So-net無料ブログ作成
  • ブログをはじめる
  • ログイン

NHK文化センターのシャンパン講座でマムRSRVとガズボーンの競演 [NHK文化センター青山 シャンパン講座]

7月最終週のシャンパン講座!
今回はシャンパンと英国産スパークリングワインを比較試飲しました。揃えたのは創業1827年の名門『G.H.Mumm マム』と2004年に誕生した『Gusborne ガズボーン』。ひとつ前のブログにガズボーンのリポートを載せていますが、その折、体験したブラン・ド・ブラン(BdeB)とロゼをセレクトしました。G.H.マムはディデイエ・マリオッティ最高醸造者が来日して披露してくださったRSRVシリーズのブラン・ド・ブランとロゼです。

供出した7アイテム

(供出順に左から)
#1:マム グラン コルドンNV
#2:ガズボーン ブラン・ド・ブラン2013
#3:マム RSRV ブラン・ド・ブラン2012
#4:マム RSRV ブラン・ド・ノワール2008
#5:マム グラン コルドン ロゼNV
#6:ガズボーン ロゼ2013
#7:マム RSRV ロゼフジタ


第1フライトのメインはブラン・ド・ブラン

#1:マム グラン コルドンNV
生産者:G.H.マム
ぶどう品種:ピノ・ノワール45%、シャルドネ30%、ムニエ25%、瓶熟20ヶ月
ドザージュ:8g/L
価格:6,150円(税別)
赤いリボンの『コルドン・ルージュ』が世界的デザイナー、ロス・ラブグローブの手によって革新的なデザインにチェンジ、ボトルは視覚&触覚で楽しめます。ネーミングも『マム グラン コルドン』になりました。大容量ボトルで飲めば魅力はさらに倍増!
黒系ぶどうを感じる色調、 フレッシュさが信条、種子の大きな果実(桃や杏)、トロピカルフルーツ、イースト、柑橘系果実の酸味、口中で果実味、チョーク、余韻に軽いビター感、バランス良好

#2:ガズボーン ブラン・ド・ブラン2013
生産者:ガズボーン・エステイト(英国)
ぶどう品種:シャルドネ100%、瓶熟36ヶ月以上
デゴルジュマン:2017年1月31日
ドザージュ:9g/L
価格:9,008円
サイモン・フィールドMWは2010年ヴィンテージ(VT)を試飲した特に「タルト・タタン、アーモンド、バターを塗ったトーストの風味を感じる」とコメントしていましたが、熟成したガズボーンのBdeBからは蜂蜜やバター、キャラメルやヘーゼルナッツのようなニュアンスを感じます。
最新VTの2013は輝きのある黄金色、フレッシュで溌剌、白系果実や白い花、塩味、ビスケット、口中クリーミー、冷涼年だった2013年は最初から最後まで続く凛とした“酸”が印象的。
講座生いわく「とうもろこしのニュアンス」と。5月のプレスランチで、ホワイトアスパラガスと合わせて絶妙だったBdeB、確かに白色系野菜や黄色系野菜に通じる要素あり


(左から順に)#1~#4
#1(黒ぶどうの比率70%)、#2(白ぶどう100%)、#3(白ぶどう100%)、#4(黒ぶどう100%)の色調の微妙な変化がわかります。

RSRVとはメゾン マムが代々守り続けているスタイルを具現化した最高峰のシャンパーニュ
■使用するぶどうはグラン・クリュのみ
■特別なキュヴェであることを示す裏ラベルのボトリングとデゴルジュマンの年月、ロットナンバー
■ドザージュ量はすべて6g/L

#3:マム RSRV ブラン・ド・ブラン2012
生産者:G.H.マム
ぶどう品種:シャルドネ100%(クラマンGC)
瓶詰日:2013年2月
デゴルジュマン:2017年2月
ドザージュ:6g/L
価格:9,500円(税別)
気泡は細やか、香り控えめ(グラス内の温度の変化でふくらみ)、白い花、レモン、アカシア、トロピカルフルーツ、アーモンド、口中で香りが広がり、綺麗な酸の余韻、梅酒似のニュアンス、マムが誇るGCクラマン(白亜の意)の畑に由来するミネラル感、お薦めの料理は甲殻類!

#4:マム RSRV ブラン・ド・ノワール2008
生産者:G.H.マム
ぶどう品種:ピノ・ノワール100%(ヴェルズネイGC)
瓶詰日:2009年6月
デゴルジュマン:2016年11月
ドザージュ:6g/L
価格:12,700円(税別)
2008年は糖分、酸味等において卓越したヴィンテージ。濃い目のベージュ、グラス表面の泡沫元気。第1香はおとなしめ、ブリオッシュ、スモークのアロマ、中盤から酸の広がり、野菜の旨味似のニュアンス、 ロースト、コーヒー、 乳酸、熟成したコンテチーズ、白身魚や白身肉に合わせて!


第2フライトはロゼの競演

#5:マム グラン コルドン ロゼNV 2018年6月22日発売
生産者:G.H.マム
ぶどう品種:ピノ・ノワール60%、シャルドネ22%、ムニエ18%、瓶熟24ヶ月
ドザージュ:6g/L
価格:7,400円(税別)
触って斬新、透明なボトルに“赤いたすき”のグラン コルドン ロゼ。透明感のあるオレンジ色、ストロベリーやさくらんぼのアロマ、ピンクグレープフルーツの味わいと内果皮似のビター感、ピンクペッパー、ミネラル感のあるフィニッシュ、エスニック料理や中華料理(餃子)等と合せて。


(左から順に)#5~#7
マムの最高醸造責任者ディデイエさんは「私にとってロゼは夏のイメージです。#5は日中、#7は夏でも空がピンクやオレンジに変わる夕暮れ時」と語っています。コルシカ島生まれのディデイエさんらしい表現。中央はガズボーンのロゼ、やさしいサーモンピンク色! 

#6:ガズボーン・ ロゼ2013
生産者:ガズボーン・エステイト(英国)
ぶどう品種:ピノ・ノワール100%、瓶j熟28ヶ月以上
デゴルジュマン:2016年5月20日
ドザージュ:8.2g/L
価格:8,284円
きれいなサーモンピンク色、気泡繊細、香りにも味わいにも赤系果実(イチゴやレッドカラント)のニュアンス、ミネラル感、塩味、#2同様、メリハリのある酸味

#7:マム RSRV ロゼ フジタ 2018年4月17日発売
生産者:G.H.マム
ぶどう品種:ピノ・ノワール70%、シャルドネ30%
瓶詰日:2013年7月
デゴルジュマン:2016年7月
ドザージュ:6g/L
価格:12,700円(税別)
#5よりわずかに濃い目のオレンジ(夕焼け色)、ブリオッシュ、焼菓子、ベリー系果実のアロマ、ブラッドオレンジ、スパイス、サーモンマリネのように色で合わせるマリアージュがお薦め


裏ラベルの瓶詰め表示:2013年7月/デゴルジュマンの表示:2016年7月

レオナール・フジタ没50年のイベント

映画『Foujita』でレオナール・フジタを演じたオダギリジョー

没後50年 藤田嗣治展
Foujita:A Retrospective - Commemorating the 50th Anniversary of Death
2018年7月31日(火)~10月8日(月・祝)@東京都美術館


■輸入元:ペルノ・リカール・ジャパン ℡03-5802-2671
■輸入元:BB&R ℡03-3518-6730

8月のシャンパン講座にはまたまたスペシャルなアイテムを用意しましたので、お楽しみに!


nice!(9) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

ワインジャーナリスト青木冨美子と行くシャンパーニュの旅 [NHK文化センター青山教室]

ワインで巡る世界ツアー”の第2弾ワイン界に変革をもたらしたカリフォルニア・ナパの魅力を探るもお陰様で満席になりました。ありがとうございます!
6月に現地取材してきたナパの最新情報、多様性に富んだナパの魅力を6種のワインを利き酒しながら、皆さまにご体感いただきたいと思っています。
9月12日、何卒よろしくお願いいたします。

第3弾はシャンパーニュの素晴らしいメゾンへ


本日はその第3弾をインフォメーションさせていただきます。
7月初旬から、企画していた案をメゾンや輸入元様に打診し、日放ツーリスト(NHKの外郭団体)の担当赤羽美和課長と打ち合わせを重ねることで、私のイメージを形にすることができました。
訪問するのは6メゾン 
~シャンパン界の次世代を担う旗頭レコルタン・マニピュランの『タルラン』、美しい女性当主の名を冠したロゼを産する『ローラン・ペリエ』、通好みのシャンパンハウス『ドゥーツ』、アール・ヌーヴォーの巨匠エミール・ガレの作品や19世紀末の芸術品に囲まれた優雅な『ペリエ・ジュエ』、英国の名宰相ウィンストン・チャーチルが愛した『ポル・ロジェ』、12世紀のセラーを所有し、独自性を貫く『ドラピエ』~
昨日、日放ツーリストのHPにもアップされました。

【御礼】 (追記2018年8月31日)
〝ワインジャーナリスト青木冨美子と行くシャンパーニュの旅〟の申込みは本日受付を終了いたしました。定員超につき、予定通り、ツアーを行います。ご応募くださったシャンパンラバーの皆さまに心から御礼申しあげます。200%の満足度を感じていただけるように私も頑張ります。
ありがとうざいました!

引き続き、よろしくお願いいたします!

nice!(7) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

目が離せない英国産スパークリング、来日した『ガズボーン』のローラ・リースMSとマリア―ジュ [NHK文化センター青山 シャンパン講座]

英国産スパークリングワイン『ガズボーン』
私は2015年に昭和女子大オープンカレッジでBB&R扱いのガズボーン(英国 ケント州)、キャメル・ヴァリー(同 コーンウォール州)、リッジヴュー(同 サセックス州)の3ワイナリーにフォーカスしました。その折、ガズボーンはブラン・ド・ブラン(BdeB)2010を選択、シャンパン『ドゥラモットBdeB2004』とのブラインド対決にしたのですが、講座生の好みは15対3、ガズボーンが優位でした!


来日したガズボーンのアンバサダー、ローラ・リースMSは、同国で、ローマ時代のぶどう畑の痕跡が発見されていることから、「英国でのワイン造りはローマ時代から」と語っていました。
ローマ人(ローマ帝国)は侵略したグレート・ブリテン島をブリタニアと呼んでいたようで、飲料文化(海外編)には「B.C.58年のジュリアス・シーザーのガリア征服戦によりワインはガリア(今のフランス、北イタリア)、ゲルマニア(ドイツ地方のライン川まで)、イベリア半島沿岸部、ブリタニア(イギリス)等を支配下におさめていき、その駐屯地には兵士の飲料用ワインを送り込み、ぶどう畑の開拓も行った」との記述がありました。

20世紀、英国でワイン造りが脚光を浴びるのはハンプシャー州ハンブルドンで商業用のぶどう園が開かれた1950年代のこと。本格的に始動するのは1980年、1990年代。1988年創業のナイティンバーは英国で初めてシャンパーニュ用の3品種シャルドネ、ピノ・ノワール、ムニエを植樹。1992年ヴィンテージのプルミエ・キュヴェがインターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティション(IWSC)で金賞を受賞し、英国産スパークリングの秀逸さを世界に示しました。


古くて新しいガズボーン
イギリス南東部ケント州アップルドアにあるガズボーンのぶどう畑の起源は1410年まで遡ることができます。創業は2004年で、2010年にリリースしたブリュット・リザーヴ2006がファーストヴィンテージになります。2013年から既に3回、IWSCでEnglish Wine Produce of the Yearを受賞しています。
自社畑は90㌶、内訳はケント州が60㌶(20㌶は2004年から2007年までに植樹、2014年に植樹した残りの40㌶はまだワインには未使用)、サセックス州は30㌶で、2014年に植樹。
ケント州の土壌は粘土と砂質、サセックス州は石灰質土壌で、収穫時期はケント州より2週間ほど遅いとのこと。
リースさんは「ワイン産地は標高が低く、なだらかな斜面で、海から離れていない場所。シャンパーニュ地方より、北に位置するので、酸味を保つことができ、ハングタイムが長いので、フェノールの熟度もあがります」とコメント。スパークリングワイン造りでは土壌、区画、品種ごとに収穫し、80~100のキュヴェをブレンドしています。



ガズボーンの名はグース(ガチョウ)、ボーン(小川の意味)に由来、ボトルネック部分にガチョウがいます!
#1:ブリュット・レゼルヴ2013 6,670円(税別)
ぶどう品種:ピ二・ノワール55%、ムニエ27%、シャルドネ18%、
ドザージュ:9g/L
ケント州アップルドアにある南向きの畑、粘土質・砂質ローム土壌、ステンレスタンクで発酵、MLF100%、瓶熟28ヶ月以上、フレッシュ感、芯のある酸味、柑橘系果実、白桃、ブリオッシュ、シナモン、ミネラル

#2:ロゼ2013 7,670円(税別)
ぶどう品種:ピノ・ノワール100%
ドザージュ:8.2g/L
ケント州アップルドアにある南向きの畑、粘土質・砂質ローム土壌、ステンレスタンクで発酵、MLF100% 、瓶熟28ヶ月以上、サーモンピンクの色調、香りは赤系果実のニュアンス、#1よりソフトな酸、ミネラル、クリーミーで可愛い印象

#3:ブラン・ド・ブラン2013 8,340円(税別)
ぶどう品種:シャルドネ100%
ドザージュ:9g/L
ケント州アップルドアにある南向きの畑、粘土質・砂質ローム土壌、ステンレスタンクで発酵、MLF100%、瓶熟36ヶ月以上、冷涼年、安定した気候、フレッシュ、白い花、白桃、アンズ、ミネラル、若干のビター感

#4:ブラン・ド・ブラン2012 参考商品
ドザージュ量12g/L、2012年は難しい年とのことでしたが、デキャンター誌のTOP75に選ばれています。「大変な年だったにも関わらず、ここまでのワインが造れたことが自信につながりました」とリースさん。注がれた当初は香り控えめ、果実味と中盤から余韻に続くきれいな酸味、バランス良好、今飲んで美味しいワイン

#5:ブラン・ド・ブラン2010 参考商品
ドザージュ量9g/L、2013年に似た冷涼年、熟成を感じる色調、気泡はワインに溶け込みスムース、ドライフルーツ(無花果)、ヘーゼルナッツ、アカシア、複雑味とまるみ

#6:ピノ・ノワール ブート・ヒル・ヴィンヤード2015 5,170円(税別)
夏にグリーンハーベストを実施、2009年から少量生産、気になるアイテム



画像提供:BB&R
ケント州の位置は地図下方、右側の大きなぶどうが目印


広尾のランベリー岸本直人シェフのメニューに合わせて

クレメ・ダンジュ 熊本県クレームソワニエ 梅とビーツ
"酸"の存在が明確、泡ものの酸と梅の酸、同じく双方のクリーミーな食感が◎


お洒落なしつらい~長野県天竜川の稚鮎 蓼とアヴォガドのディップ~


柑橘果実の内果皮似のビター感と稚鮎のソフトな苦みにディップのクリーミーさが相乗


北海道富良野より ホワイトアスパラガスのポシェ トマトのムース、美味!


(左から)ブラン・ド・ブラン2013、同2012、同2010
ホワイトアスパラガスの程よい柔らかさと歯ごたえの良さ
ブラン・ド・ブランとの相性では2012年が好み



山形産もち豚を2種の調理法で、ロティとプレゼ(蒸し焼き) アメリカンチェリーのポワレ
ブラン・ド・ブラン2010年の熟成感と豚のロティの相性〇




明るいルビー色、アメリカンチェリー、ラズベリー、ストロベリー、赤いバラ、ヴァニラ、胡椒、ミネラル、グラファイト、芯のある酸味、タンニンはまろやか、豊潤で心地良い余韻。ボランジェのコート・オー・ザンファン似の趣き


英国のワイン団体WineGB
「今春、Wines of Great Britain(WineGB)が誕生しました」とリースさん
従来からあった2つのワイン団体United Kingdom Vineyards Association(UKVA) とEnglish Wine Produces(EWP) が合併。両団体のリソースやスキル、専門知識が集約されて、英国のぶどう栽培やワインメーカーを代表する新たな団体WineGBがスタートすることになりました。

英国におけるワインデータ
英国のぶどう栽培面積は、現在約2,500㌶、約700(うち約540は商業用)のワイナリーがあり、2017年は500万本のボトルを生産しました。
スパークリングワインが全体の68%、スティルワインが32%で、栽培しているぶどう品種の71.2%はシャルドネ、ピノ・ノワール、ムニエ、残りの28.8%は他の品種(セイヴァルブラン、ミュラー・トウルガウ、バッカスetc)です。
地球温暖化の好影響もあり、ここ50年間で劇的な変化を遂げている英国には、シャンパンメゾンのテタンジェがケント州、ポメリーがハンプシャー州に進出しており、「今後も海外からの参入が見込まれる」とWineGBは推測しています。
泡好きには目が離せない状況になっています!


■製品についてのお問い合わせはBB&R ℡03-3518-6730

nice!(8) 
共通テーマ:グルメ・料理

ワイン界に変革をもたらしたカリフォルニア・ナパの魅力を探る@NHK文化センター青山校 [NHK文化センター青山教室]

『ワインで巡る世界ツアー』の第2弾はカリフォルニア・ナパにフォーカス!


今年の新たな試みとして〝ワインで巡る世界ツアー〟と題した単発講座を開催しています。
初回は日本でも人気上昇中のポルトガルに注目し、講座生の皆さまを“大西洋の真珠”と称されるポルトガル領マデイラ島に誘いました。
皆さまから「目からウロコ体験をしました!」とのお声をたくさん頂戴し、私もとても嬉しいです!

さて、その第2弾ですが・・・今回は6月に現地取材してきたナパにフォーカスします。
帰国後、ブログにダイジェスト版のナパ情報をアップしていますが、講座では多様性に富んだナパの現状と6種のナパワイン(今、マリア―ジュも考えています)を味わいながら、その魅力を体感していただきます。

IMG_3867.JPG

講座の前半で基本的な知識、後半のテイスティングでは白ワイン2種、赤ワイン4種を利き比べます。世界のワイン界を驚愕させたナパワインは、わかりやすい点も特徴のひとつなので、今回は時に「ワインは難しくて・・・」と躊躇なさっている方に、ご参加いただけると嬉しいです!

【案内】
日時:9月12日(水) 19時~21時
定員:20名 満席(キャンセル待ち登録可)
会員/受講料:4,492円、教材費:3,200円(税込)
一般 (入会不要) /受講料:5,173円、教材費:3,200円(税込)
[イベント]詳細はNHK文化センター青山校のワイン界に変革をもたらしたカリフォルニア・ナパの魅力を探るをご覧くださいませ!
皆さまの参加をお待ちしております、どうぞよろしくお願いいたします。

協力:ナパヴァレー・ヴィントナーズ(NVV)
nice!(7) 
共通テーマ:グルメ・料理

ピエモンテ『La Scolca』から5代目キアラ・ソルダーティ女史来日、15年熟成のスプマンテを披露!! [来日したワイン生産者&関係者]

来年100周年を迎える『テヌータ・ラ・スコルカ』

伊ピエモンテ州の名門『テヌータ・ラ・スコルカ』から5代目のキアラ・ソルダーティ女史が初来日して、パレスホテルの『和田倉』でガヴィ&スプマンテとのマリアージュを楽しみました。
ラ・スコルカとは、「Sfurca (注意)」と、以前監視所だった農家が由来のネーミングです。すべて自社畑(50㌶)で栽培を行っています。表記はしていませんがビオディナミ農法を導入、世界50ヶ国に輸出しています。6代目になるご子息は現在14歳。2019年に創業100周年を迎えます!

和田倉の料理長の小粋なおもてなし

小暑とは二十四気のひとつで、夏至から数えて15日目、陽暦では7月7日七夕の頃をさします。昔は“梶の葉”の裏に願い事を書く風習があったようです。


ピエモンテ州が誇る偉大な白ワイン、ラ・スコルカでしか造れないガヴィ ・デイ・ガヴィ[レジスタードトレードマーク]2016

ガヴィ・ロヴェレートの丘陵地帯の樹齢60年のコルテーゼ100%、土壌は粘土質、ステンレスタンクで発酵、シュル・リーで7ヶ月間熟成させ、毎年4月に瓶詰。若くても10年位熟成させても楽しめるワイン、生産本数30万本。緑がかった輝きのあるイエロー、酸味フレッシュ、ミネラル、白い花、コルテーゼの特徴とも言えるアーモンドのニュアンス、希望小売価格8,000円(税抜)。
アスパラガス、お豆腐と合わせてガヴィ◎、「モダンなワイン」とキアラさん。
トム・クルーズの結婚披露宴に供出され、2013年のスキーワールドカップ(スイス)や2014年のソチオリンピックでも使われたガヴィの中のガヴィ!

コルテーゼ100%のスプマンテ2種登場!

西村圭太郎チーフソムリエの丁寧なサービス


瓶内2次発酵で造ったスパークリング ミッレジマート2009
ガヴィ・ロヴェレートのガヴィDOCG丘陵地帯のコルテーゼ100%、72ヶ月以上の瓶内熟成、ドザージュ4g/L。明るい黄金色、気泡細やか、口中クリーミー、柑橘系果実、蜂蜜やトロピカルフルーツ、アーモンド、チョコ、白胡椒、希望小売価格9,000円(税抜)
帆立と、添えてあったライムを一緒に食して口中渾然一体、得も言われぬ味わい。


彩り、食感、風味等、味わいが異なる三重奏!



ヌタ(胡瓜)と良い相性

日本未入荷の逸品

10年以上の熟成を経た『スプマンテ・ブリュット・リゼルヴァ・ダンタン[レジスタードトレードマーク]2003』


IMG_4458 (2) 泡2003年.jpg
標高400mのガヴィDOCG丘陵地帯で収穫されたコルテーゼ100%のスプマンテ、瓶内2次発酵、手作業主体、瓶内熟成最低10年、ドザージュ4g/L、最良年にしか生産しない数量限定アイテム(約1,000本)、初ヴィンテージ1982年。
黄金色で気泡はワインに溶け込み口中ねっとり&滑らか、ビスケットやアーモンド、ミネラル、塩味と旨味と複雑味、日本上陸を期待したい逸品、希望小売価格12,000円(税抜)



キアラさんがお気に召していた揚げ物
スプマンテが口中の脂分をきれいに洗い流してくれました!


視覚&味覚でナイスだったゼリー
ワインの酸味とも良く合います

■製品についてのお問い合わせは日欧商事東京本社 ℡03-5730-0311
http://www.jetlc.co.jp/brand/winery_info/w_introduction?WineryM_SEQ=9

nice!(8) 
共通テーマ:グルメ・料理

注目! サヴォワ・ワインと和食とのマリアージュ@割烹「小田島」 [来日したワイン生産者&関係者]

品格あるサヴォワ・ワイン

画像左から)ニコラ・エフランさん、小田島オーナー、大越さん、小田島大祐さん

1979年創業の家族経営ワイン&スピリッツ会社GCF(本拠地:アルザス)からサヴォワスペシャリストのニコラ・エフランさんが来日。六本木の割烹「小田島」のムッシュこと、小田島稔オーナーの料理に合わせて、ザヴォワ・ワインと和食とのマリアージュを楽しみました。相性についての解説は大越基裕さんが担当なさいました。


サヴォワ・ワインの概要


■サヴォワ県は、東側はイタリアと、スイスとも国境を接しています。面積は東京都の3倍(6,028㎢)、人口は東京都の32分の1(約43万人)、冬のスポーツ(スキー)が人気、農業ではチーズの生産で有名
■栽培面積:2100㌶、ぶどう畑は標高250~500mに位置し、ぶどう品種は25 、その多くは固有品種で、代表的な白ぶどうはジャケールやアルテス、黒ぶどうはモンドゥーズやペルサン。サヴォワのぶどう畑の90%がAOP(原産地保護呼称)。白ワイン70%、赤ワイン20%、ロゼワイ5%ン、スパークリング5%の比率


GCFとパートナーシップを結んでいるメゾン・フィリップ・ヴィアレ所有の3ドメーヌ
ドメーヌ・レ・フィス・ドゥ・ルネ・ケナール/シャトー・ダプルモン/ドメーヌ・プヴェ(前身は苗木業

2015年9月からクレマン・ド・サヴォワがAOPに


ドメーヌ・ブヴェ クレマン・ド・サヴォワ2015はジャケール50%(ジャケールは40%以上使用しなければならない)、アルテス20%、シャルドネ30%のブレンド。樹齢は15年。瓶内2次発酵は12ヶ月(規定は9ヶ月)。ジャケールは熟成するとブリオッシュやトーストの香り。土壌は粘土石灰質。フランス国内には7つのクレマンがありました。一番最初に認められたのはアルザス。サヴォワは2015年に承認された「8番目」のクレマンになります。


イチジク 白和え 練りごま

大越:ジャケールは果実味は控え目で酵母っぽさが特徴、ミネラルやフローラル感、このワインは他のクレマンと比べると軽いタイプ。今回はごまや自然の甘味が効いたイチジクを選んでいますが、泡ものには香ばしさのあるものや滑らかな(泡は口中ではかなく消えていくので)ムースや茶わん蒸しが合います。

私感:ごまとイチジクの甘さが口中に広がると、それをきれいに洗い流してくれるクレマンなので、食事に最適。日本上陸に期待したいです!



フィリップ・ヴィアレ レ・フラコン・サヴォワ・アプルモン2017
アプルモン村は日当たりが良く、土壌は石を多く含んだ石灰質、品種はジャケール100%(アプルモンではジャケールのみ栽培)、フローラルなアロマ、ノン・マロを生かした軽やかでフレッシュな味わい


イカ 胡瓜 若布 三杯酢 叩き梅肉

大越:酸がしっかりしていて、柑橘系の香りとフローラルでミネラルのあるワインスタイル。味わいはドライでフレッシュな酸と塩味が特徴、テクスチュアはタイトなので、料理も脂分よりは清涼感+ヨード感を前面に。酸があるものとの相性が良いので、和風の三杯酢と梅肉を使い、魚介類も控えめなイカと合わせて。

私感:胡瓜は白ワインと喧嘩することがあるのですが、ここでは三杯酢の活用で、馴染みが良く、好印象! ムッシュ小田島のベテランの手腕



ドメーヌ・レ・フィス・ド・ルネ・ケナール シニャン・ベルジュロン2016

栽培面積18㌶、細かい泥灰・石灰質の堆積土壌、栽培しているぶどう品種はジャケール、モンドゥーズ、ルーサンヌで、このワインは山の急斜面(角度は75度/4㌶)に位置する南東向きの畑のルーサンヌ100%、シュル・リー(1年間)、MLF有、ラベルの鳥はサヴォワにしかいないベルジュロン




大越:ジャケールと比べると酸も穏やかで口中では横に広がるリッチな印象なので滑らかな食材を選択。ワインに塩気を感じるので雲丹を用意しましたが、雲丹だけをワインに合わせるのではなく、茶碗蒸しとデラウエアを一緒に食べることで、雲丹の塩気が中和されてバランスが良いと思います。茶碗蒸しの下にモリーユもあるのでそれも併せて

私感:雲丹とデラウエアの組み合わせの意外性、ほんのりとした甘味がアクセントに。モリーユの燻製っぽさと独自の味わいが料理全体に深みを与えていてびっくり!


冷やし茶碗蒸し モリーユ 生雲丹(殺菌した海水に漬け込んだ雲丹で旨味がより濃厚) デラウエア


飽きのこないクレマン、ミネラル感のアプルモン、豊潤なシニャン・ベルジュロン

モンドゥーズはピノ・ノワールとシラーの交配!

当日唯一の赤ワイン、ドメーヌ・ブヴェのアルバン・モンドゥーズ2016

栽培面積37㌶、粘土石灰質土壌、ぶどう品種はモンドゥーズ(冬寒く、夏暑くても耐えられるぶどう)、香りにはスミレやカシス、桑の実、スパイスの要素も。ぶどうはピノ・ノワールとシラーの交配。アルバン村でモンドゥーズを使うと「アルバン・モンドゥーズ」呼称に。サヴォワでは黒ぶどうの比率は少なく、一番多いのはガメ。モンドゥーズはガメよりもう少ししっかりしたタイプになります。醸造はマセラシオン4~5週間、18ヶ月オークで熟成、無濾過


カツオ叩き サラダ仕立て クレソン アンディーヴ

大越:ピノ・ノワールにシラーの香りをつけた感じのワイン。スパイシーさもあり、酸も乗っていて果実感があり、フレッシュでタイト。唯一の赤ワインにカツオを選んだのは、フレッシュさとスパイシーさの両面を楽しみたかったので、お肉ではなく、赤身の魚で。醤油ベースの味付けで、和の風味を生かす。

私感:カツオだけをワインに合わせても生臭さは無く、脇役(ドライトマトやクレソン等)がワインと料理の仲介役になり、相性の幅がより広がる印象


〆のワインはジャケール100%のシャトー・ダプルモンのアプルモン2016

栽培面積6㌶、白亜紀片岩質土壌、サヴォワ・ワインを代表する銘醸地アプルモン村のジャケール100%、ステンレス100%、フレッシュ感を生かすためノン・マロ、Alc11.5%、生産量3万本


参加者が絶賛した名古屋コーチン 炭火焼 ひと塩

大越:最初のワインと同じ品種ですが、比べると口中での厚みが違い、飲みごたえがあります。鶏肉に添えてあるマスタードを使うと、酸が後押しをして、鶏肉の脂分を切ってくれるので、素材自体の美味しさが楽しめます。

私感:シンプル・イズ・ベスト。新鮮な素材×ジャケールの高級キュヴェの組み合わせで素直な美味しさを実感!




スイスのシャスラもそうなのですが、山岳地帯のワインと和食とのマリアージュは魅力です!
サヴォワではぶどう栽培が相当な重労働で、岩が多いために手作業する時の負担がかなり大変とのお話でした。スキー客でにぎわうサヴォワにはモン・ブラン周辺に51もの星付きレストランがあり、冬場に大半のワインが消費されてしまいますが、夏場はワインの動きは緩め。
AOPとして認められたクレマン・ド・サヴォワは販売の95%がフランス国内、輸出はわずか5%のみ。冷涼な気候下で、育まれるフレッシュで、ミネラル感にあふれ、かすかな塩味を含んだサヴォワのワインは和食におすすめできる逸材なので、今後の販売と輸出増に期待したいところです。ただ、ここ6~7年の天候不順で、ワインのストックは減少、足りない状況になっているとのことだったのが、それが唯一の懸念事項です。


nice!(8) 
共通テーマ:グルメ・料理

エクスペリエンス・ナパ・ヴァレーENV2018 同行取材リポート <その1>   [エクスペリエンス・ナパ・ヴァレー2018]

最初のミッションはゴールデンゲートブリッジで

photo by M.Uenaka
エクスペリエンス・ナパ・ヴァレーENVについてはプロローグで全体の流れをご紹介したので、今回からは順を追ってリポートしていきます。
羽田組がサンフランシスコ到着後、最初に受けた使命は、強風のゴールデンゲートブリッジで記念撮影!



画像協力:NVV
この日は眠くても寝てはダメ、ENVのプログラムに備えてお勉強
講師はシレノス・ワイナリーのゼネラル・マネージャー、スコット・メドウさん。英語でのご挨拶の後、あらら、こてこての関西弁でプレゼンテーション、メンバーからは大受け。

スコットさんは30年ほど前、日本で7年間生活なさっていたそうです。日本で飲んだ『Chラフィット・ロートシルト1977』に感銘を受け、ワインにめざめ、帰国後、ワイン業界に参入。セミナーではご自身のワイン遍歴を盛り込みながら、ナパの歴史、テロワール、AVA等について解説。ここで学習したことはツアー最後の修了試験に出ました!

遊びと学習の一体化“ピザペアリング・ウェルカムディナー”

ガーギッチ・ヒルズ・エステート訪問は9年ぶりなのでとっても楽しみでした!
2003年からぶどうはすべて自社畑100%、オーガニックの認証も受けています。


ワイン界に大旋風を巻き起こした1976年のパリ・テイスティングで、白ワインのトップに選ばれたのがミリェンコ・マイク・ガーギッチさんが手掛けた『シャトー・モンテレーナ・シャルドネ1973』

マイクさんは1977年の独立記念日にコーヒー業を営んでいたオースティン・ヒルズと一緒に『ガーギッチ・ヒルズ・セラー』(2007年にワイナリー名を変更)を設立。以後、“King of Chardonnay”と呼ばれるようになります。当日、我々を迎えてくれたワインもマイクさんとは切り離せないガーギッチのシャルドネでした!

クロアチア原産のぶどう品種ジンファンデル
IMG_8336.JPG
マイク・ガーギッチさんの故郷はクロアチア、ラベルの左下には国旗も
ぶどう品種はジンファンデル98%、プティ・シラー2%、フレンチ大樽15ヶ月熟成

愛娘バイオレットさんは「クロアチア出身の父がナパに来て、初めての朝、目の前にあるぶどう樹(ジンファンデル)が、クロアチアのプラーヴァッツ・マリに似ていたので、父はこのぶどうがクロアチアの樹に違いないと思いました。その後、長い年月をかけて、UCデイビス校がDNA鑑定を行い、ジンファンデルのルーツがクロアチアであることが判明しました。ジンファンデルは私たち家族の思いが詰まったぶどう品種です」と語り、続けて、「私たちのジンファンデルは軽やかでエレガント、酸もきれいで果実味があり、どのような料理にも合わせられるのが特徴です。赤ワインが苦手とおっしゃる方にも飲んでいただけるワインです」と。


クロアチアはアドリア海を挟んでイタリアの対岸
1994年、UCデイビス校のキャロル・メレディス博士によるDNA鑑定でイタリアのプリミティーヴォ種とジンファンデルが同一品種であることが判明。

UCデイビス校とザグレブ大学の調査団が、クロアチアのプラーヴァッツ・マリのDNA鑑定をした結果、プラーヴァッツ・マリはジンファンデルとクロアチアのドブリチェッチの子供であることがわかりました、親子の関係!
その後、2001年12月に、ジンファンデルと同じDNAを持つツュリエナック・カシュテランスキ種が発見され、ジンファンデルのルーツがクロアチアであることが証明されました。

バイオレットさんから届いたメッセージ

今朝、バイオレットさんからメッセージが!
FIFAワールドカップ準決勝でイングランドとの激戦を勝ち抜いたクロアチアのサッカーチームへのお祝い!
マイクさんのお元気そうなお姿もありました。
決勝進出、おめでとうございます、相手はフランスですね、パリ・テイスティングを思わず連想!

マイクさんの常套句、幸運というのは準備と好機が出会った時に生まれるものなのですね、なるほど[わーい(嬉しい顔)]

4グループに分かれてピザ作り

画像協力:NVV
私のグループはバイオレット・ガーギッチさんがリーダー


ピザはトマトソースをベースにトッピングを工夫


投票(コルク栓)が一番多かったのはブラックバードチーム、おめでとうございます!


1位になったチームリーダーのポール・レアリーさんのワインとピザ!
メルロ・アライズ2014はメルロ37%、CF28%、CS21%、PV14%のブレンドタイプ、畑は20~24でナパの冷涼な区画のぶどうに特化。ワイナリーは2003年創業、メルロを中心にぶどう栽培が行なわれ、アーロン・ポットさんがワイン造りを担当。


ロンバウアーのセールス担当マネージャーのジョン・イーガンさん(左)
ロンバウアー・ヴィンヤード・ジンファンデル2016はジンファンデル94%、プティ・シラー6%のブレンドで、シャルドネに使用した樽を使って14ヶ月熟成。ワイナリーでの初ヴィンテージは1980年で、シェーファーのワイナリーと自宅のガレージでワインを生産。1984年に初ヴィンテージをリリース


日本未入荷のワイン、トネラ・セラーズのスティーヴ・トネラさん
ぶどう栽培業者として100年以上の歴史があり、2010年からワイン造りを開始。初リリースのカベルネ・シーヴィニヨンは6週間で完売、2014年にはソーヴィニヨン・ブランを、来年にはボルドーブレンドをリリース予定。父親がルートストックの会社を経営していて、現在、使用しているクローンもナパ以外では使われていない純な存在とのことでした。ワインは果実味があり力強いタイプ!


ナパの心地良いディナー



ジンファンデルには粉もの、ピザやパスタが合います!


バターミルクとヴァニラのパンナコッタ、ラズベリーの酸味がアクセント!



徹夜状態の初日が無事終わりました、大変お疲れ様でした!

2日目はイノベーションとテクノロジー、土壌とカベルネと題したパネルディスカッション、ぶどう畑ツアー、そして意外な品種が登場するディナーの予定
では、後日のリポートで!

nice!(8) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

コンチャ・イ・トロ社のファインワインアンバサダー パブロ・プレサックとスペシャル・テイスティング! [来日したワイン生産者&関係者]


コンチャ・イ・トロのファインワインアンバサダーのパブロ・プレサックさんと昨秋以来の再会!


会場は2017年6月に日本初上陸したばかりの店舗
NYのマンハッタンエリアで人気のベンジャミンステーキハウスの六本木店

マルケス・デ・カーサ・コンチャをベースに3品種を比較試飲

アペラシオン、ワインスタイル等、異なる点を見ながら、チリワインの多様性を検証
(試飲はボトル右から左の順に)
#1:マルケス・デ・カーサ・コンチャ シャルドネ2016
#2:アメリア シャルドネ2016
#3:マルケス・デ・カーサ・コンチャ カルメネール2015
#4:カルミン・デ・ペウモ2013
#5:マルケス・デ・カーサ・コンチャ カベルネ・ソーヴィニヨン2015
#6:ドン・メルチョー2015


北から南下していくと、リマリ・ヴァレー、マイポ・ヴァレー、カサブランカ・ヴァレー、カチャポアル・ヴァレーとなります。


リマリはいたるところにサボテンが群生していてびっくり、北には世界一乾燥しているアタカマ砂漠 (2014年9月撮影)

第1フライトはセビーチェに合わせて2種のシャルドネ

魚介類やハーブ、要はコリアンダー!


#1:マルケス・デ・カーサ・コンチャ シャルドネ2016 小売価格2,200円(税別) 
D.O.リマリ(リマリ・ヴァレー)、ケブラダ・セカ・ヴィンヤード
創始者がスペイン国王から拝受した“マルケス(侯爵)・デ・カーサ・コンチャ”の称号をネーミングにしたワインで、1976年にカベルネ・ソーヴィニヨンを使って初リリース。チリの土壌の多様性を表現したアイテム。

標高190m、ケブラダ・セカ・ヴィンヤードはリマリ川の北側にあり、太平洋から10~18kmに位置する霧が多く、午後は日射が強いエリア。石灰質主体で有機物を含んだシルト(沈泥質粘土)の沖積土壌。年間の降雨量はわずか80mm、水源は地下水&アンデスの雪解け水を利用。昨今干ばつの影響を受けており、ケブラダ・セカで栽培をしているのはコンチャ・イ・トロ社だけ。リマリでシャルドネを生産するようになったのは2011年頃。
ぶどうは枝ごと破砕、圧搾。オークの発酵槽で12~15日以上発酵、5%MLF、樽で12ヶ月熟成。ワインメーカーはマルセロ・パパ

#2:アメリア シャルドネ2016 小売価格5,000円(税別)
D.O.カサブランカ(カサブランカ・ヴァレー)、ラス・ぺトラス・ヴィンヤード
チリで最初にリリースされたアイコンシャルドネ
リマリ・ヴァレーから450km南下するとカサブランカ・ヴァレー。ラス・ぺトラス・ヴィンヤードは太平洋から30km内陸に位置する畑で、1993年頃からシャルドネを生産、海からの影響はリマリほど受けませんが、風が強く、霧も多く発生するエリア。ぶどうが熟すまでに長い時間がかかり、複雑味のあるぶどうが収穫できます。土壌は粘土質、風化した岩やカコウ岩が多い土壌。生産量は1,000ケース。
ぶどうは房ごと破砕・圧搾、樽発酵の後、フレンチオークの樽で8ヶ月熟成、その後ステンレスタンクでブレンド、非MLF。ワインメーカーは奇才イグナチオ・レカバレン

料理との相性:ワインはともにミネラル感、海岸由来の塩味あり。柑橘果実の酸味が効いたセビーチェと好印象。チリ訪問ではセビーチェとソーヴィニヨン・ブランと合せることが多かったのですが、透明感のある綺麗な酸と相乗。アメリアは単独で飲むと樽の要素を感じますが、セビーチェと合せると鉱物的な香りや味わい、ノン・マロの凛とした酸が調和して◎

チリ変革のワンポイント情報
チリワインのご意見番 WANDSの番匠さんが、伝説的なチリのワインメーカーたちとその歴史について言及。「1970年代、1980年代のチリは混乱した時期だったので、本格的なワイン醸造に携わった人はいなかった(スペインもフランコ政権下で同様)。パブロ・モランデ(1982年にカサブランカ・ヴァレーの畑を開拓した人物で当時はコンチャ・イ・トロの醸造家)やイグナチオ・レカバレン(現在コンチャ・イ・トロでアメリアやカウミン・デ・ペウモを醸造する奇才)やアウレリオ・モンテス(モンテスの創業者)といった、既に70歳を越えている彼らの後の世代が抜け落ちており、その後に続くのがアルバロ・エスピノサ(チリワインの第一人者でバイオダイナミック農法の先駆者)の世代」と。

当時、パブロ・モランデはコンチャ・イ・トロ、イグナチオ・レカバレンはサンタ・リタからサンタ・カロリーナ、そしてアウレリオ・モンテスはサン・ペドロに籍を置いて活躍しており、これらの4社が1990年代初めまでチリワインを牛耳っていて、4社にぶどうを売っていた人たちが90年代に独立したり、欧米からの資本が参入してくることで、チリワインの歴史が変わっていくことに! これはとても興味深いお話でした。


第2フライトはカルメネールにフォーカス
1830年代、実験的にボルドーから持ちこまれ植樹されたカルメネール。その後、フランスでフィロキセラが蔓延し、世界のワイン産地に広がりましたが、チリは四方を自然の要塞に囲まれているので、フィロキセラ禍とは無縁でした。1830年代にはカルメネールだけでなく、欧州の様々な品種も同時に植樹されましたが、カルメネールは150年以上にわたって、メルロと間違えられていて、異なる品種であることを証明したのはフランス人のぶどう学者で1994年11月のことでした。


#3:マルケス・デ・カーサ・コンチャ カルメネール2015 小売価格2,200円(税別)
D.O.ペウモ(カチャポアル・ヴァレー)、ペウモ・ヴィンヤード
標高170km、ペウモは首都サンチャゴから190kmの場所に位置し、コンチャ・イ・トロが所有する2番目に古い畑でカルメネールに最適、入手したのは1910年。ぶどう樹はプレ・フィロキセラの台木を使用。土壌は深く、川に由来するシルト(沈泥質粘土)の沖積土。手摘み収穫と機械収穫。

ぶどう品種はカルメネール87.5%、カベルネ・ソーヴィニヨン12.5%のブレンド、ぶどうを除梗し、密閉したステンレスタンクで発酵8日間、フレンチオークで16ヶ月熟成。深みのあるガーネット、黒系果実、スパイス、酸味とタンニンのバランス

#4:カルミン・デ・ペウモ2013 小売価格23,000円(税別)
D.O.ペウモ(カチャポアル・ヴァレー)、ペウモ・ヴィンヤード、ピルケ・ビエホ・ヴィンヤード、プエンテ・アルト・ヴィンヤード
ペウモ・ヴィンヤードはカチャポアル川に沿った海岸線に近い山岳地帯の標高170mに位置し、フィロキセラ以前の樹から分けられたカルメネールのぶどう樹を使用。ファーストヴィンテージは2003年、その後、05年、07年、08年、09年、10年(樽熟成17ヶ月)、11年、12年、13年(樽熟成13ヶ月)と生産。10年、11年、13年は5月20日前後の収穫、12年は暑かったので、若干早かったとのこと。10年と13年に見られるように新樽率が減っているのが昨今の特徴。「セクシーカルミン」とパブロさん、希少600ケース

ぶどう品種はカルメネール91%、カベルネ・ソーヴィニヨン5%、カベルネ・フラン4%(ドンメルチョーに使う畑)をブレンド、ぶどうは除梗後、ステンレスタンクで5~7日間発酵、フレンチオークで13ヶ月熟成。深みのある紫色、ブラックベリーやカシス、グラファイト、ミネラル、酸味とタンニンと果実味のバランスが秀逸、時間の経過で酸味の印象、魅力的なワイン。ワインメーカーはイグナチオ・レカバレン

料理との相性:2種のワインの滑らかなタンニンが口中の脂分をきれいに洗い流してくれる印象、パプリカの青さと甘さがアクセントになっている感あり、楽しめました。


「チリにおいて、栽培面積の第1位はカベルネ・ソーヴィニヨン、第2位はソーヴィニヨン・ブラン、第3位がカルメネールですが、第2位になる可能性があります。センシティブな品種で、接木をすると収量や品質に問題が発生することも多く、気候も温暖で、土壌も粘土質であることが好ましいので、その意味からも、ペウモの土壌は目が詰まった粘土質であり、温かいエリアなので、熟すまでに時間がかかる晩熟ぶどのカルメネールには最適。収穫の時期は5月(北半球の10月半ばから11月)頃」とパブロさん。

第3フライトはカベルネ・ソーヴィニヨン

#5:マルケス・デ・カーサ・コンチャ カベルネ・ソーヴィニヨン2015 小売価格2,200円(税別)
D.O.マイポ(マイポ・ヴァレー)、プエンテ・アルト・ヴィンヤード&ピルケ・ヴィンヤード
アンデス山脈の麓に位置(プエンテ・アルトは標高650m、ピルケ570m)、マイポ・ヴァレーで最も冷涼なエリアで日較差が大きい。数年前から収穫を少し早めにすることで酸味を残し、フレッシュで果実味を重視したスタイルに変更。熟成の折、50%はイタリアンカスク(5000L)を使用。ワインメーカーのマルセロ・パパのアイデアによるもので、樽材はフランス製、内部は焼かず、樽の生産だけをイタリアで行っているガンバカスク。
品種のブレンドはカベルネ・ソーヴィニヨン95%、カベルネ・フラン4%、シラー1%、生産本数4万ケース

#6:ドン・メルチョ2015 小売価格11,000円(税別)
D.O.プエンテ・アルト(アルト・マイポ・ヴァレー)、ドン・メルチョー・ヴィンヤード
世界に誇るチリの銘醸ワイン、標高650m、アンデス山脈の麓にあり、マイポ川の北側に位置する畑プエンテ・アルトではドン・メルチョー、アルマ・ヴィーヴァ、チャドウィックのワインが造られており、チリ最高のワインができる。区画は7つあり、それらはさらに140以上に細分化され、別々に醸造。ステンレスタンクで発酵、10日間。発酵後、10日~20日間タンクで密閉し、マセレーション。フレンチオークで15ヶ月(新樽69%、他は1年樽)。フランスの醸造コンサルタント、エリック・ボワスノと一緒にチーフワインメーカーのエンリケ・テイラドが最終ブレンドで使うワインを選択。生産量は8,300ケース
まだ若さを感じさせるパープルカラー、粘性は高く、赤い果実、グラファイト、切れの良い酸味、滑らかなタンニン、ぶどう由来の甘やかさ、長い余韻

料理との相性:安定した味わいのマルケス・デ・カーサ・コンチャはプライムリブの脂分と絶妙のマリアージュ、ドンメルチョーは時間の経過により、タンニンや酸味の要素が広がり、熟成肉の旨味と互角の相性


8週間熟成させたアンガス牛のプライムリブ、なんと450g!!
素直に美味しい味わい
ランチタイムで200g、完食できなかった分は初めてのお持ち帰り体験


すべてが終わり、ワインを背景に笑顔のパブロさん

コンチャ・イ・トロだけで、すべてを網羅できる底力
マルケス・デ・カーサ・コンチャを軸にしたシャルドネ、カルメネール、カベルネの3フライトでしたが、2,200円のカリテプリなレンジから、ボルドースタイルのエレガントなカルミン、世界から高く評されているドン・メルチョーまで、その幅広さと安定感はチリ屈指の実力派であると実感しました!


昨年のコンチャ・イ・トロ訪問でパブロさんとの記念ショット(2017年9月撮影)


パブロさんとの試飲はマルケス・デ・カーサ・コンチャのシャルドネとピノ・ノワール
(2017年9月撮影)

■製品についてのお問合わせ先は日本リカー(株) ℡03-5643-9772

nice!(5) 
共通テーマ:グルメ・料理

【ご案内】9月3日開催の第8回『日本で飲もう最高のワイン 表彰式&テイスティング会』 [日本で飲もう最高のワイン]

8回目を迎えた『日本で飲もう最高のワイン』

ホテル椿山荘東京の庭園を眺めながら


7月1日&2日の2日間にわたって実施された日本で飲もう最高のワインの審査が終わりました!


初日に行われた専門家審査員の紹介 photo by Kawai

集合
(C)日本で飲もう最高のワイン
2日間の日程が終ってフルメンバーで!

同品評会は専門家審査員と一般愛好家審査員によって行う独自のスタイル
専門家審査員は2グループに分かれて




9月3日に開催するテイスティング会についてはFBでもご紹介させていただきました。
皆さまの参加をお待ちしております!

[ハートたち(複数ハート)]7月5日(木)9時~受付開始
一般前売りWEB予約ご案内http://www.best-wine.jp/tasting/
審査員同伴専用WEB予約特別優待のご案内
クリックで拡大

nice!(10) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

デュヴァル=ルロワのジュリアン来日!! プレスランチセミナー&シャンパン講座でプレシャス・パーセルにフォーカス [NHK文化センター青山教室]

【第1部】デュヴァル=ルロワプレスランチセミナー@アルカナ東京

シャンパーニュ デュヴァル=ルロワから6代目で専務取締役のジュリアン・デュヴァル=ルロワさんが来日して、メゾンのポリシーを具現化したキュヴェ『プレシャス・パーセル・シリーズ』をテーマにプレスランチセミナー@アルカナ東京を開催しました。
同メゾンは環境に配慮したワイン造りにいち早く特化し、社会・文化活動への積極的なサポートなど、常に業界をリードする先駆的な活動を続けています。

クロ・デ・ブーヴリーのシャンパンとぶどう畑


3.3Ha.jpg
photo by Fumiko

選び抜かれたプレシャス・パーセル・シリーズ

(左から右に)
#1:クロ・デ・ブーヴリー2006
同じ場所、同じ製法、同じ品種なので、違いは気候のみ。気候の変化がワインに与えた影響を素直に表現したアイテム
#2:プティ・メリエ2007
忘れられたぶどう品種の復活
#3:キュミエール2005
有機栽培によるピュアなピノ・ノワール
#4:ブジー2005
シャルドネの対極にあるぶどう品種


グラスは右から左の順に#1~#4


#2のプティ・メリエはシャンパーニュ地方のマイナーな白ぶどう品種で、デュヴァル=ルロワでは「酸味の強さが特徴で、ルバーブのアロマがアルコール発酵によって白イラクサの香りになる」と表現しています。野菜のニュアンスがあるので、ここでは白とグリーンのアスパラガスに合わせて相性を楽しみました。


200度のオーブンで焼いた温野菜の甘味、旨味が10年以上の熟成を経たアイテムと相乗

最新アイテム『エクストラ・ブリュット』

2年前にデビューしたエクストラ・ブリュット・プレスティージュ・プルミエ・クリュNV
ラベルには独立系家族経営メゾンであることが表現されています。


ぶどう品種はプルミエ・クリュ(一級畑)とグラン・クリュ(特級畑)のシャルドネ65%とピノ・ノワール35%を使用、ドザージュは5g/L以下、リザーブワインは40~50%


【第2部】NHK文化センター青山校シャンパン講座
第1フライトでハプニング

6月27日の講座で、ナパからの帰国時に購入したカリフォルニアのドメーヌ・シャンドン・ロゼ(未入荷)とエクストラ・ブリュット・プレスティージュ・プルミエ・クリュNVをブラインドで供出したところ、思わぬハプニングが!

IMG_4288.jpg
本来ならこのような比較試飲でしたが、あらら、色調が違い過ぎて・・・そこで全員で色違いのロゼをテイスティングすることに

#1:シャンドン・ロゼNV

生産者:ドメーヌ・シャンドン(米国/1973年創業)
ぶどう品種:CH、PN、M
価格:23ドル
サーモンピンク(左側)のほうはルビーグレープフルーツを彷彿とさせる香りや酸味、味わいにも内果皮由来の軽いビター感があり、フレッシュで溌剌さのあるタイプ。片や濃い方(右側)は香り華やか、ベリー系果実のような甘やかさ、種の大きな果実(スモモやアンズ)、香り同様、味わいにもキャンディ似の甘いニュアンスがあり軽いタンニンがアクセントのチャーミングなタイプ。講座生の好みは約半々に分かれました。私はサーモンピンク派!
酒質自体問題ないので、カリテプリなアイテムと言えますが、何故ここまでの色の差が出たのか。考えられる原因を調べています。

【追記(7月3日付)】ロゼの色の違いについて、松本信彦日本エノログ連盟会長に伺いました。 「ボトル内の酸素の含有量の違いが色調の変化に繋がったと考えられる」とのことで、ボトル内の酸素が微量といえども、淡い色のほうより多かったことで酸化が進み、色の違いに出たようです。


#2:エクストラ・ブリュット・プレスティージュ・プルミエ・クリュNV
IMG_4283.JPG
生産者:デュヴァル=ルロワ(NM)
ぶどう品種:CH65%、PN35%
ドザージュ:5g/L未満
価格:8,800円
初めてラベルに「エクストラ・ブリュット」と表記したアイテム。デュヴァル=ルロワでは以前からドザージュが少なめでも「ブリュット」と記載していたので、とても斬新。キュヴェの綺麗さ、ぶどうの質の良さを感じさせるアイテム、マダム・キャロルのお気に入り

第2フライトはパーセル・コレクション
IMG_4281.JPG
(左から右に)
供出順はジュリアンさんとのプレスランチセミナーの時の#2と#3を変更

#3:クロ・デ・ブーヴリー2006
生産者: デュヴァル=ルロワ(NM)
ぶどう品種:CH100% プルミエ・クリュ (メゾンの要クロ・デ・ブーヴリー)
ドザージュ:エクストラ・ブリュット
生産本数:15,888本
価格: 15,600円
マダム・キャロルを象徴するシャンパン
2002年から生産。シャルドネ100%(平均樹齢50~60年)、土壌は白亜質石灰層と一部火打石が混在。「火打ち石土壌の特徴はユーカリやミントのニュアンス」とジュリアンさん。オークの小樽&伝統的な大樽で熟成。毎年生産しているアイテムで、メゾンの研究材料の役目も兼ねています。
気泡細やか、白い花やおしろい花、洋梨やレモンのアロマ、石灰由来のミネラル、アカシア、黄金飴、口中ではぴ~んと張った矢のようなイメージ。長い余韻。2006年らしい果実の豊かさを感じるアイテム

#4:キュミエール2005
生産者: デュヴァル=ルロワ(NM)
ぶどう品種:PN100% プルミエ・クリュ (ヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区キュミエール)
ドザージュ:ブリュット
生産本数:5,648本
価格: 15,600円
ジュリアン・デュヴァル=ルロワ(長男)を象徴するシャンパン
オーガニック100%、オーガニック栽培はぶどう畑全体の2%のみ。石灰質の粘土層、オークの小樽で熟成。
以前はオーサンティ(フランス語で“正真正銘”の意味)・キュミエールという名でリリースしていた製品。私が初めてキュミエールを試飲したのは2012年で、2003年ヴィンテージでした。2003年は極寒、猛暑、雹(ひょう)、霰(あられ)の凄い気候だったのですが、そのような状況下でもワインは奥行があり、本当に豊潤で感嘆しました! それ以来、ずっと気になっているアイテムです。
色調はゴールド、ドライフルーツやナッツのアロマ、ドライフラワー、チーズの外皮、スパイス、旨味、凝縮感

#5:プティ・メリエ2007
生産者: デュヴァル=ルロワ(NM)
ぶどう品種:プティ・メリエ100%(ヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区ヴァントゥイユ/購入ぶどう)
ドザージュ:エクストラ・ブリュット
生産本数:988本
価格: 18,000円
シャルル・デュヴァル=ルロワ(次男/マーケティング担当)を象徴するシャンパン
個性的なシャンパンを好む愛好家向け、希少品種プティ・メリエ100%で特徴は酸味の強さ。粘土質土壌、オークの小樽で熟成。4つの中で一番淡いイエローカラー、黄色系果実レモンやカリン、芯の通った酸味、温度変化で酸の鋭さにまるみ、余韻にビター感

#6:ブジー2005
生産者: デュヴァル=ルロワ(NM)
ぶどう品種:PN100% グラン・クリュ(モンターニュ・ド・ランス地区ブジー)
ドザージュ:無
生産本数:3,258本
価格: 15,600円
ルイ・デュヴァル=ルロワ(三男/広報担当)を象徴するシャンパン
オーガニック栽培のピノ・ノワール100%、土壌は粘土質石灰土壌、オークの小樽で熟成
色調は黄金色、ブリオッシュやビスケットのアロマ、白カビチーズ、ヘーゼルナッツ、スパイス、ミネラル、ストラクチュア&力強さ。以前はオーサンティ・ブジー・グラン・クリュという名でリリースしていた製品


[わーい(嬉しい顔)]感謝を込めて!
講座生大満足の時間になりました。
貴重な機会を与えてくださったコーエン社長&中村専務にこころから御礼申し上げます。様々な機会でデュヴァル=ルロワのシャンパンを供出させていただくことができたことを光栄に思っています。本当にありがとうございました。

希少なシェーブル

素敵な差し入れ、今牧場の良質な山羊ミルクから作った季節限定の茶臼岳のシェーブル!


私はシェーブル特有の臭みが苦手なのですが、これは別格、クリーミーな食感でエレガント!
M女史のご配慮に感謝、感謝です。

【お知らせ】
輸入元ヴィレッジ・セラーズでのデュヴァル=ルロワ扱いは本日6月30日迄となります。
新規輸入元はIconic Wine Japan

nice!(7) 
共通テーマ:グルメ・料理