生産者団体

フードペアリングセミナー@Bistro Barnyard Ginza

(左から)
クリフ・レイディのレミ・コーエン副社長、フープスのマークさん、小枝絵麻NVV駐日代表、キーナン・ワイナリーのレイリ―・キーナンさん、ケークブレッド・セラーズのブルース・ケークブレッド社長、サン・スペリー・エステート・ヴィンヤーズ・アンド・ワイナリーのエマ・スウェインCEO

各ワイナリー提案のメニューと合せて


ワインを料理に合わせる時に、NVVではペアリングの“方程式”を用いています。
今回のセミナーでは、生産者が現地で実際に合わせている料理のレシピを日本に送り、それを再現して検証しました。モデレーターを務めたのはワイン&フードコンサルタントでNVV駐日代表の小枝絵麻さん。小枝さんはナパヴァレーにあるアメリカ最高峰の料理大学として知られているCIA(The Culinary Institute of America)での学習と、ワイナリーシェフインターンの経験を生かしてセミナーを展開しました。

(左から)
#1:Cliff Lede Vineyards (Sauvignon Blanc 2017) × Citrus glazed hamachi crudo with avocado
2001年にスタッグス・リープ地区に設立、ボルドー品種に特化。樹齢の古いSB86%にセミヨン12%とソーヴィニヨン・ヴェール2%をブレンド、発酵にコンクリートエッグ、使用したフレンチオーク、ステンレスタンクの3容器を使うことで複雑味を表現

#2:Hoopes Vineyard (Chardonnay 2017) × Bistro jeanty's cream of tomato soup with puff pastry
1980年代にオークヴィルにぶどう樹を植樹、初ヴィンテージは1998年。温暖なエリア、このCHは発酵・醸造ともステンレスタンクのみ。2012年から女性醸造家が参画。愛犬の姿をあしらったラベルにも注目

#3:Long Meadow Ranch Winery (Merlot 2015) × LMR grassfed beef meatballs with spiced tomato marmalade
標高300㍍の冷涼なラザフォードと温暖なヴァレーフロアの2つの畑のメルロをブレンド。「ミッドパレットに感じるチェリーやラズベリーのニュアンスはヴァレーフロアに由来」とクリスさん

#4:Keenan Winery Mailbox Vineyard Reserve (Merlot 2014) × Coloradito mole with salsa de chile ancho chile
1974年創業、現在3代目。スプリングマウンテン地区にあり、標高の一番高いところは600㍍で23度の傾斜。畑は霧の上に位置し冷涼ながら、太陽の恩恵も受ける。黒系果実やスパイスの要素、古典的なメルロ

#5:Cakebread Cellars Vine Hill Ranch (Cabernet Sauvignon 2001) × Red wine braised short ribs with shaved garden vegetable & herb salad
1973年創業、「わずか数樽からスタートしたワイナリー」とブルースさん。『ヴァイン・ヒル・ランチ』は栽培家のフィリップス家がマヤカマス山麓に所有する単一畑で、ケークブレッドでは1981年以来、このワインを生産。

#6:St. Supéry Estate Vineyards & Winery Dollarhide Vineyard (Cabernet Sauvignon 2014) × Aka miso braised pork belly
すべて自社畑、ナパヴァレー北東のヒルサイド約335㍍に位置する単一畑ダラーハイドのカベルネは1982年に植樹。サン・スペリーは2008年にナパクリーンランド、2012年にナパグリーンワイナリーの認証を取得

ペアリングの方程式


左(ライト/1点)→中央(ミディアム/2点)→右(フル/3点)となり、食材、調理法、味付けもそれに順ずる。一例として、食材が野菜(1点)+調理法がてんぷら(2点)+味付けが塩(1点)なら計4点になるので、ワイン+ブリッジの項にある3~5点のなかの泡、SB、CHがおすすめ。その際、記載してあるブリッジ食材を活用することで、ワインとの相性がより良くなる。

表はクリックで拡大

























(C)Napa Valley Vintners (C)Ema Koeda



セミナーに参加した6ワイナリーのメンバー
後方のパネルは第1フライトの『ハマチ(脂分があるので2点)+生(1点)+塩(1点)』について記載。クリフ・レイディのソーヴィニヨン・ブラン(SB)と合せて



当初のレシピは唐辛子入りだった由。小枝さんは唐辛子ではなく、ブリッジ食材として「シソと生姜」を使用。お皿の中央にシソ、生姜はみじん切りにしてはっさくの上にまぶして。#1のワインを口に含み、アボカド、ハマチ、はっさくを同時に食すと、中盤以降、はっさくの味わいに続いて生姜の風味が広がり、ワインの果実味をより膨らませてくれる印象。
私感:SBの隠れた要素を引き出す生姜とのペアリング再発見!



ライムとレモンのどちらの酸がSBの酸に合うかとの実験で・・・ライムをかじってから少しだけ塩をなめてワインを試飲、同様にレモンも試してみると、ライムのほうが素直に馴染み、余韻にも広がりが。レモンだと柑橘系果実の内果皮のビター感が出ます。



ナパで著名な『ビストロ・ジャンティ』のレシピをセミナー時に再現、美味!
トマトスープの酸と白ワインの酸のペアリング。パイシートを使うことで、シャルドネに由来する蜂蜜やバターの要素が繋がり、パイシートに少しだけ、ブリッジ食材のレモンを搾って食すことでバランスが良くなる印象。
私感:ステンレスのみより、樽(新・旧)を使用したシャルドネのほうがスープのコク、パイシートとの組み合わせが楽しめたような・・・



シャルドネの酸はライムよりレモンのほうが好印象
ちなみに、小枝さんは和風柑橘を代表する“柚子”に関して「樽の風味を抑え、シトラスのニュアンスを前面に出すことができる食材。酸のあるSBには、柚子の皮を加えることで香りにも味わいにも複雑味が加わる」と参加者に伝授



ロング・メドウ・ランチはワインだけでなく、農業(野菜、牛や羊の飼育、養鶏、養蜂等)も手掛け、レストラン『Farmstead』も経営。ペアリングに関してはエキスパート!
ミートボールだけを食してみると淡白な印象になるのですが、トマトマーマレードが加わるとワインの果実味が増し、ナイスハーモニー。ブリッジ食材としてのラスエルハヌートスパイス(コリアンダー、キャラウェー、クローヴ、ローズバッド、シナモン、胡椒、生姜)がメルローのハーブ感とも相乗。
私感:所有するレストラン『Farmstead』では、マーマレードは甘さだけでなく、香りも十分に生かされているとのこと。ナパで人気の甘辛ソースの魅力を垣間見た気がしました。万人受けするペアリング、これはおすすめ!


コロラディート・モレ(甘味を抑えたチョコレート・ソース)と辛みの利いた唐辛子のソース(左)
※現地では唐辛子を焦がして使いますが、日本では同種の唐辛子が入手できなかったので辛さと風味の度合いは若干違っていたと思います。


ビーフストックをブリッジ食材にして3時間じっくり煮込んだ逸品


熟成したナパのカベルネとシンプルながら味わい深い家庭料理とのペアリング


食材は豚バラでブリッジ食材はココアパウダー(コーヒー粉)、赤味噌、たまり醤油



脂身と赤身、各部位に分けて#6のワインに合せてみると、赤身はスパイスの風味、脂身はカベルネの酸を感じ、様々な味わいや香りを堪能できました。
私感:脂身は熟成したケークブレッドのカベルネとの相性も◎。また私的に試して面白かったのは、サン・スペリーと4番目のメキシコ料理。メルロだと唐辛子の辛みが舌の上にいつまでも残り、気になったのですが、サン・スペリーのカベルネは唐辛子と相乗。コロラディート・モレ、タンニン、唐辛子(カプサイシン)の3つのポリフェノールと、ワインの乳酸(MLF)効果で、メルローの時よりスムース感あり

登場した6アイテム

(左から供出順に)
#1:2017 Cliff Lede Vineyards Sauvignon Blanc,Napa Valley
#2:2017 Hoopes Vineyard Chardonnay,Yountville
#3:2015 Long Meadow Ranch Winery Merlot, Napa Valley
#4:2014 Keenan Winery Merlot, Spring Mountain District
#5:2001 Cakebread Cellars Cabernet Sauvignon, Oakville
#6:2014 St. Supéry Estate Vineyards & Winery, Dollarhide vineyard Cabernet Sauvignon,Napa Valley


左から#1から#6

NVVのペアリングの方程式は昨年6月の現地訪問でも体験できましたが、今回はお料理が本格的で多くの学びがありました。貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました!

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三国ワイン主催でチリ・ウンドラーガ社ラファエル・ウレホラ来日セミナー@チリ大使公邸 [来日したワイン生産者&関係者]

1885年創業、6世代にわたるウンドラーガ

(左から)輸入元三国ワインの須佐敏郎社長、ウンドラーガのラファエル・ウレホラ ヘッドワインメーカー、通訳兼コメンテーターを務めた『チリ最優秀ソムリエコンクール2017』 第2位の稲岡美里氏、ウンドラーガのアクセル・バデアジア・パシフィック担当輸出マネージャー

10月最終週はエデュアルド・チャドウィック氏とのディナー翌日に、ウンドラーガ社のラファエル・ウレホラ が来日し、セミナーでワイナリーの沿革やワイン造りの哲学を語りました。まさにチリ週間!
冒頭、須佐社長は「2015年に4,000ケースから輸入を開始したのですが、2017年には1万ケースをクリアし、2018年の1~10月の販売数量は前比40%増。極めて好調な動きです」とコメントしていました。

会場は駐日チリ大使公邸

エントランスにはチリの紋章



グスタボ・アジャレス駐日チリ大使は所用のため、不在でしたが、マリア・イザベル・コンポス夫人が笑顔でお出迎えしてくださいました。大使の代理として同席なさったのは商務部 チリ貿易振興局 日本オフィス商務参事官ハイメ・リベラ氏。日本語を交えながら「ウンドラーガはチリで130年以上の歴史があり、ワイン産業をけん引してしてきた造り手であり、スティルワインだけでなく、スパークリングワインの生産にも力を入れています」とご挨拶。


ラファエル氏は2007年からウンドラーガ社に参画し、テロワール・ハンターのワインメーカーを務めています。ビオディナミの大家アルバロ・エスピノサ氏からワイン造りに関してアドバイスを受けていますが、ウンドラーガ自体はビオディナミは導入していません。今後の目標として、「安価なイメージを払拭して、チリワインの高品質&プレミアムなワインを浸透させていきたい」とコメント。
ラファエル氏は、ティム・アトキン マスターオブワインチリ2017スペシャル・リポート(英・評論誌)で『ワインメーカーオブザイヤー』を受賞、ドリンクビジネスマガジン(英・酒類飲料業界紙)からは2014年に『注目の若手ワインメーカー30人(40歳以下)』に選出されていて、他にも数多くの受賞歴をお持ちです。

ウンドラーガ社の沿革
フランシスコ・ウンドラーガ氏によって1885年に創立されたチリ最古のワイナリーのひとつ。拠点はマイポ・ヴァレーで銘醸7地域に8つの自社畑、計1359㌶を所有。品種の個性、多様なテロワールを駆使して、カリテプリなタイプから高品質なワインまでを生産しています。ぶどう樹は25年から100年までの古樹で自根。チリでの輸出実績は現在第12位、輸出相手国は70ヵ国以上。ウンドラーガファミリーは2006年に新しい取り組みとしてビオディナミとオーガニック農法に特化したプレミアム・ワイナリー『コイレ』を設立。

スパークリングワインは1910年から手掛けており、スパークリングメーカーのリーダー役でもあります。アドバイザーは元モエ・エ・シャンドンのワインメーカー&農学者のフィリップ・クーロン氏。シャルマ製法によるカジュアルなタイプから瓶内2次発酵の本格的なタイプまで多様なスタイル。使用ぶどう品種はシャルドネとピノ・ノワールのみ。

テイスティングは5アイテム

#1:スパークリング スプレーメ
産地:レイダ・ヴァレー、ぶどう品種:シャルドネ65%、ピノ・ノワール35%、リザーブワイン30%(直近3-5年)、ドザージュ5-6g/L
参考小売価格3,000円(税別)
瓶内2次発酵によるレンジ『スプレーメ』は冷涼エリア、レイダのぶどうを使用。柑橘系果実、白桃、石灰質土壌由来のミネラル、軽いビター感、口中ドライで、余韻に切れの良い酸、重すぎず軽すぎずのスタイル

テロワール・ハンターシリーズ
新たなプレミアムワインを創造するプロジェクト“T.H.テロワール・ハンター”は品種の個性を表現するために最適な土壌、マイクロクライメットをリサーチし、実験を重ねて完成させたウンドラーガ渾身のワイン。産地は10ヵ所、品種は18種、区画は全て7㌶以下

#2:テロワール・ハンター ソーヴィニヨン・ブラン レイダ2015
産地:レイダ・ヴァレー、ぶどう品種:ソーヴィニヨン・ブラン100%
参考小売価格3.500円(税別)
和風柑橘(柚子、スダチ)、ライチ、南国果実、味わいにグレープフルーツの内果皮、中盤から果実の広がり。ラファエル氏いわく「レイダの石灰質土壌なので、フルーツ感と複雑味を併せ持ち、熟成とともに塩味も感じるはず」。

#3:テロワール・ハンターカリニャン マウレ2013

産地:マウレ・ヴァレー、ぶどう品種:カリニャン100%
参考小売価格3,500円(税別)
サンチャゴから南に400kmに位置するマウレ・ヴァレー。ぶどう樹の樹齢は70年、畑は非灌漑。「カリニャンは表情力豊かで酸も豊か、バランスの良いものが取れます」とラファエル氏。さくらんぼ、アメリカンチェリー、ドライフラワー、スパイス、ミネラル、アーシー。果実味、酸味、渋味のトライアングル、まるい味わい。

#4:テロワール・ハンター カベルネ・ソーヴィニヨン アルト・マイポ2015
産地:マイポヴァレー、ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン100%
参考小売価格3,500円(税別)
標高700~800m、アルト・マイポの冷涼なエリア“ピルケ”の畑のぶどうで樹齢30年。果粒は小さく凝縮したタイプ。酸味を残すため収穫は早めに実施。樽熟(新樽率30%)14ヶ月、クラシックなカベルネ、飲んでリフレッシュできるワイン

#5:アルタゾール2014
産地:マイポ・ヴァレーぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン82% カルメネール10% カリニャン8%
参考小売価格10,000円(税別)
ウンドラーガのアイコン・ワイン『アルタゾール』はチリの詩人ビセンテ・ウイドブロ氏の詩集名に由来。「ブレンド比率は年によって異なりますが、ワインに骨格やバランスを与えるCSは通常80~90%使用。スパイスやタバコのニュアンスはカルメネール、赤系果実やフレッシュ感、エレガントさを与えているのはカリニャン」とラファエル氏。樽熟16ヵ月、瓶熟24ヵ月。イチゴ、ミント、甘草、シダ、黒鉛、タバコ、複雑味&余韻。生産量12,000本、飲み頃は2024~2026年


セミナー後はカクテルパーティー





抽選でスペシャルプレゼント


招待された得意先やプレスが入場の際に渡した名刺を抽選箱に入れてのお楽しみタイム
ラファエル氏から「チリから持ってきた『テロワール・ハンター カベルネ・ソーヴィニヨン アルト・マイポ2014 マグナム』を2名の方にプレゼントします」とのアナウンスがあり・・・


まぁ、なんとなんと、ワインの天使が私に微笑んでくれました[プレゼント]
ラファエル氏からサインもしていただきハッピー
マグナムサイズなので、しばらくセラーで寝かせておきます、ありがとうございました!

最後に感謝を込めて

SENA 100 POINTS CELEBRATIONにご臨席なさった大使ご夫妻(2018年3月

アジャレス大使から11月9日@チリ大使公邸でのお別れ会に招待されていました。
シャンパーニュ研修ツアーと重なっていたので参加することができなかったのですが、大使は12月に日本を去り、インドネシア在チリ大使として赴任なさいました。日本滞在は約2年程でしたが、公邸でのランチやディナー、ミシェル・バチェレ大統領来日の折の朝食会にもお声掛けくださり、光栄なるひとときを共有させていただきました。マリア夫人はお鮨が大のお気に入り。料理もお得意で、私は手作りのパンをご馳走になりました。日本&日本食を愛していたグスタボ・アジャレス駐日チリ大使とマリア夫人にこころから感謝しています。インドネシアでのご健闘を願っております。
今回、公邸でのセミナーにお招きくださった須佐社長はじめ、三国ワインの皆さまにも、改めて御礼申し上げます。ありがとうございました!

■ウンドラーガについてのお問い合わせは三国ワインまで
Tel:03-5542-3941/Fax:03-3552-0392
URL:https://www.mikuniwine.co.jp/
■Viña Undurraga
URL:https://www.undurraga.cl/

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エデュアルド・チャドウィックE・Chadwickとスティーヴン・スパリュアS・Spurrier両氏が発信する“Into the Future” [来日したワイン生産者&関係者]

昨秋は多くのワイン関係者の来日やシャンパン講座初の研修ツアーもあり、貴重な話をたくさん伺うことができました。リポートアップがなかなか追いつかない状況ですが、早めに行動すべく頑張ります!
まずは、新年に相応しいタイトル“未来へ向けて”と銘打ったイベントから始めます。

未来へ向けて


昨年、英国デキャンター誌の“デキャンター・マン・オブ・ザ・イヤー2018”に選ばれたチリ『エラスリス』のエデュアルド・チャドウィック当主。その前年(2017年)の受賞者『アカデミー・デュ・ヴァン』の創設者スティーヴン・スパリュア氏。2004年のベルリンテイスティング以来、親交篤いおふたりがタッグを組み、2018年6月にロンドンとパリで、“Into the Future(未来へ向けて)”と題するイベントを開催しました。
チリから「秋には中国(北京)と日本(東京)でもやりますよ」という連絡を受けていたので楽しみにしていました。そして・・・昨年10月の最終週、おふたりが来日。東京でマスタークラスセミナーと記念ディナーを行いました。

Into the Futureとは

#1:ブライド・ヴァレー ブラン・ド・ブラン2014(英国産スパークリング)
#2:ラス・ピサラス・シャルドネ2017
#3:ラス・ピサラス・ピノ・ノワール2017
#4:ドン・マキシミアーノ・ファウンダーズ・リザーヴ2016
#5:セーニャ2016
#6:ヴィニェド・チャドウィック2016
#7:ブライド・ヴァレー ロゼ・ベラ2014(英国産スパークリング)

供出アイテムは英仏の2都市で行った時と若干異なり、スパリュア氏は英国産スパークリングを2種。私はディナーのみに参加したので、氏とはお目にかかれませんでしたが、新登場のロゼ泡は体験できました。
相方のチャドウィック氏はアコンカグア・コスタの秀逸なシャルドネとピノ・ノワールを披露。さらに2016年ヴィンテージのリリースにあたり、3つのアイコン・ワインを同時に紹介するという過去にない内容でした。

来日記念ディナー@帝国ホテル レ・セゾン


チャドウィック:スパリュア氏が南ドーセットで手掛けているスパークリングワインです。英国は地球温暖化の好影響で有望な産地になっており、英国産スパークリングは未来の産地として注目できます。


3つのアイコン・ワイン!
(左から)ドン・マキシミアーノはレ・セゾンの伊藤靖彦ソムリエ、マギー嬢、ヴィニェド・チャドウィックはチャドウィック氏、セーニャはヴォワザンシェフが手にしています。

チリワインの凄さを世界に知らしめたチャドウィック氏は次なるステップを「テロワールの表現」とコメント。今回愛娘4人のなかの長女マギーさんを同行し、同席メンバーに「マギーは弊社のブランドアンバサダーであり、未来へ向けての存在そのもの」と紹介していました。エラスリスの新たなる発展、未来への動きです。
https://twitter.com/errazurizwines/status/1057014358881038341


ティエリー・ヴォワザンシェフの極上料理に合わせて

鱒とハーブのアミューズ・ブッシュに合わせたのは『ブラン・ド・ブラン2014』

私が初めてブラン・ド・ブランを味わったのは2016年9月で、ヴィンテージは2013年、ナビゲーター役はスパリュア氏でした。
1990年代初め、英国産スパークリング『ナイティンバー』が話題になり、英国ではその後、次々に素晴らしい泡ものが登場。スパリュア氏は2007年にV&Sでジャン=シャルル・ボワセ氏と出会い、その縁でプロジェクトを立ち上げ、スパークリングワイン造りに着手。奥様が南ドーセットに購入した土地に、2009年ぶどう樹を植樹。ボワセ氏の協力のもと、ブラン・ド・ブランを生産。南ドーセットは冷涼気候でシャンパーニュ地方と同じ石灰質(チョーク)土壌です。 「フレッシュで、白い花を彷彿とさせるアペリティフに合うスパークリングワイン」が理想と語っていました。

昨年10月末に試飲した2014年ヴィンテージは明るいレモン色、白い花、白桃、白胡椒、青リンゴのニュアンス、爽快&軽快な味わい、中盤以降に広がるミネラルがアミューズブッシュの塩味と相乗して◎

アコンカグア・コスタの“ピサラス”という名のワイン
ピサラスとはスペイン語で粘板岩を意味しています。「ブルゴーニュの地質調査の専門家フランソワーズ・バニエ - プチ女史に依頼して、特に片岩の多い場所をリサーチしました。根が深く伸びるので、ミネラル豊かで、自社畑の中のグラン・クリュと言える場所です」とチャドウィック氏。土地を購入したのは2005年で、すでに13年経過しています。土壌の名をワイン名にしたのは、エラスリスが追及している“テロワールの反映”、未来への思いを重ねています。
ヴィンテージは2017年、この年は2016年より日照度があり、収穫も3月第1週と少し早目でした。果実の凝縮感と骨格、深み、ミネラルを備えたワインで、生産本数は6000本のみ。


シャルドネは早朝収穫し、丁寧な選果後、ソフトに圧搾、100%全房、天然酵母、36日間の醸し、MLF35%(年によって異なる)、樽熟成9ヵ月、フレンチオーク100%(新樽15%、使用樽2~3年85%)、アルコール度数13%、チャドウィック氏は「石灰やレモンのキャラクターが特徴。パーカーポイント98点でチリ最高の白ワイン」とコメント。
私感:ブルゴーニュ型の大ぶりのグラスで、温度変化や層になって広がる香りや味わいを満喫。ピュアでエレガント、卓越したミネラル感、守備範囲の広いワイン。


セープ茸のカプチーノイベリコ産生ハムをあしらって
ティエリーシェフのスぺシャリテとも言える逸品
私感:スープの滑らかさと旨味、ハム由来の塩味をワインが優しく包み込む至福のマリアージュ、美味!

ブルゴーニュに拮抗しうるワイン


チリの赤ワインと言うと、カベルネやカルメネールを思い浮かべますが、1990年初頭から、海に近い冷涼なコースタルリージョンでのワイン造りが始まりました。カサブランカを筆頭に、レイダ、サン・アントニア、リマリ等。アコンカグア・コスタで最初にワイン造りをしたのはエラスリスで、畑に片岩が多いのが特徴です。2017年は4番目のヴィンテージになりますが、年々品質が向上していて、このワインにはときめきを感じました! 
点数評価を書くのは本意ではないのですが、ジェームス・サックリングはファーストヴィンテージの2014年に98点、2015年に99点、2016年に99点、2017年に98-99点を付けています。


ケース買いして毎年経年観察したくなったピノ、今飲んでも熟成させても美味!

ぶどうは除梗80%、全房20%。厳しい選果の後、低温での醸し、小型の開放式発酵槽へ。発酵後も醸しを継続、樽熟成13ヵ月、フレンチオーク100%(新樽35%)、アルコール度数13%


フォアグラのソテー フヌイユ(フェンネル)と青梅
私感:歯ごたえの異なる食材(ふわふわのフォアグラやフェンネル)や味覚の違い(ソテーの甘味や梅の酸味)を堪能。果実味と酸味ときめ細かなタンニンを備えたバランス感覚抜群のワインとの相性も◎

2016年ヴィンテージの同時披露
来日記念ディナーで、チャドウィック氏は、『ヴィーニャ・エラスリス』、『ヴィーニャ・セーニャ』、『ヴィーニャ・チャドウィック』の各アイコン・ワインの新ヴィンテージ2016年を同時に披露しました。2016年は直近の10年間で最も冷涼。ぶどうが熟すのに時間を要しましたが、「暑い年より涼しい年のほうが、自分が求めるワインスタイル(フィネスとエレガントさ)が表現できる」と語りました。


ドン・マキシミアーノ・ファウンダーズ・リザーヴ2016

ヴィーニャ・エラスリスのフラッグシップワイン。創始者ドン・マキシミアーノは1970年にはカベルネ・ソーヴィニヨン100%でワイン造りをしていました。海から65㎞内陸に位置し、ワイナリーを取り囲むようにぶどう畑(MAX1~7)があり、砂利の多い場所にはカベルネ・ソーヴィニヨン、粘土の多い場所にはカルメネール、海岸寄りの冷涼エリアにはソーヴィニヨン・ブランやピノ・ノワールを栽培しています。

産地:アコンカグア・ヴァレー、ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン69%、マルベック12%、プティ・ヴェルド8%、カルメネール8%、カベルネ・フラン3%、樽熟成22ヶ月、フレンチオーク100%(新樽65%)、深紫の色調、アロマ豊か、カシスやココア、ブラックチェリー、ブルーベリー、スパイス、シルキーなタンニン、口中滑らかで甘やか


縞鯵の炭火焼き 甘草を香らせたポロネギ モワルのベニエ ソースジェヌボワーズ × セーニャ2016


セーニャが誕生したのは1995年で、最初はヴィーニャ・エラスリスが所有する畑のぶどうから造りました。その後、海から40kmの場所に45㌶の畑を購入。岩が多く、カベルネ・ソーヴィニヨンやカルメネールが成熟する畑、2005年からビオディナミを導入。

産地:アコンカグア・ヴァレー、ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン55%、マルベック20%、プティ・ヴェルド 12%、カルメネール8%、カベルネ・フラン5%、樽熟成22ヶ月、フレンチオーク100%(新樽73%、使用樽15%、フードル12%)、フローラル&フェミニンなワイン、「2015年は100点満点でしたが、個人的には2015年より冷涼年の2016年のほうが好み」とチャドウィック氏


雷鳥のインペリアル風 × ヴィニェド・チャドウィック2016

チリ最高のカベルネ

ヴィニェド・チャドウィック2016

アコンカグア・ヴァレーから南に100km、マイポ・ヴァレーにあるプエンテ・アルトはチリの伝統的なぶどう品種カベルネ・ソーヴィニヨンの銘醸地。1880年代からぶどう生産をしていました。1992年、チャドウィック氏は父親がリタイアした後、会社に入社。かつてのポロの競技場だった場所が現在チリ屈指のぶどう畑になっています。 
産地:マイポ・ヴァレー プエント・アルト、ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン97%、プティ・ヴェルド3%、樽熟成22ヵ月、フレンチオーク100%(新樽80%、使用樽10%、フードル10%)、アルコール度数13%、フレッシュさと品の良いエネルギーを備えたチリの逸品、最もこころ惹かれたワイン!


(左から)
英国産スパークリングのブラン・ド・ブラン2014、ロゼ・ベラ2014、ヴィニェド・チャドウィック2016、セーニャ2016、ドン・マキシミアーノ・ファウンダーズ・リザーヴ2016、ラス・ピサラス・ピノ・ノワール2017、同シャルドネ2017


ベルガモットを香らせた葡萄のソルベ × ブライド・ヴァレー・ロゼ・ベラ2014
“ベラ”はスパリュア氏の妻の名前。2014年ヴィンテージはこの100年間で2番目に温かかった年で、果実味、糖分、酸味ともに満足できるものでした。ピノ・ノワール58%、ムニエ17%、シャルドネ25%で、製法はブレンドではなく、マセレーション。色調は深みのあるオレンジ、泡はスムース、野イチゴ、切れの良い酸味、若干タンニンのニュアンス、軽快な印象。


カシスのジュレとフロマージュブランを合わせた葡萄


エラスリスの看板娘マギー嬢はラス・ピサラス・ピノ・ノワール2017
私はスパリュア氏のロゼ・ベラ2014を持って“Into the Future”にエールを送りました!

[わーい(嬉しい顔)]嬉しい情報
エラスリスのセラーで瓶内2次発酵のスパークリングワインがまどろんでいます。シャルドネとピノ・ノワールのブレンド、シャルドネ100%のブラン・ド・ブランの2タイプで、今年か来年リリースされる予定です。
正式な時期はエラスリスのテクニカル・ディレクター、フランシスコ・ベッティング氏と輸入元ヴァンパッションの川上大介氏による利き酒と話し合いで決まる模様。ラス・ピサラスの畑の秀逸なぶどうから造られるので、期待が高まります。エラスリスからデビューする2種の泡ものも、Into the Futureです!

関連ページ
Look Back in Wonder
~1976年パリ・テイスティングと2004年ベルリン・テイスティングを振り返る~
https://non-solo-vino.blog.so-net.ne.jp/2016-09-23
■Viña Errazuriz ヴィーニャ・エラスリス
URL:http://www.errazuriz.com/en/

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ミモザの日のCPに向けてシャンパンメゾン『ジョセフ・ペリエ』のオットー取締役来日!! [来日したワイン生産者&関係者]

1825年シャロン・アン・シャンパーニュに設立したメゾン『ジョセフ・ペリエ』

ジョセフ・ペリエのフラッグシップ『キュヴェ・ロワイヤル』
英国のビクトリア女王とエドワード7世の御用達になったことから“ロワイヤル”という呼称を与えられました。また、スウェーデン王室のグスタフ国王からの信頼も篤く、ノーベル賞授賞式晩餐会にも重用されています。2012年に山中伸弥教授がノーベル生理学・医学賞を受賞した折の晩餐会には、ブラン・ド・ブランがふるまわれました。

現当主は5代目ジャン・クロード・フルモンCEO、ご子息ベンジャミンさんが次期当主として参画しています。


来年3月8日の国際婦人デーに合わせて“ミモザの日”キャンペーンを実施。



シャロン・アン・シャンパーニュの位置

マルヌ県の県庁所在地がシャロン・アン・シャンパーニュ(矢印↓部分)


ローマ人の遺跡 ガロ・ロマン時代の石切場
ジョセフ・ペリエの年間生産量は75万本、アイテム数は9つ
全長3kmのセラーには2~3百万本のシャンパンがまどろんでいます。


ミモザキャンペーンの一環で来日したオットー取締役

日本通のオットー・プシュビラ取締役

オーストリア・ウィーン出身のオットーさんの趣味はクッキング。世界で好きな料理は日本、イタリア、フランス、中国の順番だそうで、特に「日本とイタリアは洗練されている」とコメント。生もの(白子やウニ等)や納豆が好物で、銀杏は市場で購入して持ち帰るくらいのこだわり。「ビタミンEが豊富だよ」とおっしゃっていました。柚子やワサビ、山椒のような和のスパイスにも精通していました、さすがです。

メゾンの最新情報としては、昨年(2017年)からナタリー・ラプレイジュ女史がシェフ・ド・カーブに就任。フルモンCEOの従兄弟にあたる敏腕な起業家アラン・ティエノーさんがオーナーのシャンパンメゾン『アラン・ティエノー』や『ヴーヴ・クリコ』で研鑽を積んできたそうです。
ジョセフ・ペリエはフェミニンな印象のシャンパンなので、ナタリーさんの参入で、より洗練された味わいになりそうです。

プレスランチに登場したアイテム (右から供出順)
#1:キュヴェロワイヤル ブリュットNV
#2:キュヴェロワイヤルブランドブラン
#3:キュヴェロワイヤル2008
#4:キュヴェロワイヤルロゼ
#5:キュジョセフィーヌ2008

ミモザの日にちなんだオリジナルメニュー@六本木L'ESSOR レソール

花束をイメージした特製グラスにはミモザの絵柄!


中村元紀シェフのオリジナルメニューは春のウキウキ感満載

前菜

ミモザをイメージした完璧なひとさら サラダコンポゼ“ミモザ”


口中ではかなく溶けていく食感がブリュットの滑らかなタッチと渾然一体


カリフラワーとサーモンのテリーヌ アニス風味のマヨネーズ添え
2012年ノーベル賞晩餐会に供出されたブラン・ド・ブラン。中村シェフはその時のひとさらを再現。


クリーミー!
和食なら茶碗蒸しが合うと思ったので、オットーさんにその旨を伝えると、なんと、「茶碗蒸しは自分でもよく作るよ」とのお返事。相性についても同意してくださり、その話から “銀杏”談義に。


ミネラル感豊かな2008年ヴィンテージ


アンコウのロティ ソース・ヴァン・ブラン セップのフリカッセ
食通のオットーさんも絶賛、きのこやトリュフ、ソースとナイスマリアージュ


NVから飲み進めていくことで、味わいの“密度”も濃くなってくるのがわかります。

肉料理

ピジョン・ラミエ むね肉のロースト もも肉のコンフィ
ソースマデール フランボワーズのアクセント


中村シェフの気合いの入ったひとさら
当日のマイベストはキュヴェ・ロワイヤル・ロゼ。温度変化で熟した果実味や軽いタンニン等、様々な要素が出てきて魅力的でした。むね肉のロースト、もも肉のコンフィともにロゼの微量なタンニン、ミネラルとうまく引き合い、納得のマリアージュ!

デザート

魏国飛スーシェフがデザートをプレゼンテーション


美味美味、ナポレオンパイ


創始者ジョセフ・ペリエの愛娘ジョセフィーヌの名を冠した最高級キュヴェと合せて!

■製品についてのお問い合わせは株式会社JALUX ワイン部 ℡03-6367-8756
URL: http://www.jalux.com


続きは・・・NHK文化センター青山校でも『ジョセフ・ペリエ』にフォーカス


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バローネ・ピッツィーニの真髄フランチャコルタを『銀座いわ815』のお鮨に合わせて! [来日したワイン生産者&関係者]

1870年からの長い歴史を有すフランチャコルタ
  ~NIENTE IN NATURA È SANZA RAGIONE Leonardo da Vinci ~
自然のなかに理由のないものはない レオナルド・ダ・ヴィンチ


#1:フランチャコルタDOCG ブリュット‘アニマンテ’NV
ぶどう品種:シャルドネ78%、ピノ・ネロ18%、ピノ・ビアンコ4%、標準希望小売価格:4,000円(税別)
#2:同DOCG ナトゥール2013
ぶどう品種:シャルドネ60%、ピノ・ネロ40% 標準希望小売価格:5,000円(税別)
#3:同DOCGサテン2014
ぶどう品種:シャルドネ100% 標準希望小売価格:5,500円(税別) 
#4:同DOCG ‘バニャドーレ’ ノン・ドサート・リゼルヴァ2009
ぶどう品種:シャルドネ50%、ピノ・ネロ50% 標準希望小売価格:7,000円(税別) 
#5:同DOCG ロゼ2013
ぶどう品種:ピノ・ネロ80%、シャルドネ20% 標準希望小売価格:6,000円(税別) 


輸入元は(株)アルカンワイン営業部 ℡03-3664-6591


11月下旬、伊ロンバルディア州のバローネ・ピッツィーニ(BP) から、日本文化や食に造詣が深いシルヴァーノ・ブレシャニーニ取締副社長が来日。BPが誇るフランチャコルタ5種を銀座いわ815で岩央泰氏のお鮨に合わせて探究しました。



ブレシャニーニ氏は1967年フランチャコルタの中心地エルブスコ生まれ。4代前の祖先が当地でぶどう栽培とワイン造りをしていたとのこと。2011年から年に1~2回来日しており、日本の文化や食を高く評価しています。ミラノにあるエツィオ・サンティンのレストラン『アンティカ・オステリア・デル・ポンテ』でソムリエとして働き始めたことがワイン界に入るきっかけになりました。1992年からバローネ・ピッツィーニに参画、現在はBPの顔として世界中を飛び回っています。


岩央泰氏は『久兵衛』や『鮨かねさか』で修業した後、独立。ミシュラン1つ星を獲得し続ける江戸前すし『銀座いわ GINZA IWA』の店主です。

素材のシンプルさを生かして

水タコ&自家製の柚子胡椒 × アニマンテNV
水タコ&ワサピ × ナトゥール2013


口開け#1のアニマンテはBPを代表するアイテム
BPは1998年からオーガニック栽培に取り組み、2001年に認証を取得。フランチャコルタでは有機栽培のパイオニアとして良く知られています。

(前列左側にあるグラス) アニマンテ ANIMANTE は英語ではANIMATEで、“生命を吹き込む”を意味する言葉。つまり、土壌のなかで命が宿り、そこで培ってきたぶどうから生まれたワインがワイナリーの主力となるアイテムの名前になっています。
ちなみにBPは2014年からミラノ大学が推進するプロジェクトの一員として、土壌のなかの有機物とぶどう&ワインの関連を検証、立証する作業を進めています。ただし、研究に関する刊行物等はまだ発表されていないとのこと。

ブレシャニーニ氏の大好物“雲丹”との相性

世界的人気の日本産雲丹× #2NATURAE ナトゥール2013は双方の鉱物的要素が絶妙、これはシームレスなマリアージュ!
ラテン語で“自然”を意味し、BPでは■ナチュラル ■しっかりしたストラクチュア ■長期熟成、の3要素をナトゥーラエの特徴にしています。

さらに高いハードル“なまこ”

海外の方にとって“ナマコ”はどうかなと危惧。でも、要らぬ心配でした。
ナトゥールの酸味とお料理の出汁の旨味が素晴らしく良く合い、マリアージュを堪能しました。


白身は#3SATEN サテンに合わせて。
サテンは和食との相性が良いと追われているアイテム。BPでは■白ぶどうのシャルドネだけ ■通常のガス圧より1気圧低い5気圧 ■エレガントでシルキーな口当たり、の3条件を厳守。樹齢は15~20年、リリースする時はすべてヴィンテージもの、瓶詰前の熟成には30%バリックを使用しています。

白子に唐辛子の風味を生かして

美しい白子!


#4BAGNADORE バニャドーレ2009 × 白子
樽使いの旨さ(40%)と白子の焦がし具合が相乗、口中でトロリと溶け合う食感最高!
#5 ROSÉ ロゼ2013とは唐辛子を少し使うことでスパイスの風味とかすかなタンニンがマスキング効果、こちらもナイスハーモニー

バニャドーレの名前は共同経営者のひとりが住んでいた場所に由来、唯一の単一畑で、面積は3㌶(シャルドネ2㌶、ピノ・ネロ1㌶)、作柄の良い年だけ生産 (2010年、2017年は生産無し)、すべての収穫で一番遅いのがこの畑。ドザージュ・ゼロ、ティラージュ前の熟成に40%樽を使用。酸味が余韻まで残る印象。

包容力のロゼ

ロゼ2013 × もみじおろしを添えたナマコ、お薦めのマリアージュ!
「良いロゼを造るには良いピノ・ネロが必要で、私がパーフェクトと言う時は品質が200%と言う意味です。ロゼの色は毎回同じではなく、その年の作柄が色調や味わいに出てきます。2014年は寒かったので、2013年と比べると淡い色をしています」とブレシャニーニ氏

脂分の多い魚介類はロゼやバニャドーレで

4~5日寝かせたコハダ、参加者全員一致でバニャドーレ、感嘆!


ブリにもロゼ!


赤身もロゼと好印象


中トロにはバニャドーレ、ロゼも◎

Q:地球温暖化の影響はどうですか?
A:気候変動はあっても暑くなるだけではなく、年によっては雨が多く、寒い年もあります。2014年がそうですし、2018年もそのような傾向でした。逆に2012年や2015年は乾燥した暑い年でした。土のなかでは有機物を持つことが大事です。2015年のような猛暑では緊急対応として灌漑が許されたのですが、BPでは20年前から土にこだわってきたので、灌漑することもなく、何の心配もなかったです。

Q:ドザージュ量に変化は出ていますか?
A:フランチャコルタはシャンパーニュよりドザージュは少な目です。今回試飲したアイテムも2つ(ナトゥール&バニャドーレ)は糖分添加ゼロですし、他のアイテムは5g/L以下になっています。

こぼれ話
PRを担当している 『aDue』の代表 永峰詢士氏と山田久扇子氏は、岩氏のお鮨ファンということで、プライベートでもBPのフランチャコルタとの相性を楽しんでいたようです。ゆえにマリアージュは、おふたりの総決算と表現したいくらいの、体験に裏打ちされた見事な組み立てでした! 
加えて、ピア二ストでもある山田氏の粋な計らいは、BGMに使っていたモーツァルト。
以前BPを訪問した折、カンティーナの地下に彼の肖像画が飾ってあったので、その訳を聞いたそうです。BPの担当者は「モーツァルトは生涯で2度イタリアを訪問しており、12歳の時、父親と一緒に、バローネ・ピッツィーニの屋敷に滞在しました」と回答。その縁あって、今回はモーツァルトを聴きながらの贅沢なプレスランチョンになりました。

終盤、「お寿司屋さんに1本だけ持ち込むとしたら、どれを選びますか?」との質問がありました。
ワイナリーの顔のアニマンテやガス圧の低いサテン、ノン・ドゼのナトゥール等、それぞれに魅力があります。私はバニャドーレかロゼで迷いましたが、1本選ぶなら守備範囲の広い『ロゼ』

シャンパーニュに拮抗するバローネ・ピッツーニのフランチャコルタ、その底力、実力に感嘆しました。1990年代から、土着品種を見直す動きが出始めていて、研究も進んでいる由。数年後には、イタリア固有品種を使ったフランチャコルタの発売もありそうなので、その日を楽しみに待ちたいと思います。
素晴らしいひとときの共有、ありがとうございました!


[レストラン]ミシュラン2019も1つ星の
銀座いわ 東京都中央区銀座8-4-4 三浦ビル1F ℡03-3572-0955
銀座いわ815 東京都中央区銀座6-3-12 数寄屋ビル1F ℡03-3573-1815

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ジョルジュ デュブッフのアドリアン輸出部長来日 週末にボジョレー・ヌ―ヴォーを楽しもう!  [来日したワイン生産者&関係者]

ボジョレーの帝王ジョルジュ・デュブッフ当主からのメッセージ

2018年のボジョレーは格別な年でした.
天候は理想的で、母なる自然の恵みに満ち溢れています.
とてもフルーティで魅力的なワインに仕上がりました.


ボジョレー・ヌーヴォーの解禁日には必ず来日なさっていたジョルジュ・デュブッフ当主
解禁のカウント・ダウンで何度もお目にかかっていましたが、今年は輸入元サントリーワインインターナショナルの招聘で、孫のアドリアン・デュブッフ・ラコンブ輸出部長が全権大使としてひとりで来日。アドリアンさんは昨日大阪でのイベントに出席、本日早朝、新幹線で東京に帰還しました。
デュブッフ当主は今年は自宅で愛妻とヌーヴォーを楽しんでいるそうです。御年85歳なので、無理せず、今後は現地で解禁を楽しんで欲しいと私は思っています。




2018年は春先に降雨が続いていましたが、当主は「適度な雨が潤いをもたらした」と表現。夏の日照と乾燥のおかげでぶどうは健全に生育、収穫開始は8月27日で、昨年より若干早め。2017年は雨がほとんど降らず、ぶどうはかなり苦しんだようで、ボジョレーが基準にしている収量には至りませんでしたが、今年は60hl/㌶と十分な量が取れました。

今年のボジョレー・ヌーヴォー

「フレッシュなイチゴと完熟したブルーベリーをバスケットに詰めたような魅力的な香りで、まるみを帯びたなめらかな味わい」と当主からのお言葉


プレスメンバーは全員女性、女子会のノリで乾杯

昨年デビューしたボジョレー・ロゼ

ウェルカム・ドリンクはデュブッフ当主の思いがこもったロゼ!
今年は米国への輸出も快調とのこと。また、トラディショナルなベルギー、ルクセンブルグ、オープンマインドなイスラエル、スウェーデンがロゼを輸入しているようです。サーモンマリネをレモンと一緒に食して◎


定番のボジョレー・ヌーヴォーはフルーティでラズベリーやブラックカラントのニュアンス!
サントリーワインインターナショナルでは “金曜日にヌーヴォーを購入して週末に楽しむ”
2018年はそのような飲み方を提案しています。


丸の内ワイン倶楽部が考案した料理に合わせて

6種の前菜、サーモンのマリネ、四元豚のトンカツ グレービーソース、ポテトフライ ハーブ&スパーシー、ナポリ風ピッツア、5種のフランスチーズ(左からトム・ド・モンターニュ、シェーヴル・フレ、フルー・ド・メメー、オリヴィエ・サンドレ、ガレ・ド・ラ・ロワール)
アドリアンさんの一押しは、ボジョレー・ヌーヴォーとトンカツ、ガレ・ド・ラ・ロワール!
ちなみにアドリアンさんの大好物はまい泉のトンカツだそうです。


ドメーヌ・ド・ラ・コルティエール ボジョレー・ヌーヴォー2018 オーガニック・ヴィエイユ・ヴィ―ニュ
ぶどう畑は17㌶、樹齢は35年、定番のボジョレー・ヌーヴォーより色調は淡く、果実味と酸味のバランス良好。参加者からの評価が高かったアイテム

マイベストはセレクション プリュス

例年好印象のヌーヴォー、3年前に黒地に金字&白字のラベルにチェンジ、生産本数が記載されています。現在400軒の農家と契約していて、そのなかの秀逸な7~8軒のぶどうを使ったデュブッフの最高レンジ。毎年最上のものを選ぶので、農家は一定していないとのこと。私は黒オリーブと色で合わせるマリアージュを楽しみましたが、デュブッフ当主のお薦めはお肉(ブッフ)(笑)


アドリアンさんの前席に座っていた特権を生かしたワンショット!


(奥左から)ロゼ、ボジョレー、(手前左から)オーガニック、ボジョレー・ヴィラージュ、セレクションプリュス
色調の違いがおわかりいただけると思います。


2018年ヴィンテージのセレクションプリュス、これはしばらく寝かせてから!

サントリーインターナショナルでは解禁日当日、FUJIWARA と横澤夏子のMCで『生配信ボジョバ』を開催。予定視聴者数10万の予定が17万をクリア、この生配信は18日迄閲覧可能です。
https://www.suntory.co.jp/wine/special/kaikin/live/

ボジョレーを楽しむヒント
https://www.suntory.co.jp/wine/series/knowledge/recommend/gamay.html

■商品に関するお問い合わせはサントリーお客様センター
℡ 0120-139-380
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ルイ・ジャドの次世代チボー・ガジェ副社長来日!  [来日したワイン生産者&関係者]

本日ボジョレ・ヌーヴォー解禁!

ボジョレワイン委員会は2018年ヴィンテージ(VT)について「しっかりとして味わい深く、同時になめらかで複雑」と評価。2017年、2015年、2009年と並び、珠玉のヴィンテージと絶賛しています。ヌーヴォー市場は減少傾向にありますが、2018年はご期待にしっかりと応えられるVTだと思います!

ルイ・ジャドの次世代チボー・ガジェさん来日
10月末、ブルゴーニュの名門メゾン『ルイ・ジャド社』から、現社長の長男で副社長のチボ-さんが来日し、プルミエ・クリュ、グラン・クリュなど上級レンジを主体としたプレミアム試飲会に出席しました。今回2度目の訪日です。育ちの良さを感じさせる佇まいで、好感度100%!

「日本はブルゴーニュワインを良く知っているので、再度来日することができて嬉しい」とチボーさん。ルイ・ジャドにとって日本は米国、英国に続く市場です。

チボーさんは現在、オレゴンにある『レゾナンス』の代表でもありますが、相棒はルイ・ジャド社で41ヴィンテージを手掛けた天才醸造家ジャック・ラルディエールさん、尊敬すべき造り手です!


ルイ・ジャドのワインを手に

チボー:2018年ヴィンテージは最初の6ヶ月は雨が多かった。夏は乾燥していた。若樹は乾燥に苦しんだが、雨によって土壌に水分が蓄えられていたので、素晴らしい収穫になった。9月初旬には収穫がスタートし、量的にも質的にも満足できるヴィンテージ。2010年から2016年までは雹や霜の害で収量の少ない年が続いたが、2017年はコード・ドール(シャブリやボージョレは苦しんだ) は問題がなく、2年続きで良い年になった。


オレゴンのワインと共に

チボー:オレゴンの収穫は少し遅くて、9月17日からスタートした。昨年は量的にも素晴らしかった。今年はそれより少しだけ量は減るが、ブルゴーニュ同様良いヴィンテージ。

テイスティング会場で

ピュリニー・モンラッシェ PC クロ・ド・ラ・ガレンヌ2015(左) ピュリニー・モンラッシェ PC ラ・ガレン2014


安定した味わいのサヴィニー・レ・ボーヌ PC ラ・ドミノード2013


シャサーニュ・モンラッシェ ルージュ・プルミエ・クリュ モルジョ クロ・ド・ラ・シャペル モノポール2015

当日のマイベスト

コルトン・グレーヴ GC 2011
南東向きでシリカを含んだ土壌、畑はビオデイナミ農法を導入。2011年VTは豊潤でシームレス、エレガント

酒質がきれいなオレゴン

ラルディエールスタイル、年々良くなっていて好印象
11月発売予定
(最左) レゾナンス デクヴェルト・ヴィンヤード ピノ・ノワール2015 8,800円

■製品についてのお問い合わせは日本リカー(株) ℡03-5643-9770
URL: http://www.niwine.com
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フェッラーリ社所有の2つ星『ロカンダ・マルゴン』×アマン東京『アルヴァ』のスペシャルコラボ [来日したワイン生産者&関係者]

日欧商事の招聘でフェッラーリ社が所有するミシュラン2つ星レストラン『ロカンダ・マルゴン』のアルフィオ・ゲッツィ料理長が初来日!
11月1日&2日にアマン東京のイタリアンレストラン『アルヴァ』の平木正和シェフとのスペシャルコラボレーションを開催、フェッラーリのヴィンテージスプマンテとの相性にも注目!
詳細は>>>http://www.jetlc.co.jp/event/specialdinner

シンプルな素材を生かす魅力

イタリアンレストラン『アルヴァ』33階からの素晴らしい眺め、富士山も見えて良い予感!



白と黒のスタイリッシュなデザイン!


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日欧商事のティエリー・コーヘン社長 アルフィオ・ゲッツィ シェフ、平木正和 シェフ

フェッラーリのヴィンテージスプマンテを堪能

(左から供出順に)
#1:フェッラーリ・ペルレ・ミレジム2011
トレントDOC、ぶどう品種:シャルドネ100%、瓶内熟成期間:最低60ヶ月間
#2:同ビアンコ・リゼルヴァ2008
トレントDOC、ぶどう品種:シャルドネ100%、瓶内熟成期間:最低96ヶ月間
#3:同ロゼ・リゼルヴァ2010
トレントDOC、ぶどう品種:ピノ・ネロ80%、シャルドネ20%、瓶内熟成期間:最低60ヶ月間
#4:同ネロ・リゼルヴァ2009
トレントDOC、ぶどう品種:ピノ・ネロ100%、瓶内熟成期間:最低72ヶ月間
#5:ジュリオ・フェッラーリ・リゼルヴァ・デル・フォンダトーレ2006
トレントDOC、ぶどう品種:シャルドネ100%、瓶内熟成期間:最低120ヶ月間


五感を刺激 4種のアペリティーヴォ

ポレンタのポルチーニ


リンゴ、モンタデッラソーセージ、フェッラーリトレントDOCのラヴィオーロ
青リンゴを乾燥させてパウダー状にして生地に。その中のフレッシュな青リンゴをペルレのミレジメ2011でコンポートさせた贅沢な逸品、酸味とスプマンテの味わいが相乗


胡麻、トレント風味ルカニカソーセージと蜂蜜
スペシャルディナー用にイタリアから持ち込んだピリ辛のチョリソーを熟成させて作ったウエハースと蜂蜜、フェンネルの風味が2011と合わせて絶妙


ロカンダ・マルゴン風のモッツァレラ・イン・カロッツァ



アオリイカ、雲丹とグリーンクキャビア by 平木正和シェフ
ガラスの容器の下に隠れているイカ墨のようなグリーンキャビア、色白のイカ、オレンジ色の雲丹をからめて、そこにオリーブオイルを数滴たらして食すと、しっかりした酸を備えた2008年VTで口中が洗い流され、続いて、蜂蜜や白コショウの要素

ヴィジュアル的にも最高

鮪とボッタルガ、野菜のピンツィモーニオとラズベリー by 平木正和シェフ
野菜はビーツ、マイクロキューリ、四方竹(秋の希少な筍)


甘酢っぱいラズベリーのヴェネグレットソースと鮪の相性◎
ビアンコ・リゼルヴァ2008の組合わせのほかに、色で合わせるロゼ・リゼルヴァ2010もお薦め!

シンプル イズ ベストのパスタ

インソーリト・トレンティーノ 古代小麦スパゲッティ、グラナチーズ、フェッラーリ・ペルレ、エキストラ・ヴァージン・オリーブオイル ガルダ・トレンティーノDOPウリーヴァ by アルフィオ・ゲッツィ シェフ

「トレント地方を表現していますが、シンプルな素材を生かす工夫をしています」とゲッツィ シェフ
和食に倣い、無駄なものはすべてそぎ落とし、洗練した味わいを追求したパスタ。少しのバターとガーリックの香り、スプマンテを煮詰め、そこに茹で上げたパスタとソースをからめながら仕上げた一品、イタリアンパセリでアクセント!



「味わいも酸味もしっかりしたロゼと合わせて」とシェフ


岩魚、ラディッシュ焼き、根セロリのソース添え by アルフィオ・ゲッツィ シェフ



岩魚(イワナ)は背と腹を別々に調理
腹の部分はエストラゴンとオリーブオイルをミキサーにかけ、ピューレ状に。上からバーナーで焦げ目をつけ、ソースはセロリとニシンの燻製のエキスを加えて


ピノ・ネロの重厚感と根セロリのソースのとろみ、複雑味が好印象



フェッラーリのトップキュヴェ『ジュリオ・ファッラーリ』をサービス



大きなグラスで熟成感を味わう



仔羊、カモミールとウリデア by アルフィオ・ゲッツィ シェフ



「仔羊は子供時代の思い出の料理」とゲッツィ シェフ
たくさんの動物が身近にいて、フレッシュな草を刈ると、カモミールの香りがしてくるような場所だったそうです。仔羊の骨を使った出汁で、そこに少しだけハーブを効かせた料理と熟成感がありながら、まだフレッシュな酸を纏っている2006年との独特のハーモニー。
「料理の味わいが重いと、スプマンテと衝突するので、その点に気をつけています。スプマンテはぶどう品種、熟成具合によっていろいろな可能性が生まれてくるので、相性を考えるのは楽しいです」とシェフ


デザート by アマン東京のパティシエ
フェッラーリ・ブリュット トレントDOC、カンパリ、ブラッドオレンジ

天井が高く、開放感のある空間『アルヴァ』で、ふたりのスターシェフの逸品に合わせて、フェッラーリのヴィンテージアイテムだけを合せるという贅沢さ。
シャンパンに拮抗する存在のフェッラーリは、ガンベロ・ロッソ・スローフード協会刊“ヴィー二・ディタリア”より、、2019年ワイナリー・オブ・ザ・イヤーに選ばれています。イタリアの2530のワイナリーの頂点に輝く名誉ある賞です。おめでとうございました!

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シャルル・エドシックのシリル・ブランシェフ・ド・カーヴが語るヴィンテージ&ブラン・デ・ミレネール [来日したワイン生産者&関係者]



シャルル・エドシックのシェフ・ド・カーヴ、シリル・ブラン氏が来日!
タイトなスケジュールを割いて7名のプレス&ソムリエとテイスティングセミナーをしました。

持続の精神を体現するシェフ・ド・カーヴ

似顔絵で描かれているのは歴代の4名のシェフ・ド・カーヴです。
上段が4代目(2015年から)シリル・ブラン氏
そこから時計回りに3代目(2011年から2014年)ティエリー・ロゼ、2代目(2002年から2011年)レジス・カミユ(現パイパー・エドシックのシェフ・ド・カーヴ)、初代(1976年から2002年)ダニエル・チボーの各氏

期待できる2018年ヴィンテージ
11日のセミナー時、「ちょうど2週間半前に収穫を終了し、最初のスティルワインをテイスティングし始めたばかりの段階です」とブラン氏。続けて、「2018年は歴史的なヴィンテージになることでしょう。どのエリアでも品質&数量ともに納得のいく出来になっています。ヴィンテージ、プレステージ・キュヴェともに造れますし、リザーヴワインとしてもキープできます」と語りました。
さらに「酸度は中程度から少し低め、豊かなフェノールに富んでいるので、シャルル・エドシックらしいヴィンテージと言えます。いつも聞かれる過去のどの年と似ているか、どの年と比較できるかという質問ですが、私的には1989年の豊かさと2002年の洗練さを持ち合わせていると思っています。答えは10年後にわかると思います」と。

2017年の収量を考えると、今年はダブルハーベストとも言えるので、シャンパーニュ地方のシェフ・ド・カーヴにはハッピーな年になっているようです。
今世紀は、「8」の付く2008年、2018年ともグレートヴィンテージ、覚えやすいです!


比較テイスティグに登場したヴィンテージについて
2006年は収穫日に差が出た年。収穫量は例年並み。酸は若干低め、果実味とボディは豊か。2005年は収穫はほぼ順調、自然糖度も良好、ピノ・ノワールよりシャルドネが健全生育。2004年は1990年や1982年を上回る記録的な収量年で、果実も健康、成熟度も、酸度も理想的な年。1995年は開花順調、夏は暑く、降雨も少なく、すべてが良好。アルコール度数は高く、酸度は例年並み、予想通りの成熟を見せた古典的な年。 
(出典:シャンパン/ガイアブック)

06年と05年の比較テイスティング
「対照的なヴィンテージ」とブラン氏
シャルル・エドシックに就任した2015年に、ちょうど2005年のブリュット・ヴィンテージがリリースされたばかりだった由。その折、「できれば2006年を先に出すべきだったのでは」と提言したというブラン氏。そのアドバイスの正しさを証明したテイスティングになりました。

第1フライトはブリュット・ヴィンテージ
IM
左が2006年、右が2005年、正反対の個性なのでTPOに応じて!

■2006年はローストしたナッツやアプリコットを連想させるシャンパン。熟成も程よい段階にまで進んでいて、今飲んで美味、香りは開いていて親しみやすく、優しい酸がなんとも魅力、 これから数年間は楽しめる。
■2005年はゴールデンカラーで、フェノール類も多く、より熟成感が出ていて、一本芯が通ったミネラル感も。「飲み始めるのはあと数年待ってから。その後長い熟成も可能」とブラン氏。
■データ
2006年:ピノ・ノワール60%、シャルドネ40%、ドザージュ10g/L
2005年:ピノ・ノワール59%、シャルドネ41%、ドザージュ10g/L
ともに9年間澱とともに熟成させ、デゴルジュマン後に1年熟成。

私的感想:2006年はとにかくチャーミング、フェミニンな印象。飲んで美味しさが伝わる1本。好感度の高いアイテムで、優しい酸が飲み手を大いに癒してくれます。
私の好みは2005年。熟成感があり、ミネラル豊か、層になって広がる旨味、ポテンシャルがあります。
例えとして・・・プロポーズの時に用意するなら、2006年がおすすめ! 
気持ちを和やかにしてくれる味わいなので、相手は「No」とは言わないはず。
同じ部屋に結婚式を控えたハッピーな殿方がいらしたので、彼は何のシャンパンを用意したのかなぁ~なんて考えながら思いついた例えです(笑)

第2フライトはロゼ
ロゼ・シャンパンの権威として知られていたブラン氏は、赴任後、上司にロゼのリリースについて、「2005年より2006年を先に出すべき」と提言しました。2005年を試飲した時、厳格でシャイな印象だったのでリリースするのはまだ早いと感じたからです。一方の2006は開いていてフレンドリーでした。結果、意見が聞き入れられ、2006年が先に市場に出ることに。これはシャルル・エドシック開始以来の出来事で、今までの伝統が破られた瞬間になったとのこと。
ちなみにロゼに使う赤ワインは最初の2日間は8~10度でコールドマセレーションを行い、酵母を添加して発酵させるときは18度で、20度超えないようにしているそうです。

2006年はフェミニン

2006年は過去のヴィンテージで言うと「リッチな1998年に類似しています」とブラン氏
開いていて、わかりやすく、フルーティで、熟成のニュアンスも。
2006年:ピノ・ノワール66%、シャルドネ34%、赤ワイン10%添加

2005年はマスキュラン

2005年は「複雑さがある1979年に似ています」とブラン氏。
豊潤で肉感的、口中では強い存在感、フェノールが豊かなヴィンテージ
「赤ワインをサービスしようか、ロゼ・シャンパンをサービスしようか、迷った時に、2005年のようなタイプを選ぶと間違いない」とブラン氏。
2005年:ピノ・ノワール73%、シャルドネ27%、赤ワイン8%添加
赤ワインの比率に関してブラン氏は「凝縮感があったので8%以上添加できませんでした。10%だと強すぎる」とコメント

私的感想:ロゼに関しては2015年のしっかりとした味わいより、2016年のエレガントなスタイルが好み。ただ、2015年には底力があるので、毎年定点観測していくとその実力がわかって興味深いものになると感じました。赤ワインは2016年より2%控めながら、口中の豊かなテクスチュアは印象的!

ロゼの色決めは黒いグラスを使って
ブラン:視覚の影響を受けないようにすることと味覚で判断することが大事です。そのために黒いグラスを使っています。トライアングルブラインドテイスティングと呼ばれるもので、3つのグラスを使い、そのなかの2種類は同じワインにして行うやり方です。

ヴ-ヴ・クリコにいた時に考えた方法で、ヴーヴでは銘醸畑クロ・コランから造られた赤ワインは他の畑のものより色が濃いので、色を見ただけですぐにわかります。それで黒グラスを使うようになりました。その時のやり方を応用しています。

ロゼに使う赤ワイン造りで大事なこと
ブラン:シャンパーニュのアイデンティティーであるチョークのニュアンスやミネラル感を備えているべきだと考えています。ポイントは ぶどうの熟度だと思うので、潜在アルコール度数が11~11.5%であることが大事です。ぶどうが熟し過ぎてしまうと、そのような部分がなくなってしまいます。地球温暖化とともにぶどうをより熟させるという誘惑にかられることがあるかも知れませんが、我々はブルゴーニュではないので、ブルゴーニュ以下の熟度であることが必要です。それがシャンパーニュのアイデンティティーと考えています。
今、現実問題として危惧しているのが、シャンパーニュの新しい生産者のなかに、地球温暖化のことは知っていても、シャンパーニュのアイデンティティーが何かを知らない人たちがいることです。それにより、ぶどうが過熟する方向に進んでしまう危険性を感じています。


第3フライトはブラン・ド・ブランの逸品ブラン・デ・ミレネール
ブラン・デ・ミレネールはダニエル・チボー氏のコンセプトによって誕生したアイテムで“テロワール”を重視しています。生産本数は通常6万~7万本。リリースしたのは初ヴィンテージの83年、85年、90年、95年、そして2004年の5回だけ。


2015年11月撮影
2回目にリリースされたのが1985年、旨味と複雑味と長い余韻、素晴らしい体験でした!

ぶどう品種はシャルドネ100%、クラマン、アヴィーズ、オジェ、メニル・シュル・オジェ、ヴェルテュの5ヶ村を20%ずつ使用。
チボー氏は各村の個性を分析しており、その特徴については、「クラマン村が柑橘の香り、アヴィーズ村はエキゾチックでトロピカル、オジェ村はボディとフレッシュ感、ル・メニル・シュル・オジェ村はスモーキーさとミネラル、そして、ヴェルテュは花のような香りで、全体の繋ぎをする役目」と。製法はスタート時から一切変えていません。

最新ヴィンテージ2004年はチョーキー

繊細で木目の細かい気泡、レモン、フレッシュバター、アーモンド、中盤以降口中に残る酸の余韻


1995年ヴィンテージは豊潤

市場には流通していないヴィンテージ
チボー氏お気に入りのヴィンテージで通常より多めの生産。2004年より、さらに細かい気泡、泡はワインに溶け込みクリーミー、シームレス、蜂蜜、白コショウ、パン・デピス、果実のコンポート、凛としたスタイル

ブラン氏が興味深い話をしてくださいました。
「今春、セラーに保存していた1995年の最後のバッチ(管理する量の単位)をデゴルジュマンしました。その折、Mytikミティック※1を使い、Jettingジェッティング※2を施しました。将来どこかで、1995年ヴィンテージが出てくるかも知れません」と。楽しみです!

※1TCA(ブショネの原因となるトリクロロアニソール)を100%除去したDIAMディアムのスパークリングワイン用コルク
※2シャンパーニュで近年導入し始めた「ジェッティング(噴射)」は、デゴルジュマンの時に、水と亜硫酸をごく少量(0.15マイクロリットル)噴霧することで、ヘッドスペースの空気を排出させる。これにより、酸素含有量の一貫性が保証され、亜硫酸添加の必要性も低減する。還元的な状態になるので熟成期間も長く保たれ、ボトル差もほとんどなくなる。元々ビール業界で長年行われてきた技法


左は2004年VTでミティック、右は1995年VTでナチュラルコルク
シャルル・エドシックでは2020年頃までをめどに全アイテムをミティックにする予定



画像は左からブリュット・ヴィンテージ2006、同2005、ロゼ・ヴィンテージ2006、同2005、ブラン・デ・ミレネール2004、同1995

“飲めばわかる、それがシャルル・エドシック”
2018年ヴィンテージがリリースされた時に、このフレーズが大いに活用されそうです!

11月6日にシャルル・エドシックを3年振りに訪問します。新装されたテイスティングルームでの試飲も楽しみですが、シリル・ブランシェフ・ド・カーブと再会をお約束できたことが嬉しいです!

■製品のお問い合わせは輸入代理店日本リカー(株) ℡03-5643-9770

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J・ハリディが高評価した豪州MIKE PRESS WINESの醸造家と新オーナー来日! [来日したワイン生産者&関係者]

私はこのワイナリーに5つ星の評価を与えた。自社畑で生産したワインを、この価格帯で提供できる生産者はほかにいない。   ジェームズ・ハリディ

新オーナーはボブ・ハリス & 松岡ハリス佑子さん

初来日したマイク & ジュディ・プレス夫妻(右側のおふたり)と新オーナーのボブ・ハリス & 松岡ハリス佑子さん

良質なワインは良質な畑から生まれる、また良質な畑は世話をすることでより良くなる
マイクさんは、ペンフォールズでグランジを生み出したマックス・シューベルトのもとで醸造経験を積み、その後、セペルトに移動。ミルダラ・ブラスでは醸造責任者として活躍。
1998年、品質の良いぶどうを栽培して販売するためにマイク・プレス・ワインズを設立し、栽培に専念。ぶどうは当初、大手のワインメーカーに販売していましたが、リーマンショックでぶどうが売れなくなると、自らワインを造り、自らのラベルでの販売を開始。“良質なワインは良質な畑から生まれる、また良質な畑は世話をすることでより良くなる”との信念から、マイクさんは畑仕事から瓶詰めまで、醸造のあらゆる段階に関わっていました。

マイク・プレス・ワインズはアデレード・ヒルズに位置し、ケントン・ヴァレー・ヴィンヤードは約34㌶で、海抜500㍍、冷涼な気候。2/3が北斜面、1/3が南斜面。栽培面積は22.7㌶、品種はSB(2.03㌶)、CH(3.25㌶)、PN(4.06㌶)、ME(3.25㌶)、シラーズ(6.09㌶)、CS(4.06㌶)、今までの経験から経済面と安全性を考えて6品種をセレクトしたとのこと。生産量は2万ケース。

ワイナリー創業から20年が経過し、そろそろリタイアを考えようと思っていた時に、新オーナーとの出会いがあり、新たな人生を選択したマイクさん。マイク・プレス・ワインズで引き続き、醸造を担当しています。




私が試写会で観たのは唯一『ハリー・ポッターと秘密の部屋』だけですが・・・
松岡佑子さんは『ハリー・ポッター』シリーズの翻訳者としても良く知られています。


豪州の大御所が認めたワインはすべて1,800円

(右から左の順に)
#1:2017 Sauvignon Blanc   
北斜面で栽培しているSB、日当たりが良いので早く収穫できるとのこと。 フルーツ味を抑えたスタイル、ハーブや柑橘果実、香りは強すぎず、全体に控えめ、中盤から酸味の広がり
#2:2017 Chardonnay
フローラルさを生かしたスタイル、コストがかかるので樽は使用せずステンレスのみ。淡イエローカラー、メロンやリンゴ、ミネラル、生き生きした酸味、口当たりの良いワイン
#3:2017 Pinot Noir Rose
#4:2016 Pinot Noir
「ピノは好きな品種であり、クローン(777)を変えてから、品質がとても良くなりました。育てるのが難しい品種で、樹勢が強いので、しっかりと手を入れていかないといけない」とマイクさん。果実味、アーシーさ、スパイス、細やかなタンニン、1,000円台のピノとしてお薦め
#5:2016 Shiraz
樹齢90年のぶどう樹をカッティングして接木したシラーズ。「熟成にアメリカンオーク(古樽)は必要(フレンチオーク併用)。シラーは力強いのでオーク由来のヴァニラが合う。過熟させないことが大事」とマイクさん。1,800円で購入できる魅力的なシラーズ!
#6:2016 Merlot
樹齢20年、ワイナリー創業時、植樹したメルローは柔らかさのある味わい。J・ハリディは「マイク・プレスが栽培する4つの赤品種では、メルローが最もアデレード・ヒルズの気候に合っている」とコメント。ブラックベリーやストロベリー、スパイス、アメリカンオークとフレンチオークを併用
#7:2016 Cabernet Sauvignon
色調はガーネット、フレンチオークで16ヶ月熟成、カシス、ブラックオリーブ、タンニン滑らか、味わいしっかり
 

マイク・プレス・ワインズ × Weberグリルアカデミー × グラズマターズのコラボ


世界 No.1シェアのBBQグリルメーカー Weber(ウェ-バー)社が日本に進出してBBQに関する正しい知識と「焼くだけ」ではないBBQグリルの可能性を広く普及するために開設したのがグリルアカデミー。下準備からグリルのコツまで専属シェフに学びながら、食材を自分たちで料理し、ワインとともに楽しむ体験型ワークショップです。

ローカルフードを反映させるというコンセプトがあるので、当日はマイク・プレス・ワインズが本国に帰った時に、応用できるような料理が提案されました。我々も料理に挑戦しながらマリアージュを楽しみました。



ホイップしたゴートチーズと杉板スモークサーモンのミニオープンサンドウィッチ
「すべてのワインを試飲して料理を考えましたが、SBの酸がとても印象に残りました。そこで、酸を生かしながら、相性の良いシェーブルと梨を組み合わせ、(レバーグリルを使い杉板の香りを生かした)スモークサーモンにディルを添えています」と高瀬健マネージャー


脂で3時間程下ごしらえした鴨



松岡さんも鴨料理にトライ、Weber社が誇る蓋付のBBQグリル


蓋付だから美味しい
アメリカで本格的なBBQ文化が取り入れられたのは1952年のこと。
Weber社の先代の社長がBBQグリルを作るに至った経緯は・・・
海で使う金属製のブイを作る工場で働いていた時、12名の子供がいたので、妻の仕事を軽減させる意味で、(日本で普及しているような形の)BBQグリルを使い子供たちに食べさせていました。ところが子供たちからの味の評価は最低。ある日、海を見ていて、ブイを真っ二つに切り、蓋を使った器具のアイデアがひらめき、実現させることに。それがWeber社のグリルで、ブロック肉や大きな魚が焼けるのが特徴です。


新アイテムのロゼ


鴨のコンフィー、白菜と大根のオレンジ煮
3~4年前にプロヴァンスに行き、ロゼの印象が良かったので、ジュディさんから「ロゼも造って」とリクエストされて新規に加えたアイテム
「オーストラリアではグルナッシュを使うことが多いのですが、ピノ・ノワールはシャンパーニュの主要品種であり、色もきれいで、フレーバーも良く、自己主張しない点から選びました」とマイクさん


高瀬マネージャーがマグロの味付けを指導


山椒とハーブ風味のマグロのたたき、柑橘風味のオリエンタルソースかけ
シラーズのミント、ユーカリ、スパイス等のニュアンスがマグロの味わいと合って◎



Weberスタイル豚のチャーシュー、ポレンタケーキ添え × メルロー


この日のマイベストはシラーズ!

ヴィレッジ・セラーズが長年かかって開発したグラズマターズ

収納・保管、軽量で持ち運びにとても便利
好きな形に連結して使えますし、洗浄機にもそのまま入ります!


グラズマターズは現在、特許出願中。
ヴィレッジ・セラーズのリチャード・コーエン社長の会心の作です!


■製品についてのお問い合わせはヴィレッジ・セラーズ株式会社
℡0766-72-8680
http://www.village-cellars.co.jp
■Weberグリルアカデミー
https://www.weberpark.com/
■MIKE PRESS WINES
http://www.mikepresswines.com.au

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